JPH052842A - 軟判定復号回路 - Google Patents

軟判定復号回路

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JPH052842A
JPH052842A JP17903191A JP17903191A JPH052842A JP H052842 A JPH052842 A JP H052842A JP 17903191 A JP17903191 A JP 17903191A JP 17903191 A JP17903191 A JP 17903191A JP H052842 A JPH052842 A JP H052842A
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JP17903191A
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Hajime Inoue
肇 井上
Takahito Seki
貴仁 関
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Sony Corp
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 入力データ信号をビタビ復号器12でビタビ
復号してバイト同期処理回路15を介しエラー訂正回路
17に送る。ビタビ復号の際にビット毎の尤度をビット
尤度検出回路13で検出し、バイト尤度算出回路16に
送る。バイト尤度算出回路16では、バイト毎の代表値
となる最小の尤度を求めると共に、この最小尤度をバイ
ト同期処理回路15からの同期検出状態情報に応じて変
更を加えてエラー訂正回路17に送る。エラー訂正回路
17では、バイトデータとバイト毎の代表尤度情報に基
づいて軟判定エラー訂正処理する。 【効果】 エラー訂正の際には1バイト毎の代表尤度情
報を用いるだけで済み、処理が簡略化されて簡単な構成
で済む。また、同期検出状態も加味されてエラーレート
改善が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビタビ復号器により求
められた尤度に基づいて軟判定復号を行う軟判定復号回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルVTR等のディジタル記録再
生装置は、いわゆるダビング、コピー等を繰り返しても
信号劣化が極めて少ないという特長を有しているが、記
録再生されるデータ量が膨大となる。例えば放送局用や
業務用のコンポーネントカラーディジタルVTRの規格
であるいわゆるD−1(あるいは4:2:2)フォーマ
ットにおいては、約225.2Mbpsものレートで記
録が行われ、テープ幅19mmのビデオテープがカセッ
トに収納されて用いられる。このカセットサイズには
S、M、Lと3種類が規定されている。
【0003】ここで、一般家庭用(いわゆる民生用)の
ディジタルVTRを考慮するとき、上記D−1フォーマ
ットを流用しようとすると、上記テープカセットのSサ
イズでは十数分程度の記録が行えるに過ぎず、大型のL
サイズでも約1時間半程度の記録ができる程度であり、
家庭で使用するには頗る不適当なものである。なお、コ
ンポジットカラーディジタルVTRの規格であるいわゆ
るD−2フォーマットにおいては、同じカセットを用い
ても記録時間が長くなるが、未だ家庭用としては不適当
である。
【0004】そこで、本件出願人は、特開平1−296
466号公報等において、記録情報量を再生歪みが少な
くなるような方式で圧縮し、かつ記録密度を上げること
によって、テープ幅が例えば8mm程度の小型カセット
を用いて長時間の記録が可能なディジタルVTRを提案
している。
【0005】図4は、このようなディジタルVTRの一
例の再生側の概略構成を示すブロック回路図である。こ
の図4において、磁気テープ(ビデオテープ)30に
は、ディジタルビデオ信号がいわゆるパーシャル・レス
ポンス・クラスIV方式を利用して磁気記録されてい
る。ここでパーシャル・レスポンスとは、記録媒体(一
般には伝送路)の伝達特性による符号間干渉を積極的に
利用して、符号のスペクトラムを整形する方式のことで
あり、パーシャル・レスポンス・クラスIV方式には、
NRZI符号、インターリーブドNRZI符号等が属し
ている。
【0006】このパーシャル・レスポンス・クラスIV
