JP3136565B2 - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図1〜図6) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は映像信号処理装置に関
し、例えばデイジタル映像信号のサンプリングレートを
変換するものに適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、例えば映像信号処理装置として、
SMPTEのD−1フオーマツトにおける625/50
コンポーネントデイジタル映像信号のサンプリングレー
トを変換し、D−2フオーマツトにおけるPALコンポ
ジツトデイジタル映像信号を得るようになされたものが
ある。
【0004】このような映像信号処理装置において、サ
ンプリングレートの変換処理が正しく行われたか否か等
の動作を診断するため、従来625/50コンポーネン
トデイジタル映像信号でなる診断用映像信号を入力し、
出力として得られるPALコンポジツトデイジタル映像
信号を波形測定器等を用いて観測するようになされてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところがかかる構成の
映像信号処理装置においては、上述のように動作の診断
を行う場合、映像信号のレート変換処理を中断する必要
があり、故障時の診断としては問題ないが、通常の動作
状態における診断が不可能であるという問題があつた。
【0006】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、通常動作状態においても簡易かつ確実に映像信号処
理の状態を診断し得る映像信号処理装置を提案しようと
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、入力映像信号SD1について所定
の信号処理を施し出力映像信号SD2を送出する映像信
号処理装置1において、入力映像信号SD1の水平又は
垂直ブランキング期間に回路動作を診断する診断用映像
信号SG1、SG2、SG3を挿入し、信号処理後の出
力映像信号SD2より診断用映像信号SG1、SG2、
SG3を抜き出し、当該診断用映像信号SG1、SG
2、SG3が所定の基準上限値映像信号SGU及び基準
下限値映像信号SGD間に存在するか否かに応じて回路
動作を自己診断する自己診断手段14を設け、診断用映
像信号SG1、SG2、SG3は、1水平走査期間を2
分割し前半の第1の期間の間及び後半の第2の期間の
間、それぞれ増加方向又は減少方向に変化する輝度信号
Yと、第1の期間の間増加方向又は減少方向に変化し、
第2の期間の間減少方向又は増加方向に変化する第1の
色差信号R−Yと、第1の期間の間及び第2の期間の
間、それぞれ増加方向又は減少方向に変化する第2の色
差信号B−Yとを組み合わせて形成され、マトリクス出
力の和信号成分及び差信号成分が常に変化するようにし
た。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】入力映像信号SD1のブランキング期間に回路
動作を診断する診断用映像信号SG1、SG2、SG3
を重畳し、信号処理後に出力映像信号SD2より抜き出
された診断用映像信号SG1、SG2、SG3が、基準
上限値映像信号SGU及び基準下限値映像信号SGD間
に存在するか否かを検出するようにしたことにより、通
常動作状態においても簡易に映像信号処理の状態を診断
し得る。
【0011】また診断用映像信号SG1、SG2、SG
3として、1水平走査期間を2分割し、前半の第1の期
間の間及び後半の第2の期間の間、それぞれ増加方向又
は減少方向に変化する輝度信号Y及び第2の色差信号B
−Yと、第1の期間の間増加方向又は減少方向に変化
し、第2の期間の間減少方向又は増加方向に変化する第
1の色差信号R−Yとを組み合わせ、マトリクス出力の
和信号成分及び差信号成分が常に変化するようなものを
用いるようにしたことにより、確実に映像信号処理装置
1の信号処理動作を診断し得る。
【0012】
【0013】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
