JPH052876U - 電子機器のモジユール引き抜き工具 - Google Patents

電子機器のモジユール引き抜き工具

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JPH052876U
JPH052876U JP1747291U JP1747291U JPH052876U JP H052876 U JPH052876 U JP H052876U JP 1747291 U JP1747291 U JP 1747291U JP 1747291 U JP1747291 U JP 1747291U JP H052876 U JPH052876 U JP H052876U
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JP
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JP1747291U
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勇 錦戸
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 試験調整や定期交換などにより連続して電子
機器よりモジュールを引き抜く際、持ったり置いたりを
繰り返すことなくモジュールを引き抜くことができる電
子機器のモジュール引き抜き工具を得る。 【構成】 フロントプレート2に挿入されるモジュール
1には長穴とその奥に空洞を設ける。また、電子機器の
モジュール引き抜き工具のフレーム4の内部には取手3
とバネA5を組み込む。更に、フレーム4に設けられた
座にはバネB7を介してピン8によって足6を取り付け
る。 【効果】 連続してモジュールを引き抜く際も、電子機
器のモジュール引き抜き工具を持ち替えずにすみ、モジ
ュールの引き抜き作業の効率が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、モジュールを無数に組み込んで構成される電子機器に於て、モジ ュールを電子機器から引く抜く際に使用する工具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は電子機器の外観を示す図、図7はモジュールの形状を示す図、図8は従 来の電子機器のモジュール引き抜き工具及びその使用状態を示す図、図9は電子 機器のモジュール引き抜き工具の取手先端部のフックの詳細図である。尚、図8 のモジュール及びフロントプレートは図6のA−A方向の断面を示しており、モ ジュールの長穴とその奥の空洞は省略している。また、図7の(b)は(a)の 側面図を示す。図に於て1はモジュール、2はフロントプレート、3は取手、4 はフレーム、9は電子機器本体、10は上記モジュール1の背面に取り付けられ たコネクタである。
【0003】 従来の電子機器のモジュール引き抜き工具は上記のように構成され、通常電子 機器はモジュール1を電子機器本体9の表面に取り付けたフロントプレート2の 角穴より挿入した状態で使用する。このときモジュール1は背面のコネクタ10 によって電子機器本体9とコネクタ10のかん合力で結合しているため、試験調 整の他モジュール1の故障や定期交換の際は引き抜き工具を用いてモジュール1 をフロントプレート2から引き抜く。図7に示す如くモジュール1の正面には長 穴とその奥には空洞が設けてあり、また図9に示す如く取手3の先端にはフック が設けてある。従って、取手3をモジュール1の長穴から挿入し、図8中に示し た矢視方向に90゜回転させた後、取手3を引けばモジュール1を引き抜くこと ができる。しかし、腕の力で取手3を引くと引き抜き力の加減ができずモジュー ル1を勢いよく引き抜いてしまいモジュール1や腕を他の場所へぶつけたり、背 面のコネクタ10を損傷させる可能性が生じる。そこで、コネクタ10のかん合 量のみ握力で引き抜きそれ以降を腕の力で引き抜くようにするため、取手3のほ かに図8中に示した足を備えたフレーム4を用いてモジュール1を引き抜いてい た。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の電子機器のモジュール引き抜き工具は以上のように構成されているので 、引き抜かれたモジュール1と取手3を分離するために両手を使わなくてはなら ない。従って、モジュール1を連続して引き抜く際はフレーム4を一度手放さな くてはならず、工具の持ち替えを頻繁に行なうためモジュール1の引き抜き作業 の効率が低下していた。 尚、図8に示したように足場の片方はモジュール1が引き抜かれており、もう 片方にはモジュール1が残っているという場合がある。それに対し、モジュール 1はフロントプレート2から垂直に引き抜かなくてはならないということより取 手3とフレーム4は一体化することができなかった。
【0005】 この考案は上記のような課題を解消するためになされたもので、持ち替えを行 なわずに連続してモジュールの引き抜きが行なえる電子機器のモジュール引き抜 き工具を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る電子機器のモジュール引き抜き工具は、フレームに取り付けら れた足を回転させて足の長さを変えられるようにすると同時に取手をフレームの 中に組み込む構造とすることで構成部品の一体化を可能にしたものである。
【0007】
【作用】
この考案に於ける電子機器のモジュール引き抜き工具は、足場の状況に応じて 足の長さを選択した後、取手の先端のフックをモジュールの長穴から挿入しフレ ームごと90゜回転させる。そしてフレームを支点として取手を握り込むとモジ ュール背面のコネクタのかん合は解除され、あとは腕の力で軽くモジュールを引 き抜くことができる。ここで取手とフレームを握り込む際、既に足の長さが調整 されているのでモジュールはフロントプレートに対して垂直に引き抜かれる。
【0008】
【実施例】
実施例1. 図1〜図3はこの考案の一実施例を示す電子機器のモジュール引き抜き工具の 使用方法を示す図であり、作業手順は図2、図1、図3の順となる。図4は足が フレームにロックしている状態を示し、図5は足がフレームに対して自由に回転 できる状態を示す。また電子機器の外観図、モジュールの形状、取手先端部のフ ックの詳細図は従来の技術と共通であり、それぞれ図6、図7、図9に示す。尚 、図1〜図3のモジュール及びフロントプレートは図6のA−A方向の断面を示 し、図1、図3はモジュールの長穴及びその奥の空洞は省略している。図に於て 1〜3及び9、10は従来の電子機器のモジュール引き抜き工具と全く同一のも のである。4は内部に取手3を組み込み、また取手3をスライドさせることがで きるフレームであり、取手3のフック側に位置する端部には二方向に突出する座 を有し、その座にはネジ穴を設けている。5はフレーム4から取手3のフックを 突出させるためのバネA、6はフレーム4の座に取り付けられこれを回転させる ことで長さを選択できる足、7は足6を回転角180゜ごとにフレーム4にロッ クさせるためのバネBであり、8はフレーム4の座に勘合するネジを有し足6を フレーム4に取り付けるとともに足6の回転中心となるピンである。
【0009】 前記のように構成された電子機器のモジュール引き抜き工具に於て、モジュー ル1を電子機器9から引き抜く際は、まず電子機器9の足場となる位置の状態を 確認し、足6の方向を決定する。足6は回転中心から両端までの距離が違うため 、足場にモジュール1が挿入されている場合には短い方、足場のモジュール1が 引き抜かれておりフロントプレート2を足場とする場合には長い方が足として機 能するよう回転させれば常にモジュール1はフロントプレート2に対して垂直に 引き抜くことができる。足6の方向を変える際は図5に示した矢視方向に足6を 引きロックを解除し、足6を回転させた後に手を離せば、図4に示したようにバ ネB7の力によってフレーム4の座に足6の切り欠きが勘合し足6はフレーム4 にロックする。
【0010】 前記のように足6の方向を決めた後、図2に示すように取手3の先端のフック をモジュール1の長穴から挿入し、電子機器のモジュール引き抜き工具全体を矢 視方向に90゜回転させる。そして図1に示したように電子機器のモジュール引 き抜き工具を持ち、親指を支点とし他の指で取手を握り込むように力を加える。 すると、初めのうちはモジュール1の背面のコネクタ10のかん合力によって、 フレーム4とともに足6は電子機器9側に移動する。そして足6が足場についた 後さらに力を加えると、図3に示したようにモジュール1はコネクタ10のかん 合が解除される位置まで引き抜かれる。モジュール1がこの状態まで引き抜かれ れば、あとは勢いをつけすぎること無く腕の力でスムーズにモジュール1を引き 抜くことができる。
【0011】
【考案の効果】
この考案に於ける電子機器のモジュール引き抜き工具は、足場の状況に応じて 足の長さを変えられるようにすることで構成部品を一体化することができ、よっ て、モジュールを引き抜いた後は片手で電子機器のモジュール引き抜き工具を、 もう片手でモジュールを持ち分離することができ、特に連続してモジュールを引 き抜く際、電子機器のモジュール引き抜き工具の持ち替えが不要となる。従って 、試験調整やモジュールの故障や定期交換の際に、モジュールの引き抜き作業の 効率を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す電子機器のモジュー
ル引き抜き工具を示す図である。
【図2】この考案の電子機器のモジュール引き抜き工具
をモジュールにセットする前の状態を示す図である。
【図3】この考案の電子機器のモジュール引き抜き工具
をモジュールにセットし引き抜き力を加えた後の状態を
示す図である。
【図4】この考案の一実施例を示す足の回転がロックさ
れている状態を示す図である。
【図5】この考案の一実施例を示す足を自由に回転させ
られる状態を示す図である。
【図6】この考案及び、従来の技術に共通の電子機器の
外観図を示す図である。
【図7】この考案及び、従来の技術に共通のモジュール
の形状を示す図である。
【図8】従来の電子機器のモジュール引き抜き工具を示
す図である。
【図9】取手先端のフックの形状を示す図である。
【符号の説明】
1 モジュール 2 フロントプレート 3 取手 4 フレーム 5 バネA 6 足 9 電子機器本体