方式を利用して磁気テープ30に記録された磁気信号
は、再生ヘッド31により電気信号に変換された後、ヘ
ッドアンプ32にて増幅される。ヘッドアンプ32から
の出力信号は、イコライザ回路(等化器)34及びAT
F(自動トラックフォロウイング)処理回路35に送ら
れる。イコライザ回路34からの出力信号は、磁気記録
電磁変換特性のために生じる高周波部の周波数特性の補
正を行う上記パーシャル・レスポンス・クラスIV方式
の検出特性(1+D)を有する検出特性回路36に送ら
れる。この検出特性(1+D)は、パーシャル・レスポ
ンス・クラスIV方式を適用するために記録側でプリコ
ード処理する際のプリコード特性である(1/(1−D
2 ))と、テープ30に対する磁気記録再生の際の電磁
変換特性(1−D)とによる影響を相殺して元の信号を
復元するためのものである。すなわち、これらの特性を
合わせると、 (1/(1−D2 ))×(1−D)×(1+D)=1 となり、伝達関数=1の伝送が行われる。なお、上記イ
コライザ回路34からの出力信号は、クロック抽出用の
PLL回路37に送られ、再生信号中のクロック成分が
取り出される。
【0007】上記エンコーダ36からの出力信号は、ビ
タビ復号回路38で最尤復号処理されて時間軸補正(い
わゆるTBC、タイムベース・コレクタ)回路39に送
られている。ビタビ復号回路38では、信号の電磁変換
系が微分特性であることを利用して、ビット毎の復号を
行う場合よりエラーの少ない復号を行い、1、0の並び
のディジタル信号を得る。TBC回路39では、記録再
生系のジッタ分を除去すると共に、同期パターンを検出
し、誤り訂正できるようにシンボル(例えば8ビット=
1バイト)毎の区切りを付け、さらに同期ブロックの復
元を行う。このTBC回路39からの出力信号は、エラ
ー訂正回路40に送られ、記録側で付加されたエラー訂
正符号(パリティ)を用いてエラー訂正処理を行う。エ
ラー訂正回路40からの出力信号は、例えばDSP(デ
ィジタル信号プロセッサ)等から成るビデオ信号処理回
路41に送られて、例えば記録側で帯域圧縮等が施され
ている場合にはそれを解くための伸長処理等が施され
る。また、TBC回路39からの出力信号は、エラー訂
正回路43にてエラー訂正処理が施され、オーディオ信
号処理回路44及びサブコード信号処理回路44にそれ
ぞれ送られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな高密度の記録が必要とされるディジタル磁気記録シ
ステムにおいては、再生信号の高品位化のために、エラ
ー訂正の強化が望まれるわけであるが、訂正能力を上げ
るためにパリティを増やすと、冗長度が上がってデータ
量が増えてしまう。そこで、冗長度を上げずにエラー訂
正能力を上げる方法として、軟判定法が有力とされる。
【0009】しかしながら、上記軟判定法は一般に回路
規模が増大するという欠点がある。また、上記エラー訂
正は、通常一定ビット数(例えば8ビット=1バイト)
のシンボルを単位として行われており、このようなエラ
ー訂正に適合した軟判定法が望まれる。また、例えばT
BC回路で同期パターン検出が行えない場合には出力デ
ータの信頼性は極めて低いが、このような点も軟判定の
際に考慮に入れるのが好ましい。
【0010】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たものであり、簡単な構成でシンボル単位の軟判定エラ
ー訂正を実現でき、いわゆるTBC回路での情報を軟判
定にも利用することでエラーレート向上が図れるような
軟判定復号回路の提供を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る軟判定復号
回路は、入力信号をビタビ復号するビタビ復号手段と、
このビタビ復号手段からの出力信号内の同期パターンを
検出し、一定ビット数から成るシンボル単位でまとめて
出力するシンボル同期処理手段と、上記ビタビ復号手段
にて得られたビット毎の尤度を一定ビット数のシンボル
毎にまとめ上記シンボル同期処理手段からの処理状態情
報を加味して出力するシンボル単位尤度検出手段と、上
記ビタビ復号手段からの出力信号と上記シンボル単位尤
度検出手段からの尤度に基づいて上記シンボル単位でエ
ラー訂正を行うエラー訂正手段とを有することにより、
上述の課題を解決する。
【0012】ここで、上記1シンボルとしては例えば8
