JPH05284543A - テレビジョン信号用処理ユニット - Google Patents
テレビジョン信号用処理ユニットInfo
- Publication number
- JPH05284543A JPH05284543A JP4205206A JP20520692A JPH05284543A JP H05284543 A JPH05284543 A JP H05284543A JP 4205206 A JP4205206 A JP 4205206A JP 20520692 A JP20520692 A JP 20520692A JP H05284543 A JPH05284543 A JP H05284543A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- signal
- processing unit
- television
- period
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N17/00—Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 少なくとも1つのテレビジョン信号用の処理
ユニットの或る回路段が完璧に作動するか、どうかを簡
単にチェックできるようにする。 【構成】 少なくとも1つのテレビジョン信号用の処理
ユニットが少なくともテスト信号発生器(29〜31)及び
評価回路(32〜34)を具えている。少なくとも1つのテ
スト信号をテレビジョン信号の周期で供給するテスト信
号発生器(29〜31)を処理ユニットの或る回路段の入力
端子に結合させる。評価回路(32〜34)を前記回路段の
出力端子に結合させ、該回路段の出力端子に生ずる出力
テスト信号を所定の標本信号と比較し、これら両信号に
差がある場合に誤りを指示するようにする。
ユニットの或る回路段が完璧に作動するか、どうかを簡
単にチェックできるようにする。 【構成】 少なくとも1つのテレビジョン信号用の処理
ユニットが少なくともテスト信号発生器(29〜31)及び
評価回路(32〜34)を具えている。少なくとも1つのテ
スト信号をテレビジョン信号の周期で供給するテスト信
号発生器(29〜31)を処理ユニットの或る回路段の入力
端子に結合させる。評価回路(32〜34)を前記回路段の
出力端子に結合させ、該回路段の出力端子に生ずる出力
テスト信号を所定の標本信号と比較し、これら両信号に
差がある場合に誤りを指示するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は少なくとも1つのテレビ
ジョン信号用の処理ユニットに関するものである。斯種
の処理ユニットは、例えばHDTVテレビジョンカメラ
の赤、緑又は青信号をHDMAC信号に処理するユニッ
トとすることができる。なおここに云う「テレビジョン
信号」とは、成分信号(例えば、赤信号、色差信号、輝
度信号等)、処理済みの成分信号又は複数の合成した成
分信号を意味するものとする。
ジョン信号用の処理ユニットに関するものである。斯種
の処理ユニットは、例えばHDTVテレビジョンカメラ
の赤、緑又は青信号をHDMAC信号に処理するユニッ
トとすることができる。なおここに云う「テレビジョン
信号」とは、成分信号(例えば、赤信号、色差信号、輝
度信号等)、処理済みの成分信号又は複数の合成した成
分信号を意味するものとする。
【0002】
【従来の技術】M.Gendsior,J.Wenger,J.Witzang 著によ
る論文“HD−MAC Uebertragung mit 140 MBit/s " (NT
Z, Vol.42, 1989, no.9, pp. 638 〜647 )の特に第640
頁の第2図には上述した種類のテレビジョン信号用処
理ユニットが記載されている。斯かる第2図にはHDM
AC信号発生用のコーダと、HDMAC信号復号化用の
デコーダとが示されている。
る論文“HD−MAC Uebertragung mit 140 MBit/s " (NT
Z, Vol.42, 1989, no.9, pp. 638 〜647 )の特に第640
頁の第2図には上述した種類のテレビジョン信号用処
理ユニットが記載されている。斯かる第2図にはHDM
AC信号発生用のコーダと、HDMAC信号復号化用の
デコーダとが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、少な
くとも1つのテレビジョン信号用の処理ユニットの或る
回路段により作動時に生ずる誤りを簡単な方法で、しか
も長い遅延時間なしで検出するテレビジョン信号用処理
ユニットを提供することにある。
くとも1つのテレビジョン信号用の処理ユニットの或る
回路段により作動時に生ずる誤りを簡単な方法で、しか
も長い遅延時間なしで検出するテレビジョン信号用処理
ユニットを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、テレビジョン
信号の割当て周期にて少なくとも1つのテスト信号を供
給するために処理ユニットの回路段の入力端子に結合さ
せたテスト信号発生器と;処理ユニットの回路段の出力
端子に結合され、該回路段の出力端子に生ずる出力テス
ト信号を所定の標本信号と比較し、且つ出力テスト信号
が標本信号からずれる場合に誤りを指示する評価回路
と;を少なくとも具えているテレビジョン信号用処理ユ
ニットにある。
信号の割当て周期にて少なくとも1つのテスト信号を供
給するために処理ユニットの回路段の入力端子に結合さ
せたテスト信号発生器と;処理ユニットの回路段の出力
端子に結合され、該回路段の出力端子に生ずる出力テス
ト信号を所定の標本信号と比較し、且つ出力テスト信号
が標本信号からずれる場合に誤りを指示する評価回路
と;を少なくとも具えているテレビジョン信号用処理ユ
ニットにある。
【0005】テレビジョン信号を処理ユニットを介して
伝送する場合、処理ユニットの回路段が不良であると、
テレビジョン信号が歪むことがある。本発明によれば、
処理ユニットの少なくとも1つの回路段を試験するため
