JP2009506474A - ソフト復号化方法及び装置、エラー訂正方法及び装置、ソフト出力方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
ソフトエラー訂正の性能を向上可能にする復号化方法及び装置、エラー訂正方法及び装置、ソフト出力方法及び装置を提供する。ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードを復号化する方法は、コードワードの各ビットのソフト値を受信するステップと、受信されたコードワードの欠陥信号を生成するステップと、欠陥信号に対応するビットの一部または全部に対応するソフト値を所定の特定値に変えてエラー訂正を行うステップと、を含む。これにより、その欠陥によってデータの信頼性が顕著に低下した欠陥区間に対するソフト値を特定値に代替することによって、その欠陥によってデータの低下した信頼性の程度を減らせてデコーディング性能を改善しうる。
Description
本発明は、ソフトエラー訂正の性能を向上可能にする復号化方法及び装置、エラー訂正方法及び装置、ソフト出力方法及び装置に関する。
情報記録媒体の高密度化、データ伝送の高密度化によって、有/無線通信、光通信を含むデータ伝送のための通信チャンネル上で、単位時間当りのデータ再生または伝送量が高まることによって、チャンネルの状況が相対的に悪化して、既存より多いエラーを含む。例えば、光情報記録媒体の場合、高密度によって物理的な単位長さにさらに多いデータが保存されて、同じサイズまたは長さのホコリ、スクラッチ、指紋によってさらに多いエラーを内包する。また、有無線通信の場合、データの高画質化によって、単位時間当り伝送されるデータ量が多くなることによって、同じ時間の通信障害に対して受信されたデータの有するエラーの量は、相対的に多くなる。これにより、高密度化による通信チャンネル上に、高いエラー訂正能を有するエラー訂正方法またはエラー訂正コードが要求されている。
これによるエラー訂正コード及び方法として、既存のリードソロモンコードのように入力されたビットのハード値(0または1)でエラー訂正を行う方式ではない、ターボコードデコーディング、LDPC(Low Density Parity Check code)デコーディングのように入力されたビットのソフト値、例えば、0.2、0.9を参照して、反復訂正を通じてエラー訂正を行う“ソフト反復復号”方式が注目されている。前記入力されるビットのソフト値とは、一般的に入力されたハード値の確率として表せる。
図1に、従来の技術によるソフト符号化/復号化装置が示されている。図1を参照するに、ソフト符号化/復号化装置100は、ターボ/LDPC符号化部110と、変調部120と、記録/読取部130と、ソフト復調部150と、ターボ/LDPC復号化部160とを備える。
ターボ/LDPC符号化部110は、入力されるデータをエラー訂正を行うための所定の符号化方式、例えば、LDPC符号化方式やターボ符号化方式のようなソフト符号化方式を利用して符号化する。
変調部120は、前記ターボ/LDPC符号化部110から出力されたデータを所定の方法、例えば、RLL(Run Length Limited)コードを利用して変調する。
記録/読取部130は、このように変調されたデータを記録媒体140に/から記録/読み取りを行う。
ソフト復調部150は、コードワードの確率値を表すデータを記録/読取部130から入力されてデータワードを構成するそれぞれのビットの確率を表す値であるLLR(Log Likelihood Ratio)を出力する。
ターボ/LDPC復号化部160は、ソフト復調部150から出力されたソフト値を受信して、所定の符号化方式に対応してソフト復号化を行い、復号化されたデータを出力する。
このように、ソフト復号化方法では、ソフト値によるエラー訂正を行うことによって、その入力されたビットのソフト値の信頼性がエラー訂正コードの性能を左右するので、ソフト値の信頼性を利用してエラー訂正能力の向上を図ることが要求される。
本発明は、前記のような問題点を解決してソフト復号化方法でエラー訂正能力を向上させうる復号化方法及び装置、エラー訂正方法及び装置、ソフト出力方法及び装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するための本発明の一特徴は、ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードを復号化する方法において、前記コードワードの各ビットのソフト値を受信するステップと、前記受信されたコードワードの欠陥信号を生成するステップと、前記欠陥信号に対応するビットの一部または全部に対応するソフト値を所定の特定値に変えてエラー訂正を行うステップと、を含むことである。
前記所定の特定値は、対応するビットが“0”である確率と“1”である確率とが同一であることを表す値とすることが望ましい。
また、前記所定の特定値は、低密度パリティーチェックのエラー訂正特性によって決定されることが望ましい。
前記ソフト値を受信するステップは、通信チャンネルから前記コードワードの各ビットのソフト値を受信するステップを含むことを特徴とすることが望ましい。
また、前記欠陥信号生成ステップは、データ受信時に同期が合わない区間、PLLエラーが発生した区間、ソフト復調過程で同期エラーが発生した区間、変調されたパターンでは存在しないパターンを含む区間のうち少なくとも一つ以上を検出し、前記検出された区間の一部または全部に対して欠陥信号を生成するステップを含むことが望ましい。
前記ソフト値を受信するステップは、情報記録媒体から前記コードワードの各ビットのソフト値を受信するステップを含むことが望ましい。
前記欠陥信号生成ステップは、サーボエラーが発生した区間、ピックアップからの反射量が過度に多いか、または過度に少なくて、反射量によるデータの信頼性がないと判断される区間、PLLエラーまたはシンクエラーが検出される区間、変調されたパターンでは存在しないパターンを含む区間のうち少なくとも一つ以上を検出し、前記検出された区間の一部または全部に欠陥信号を生成するステップを含むことが望ましい。
本発明の他の特徴は、ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードをエラー訂正する方法において、前記符号化されたコードワードの欠陥信号に対応するビットの一部または全部に対応するソフト値を所定の特定値に変えるステップと、前記変えたソフト値に基づいて反復訂正を行うステップと、を含むことである。
本発明のさらに他の特徴は、ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードを復号化する装置において、前記コードワードの各ビットのソフト値を受信する受信部と、前記受信されたコードワードの欠陥信号を生成する欠陥信号生成部と、前記生成された欠陥信号に対応するビットの一部または全部に対応するソフト値を所定の特定値に変えてエラー訂正を行うソフトデコーダとを備えることである。
