JPH0528625U - 袋体の補強材貼着装置 - Google Patents

袋体の補強材貼着装置

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JPH0528625U
JPH0528625U JP7612391U JP7612391U JPH0528625U JP H0528625 U JPH0528625 U JP H0528625U JP 7612391 U JP7612391 U JP 7612391U JP 7612391 U JP7612391 U JP 7612391U JP H0528625 U JPH0528625 U JP H0528625U
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bag mouth
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 補強材の貼着並びに折り込みを連続的に行な
うことのできる袋体の補強材貼着装置を提供する。 【構成】 収容ケース9に収納配置する最上部の補強材
8を吸着部材10,10Aで吸着して取り出し、糊付け装置
Eによって接着剤を付着させた補強材8を袋体7の袋口
7Aの左右内縁に貼着する。そして、補強材8の貼着さ
れた袋体7内に袋成型装置H,Jを降下させて袋口7A
を整えるとともに、袋口7Aの周縁を左右折り込み装置
Gと前後折り込み装置Hにより内側に折り込む。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ショッピングバックなどの袋体の袋口を補強する袋体の補強材貼着 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にショッピングバック等の袋体は、その携帯性を高めるために袋口に手堤 げ用の把手を取り付け、かつ、その把手の取付強度を高めるため、袋口にボール 紙などの補強材が貼り付けられている。このように紙袋に補強材を貼り付ける装 置として実公昭57−48593号公報に開示される補強シート貼着装置は、糊 付けロールによって長尺な補強紙に接着剤を塗布した後、この補強紙を所定長さ に切断して減圧吸着ロールで製袋前の長尺で平坦な状態の袋体構成用紙に供給し 、これを適宜間隔で貼着して筒状袋体の口部と底部を補強するように構成してい る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、ショッピングバックは外観デザイン的な面から補強材の貼着された 袋口を内面側に折込むようにしているが、前記従来例においては、主に紙筒補強 用として成されたものであり、袋体構成用紙に補強紙を適宜間隔で連続して貼着 するだけで補強材の貼着された袋口を内面側に折込む手段がないため、従来装置 をショッピングバックに適用した場合には補強材が貼着され袋体の袋口を人手に 頼って内側に折こ込む必要があり、作業工程の効率が悪いという課題を有してい る。
【0004】 そこで本考案は、補強材の貼着並びに折り込みを連続的に行なうことのできる 袋体の補強材貼着装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本考案の袋体の補強材貼着装置は、収納部に収納する補強材を吸着して取り出 す吸着部材を設け、この吸着部材に吸着された補強材に接着剤を付着させて袋体 の袋口に補強材を貼着する袋体の補強材貼着装置において、前記補強材の貼着さ れた袋体内部に挿入配置され、この袋体の内面四隅に当接して袋口を整える袋成 型装置を昇降可能に設けるとともに、この袋成型装置で保持された袋口周縁を内 側に折り込む折り込み装置を設けたものである。
【0006】
【作用】
本考案は前記構成より、吸着部材によって収納部から1枚の補強材を吸着し、 この補強材に接着剤を付着した後、この補強材を袋体の袋口に貼着して袋口を補 強するとともに、袋体の内面に袋成型装置を挿入し、袋成型装置の内面四隅に当 接して袋口を整え、このように、袋体の保持された袋口周縁が折り込み装置によ って内側に折り込まれる。
【0007】
【実施例】
以下本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。