ビット(1バイト)を単位とすることが多い。このシン
ボル単位の尤度情報としては、データの1シンボル分の
各ビット毎の尤度の内の最小(最悪)のものを用いるこ
とが考えられる。この最小尤度の当該シンボル内での位
置情報を付加してシンボル単位の尤度情報として出力し
てもよい。上記シンボル同期処理手段から得られる処理
状態情報としては、シンボル同期信号が検出されたか否
かの情報が考えられ、シンボル同期信号が検出されたと
きには上記尤度情報をそのまま出力し、シンボル同期信
号が検出されなかったときには上記尤度情報(の最小尤
度)を0とすればよい。
【0013】
【作用】複数ビットから成る1シンボルにつき代表とな
る尤度の情報を用いて、軟判定エラー訂正を実現でき、
この尤度の情報にはシンボル同期処理状態の情報が加味
されており、エラーレートを改善できる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明の一実施例となる軟判定復号
回路の概略構成を示すブロック回路図である。この図1
において、入力端子11には、例えば前述した図4に示
すディジタルVTRの(1+D)検出特性回路36から
の出力のようなデータ信号が供給されており、この入力
データ信号はビタビ復号器12に送られている。
【0015】このビタビ復号器12では、信号の電磁変
換系が微分特性であることを利用して、ビット毎の復号
を行う場合よりエラーの少ない復号を行う。このとき、
ビット尤度検出回路13によりビット毎の尤度を算出す
る。この尤度とは、上記復号されたデータがどの程度正
確であるかの信頼度あるいは確からしさを表す値であ
る。ここで、ビタビ復号器12の入力信号として例えば
図2に示すような波形を考えるとき、尤度CVとして
は、サンプル値と閾値Δthとの誤差分の2乗を用いるこ
とができる。すなわち、図2において、伝送路にノイズ
や歪みがない場合にとり得る最適の入力信号レベルを
A、0、A’とし、各サンプリング時点t1 、t2 、t
3 、・・・でのサンプル値をそれぞれx1 、x2
3 、・・・とするとき、 CVi =|Δth−xi 2 i=1、2、3、・・・ と表される。これより、尤度CVは、入力信号レベルが
上記最適レベルA、0、A’のときに最大(最も確から
しい)値Δth 2 となり、閾値Δthレベル上にあるとき最
小(最も信頼性が低い)値0となる。
【0016】これらのビタビ復号器12及びビット尤度
検出回路13により、復号データの1、0信号と共に上
記尤度情報を付加して後段のTBC(時間軸補正)回路
14に送る。このTBC回路14の内のバイト同期処理
回路15は、前述した図4のTBC回路39と同様な動
作を行うものであり、ビタビ復号器12からのデータ信
号に関して記録再生系のジッタ分を除去すると共に、同
期パターンを検出して同期ブロックを形成すると共に、
エラー訂正できるようにシンボル(例えば1シンボル=
8ビット=1バイト)毎に区切るような動作を行う。さ
らに本発明の実施例においては、シンボル毎(例えばバ
イト毎)の尤度を計算するためのバイト尤度算出回路1
6を設け、上記ビット尤度検出回路13からの各ビット
毎の尤度情報に関しても上記シンボル(バイト)毎にま
とめる操作を行っている。このバイト尤度算出回路16
には、バイト同期処理回路15からの同期処理状態情報
が送られており、この状態情報が上記シンボル(バイ
ト)毎の尤度情報に加味されるようになっている。バイ
ト同期処理回路15からの上記シンボル(バイト)単位
のデータがエラー訂正回路17に送られて、バイト尤度
算出回路16からのシンボル(バイト)単位の尤度情報
を用いた軟判定エラー訂正処理が施されるわけである。
【0017】ここで、上記バイト尤度算出回路16での
動作について、図3を参照しながら説明する。図3にお
いて、一連のビット列{bi }は、上記ビタビ復号の判
定値であり、1又は0の値をとる。これらの各ビットb
iに対して尤度CVi が算出され、この尤度CVi は、
対応するビットbi がどれだけ正しいかを示す1ワード
数ビット長のデータである。上記バイト同期処理回路1
5では、上記ビット列{bi }が上記シンボル単位(バ
イト単位)で同期がとられてまとめられ、例えばbk
k+1 、・・・、bk+7 の8ビットが1シンボル(1バ
イト)のデータとなる。バイト尤度算出回路16では、
これらの各ビットbk 、bk+1 、・・・、bk+7 にそれ
