JPH05284873A - ピン連続装着装置 - Google Patents

ピン連続装着装置

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JPH05284873A
JPH05284873A JP4118032A JP11803292A JPH05284873A JP H05284873 A JPH05284873 A JP H05284873A JP 4118032 A JP4118032 A JP 4118032A JP 11803292 A JP11803292 A JP 11803292A JP H05284873 A JPH05284873 A JP H05284873A
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JP
Japan
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pin
grip
sheet
rope
guide needle
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Pending
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JP4118032A
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English (en)
Inventor
Akira So
昭 宗
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KYORITSU SANGYO KK
Original Assignee
KYORITSU SANGYO KK
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Publication date
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Priority to JP4118032A priority Critical patent/JPH05284873A/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

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  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホタテ貝等の貝を海中に吊るすロープに一定
間隔で貝を係止する為の係止ピンを機械的に高速で装着
する装置の提供。 【構成】 多数のピン2を一体的に懸架したピンシート
1と、同ピンシート1を間欠的に送るピン送り機構4
と、同ピン送り機構4とピン2を挿入するロープ19と
の間に配送され、ピンシート1の先端ピン2を把持する
ピングリップ10と、同ピングリップ10がピンシート
1の先端ピン2を把持した時点で把持したピン2の両端
をピンシート1から切断して分離するピン切断機構16
と、ロープ19に間欠的に刺し込み引き抜きされ且つピ
ン2の挿入溝21を有する案内針20と、ピングリップ
10をピン送り機構4とロープ19との間で往復動させ
るとともにピングリップ10を回転させて案内針20の
挿入溝21にピングリップ10が把持したピン2を挿入
するピングリップ移動回転機構23とからなるピン連続
装着装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホタテ貝等の貝を海中
に吊るすロープに、一定間隔で貝を係止する為の係止ピ
ン(以下、単にピンという)をロープに刺し込むピン連
続装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のピンをロープに刺し込ん
で装着する作業は手作業でもって案内針をロープに刺し
込み、手でもってピンを案内針の挿入溝に差し込んで、
充分差し込んだ所で案内針を引き抜いてピンをロープに
残すようにして取付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の手作業によるピ
ンの装着では、多数のピンを取付けるには手間・時間の
かかるものであってコスト高となるという問題点があっ
た。本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの
問題点を解消し、高速且つ機械的に無人でピンの装着が
できるというピン連続装着装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の要旨は、左右の保持杆間に一定ピッチで多数のピ
ンを一体的に懸架したピンシートと、同ピンシートを間
欠的に送るピン送り機構と、同ピン送り機構とピンを挿
入するロープとの間に配送され、ピンシートの先端ピン
を把持するピングリップと、同ピングリップがピンシー
トの先端ピンを把持した時点で、把持したピンの両端を
ピンシートから切断して分離するピン切断機構と、ロー
プに間欠的に刺し込み引き抜きされ且つピンの挿入溝を
有する案内針と、ピングリップをピン送り機構とロープ
との間で往復動させるとともにピンを回転させて案内針
の挿入溝に挿入するピングリップ移動回転機構とからな
るピン連続装着装置にある。
【0005】
【作用】この発明では、ピン送り機構によってピンシー
トは間欠的に送られる。ピンシートが送られるとピング