【0008】 図1乃至図21は本考案の一実施例を示し、図1及び図2の概略説明図において 、本体フレーム1には搬送装置Aを構成する左右一対の無端状のコンベアチェー ン2が駆動スプロケット3と従動スプロケット4との間に架け渡して設けられて おり、駆動スプロケット3にベルト5を介して連結されたクラッチブレーキ付き モータ6の起動によりコンベアチェーン2を回動させて図示しない角底製袋機に よって角底状に成形された袋体7を搬送し、このコンベアチェーン2の搬送路に 沿って袋体7の袋口7Aの左側縁及び右側縁の内側に各々ボール紙から成る補強 材8を貼着するための左右の貼着位置2A,2Bが前記本体フレーム1の前方側 に形成され、本体フレーム1の略中央に補強材8が貼着された袋口7Aの左右外 縁を内側に折込む左右の折込み位置2Cを形成し、本体フレーム1の後方側には 袋口7Aの前後外縁を内側に折込む前後折込み位置2Dが形成されており、コン ベアチェーン2で搬送される袋体7は前記各位置2A〜2Dに対応して設けられ た図示しないセンサにより前記モータ6を制御することによって各位置2A〜2 Dで停止して順次間欠的に搬送される。
【0009】 前記貼着位置2A,2Bには、袋体7の袋口7Aの上部外縁を吸着して袋口7 Aを開く袋口吸着装置Bが前記コンベアチェーン2を介して対向して配設される とともに、その各貼着位置2A,2Bの側方に位置して前記補強材8を多数積層 して収容する収納部である収容ケース9が配設され、収容ケース9の上部には多 数積層された最上部の補強材8を吸着して取り出す吸着部材10,10Aが各々配設 され、この吸着部材10,10Aは収容ケース9と貼着位置2A,2Bとの間を往復 動する補強材移送装置Cで移送され、この補強材供給装置Cの移送路途中に設け られた糊付け装置Dによって各吸着部材10,10Aで吸着された補強材8の接着面 に向けてホットメルト系接着剤を射出して付着させ、このように接着剤が付着し た補強材8を吸着する各吸着部材10,10Aを吸着部材駆動装置Eによって上下方 向に回動させて袋口7Aの左右内側に補強材8を貼着するように構成される。
【0010】 左右折込み位置2Cには、前記袋口吸着装置Bと実質同様な袋口吸着装置Fが 設けられ、この袋口吸着装置Fの上部には、袋口7Aの左右外縁を内側に折込む 回動自在な左右折込み体11と該左右折込み体11に2節リンクアーム12を介して連 結するシリンダ13とによって構成される左右折込み装置Gが設けられている。こ の左右折込み装置G間には袋体7内部に挿入配置され、袋体7の内面各コーナー に当接して袋体7を成型保持する袋成形装置Hが昇降自在に設けられている。
【0011】 前記前後折り込み位置2Dには、袋口7Aの前後外縁を内側に折込む一対の開 閉アーム15から成る前後折込み装置Iと前記袋成形装置Hと実質同様な袋成形装 置Jが設けられている。
【0012】 さらに詳細には、前記コンベアチェーン2は図3及び図4に示すように所定間 隔毎に袋体7を収容する袋受け20と一対の袋押え21を支持するL字状のブラケッ ト22が固着され、このブラケット22に設けた貫通孔23に各袋押え21の側部に突設 する軸24を挿入することにより、各袋押え21はブラケット22に対して左右方向に スライド移動可能に支持される。また、前記軸24の先端には前記コンベアチェー ン2の搬送路に沿って本体フレーム1に設けた案内レール25と滑動係合する案内 ローラ26を遊転可能に軸支するとともに、軸24には前記案内ローラ26を案内レー ル25に弾発的に押接するバネ27を外装し、このように付勢された案内ローラ26を コンベアチェーン2の作動と連動させて前記案内レール25の前端部に形成するテ ーパ面25Aに沿わせて滑動させて各袋押え21を内側に移動させ、搬送時に袋受け 20に収容された袋体7の下部を袋押え21で挟持することによって袋体7を安定的 に搬送する。
