JPH05288798A - 半導体集積回路およびそのテスト方法 - Google Patents

半導体集積回路およびそのテスト方法

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JPH05288798A
JPH05288798A JP4094071A JP9407192A JPH05288798A JP H05288798 A JPH05288798 A JP H05288798A JP 4094071 A JP4094071 A JP 4094071A JP 9407192 A JP9407192 A JP 9407192A JP H05288798 A JPH05288798 A JP H05288798A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は半導体集積回路とそのテスト方法に
関し、特に電源電流不良をテストする方法を提供する。 【構成】 複数のサブ回路(C1〜CM)からなる半導体
集積回路において、各サブ回路ごとに該サブ回路の電流
を遮断するスイッチ(S1〜SM)を設け、電源電流(I
0)を検出する検出回路(30、40)と、その出力を
受けて上記スイッチをオン・オフするテスト回路(6
0)を設ける。 【効果】 各サブ回路ごとのスイッチをオン・オフさせ
て電源電流を測定することにより、過大な電源電流の原
因となっているサブ回路を特定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路およびそ
のテスト方法に関し、特に電源電流が過大である不良を
テストするのに好適な半導体集積回路およびそのテスト
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の大規模化に伴
い、テストに要するコストの増大が問題になっている。
その対策として、従来より集積回路内にテスト回路を設
けることが提案されている。例えば、アイ・イー・イー
・イー、ジャーナル・オブ・ソリッド・ステート・サー
キッツ、第22巻第5号、第663頁から第668頁、
1987年10月(IEEE Journal of Solid-State Circ
uits, Vol.22, No.5, pp.663-668, Oct.1987)では、テ
スト回路をチップ上に組み込んだ半導体メモリが提案さ
れている。ボード上に実装した複数個の半導体メモリを
同時にテストできるので、テスト時間を短縮することが
できると論じられている。また、アイ・イー・イー・イ
ー、ジャーナル・オブ・ソリッド・ステート・サーキッ
ツ、第25巻第4号、第903頁から第911頁、19
90年8月(IEEEJournal of Solid-State Circuits, V
ol.25, No.4, pp.903-911, Aug.1990)では、テスト回
路をマイクロプログラム制御にすることによって、より
複雑なテストを可能にすることが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、半
導体集積回路の機能面のテストはできるが、直流的な特
性のテストはできない。一般に、半導体集積回路の不良
には、大別して機能上の不良と直流特性の不良(以下D
C不良という)とがある。上記の半導体メモリの場合に
ついて言えば、機能上の不良とは、メモリセルに書込み
・読出しができない不良のことである。DC不良とは、
電源電流などの直流特性が規格にはずれている不良のこ
とである。半導体メモリの場合、DC不良の代表的なも
のは、待機時電源電流が過大である不良である。これ
は、いろいろな原因によって起こりうるが、ダイナミッ
クランダムアクセスメモリ(DRAM)のメモリアレー
内で起こるものについて、図13を用いて説明する。こ
の図13は、通常の1トランジスタ・1キャパシタ形の
メモリセルを用いたDRAMのメモリアレーとセンス回
路の等価回路図である。メモリアレー900内には、ワ
ード線Wとデータ線対D、/Dとの交点に、メモリアレ