本発明のさらに他の特徴は、ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードをエラー訂正する装置において、前記符号化されたコードワードの欠陥信号に対応するビットの一部または全部に対応するソフト値を所定の特定値に変え、前記変えられたソフト値に基づいて反復訂正を行うソフトデコーダを備えることである。
本発明のさらに他の特徴は、ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードからソフト値を出力する方法において、前記コードワードの各ビットのソフト値を受信するステップと、前記受信されたコードワードの欠陥信号を生成するステップと、前記欠陥信号に対応するビットの全部または一部に対応するソフト値を所定の特定値に変えて出力するステップと、を含むことである。
本発明のさらに他の特徴は、ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードからソフト値を出力する装置において、前記コードワードの各ビットのソフト値を受信する受信部と、前記受信されたコードワードの欠陥信号を生成する欠陥信号生成部と、前記生成された欠陥信号に対応するビットの一部または全部に対応するソフト値を所定の特定値に変えて出力するソフトイン−ソフトアウト処理部とを備えることである。
本発明によるソフトデコーディング方法は、その欠陥によってデータの信頼性が顕著に低下した欠陥区間に対するソフト値を特定値に代替することによって、その欠陥によってデータの低下した信頼性の程度を減らせてデコーディング性能を改善しうる。
以下、添付された図面を参照して、本発明を詳細に説明する。
図2は、本発明によって通信チャンネルから受信したデータのソフト値を出力するソフト出力装置200の一例を表す。本発明において、ソフト出力装置とは、ソフト復号化のために欠陥信号を参照してソフト値を変更し、ソフトデコーダ240に出力する装置を称す。図2を参照するに、本発明によるソフト出力装置200は、データ受信部210、欠陥信号生成部220、ソフトイン−ソフトアウト(Soft−in Soft−out:SISO)処理部230を備える。
データ受信部210は、有/無線通信、光通信のような通信チャンネル205からデータを受信し、受信されたアナログ信号をレベルを有するデジタル信号(ソフト値)に転換し、転換されたソフト値を単位に合うクロックを発生させるPLLを通過させてSISO処理部230に出力する。
欠陥信号生成部220は、受信されたデータで欠陥の発生する可能性が高い区間、すなわち、データの信頼性が低下すると判断される区間を検出して、この区間に対して欠陥信号を生成する。すなわち、欠陥信号生成部220は、データ受信部310から信号の欠陥有無を判断しうる情報を入力されて、所定の基準に達しないか、または超えれば、欠陥と認めるような方法によって、欠陥の発生する可能性が高い区間を判断し、このような区間に対して欠陥信号を生成し、生成された欠陥信号をSISO処理部230に提供する。
ここで、欠陥有無を判断しうる情報とは、データ受信時に同期が合わないか、またはPLLエラー発生如何を含む。同期が合わない区間やPLLエラーが発生した区間を含む同期区間には、そのデータの信頼性が顕著に低下するので、前記同期が合わないか、またはPLLエラーが発生した区間を含む同期区間の全体または一部に欠陥信号を発生させる恐れがある。
SISO処理部230は、データ受信部210から受信された信号をソフト出力ビタビアルゴリズム(Soft Output Viterbi Algorithm:SOVA)を利用した最大尤度検出によって入力された信号と最も類似していると考えられるソフト信号として出力するか、またはデータの送信時に変調されたものをソフト復調してソフト値を出力する。特に、本発明によるSISO処理部230は、欠陥信号生成部220から欠陥信号を受信し、欠陥信号が発生した区間に対応するビットの一部または全部に対するソフト値を所定の特定値に変えてソフトデコーダ240に出力する。所定の特定値は、色々な値として使用しうるが、当該ビットが“0”となる確率と“1”となる確率とが同じ値にすることが望ましい。すなわち、0と1との間の特定値は、中間値、すなわち、0.5に設定するか、または0.5の付近でスイングする値に設定することが望ましい。これは、欠陥区間に該当する信号の信頼性は、顕著に低下するため、0.5のような値に設定することによって、デコーダをして消去訂正の効果を得てエラー訂正能を向上させようとするためである。もし、ソフトデコーダのハードビットに対する入力値が−1及び1ならば、前記欠陥区間に該当するビットの特定値は、0に設定するか、または0の付近でスイングする値に設定することが望ましい。本発明の他の例によって、このような特定値は、他の値に設定されることもある。所定の特定値をどんな値として使用することがさらに望ましいかについては、以下の実施例を参照して詳細に説明する。
ソフトデコーダ240は、SISO処理部230から入力されたソフト値を利用してLDPCやターボコードなどのソフト反復訂正によるエラー訂正を行う。図2に示したように、ソフトデコーダ240は、ソフト出力装置200の外部に存在することもある。
図3は、本発明によって通信チャンネルから受信したデータのソフト復号化装置の一例を示す図である。図3を参照するに、本発明によるソフト復号化装置300は、データ受信部310、欠陥信号生成部320、SISO処理部330、ソフトデコーダ340を備える。
データ受信部310は、有/無線通信、光通信のような通信チャンネル305からデータを受信し、受信されたアナログ信号をレベルを有するデジタル信号(ソフト値)に転換し、転換されたソフト値を単位に合うクロックを発生させるPLLを通過させてSISO処理部330に出力する。図3に示したように、ソフトデコーダ340は、エラー訂正を行うためにソフト復号化装置300の内部に存在することもある。
欠陥信号生成部320は、受信されたデータで欠陥の発生する可能性が高い区間、すなわち、データの信頼性が低下すると判断される区間を検出し、この区間に対して欠陥信号を生成する。すなわち、欠陥信号生成部320は、データ受信部310から信号の欠陥有無を判断しうる情報を入力されて、所定の基準に達しないか、または超えれば、欠陥と認めるような方法によって、欠陥の発生する可能性が高い区間を判断し、このような区間に対して欠陥信号を生成し、生成された欠陥信号をソフトデコーダ340に提供する。
ここで、欠陥有無を判断しうる情報とは、データ受信時に同期が合わないか、またはPLLエラー発生如何を含む。同期が合わない区間やPLLエラーが発生した区間を含む同期区間には、そのデータの信頼性が顕著に低下するので、前記同期が合わないか、またはPLLエラーが発生した区間を含む同期区間の全体または一部に欠陥信号を発生させる恐れがある。