に、この回路段の前にテスト信号をテレビジョン信号の
周期で供給し、このテスト信号を回路段に通した後に、
回路段の出力端子に得られる出力テスト信号が歪むか、
どうかを試験する。このために、出力テスト信号を無歪
出力テスト信号を表す標本信号と比較する。テスト信号
をテレビジョン信号の所定周期で供給するためにテスト
信号発生器を使用する。この所定の周期中に評価回路は
受信したテレビジョン信号中の出力テスト信号を評価す
る。標本信号はコンピュータにて発生させることがで
き、このコンピュータのプログラムは試験すべき回路段
のメモリマップ(レファレンス ソフトウェア)を表
す。
伝送する場合、処理ユニットの回路段が不良であると、
テレビジョン信号が歪むことがある。本発明によれば、
処理ユニットの少なくとも1つの回路段を試験するため
に、この回路段の前にテスト信号をテレビジョン信号の
周期で供給し、このテスト信号を回路段に通した後に、
回路段の出力端子に得られる出力テスト信号が歪むか、
どうかを試験する。このために、出力テスト信号を無歪
出力テスト信号を表す標本信号と比較する。テスト信号
をテレビジョン信号の所定周期で供給するためにテスト
信号発生器を使用する。この所定の周期中に評価回路は
受信したテレビジョン信号中の出力テスト信号を評価す
る。標本信号はコンピュータにて発生させることがで
き、このコンピュータのプログラムは試験すべき回路段
のメモリマップ(レファレンス ソフトウェア)を表
す。
【0006】HDTVテレビジョン信号は画像の一部で
ある周期的な繰返し周期を有している。斯種のHDTV
画像は1728列で、1250ラインを有し、即ち1728×1250画
素を有している。輝度及びクロミナンス情報が伝送され
る実際の画像情報範囲は1440列で、1152ラインで構成さ
れる。画像の伝送中にテスト信号を伝送すべき場合に
は、このテスト信号を画像情報のない(試験範囲)、例
えば画像情報範囲が開始する前の期間に導入することが
できる。テスト信号は画像情報範囲内にて供給すること
もできる。この場合には勿論輝度及びクロミナンス情報
はない。テスト信号には回路段内の所定の機能を試験で
きる所定のテストシーケンスを持たせることができる。
例えば、赤信号を処理する機能をテストシーケンスによ
って試験することができる。
ある周期的な繰返し周期を有している。斯種のHDTV
画像は1728列で、1250ラインを有し、即ち1728×1250画
素を有している。輝度及びクロミナンス情報が伝送され
る実際の画像情報範囲は1440列で、1152ラインで構成さ
れる。画像の伝送中にテスト信号を伝送すべき場合に
は、このテスト信号を画像情報のない(試験範囲)、例
えば画像情報範囲が開始する前の期間に導入することが
できる。テスト信号は画像情報範囲内にて供給すること
もできる。この場合には勿論輝度及びクロミナンス情報
はない。テスト信号には回路段内の所定の機能を試験で
きる所定のテストシーケンスを持たせることができる。
例えば、赤信号を処理する機能をテストシーケンスによ
って試験することができる。
【0007】本発明の好適例では、前記テスト信号発生
器が: −周期的に発生するテレビジョン信号の周期を求める第
1分析回路と; −計数内容が初期値にリセットされ、前記第1分析回路
により計数処理を開始したり、終了したりする第1アド
レスカウンタと; −該第1アドレスカウンタのアドレスに記憶されたテス
ト信号のサンプリング値を生成する第1メモリと; −前記第1分析回路により制御され、第1位置ではテス
ト信号を供給し、第2位置では前記処理ユニットの回路
段にテレビジョン信号を供給するスイッチ;とを具える
ようにする。
器が: −周期的に発生するテレビジョン信号の周期を求める第
1分析回路と; −計数内容が初期値にリセットされ、前記第1分析回路
により計数処理を開始したり、終了したりする第1アド
レスカウンタと; −該第1アドレスカウンタのアドレスに記憶されたテス
ト信号のサンプリング値を生成する第1メモリと; −前記第1分析回路により制御され、第1位置ではテス
ト信号を供給し、第2位置では前記処理ユニットの回路
段にテレビジョン信号を供給するスイッチ;とを具える
ようにする。
【0008】画像情報成分が同時に処理される場合に
は、画像情報範囲以外に少なくとも1つのテスト信号も
処理するために、少なくとも1つのテスト信号が伝送さ
れ、且つ画像情報成分が伝送されないテスト範囲を第1
分析回路によって求める。第1メモリはテスト信号を発
生する。このテスト信号は、第1メモリのアドレスに記
憶されて、第1アドレスカウンタによって呼び出される
サンプリング値のシーケンスを形成する。第1アドレス
カウンタは、そのカウンタの内容を変更させる必要があ
る場合に第1分析回路によりイネーブル状態になる。第
1分析回路はスイッチも制御し、このスイッチは第1位
置ではテスト信号を回路段に供給し、第2位置ではテレ
ビジョン信号を回路段に供給する。
は、画像情報範囲以外に少なくとも1つのテスト信号も
処理するために、少なくとも1つのテスト信号が伝送さ
れ、且つ画像情報成分が伝送されないテスト範囲を第1
分析回路によって求める。第1メモリはテスト信号を発
生する。このテスト信号は、第1メモリのアドレスに記
憶されて、第1アドレスカウンタによって呼び出される
サンプリング値のシーケンスを形成する。第1アドレス
カウンタは、そのカウンタの内容を変更させる必要があ
る場合に第1分析回路によりイネーブル状態になる。第
1分析回路はスイッチも制御し、このスイッチは第1位
置ではテスト信号を回路段に供給し、第2位置ではテレ
ビジョン信号を回路段に供給する。
【0009】第1分析回路はテレビジョン信号の周期を
計数する第1周期カウンタ及びこのカウンタの計数値を
評価して第1アドレスカウンタ及びスイッチ用の制御信
号を発生する第1デコーディング回路を具えている。第
1周期カウンタは画像の画素を計数する。この計数値は
第1デコーディング回路により評価される。テスト範囲
の期間中は第1デコーディング回路が第1アドレスカウ
ンタを作動させるため、このカウンタは第1メモリ用の
アドレスを発生することができる。
