JPH05287912A - 通風可能な遮音パネル - Google Patents

通風可能な遮音パネル

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JPH05287912A
JPH05287912A JP11411892A JP11411892A JPH05287912A JP H05287912 A JPH05287912 A JP H05287912A JP 11411892 A JP11411892 A JP 11411892A JP 11411892 A JP11411892 A JP 11411892A JP H05287912 A JPH05287912 A JP H05287912A
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Japan
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sound insulation
opening
rod
sound
panel
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JP11411892A
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Hideaki Yamada
秀明 山田
Nobuhiro Teraoka
伸洋 寺岡
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設現場に組立てられた遮音パネルが、強風
時に大きな風力を受けないようにして、遮音パネルの取
り外し組立てという余分な作業をなくし、組立てられた
遮音パネルが強風時に倒壊しないようにした。 【構成】 フレーム3内の全面に複数枚の遮音板4を配
列し、各遮音板4の両端をフレームに回動可能に軸支
し、各遮音板4に開閉ロッド6の一端を軸連結するとと
もに、開閉ロッド6の他端を操作ロッド7で牽引できる
ように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設現場で周辺への騒
音を防止するため、建設現場周辺を囲む遮音パネルに関
し、特に強風時の倒壊を防止するために通風可能にした
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建設現場を囲む防音パネルは、例
えば縦横が850×1800mmの大きさのパネルを足
場に多数並べて壁状に連結保持させている。この種の各
防音パネルは1枚の大きさが前記の通りであって開口部
がなく、また多数連結された状態でも開口がない状態に
組立てられるので、暴風時などに建設現場を囲んだ状態
に放置すると風による大きな力が作用して、足場が倒壊
してしまう。このため、囲んだ状態の各防音パネルを取
り外して工事を中断し、風が治まると、再び多数の防音
パネルを組み付けて建設現場を囲み工事を再開してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の防音パネル
は、強風時に取り外し、風が治まると再び組立てて工事
を再開しており、防音パネルの取り外しと組立に多くの
時間を要するとともに、それら作業に余分の労務費が必
要であって経済的でない。また防音パネルを取り外した
後は工事を中断しなければならず、工事日程のやりくり
が大変であった。なお組立てられている防音パネルを、
強風時に足場を補強したり、余分な壁つなぎをして防音
パネルの倒壊を防止できるが、そのためにはやはり、余
分な資材と作業が必要となり望ましいものではなかっ
た。そこで本発明は、建設現場に組立てられた遮音パネ
ルが、強風時に大きな風力を受けないようにして、遮音
パネルの取り外し組立という余分な作業をする必要をな
くし、組立てられた多数の防音パネルが強風時に倒壊し
ないようにすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、工事の騒音防
止用の遮音パネルにおいて上記目的を達成するため、遮
音パネルを構成する遮音板を回動できるようにして通風
口を形成できるようにしたものである。通風可能な遮音
パネルは、長方形枠状のフレーム内全面に複数枚の長板
状の遮音板を配列し、各遮音板の両端をフレームに回動
可能に軸支させ、各遮音板の軸支高さ位置から上または
下に離れた位置にそれぞれ開閉ロッドの一端を軸連結
し、各開閉ロッドの他端を上下方向の操作ロッドで牽引
できるように構成した。
【0005】
【作用】本発明の通風可能な遮音パネルは、操作ロッド
を下方に移動することによりそれに連結されている各開
閉ロッドが各遮音板の上部を牽引する。このため各遮音
板は両端軸支部を中心にして回動し、遮音板の下部とそ
の下の遮音板の下部との間に開口が生じる。よって暴風
時に、各遮音板間の開口を通して風が通過するので、遮