SISO処理部330は、データ受信部310から受信された信号をSOVAを利用した最大尤度検出によって入力された信号と最も類似していると考えられるソフト信号として出力するか、またはデータの送信時に変調されたのをソフト復調してソフト値を出力する。
ソフトデコーダ340は、SISO処理部330から入力されたソフト値をもってエラー訂正を行う。特に、ソフトデコーダ340は、本発明によって欠陥信号生成部320から提供された欠陥信号を参照してエラー訂正に利用する。すなわち、ソフトデコーダ340は、欠陥信号が発生した区間のビットの一部または全部に対応するソフト値を、所定の特定値を変えてエラー訂正を行う。所定の特定値は、色々な値として使用しうるが、該当ビットが“0”となる確率と“1”となる確率とが同じ値にすることが望ましい。所定の特定値をどんな値として使用するかについては、以下の実施例を参照して詳細に説明する。また、本発明によるエラー訂正方法は、ハードな値ではなく、ソフトな値を利用して反復訂正を行う全てのソフトエラー訂正方法に利用し、例えば、LDPC及びターボコード方法を含む。
図4は、本発明によって通信チャンネルから受信したデータのソフト復号化装置の他の例を示す。図4を参照するに、ソフト復号化装置400は、データ受信部410、SISO処理部420、欠陥信号生成部430、ソフトデコーダ440を備える。
データ受信部410、SISO処理部420、ソフトデコーダ440の機能は、図3に示されたデータ受信部310、SISO処理部330、ソフトデコーダ340の機能とそれぞれ同じであり、それ以上の説明は省略する。
図4に示されたソフト復号化装置400の構成が図3に示されたソフト復号化装置300の構成と異なる点は、欠陥信号生成部430がSISO処理ステップで欠陥信号を生成するということである。
すなわち、欠陥信号生成部430は、SISO処理部420から欠陥有無を判断しうる情報を入力されて欠陥信号を発生させる。ここで、欠陥有無を判断しうる情報とは、SISO処理部420のソフト復調過程で同期エラーが発生するか、または変調されたパターンでは存在しないパターンが挙げられる。このように、欠陥有無を判断しうる情報から欠陥の発生する可能性が高いと判断された場合には、その欠陥の発生する可能性が高いと判断された区間、またはその区間を含むシンク単位区間を欠陥として見なして、欠陥信号を発生させてソフトデコーダ440に出力し、ソフトデコーダ440は、このような欠陥信号を欠陥信号生成部430から受信して、この欠陥信号を参照してエラー訂正を行う。
本発明によるソフト復号化方法を情報記録媒体からデータを再生する場合に適用した例を、図5ないし8を参照して説明する。
図5は、光ディスクにデータをソフト符号化して記録する装置の概略図を示す。図5を参照するに、記録装置500は、ECC(Error Correction Code)エンコーダ510、変調/NRZI(Non Return to Zero Inverted)部520、RF(無線周波数)処理部530、ピックアップ540、サーボ550を備える。
ECCエンコーダ510は、情報記録媒体505にデータを記録するために、まずユーザデータを再生する時にソフトデコーディングの可能なECCコードでエンコーディングを行って変調/NRZI部520に提供する。
変調/NRZI部520は、ECCエンコーディングされたデータをRLLコードに変調し、一定単位を有し、シンクで区分される複数の記録フレームを構成した後、NRZI形態の信号に変えてRF処理部530に出力する。
RF処理部530は、受信されたNRZI信号を記録するための記録波形を発生させて、これをピックアップ540に出力する。
ピックアップ540は、生成された記録波形によって情報記録媒体505に光を照射してデータを記録する。
サーボ550は、情報記録媒体505の駆動のためにサーボ制御を行う。
図6は、本発明によって情報記録媒体から読み出されたデータのソフト値を出力するソフト出力装置の一例を示す。図6で、ソフト出力装置600は、情報記録媒体から受信した信号を本発明によって欠陥信号を参照して変更されたソフト値を、ECCデコーダ650に出力する装置を称す。図6を参照するに、ソフト出力装置600は、ピックアップ610、サーボ620、RF処理部630、欠陥信号生成部660、SISO処理部640を備える。
サーボ620は、情報記録媒体605上に記録されたデータを再生するために、情報記録媒体605の再生する位置をサーボ制御する。
ピックアップ610は、情報記録媒体605の再生する位置から電気信号を読み出して、これをRF処理部630に出力する。
RF処理部630では、受信された信号からレベルを有するアナログ信号を生成し、生成されたアナログ信号は、アナログ−デジタルコンバータ(ADC:Analog−to−Digital Converter)及びPLL(図示せず)を通じてレベルを有するデジタル信号に変換され、変換されたデジタル信号からデータクロックが発生する。
SISO処理部640は、SOVA、ソフト復調のような方法によってソフト−入力をデコーディングした後、ソフト−出力に出力する。すなわち、レベルを有するデジタル信号とPLLから発生したクロックとに基づいて入力された信号によるソフト出力を出力する。特に、本発明によるSISO処理部640は、欠陥信号生成部660から欠陥信号を受信し、欠陥信号が発生した区間のビットの全部または一部に対応するソフト値を所定の特定値に変えてECCデコーダ650に出力する。所定の特定値は、色々な値として使用しうるが、該当ビットが“0”となる確率と“1”となる確率とを同じ値にすることが望ましい。
本発明による欠陥信号生成部660は、サーボ620またはRF処理部630から欠陥有無を判断しうる情報を入力されて、所定の基準によって欠陥信号を発生させ、発生した欠陥信号をSISO処理部640に出力する。
前記欠陥有無を判断しうる情報とは、トラッキングエラー、フォーカシングエラーのように、サーボの制御が不安定な場合の情報、またはピックアップからの反射量が過度に多いか少ないかのように、反射量によるデータの信頼性がないと判断されて、RF処理部630でその電気信号をアナログ信号に転換するとき、そのレベルが非常に低い値を出力する場合を称す。
ECCデコーダ650は、SISO処理部640から入力されたソフト値をもってLDPCやターボコードなどのソフト反復訂正によるエラー訂正を行う。
図7は、本発明によって情報記録媒体から読み出されたデータをソフト復号化して再生する装置の一例を示す。図7を参照するに、再生装置700は、ピックアップ710、サーボ720、RF処理部730、SISO処理部740、ECCデコーダ750、欠陥信号生成部760を備える。
サーボ720は、情報記録媒体705上に記録されたデータを再生するために、情報記録媒体705の再生する位置をサーボ制御する。
ピックアップ710は、情報記録媒体705の再生する位置から電気信号を読み出して、これをRF処理部730に出力する。