ーMCが配列されている。Pはプレート(メモリセルの
キャパシタの対向電極)である。センス回路910内に
は、データ線上の信号電圧を増幅するセンスアンプ91
1、データ線電位を初期設定するためのプリチャージ回
路912がある。このDRAMが待機状態のときの各ノ
ードの電位は次のとおりである。まず、ワード線Wはす
べて非選択状態であり、その電位は接地電位(0V)に
固定されている。データ線D、/Dはプリチャージ回路
912、配線915を通して直流電源VMPの電圧にプリ
チャージされている。プレートPは配線901によって
直流電源VPLに接続されている。電源VPLとVMPの電位
は、最近のDRAMではともに電源電圧VCCの1/2に
するのが一般的である。さて、ここでワード線Wとデー
タ線Dとがリーク抵抗902に示すようにショートして
いたとする。この様な不良があると、VMP(=VCC
2)からプリチャージ回路912、データ線D、ワード
線Wを通して非選択状態のワード線の接地電位に向かっ
て電流が流れる。ワード線WとプレートPがリーク抵抗
903に示すようにショートしていた場合は、VPL(=
CC/2)からプレートP、ワード線Wを通して非選択
状態のワード線の接地電位に向かって電流が流れる。い
ずれの場合も、待機状態において過大な直流電流が流れ
ることになる。すなわち、DC不良になる。このような
不良を修復する方法として、データ線を切断すること
が、特開平3−30189号および特開平3−1428
74号に開示されている。たとえば上述のようなショー
トがあっても、そのデータ線を切断してしまえば、直流
電流の経路を断つことができる。しかし、この方法に
は、過大な電流の原因となっているデータ線を特定する
ことが難しいという問題点がある。他の方法が、アイ・
エス・エス・シー・シー、ダイジェスト・オブ・テクニ
カル・ペーパーズ、第240頁から第241頁、198
9年2月(ISSCC Digest of Technical Papers, pp.240
-241, Feb.1989)に開示されている。これは、いわゆる
ウェハスケールインテグレーションに関する文献であ
り、チップごとに電源スイッチを設け、不良チップのス
イッチをオフにするという方法が提案されている。しか
し、やはり過大な電源電流の原因となるチップを特定す
るためのテスト手段については論じられていない。本発
明の目的は、過大な電源電流の原因となる個所を特定す
るためのテスト手段を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の半導体集積回路は、複数のサブ回路を有
し、各サブ回路ごとに設けられ該サブ回路の電流を遮断
するスイッチ手段と、該サブ回路の電源電流を検出する
検出手段と、該検出手段の出力に応じて上記スイッチ手
段を制御するテスト手段とを有する。さらに、上記検出
手段は、電源電流を電圧に変換する電流電圧変換手段
と、該電圧を検出する電圧検出手段とからなることが望
ましい。尚、本発明におけるサブ回路の電源電流とは、
サブ回路に電源電圧が供給されることにより、電源電圧
からサブ回路に流れる電流もしくはサブ回路から接地電
位に流れる電流などを言うものである。
【0005】
【作用】各サブ回路のスイッチ手段をオン・オフさせ、
上記検出手段を用いれば、サブ回路に流れる電源電流を
個別に測定することができる。これにより、過大な電源
電流の原因となっているサブ回路を特定することができ
る。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により説明す
る。以下の説明では、主としてCMOS技術を用いた半
導体集積回路を例にあげるが、本発明は他の技術を用い
た半導体集積回路にも適用可能である。
【0007】〔実施例1〕図1に本発明の第1の実施例
の半導体集積回路の構成を示す。図中、1は半導体チッ
プ、2は外部電源電圧VCC用端子、3は接地電圧VSS
端子、4はテストエネーブル信号TEの入力端子、10
はこの集積回路の主要回路部、20は電圧リミッタ、3
0は電流電圧変換回路、40は電圧検出回路、60はテ