【0014】図1において、1は全体として本発明によ
るSMPTEのD−1フオーマツトにおける625/5
0コンポーネントデイジタル映像信号のサンプリングレ
ートを変換し、D−2フオーマツトにおけるPALコン
ポジツトデイジタル映像信号を送出するようになされた
映像信号処理装置を示し、まずD−1フオーマツトの6
25/50コンポーネントデイジタル映像信号SD1が
インターフエース回路2に入力される。
【0015】このインターフエース回路2はパラレルシ
リアル変換器を含んで構成されており、パラレルデータ
やシリアルデータの形で入力されるコンポーネントデイ
ジタル映像信号SD1をパラレルデータの形で、続く第
1のセレクタ回路3の第1の入力端a及び出力端cを通
じて4:2:2デコーダ回路4に送出する。
【0016】4:2:2デコーダ回路4はD−1フオー
マツトで入力されるコンポーネントデイジタル映像信号
SD1をデコードして、輝度信号Y、色差信号B−Y及
びR−Yを発生し、これをそれぞれ3系統分の切換え回
路でなる第2のセレクタ回路5の第1の入力端a及び出
力端cを通じてマトリクス/レート変換回路6に送出す
る。
【0017】マトリクス/レート変換回路6はマトリク
ス回路及び例えばオーバーサンプリングフイルタ構成の
レート変換回路を含んでなり、マトリクス回路を通じて
色差信号B−Y及びR−YよりPAL方式に応じた色度
信号U、Vを発生し、この色度信号U、V及び輝度信号
Yを各々レート変換して、これをそれぞれ3系統分の切
り換え回路でなる第3のセレクタ回路7の第1の入力端
a及び出力端cを通じてD−2PALエンコーダ回路8
に送出する。
【0018】D−2PALエンコーダ回路8は、くし型
フイルタや変調器を含んで構成され、入力される輝度信
号Y、色度信号U、Vに基づいて、D−2フオーマツト
におけるPALコンポジツトデイジタル映像信号SD2
を発生し、これを映像信号処理装置1の出力として外部
に送出する。
【0019】ここでこの映像信号処理装置1の場合、第
1、第2、第3のセレクタ回路3、5、7の第2の入力
端bには、第1、第2、第3の映像信号発生回路10、
11、12で発生された1水平走査期間(1H)分の診
断用映像信号SG1、SG2、SG3が入力されてい
る。
【0020】この診断用映像信号SG1、SG2、SG
3は、図2に示すように輝度信号Y(図2(A))、色
差信号R−Y及びB−Y(図2(B)及び(C))を、
第1、第2、第3のセレクタ回路3、5、7の第1の入
力端aに入力される映像信号と同様のフオーマツトに組
み合わせて形成され、輝度信号Yは1水平走査期間を2
分割し前半の期間及び後半の期間、それぞれ増加方向に
変化する信号成分でなる。
【0021】また色差信号R−Yは、1水平走査期間を
2分割し前半の期間、PALコンポジツトデイジタル映
像信号SD2の色フエーズに応じて増加方向又は減少方
向に変化し、後半の期間同様に減少方向又は増加方向に
変化する信号成分でなり、色差信号B−Yは前半の期間
及び後半の期間、それぞれ増加方向に変化する信号成分
でなり、実際上マトリクス出力の和信号成分及び差信号
成分が常に変化するような映像信号となされている。
【0022】この第1、第2、第3の映像信号発生回路
10、11、12は、それぞれマイクロコンピユータ構
成の制御回路13から送出される制御信号C1、C2、
C3によつて所定のタイミングで、診断用映像信号SG
1、SG2、SG3を発生するようになされ、このタイ
ミングに応じた期間の間第1、第2、第3のセレクタ回
路3、5、7も制御回路13から送出される制御信号C
4、C5、C6によつて第2の入力端bに切り換えられ
る。
【0023】この実施例の場合、診断用映像信号SG
1、SG2、SG3は、図3(A)に示すように、出力
されるPALコンポジツトデイジタル映像信号SD2中
において、各フレームの垂直ブランキング期間中の例え
ば6ライン目(図3(B)、(C))の1水平走査期間
の間に挿入されている。
【0024】また図4に示すように8フレームシーケン
スでなるPAL方式の場合、6ライン目の有効性に基づ
いて、1、3、5フレーム(図4(A))の6ライン目
に、それぞれ診断用映像信号SG1、SG2、SG3