【0013】 前記貼着位置2A,2Bの側部には図6に示すように本体フレーム1に並設す る固定フレーム30の上部に枠状の取付フレーム31を配設し、この取付フレーム31 を固定フレーム30の前後に立設する一対の案内ポスト32で上下動可能に案内し、 昇降用ジャッキ33により袋体7の高さに合せて昇降させる。取付フレーム31の上 部には、支持杆34を介して前記各吸着部材10,10Aを取り付ける固定板35が設け られ、その各吸着部材10,10Aの下方には袋体7に貼着される補強材8の収容ケ ース9と予備となる補強材8の予備収容ケース9Aを装着する左右一対の受け板 36,36Aが吸着部材10,10Aに対応して各々設けられており、かつ、受け板36, 36Aは図9に示すように取付フレーム31に取り付けたレール37に沿って移動する 移動テーブル38に取付固定され、この移動テーブル38には前記各収容ケース9, 9Aの何か一方を前記各吸着部材10,10Aの待機位置下方まで選択的に移動させ るシリンダ39が連結されている。また、収容ケース9の底部にはこの収容ケース 9内に積層された最下端の補強材8を支持する支持板40が設けられており、この 支持板40を取付フレーム31に回動可能に軸支する螺子杆41に螺着し、螺子杆41と ベルト42で連結するモータ43の回転駆動によって、前記支持板40を昇降させて最 上部の補強材8を取付フレーム31の上面に吸着部材10,10Aの待機位置に対応し て開設する取出口44に臨ませて供給し、このように供給された最上部の補強材8 を取出口44の周囲に設けた複数のセンサ45で検知し、このセンサ45からの検知信 号によって支持板40を昇降させるモータ43を制御している。
【0014】 前記吸着部材10,10Aは図6乃至図8に示すように支持部材50に設けた複数の 吸着パット51から成り、この吸着パット51に連通接続する図示しないコンプレッ サ等の陰圧発生装置により、各取出口44に供給された最上部の補強材8を吸着し て前記貼着位置2A,2Bに移送する。この貼着位置2A,2Bと各取出口44と の間には、ガイド杆52を有する枠体53が前記固定板35に取り付けたシリンダ54に 吊設され、前記ガイド杆52に補強材移送装置Cを構成する移送体55を案内し、こ の移送体55は図示しない適宜駆動手段によって、ガイド杆52に沿って貼着位置2 A,2BAと各取出口44との間を往復移動する。
【0015】 移送体55の下面には吸着部材10,10Aを水平方向に略90°回動させるロータリ ーアクチェー56が設けられ、このロータリーアクチェー56の後面側に前記吸着部 材10,10Aの支持部材50がバネ57を介して装着されるとともに、支持部材50には 吸着部材10,10Aを垂直方向に略90°回動させて袋口7Aの左右内側に補強材8 を貼着する前記補強材駆動装置Eとなるロータリーアクチェー58が設けられてい る。また、前記補強材移送装置Cの移送路中には糊付け装置Dであるノズル60が 取付フレーム31に各々固定されており、このノズル60から図示しないタンク本体 により溶融されたホットメルト系接着剤を前記吸着部材10,10Aに吸着された補 強材8の裏面側に適宜間隔毎に噴射し、このようにして接着剤の付着した補強材 8を図7に示すように、ロータリーアクチェー57を作動して吸着部材10,10Aの 支持部材50を前記コンベアチェーン2に沿わせるように水平方向に略90°回動さ せて移送体55によって各貼着位置2A,2Bに搬送された袋体7の上部に移送し た後、ロータリーアクチェー59を作動して支持部材50を垂直方向に略90°回動さ せることによって袋口吸着装置Bによって保持された袋体7の袋口7Aに補強材 8を貼着する。
【0016】 各貼着位置2A,2Bと左右折込み位置2Cに対応して設けられる袋口吸着装 置B,Fは図3に示すように、一対の案内杆65で案内される昇降台66と、この昇 降台66の上面に装着され、内部に図示しないエアシリンダなどの駆動源を内蔵す る送り駆動装置67と、この送り駆動装置67によって送り駆動される複数の吸盤68 を備えた取付部材69とから構成され、前記昇降台66にはモータ66Aに直結された 螺子杆66Bが螺着され、そのモータ66Aの駆動により昇降台66を介して取り付け られる吸盤68の取付部材69を袋体7の高さに合せて高さ調整可能に昇降させる。 前記左右折込み位置2Cの袋口吸着装置Fの上部には、図12に示すように左右 折込み装置Gを構成する左右折込み体11が吸盤68の取付部材69に蝶番70によって 回動可能に軸支されており、左右折込み体11に2節リンクアーム12を介して連結 するシリンダ13の作動により左右折込み体11を内側に回動させ補強材8が貼着さ れた袋口7Aの左右外縁を内側に折込むものである。