スト回路、70はROM、80は切替スイッチである。
主要回路部10は、M個のサブ回路C1〜CMから成り、
各サブ回路ごとに電源スイッチS1〜SMが設けられてい
る。電圧リミッタ20は、外部電源VCCからこの外部電
源VCCの電圧よりも小さな電圧の内部電源VCLを発生
し、主要回路部10に供給する回路である。従って、主
要回路部10は微細化されたMOSトランジスタで構成
でき、集積密度を向上することができる。尚、この電圧
リミッタ20は、安定な定電圧特性を有する基準電圧を
発生する基準電圧発生回路21と、誤差増幅用の差動増
幅器22と、出力PチャネルMOSトランジスタM0
からなる。出力電圧VCLを差動増幅器に負帰還すること
によって、外部電源VCCの電圧変動にもかかわらず、安
定な定電圧である内部電源電圧VCLが得られる。この種
の電圧リミッタについては、特開昭59−11022
5、あるいは特開平1−136361で論じられている
ので、ここでは詳細は省略する。本実施例の特徴は、各
サブ回路C1〜CMごとに設けられたスイッチS1〜S
Mと、電流電圧変換回路30と、電圧検出回路40と、
テスト回路60とにより、電源電流不良のテストを可能
にしたことである。すなわち、テスト回路60は、電源
スイッチS1〜SMをオン・オフさせ、その時に流れる電
源電流を電圧変換回路30および電圧検出回路40によ
り測定して、この集積回路のテストを実行する。以下、
各回路の詳細を説明する。主要回路部10は、前述のよ
うにM個のサブ回路から成る。このうちC1〜CNのN個
が正規のサブ回路であり、残りのCN+1〜CMは正規のサ
ブ回路C1〜CNが不良の場合にそれを置き換えるための
所謂欠陥救済用の予備のサブ回路である。ROM70
は、この欠陥救済のための置き換え方法を記憶しておく
ためのものである。ROMとしては、たとえば電気的に
切断されるヒューズや不揮発性メモリを用いればよい。
この集積回路が通常動作状態にある時は、切替スイッチ
80は左側に接続されており、電源スイッチS1〜SM
ROM70によって制御される。この通常動作状態の時
は、使用されているサブ回路の電源スイッチのみがオン
になっている。たとえば、予備のサブ回路を全く使用し
ない場合は、S1〜SNがオン、SN+1〜SMがオフになっ
ている。一方、欠陥救済のために、正規のサブ回路Ci
を予備のサブ回路Cjで置き換えた場合は、Siがオフ、
jがオンになる。またテスト時には、切替スイッチ8
0は右側に接続されており、電源スイッチS1〜SMは、
ROM70ではなく、後述のようにテスト回路60によ
って制御される。電流電圧変換回路30は、Pチャネル
MOSトランジスタM1と、スイッチSTと、抵抗R1
からなる。電圧リミッタ20のMOSトランジスタM0
と電流電圧変換回路30のMOSトランジスタM1は、
ゲートおよびソース(VCC)を共有しているので、いわ
ゆるカレントミラー回路を構成している。したがって、
各トランジスタに流れる電流は、チャネル幅/チャネル
長比に比例する。M0、M1のチャネル幅をそれぞれ
0、W1とすると(両トランジスタのチャネル長は等し
いとする)、I1=(W1/W0)・I0となる。すなわ
ち、電源電流I0(電圧リミッタの出力電流)に比例し
た電流I1が電流電圧変換回路30のMOSトランジス
タM1のドレインから得られる。この電流I1が抵抗R1
に流れるので、電圧V1は、V1=(W1/W0)・I0
1となり、電源電流I0に比例した電圧V1が得られ
る。尚、テスト・スイッチSTは、テスト時にのみオン
になる。通常動作時には、このテスト・スイッチST
オフにしておくことにより、消費電流をI1の分だけ節
約することができる。電圧検出回路40は、2個のイン
バータ41、42からなる。インバータ41の論理しき
い値をVLTとすると、V1<VLTの時は、インバータ4
1の出力が高レベル、インバータ42の出力ERRが低
レベルになる。V1>VLTの時は逆に、インバータ41
の出力が低レベル、インバータ42の出力ERRが高レ
ベルになる。すなわち、出力ERRは、電源電流I0
次式の関係が成立する時に高レベルになる。