(図4(B))を挿入するようになされている。なお3
(、7)フレーム目に挿入される診断用映像信号SG2
においては、図4(C)に示すようにPALコンポジツ
トデイジタル映像信号SD2の色フエーズが反転するた
め、色差信号R−Yの位相が反転され、図2(B)に破
線で示す信号が用いられる。
【0025】このようにしてPALコンポジツトデイジ
タル映像信号SD2に挿入された診断用映像信号SG
1、SG2、SG3は自己診断回路14に入力され、こ
れにより自己診断回路14はこの診断用映像信号SG
1、SG2、SG3に基づいて、映像信号処理装置1の
動作が正しいか否か判断し、異常な場合には表示ランプ
等(図示せず)を点灯してこれを外部に通知する。
【0026】すなわち自己診断回路14は図5に示すよ
うに構成されており、PALコンポジツトデイジタル映
像信号SD2が診断信号抽出回路15に入力され、制御
回路13から入力される制御信号C7に応じて、図3
(C)に示すようなタイミングで各フレームの垂直ブラ
ンキング期間の6ライン目の1水平走査期間の診断用映
像信号SGを抽出し、これを第4のセレクタ選択回路1
6の第1の入力端a及び出力端cを通じて、上限値比較
回路17及び下限値比較回路18に送出する。
【0027】上限値比較回路17及び下限値比較回路1
8には、それぞれ制御回路13から入力される制御信号
C7に応じて、図3(C)に示すようなタイミングで各
フレームの6ライン目の1水平走査期間の間に、上限値
信号発生回路19及び下限値信号発生回路20で発生さ
れ、診断用映像信号SGとして取り得る上限及び下限で
なる上限値映像信号SGU及び下限値映像信号SGDが
入力されている。
【0028】これにより図6に示すように、上限値比較
回路17では診断用映像信号SGと上限値映像信号SG
Uを比較し、診断用映像信号SGが上限値映像信号SG
Uより高い場合、論理「H」レベルを有する上限値比較
結果RUを続くオア回路21に送出し、また下限値比較
回路18では診断用映像信号SGと下限値映像信号SG
Dを比較し、診断用映像信号SGが下限値映像信号SG
Dより低い場合、論理「H」レベルを有する上限値比較
結果RUを続くオア回路21に送出する。
【0029】これによりオア回路21からは、診断用映
像信号SGが上限値映像信号SGU及び下限値映像信号
SGD間に存在するとき論理「L」レベルを有し、逆に
上限値映像信号SGU及び下限値映像信号SGD間に存
在しないとき、論理「H」レベルを有する診断結果RT
が送出され、この結果診断用映像信号SGが上限値映像
信号SGU及び下限値映像信号SGD間に存在しないと
き、異常が発生したことを表す表示ランプ等が点灯され
る。
【0030】ここでこの自己診断回路14の場合、第4
のセレクタ回路16の第2の入力端bには、制御回路1
3から入力される制御信号C7に応じて、図3(C)に
示すようなタイミングで各フレームの6ライン目の1水
平走査期間の間、基準信号発生回路22で発生され、上
限値映像信号SGU及び下限値映像信号SGD間に必ず
存在する基準映像信号SGRが入力されている。
【0031】この第4のセレクタ回路16は、制御回路
13から入力される制御信号C8に応じて、8フレーム
シーケンスでなるPAL方式の場合、図4(A)に示す
ように1、3、5フレームの期間の間第1の入力端aを
選択し、2、4、6、8フレームの期間の間第2の入力
端bを選択するようになされ、これにより診断用映像信
号SG1、SG2、SG3が挿入されていない偶数フレ
ームの間、自己診断回路14自体の自己診断を実行し得
るようになされている。
【0032】またこの映像信号処理装置1の場合、イン
ターフエース回路2、第1のセレクタ回路3、第1の映
像信号発生回路10、制御回路13及び自己診断回路1
4はインターフエース基板25に配置され、また4:
2:2デコーダ回路4、第2のセレクタ回路5、マトリ
クス/レート変換回路6及び第2の映像信号発生回路1
1はレートコンバータ基板26に配置され、さらに第3
のセレクタ回路7、D−2PALエンコーダ回路8及び
第3の映像信号発生回路12がタイミングジエネレータ
基板27に配置されている。
【0033】これにより自己診断結果として、異常が発
生したフレーム番号を検出すれば、それぞれインターフ
