JPH0528449U - 長尺物用自動塗装装置 - Google Patents

長尺物用自動塗装装置

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Publication number
JPH0528449U
JPH0528449U JP7813091U JP7813091U JPH0528449U JP H0528449 U JPH0528449 U JP H0528449U JP 7813091 U JP7813091 U JP 7813091U JP 7813091 U JP7813091 U JP 7813091U JP H0528449 U JPH0528449 U JP H0528449U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
paint
nozzle
coating
nozzles
Prior art date
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Pending
Application number
JP7813091U
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English (en)
Inventor
隆政 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数の塗装面を有する長尺のワークが、均一に
効率よく塗装できるようにする。 【構成】塗装するワーク1の上面1aおよび側面1b,
1cに対向してそれぞれノズル装置13,14,15を設け、
これらのノズル装置13,14,15には、それぞれ塗料の極
小滴を噴射する複数本のノズル13a,14a,15aを並列
して設ける。ノズル13a,14a,15aは、電磁弁収納容
器16内に設けたそれぞれの電磁弁に接続する。電磁弁
は、情報入力装置19および電磁弁制御装置20を介して、
必要部位のものが選択され、かつ瞬時に開閉されてノズ
ル13a,14a,15aから極小滴の塗料を間欠的に噴射さ
せる。ワーク搬送装置21は、ワーク1を長手方向に搬送
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、長尺物用自動塗装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、エレベータのガイドレールのような長尺物ワークの塗装は、図5に示す ようにはけ塗りまたはスプレー方式の何れにおいても、ワーク1の上面1aおよ び側面1b,1cの一面ごと別個に塗付け(斜線で示す)、他の面は塗装が乾い てから反転し、その後塗装するという作業を繰返していた。
【0003】 また、複数面を同時に塗装できる装置であっても、はけ塗りやスプレー方式の 塗装方法では、塗装表面が不均一になったり塗料が無駄に使用される不都合があ った。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記したようにはけ塗りまたはスプレー方式では、複数面を同時に塗装するこ とができないため作業効率を向上させることが困難であった。また、複数面を同 時にできる装置を用いても、塗装表面が不均一になったり塗料が無駄に使用され るので、品質やコスト上の問題があった。さらに、周囲の空気や構造物,装置等 が汚れる等作業環境を悪化させていた。
【0005】 本考案は、上記した事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは複 数の塗装面を有する長尺のワークを、均一に効率よく塗装できるようにした長尺 物用自動塗装装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数の塗装面を有するワークを長手方向に搬送させる装置と、ワー クの各塗装面近傍に並列して設けられ、各塗装面に極小滴の塗料を噴射する複数 本のノズルと、各ノズルに接続され、塗装面の幅に対応して個数が選択されると 共にノズルから塗料を間欠して噴射させるように開閉する複数個の電磁弁で構成 したものである。
【0007】
【作用】
各ノズルに接続した電磁弁が各塗装面の幅に対応して個数を選択されるので、 搬送されるワークの必要な位置に同時に塗料が噴射され、均一に効率よく塗装が できる。また、ノズルから極小滴の塗料を間欠して噴射させるので、塗装面に塗 装した後液ダレを生じることがなく、塗料の浪費を防止することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。図1は、本考案の一実施 例の構成を示す斜視図、図2は、本考案の一実施例の要部を示す正面図である。 図1および図2において、10は図示しない構造物または固定部に支持された本体 で、この本体10にはブラケット11が水平状に取付けられ、端部にアーム12aを中 央として両側にアーム12b,12cを取付けている。アーム12aにはワーク1の上 面1a用のノズル装置13、アーム12bにはワーク1の一方の側面1b用のノズル 装置14、アーム12cにはワーク1の他方の側面1c用のノズル装置15がそれぞれ 取付けられている。ノズル装置13は、ワーク1の上面1aに向って上方から塗料 の極小滴を噴射する複数本のノズル13aを、ワーク1の上面1aの幅方向に沿っ て配列している。ノズル装置14は、ワーク1の側面1bに向って横方向から塗料 の極小滴を噴射する複数本のノズル14aを、ワーク1の側面1bの上下方向に沿 って配列している。ノズル装置15は、ワーク1の他方の側面1cに向かって横方 向から塗料の極小滴を噴射する複数本のノズル15aを、ワーク1の側面1cの上 下方向に沿って配列している。各ノズル装置13,14,15におけるノズル13a,14 a,15aは、ワーク1の上面1aの幅寸法,ワーク1側面1bの幅寸法,ワーク 1の側面1cの幅寸法よりそれぞれ長くなる本数を配列している。各ノズル13a ,14a,15aは、それぞれ配管を介して電磁弁収納容器16内に設けた各電磁弁( 図示しない)に接続されている。各電磁弁には、塗料タンク17からポンプ18を介 して塗料が提供される。また、各電磁弁は、情報入力装置19から情報により制御 される電磁弁制御装置20を介して必要とするものが選択され、この選択されたも のが瞬時に開閉するように制御される。