RF処理部730では、受信された信号からレベルを有するアナログ信号を生成し、生成されたアナログ信号は、ADC及びPLL(図示せず)を通じてレベルを有するデジタル信号に変換され、変換されたデジタル信号からデータクロックが発生する。
SISO処理部740は、SOVA、ソフト復調のような方法によってソフト−入力をデコーディングした後にソフト−出力に出力する。すなわち、レベルを有するデジタル信号とPLLから発生したクロックとに基づいて入力された信号によるソフト出力を出力する。
本発明による欠陥信号生成部760は、サーボ720またはRF処理部730から欠陥有無を判断しうる情報を入力されて、所定の基準によって欠陥信号を発生させ、発生した欠陥信号をECCデコーダ750に出力する。
前記欠陥有無を判断しうる情報とは、トラッキングエラー、フォーカシングエラーのように、サーボの制御が不安定な場合の情報、またはピックアップからの反射量が過度に多いか少ないかのように、反射量によるデータの信頼性がないと判断されて、RF処理部730でその電気信号をアナログ信号に転換する時に、そのレベルが非常に低い値を出力する場合を称す。
ECCデコーダ750は、SISO処理部740から入力されたソフト値に基づいてエラー訂正を行うが、このとき、欠陥信号生成部760から受信された欠陥信号を参照してエラー訂正を行う。すなわち、ECCデコーダ750は、欠陥信号が発生した区間に含まれたビットの一部または全部に対応するソフト値を所定の特定値に変えてエラー訂正を行う。
図8は、本発明によって情報記録媒体から読み出されたデータをソフト復号化して再生する装置の他の例を示す。図8を参照するに、ソフト復号化装置800は、ピックアップ810、サーボ820、RF処理部830、SISO処理部840、ECCデコーダ850、欠陥信号生成部860を備える。
ピックアップ810、サーボ820、RF処理部830、SISO処理部840、ECCデコーダ850の機能は、図7に示されたピックアップ710、サーボ720、RF処理部730、SISO処理部740、ECCデコーダ750の機能とそれぞれ同一であり、それ以上の説明は省略する。
図8に示されたソフト復号化装置800の構成が図7に示されたソフト復号化装置700の構成と異なる点は、欠陥信号生成部860がSISO処理ステップで欠陥信号を生成するということである。
すなわち、欠陥信号生成部860は、SISO処理部840から欠陥有無を判断しうる情報を入力されて欠陥信号を発生させる。ここで、欠陥有無を判断しうる情報とは、SISO処理部840のソフト復調過程で同期エラーが発生するか、または変調されたパターンでは存在しないパターンが発生した場合やPLLエラーが発生した場合が挙げられる。このように、欠陥有無を判断しうる情報から欠陥の発生する可能性が高いと判断された場合には、その欠陥の発生する可能性が高いと判断された区間またはその区間を含むシンク単位区間を欠陥と見なして欠陥信号を発生させてECCデコーダ850に出力し、ECCデコーダ850は、このような欠陥信号を欠陥信号生成部860から受信して、この欠陥信号を参照してエラー訂正を行う。
さて、図9Aないし図12を参照して、本発明によって欠陥信号を参照してソフトデコーディングする方法と、欠陥信号を参照しない既存のソフトデコーディング方法との実施例を説明する。実施例で使われたLDPCデコーディング方式は、参考文献“CONSTRAINED CODING AND SOFT ITERATIVE DECODING,John L.Fan,Kluwer Academic Publishers”のpp91〜96の4.5 NUMERICAL EXAMPLEを利用して、“MIN Approximation”を利用する。
パリティーチェック行列Hは、次のように仮定する。
v=[110011]
SISOから出力された欠陥信号を参照しないソフト出力yは、次のように仮定する。
SISOから出力された欠陥信号を参照しないソフト出力yは、次のように仮定する。
y=[1−1/21/2−111]
このとき、Y=LLRLDPC int(vi)=[2−11−222]となる。
このとき、Y=LLRLDPC int(vi)=[2−11−222]となる。
以下の実施例では、欠陥信号生成部からYの第2、3のビットが欠陥であることを表すと仮定する。
図9Aないし図9Cは、欠陥信号をそのままにしておいてエラー訂正する場合を示し、図10ないし図12は、生成された欠陥信号に対して所定の特定値にソフト値を変更してエラー訂正する場合を示す。
まず、図9Aないし図9Cを説明する。
図9Aは、欠陥信号をそのままにしておいてエラー訂正する場合の第一の訂正を示し、図9Bは、第二の訂正を、図9Cは、第三の訂正を示す。
図9Aを参照するに、まずHとYと乗算して、LLR(1)(qji)を生成する(910)。乗算する方法は、Hの各行で“1”が配列された元素と、これに対応する位置にあるYの元素とを乗算して、LLR(1)(qji)の各行に配列する。
例えば、
LLR(1)(qji)の第一の行に位置したq11は、p1*h11によって2*1=2となり、
q12は、p2*h12によって−1*1=−1となり、
q14は、p4*h14によって−2*1=−2となる。
LLR(1)(qji)の第一の行に位置したq11は、p1*h11によって2*1=2となり、
q12は、p2*h12によって−1*1=−1となり、
q14は、p4*h14によって−2*1=−2となる。
このような方式でLLR(1)(qji)が生成される。
次いで、このようなLLR(1)(qji)がLLR(1)(rji)に変換される(920)。変換する方法は、次の通りである。LLR(1)(rji)の1行1列の値であるr11は、LLR(1)(rji)の1行で、1行1列の元素を除外した残りの元素を利用して符号及び大きさが決定される。例えば、r11は、q12及びq14を利用して符号及び大きさが決定される。すなわち、r11の符号は、q12及びq14の符号が正であるか負であるかによって決定されるが、正の符号を有する元素の数が偶数となるように、r11の符号が決定される。q12の符号が負数であり、q14の符号が負数であるので、結局、正の符号を有する元素の数は、“0”であり、既に正の符号を有する元素の数が偶数を満足するので、r11の符号は、負とならねばならない。そして、r11の大きさは、q12及びq14の大きさによって決定されるが、q12の絶対値大きさが1であり、q14の絶対値大きさが4であるので、絶対値大きさが最小である大きさにr11の大きさが決定される。したがって、この場合に、r11の大きさは、1となる。したがって、r11の大きさは、1であり、符号は、負であるので、、結局、r11は、“−1”となる。このような方式で残りの元素に対する値を求めれば、図9Aのようになる。
