JPH0528885U - 片引窓 - Google Patents

片引窓

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JPH0528885U
JPH0528885U JP2616891U JP2616891U JPH0528885U JP H0528885 U JPH0528885 U JP H0528885U JP 2616891 U JP2616891 U JP 2616891U JP 2616891 U JP2616891 U JP 2616891U JP H0528885 U JPH0528885 U JP H0528885U
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window frame
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JP2616891U
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幸弘 加藤
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アルナ工機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 窓枠本体の室外側突出部分および窓枠部材は
風雨にさらされており、窓枠本体の室外側突出部分の内
周面に雨水が滞留しやすく、また窓枠本体と窓枠部材と
のビス止め部分から雨水が室内に侵入する恐れがある
が、本考案はこれらの難点を解消することを目的とす
る。 【構成】 窓ガラス4の室外側で窓枠本体3の内周面に
溝部8を設けて、これに詰めゴム12が係嵌されると共
に、該詰めゴム12は窓枠部材6の端面が窓枠本体3の
内周面に突き合わされる部分まで延長して設けられ、窓
枠本体3側から窓枠部材6側にビス11が前記詰めゴム
延長部12aを貫通してねじ込まれてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は片引窓に関し、さらに詳しくは、例えば図1に示すように、自動車等 の取付躯体1に設けられる車両窓2の窓枠本体3に窓ガラス4、5を嵌め込み、 その室外側に窓枠部材6を窓枠本体3にビス止めするようにした片引窓に関する 。
【0002】
【従来の技術】
このような片引窓の一例を、一方を嵌め殺し、他方を可動とした車両窓2によ って更に詳しく説明する。図1に示すように、片側可動ガラス窓による車両窓2 の窓枠本体3に取付けられた一対の窓ガラスのうち、左側に取付けられる窓ガラ ス5を嵌め殺しの固定窓とし、右側に取付けられた可動窓ガラス4をスライドさ せて車両窓2を閉鎖した場合、窓ガラスの召し合わ部における水密及び気密が保 持できないことがあった。
【0003】 そこで片側可動ガラス窓による車両窓の窓枠においては、図2に示すように窓 枠本体3の中央部分にスライド窓ガラス4を挟んで、室外側に本考案の対象の一 つである窓枠部材たる補助中桟6をビス止めし、図3に示すように水密及び気密 を有するゴムパッキン13が上記補助中桟6の室内面に固着されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述のこの種車両窓2にその一例が示されるように水密及び気密を保持するた めにゴムパッキン13を固着した中桟(窓枠部材)6をその室外側に設けなけれ ばならず、この中桟6をビス止めするために窓枠本体3の一部をスライド窓ガラ ス4の室外面より更に室外側に突出させ、この突出した窓枠本体3の周方向中央 部分で中桟6の上下両端面を窓枠本体3の内周面に突き合わせ、窓枠本体3側か ら窓枠部材(中桟)6側にかけてビスをねじ込み、窓枠本体3に取付けるように している。このため、窓枠本体3の室外側突出部分および窓枠部材6は風雨にさ らされており、窓枠本体3の室外側突出部分の内周面に雨水が滞留しやすく、ま た窓枠本体3と窓枠部材6とのビス止め部分から雨水が室内に侵入する恐れがあ る。
【0005】 そこで本考案は、このような条件下にある片引窓において簡単な付加構成によ って上述の問題点を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を目的を達成するために、本考案は、実施例の参照符号を付して示 せば、請求項1によれば、窓枠本体3に窓ガラス4が取付けられると共に、窓ガ ラス4の室外側で窓枠本体3とは別部材の窓枠部材6の端面が窓枠本体3の内周 面に突き合わされ、窓枠本体3側から窓枠部材6側にビス11がねじ込まれるこ とによって窓枠部材6が窓枠本体3にビス止めされる車両窓2において、窓ガラ ス4の室外側で窓枠本体3の内周面に溝部8を設けて、これに詰めゴム12が係 嵌されると共に、該詰めゴム12は窓枠部材6の端面が窓枠本体3の内周面に突 き合わされる部分まで延長して設けられ、窓枠本体3側から窓枠部材6側にビス 11が前記詰めゴム延長部12aを貫通してねじ込まれてなる構成を採用される ものである。
【0007】 また請求項2によれば、請求項1の構成と共に、前記詰めゴム12の表面は室 外側に下り勾配の傾斜面12bに形成されてなる構成を採用するものである。
【0008】
【作用】
窓ガラス4の室外側で窓枠本体3の内周面に溝部8を設けて、これに詰めゴム 12が係嵌されるため、窓枠本体3の内周面が詰めゴム12で覆われることにな り、窓枠本体3の内周面に付着する雨水は詰めゴム12の表面から室外側に排出 される。
【0009】 また詰めゴム12は窓枠部材6の端面が窓枠本体3の内周面に突き合わされる 部分まで延長して設けられ、窓枠本体3側から窓枠部材6側にビス11が前記詰 めゴム延長部12aを貫通してねじ込まれてなるため、窓枠本体3と窓枠部材6 とのビス止め部分は詰めゴム12によって水封状態に結合され、ビス止め部分か ら雨水が室内に侵入するのを遮断する。
【0010】 請求項2によれば、請求項1の作用と共に、詰めゴム12の表面は室外側に下 り勾配の傾斜面12bに形成されてなるため、窓枠本体3の内周面は詰めゴム1 2の傾斜面12bで覆われた一種の水切りの役割を果たし、窓枠本体3の内周面 に付着する雨水は迅速に外部に排出され、その内周面に滞留することがない。