リップがピングリップ移動回転機構によってピンシート
側へ送られ、ピンシートの先端のピンを把持する。その
後ピン切断機構が作動して把持されたピンの両端が切断
されてピンシートから分離される。その後ピングリップ
移動回転機構が作動してピングリップを回転させながら
ロープの側へ移送し、把持したピンをロープに刺し込ま
れた案内針の挿入溝に差し込んでロープ内へ送り込まれ
る。ピンがロープに送り込まれた所で案内針をロープか
ら引き抜き、ピンをロープに残し、ピングリップを開放
する。その後、ピングリップはピンシート送り機構側に
移動して前記の行程を繰り返してピンを連続的にロープ
に多数装着する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は実施例を示す説明図、図2はピンシートを
示す斜視図、図3はピングリップを示す説明図、図4は
ピングリップ移送回転機構を示す説明図である。
【0007】図中、1はピンシート、2はピン、3は保
持杆、4はピン送り機構で下記構成の5〜9よりなる。
5はそのピンの端部と噛合してピンシート1を送るピン
送り用スプロケット、6は同スプロケット5の回転軸、
7はプーリ、8はベルト、9はピン送りモータ、10は
ピングリップで、11はケーシング、12は押圧ヘッ
ド、13は連接シャフト、14はソレノイドコイル、1
5は同ソレノイドコイル14で上下動させられるアマチ
ュア、16はピン切断機構で、17は円形カッター、1
8は同円形カッター17の偏心した位置中心に回転させ
る駆動用モータ、19はロープ、20は案内針、21は
同案内針20に設けたピン2の挿入溝、22は案内針2
0のロープ貫通を磁気センサ(図示せず)により感知し
て検出し且つピン2の先端をガイドする案内板である。
23はピングリップ移動回転機構で下記構成の24〜3
3からなる。24はピングリップ10を回転自在に立設
させたスライド板、25は同スライド板24の直動ベア
リング、26a,26b,26cはスライド板24の位
置検出用ホトインタラプタ、27はスライド板24に取
付けたロッド取付基板、28はスライド板移動用主モー
タ、29は同主モータ28の回転軸に取付けられたクラ
ンクアーム、30は同クランクアーム29とロッド取付
基板27とを連結するロッド、31はピングリップ10
の下端に取付けたローラ取付アーム、32はローラ、3
3は同ローラ32を案内してピングリップ10を回動さ
せるピングリップ角度誘導板である。34はロープ19
を間欠送りするピンチングローラ、35は同ピンチング
ローラ34を駆動するモータ、36は案内針20をロー
プ19に間欠的に差し込む駆動部である。
【0008】図2に示すように、ピンシート1は5mm
ピッチ程の間隔において、内向きの鉤針4個を突出させ
たピン2を多数左右の保持杆3に懸架した状態で合成樹
脂で一体成型している。
【0009】ピン送り機構4は、図1に示されるよう
に、ピンシート1のピン2の両端部と噛合するスプロケ
ット5をピン送りモータ9,ベルト8,プーリ7によっ
て回転させることで間欠的に送り、先端のピン2をピン
切断機構16の円形カッター17の直前で停止させる。
ピン送り機構4によってピンシート1が送られると、電
気的に同期してモータ18が作動して偏心した回転中心
に円形カッター18を1回転させることで円形カッター
18でピン2の両端部を切断し、先端のピン2をピンシ
ート1から分離する。
【0010】ピングリップ10はソレノイドコイル14
に通電することでアマチュア15が上昇し、押圧ヘッド
12が持ち上げられ、ケーシング11の頭部と押圧ヘッ
ド12との間にピン2を把持できるようにしている。
【0011】図4のA点においてピンシート1よりピン
2を切り離し、ピングリップ10がピン2をつかむ。移
動線lに対しピン2は直角に位置している。ピングリッ
プ10が図4のB点に移動すると、ローラ取付アーム3
1につけられたローラ32は、角度誘導板33によって
ローラ取付アーム31を回転させ、移動線に対してα°
首を振る。グリップされたピン2の角度は図示のように
なる。
【0012】ローラ32はローラ取付アーム31に対し
て、反時計方向にバネ(図示せず)で適当な応力を常に
加えられており、角度誘導板33に忠実に追従し、自由
な振動を抑制されている。
【0013】B点のピン2の姿勢のまま左方向に移動す
ると、ピン2の先端は案内板22にあたり、先端が適度
に屈曲した状態で案内針20の挿入溝21に誘導され
る。案内板22は案内針20の有無を検知するセンサと
一体である。
【0014】次にピングリップ移動回転機構23は図
1,4に示す構造となっている。直動ベアリング25上
に取付けられたスライド板24は、主モータ28により
ロッド30を介して、A点よりB,C点に移動する。
【0015】ピングリップ10の位置センサとして、
a,b,c3点にホトインタラプタ26a,26b,2
6cを配してある。a点は、ピンシート1からピン2を
取るときの停止位置である。b点は、ロープ19に案内
針20がまだ貫通していないときに一時停止をして、案
内針20と同期をとるために設けられている。c点は、
案内針20にピン2を挿入し終わる点である。
【0016】以下、本実施例のピン連続送りの動作を説
明する。 (1)ピングリップ10が図4のA点にあるときを始動
準備値とする。 (2)始動の信号が入ると、(イ)ピングリップ10が
閉じ、ピン2を掴み同時にモータ18が回転し、ピン2
の両側を切る。(ロ)両側の円形カッター17が切断す
ると、主モータ28が駆動し、ピングリップ10は図4
