JPH05285301A - スプレードライヤ - Google Patents

スプレードライヤ

Info

Publication number
JPH05285301A
JPH05285301A JP9086092A JP9086092A JPH05285301A JP H05285301 A JPH05285301 A JP H05285301A JP 9086092 A JP9086092 A JP 9086092A JP 9086092 A JP9086092 A JP 9086092A JP H05285301 A JPH05285301 A JP H05285301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
curtain
drying cylinder
peripheral surface
inner peripheral
slurry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP9086092A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Ohinata
義宏 大日向
Yoshihiro Nimata
義浩 二俣
Koichi Takayama
孝一 高山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP9086092A priority Critical patent/JPH05285301A/ja
Publication of JPH05285301A publication Critical patent/JPH05285301A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 乾燥筒内周面へのスラリーの付着を防止す
る。 【構成】 乾燥筒10は、その上部が直筒状であり、下
部がテーパ状となっている。乾燥筒10頂部中央にアト
マイザ12が設けられ、その下側にディスクロータ14
が配置されている。この乾燥筒10の上部の内周面に沿
って撥水性カーテン22が設けられている。乾燥筒の頂
部内周面に沿ってカーテンレール24が周設され、カー
テン22はフック26によってこのカーテンレール24
に懸吊されている。 【効果】 乾燥筒内周面へのスラリーの直接の付着を防
止できる。そして、スラリーの種類を変えたりする場合
には、この乾燥筒内周面に沿って配設されたカーテンを
清掃したり交換すれば良く、きわめて迅速に行なえる。
また、このカーテンの着脱時の作業環境も良好である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスプレードライヤに係
り、特に乾燥筒の内周面へのスラリーの付着を防止する
よう改良されたスプレードライヤに関する。
【0002】
【従来の技術】スプレードライヤは、周知の通り、乾燥
筒の上部中央のディスクロータ等の回転体からスラリー
を微小液滴状に散開させ、乾燥筒内に導入された熱風に
よって液滴を乾燥させて球状(球殻状)の造粒粉を製造
するための装置である。
【0003】この乾燥筒の内周面には、飛散してきたス
ラリーが付着し易い。特に、スラリーが有機バインダー
を含んだものである場合にはスラリーの粘着性が高く、
乾燥筒内周面に厚い付着層を形成することが多い。
【0004】従来は、スラリー種類を変更したり、1日
の業務が終了したときなどに、作業員が乾燥筒内に入っ
て清掃を行なったり、あるいは、乾燥筒内にノズルを挿
入し、該ノズル先端からジェット水流を噴出させて乾燥
筒内周面の清掃(洗浄)を行なっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】作業員が乾燥筒内に入
って清掃を行なうのでは、作業効率が悪い。また、足場
が不安定であったり、乾燥筒内に熱気や粉塵が残ってい
ることなどから、作業環境も良くない。
【0006】ノズルからジェット水流を噴出させて乾燥
筒内周面を洗浄する方法では、大掛りな洗浄設備が必要
になると共に、洗浄ムラがあり付着物が残ることがあっ
た。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のスプレードライ
ヤは、乾燥筒の少なくとも上部の内周面に沿って撥水性
カーテンを着脱自在に設けたことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】本発明のスプレードライヤにおいては、乾燥筒
の少なくとも上部の内周面に沿って撥水性のカーテンが
設けられているため、該内周面へのスラリーの直接の付
着が防止される。
【0009】スラリーを別の種類のものに変更する場合
には、カーテンを取り出して清掃するか、又は別のカー
テンと交換すれば良い。このカーテンは、撥水性である
から、スラリーの付着が少ないため、乾燥筒外に取り出
して簡単に水洗いにより清掃することができる。
【0010】
【実施例】第1図は実施例に係るスプレードライヤの断
面図、第2図は乾燥筒内におけるカーテンの配列状態を
示す斜視図である。
【0011】乾燥筒10は、その上部が直筒状であり、
下部がテーパ状となっている。乾燥筒10の頂部中央に
アトマイザ12が設けられ、その下側にディスクロータ
14が配置されている。乾燥筒10の上部には熱風供給
用のダクト16が接続されると共に、乾燥筒10の下部
には排気ダクト18が接続されている。この排気ダクト
18はサイクロン及びバッグフィルタ(共に図示略。)
等の集塵装置に接続されている。乾燥筒10の下端には
粉体回収容器20が接続されている。
【0012】この乾燥筒10の上部の内周面に沿って撥
水性カーテン22が設けられている。乾燥筒10の頂部
内周面に沿ってカーテンレール24が周設され、カーテ
ン22はフック26によってこのカーテンレール24に
懸吊されている。このカーテン22は、フッ素樹脂のプ
レートよりなる。該カーテン22の側辺部には、隣接す
るカーテン同志を連結するためのフック、チャックある
いはマジックテープ(商標)などの連結部材が設けられ
ている。
【0013】乾燥筒10の側部には扉付きの作業口30
が設けられている。
【0014】このように構成されたスプレードライヤに
おいては、ディスクロータ14から放射状に噴霧された
スラリーが乾燥筒10の上部内周面に直接に付着するこ
とがない。スラリーの種類を変えるときには、カーテン
22を取り出して水などで洗浄するか、別のカーテンと
交換すれば良い。乾燥筒10からカーテン22を取り出
すには、作業口30の扉を開け、カーテン22を1枚ず
つ取り出せば良い。この場合、作業口30に対峙してい
たカーテン22を外したら、それに隣接している別のカ
ーテン22を作業口30の部分にまで引き寄せるように
すれば良い。
【0015】カーテン22を装着する場合には、作業口
30の部分において1枚のカーテン22をカーテンレー
ル24に懸吊させた後、このカーテン22を押して作業
口30の側方に移動させる。そして、次のカーテン22
を作業口30の部分においてカーテンレール24に懸吊
させると共に、先に懸吊させておいたカーテン22に対
し連結させ、次いで連結されたカーテン22,22を押
して作業口30の側方に移動させる。これを次々とくり
返すことにより、規定枚数のカーテン22を乾燥筒10
の内周面に配設することができる。又、案内用のロープ
等をカーテンの先頭部、後端部にエンドレス状に連結
し、カーテンの送り出し及び呼び戻しの動作をさせるこ
ともできる。
【0016】上記実施例ではプレート状の複数枚のカー
テン22を用いているが、第3図の如く、シート状のカ
ーテン32を乾燥筒内周面に沿って幕状に配設しても良
い。この場合、カーテン32の下部に、めくれ上り防止
用の重りを取り付けるのが好ましい。
【0017】
【発明の効果】以上の通り、本発明のスプレードライヤ
によると、乾燥筒内周面へのスラリーの直接の付着を防
止できる。そして、スラリーの種類を変えたりする場合
には、この乾燥筒内周面に沿って配設されたカーテンを
清掃したり交換すれば良く、きわめて迅速に行なえる。
また、このカーテンの着脱時の作業環境も良好である。
更にカーテンの付着物を原料に還元し再利用することに
より歩留も向上する。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係るスプレードライヤの断面図であ
る。
【図2】実施例に係るスプレードライヤ内のカーテン配
列状態を示す斜視図である。
【図3】別の実施例に用いられるカーテン32の斜視図
である。
【符号の説明】
10 スプレードライヤ 20 粉体回収容器 22,32 カーテン 30 作業口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥筒の少なくとも上部の内周面に沿っ
    て撥水性カーテンを着脱自在に設けたことを特徴とする
    スプレードライヤ。
JP9086092A 1992-04-10 1992-04-10 スプレードライヤ Withdrawn JPH05285301A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9086092A JPH05285301A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 スプレードライヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9086092A JPH05285301A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 スプレードライヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05285301A true JPH05285301A (ja) 1993-11-02