【0009】 一方、ブラケット11の下方には、ワーク1を長手方向に搬送するワーク搬送装 置21が設けられている。このワーク搬送装置21は、ワーク1の長さに対応した長 さを有する枠体22と、この枠体22に長さ方向に沿って適宜ピッチで取付けられ、 モータ(図示しない)で回転駆動される複数のローラ23で構成される。なお、ポ ンプ18の吐出側には、所定圧を超えないように調整された調整弁を含む配管系( 図示しない)が接続されている。
【0010】 次に、以上のように構成された実施例の作用を説明する。ポンプ8を起動して 塗料タンク17の塗料を容器16に供給する。情報入力装置19により、ワーク1の長 さ,幅(上面1a,側面1b,1c)の情報を入力する。この情報は、電磁弁制 御装置20に伝達される。電磁弁制御装置20は、これに基づきワーク1の寸法に応 じて必要な部位のノズルの電磁弁を選択し、かつこの選択された電磁弁を瞬時に 開閉させる。また、電磁弁制御装置20は、ワーク搬送装置21のローラ23をモータ (図示しない)を介して回転させ、ワーク21を図1にXで示す方向に搬送する。 これにより、ワーク1は、X方向に搬送されながら上面1a,側面1b,1cに 同時に極小滴の塗料を噴射されて塗装される。
【0011】 この塗装において、電磁弁制御装置20は、ワーク1を搬送させるローラ23の回 転を検知し、ワーク1の搬送に合わせ、必要部位のノズルの電磁弁を瞬時に開閉 させて極小滴の塗料を間欠的に噴射させ、液ダレの生じない塗装をする。
【0012】 なお、以上説明した実施例は、ワーク1としてエレベータ用ガイドレールを対 象としたが、本考案はこれに限定されるものでなく、他の形状のワークにも適用 できる。図3および図4は、ワークとして等辺L形鋼を対象とした実施例の斜視 図および要部の正面図を示したもので、上記した実施例と相違する構成はノズル 装置である。すなわち、図3および図4において、25は、塗装する2面25a,25 bを有するワークであり、ブラケット11の端部には、ワーク25に対応して離れた 位置にアーム12a,12cを取付けている。アーム12bにはワーク25の面25a用の ノズル装置26が取付けられ、アーム12cにはワーク25の面25b用のノズル装置27 が取付けられている。ノズル装置26は、ワーク25の面25aに向って斜上方から塗 料の極小滴を噴射する複数本のノズル26aを、ワーク25の面25aの幅方向に沿っ て配列している。ノズル27は、ワーク25の面25bに向って斜上方から塗料の極小 滴を噴射する複数本のノズル27aを、ワーク25の面25bの幅方向に沿って配列し ている。各ノズル装置26,27におけるノズル26a,27aは、ワーク25の面25a, 25bの幅寸法よりそれぞれ長くなる本数を配列している。この実施例の作用は、 上記した実施例と同様である。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、ワークの搬送装置を設け、ワークの各塗 装面に対向して塗料の極小滴を噴射する複数本のノズルをそれぞれ配列して設け 、ワークの塗装面の寸法に対応して必要なものが選択され、かつ選択されたもの を瞬時に開閉するように制御される電磁弁をそれぞれのノズルに接続しているの で、複数の塗装面を有するワークを自動的に塗装できて生産性を向上し、均一に 塗装できて品質を向上し、不必要な塗料の噴射をなくして作業環境を改善する長 尺物用自動塗装装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図。
【図2】本考案の一実施例の要部を示す正面図。
【図3】本考案の他の実施例を示す斜視図。
【図4】本考案の他の実施例の要部を示す正面図。
【図5】従来のエレベータ用ガイドレールの塗装手順を
示す説明図。
【符号の説明】
1…ワーク、1a…上面、1b,1c…側面、13,14,
15…ノズル装置、13a,14a,15a…ノズル、16…電磁
弁収納容器、17…塗料タンク、18…ポンプ、19…情報入
力装置、20…電磁弁制御装置、21…ワーク搬送装置、23
…ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の塗装面を有するワークを長手方向
    に搬送させる装置と、前記ワークの各塗装面近傍に並列
    して設けられ、前記各塗装面に極小滴の塗料を噴射する
    複数本のノズルと、各ノズルに接続され、前記塗装面の
    幅に対応して個数が選択されると共に前記ノズルから塗
    料を間欠して噴射させるように開閉する複数個の電磁弁
    とから構成したことを特徴とする長尺物用自動塗装装
    置。
JP7813091U 1991-09-27 1991-09-27 長尺物用自動塗装装置 Pending JPH0528449U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7813091U JPH0528449U (ja) 1991-09-27 1991-09-27 長尺物用自動塗装装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7813091U JPH0528449U (ja) 1991-09-27 1991-09-27 長尺物用自動塗装装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0528449U true JPH0528449U (ja) 1993-04-16

Family

ID=13653302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7813091U Pending JPH0528449U (ja) 1991-09-27 1991-09-27 長尺物用自動塗装装置

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