計数する第1周期カウンタ及びこのカウンタの計数値を
評価して第1アドレスカウンタ及びスイッチ用の制御信
号を発生する第1デコーディング回路を具えている。第
1周期カウンタは画像の画素を計数する。この計数値は
第1デコーディング回路により評価される。テスト範囲
の期間中は第1デコーディング回路が第1アドレスカウ
ンタを作動させるため、このカウンタは第1メモリ用の
アドレスを発生することができる。
【0010】本発明のさらに他の好適例では、前記評価
回路が: −周期的に発生するテレビジョン信号の周期を求める第
2分析回路と; −計数内容が初期値にリセットされ、第2分析回路によ
り計数処理を開始したり、終了したりする第2アドレス
カウンタと; −該第2アドレスカウンタのアドレスに記憶された標本
信号のサンプリング値を生成する第2メモリと; −標本信号と出力テスト信号とを比較し、出力テスト信
号が標本信号からずれている場合に誤りを指示する比較
回路と;を具えるようにする。
回路が: −周期的に発生するテレビジョン信号の周期を求める第
2分析回路と; −計数内容が初期値にリセットされ、第2分析回路によ
り計数処理を開始したり、終了したりする第2アドレス
カウンタと; −該第2アドレスカウンタのアドレスに記憶された標本
信号のサンプリング値を生成する第2メモリと; −標本信号と出力テスト信号とを比較し、出力テスト信
号が標本信号からずれている場合に誤りを指示する比較
回路と;を具えるようにする。
【0011】第1分析回路と同様に、第2分析回路は信
号を発生する範囲を決定する。この場合には、標本信号
を発生するために、第2アドレスカウンタのアドレスを
含む第2メモリを用いる。第2メモリの後段の比較回路
では標本信号を回路段から受信した出力テスト信号と比
較する。標本信号と出力テスト信号とに差がある場合
に、比較回路は誤りを指示する。
号を発生する範囲を決定する。この場合には、標本信号
を発生するために、第2アドレスカウンタのアドレスを
含む第2メモリを用いる。第2メモリの後段の比較回路
では標本信号を回路段から受信した出力テスト信号と比
較する。標本信号と出力テスト信号とに差がある場合
に、比較回路は誤りを指示する。
【0012】第2分析回路は、テレビジョン信号の周期
を計数する第2周期カウンタとこのカウンタの計数値を
評価して、第2アドレスカウンタ及び比較回路用の制御
信号を発生する第2デコーディング回路を具えている。
第2アドレスカウンタも画像の画素を計数する。これら
の計数値は第2デコーディング回路により評価される。
標本信号を発生させる所定期間中に第2デコーディング
回路は第2アドレスカウンタをイネーブル状態にする。
を計数する第2周期カウンタとこのカウンタの計数値を
評価して、第2アドレスカウンタ及び比較回路用の制御
信号を発生する第2デコーディング回路を具えている。
第2アドレスカウンタも画像の画素を計数する。これら
の計数値は第2デコーディング回路により評価される。
標本信号を発生させる所定期間中に第2デコーディング
回路は第2アドレスカウンタをイネーブル状態にする。
【0013】第1及び第2分析回路は画像情報のない期
間を求め、その期間内に少なくとも1つのテスト信号を
供給する。画像情報のない期間内にテスト信号を供給す
るようにすれば、画像情報(輝度及びクロミナンス信
号)を乱すことなく処理ユニットの個々の回路段をテス
トすることができる。
間を求め、その期間内に少なくとも1つのテスト信号を
供給する。画像情報のない期間内にテスト信号を供給す
るようにすれば、画像情報(輝度及びクロミナンス信
号)を乱すことなく処理ユニットの個々の回路段をテス
トすることができる。
【0014】処理ユニットの回路段は画像情報が伝送さ
れる期間にテストすることができる。この場合には、第
1及び第2分析回路が画像情報範囲内にも少なくとも1
つのテスト信号を供給する。
れる期間にテストすることができる。この場合には、第
1及び第2分析回路が画像情報範囲内にも少なくとも1
つのテスト信号を供給する。
【0015】斯種の処理ユニットは特に、HDTV信号
伝送用の受信又は送信装置に用いることができる。斯種
の装置には、例えばスタジオ装置、ミキサ、カメラ等が
ある。これらは複雑なディジタル信号処理回路であり、
簡単なテスト法を用いたのでは誤りを容易に認識するこ
とができない。そこで、本発明は簡単な方法で誤りの根
源を検出できるようにするために、斯様な複雑な回路に
有利に用いることができる。
伝送用の受信又は送信装置に用いることができる。斯種
の装置には、例えばスタジオ装置、ミキサ、カメラ等が
ある。これらは複雑なディジタル信号処理回路であり、
簡単なテスト法を用いたのでは誤りを容易に認識するこ
とができない。そこで、本発明は簡単な方法で誤りの根
源を検出できるようにするために、斯様な複雑な回路に
有利に用いることができる。
【0016】
【実施例】図1はHDTV伝送方式を示す。カメラ1及
びエンコーダ2を具えている送信装置によって発生され
るHDMACテレビジョン信号は、例えば衛星伝送系の
形態の伝送路3を経て伝送される。この伝送路3を経て
供給されるHDMACテレビジョン信号は受信装置にて
さらに処理される。この受信装置はデコーダ4及び受信
機5を具えている。デコーダ2はビット速度を低減させ
るため、及びカメラによって供給される赤、緑及び青信
号を含むテレビジョン信号をHDMACテレビジョン信
号に符号化するために用いられる。デコーダ4は伝送路
3を経て供給されるHDMACテレビジョン信号を受信
機5に好適なテレビジョン信号に変換する。
びエンコーダ2を具えている送信装置によって発生され
るHDMACテレビジョン信号は、例えば衛星伝送系の
形態の伝送路3を経て伝送される。この伝送路3を経て
供給されるHDMACテレビジョン信号は受信装置にて
さらに処理される。この受信装置はデコーダ4及び受信
機5を具えている。デコーダ2はビット速度を低減させ
るため、及びカメラによって供給される赤、緑及び青信
号を含むテレビジョン信号をHDMACテレビジョン信
号に符号化するために用いられる。デコーダ4は伝送路
3を経て供給されるHDMACテレビジョン信号を受信