【0008】
【数1】
【0009】従って、抵抗R1、チャネル幅W1、および
論理しきい値VLTを適当に設定することにより、電源電
流が所定の値を越えているか否かを判定することができ
る。
【0010】図1のテスト回路60の構成の一例を図2
に示す。図2で、61はテストプログラムを記憶してお
くためのROM、62はROM61のアドレスを指定す
るためのプログラムカウンタ、63はROM62から読
出された命令を解読・実行するための命令デコーダ、6
4、65は後に説明するようにサブ回路C1〜CMの番号
を指定するためのカウンタ、66はサブ回路C1〜CM
電源スイッチS1〜SMをオン・オフするためのスイッチ
制御回路である。テスト時には、ROM61内のプログ
ラムカウンタ62で指定されたアドレスに格納されてい
る命令が、順次読出される。命令デコーダ63は、読み
出された命令と信号ERRによって、カウンタ64、6
5の内容を更新したり、スイッチ制御回路66に指示を
与えたりする。
【0011】次に、第1図の半導体集積回路の電源電流
不良をテスト回路によってテストする方法の一例を、図
3のフローチャートに従って説明する。テスト回路60
は、テストエネーブル信号TEによって起動される(ス
テップ100)。次に、まず、正規のサブ回路の電源ス
イッチS1〜SNをすべてオン、予備サブ回路の電源スイ
ッチSN+1〜SMをすべてオフにする(ステップ10
1)。この状態で信号ERRが低レベル、すなわち電源
電流I0が所定の値以下であれば、この集積回路は(少
なくとも電源電流に関しては)良品であり、以下のテス
トを行う必要はない(ステップ102、103)。逆に
電源電流I0が所定の値を越えている時は、このままで
は不良品であるから、修復を試みる。まず、すべてのサ
ブ回路の電源スイッチS1〜SN、SN+1〜SMをオフにす
る(ステップ104)。これでも過大な電源電流が流れ
ている場合は、不良の原因はサブ回路C1〜CM以外にあ
ることになり、修復は不可能である(ステップ105、
106)。そうでない場合は、過大な電源電流の原因と
なっているサブ回路を見つけ、それを予備のサブ回路で
置き換える必要がある。まず、正規のサブ回路の番号i
を指定するためのカウンタと予備のサブ回路の番号jを
指定するためのカウンタとを初期設定する(ステップ1
07)。次に、1個の正規のサブ回路の電源スイッチS
iのみをオンにする(ステップ108)。この状態で信
号ERRが高レベルならば、この正規のサブ回路に過大
な電源電流が流れているわけであるから、これを予備で
置き換えなければならない(ステップ109)。予備の
サブ回路用カウンタをカウントアップし(ステップ11
0)、予備がまだ残っているかどうかを調べる(ステッ
プ111)。残っていなければ修復は不可能である(ス
テップ112)。残っていれば、その予備のサブ回路の
電源スイッチSjのみをオンにして(ステップ11
3)、電源電流を調べる。過大な電源電流が流れていれ
ば、その予備のサブ回路を使用するわけにはいかないの
で、別の予備のサブ回路を求める(ステップ114)。
使用できる予備のサブ回路が見つかったら、それで先の
正規のサブ回路を置き換える旨をROM70に書き込む
(ステップ115)。すべての正規のサブ回路について
以上の手続きを行い(ステップ116、117)、終了
すれば(電源電流に関しては)良品となる(ステップ1
18)。このテスト方法の特徴は、ステップ108、1
09、あるいはステップ113、114のように、1個
のサブ回路の電源スイッチだけをオンにして電源電流を
チェックするという手続きが含まれていることである。
これにより、電源電流が所定の範囲内にあるサブ回路を
選ぶことができる。
【0012】〔実施例2〕図4に本発明の第2の実施例
を示す。第1の実施例との相違点は、電圧リミッタ20
内に、差動増幅器と出力MOSトランジスタが2個ずつ
設けられていることである。すなわち、差動増幅器22
AとMOSトランジスタM0Aとが待機時用であり、22
BとM0Bとが動作時用である。22AとM0Aは、チャネ