次いで、このように変換されたLLR(1)(rji)とYとを合算してLLR(1)(qi)を生成する(930)。加算する方法は、LLR(1)(rji)の各列ごとに、各列にある元素と、この列に対応するYの元素との値を何れも合算することである。例えば、LLR(1)(qi)の第一の元素は、LLR(1)(rji)の第一の列にある元素である−1、−1と、Yの第一の列にある元素である2とを何れも合算して計算し、これを何れも合算してみれば、0となるので、LLR(1)(qi)の第一の元素は、“0”となる。このような方法で、LLR(1)(qi)の他の元素も何れも求める。
次いで、LLR(1)(qi)をv(1)に変換する(930)。変換する方法は、LLR(1)(qi)の各元素が0の値を有すれば、この値は、分からないということを表し、LLR(1)(qi)の元素が−符号であれば、“0”の値を表し、元素が+符号であれば、これは、“1”の値を表す。
このような方式で、v(1)=[???011]生成され、これは、元来のv値である[110011]と一致しないので、再び第二の訂正を開始する。
図9Bを参照するに、第二の訂正も第一の訂正方法と類似しているが、但し、第一のステップ940で若干異なる。
ステップ940で、LLR(2)(qji)を求める時にH行列を利用せず、LLR(1)(rji)を利用する。すなわち、LLR(2)(qji)LLR(q)は、YとLLR(1)(rji)とを利用して求めるが、求める方法は、次の通りである。
LLR(2)(qji)の各列の元素は、LLR(1)(rji)の対応する列の元素のうち対応する行及び列の位置にある元素は除き、Yの対応する列にある元素を利用して求める。例えば、LLR(2)(qji)の1行1列の元素であるq11を求める場合に、Yの1列にある元素であるp1と、LLR(1)(rji)の1列にある元素のうち、1行1列にある元素であるr11は除いて、r31とを加算して求める。p1は、2であり、r31は、−1であるので、合算すれば、1となり、q11の値は、“1”となる。このような方式で、LLR(2)(qji)の残りの元素に対する値も求める。
残りのステップは、図9Aに関する説明と類似しているので、省略する。
このような第二の訂正で出たv(2)は、[010011]であるので、これもvと同じではない。したがって、第三の訂正を開始する。
図9Cを参照するに、第三の訂正は、第二の訂正方法と同じである。何れも同じであるので、ここで具体的な説明は省略する。
このような第三の訂正で出たv(3)は、[101011]であるので、これもvとは一致しない。したがって、第三の訂正も失敗であるということが分かる。
このように、欠陥信号をそのままにしてエラー訂正した場合には、三回の訂正を反復しても失敗になるということが分かる。そして、LLR(4)(qji)を求めれば、LLR(4)(qji)は、LLR(1)(qji)であるので、この場合は、“MIN
Appromixation”によるデコーディングによってエラーが訂正できない。
このように、欠陥信号をそのままにしてエラー訂正した場合には、三回の訂正を反復しても失敗になるということが分かる。そして、LLR(4)(qji)を求めれば、LLR(4)(qji)は、LLR(1)(qji)であるので、この場合は、“MIN
Appromixation”によるデコーディングによってエラーが訂正できない。
以下、本発明によって欠陥信号を検出し、その欠陥信号が入っている部分を所定の特定値に変えた後にエラー訂正した場合を説明する。
図10では、このような所定の特定値として“0”を利用し、図11では、所定の特定値として“1”を利用し、図12では、所定の特定値として“−1”を利用する。図10を参照するに、Y1は、元来の信号であるYの第2、3の欠陥信号を“00”に代替した。図10に示された第1ステップ1010、第2ステップ1020、第3ステップ1030は、図9Aに示したエラー訂正処理と同じである。
まず、HとY1とを乗算してLLR(1)(qji)を生成する(1010)。
LLR(1)(qji)の第一の行に入っている元素であるq11、q12、q14は、それぞれp1*h11=2*1=2、p2*h12=0*1=0、p4*h14=−2*1=−2によって求められる。
次いで、LLR(1)(qji)は、LLR(1)(rji)に変換される(1020)。LLR(1)(rji)の1行1列の元素であるr11は、q12とq14とを利用して求められるが、q12の符号が正でも負でもなく、q14の符号は、負である。したがって、全体正の符号を有する元素の数が偶数でなければならないので、r11の符号は、負でなければならず、q12及びq14のうち、絶対値の大きさが小さいものは、0であるので、結局、r11の大きさは0、符号は負であるので、値は、0となる。
このような方式で、LLR(1)(rji)の元素を何れも求め、LLR(1)(rji)とY1とを加算してLLR(1)(qi)を求める(1030)。
求められたLLR(1)(qi)が[22−2−222]であるので、これをv(1)に変換すれば、正の符号を有する元素は、“1”に変換され、負の符号を有する元素は、“−1”に変換されるので、v(1)は、[110011]となって元来のvと同一であるということが分かる。
このように、欠陥信号区間を所定の特定値である“0”に変えてエラー訂正する場合には、一度にエラー訂正が成功するということが分かる。
図11を参照するに、Y2は、元来の信号であるYの第2、3の欠陥信号を“11”に代替した。図11に示された第1ステップ1110、第2ステップ1120、第3ステップ1130は、図9Aに示されたエラー訂正処理と同じである。
まず、HとY1とを乗算してLLR(1)(qji)を生成する(1110)。
LLR(1)(qji)の第1の行に入っている元素であるq11、q12、q14は、それぞれp1*h11=2*1=2、p2*h12=1*1=1、p4*h14=−2*1=−2によって求められる。
次いで、LLR(1)(qji)は、LLR(1)(rji)に変換される(1120)。LLR(1)(rji)の1行1列の元素であるr11は、q12とq14とを利用して求められるが、q12の符号は、正であり、q14の符号は、負である。したがって、全体正の符号を有する元素の数が偶数でなければならないので、r11の符号は、正でなければならず、q12及びq14のうち絶対値の大きさが小さいものは、1であるので、結局、r11の大きさは1、符号は正であるので、値は、1となる。
このような方式でLLR(1)(rji)の元素を何れも求め、LLR(1)(qji)とY2とを加算してLLR(1)(qi)を求める(1130)。
求められたLLR(1)(qi)が[22−2−311]であるので、これをv(1)に変換すれば、正の符号を有する元素は“1”に変換され、負の符号を有する元素は“−1”に変換されるので、v(1)は、[110011]となって元来のvと同じであるということが分かる。
このように、欠陥信号区間を所定の特定値である“1”に変えてエラー訂正する場合には、一度にエラー訂正が成功するということが分かる。