機5に好適なテレビジョン信号に変換する。
【0017】図2は既知のエンコーダ2のブロック図で
ある。このエンコーダはカメラ1からの赤、緑及び青信
号と、同期情報とを受信するA/D変換器6を具えてい
る。これにてディジタル化した信号はマトリックス回路
7に供給され、これは2つの色差信号U及びVと、1つ
の輝度信号Yと、画像の第1ラインの開始を示す1つの
信号PIPとを発生する。
ある。このエンコーダはカメラ1からの赤、緑及び青信
号と、同期情報とを受信するA/D変換器6を具えてい
る。これにてディジタル化した信号はマトリックス回路
7に供給され、これは2つの色差信号U及びVと、1つ
の輝度信号Yと、画像の第1ラインの開始を示す1つの
信号PIPとを発生する。
【0018】図3はHDTV画像のフォーマットを示
す。斯種の画像の最初の88本のラインは情報を何も含ん
でいない。画像情報範囲は89番目のライン及び264 番目
の列にて開始し、この画像情報範囲は1240番目のライン
及び1704番目の列にて終了する。残りの10ラインには情
報は含まれない。
す。斯種の画像の最初の88本のラインは情報を何も含ん
でいない。画像情報範囲は89番目のライン及び264 番目
の列にて開始し、この画像情報範囲は1240番目のライン
及び1704番目の列にて終了する。残りの10ラインには情
報は含まれない。
【0019】輝度信号Yは3つのフィルタ8,9及び10
に供給される。フィルタ8は動きの殆どない画像領域、
又は静止画像を表すデータだけを通す。フィルタ9は平
均的動きのある画像領域を表すデータを通し、フィルタ
10は速い動きのある画像領域を表すデータを通す。フィ
ルタ8〜10の出力信号は回路11〜13にてサブサンプルさ
れる。マルチプレクサ14は、回路11〜13のどのサブサン
プル出力信号を変換器15に通してフォーマット変換をす
るかを決定する。
に供給される。フィルタ8は動きの殆どない画像領域、
又は静止画像を表すデータだけを通す。フィルタ9は平
均的動きのある画像領域を表すデータを通し、フィルタ
10は速い動きのある画像領域を表すデータを通す。フィ
ルタ8〜10の出力信号は回路11〜13にてサブサンプルさ
れる。マルチプレクサ14は、回路11〜13のどのサブサン
プル出力信号を変換器15に通してフォーマット変換をす
るかを決定する。
【0020】フィルタ9の出力信号は動き推定器16と補
間回路17とに供給する。動き推定器16は各奇数フィール
ドからそれに隣接する2つの偶数フィールドの助けによ
り動きベクトルを決定する。補間回路17は2つの連続す
る偶数フィールドと動きベクトルから奇数フィールドを
再構成する。この奇数フィールド及び隣接する偶数フィ
ールドは判定回路18に供給する。この判定回路18にはマ
トリックス回路7の輝度信号Yと、フィルタ8及び10の
出力信号も供給する。補間回路17の出力信号及び2つの
フィルタ8及び10の出力信号を輝度信号Yと比較する。
この比較はブロック単位で行なわれ、1ブロックは複数
の画素から成る。判定回路18はフィルタ8〜10の内のど
の出力信号を伝送するのかを判定する。この判定結果を
マルチプレクサ14に供給して、このマルチプレクサの出
力端子を回路11〜13の内の1つの出力端子に接続する。
間回路17とに供給する。動き推定器16は各奇数フィール
ドからそれに隣接する2つの偶数フィールドの助けによ
り動きベクトルを決定する。補間回路17は2つの連続す
る偶数フィールドと動きベクトルから奇数フィールドを
再構成する。この奇数フィールド及び隣接する偶数フィ
ールドは判定回路18に供給する。この判定回路18にはマ
トリックス回路7の輝度信号Yと、フィルタ8及び10の
出力信号も供給する。補間回路17の出力信号及び2つの
フィルタ8及び10の出力信号を輝度信号Yと比較する。
この比較はブロック単位で行なわれ、1ブロックは複数
の画素から成る。判定回路18はフィルタ8〜10の内のど
の出力信号を伝送するのかを判定する。この判定結果を
マルチプレクサ14に供給して、このマルチプレクサの出
力端子を回路11〜13の内の1つの出力端子に接続する。
【0021】判定回路18の判定結果及び動き推定器16の
動きベクトルはDATVエンコーダ19(DATV=Digi
tally Assisted Television)にも供給する。判定回路18
の判定結果及び動き推定器16の動きベクトルはDATV
エンコーダ19にて符号化される。マトリックス回路7に
よって供給される色差信号U及びVはフィルタ20〜22に
供給し、これらの各フィルタにより速い動きのある画像
領域、平均的な動きのある画像領域及び動きが殆どない
画像領域を表すデータをそれぞれ通過させる。フィルタ
20〜22の出力信号は回路23〜25にてサブサンプルされ
る。回路23〜25の出力信号はマルチプレクサ26を経て各
ブロック毎に変換器27に供給され、この変換器は変換器
15と同じ機能をする。マルチプレクサ26は判定回路18に
より制御される。2つの変換器15及び27の出力信号と、
DATVエンコーダ19の出力信号はHDMACマルチプ
レクサ28にて合成される。同様に、オーディオ信号及び
例えばビデオテキストの如き追加のデータもHDMAC
マルチプレクサ28に供給される。HDMACテレビジョ
ン信号はこれらの信号からHDMACマルチプレクサ28
にて形成される。
動きベクトルはDATVエンコーダ19(DATV=Digi
tally Assisted Television)にも供給する。判定回路18
の判定結果及び動き推定器16の動きベクトルはDATV
エンコーダ19にて符号化される。マトリックス回路7に
よって供給される色差信号U及びVはフィルタ20〜22に
供給し、これらの各フィルタにより速い動きのある画像
領域、平均的な動きのある画像領域及び動きが殆どない
画像領域を表すデータをそれぞれ通過させる。フィルタ
20〜22の出力信号は回路23〜25にてサブサンプルされ
る。回路23〜25の出力信号はマルチプレクサ26を経て各
ブロック毎に変換器27に供給され、この変換器は変換器
15と同じ機能をする。マルチプレクサ26は判定回路18に