また、左右折込み位置2C の上方には図10に示すように袋成型装置Hのフレーム70が前記本体フレーム1上 に架設され、このフレーム70に設けた一対の案内杆71に沿って案内される取付台 72の下部には成型型用押え爪73,73Aを前記袋体7の長手方向に沿って前後に送 り駆動させるスライドシリンダ74,74Aの固定板75を平行に配し、この固定板75 と取付台72とを昇降シリンダ76で連結し、一方、取付台72とフレーム70の天板70 Aとを昇降用螺子杆77で連結し、螺子杆77のハンドル78を回転操作して取付台72 の高さを袋体7の高さに合せて調整した後、取付台72に取り付けたクランプレバ ー79を前記案内杆71に圧接して取付台72を固定している。前記押え爪73,73Aは 枠体80に組付固定されたローターリーアクチェター81を介して取付杆82にネジ83 で止着され、前記枠体80を前記各のスライドシリンダ74,74Aのピストンロッド を連結するとともに、固定板75の下部に設けた案内フレーム84の上面に固着する レール85に沿って案内している。そして、昇降シリンダ76を作動して各押え爪73 ,73Aを前記袋口吸着装置Fで保持された袋体7内部に案内フレーム84を介して 降下させ、スライドシリンダ74,74Aの作動により袋体7押え爪73,73Aをレー ル85に沿って前記搬送装置Aの搬送方向、すなわち袋体7の長手方向に沿って前 後に移動することによって袋口7Aの内面四隅に当接して袋体7を保持するよう に構成している。
【0017】 前記前後折り込み位置2Dに設けた袋成型装置Jは、図13に示すように前記袋 成型装置Hと同様に前記本体フレーム1上に架設するフレーム70Aに案内杆71A に沿って案内される取付台72Aを昇降用螺子杆77Aで連結するとともに、取付台 72Aと固定板75Aとを昇降シリンダ76Aで連結し、固定板75Aに設けた各スライ ドシリンダ90,90Aに各押え爪91,91Aの固定用部材80Aを連結し、その各スラ イドシリンダ90,90Aの作動により、固定用部材80Aを案内フレーム84Aの上面 に設けた案内レール85Aに沿わせて移動させ、前記袋成型装置Hと同様に昇降シ リンダ76Aにより各押え爪91,91Aを袋体7内部に降下させ、このように袋体7 内に配置する押え爪91,91Aをスライドシリンダ90,90Aにより袋体7の内面各 コーナーに当接して袋体7を保持するように構成している。なお、各袋成型装置 H,Jの押え爪73,73A,91,91Aは着脱可能な連結杆86を介して取付杆82に取 り付けられており、その取付杆82を袋体7の幅に合せて交換することにより、各 種サイズの袋幅に対応可能である。また、前後折り込み装置Iは、図14に示すよ うに一対に開閉クランプ100 から成り、この開閉クランプ100 を枢着するクラン プユニット101 が前記案内フレーム84Aの後面に軸支する螺子杆102 に螺着され 、この螺子杆101 の端部に装着する操作ハンドル103 を回動することによって開 閉クランプ100 を袋体7の長手方向のサイズに合せて前後に移動可能に設けられ ているとともに、クランプユニット101 に設けられた開閉シリンダ104 を作動し て前記開閉クランプ100 を閉じることによって袋体7の前後外縁を内側に折込む ように構成している。
【0018】 以上のように構成される本考案の作用について説明する。
【0019】 まず、図示しない角底製袋機によって角底状に成形された袋体7をコンベアチ ェーン2に設けた袋受け20に収容し、モータ6の起動によるコンベアチェーン2 の作動により案内レール25のテーパ面25Aに沿って案内ローラ26を滑動させ、こ れに連動して図15に示すように袋押え21で袋体7の下部を挟持した状態で袋体7 を搬送する。袋体7が補強材8の貼着位置2Aに搬送されると貼着位置2Aに設 けられた図示しないセンサにより袋体7を検知し、このセンサからの検知信号に よってコンベアチェーン2のモータ6を停止させて袋体7を貼着位置2Aに停止 させる。この後、袋口吸着装置Bの駆動装置67の作動により各取付部材69をそれ ぞれにコンベアチェーン2の中心側に移動させ、この取付部材69に設けた吸盤68 を袋体7の袋口7Aの左右上部に当接させコンプレサ等の図示しない陰圧発生装 置により袋口7を吸着した後、再び駆動装置67を作動して各取付部材69を離反す る方向に移動させることにより袋体7を袋口7Aが開いた状態で貼着位置2Aに 待機させる。