図12を参照するに、Y3は、元来の信号であるYの第2、3の欠陥信号を“−1−1”に代替した。図12に示された第1ステップ1210、第2ステップ1220、第3ステップ1230は、図9Aに示されたエラー訂正処理と同じである。
まず、HとY3とを乗算してLLR(1)(qji)を生成する(1210)。
LLR(1)(qji)の第1の行に入っている元素であるq11、q12、q14は、それぞれp1*h11=2*1=2、p2*h12=−1*1=−1、p4*h14=−2*1=−2によって求められる。
次いで、LLR(1)(qji)は、LLR(1)(rji)に変換される(1220)。LLR(1)(rji)の1行1列の元素であるr11は、q12とq14とを利用して求められるが、q12の符号は、負であり、q14の符号も負である。したがって、全体正の符号を有する元素の数が偶数でなければならないので、r11の符号は、負でなければならず、q12及びq14のうち絶対値の大きさが小さいものは1であるので、結局、r11の大きさは1、符号は負であるので、値は、−1となる。
このような方式で、LLR(1)(rji)の元素を何れも求める、LLR(1)(rji)とY3とを加算してLLR(1)(qi)を求める(1230)。
求められたLLR(1)(qi)が[22−2−113]であるので、これをv(1)に変換すれば、正の符号を有する元素は“1”に変換され、負の符号を有する元素は“−1”に変換されるので、v(1)は、[110011]となって元来のvと同一であるということが分かる。
このように、欠陥信号区間を所定の特定値である“−1”に変えてエラー訂正する場合には、一度にエラー訂正が成功するということが分かる。
一方、前記実施例でY2、Y3の場合に、偶然に欠陥信号部分を特定値に変えた場合にも、元来信号と1ケ所でのみエラーが発生した。もし、Y2、Y3のように、その特定値を“1”または“−1”のように設定する場合、場合によっては、エラー訂正できない場合が発生するということを意味する。しかし、Y1のように、欠陥が発生した区間に該当するビットのソフト値を“0”に設定する場合(すなわち、消去に設定する場合、これは“0”である確率と“1”である確率とが同一であるということを称す)は、常にそのエラー訂正が行えるということを意味する。
このように、欠陥信号区間を所定の特定値である“−1”に変えてエラー訂正する場合には、一度にエラー訂正が成功するということが分かる。
一方、前記実施例でY2、Y3の場合に、偶然に欠陥信号部分を特定値に変えた場合にも、元来信号と1ケ所でのみエラーが発生した。もし、Y2、Y3のように、その特定値を“1”または“−1”のように設定する場合、場合によっては、エラー訂正できない場合が発生するということを意味する。しかし、Y1のように、欠陥が発生した区間に該当するビットのソフト値を“0”に設定する場合(すなわち、消去に設定する場合、これは“0”である確率と“1”である確率とが同一であるということを称す)は、常にそのエラー訂正が行えるということを意味する。
図13は、本発明によってデータをソフト出力する方法の一例によるフローチャートを示す。
ソフト出力装置は、通信チャンネルまたは情報記録媒体からデータを受信する(1310)。
次いで、ソフト出力装置は、受信されたデータのRF処理を行い、データの欠陥信号を生成する(1320)。すなわち、ソフト出力装置は、欠陥の発生する可能性が高い区間を検出して、その区間に対して欠陥信号を生成する。
ソフト出力装置は、このようにRF処理されたデータを、生成された欠陥信号を利用してSISO処理する(1330)。すなわち、ソフト出力装置は、欠陥信号の生成された区間に含まれたビットの全部または一部に対するソフト値を所定の特定値に変えてSISO処理して出力する。
図14は、本発明によってデータをソフト復号化する方法の一例によるフローチャートを示す。
ソフト復号化装置は、通信チャンネルまたは情報記録媒体からデータを受信する(1410)。
次いで、ソフト復号化装置は、受信されたデータのRF処理時に欠陥信号を生成する(1420)。すなわち、欠陥の発生する可能性が高い区間を検出して、その区間に対して欠陥信号を生成する。
ソフト復号化装置は、このようにRF処理されたデータをSISO処理する(1430)。
ソフト復号化装置は、SISO処理されたデータをソフトデコードするが、このとき、ステップ1420で生成された欠陥信号を利用してソフトデコードする(1440)。すなわち、欠陥信号が生成された区間については、その区間のビットの全部または一部に対するソフト値を所定の特定値に変えてソフトデコードを行う。
図15は、本発明によってデータをソフト復号化する方法の他の例によるフローチャートを示す。
ソフト復号化装置は、通信チャンネルまたは情報記録媒体からデータを受信する(1510)。
次いで、ソフト復号化装置は、受信されたデータのRF処理を行う(1520)。
そして、ソフト復号化装置は、このようにRF処理されたデータをSISO処理する時に欠陥信号を生成する(1530)。すなわち、欠陥の発生する可能性が高い区間を検出して、その区間に対して欠陥信号を生成する。
次いで、ソフト復号化装置は、SISO処理されたデータを、ステップ1530で生成された欠陥信号を利用して、欠陥信号に対応するビットの全部または一部に対するソフト値を所定の特定値に変えてソフトデコードする(1540)。
図16は、従来の技術によるLDPCエラー訂正と本発明によるLDPC消去訂正との性能を比較するためのグラフを示す。図16を参照するに、グラフは、コードワードの長さが9216であり、コード率が8/9であるLDPC(N,K)=(9216,8192)のバーストエラーによるシミュレーション結果を、本発明によって欠陥区間に対して、そのソフト値を0と1との中間値に設定する消去訂正と、入力された信号をそのまま訂正した場合のエラー訂正との結果を、S/Wによるシミュレーション結果と比較したグラフである。
前記グラフについて詳細に説明すれば、次の通りである。
−シミュレーション大きさ:(N,K)=(9216,8192)LDPCコードワード64個をインターリービングして一つのECCブロックを構成し、全体4個のECCブロックで構成した。
−それぞれのECCブロック:64*9216データビット大きさである一つのECCブロックをRLL(1,7)コードに変調した。変調後のECCブロックは、64*9216*3/2チャンネルビットである。
ディスクのチャンネル特性(Inter Symbol Interface:ISI)とAWGN(Additive White Gaussian Noise)とが反映されたADCを経たRF信号をS/Wシミュレーションによって得た。
S/Wシミュレーションによって得られたADCを経たRF信号に、BurstErrN(N=0,10,20,30,40,50,60)ほどの欠陥をそれぞれのECCブロックの同じ位置に人為的に付加し、ソフト出力ビタビデコーディング(SOVD)とソフト復調とで構成されたSISOを経てLDPCデコーダに入力されるとき、入力された信号自体を訂正したLDPCエラー訂正と、前記それぞれのBurstErrNによる区間に該当するソフト値を0と1との中間値に代替して訂正したLDPC消去訂正との結果を比較した。