【0011】
【実施例】
図1に示すように、車両窓2の窓枠本体3は、水平方向に延びる上枠3aとそ の一端から下方に延びる前枠3bと前枠下端から後方に延びる下枠3cと下枠3 cの一端から前記上枠3aの他端にかけて上方に延びる後枠3dとからなり、一 本のアルミニウム押出形材によって形成されており、形材の両端は例えば後枠3 dの途中で突き合わせ溶接されるようになっている。
【0012】 そして非平行窓枠本体3の後半分(図中右側)には窓ガラス4が前方までスラ イド自在に嵌め込まれ、前半分(図中左側)には別の窓ガラス5が嵌め殺し状に 固定されている。
【0013】 更に詳細に説明すると、図2の縦断方向の図及び図3の横断面図に示すように 、アルミニウム製押出形材によって一体形成される窓枠本体3の断面は2つの大 略凹状の溝部7,8が室内外に並列した形状になっており、そのうち室内側の溝 部7にはその長手方向全域、即ち窓枠本体3の全周に弾性樹脂またはゴムからな るランチャネル9が接着され、このランチャネル9を介してスライド窓ガラス4 が前後方向にスライド自在に嵌め込まれている。室外側の溝部8には該溝部8に 形成した段面8aに固定窓ガラス5の上下縁及び前縁を当て付け、溝部8に係嵌 する押えゴム10によってその3周縁を固定するようになっている。そして補助 中桟6が窓枠本体3の中央部に設けられ、その上端が上枠3aに、またその下端 が下枠3cに後述の詰めゴム12を貫通してそれぞれビス11によって固着され 、この補助中桟6に設けられた溝部15の段面15aに固定窓ガラス5の後縁を 当て付け、溝部15に係嵌する押えゴム16によってその後縁を補助中桟6に固 定するようになっている。
【0014】 更に詳しく説明すれば、図4の斜視図に示すように窓枠本体3の室外側突出部 分3Aの内周面全域には前述の溝部8が形成され、これに詰めゴム12が係嵌さ れており、該詰めゴム12の表面は室外側に向かって下り勾配、即ち広がり状と なる傾斜面12bに形成されると共に、該詰めゴム12は、窓枠本体3、即ちそ の上下枠3a,3cとこれとは別体の窓枠部材たる補助中桟6の上下端面との突 き合わせ部分まで延長して設けられ、該延長部12aは図4の下枠3c側に図示 するようにその表面が下枠3c(上枠3aも同じ)の内周面と同一面になるよう にその境界部分12cで切除され、この状態でビス11を、窓枠本体3(上下枠 3a,3c)側から溝部8内の詰めゴム延長部12aを貫通して、窓枠部材たる 補助中桟13に、それに設けたビスホール6aにかけてねじ込むようになってい る。なお、図2及び図3において、14は水切りゴムである。
【0015】 また図3に示すように、補助中桟6の室内面に前後に幅広のリップ13a,1 3bを有するゴムパッキン13が固着されており、当然に水密及び気密機能を有 するものである。
【0016】 したがってこの実施例によれば、窓ガラス4の閉鎖時において該窓ガラス4か ら室外側に突出する部分の窓枠本体3の内周面に降りかかる雨水は詰めゴム12 の傾斜面12bから迅速に外部に排出され、その内周面に雨水が滞留することが なく、これは車両窓のように走行中に窓枠本体の内周面に激しく雨水が降りかか る場合に特に有効である。
【0017】 しかも室外側にさらされている窓枠本体3とこれとは別体の窓枠部材たる中桟 6とのビス止め部分は水切りゴム延長部12aによって完全に水封状態に維持さ れ、ビス止め部分より雨水が室内に侵入することはない。
【0018】
【考案の効果】
本考案によれば、窓枠本体の窓ガラスより室外側突出部分に詰めゴムを装着す るという極めて簡単な構成からなるため安価に製作することができ、しかも水封 効果は完全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の使用状態を示す図である。
【図2】同実施例の側面図である。
【図3】同縦断正面図である。
【図4】同横断平面図である。
【図5】同要部斜視図である。
【符号の説明】
3…窓枠本体、4…窓ガラス、8…溝部、6…窓枠部
材、11…ビス、12…詰めゴム、12a…詰めゴム延
長部、18b…傾斜面。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の使用状態を示す図である。
【図2】同縦断正面図である。
【図3】同横断平面図である。
【図4】同要部斜視図である。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓枠本体に窓ガラスが取付けられると共
    に、窓ガラスの室外側で窓枠本体とは別部材の窓枠部材
    の端面が窓枠本体の内周面に突き合わされ、窓枠本体側
    から窓枠部材側にビスがねじ込まれることによって窓枠
    部材が窓枠本体にビス止めされる片引窓において、窓ガ
    ラスの室外側で窓枠本体の内周面に溝部を設けて、これ
    に詰めゴムが係嵌されると共に、該詰めゴムは窓枠部材
    の端面が窓枠本体の内周面に突き合わされる部分まで延
    長して設けられ、窓枠本体側から窓枠部材側にビスが前
    記詰めゴム延長部を貫通してねじ込まれてなる片引窓
  2. 【請求項2】 前記詰めゴムの表面は室外側に下り勾配
    の傾斜面に形成されてなる請求項1記載の片引窓
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107269195A (zh) * 2017-08-14 2017-10-20 山东钢铁股份有限公司 硅胶充气窗体密封装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN107269195A (zh) * 2017-08-14 2017-10-20 山东钢铁股份有限公司 硅胶充气窗体密封装置

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JP2546502Y2 (ja) 1997-09-03

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