Family

ID=14010315

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9086092A Withdrawn JPH05285301A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 スプレードライヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05285301A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997021477A1 (de) * 1995-12-09 1997-06-19 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Zerstäubungstrockner und verfahren zum betreiben eines solchen trockners
CN108601363A (zh) * 2015-11-03 2018-09-28 喷雾系统公司 用于喷雾干燥的装置和方法
CN114950736A (zh) * 2022-02-25 2022-08-30 长沙理工大学 太阳能板清洗用静电吸附尘水分离装置

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997021477A1 (de) * 1995-12-09 1997-06-19 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Zerstäubungstrockner und verfahren zum betreiben eines solchen trockners
US6237247B1 (en) 1995-12-09 2001-05-29 Henkel Kommanditgesellschaft Auf Aktien Apparatus and method for a spray dryer
CN108601363A (zh) * 2015-11-03 2018-09-28 喷雾系统公司 用于喷雾干燥的装置和方法
JP2018537275A (ja) * 2015-11-03 2018-12-20 スプレイング システムズ カンパニー 噴霧乾燥のための装置及び方法
CN108601363B (zh) * 2015-11-03 2022-10-18 喷雾系统公司 用于喷雾干燥的装置和方法
CN114950736A (zh) * 2022-02-25 2022-08-30 长沙理工大学 太阳能板清洗用静电吸附尘水分离装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003528726A (ja) 粉体コーティング・システムの改良
CN206240200U (zh) 一种可清理滤袋袋式除尘机
JPS6259634B2 (ja)
JPH11117U (ja) 粉末塗装装置等のための粉末回収装置
JPH05285301A (ja) スプレードライヤ
JPS6362340B2 (ja)
CN205340827U (zh) 一种微球状催化剂真空混合浸渍干燥装置
EP0723481B1 (en) Powder recovery module
JPS63218201A (ja) 粉体の払落し方法及び装置
JP3408960B2 (ja) 集塵フイルタ用プリコート装置
CH655170A5 (it) Gruppo essiccatoio-filtro pneumatico per materiali granulari o polverulenti.
JP3850903B2 (ja) 旋回流型噴霧乾燥装置
JPH0556191B2 (ja)
JP5350054B2 (ja) 粉体塗装方法
JPS6235824B2 (ja)
US4298367A (en) Method of and device for cleansing in a fibre blanket manufacturing plant
US5169417A (en) Device for removing excess sprayed material during application by spraying of wet lacquer
JPH049023Y2 (ja)
JPH0852399A (ja) サイクロン回収装置
KR20200114479A (ko) 이동식 블로우 파이프를 이용한 집진필터 재생장치
JPS6349321Y2 (ja)
CN219210423U (zh) 一种用于阻燃面料的涂料喷涂机
CN212039639U (zh) 一种旋风除尘设备及裂解系统
KR19980021805A (ko) 에어레스도장의 페인트부스
CN212397380U (zh) 一种印花机导带清洗装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990706