より制御される。2つの変換器15及び27の出力信号と、
DATVエンコーダ19の出力信号はHDMACマルチプ
レクサ28にて合成される。同様に、オーディオ信号及び
例えばビデオテキストの如き追加のデータもHDMAC
マルチプレクサ28に供給される。HDMACテレビジョ
ン信号はこれらの信号からHDMACマルチプレクサ28
にて形成される。
【0022】エンコーダ2の各回路段が完璧に作動する
か、どうかをチェックするために、エンコーダ2には複
数個のテスト信号発生器29〜31及び複数個の評価回路32
〜34を配置する。テスト信号発生器29〜31はエンコーダ
2の1つ以上の回路段を通過するテレビジョン信号にテ
スト信号を導入する。各回路段の出力端子に生ずる出力
テスト信号は各評価回路32〜34に記憶済みの標本信号と
比較される。出力テスト信号が標本信号からずれている
場合には、誤りがあることが指示され、これにより例え
ば発光ダイオード又は表示スクリーンユニットを作動さ
せる。第1テスト信号発生器29はマトリックス回路7と
フィルタ8〜10との間に配置する。第2テスト信号発生
器30はフィルタ20〜22の前に配置し、第3テスト信号発
生器31は補間回路17の出力端子に配置する。第1評価回
路32は判定回路18とDATVエンコーダ19との間に配置
する。第2評価回路33は変換器15の出力端子に接続し、
第3評価回路34は変換器27の出力端子に接続する。
か、どうかをチェックするために、エンコーダ2には複
数個のテスト信号発生器29〜31及び複数個の評価回路32
〜34を配置する。テスト信号発生器29〜31はエンコーダ
2の1つ以上の回路段を通過するテレビジョン信号にテ
スト信号を導入する。各回路段の出力端子に生ずる出力
テスト信号は各評価回路32〜34に記憶済みの標本信号と
比較される。出力テスト信号が標本信号からずれている
場合には、誤りがあることが指示され、これにより例え
ば発光ダイオード又は表示スクリーンユニットを作動さ
せる。第1テスト信号発生器29はマトリックス回路7と
フィルタ8〜10との間に配置する。第2テスト信号発生
器30はフィルタ20〜22の前に配置し、第3テスト信号発
生器31は補間回路17の出力端子に配置する。第1評価回
路32は判定回路18とDATVエンコーダ19との間に配置
する。第2評価回路33は変換器15の出力端子に接続し、
第3評価回路34は変換器27の出力端子に接続する。
【0023】テスト信号は例えばライン25〜64(図3参
照)に組込むことができる。画像情報がない場合には、
テスト信号を画像情報範囲内に組込むこともできる。こ
の場合にはライン65〜1152にも1つ以上のテスト信号が
存在する。
照)に組込むことができる。画像情報がない場合には、
テスト信号を画像情報範囲内に組込むこともできる。こ
の場合にはライン65〜1152にも1つ以上のテスト信号が
存在する。
【0024】テスト信号発生器29,30又は31の一例を図
4に示す。このテスト信号発生器は第1分析回路35と、
2個のRS双安定素子36及び37と、第1アドレスカウン
タ38と、第1メモリ39と、スイッチ40と、遅延部材41と
を具えている。第1分析回路35は第1周期カウンタ42と
第1デコーディングカウンタ43とを具えている。第1周
期カウンタ42は同期信号PIPによってリセットされ
る。第1周期カウンタ42は各画素の発生時にカウンタの
内容を増分する。従って、第1周期カウンタ42に供給さ
れるクロック信号の周波数は画素シーケンスの周波数に
相当する。第1周期カウンタ42の計数値は複数個の論理
素子を具えている第1デコーディング回路43により評価
される。画像の第1ラインの開始時にカウンタの内容が
1になると、RS双安定素子36はデコーディング回路43
からのパルスによりセットされる。次いで第1アドレス
カウンタ38の計数値を0にリセットするパルスがRS双
安定素子36のQ出力端子に現われる。第1デコーディン
グ回路43はテスト範囲の開始を評価する。テスト範囲は
画素41,473における25番目のラインにて開始する。カウ
ンタ42の計数値がいっぱいになると、第1デコーディン
グ回路43からRS双安定素子36のリセット入力端子及び
RS双安定素子37のセット入力端子にパルスが供給され
る。RS双安定素子37のQ出力端子に発生するパルス
は、第1アドレスカウンタ38のイネーブル入力端子Eに
供給され、この第1アドレスカウンタ38をイネーブル状
態にすると共に、上記RS双安定素子37のQ出力端子に
発生するパルスは遅延部材41にも供給される。
4に示す。このテスト信号発生器は第1分析回路35と、
2個のRS双安定素子36及び37と、第1アドレスカウン
タ38と、第1メモリ39と、スイッチ40と、遅延部材41と
を具えている。第1分析回路35は第1周期カウンタ42と
第1デコーディングカウンタ43とを具えている。第1周
期カウンタ42は同期信号PIPによってリセットされ
る。第1周期カウンタ42は各画素の発生時にカウンタの
内容を増分する。従って、第1周期カウンタ42に供給さ
れるクロック信号の周波数は画素シーケンスの周波数に
相当する。第1周期カウンタ42の計数値は複数個の論理
素子を具えている第1デコーディング回路43により評価
される。画像の第1ラインの開始時にカウンタの内容が
1になると、RS双安定素子36はデコーディング回路43
からのパルスによりセットされる。次いで第1アドレス
カウンタ38の計数値を0にリセットするパルスがRS双
安定素子36のQ出力端子に現われる。第1デコーディン
グ回路43はテスト範囲の開始を評価する。テスト範囲は
画素41,473における25番目のラインにて開始する。カウ
ンタ42の計数値がいっぱいになると、第1デコーディン
グ回路43からRS双安定素子36のリセット入力端子及び
RS双安定素子37のセット入力端子にパルスが供給され
る。RS双安定素子37のQ出力端子に発生するパルス
は、第1アドレスカウンタ38のイネーブル入力端子Eに
供給され、この第1アドレスカウンタ38をイネーブル状
態にすると共に、上記RS双安定素子37のQ出力端子に