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 内部に電子回路を高密度実装し長手方向
    の一端にコネクタを有し他端には長穴と長穴の奥に空洞
    を有する直方体形状のモジュールと、このモジュールを
    無数に組み込み構成される電子機器本体と、この電子機
    器本体の表面に取り付けられ上記モジュールを挿入する
    ための角穴で格子をなすフロントプレートとで構成され
    た電子機器のモジュール引き抜き工具において、T字形
    状をなしT字の垂直軸に先端に上記モジュールの長穴に
    挿入できるフックを有する取手と、この取手を内部に組
    み込みT字の垂直軸方向にスライドさせられ取手のフッ
    ク側の端部から二方向に突出する座を設けたフレーム
    と、上記取手のフックが上記フレームから突出するよう
    上記フレームの内部に組み込まれたバネと、上記フレー
    ムの座を中心に回転でき回転角180゜毎のロック機構
    を有する回転中心から両端までの距離が違う足とを具備
    した電子機器のモジュール引き抜き工具。
JP1991017472U 1991-03-22 1991-03-22 電子機器のモジュール引き抜き工具 Expired - Lifetime JP2561090Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991017472U JP2561090Y2 (ja) 1991-03-22 1991-03-22 電子機器のモジュール引き抜き工具

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH052876U true JPH052876U (ja) 1993-01-19
JP2561090Y2 JP2561090Y2 (ja) 1998-01-28

Family

ID=11944958

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004293924A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Sumitomo Heavy Ind Ltd 蓄冷器
JP2020009990A (ja) * 2018-07-12 2020-01-16 Necネットワーク・センサ株式会社 モジュール引抜工具およびモジュール引抜方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4881880A (ja) * 1972-01-22 1973-11-01
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JPS6265530A (ja) * 1985-09-17 1987-03-24 Hitachi Cable Ltd 光伝送系

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JP2561090Y2 (ja) 1998-01-28

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