B点に向かって移動する。同時にスプロケット5が1コ
マ動きピンシート1が前進し次の動作に備える。
【0017】(ハ)図4B点に到達したピングリップ1
0は、角度誘導板33によってα°首が振られた状態と
なる。図1のホトインタラプタ26bがB点の停止信号
をだすセンサである。次に案内針20の有無を検知する
センサ付案内板22が、案内針20がロープ19に貫通
したことを検出すると、ピングリップ10は図4のC点
に向かって移動を開始する。
【0018】(ニ)ピングリップ10が図4のC点に到
達すると、図1のホトインタラプタ26cは停止信号を
だす。ピン2は案内針20に挿入され、案内針20はロ
ープ19より抜ける方向に移動する。このとき案内板2
2のセンサは、案内針20の抜けた信号を発し、(ホ)
ピングリップ10を開いてピン2を放し、主モータ28
が駆動し、ピングリップ10を図4のA点に移動させ
る。(ヘ)A点に到達すると、図1のホトインタラプタ
26aによって停止の信号がでる。
【0019】(ト)停止の信号により、ピングリップ1
0を閉じ円形カッター17が回転して(イ)の動作を繰
り返すことになる。
【0020】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、ロープへ
のピンの装着を自動化でき、作業効率を高め及びピンの
装着時間を1〜2秒で1ピンの装着できる程度にでき、
大巾に短縮できたという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す説明図である。
【図2】ピンシートを示す斜視図である。
【図3】ピングリップを示す説明図である。
【図4】ピングリップ移送回転機構を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 ピンシート 2 ピン 3 保持杆 4 ピン送り機構 5 スプロケット 6 回転軸 7 プーリ 8 ベルト 9 ピン送りモータ 10 ピングリップ 11 ケーシング 12 押圧ヘッド 13 連接シャフト 14 ソレノイドコイル 15 アマチュア 16 ピン切断機構 17 円形カッター 18 モータ 19 ロープ 20 案内針 21 挿入溝 22 案内板 23 ピングリップ移動回転機構 24 スライド板 25 直動ベアリング 26a ホトインタラプタ 26b ホトインタラプタ 26c ホトインタラプタ 27 ロッド取付基板 28 主モータ 29 クランクアーム 30 ロッド 31 ローラ取付アーム 32 ローラ 33 角度誘導板 34 ピンチングローラ 35 モータ 36 駆動部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ピン連続装着装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホタテ貝等の貝を海中
に吊るすロープに、一定間隔で貝を係止する為の係止ピ
ン(以下、単にピンという)をロープに刺し込むピン連
続装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のピンをロープに刺し込ん
で装着する作業は手作業でもって案内針をロープに刺し
込み、手でもってピンを案内針の挿入溝に差し込んで、
充分差し込んだ所で案内針を引き抜いてピンをロープに
残すようにして取付けていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の手作業によるピ
ンの装着では、多数のピンを取付けるには手間・時間の
かかるものであってコスト高となるという問題点があっ
た。本発明が解決しようとする課題は、従来のこれらの
問題点を解消し、高速且つ機械的に無人でピンの装着が
できるというピン連続装着装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の要旨は、左右の保持杆間に多数のピンを一体的に
懸架したピンシートと、同ピンシートを送るピン送り機
構と、同ピン送り機構とピンを挿入するロープとの間に
配送され、ピンシートの先端ピンを把持するピングリッ
プと、同ピングリップがピンシートの先端ピンを把持し
た時点で、把持したピンの両端をピンシートから切断し
て分離するピン切断機構と、ロープに間欠的に刺し込み
引き抜きされ且つピンの挿入溝を有する案内針と、ピン
グリップをピン送り機構とロープとの間で往復動させて
案内針の挿入溝に挿入するピングリップ移動機構とから
なるピン連続装着装置にある。
【0005】
【作用】この発明では、ピン送り機構によってピンシー
トはピングリップとピン切断機構の方向に送られる。ピ
ンシートが送られるとピングリップがピングリップ移動
機構によってピンシート側へ送られ、ピンシートの先端
のピンを把持する。その後ピン切断機構が作動して把持
されたピンの両端が切断されてピンシートから分離され
る。その後ピングリップ移動機構が作動してピングリッ
プを回転させながらロープの側へ移送し、把持したピン
をロープに刺し込まれた案内針の挿入溝に差し込んでロ
ープ内へ送り込まれる。ピンがロープに送り込まれた所
で案内針をロープから引き抜き、ピンをロープに残し、
ピングリップを開放する。その後、ピングリップはピン
シート送り機構側に移動して前記の行程を繰り返してピ
ンを連続的にロープに多数装着する。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は実施例を示す説明図、図2はピンシートを