発生するパルスは遅延部材41にも供給される。
【0025】第1デコーディング回路43はさらに、テス
ト範囲の終了及びライン1240の終了を評価する。テスト
範囲が終了すると、即ち64番目のラインか、画素110,59
2 が終了すると、第1デコーディング回路43によりパル
スが発生する。スイッチ44はテスト範囲の終了時か、ラ
イン1240の終了時にRS双安定素子37のリセット入力端
子にパルスを供給する。テスト信号をテスト範囲内での
み発生させる場合には、テスト範囲が終了する際にRS
双安定素子37のリセット入力端子にパルスを供給する。
RS双安定素子37でのリセット信号により第1アドレス
カウンタ38の作動は禁止される。
ト範囲の終了及びライン1240の終了を評価する。テスト
範囲が終了すると、即ち64番目のラインか、画素110,59
2 が終了すると、第1デコーディング回路43によりパル
スが発生する。スイッチ44はテスト範囲の終了時か、ラ
イン1240の終了時にRS双安定素子37のリセット入力端
子にパルスを供給する。テスト信号をテスト範囲内での
み発生させる場合には、テスト範囲が終了する際にRS
双安定素子37のリセット入力端子にパルスを供給する。
RS双安定素子37でのリセット信号により第1アドレス
カウンタ38の作動は禁止される。
【0026】第1アドレスカウンタ38の計数値はメモリ
39に記憶させるテスト信号のサンプリング値に対するア
ドレスを制定する。第1メモリ39の出力端子はスイッチ
40の第1入力端子45に接続する。テレビジョン信号はス
イッチ40の他方の入力端子46に供給する。スイッチ40は
RS双安定素子37のQ出力端子に現れて遅延部材41によ
り遅延される信号により制御される。遅延部材41及び第
1アドレスカウンタ38はクロック信号も受信する。遅延
部材41での遅延時間は第1アドレスカウンタ38とテスト
信号発生用の第1メモリ39とにより処理される遅延期間
に等しくする。スイッチ40の第1位置では、その入力端
子45がその出力端子47に接続される。この接続期間中に
は「テスト範囲」の期間のテレビジョン信号が出力端子
47に供給される。スイッチ40の第2位置では、その入力
端子46が出力端子47に接続される。
39に記憶させるテスト信号のサンプリング値に対するア
ドレスを制定する。第1メモリ39の出力端子はスイッチ
40の第1入力端子45に接続する。テレビジョン信号はス
イッチ40の他方の入力端子46に供給する。スイッチ40は
RS双安定素子37のQ出力端子に現れて遅延部材41によ
り遅延される信号により制御される。遅延部材41及び第
1アドレスカウンタ38はクロック信号も受信する。遅延
部材41での遅延時間は第1アドレスカウンタ38とテスト
信号発生用の第1メモリ39とにより処理される遅延期間
に等しくする。スイッチ40の第1位置では、その入力端
子45がその出力端子47に接続される。この接続期間中に
は「テスト範囲」の期間のテレビジョン信号が出力端子
47に供給される。スイッチ40の第2位置では、その入力
端子46が出力端子47に接続される。
【0027】或る回路段の出力端子における出力テスト
信号は図5に示す評価回路32,33又は34により評価され
る。この評価回路は第2周期カウンタ49及び第2デコー
ディング回路50を有する第2分析回路48を具えている。
同期信号PIPは遅延部材51を経て第2周期カウンタ49
のリセット入力端子に供給される。遅延部材51の遅延時
間はテストすべき回路段を流れるテスト信号の遅延時間
に相当する。第2周期カウンタ49の計数値は同期信号P
IPによって0にセットされる。第2周期カウンタ49及
び遅延部材51にはクロック信号も供給する。第2デコー
ディング回路50は第1デコーディング回路43と同じ機能
をする。第2周期カウンタ49の計数値は第2デコーディ
ング回路50により評価される。第1ラインの開始時にお
けるパルスはRS双安定素子52のセット入力端子に供給
される。テスト範囲が開始すると、RS双安定素子52の
リセット入力端子及び別のRS双安定素子53のセット入
力端子にパルスが供給される。テスト範囲の終了時又は
ライン1240の終了時にはスイッチ54を介してRS双安定
素子53のリセット入力端子にパルスが供給される。
信号は図5に示す評価回路32,33又は34により評価され
る。この評価回路は第2周期カウンタ49及び第2デコー
ディング回路50を有する第2分析回路48を具えている。
同期信号PIPは遅延部材51を経て第2周期カウンタ49
のリセット入力端子に供給される。遅延部材51の遅延時
間はテストすべき回路段を流れるテスト信号の遅延時間
に相当する。第2周期カウンタ49の計数値は同期信号P
IPによって0にセットされる。第2周期カウンタ49及
び遅延部材51にはクロック信号も供給する。第2デコー
ディング回路50は第1デコーディング回路43と同じ機能
をする。第2周期カウンタ49の計数値は第2デコーディ
ング回路50により評価される。第1ラインの開始時にお
けるパルスはRS双安定素子52のセット入力端子に供給
される。テスト範囲が開始すると、RS双安定素子52の
リセット入力端子及び別のRS双安定素子53のセット入
力端子にパルスが供給される。テスト範囲の終了時又は
ライン1240の終了時にはスイッチ54を介してRS双安定
素子53のリセット入力端子にパルスが供給される。
【0028】第2アドレスカウンタ55は、RS双安定素
子52のQ出力端子にパルスがある時に計数値0にセット
される。第2アドレスカウンタ55はRS双安定素子53の
Q出力端子における信号によりイネーブル入力端子Eを
経てイネーブル状態となる。第2アドレスカウンタ55の
内容は第2メモリ56用のアドレスを制定し、この第2メ
モリ56は比較回路57に標本信号のサンプリング値を供給
する。RS双安定素子53のQ出力端子は遅延部材58を介
して比較回路57のイネーブル入力端子Eに接続する。第
2アドレスカウンタ55及び遅延部材58にもクロック信号
を供給する。
子52のQ出力端子にパルスがある時に計数値0にセット
される。第2アドレスカウンタ55はRS双安定素子53の