そして、貼着位置2Aと補強材8の取出口44との間に設けた枠体53 の昇降用シリンダ54を作動させ、その枠体53に移送体55を介して装着する吸着部 材10を補強材8と平行に降下させ、取出口44に供給された補強材8を図示しない 陰圧発生装置によって吸着部材10の吸着パット51に吸着するとともに、前記シリ ンダ54により前記枠体53を上昇させて収容ケース9に収納する最上部の補強材8 を取り出す。この後、補強材駆動装置Eとなるロータリーアクチェー58を作動し て吸着部材10を枠体53の下方に設けた糊付け装置Dのノズル60と対向するように 回動させて吸着部材10に吸着する補強材8の裏面側にノズル60から噴射するホッ トメルト系接着剤を付着させた後、前記ロータリーアクチェー58により吸着部材 10を元の水平状態に回動させ、このように糊付けされた補強材8はロータリーア クチェー56の作動によりコンベア2で搬送される袋体7の袋口7A長手方向に沿 わせるように時計方向に略90°水平回動させた状態で枠体53に設けたガイド杆52 に沿わせて移動して吸着部材10に吸着する補強材8を袋体7の待機する貼着位置 2Aに移送した後、前記ロータリーアクチェー58を作動して吸着パット51を略90 °下方に回動させることによって図16に示すように吸着部材10に吸着する補強材 8を袋口吸着装置Bによって保持された袋口7Aに押し付けて搬送方向に向かっ て右側の袋口7A内縁に補強材8を貼着する。なお、前記吸着部材10により収容 ケース9に収納する最上部の補強材8が取り出されると支持板40の昇降用モータ 43が起動して支持板40を上昇させ、その支持板40に積層する最上部の補強材8が 取出口44の周囲に設けたセンサ45によって検知され、このセンサ45からの検知信 号によって前記モータ43を停止させ、このように最上部の補強材8を取り出す毎 に順次最上部の補強材8を取出口44に臨ませて供給するように構成するとともに 、収容ケース9内に収容する補強材8が無くなるとシリンダ39を作動させて収容 ケース9並びに予備用の収容ケース9Aを取り付ける移動テーブル38を固定フレ ーム30のレール37に沿わせて移動させて予備用の収容ケース9Aを取出口44と同 心上に配置するとともに、補強材8が無くなった収容ケース9を受け板36から引 き出して補強材8を補充することによって各収容ケース9,9Aに収容する補強 材8が連続的に供給可能となる。そして、このように袋口7Aの右側内縁の貼着 工程が終了すると、コンベア2を作動して袋体7を貼着位置2Bに搬送し、ここ で前述した貼着工程と同様に吸着部材10Aにより収容ケース9に収納する最上部 の補強材8を取り出して糊付け装置Dによりホットメルト系接着剤を付着させた 後、貼着位置2Bへと搬送し、ロータリーアクチェー58の作動により吸着パット 51を略90°下方に回動させて図17に示すように吸着パット51に吸着する補強材8 を袋口吸着装置Bによって保持された袋口7Aに押し付けて搬送方向に向かって 左側の袋口7A内縁に補強材8を貼着する。この後、左右に補強材8が貼着され た袋体7は左右折込み位置2Cへと搬送され、袋口吸着装置Fにより袋口7Aが 開いた状態で袋体7を左右折込み位置2Cに待機させる。そして、袋成型装置H の昇降シリンダ76を作動して押え爪73,73Aを前記袋体7内部に降下させた後、 スライドシリンダ74,74Aの作動により押え爪73,73Aをレール85に沿って前記 コンベア2の搬送方向、すなわち袋体7の長手方向に沿って前後に移動すること によって袋体7の内面各コーナーに当接させて袋体7を成型保持し、このように 各押え爪73,73Aで成型保持され、かつ袋体7の袋口吸着装置Fにより開いた状 態で保持される補強材8を貼着した袋口7Aの左右外縁を図18及び図19に示すよ うに袋口吸着装置Fの上部に設けたに左右折込み体11をシリンダ13の作動により 2節リンクアーム12を介して内側に回動させて内側に折込むとともに、袋口7A の左右に貼着する補強材8の接着面を袋口7Aの左右内縁に密着させて強固に接 着させる。この後、左右の折込みが終了した段階で押え爪73,73Aを移動する昇 降シリンダ76とスライドシリンダ74,74Aを後退させて押え爪73,73Aを待機状 態に復帰させ、このように左右の折り込み工程の終了した袋体7を前後折り込み 位置2Dに搬送する。