示す斜視図、図3はピングリップを示す説明図、図4は
ピングリップ移動機構を示す説明図である。
【0007】図中、1はピンシート、2はピン、3は保
持杆、4はピン送り機構で下記構成の5〜9よりなる。
5はそのピンの端部と噛合してピンシート1を送るピン
送り用スプロケット、6は同スプロケット5の回転軸、
7はプーリ、8はベルト、9はピン送りモータ、10は
ピングリップで、11はケーシング、12は押圧ヘッ
ド、13は連接シャフト、14はソレノイドコイル、1
5は同ソレノイドコイル14で上下動させられるアマチ
ュア、16はピン切断機構で、17は円形カッター、1
8は同円形カッター17の偏心した位置中心に回転させ
る駆動用モータ、19はロープ、20は案内針、21は
同案内針20に設けたピン2の挿入溝、22は案内針2
0のロープ貫通を磁気センサ(図示せず)により感知し
て検出し且つピン2の先端をガイドする案内板である。
23はピングリップ移動機構で下記構成の24〜33か
らなる。24はピングリップ10を回転自在に立設させ
たスライド板、25は同スライド板24の直動ベアリン
グ、26a,26b,26cはスライド板24の位置検
出用ホトインタラプタ、27はスライド板24に取付け
たロッド取付基板、28はスライド板移動用主モータ、
29は同主モータ28の回転軸に取付けられたクランク
アーム、30は同クランクアーム29とロッド取付基板
27とを連結するロッド、31はピングリップ10の下
端に取付けたローラ取付アーム、32はローラ、33は
同ローラ32を案内してピングリップ10を回動させる
ピングリップ角度誘導板である。34はロープ19を間
欠送りするピンチングローラ、35は同ピンチングロー
ラ34を駆動するモータ、36は案内針20をロープ1
9に間欠的に差し込む駆動部である。
【0008】図2に示すように、ピンシート1は5mm
ピッチ程の間隔において、内向きの鉤針4個を突出させ
たピン2を多数左右の保持杆3に懸架した状態で合成樹
脂で一体成型している。
【0009】ピン送り機構4は、図1に示されるよう
に、ピンシート1のピン2の両端部と噛合するスプロケ
ット5をピン送りモータ9,ベルト8,プーリ7によっ
て回転させることで間欠的に送り、先端のピン2をピン
切断機構16の円形カッター17の直前で停止させる。
ピン送り機構4によってピンシート1が送られると、電
気的に同期してモータ18が作動して偏心した回転中心
に円形カッター18を1回転させることで円形カッター
18でピン2の両端部を切断し、先端のピン2をピンシ
ート1から分離する。
【0010】ピングリップ10はソレノイドコイル14
に通電することでアマチュア15が上昇し、押圧ヘッド
12が持ち上げられ、ケーシング11の頭部と押圧ヘッ
ド12との間にピン2を把持できるようにしている。
【0011】図4のA点においてピンシート1よりピン
2を切り離し、ピングリップ10がピン2をつかむ。移
動線lに対しピン2は直角に位置している。ピングリッ
プ10が図4のB点に移動すると、ローラ取付アーム3
1につけられたローラ32は、角度誘導板33によって
ローラ取付アーム31を回転させ、移動線に対してα°
首を振る。グリップされたピン2の角度は図示のように
なる。
【0012】ローラ32はローラ取付アーム31に対し
て、反時計方向にバネ(図示せず)で適当な応力を常に
加えられており、角度誘導板33に忠実に追従し、自由
な振動を抑制されている。
【0013】B点のピン2の姿勢のまま左方向に移動す
ると、ピン2の先端は案内板22にあたり、先端が適度
に屈曲した状態で案内針20の挿入溝21に誘導され
る。案内板22は案内針20の有無を検知するセンサと
一体である。
【0014】次にピングリップ移動機構23は図1,4
に示す構造となっている。直動ベアリング25上に取付
けられたスライド板24は、主モータ28によりロッド
30を介して、A点よりB,C点に移動する。
【0015】ピングリップ10の位置センサとして、
a,b,c3点にホトインタラプタ26a,26b,2
6cを配してある。a点は、ピンシート1からピン2を
取るときの停止位置である。b点は、ロープ19に案内
針20がまだ貫通していないときに一時停止をして、案
内針20と同期をとるために設けられている。c点は、
案内針20にピン2を挿入し終わる点である。
【0016】以下、本実施例のピン連続送りの動作を説
明する。 (1)ピングリップ10が図4のA点にあるときを始動
準備値とする。 (2)始動の信号が入ると、(イ)ピングリップ10が
閉じ、ピン2を掴み同時にモータ18が回転し、ピン2
の両側を切る。(ロ)両側の円形カッター17が切断す
ると、主モータ28が駆動し、ピングリップ10は図4
B点に向かって移動する。同時にスプロケット5が1コ
マ動きピンシート1が前進し次の動作に備える。
【0017】(ハ)図4B点に到達したピングリップ1
0は、角度誘導板33によってα°首が振られた状態と
なる。図1のホトインタラプタ26bがB点の停止信号
をだすセンサである。次に案内針20の有無を検知する
センサ付案内板22が、案内針20がロープ19に貫通
したことを検出すると、ピングリップ10は図4のC点
に向かって移動を開始する。
【0018】(ニ)ピングリップ10が図4のC点に到
達すると、図1のホトインタラプタ26cは停止信号を
だす。ピン2は案内針20に挿入され、案内針20はロ
ープ19より抜ける方向に移動する。このとき案内板2
2のセンサは、案内針20の抜けた信号を発し、(ホ)
ピングリップ10を開いてピン2を放し、主モータ28