Q出力端子における信号によりイネーブル入力端子Eを
経てイネーブル状態となる。第2アドレスカウンタ55の
内容は第2メモリ56用のアドレスを制定し、この第2メ
モリ56は比較回路57に標本信号のサンプリング値を供給
する。RS双安定素子53のQ出力端子は遅延部材58を介
して比較回路57のイネーブル入力端子Eに接続する。第
2アドレスカウンタ55及び遅延部材58にもクロック信号
を供給する。
【0029】図5には例えば入力端子60にて第1テスト
信号を受信すると共に入力端子61にて第2テスト信号を
受信する回路段59も示してある。テスト信号の一部も図
5に示してある。回路段59の出力端子62は出力テスト信
号を含むテレビジョン信号を供給する。出力テスト信号
が存在すると、比較回路57がイネーブル状態となり、出
力テスト信号と第2メモリ56により供給される標本信号
とが互いに比較される。出力テスト信号と標本信号とに
差がある場合に、比較回路57はパルス形態で誤りを指示
する。このようなパルスは発光ダイオード又は表示スク
リーンユニットを作動させるのに用いることができる。
信号を受信すると共に入力端子61にて第2テスト信号を
受信する回路段59も示してある。テスト信号の一部も図
5に示してある。回路段59の出力端子62は出力テスト信
号を含むテレビジョン信号を供給する。出力テスト信号
が存在すると、比較回路57がイネーブル状態となり、出
力テスト信号と第2メモリ56により供給される標本信号
とが互いに比較される。出力テスト信号と標本信号とに
差がある場合に、比較回路57はパルス形態で誤りを指示
する。このようなパルスは発光ダイオード又は表示スク
リーンユニットを作動させるのに用いることができる。
【図1】HDTV伝送方式の一例を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1の伝送方式に用いられるエンコーディング
回路を示すブロック図である。
回路を示すブロック図である。
【図3】HDTV画像のフォーマットを示す説明図であ
る。
る。
【図4】図3のエンコーディング回路に用いるテスト信
号発生器を示すブロック図である。
号発生器を示すブロック図である。
【図5】図3のエンコーディング回路に用いる評価回路
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
1 カメラ 2 エンコーダ 3 伝送路 4 デコーダ 5 受信機 6 A/D変換器 7 マトリックス回路 8,9,10 フィルタ 11〜13 サブサンプリング回路 14 マルチプレクサ 15 変換器 16 動き推定器 17 補間回路 18 判定回路 19 DATVエンコーダ 20〜22 フィルタ 23〜25 サブサンプリング回路 26 マルチプレクサ 27 変換器 28 HDMACマルチプレクサ 29〜31 テスト信号発生器 32〜34 評価回路 35 第1分析回路 36,37 RS双安定素子 38 第1アドレスカウンタ 39 第1メモリ 40 スイッチ 41 遅延部材 42 第1周期カウンタ 43 第1デコーディング回路 48 第2分析回路 49 第2周期カウンタ 50 第2デコーディング回路 51 遅延部材 52,53 RS双安定素子 55 第2アドレスカウンタ 56 第2メモリ 57 比較回路 58 遅延部材 59 回路段
Claims (10)
- 【請求項1】 テレビジョン信号の割当て周期にて少な
くとも1つのテスト信号を供給するために処理ユニット
の回路段の入力端子に結合させたテスト信号発生器(29
〜30)と;処理ユニットの回路段の出力端子に結合さ
れ、該回路段の出力端子に生ずる出力テスト信号を所定
の標本信号と比較し、且つ出力テスト信号が標本信号か
らずれる場合に誤りを指示する評価回路(32〜34)と;
を少なくとも具えているテレビジョン信号用処理ユニッ
ト。 - 【請求項2】 前記テスト信号発生器(29〜31)が: −周期的に発生するテレビジョン信号の周期を求める第
1分析回路(35)と; −計数内容が初期値にリセットされ、前記第1分析回路
により計数処理を開始したり、終了したりする第1アド
レスカウンタ(38)と; −該第1アドレスカウンタのアドレスに記憶されたテス
ト信号のサンプリング値を生成する第1メモリ(39)
と; −前記第1分析回路により制御され、第1位置ではテス
ト信号を供給し、第2位置では前記処理ユニットの回路
段にテレビジョン信号を供給するスイッチ(40);とを具
えていることを特徴とする請求項1に記載のテレビジョ
ン信号用処理ユニット。 - 【請求項3】 前記第1分析回路(35)が、テレビジョ
ン信号の周期を計数する第1周期カウンタ(42)と、該
カウンタの計数値を評価して、第1アドレスカウンタ
(38)及びスイッチ(40)に対する制御信号を発生する
第1デコーディング回路(43)とを具えていることを特
徴とする請求項2に記載のテレビジョン信号用処理ユニ
ット。 - 【請求項4】 前記第1分析回路(35)を、画像情報の
ない周期を求めるように構成したことを特徴とする請求
項3に記載のテレビジョン信号用処理ユニット。 - 【請求項5】 前記第1分析回路(35)を、画像情報範
囲の周期も求めるように構成したことを特徴とする請求
項4に記載のテレビジョン信号用処理ユニット。 - 【請求項6】 前記評価回路(32〜34)が: −周期的に発生するテレビジョン信号の周期を求める第
2分析回路(48)と; −計数内容が初期値にリセットされ、第2分析回路によ
り計数処理を開始したり、終了したりする第2アドレス
カウンタ(55)と; −該第2アドレスカウンタのアドレスに記憶された標本
信号のサンプリング値を生成する第2メモリ(56)と; −標本信号と出力テスト信号とを比較し、出力テスト信
号が標本信号からずれている場合に誤りを指示する比較
回路と;を具えていることを特徴とする請求項1〜5の
いずれか一項に記載のテレビジョン信号用処理ユニッ
ト。 - 【請求項7】 前記第2分析回路(48)が、テレビジョ
ン信号の周期を計数する第2周期カウンタ(49)と、該
カウンタの計数値を評価して、前記第2アドレスカウン