エース基板25、レートコンバータ基板26又はタイミ
ングジエネレータ基板27の何れの基板で異常が発生し
たかを識別し得るようになされている。
【0034】以上の構成において、例えばレートコンバ
ータ基板26上の4:2:2デコーダ回路4の映像信号
処理に異常が存在する場合には、第1の映像信号発生回
路10で発生した診断用映像信号SG1について異常が
発生し、当該異常が発生したことを表す表示ランプが点
灯され、このとき異常発生のフレーム番号としてフレー
ム番号1を得ることができる。
【0035】また例えばレートコンバータ基板26上の
マトリクス/レート変換回路6の映像信号処理に異常が
存在する場合には、第1及び第2の映像信号発生回路1
0及び11で発生した診断用映像信号SG1及びSG2
について異常が発生し、当該異常が発生したことを表す
表示ランプが点灯され、このとき異常発生のフレーム番
号としてフレーム番号1及び3を得ることができる。
【0036】さらにタイミングジエネレータ基板27上
のD−2PALエンコーダ回路8の映像信号処理に異常
が存在する場合には、第1〜第3の映像信号発生回路1
0〜12で発生した診断用映像信号SG1、SG2、S
G3について異常が発生し、当該異常が発生したことを
表す表示ランプが点灯され、このとき異常発生のフレー
ム番号としてフレーム番号1、3、5を得ることができ
る。
【0037】なおインターフエース基板25上の自己診
断回路14自体に異常が存在する場合には、第1〜第3
の映像信号発生回路10〜12及び基準信号発生回路2
2で発生した診断用映像信号SG1〜SG3及び基準映
像信号SGRについて異常が発生し当該異常が発生した
ことを表す表示ランプが点灯され、このとき異常発生の
フレーム番号としてフレーム番号1、2、3、4、5、
6、8を得ることができる。
【0038】このように各フレームの6ライン目の1水
平走査期間に診断用映像信号SG1〜SG3や基準映像
信号SGRを挿入し、映像信号処理後にこれを抜き出し
て診断するようにしたことにより、映像信号処理装置1
の通常動作状態においても、映像信号処理の動作状態を
容易に自己診断することができる。
【0039】また異常発生した際にフレーム番号を検出
するようにしたことにより、当該異常が発生した回路基
板を知ることができ、この基板を交換するのみで容易に
修理し得ると共に短時間で復旧し、正常な動作状態で動
作させることができる。
【0040】以上の構成によれば、入力されるデイジタ
ルコンポーネント映像信号SD1の各フレームの6ライ
ン目の1水平走査期間に診断用映像信号SG1〜SG3
を挿入し、映像信号処理後に出力されるデイジタルコン
ポジツト映像信号より抜き出した診断用映像信号SG1
〜SG3が、基準上限値映像信号SGU及び基準下限値
映像信号SGD間に存在するか否か検出するようにした
ことにより、通常動作状態においても容易に映像信号処
理の状態を自己診断し得る映像信号処理装置1を実現で
きる。
【0041】さらに上述の構成によれば、基準上限値映
像信号SGU及び基準下限値映像信号SGD間に存在す
る基準映像信号SGRを用いて、自己診断自体が正しい
か否か診断し得るようにしたことにより、確実に映像信
号処理の状態を自己診断し得る映像信号処理装置1を実
現できる。
【0042】さらまた上述の構成によれば、診断用映像
信号SG1〜SG3として、1水平走査期間を2分割
し、前半の第1の期間の間及び後半の第2の期間の間、
それぞれ増加方向又は減少方向に変化する輝度信号Y及
び第2の色差信号R−Yと、第1の期間の間増加方向又
は減少方向に変化し、第2の期間の間減少方向又は増加
方向に変化する第1の色差信号B−Yとを組み合わせ、
マトリクス出力の和信号成分及び差信号成分が常に変化
するようなものを用いるようにしたことにより、確実に
映像信号処理装置1の信号処理動作を診断し得る。
【0043】なお上述の実施例においては、診断用映像
信号を垂直同期期間の6ライン目の1水平走査期間に挿
入した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、
所定の水平ブランキング期間に挿入するようにしても、
この水平ブランキング期間に応じて診断用映像信号を抜