音パネルに風による大きな力が作用することはなく、遮
音パネルの倒壊を防止することができる。また暴風が過
ぎ去った後は、操作ロッドを上方に移動すれば、各開閉
ロッドが戻されて、遮音板の上部も押し戻され、各遮音
板間の開口を閉じるので遮音パネルの遮音性が増し、発
生音を気にすることなく工事作業ができる。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至3により説明す
る。工事現場では、作業時の大きな発生音が周囲に伝わ
るのを防止するため、ベースジャッキ1の上に複数の遮
音パネル2を並べるとともに次々に積み上げ、遮音壁を
形成する。各遮音パネル2は、例えば縦横850×18
00mmの長方形枠状のフレーム3内に4枚の長板状の
遮音板4を配置して、フレーム3内を閉鎖できるように
なっている。各遮音板4は横長に配置され、それぞれの
両端中央部がフレーム3に支軸5を介して回転可能に取
り付けられ、各遮音板4の下端部がその下の遮音板4の
上端部に重なるように配置されている。なお各遮音板4
の重なる部分にそれぞれゴムなどの弾性材を装着してお
けば、閉鎖時に微小な隙間も生じないので、より遮音性
が増す。
【0007】各遮音板4の上部の適所にそれぞれ開閉ロ
ッド6の一端を軸連結し、各開閉ロッド6の他端を上下
方向の操作ロッド7により牽引可能に構成する。本実施
例では各開閉ロッド6の他端を操作ロッド7に軸連結
し、操作ロッド7の上下移動により4つの開閉ロッド6
を同時に牽引あるいは戻し、それにより各遮音板4を両
端支軸5の回りに回動できるようになっている。また本
実施例では、各遮音板の両側2箇所に開閉ロッド6が設
けられ、両側の開閉ロッド6を作動するそれぞれの操作
ロッド7は同期して操作される。この同期作動のために
は、2人の作業者が同時に行なってもよく、あるいは両
操作ロッド7を連結ロッドと歯車機構を介して連結し、
2つの操作ロッド7を同期して作動できるようにしても
よい。
【0008】なお、開閉ロッド6を牽引あるいは戻し作
動するためには前記構成の他、開閉ロッド6にラックを
設け、操作ロッド7の回転作動で歯車を介してピニオン
を回動させ、それによりラックを作動するようにしても
よい。また開閉ロッド6を遮音板4に取付ける位置は、
遮音板4の支軸高さ位置の下側にして、開閉ロッド6に
より遮音板4を牽引できるように構成してもよい。さら
に遮音板4を1枚ごとに回動操作できるようにしてもよ
く、あるいは上下の遮音パネル2をフレーム部分で連結
させた状態に形成してもよい。
【0009】操作ロッド7は、フレーム3の内側に配置
され、操作ロッド7はフレーム3に取り付けた保持部材
8により上下動可能に保持されている。また操作ロッド
7の上下端に連結部材9が設けられ、上下に配置される
遮音パネル2の操作ロッド7に連結できるようになって
いる。そして、壁状に配置された遮音パネル2の上下方
向の1列全体の操作ロッド7を、それらの上下1箇所で
操作できるようになっている。
【0010】
【発明の効果】本発明の通風可能な遮音パネルでは、強
風時に遮音板を回動させることにより通風開口をあけら
れるので、強風により遮音パネルに大きな力が作用する
ことはなく、壁状に組立てた遮音パネルの倒壊を防止で
き、従来のように遮音パネルを一時的に取り外したり組
付けたり、あるいは補強をするなどの作業が不要にな
る。また不意の強風にも即時に対応できて安全であり、
再度の組付け手間が不要のために、長時間の作業を中断
することがない。さらに全ての遮音板を閉じた状態にす
れば、遮音性がよいので周囲への騒音を気にすることな
く作業ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通風可能な遮音パネルの部分断面図で
ある。
【図2】遮音板を開放した状態の遮音パネルの正面図で
ある。
【図3】遮音パネルを壁状に連続配置した状態の正面図
である。
【符号の説明】
2 遮音パネル 3 フレーム 4 遮音板 6 開閉ロッド 7 操作ロッド 9 連結部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工事の騒音防止用の遮音パネルであっ
    て、長方形枠状のフレーム内全面に複数枚の長板状の遮
    音板を配列し、各遮音板の両端をフレームに回動可能に
    軸支させ、各遮音板の軸支高さ位置から上または下に離
    れた位置にそれぞれ開閉ロッドの一端を軸連結し、各開
    閉ロッドの他端を上下方向の操作ロッドで牽引できるよ
    うに構成したことを特徴とする通風可能な遮音パネル。
JP11411892A 1992-04-07 1992-04-07 通風可能な遮音パネル Expired - Fee Related JP2777308B2 (ja)

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