タ(55)及び比較回路(57)に対する制御信号を発生す
る第2デコーディング回路(50)とを具えていることを
特徴とする請求項6 記載のテレビジョン信号用処理ユニ
ット。 - 【請求項8】 前記第2分析回路(48)を、画像情報の
ない周期を求めるように構成したことを特徴とする請求
項7に記載のテレビジョン信号用処理ユニット。 - 【請求項9】 前記第2分析回路(48)を、画像情報範
囲の周期も求めるように構成したことを特徴とする請求
項8に記載のテレビジョン信号用処理ユニット。 - 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか一項に記載の
テレビジョン信号用処理ユニットを用いるHDTV信号
伝送用受信又は送信装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4125460A DE4125460A1 (de) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | Verarbeitungseinheit fuer mindestens ein fernsehsignal |
DE4125460:0 | 1991-08-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05284543A true JPH05284543A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=6437464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4205206A Pending JPH05284543A (ja) | 1991-08-01 | 1992-07-31 | テレビジョン信号用処理ユニット |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5325197A (ja) |
EP (1) | EP0525899A1 (ja) |
JP (1) | JPH05284543A (ja) |
DE (1) | DE4125460A1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
IL121521A (en) * | 1997-08-11 | 2003-04-10 | Nds Ltd | Television signal glitch detector |
DE19743124B4 (de) * | 1997-09-30 | 2004-08-26 | Harman Becker Automotive Systems (Xsys Division) Gmbh | Verfahren zur Bestimmung der Qualität eines Videosignals und/oder eines Fernsehbildes |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2049259B1 (de) * | 1970-10-07 | 1972-03-23 | Fernseh Gmbh | System zur selbsttätigen Prüfung von Video-Studiogeräten |
FR2523791B1 (fr) * | 1982-03-19 | 1985-01-04 | Thomson Csf | Dispositif et appareil de test d'equipements electroniques notamment de television |
US4635096A (en) * | 1983-04-08 | 1987-01-06 | Sony Corporation | Test signal generator |
DE3541306C1 (de) * | 1985-11-22 | 1986-08-28 | Philips Patentverwaltung Gmbh, 2000 Hamburg | Schaltungsanordnung fuer einen Videorecorder |
DE3719498A1 (de) * | 1987-06-11 | 1988-12-29 | Bosch Gmbh Robert | System zur pruefung und/oder ueberwachung eines digitalen videobandgeraetes |
JPH02192292A (ja) * | 1989-01-19 | 1990-07-30 | Fujitsu General Ltd | Muse受像機のテスト装置 |
NL8902939A (nl) * | 1989-11-29 | 1991-06-17 | Philips Nv | Beeldopneem- respectievelijk weergeefinrichting. |
-
1991
- 1991-08-01 DE DE4125460A patent/DE4125460A1/de not_active Withdrawn
-
1992
- 1992-07-23 US US07/919,010 patent/US5325197A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-07-24 EP EP92202297A patent/EP0525899A1/de not_active Withdrawn
- 1992-07-31 JP JP4205206A patent/JPH05284543A/ja active Pending
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5325197A (en) | 1994-06-28 |
EP0525899A1 (de) | 1993-02-03 |
DE4125460A1 (de) | 1993-02-04 |
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