欠陥が加えられていないADCを経たRF信号は、SISOを経た後に原本データと比較したとき、そのビットエラーレートが0である信号であり、前記BurstErr0は、ADCを経たRF信号そのもの、すなわち、欠陥が加えられていないことを称す。
BurstErrN(N=10,20,30,40,50,60)は、一つのECCブロック内でNx1860チャンネルビットに該当する長さに対するADCを経たRF信号のレベル値を0にしてSISOに入力した場合である。ADCを経たRF信号のレベル値を0にした理由は、一般的に、ディスクから読み出されたADCを経たRF信号は、データの記録された正常的な区間では、ディスクからの信号の反射量に関係して、最大値(Maximum)と最小値(Minimum)との間の値を有する。例えば、ADCが8ビットで構成される場合、そのレベル値は、128と−128との間の値を有する。しかしながら、ディスク上に欠陥が発生した区間に対しては、その反射量の差によって、ADCを経たRF信号のレベル値は、その欠陥が甚だしいほど0に近い値を有する。これにより、本発明では、その欠陥区間に対するADC以後のRF信号のレベル値を0に設定してSISOに入力した。このように、欠陥区間に対するADC以後のRF信号のレベル値を0に代替した信号に対するSISO以後のデータを原本データと比較したとき、前記欠陥区間に含まれたビットの約40%〜60%がエラーであった。
以上、前述したようなエラー訂正方法はまた、コンピュータで読み取り可能な記録媒体にコンピュータ可読コードとして具現することが可能である。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取られるデータが保存される全ての種類の記録装置を含む。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例としては、ROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ保存装置があり、またキャリアウェーブ(例えば、インターネットを通じた伝送)の形態で具現されるものも含む。また、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散され、分散方式でコンピュータ可読コードが保存され、かつ実行される。そして、前記エラー訂正方法を具現するための機能的なプログラム、コード及びコードセグメントは、当該分野のプログラマーによって容易に推論される。
以上、本発明についてその望ましい実施例を中心に説明した。当業者は、本発明が本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲で変形された形態で具現されるということが分かるであろう。したがって、開示された実施例は、限定的な観点ではなく、説明的な観点で考慮されねばならない。本発明の範囲は、前述した説明ではなく、特許請求の範囲に現れており、それと同等な範囲内にある全ての差異点は、本発明に含まれていると解釈されねばならない。
Claims (31)
- ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードを復号化する方法において、
前記コードワードの各ビットのソフト値を受信するステップと、
前記受信されたコードワードの欠陥信号を生成するステップと、
前記欠陥信号に対応するビットの全部または一部に対応するソフト値を所定の特定値に変えてエラー訂正を行うステップと、を含むことを特徴とするソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードを復号化する方法。 - 前記所定の特定値は、対応するビットが“0”である確率と“1”である確率とが同一であることを表す値であることを特徴とする請求項1に記載のソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードを復号化する方法。
- 前記所定の特定値は、低密度パリティーチェックのエラー訂正特性によって決定されることを特徴とする請求項1に記載のソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードを復号化する方法。
- 前記ソフト値を受信するステップは、
通信チャンネルから前記コードワードの各ビットのソフト値を受信するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードを復号化する方法。 - 前記欠陥信号生成ステップは、
データ受信時に同期が合わない区間、PLLエラーが発生した区間、ソフト復調過程で同期エラーが発生した区間、変調されたパターンでは存在しないパターンを含む区間のうち少なくとも一つ以上を検出し、前記検出された区間の一部または全部に対して欠陥信号を生成するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードを復号化する方法。 - 前記ソフト値を受信するステップは、
情報記録媒体から前記コードワードの各ビットのソフト値を受信するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードを復号化する方法。 - 前記欠陥信号生成ステップは、
サーボエラーが発生した区間、ピックアップからの反射量が過度に多いか、または過度に少なくて、反射量によるデータの信頼性がないと判断される区間、PLLエラーまたはシンクエラーが検出される区間、変調されたパターンでは存在しないパターンを含む区間のうち少なくとも一つ以上を検出し、前記検出された区間の一部または全部に欠陥信号を生成するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載のソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードを復号化する方法。 - ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードをエラー訂正する方法において、
前記符号化されたコードワードの欠陥信号に対応するビットの全部または一部に対応するソフト値を所定の特定値に変えるステップと、
前記変えたソフト値に基づいて反復訂正を行うステップと、を含むことを特徴とするエラー訂正方法。 - ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードを復号化する装置において、
前記コードワードの各ビットのソフト値を受信する受信部と、
前記受信されたコードワードの欠陥信号を生成する欠陥信号生成部と、