き出すようにすれば、上述の実施例と同様の効果を得る
ことができる。
【0044】また上述の実施例においては、本発明をD
−1フオーマツトの625/50コンポーネントデイジ
タル映像信号を、D−2フオーマツトのPALコンポジ
ツトデイジタル映像信号に変換する映像信号処理装置に
適用した場合について述べたが、本発明はこれに限ら
ず、例えばデコーダ回路やマトリクス回路等種々の映像
信号処理装置に広く適用して好適なものである。
【0045】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、入力映像
信号のブランキング期間に回路動作を診断する診断用映
像信号を挿入し、信号処理後に出力映像信号より抜き出
された診断用映像信号が、基準上限値映像信号及び基準
下限値映像信号間に存在するか否かを検出するようにし
たことにより、通常動作状態においても容易に映像信号
処理の状態を診断し得る映像信号処理装置を実現でき
る。
【0046】
【0047】さらに診断用映像信号として、1水平走査
期間を2分割し、前半の第1の期間の間及び後半の第2
の期間の間、それぞれ増加方向又は減少方向に変化する
輝度信号及び第2の色差信号と、第1の期間の間増加方
向又は減少方向に変化し、第2の期間の間減少方向又は
増加方向に変化する第1の色差信号とを組み合わせ、マ
トリクス出力の和信号成分及び差信号成分が常に変化す
るようなものを用いるようにしたことにより、さらに確
実に信号処理動作を診断し得る映像信号処理装置を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による映像信号処理装置の一実施例を示
すブロツク図である。
【図2】その映像信号処理装置における診断用映像信号
の信号成分の説明に供する特性曲線図である。
【図3】診断用映像信号の挿入及び取出しタイミングの
説明に供するタイミングチャートである。
【図4】診断用映像信号を用いた自己診断のタイミング
の説明に供するタイミングチャートである。
【図5】自己診断回路の構成を示すブロツク図である。
【図6】自己診断回路における自己診断動作の説明に供
する特性曲線図である。
【符号の説明】
1……映像信号処理装置、2……インターフエース回
路、3、5、7……セレクタ回路、4……4:2:2デ
コーダ回路、6……マトリクス/レート変換回路、8…
…D−2PALエンコーダ回路、10、11、12……
映像信号発生回路、13……制御回路、14……自己診
断回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−8205(JP,A) 特開 昭62−117493(JP,A) 特開 平1−196995(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 17/00 - 17/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力映像信号について所定の信号処理を施
    し出力映像信号を送出する映像信号処理装置において、 上記入力映像信号の水平又は垂直ブランキング期間に回
    路動作を診断する診断用映像信号を挿入し、上記信号処
    理後の上記出力映像信号より上記診断用映像信号を抜き
    出し、当該診断用映像信号が所定の基準上限値映像信号
    及び基準下限値映像信号間に存在するか否かに応じて上
    記回路動作を自己診断する自己診断手段を具え、上記診
    断用映像信号は、 1水平走査期間を2分割し前半の第1の期間の間及び後
    半の第2の期間の間、それぞれ増加方向又は減少方向に
    変化する輝度信号と、 上記第1の期間の間増加方向又は減少方向に変化し、上
    記第2の期間の間減少方向又は増加方向に変化する第1
    の色差信号と、 上記第1の期間の間及び上記第2の期間の間、それぞれ
    増加方向又は減少方向に変化する第2の色差信号と を組
    み合わせて形成され、マトリクス出力の和信号成分及び
    差信号成分が常に変化するようにした ことを特徴とする
    映像信号処理装置。
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