ぞれ対応する8個の尤度CVk 、CVk+1 、・・・、C
k+7 を1個の尤度情報にまとめて当該シンボル(バイ
ト)を代表する尤度情報とする。具体的には、8個の尤
度CVk 、CVk+1 、・・・、CVk+7 の内の最小(最
悪)の尤度CVmin をシンボルの代表尤度とする。この
最小尤度CVmin に対応するビットについてのシンボル
内での位置Nmin を付加して尤度情報としてもよい。こ
のバイト(シンボル)毎の尤度情報として例えば8ビッ
トが用いられる場合に、3ビットを最小尤度位置Nmin
に、5ビットを最小尤度CVmin にそれぞれ用いるよう
にすればよい。ここで最小尤度位置Nmin については、
1シンボルを構成する8ビットbk 、bk+1 、・・・、
k+7 に対してそれぞれ3ビットの位置(アドレス)を
000、001、・・・、111のように予め設定して
おき、例えばビットbk+2 の尤度CVk+2が当該シンボ
ル中の8個の尤度の内で最小であるときには対応する位
置(アドレス)002を上記Nmin として送るものであ
る。
【0018】さらに、この尤度情報に上記バイト(シン
ボル)同期処理回路15からの同期処理状態情報を加味
して、最終的なシンボル代表尤度情報CVSとしてエラ
ー訂正回路(デコーダ)17に送るようにしている。具
体的には、バイト同期処理回路15で同期検出が行えな
かった場合には上記最小尤度CVmin を強制的に0、す
なわち最悪とする。なお同期検出が行えた場合にはその
ままの値を送る。ところで、前後の同期パターン等に基
づいて欠落した同期パターンを補足するような構成を用
いる場合においては、同期検出時にはそのまま、同期検
出不可能時には尤度を0とすることは上述と同様である
が、同期パターンの上記補足時には、尤度から固定値を
減算したり、1より小さな固定値を乗算して得られた値
をエラー訂正回路17に送るようにすればよい。
【0019】エラー訂正回路(デコーダ)17において
は、上記シンボル単位(例えばバイト単位)でまとめら
れたデータに対して、バイト尤度算出回路16からのシ
ンボル(バイト)毎の尤度情報(特に最小尤度の位置情
報)を用いて軟判定エラー訂正処理を施す。この軟判定
エラー訂正には種々の方式が考えられるが、以下、隣接
シンボルデコーダの一具体例について説明する。これ
は、リードソロモン(RS)符号を用いたシンボルが複
数ビット(例えば8ビット)で構成されていることに着
目し、その構成ビットの内の1ビットが誤る確率が最大
となることを利用してデコードするものである。この誤
りであろう1ビットを探すのに上記尤度情報、特に最小
尤度の位置情報を用いる。
【0020】この隣接シンボルデコーダの一例において
は、先ず、ガロア体GF(28 )上のRS(リードソロ
モン)符号を考える。このとき、符号語の1シンボル
(1バイト)は、ガロア体GF(2)上の要素、すなわ
ち0、1を、8ビット用いて表される。すなわち、αi
∈GF(28 )に対して、 αi =(b7 ,b6 ,b5 ,b4 ,b3 ,b2 ,b1 ,b0 ) …(1) のように、ベクトル表現で表すことができる。この
(1)式において、biは各ビットを表し、bi
{0,1}=GF(2)であり、この選ばれ方は、ガロ
ア体GF(28 )を構成する原始多項式p(x)に依存
する。具体的に例えば、 p(x)=x8 +x4 +x3 +x2 +1 …(2) が選ばれる。このとき、例えば、α10=(0,1,1,
1,0,1,0,0)と表現される。
【0021】さて、ディジタル磁気記録等においては、
基本的に2値データで処理を施すため、上記したように
GF(28 )上の要素を8ビットのベクトル表現で表し
て、例えば記録再生を行う。すなわち、再生データとし
ては、この8ビットのベクトル表現されたものが時間軸
上で連続して得られる。このとき、エラー訂正デコーダ
の入力側でのビットエラーレートをPe とすると、8ビ
ット中1ビット誤る確率Pr(8→1) は、 Pr(8→1) = 81 Pe(1−Pe)7 …(3) と表され、8ビット中nビット誤る確率Pr(8→n)
は、 Pr(8→n) = 8n Pe n (1−Pe)8-n …(4) と表される。このとき、Pe ≒10-5とすると、n>2
に対して、 Pr(8→1) ≫ Pr(8→n) …(5) が成立する。すなわち、この程度のエラーレート下で
は、2ビット以上のエラーは無視することが可能であ
る。
【0022】そこで、以下では8ビット中の1ビットが