この前後折り込み位置2Dでは前記袋成型装置Hと同様な 袋成型装置Jの押え爪91,91Aにより袋体7を成型保持した後、前後折り込み装 置Iを構成する一対に開閉クランプ100 を開閉シリンダ104 の作動により閉じて 図20に示すように袋体7の前後外縁を内側に折込むことにより全工程が完了し、 図21に示すように補強材8の貼着された袋体7の袋口7Aの周縁が内側に折り込 まれる。なお、袋口7Aの左右及び前後の折り込み工程を行なう際には、角底製 袋機にて袋体7を成型する段階で袋口7Aに予め折り込み線が設けられており、 この折り込に線の沿って袋口7Aの左右及び前後外縁が折り込まれ、シワや折れ 曲り等なく良好に折れ込めれるものである。
【0020】 以上のように本考案においては、角底製袋機で成型された袋体7の袋口7Aへ の補強材8の貼着並びに折り込みを連続的に処理してこの種の作業の自動化を図 ることができる。
【0021】 なお、本考案は、前記一実施例に限定されるものではなく本考案の要旨の範囲 内で種々の変形実施が可能である。例えば、吸着部材の送り駆動手段や吸着方法 あるいは補強材や押え爪の送り駆動手段等は適宜設定すればよい。また、補強材 としてボール紙を用いた例を示したが硬質な樹脂シートなどでもよくその材質は 適宜設定すればよい。
【0022】
【考案の効果】
本考案は、収納部に収納する補強材を吸着して取り出す吸着部材を設け、この 吸着部材に吸着された補強材に接着剤を付着させて袋体の袋口に補強材を貼着す る袋体の補強材貼着装置において、前記補強材の貼着された袋体内部に挿入配置 され、この袋体の内面四隅に当接して袋口を整える袋成型装置を昇降可能に設け るとともに、この袋成型装置で保持された袋口周縁を内側に折り込む折り込み装 置を設けたことにより、補強材の貼着並びに折り込みを連続的に行なうことので きる袋体の補強材貼着装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の概略を示す正面図である。
【図2】同概略を示す平面図である。
【図3】同袋口吸着装置を示す要部の断面図である。
【図4】同袋体搬送装置を示す要部の平面図である。
【図5】同貼着位置廻りを示す平面図である。
【図6】同補強材移送装置を示す正面図ある。
【図7】同補強材移送装置を示す平面図ある。
【図8】同吸着部材を示す断面図である。
【図9】同収容ケース廻りを示す側面図である。
【図10】同袋成型装置を示す正面図である。
【図11】同袋成型装置を示す一部を切り欠き側面図で
ある。
【図12】同左右折り込み装置を示す側面図である。
【図13】同前後折り込み装置を示す側面図である。
【図14】同前後折り込み装置を示す要部の側面図であ
る。
【図15】同袋体の搬送状態を示す要部の斜視図であ
る。
【図16】同補強材の貼着工程を示す要部の斜視図であ
る。
【図17】同補強材の貼着工程を示す要部の斜視図であ
る。
【図18】同袋体の左右折り込み工程を示す要部の斜視
図である。
【図19】同袋体の左右折り込み工程を示す要部の斜視
図である。
【図20】同袋体の前後折り込み工程を示す要部の斜視
図である。
【図21】同袋体の斜視図である。
【符号の説明】
H,J 袋成型装置 G 左右折り込み装置 I 前後折り込み装置 7 袋体 7A 袋口 8 補強材 9,9A 収容ケース(収納部) 10,10A 吸着部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納部に収納する補強材を吸着して取り
    出す吸着部材を設け、この吸着部材に吸着された補強材
    に接着剤を付着させて袋体の袋口に補強材を貼着する袋
    体の補強材貼着装置において、前記補強材の貼着された
    袋体内部に挿入配置され、この袋体の内面四隅に当接し
    て袋口を整える袋成型装置を昇降可能に設けるととも
    に、この袋成型装置で保持された袋口周縁を内側に折り
    込む折り込み装置を設けたことを特徴とする袋体の補強
    材貼着装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110127129A (zh) * 2019-05-29 2019-08-16 温州大学瓯江学院 塑料袋封装系统

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