ル幅/チャネル長比が比較的小さいトランジスタで構成
されており、電流駆動能力は小さいが消費電流は小さ
い。一方、22BとM0Bはチャネル幅/チャネル長比が
比較的大きいトランジスタで構成されており、電流駆動
能力が大きい。この集積回路が待機状態にある時は、2
2AとM0Aのみを動作させて消費電流を抑え、動作状態
にある時は両方とも動作させて電流駆動能力を大きくす
ることができる。本実施例の特徴は、電流電圧変換回路
30内のMOSトランジスタM1が、動作時用の出力M
OSトランジスタM0Bではなく、待機時用の出力MOS
トランジスタM0Aとカレントミラー回路をなしているこ
とである。これは次のような理由による。第1に、集積
回路の電源電流が問題になるのは多くは待機状態である
から、待機状態における電源電流をチェックできるよう
にするためである。第2に、カレントミラー回路のミラ
ー比(電流I0とI1の比)を正確にするためである。ミ
ラー比は、トランジスタのチャネル長が長く、ドレイン
コンダクタンスが小さいほど正確になる。したがって、
チャネル幅/チャネル長比が小さいトランジスタM0A
用いてカレントミラー回路を構成する方がよい。以上の
説明から明らかなように、本実施例は、待機時と動作時
とで電源電流が大きく異なる集積回路、たとえば半導体
メモリに適用するのに特に好適である。
【0013】〔実施例3〕図5に本発明の第3の実施例
を示す。第1の実施例との相違点は、電圧検出回路40
の構成にある。この回路は、定電流源I2と、抵抗R
2と、差動増幅器43とからなる。基準定電圧V2は、V
2=I22である。差動増幅器43はこの基準定電圧V2
と電圧V1とを比較する。V1>V2ならば出力ERRは
高レベル、V1<V2ならばERRは低レベルになる。従
って、信号ERRは、次式の関係が成立する時に、高レ
ベルになる。
【0014】
【数2】
【0015】本実施例の特徴は、数2から明らかなよう
に、電流の判定条件が抵抗R1、R2の絶対値ではなく、
それらの比によって決まることである。したがって、抵
抗値がばらついたり温度によって変化したりしても、判
定条件の変動が少ないという利点がある。本実施例の半
導体集積回路の電源電流のテストは、図3と同様にでき
る。
【0016】〔実施例4、5〕以上の実施例はいずれ
も、電圧リミッタを有する半導体集積回路の場合であっ
た。しかし、本発明は、電圧リミッタを有しない半導体
集積回路にも適用できる。図6および図7にその例を示
す。図6の実施例では、電流電圧変換回路30は抵抗R
0から成り、電圧検出回路40はインバータ44から成
る。電圧V1はVCC−I00に等しいから、インバータ
44の論理しきい値をVLTとすると、次式の関係が成立
する時に、信号ERRが高レベルになる。
【0017】
【数3】
【0018】図7の実施例では、電流電圧変換回路30
は、電流源I3、抵抗R3、および差動増幅器45から成
る。電圧V3はVCC−I33に等しいから、次式の関係
が成立する時に、信号ERRが高レベルになる。
【0019】
【数4】
【0020】本実施例も、実施例3と同様に、電流の判
定条件が抵抗の絶対値によらず比だけで決まるという利
点がある。実施例4、5の半導体集積回路の電源電流の
テストは、図3と同様にできる。なお、実施例4、5の
0が大き過ぎると、主要回路部10に与えられる電源
電圧(V1)の低下が大きくなるので、可能な限り小さ
く(たとえば10Ω以下)するのが望ましい。また、テ
スト状態以外の通常動作状態ではこの抵抗R0の両端を
低インピーダンスのスイッチ等によりショートするのも
良い対策である。 〔実施例6〕図8に本発明の第6の実施例を示す。本実
施例の特徴は、電圧検出回路40の構成とその機能にあ
る。これまでの実施例では、電圧検出回路40は、電圧
1の絶対値があるしきい値を越えているか否かを判定
していた。それに対して、本実施例では、電圧の相対比
較を行う。電圧検出回路40は、切替スイッチSXと、
サンプルホールド回路46と、差動増幅器47とからな
る。まずSXを上側に接続して電圧V1をサンプルホール
ド回路に記憶させる。次に、スイッチS1〜SMのオン/