前記生成された欠陥信号に対応するビットの全部または一部に対応するソフト値を所定の特定値に変えてエラー訂正を行うソフトデコーダと、を備えることを特徴とする復号化装置。 - 前記ソフトデコーダは、
前記所定の特定値として、対応するビットが“0”である確率と“1”である確率とが同一であることを表す値を決定することを特徴とする請求項9に記載の復号化装置。 - 前記ソフトデコーダは、
低密度パリティーチェックのエラー訂正特性によって前記所定の特定値を決定することを特徴とする請求項9に記載の復号化装置。 - 前記受信部は、
通信チャンネルから前記コードワードの各ビットのソフト値を受信することを特徴とする請求項9に記載の復号化装置。 - 前記欠陥信号生成部は、
データ受信時に同期が合わない区間、PLLエラーが発生した区間、ソフト復調過程で同期エラーが発生した区間、変調されたパターンでは存在しないパターンを含む区間のうち少なくとも一つ以上を検出し、前記検出された区間の全部または一部に対して欠陥信号を生成することを特徴とする請求項12に記載の復号化装置。 - 前記受信部は、
情報記録媒体から前記コードワードの各ビットのソフト値を受信することを特徴とする請求項9に記載の復号化装置。 - 前記欠陥信号生成部は、
サーボエラーが発生した区間、ピックアップからの反射量が過度に多いか、または過度に少なくて、反射量によるデータの信頼性がないと判断される区間、PLLエラーまたはシンクエラーが検出される区間、変調されたパターンでは存在しないパターンを含む区間のうち少なくとも一つ以上を検出し、前記検出された区間の一部または全部に対して欠陥信号を生成することを特徴とする請求項14に記載の復号化装置。 - ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードをエラー訂正する装置において、
前記符号化されたコードワードの欠陥信号に対応するビットの全部または一部に対応するソフト値を所定の特定値に変え、前記変えられたソフト値に基づいて反復訂正を行うソフトデコーダを含むことを特徴とするエラー訂正装置。 - ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードからソフト値を出力する方法において、
前記コードワードの各ビットのソフト値を受信するステップと、
前記受信されたコードワードの欠陥信号を生成するステップと、
前記欠陥信号に対応するビットの全部または一部に対応するソフト値を所定の特定値に変えて出力するステップと、を含むことを特徴とするソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードからソフト値を出力する方法。 - 前記所定の特定値は、対応するビットが“0”である確率と“1”である確率とが同一であることを表す値であることを特徴とする請求項17に記載のソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードからソフト値を出力する方法。
- 前記所定の特定値は、低密度パリティーチェックのエラー訂正特性によって決定されることを特徴とする請求項17に記載のソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードからソフト値を出力する方法。
- ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードからソフト値を出力する装置において、
前記コードワードの各ビットのソフト値を受信する受信部と、
前記受信されたコードワードの欠陥信号を生成する欠陥信号生成部と、
前記生成された欠陥信号に対応するビットの一部または全部に対応するソフト値を所定の特定値に変えて出力するソフトイン−ソフトアウト処理部と、を備えることを特徴とするソフト値出力装置。 - 前記ソフトイン−ソフトアウト処理部は、
前記所定の特定値として、対応するビットが“0”である確率と“1”である確率とが同一であることを表す値を決定することを特徴とする請求項20に記載のソフト値出力装置。 - 前記ソフトイン−ソフトアウト処理部は、
低密度パリティーチェックのエラー訂正特性によって前記所定の特定値を決定することを特徴とする請求項21に記載のソフト値出力装置。 - 前記ソフトイン−ソフトアウト処理部は、低密度パリティーチェックのエラー訂正特性によって、前記所定の特定値を決定することを特徴とする請求項20に記載のソフト値出力装置。
- 前記所定の特定値は、低密度パリティーチェックのエラー訂正特性によって決定されることを特徴とする請求項18に記載の方法。
- 前記ソフトデコーダは、前記所定の特定値を低密度パリティーチェックのエラー訂正特性によって決定することを特徴とする請求項10に記載の装置。
- 前記所定の特定値は、低密度パリティーチェックのエラー訂正特性によって決定されることを特徴とする請求項2に記載の方法。
- 符号化されたコードワードからソフト反復復号の可能なコードで復号化する方法を行うコンピュータ実行可能なインストラクションを有するコンピュータ判読可能な媒体において、前記方法は、
前記コードワードの各ビットのソフト値を受信するステップと、
前記受信されたコードワードの欠陥信号を生成するステップと、
前記欠陥信号に対応するビットの全部または一部に対応するソフト値を所定の特定値に変えてエラー訂正を行うステップと、を含むことを特徴とする媒体。 - 前記方法は、
前記所定の特定値を低密度パリティーチェックのエラー訂正特性によって決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項27に記載の媒体。 - ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードをエラー訂正する方法を行うコンピュータ実行可能なインストラクションを有するコンピュータ判読可能媒体において、前記方法は、
前記符号化されたコードワードの欠陥信号に対応するビットの全部または一部に対応するソフト値を所定の特定値に変えるステップと、
前記変えたソフト値に基づいて反復訂正を行うステップと、を含むことを特徴とする媒体。 - ソフト反復復号の可能なコードで符号化されたコードワードからソフト値を出力する方法を行うコンピュータ実行可能なインストラクションを有するコンピュータ判読可能媒体において、前記方法は、
前記コードワードの各ビットのソフト値を受信するステップと、
前記受信されたコードワードの欠陥信号を生成するステップと、
前記欠陥信号に対応するビットの全部または一部に対応するソフト値を所定の特定値に変えて出力するステップと、を含むことを特徴とする媒体。 - 前記方法は、
前記所定の特定値を低密度パリティーチェックのエラー訂正特性によって決定するステップをさらに含むことを特徴とする請求項30に記載の媒体。
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