エラーとなる場合を考える。いま、エラー訂正回路(デ
コーダ)17に入力されるシンボル(バイト)αi の各
ビットbj に対する尤度をCVj とする。これら8個の
尤度の中で、最小の尤度を、上記図3にも示したように
CVmin とする。この尤度が最小となるビットをbm
すると、シンボルがエラーとなるときには、ビットbm
が8ビット中で一番エラーとなる確率が大きい。そこ
で、上記シンボルαi がエラーとなるとき、正しいシン
ボルとしては、上記ビットbm を反転したものである確
率が最も大きくなることから、上記シンボルαi の代わ
りに用いられる次の候補シンボルβi としては、 βi =(b7 ,…,xbm ,…,b0 ) …(6) と表現できる。この(6)式中のxbm は、 xbm =1 if bm =0 =0 if bm =1 …(7) で表されるインバータである。このビットbm の位置
が、上記Nmin によって指定されるわけである。
【0023】このように、元の入力データのシンボルα
i と、これに隣接する第2番目の候補シンボルβi とを
用いてエラー訂正を施すことにより、エラー訂正のデコ
ードの能力を向上させることができる。しかも、エラー
訂正の際に必要とされる尤度情報としては、1シンボル
につき例えば最低尤度のビット位置情報で充分であるた
め、1シンボル8ビットの全てのビット毎の尤度を用い
て軟判定エラー訂正処理する場合に比べて、使用メモリ
量等が少なくて済み、ハードウェア構成が簡略化できる
という利点がある。
【0024】なお、本発明は上記実施例のみに限定され
るものではなく、例えばエラー訂正処理の単位となる1
シンボルは1バイト(8ビット)に限定されず、4ビッ
ト、12ビット、16ビット等の任意のビット数を1シ
ンボルとすることができる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明に係る軟判定復号回路によれば、入力信号をビタビ復
号して得られたビット毎の尤度を一定ビット数のシンボ
ル毎にまとめる際に、ビタビ復号出力信号内の同期パタ
ーンの検出状態を加味して、1シンボル毎に代表値とな
る尤度情報を出力し、この尤度情報と上記ビタビ復号さ
れた出力信号とに基づいて上記シンボル単位でエラー訂
正を行っているため、複数ビットから成る1シンボルに
対して、同期検出状態をも加味した代表尤度情報を用い
て軟判定エラー訂正を実現でき、エラーレート改善が図
れると共に、軟判定エラーの際に取り扱うデータ数が少
なくて済むため構成の簡略化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る軟判定復号回路の一実施例の概略
構成を示すブロック回路図である。
【図2】該一実施例の尤度検出動作を説明するための模
式図である。
【図3】シンボル単位の尤度算出動作を説明するための
模式図である。
【図4】ディジタルVTRの一例の再生側の概略構成を
示すブロック回路図である。
【符号の説明】
11・・・・・データ信号入力端子 12・・・・・ビタビ復号器 13・・・・・ビット尤度検出回路 14・・・・・TBC(時間軸補正)回路 15・・・・・バイト(シンボル)同期処理回路 16・・・・・バイト(シンボル)尤度算出回路 17・・・・・エラー訂正処理回路 18・・・・・データ信号出力端子

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力信号をビタビ復号するビタビ復号手
    段と、このビタビ復号手段からの出力信号内の同期パタ
    ーンを検出し、一定ビット数から成るシンボル単位でま
    とめて出力するシンボル同期処理手段と、上記ビタビ復
    号手段にて得られたビット毎の尤度を一定ビット数のシ
    ンボル毎にまとめ、上記シンボル同期処理手段からの同
    期処理状態情報を加味して出力するシンボル単位尤度検
    出手段と、上記ビタビ復号手段からの出力信号と上記シ
    ンボル単位尤度検出手段からの尤度に基づいて上記シン
    ボル単位でエラー訂正を行うエラー訂正手段とを有する
    ことを特徴とする軟判定復号回路。
JP17903191A 1991-06-25 1991-06-25 軟判定復号回路 Withdrawn JPH052842A (ja)

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