オフを変更した後、SXを下側に接続することによっ
て、S1〜SMの変更前と変更後の電圧V1が、差動増幅
器47により比較される。変更前の電圧V1の方が高け
れば出力CMPは低レベル、変更後の方が高ければCM
Pは高レベルになる。これにより、スイッチS1〜SM
変更前と変更後の電源電流を比較することができる。
【0021】次に、本実施例の半導体集積回路の電源電
流不良をテストする方法の一例を、図9のフローチャー
トに従って説明する。テスト回路60は、テストエネー
ブル信号TEによって起動される(ステップ150)。
まず、予備のサブ回路の番号jを指定するためのカウン
タを初期設定する(ステップ151)。ステップ152
から160までは、正規のサブ回路のうちで最も電源電
流が大きいものCkをみつけるための手続きである。ま
ず、番号kを記憶するためのレジスタと、正規のサブ回
路の番号iを指定するためのカウンタとを初期設定する
(ステップ152)。切替スイッチSXを上に接続して
(ステップ153)、1個の正規のサブ回路の電源スイ
ッチのみをオンにし、その状態での電圧V1をサンプル
ホールド回路46により記憶しておく(ステップ15
4)。次に、切替スイッチSXを下に接続して(ステッ
プ155)、別の正規のサブ回路の電源スイッチのみを
オンにする(ステップ156)。差動増幅器の出力CM
Pが高レベルならば(ステップ157)、サブ回路C
よりもCの方が電源電流が大きいので、レジスタの内
容を変更し、サンプルホールド回路46のホールド電圧
を変更する(ステップ158)。これをすべての正規の
サブ回路について繰り返すと(ステップ159、16
0)、電源電流最大の正規のサブ回路の番号kが求ま
る。次に、この正規のサブ回路Ckと予備のサブ回路Cj
の電源電流を比較する(ステップ161〜164)。正
規のサブ回路Ckの電源電流の方が大きい場合は(ステ
ップ165)、Ckを予備のサブ回路Cjで置き換える旨
をROMに書き込む(ステップ166)。以上の手続き
をすべての予備のサブ回路について繰り返す(ステップ
167、168)。最終的な良否の判定は、テスト回路
によるテスト終了後に、別に行う。既にテストによっ
て、電源電流の大きい正規のサブ回路は予備で置換され
ている。したがって、テスト終了後になお過大な電源電
流が流れていれば、不良品と判定してよい。このテスト
回路およびテスト方法の特徴は、相対比較のみを行うこ
とである。一般に、電流や電圧の絶対値がある値を越え
ているか否かの判定は、プロセスバラツキや温度変化の
影響を受けやすい。たとえば、数1によって判定する場
合、抵抗R1の値がプロセスバラツキや温度によって変
化すると、判定基準が変動する。それに対して本実施例
は、2個のサブ回路の電源電流の大小関係を判定するだ
けであるから、プロセスバラツキや温度変化の影響を受
けにくい。
【0022】〔実施例7〕図10に本発明の第7の実施
例を示す。図8の実施例との相違点は、電圧V1をA/
D変換して、ディジタル情報として記憶・比較すること
である。電圧検出回路40は、A/D変換器48と、レ
ジスタ49と、デジタルコンパレータの比較器50とか
らなる。まずSXを上側に接続して電圧V1をA/D変換
してレジスタに記憶させ、次にスイッチS1〜SMのオン
/オフを変更した後、SXを下側に接続することによっ
て、S1〜SMの変更前と変更後の電圧V1が、比較器5
0により比較される。変更前の電圧V1の方が高ければ
出力CMPは低レベル、変更後の方が高ければCMPは
高レベルになる。これにより、スイッチS1〜SMの変更
前と変更後の電源電流を比較することができる。本実施
例の集積回路のテスト方法は図9と同様である。本実施
例も、前実施例と同様に、電源電流の相対比較のみを行
うので、プロセスバラツキや温度変化の影響を受けにく
いという特徴がある。
【0023】〔実施例8〕図11に本発明の第8の実施
例を示す。前実施例との相違点は、電圧V1をA/D変
換した結果を記憶するためのレジスタが、サブ回路の個
数分(すなわちM個)設けられており、レジスタファイ