が駆動し、ピングリップ10を図4のA点に移動させ
る。(ヘ)A点に到達すると、図1のホトインタラプタ
26aによって停止の信号がでる。
【0019】(ト)停止の信号により、ピングリップ1
0を閉じ円形カッター17が回転して(イ)の動作を繰
り返すことになる。
【0020】
【発明の効果】以上の様に、本発明によれば、ロープへ
のピンの装着を自動化でき、作業効率を高め及びピンの
装着時間を1〜2秒で1ピンの装着できる程度にでき、
大巾に短縮できたという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示す説明図である。
【図2】ピンシートを示す斜視図である。
【図3】ピングリップを示す説明図である。
【図4】ピングリップ移動機構を示す説明図である。
【符号の説明】 1 ピンシート 2 ピン 3 保持杆 4 ピン送り機構 5 スプロケット 6 回転軸 7 プーリ 8 ベルト 9 ピン送りモータ 10 ピングリップ 11 ケーシング 12 押圧ヘッド 13 連接シャフト 14 ソレノイドコイル 15 アマチュア 16 ピン切断機構 17 円形カッター 18 モータ 19 ロープ 20 案内針 21 挿入溝 22 案内板 23 ピングリップ移動機構 24 スライド板 25 直動ベアリング 26a ホトインタラプタ 26b ホトインタラプタ 26c ホトインタラプタ 27 ロッド取付基板 28 主モータ 29 クランクアーム 30 ロッド 31 ローラ取付アーム 32 ローラ 33 角度誘導板 34 ピンチングローラ 35 モータ 36 駆動部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の保持杆間に一定ピッチで多数のピ
    ンを一体的に懸架したピンシートと、 同ピンシートを
    間欠的に送るピン送り機構と、 同ピン送り機構とピン
    を挿入するロープとの間に配送され、ピンシートの先端
    ピンを把持するピングリップと、 同ピングリップがピ
    ンシートの先端ピンを把持した時点で、把持したピンの
    両端をピンシートから切断して分離するピン切断機構
    と、ロープに間欠的に刺し込み引き抜きされ且つピンの
    挿入溝を有する案内針と、ピングリップをピン送り機構
    とロープとの間で往復動させるとともにピングリップを
    回転させて案内針の挿入溝にピングリップが把持したピ
    ンを挿入するピングリップ移動回転機構とからなるピン
    連続装着装置。
JP4118032A 1992-04-10 1992-04-10 ピン連続装着装置 Pending JPH05284873A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4118032A JPH05284873A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 ピン連続装着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4118032A JPH05284873A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 ピン連続装着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05284873A true JPH05284873A (ja) 1993-11-02

Family

ID=14726368

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4118032A Pending JPH05284873A (ja) 1992-04-10 1992-04-10 ピン連続装着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05284873A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005079565A1 (en) * 2004-02-20 2005-09-01 Peter Kvietelaitis Method and apparatus for socking seed molluscs and/or for applying support devices to mollusc growing lines
CN109849064A (zh) * 2018-12-06 2019-06-07 宁波创源文化发展股份有限公司 一种索引卡上的索引部的装配装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2005079565A1 (en) * 2004-02-20 2005-09-01 Peter Kvietelaitis Method and apparatus for socking seed molluscs and/or for applying support devices to mollusc growing lines
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CN109849064B (zh) * 2018-12-06 2024-05-03 宁波创源文化发展股份有限公司 一种索引卡上的索引部的装配装置

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