ル51をなしていることである。これにより、以下に説
明するように効率のよいテストが可能になる。
【0024】本実施例の半導体集積回路の電源電流不良
をテストする方法の一例を、図12のフローチャートに
従って説明する。テスト回路60は、テストエネーブル
信号TEによって起動される(ステップ200)。ま
ず、サブ回路の番号iを指定するためのカウンタを初期
設定する(ステップ201)。1個のサブ回路の電源ス
イッチのみをオンにし(ステップ202)、その状態で
の電圧V1をA/D変換してレジスタファイルに格納す
る(ステップ203)。これをすべてのサブ回路(正規
のサブ回路および予備のサブ回路)について繰り返す
(ステップ204、205)。この状態で、すべてのサ
ブ回路の電源電流に比例した値が、レジスタファイルに
記憶されている。次に、レジスタファイルの内容をソー
ティングし(ステップ206)、電源電流の小さい方か
らN個のサブ回路を選ぶ(ステップ207)。選ばれた
N個のサブ回路の全ての電源スイッチをオンとして、他
のサブ回路の電源スイッチをオフにする(ステップ20
8)。この状態でA/D変換器の出力が所定の値よりも
大きければ、不良品と判定する(ステップ209、21
0)。さもなければ、選ばれなかった正規のサブ回路の
番号と、選ばれた予備のサブ回路の番号をROMに書き
込んで良品とする(ステップ211、212)。本実施
例の特徴は、テストに要する時間が短いことである。こ
れは図9と図12を比較してみれば明らかである。図9
のテスト方法が二重ループを含むのに対し、図12のテ
スト方法はステップ202〜205のM回の繰返しルー
プを有するのみである。また、ステップ206のソーテ
ィングは、M・logMに比例する時間で実行できる。
【0025】以上、実施例に従って本発明を説明した
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
く、その技術思想の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、以上の実施例ではサブ回路C1〜CMはすべて同
種のものであるとしてきたが、異種のサブ回路が混じっ
ていてもよい。この場合は、同種のサブ回路の間で欠陥
救済用の置換を行なうものである。また、サブ回路ごと
のスイッチSiは、以上の実施例では電源側に入れてあ
るが、もちろん接地側に入れてもよいし、あるいは回路
の中間に入れてもよい。要は、サブ回路Ciに流れる電
流を遮断できるようになっていればよい。サブ回路C1
〜CMは情報を記憶するメモリセルの集合であるメモリ
アレーであったり、信号を処理する複数の論理回路部で
あったり、複数の中央処理ユニット(CPU)もしくは
複数の算術論理ユニット(ALU)であったり、場合に
よってはアナログ信号を処理するアナログ回路であって
もよい。要するに、本来良品の場合に、複数のサブ回路
1〜CMのそれぞれのデジタルもしくはアナログの交流
的な機能が互いに実質的に等価であり、その一部がDC
特性不良である場合に、このDC特性不良のサブ回路を
非使用とする場合に本発明が適用できることは言うまで
もない。テストエネーブル信号TEは、以上の実施例で
は専用の端子4から印加されるようになっているが、他
の端子と兼用してもよいし、信号のタイミングの組合せ
によって内部で発生してもよい。専用の端子を用いる方
法に比べて、チップをパッケージに組み立てた後にもテ
ストを実行できるという利点がある。また、図5、図7
の実施例において、電流源I2、I3をチップ内部で発生
せずに、外部から参照用の電流を与えることにより、よ
り正確なテストが可能になる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のテストでは不可能であった半導体集積回路の電源
電流不良のテストが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である半導体集積回路のブロッ
ク図である。
【図2】本発明に用いるテスト回路のブロック図であ
る。
【図3】本発明の半導体集積回路のテスト方法を示すフ
ローチャートである。
【図4】本発明の実施例である半導体集積回路のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の実施例である半導体集積回路のブロッ
ク図である。
【図6】本発明の実施例である半導体集積回路のブロッ
ク図である。
【図7】本発明の実施例である半導体集積回路のブロッ
ク図である。
【図8】本発明の実施例である半導体集積回路のブロッ
ク図である。
【図9】本発明の半導体集積回路のテスト方法を示すフ
ローチャートである。
【図10】本発明の実施例である半導体集積回路のブロ
ック図である。
【図11】本発明の実施例である半導体集積回路のブロ
ック図である。
【図12】本発明の半導体集積回路のテスト方法を示す
フローチャートである。
【図13】ダイナミックランダムアクセスメモリ(DR
AM)のDC不良を説明する図である。
【符号の説明】
1……半導体チップ、2……外部電源端子、3……接地
端子、4……テスト信号入力端子、10……主要回路
部、20……電圧リミッタ回路、21……基準電圧発生
回路、22……差動増幅器、30……電流電圧変換回
路、40……電圧検出回路、41、42、44……イン
バータ、43、45、47……差動増幅器、46……サ
ンプルホールド回路、48……A/D変換器、49……
レジスタ、50……比較器、51……レジスタファイ
ル、60……テスト回路、61……ROM、62……プ
ログラムカウンタ、63……命令デコーダ、64、65
……カウンタ、66……スイッチ制御回路、70……R
OM、80……切替スイッチ。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のサブ回路と、 上記複数のサブ回路のそれぞれに接続され該サブ回路の
    電流を遮断するスイッチ手段と、 上記複数のサブ回路の電源電流を検出する検出手段と、 該検出手段の出力に応じて上記スイッチ手段を制御する
    テスト手段とを具備してなることを特徴とする半導体集
    積回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の半導体集積回路において、 上記検出手段は、 電源電流を電圧に変換する電流電圧変換手段と、 該電圧を検出する電圧検出手段とから構成されてなるこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2のいずれかに記載
    の半導体集積回路において、 上記検出手段は、電源電流をそれに比例した電流に変換
    する電流電流変換手段を少なくとも含むことを特徴とす
    る半導体集積回路。
  4. 【請求項4】請求項2記載の半導体集積回路において、 上記電圧検出手段は、 上記電流電圧変換手段の出力を一時記憶する一時記憶手
    段と、 該一時記憶手段の出力を一方の入力とし上記電流電圧変
    換手段の出力を他方の入力とする比較手段とを少なくと
    も含むことを特徴とする半導体集積回路。
  5. 【請求項5】請求項1から第4項のいずれかに記載の半
    導体集積回路において、 上記複数のサブ回路のうち通常はその一部のみを使用す
    ることを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】請求項1から第5項のいずれかに記載の半
    導体集積回路において、テストを行っていないときに上
    記スイッチ手段を制御するROMを有することを特徴と
    する半導体集積回路。
  7. 【請求項7】請求項1から第6項のいずれかに記載の半
    導体集積回路のテスト方法において、 上記複数のサブ
    回路のスイッチ手段のうち1個のみをオンにするステッ
    プと、 そのときの検出手段の出力が所定の値であるか
    否かによって分岐するステップとを少なくとも含むこと
    を特徴とする半導体集積回路のテスト方法。
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