JPH05284243A - 回線端末装置 - Google Patents

回線端末装置

Info

Publication number
JPH05284243A
JPH05284243A JP7645092A JP7645092A JPH05284243A JP H05284243 A JPH05284243 A JP H05284243A JP 7645092 A JP7645092 A JP 7645092A JP 7645092 A JP7645092 A JP 7645092A JP H05284243 A JPH05284243 A JP H05284243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
notification
state
unit
condition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7645092A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3279626B2 (ja
Inventor
Masaaki Sakata
雅昭 坂田
Shinichi Nakane
伸一 中根
Kunihiko Yamashita
邦彦 山下
Takuo Shimada
拓生 嶋田
Yoshikatsu Oishi
芳功 大石
Seijiro Nishiuma
誠二郎 西馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
N T T KANSAI TELECON KK
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
N T T KANSAI TELECON KK
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by N T T KANSAI TELECON KK, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical N T T KANSAI TELECON KK
Priority to JP07645092A priority Critical patent/JP3279626B2/ja
Publication of JPH05284243A publication Critical patent/JPH05284243A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3279626B2 publication Critical patent/JP3279626B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 接続装置の誤動作による誤通報や、設置時の
不用意な作業による誤通報を防止する回線端末装置を提
供する。 【構成】 接点状態計時部3は同一接点状態を保持され
ている時間を計時する。通報条件設定部4には所定の同
一接点状態が所定時間継続したときに通報要求すべく条
件が設定される。通報判定部5では接点状態計時部3で
計時した時間が通報条件設定部4に設定されている条件
を満足したとき通報要求を出力する。そしてこの通報要
求により、通報部6は接点状態を中央監視装置8に通報
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば中央監視装置や
ホームコントローラに通報する回線端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、この種の従来の回線端末装置を添
付図面にもとづいて説明する。
【0003】図8において接続装置1で異常が発生する
と接点がオンされる。接続装置1の接点状態を検出する
接点入力部2からの接点状態信号がオンなら通報判定部
18は通報要求を出力する。この通報要求により、通信
回線7を介して接点状態を通報部6から中央監視装置8
に通報処理する。
【0004】次に接点がオンで通報される場合のタイミ
ングを図9を用いて説明する。横方向は経過時間を示
し、縦方向は上から順に、接続装置1の接点状態、接点
入力部2の接点状態、接点状態がオンになると通報を要
求する通報要求の状態、通信回線を介して中央監視装置
に通報する通報処理の状態をそれぞれ示している。
【0005】この従来の回線端末装置は、接点状態がオ
ンになっているか否かを監視し、接点がオンであると判
定すると、即座に通報要求aが発生し通報処理Aを実施
する構成となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、接続する接点装置が異常を検出すると
接点がオンする仕様に限定されたり、接続装置を設置す
る作業等で不用意に接点をオン・オフしたり、接続装置
の誤操作や誤動作で通報条件が一時的にも成立すると即
座に通報要求が発生し通報処理を行うため、設置作業時
に混乱が発生するばかりではなく不要の通報処理が行わ
れるため中央監視装置側の対応や人件費等の費用が多く
かかるという課題を有していた。
【0007】また接点状態がオンになっている状態の接
続装置等にオフで通報する回線端末装置を接続しようと
する場合、回線端末装置の接点入力部になにも接続して
なければ設置作業等で接続装置に接続する前に回線端末
装置の接点入力部がオフ状態を検出してしまい、即座に
通報要求が発生し通報を行なうことになる。したがっ
て、この不要の通報を発生させないため接点入力部を短
絡しておく等の作業が必要になったり、また設置作業時
に接点入力部が開放になると即座に通報動作を行い作業
の混乱を招くだけでなく、中央監視装置側の対応や人件
費等の費用が多くかかるという課題を有していた。
【0008】さらに接点入力が一つしかないため接続装
置が複数台設置されている場合、回線端末装置が接続装
置の数だけ必要になり不経済になるという課題を有して
いた。
【0009】本発明は、このような従来の課題を解決す
るもので、多種の出力接点状態に応じることができる回
線端末装置を提供することを第1の目的とするものであ
る。
【0010】第2の目的は不用意な操作や接続装置の一
時的な誤動作が引き起こす通報による混乱を防止し、不
要通報による通信回線使用料や中央監視装置側の人件費
等を増加をさせない回線端末装置を提供することにあ
る。
【0011】第3の目的は設置作業時、接続装置の仕様
と通報条件の組み合せから引き起こす不要通報を接点入
力部に対して特別な処置なしに防止し、かつ不要通報に
よる通信回線使用料や中央監視装置側の人件費等を低減
できる回線端末装置を提供することにある。
【0012】第4の目的は複数台の接続装置を接続する
ことができる回線端末装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、本発明の回線端末装置は、情報の発信源とな
る接続装置の接点がオン状態なのかオフ状態なのかを検
出する接点入力部と、接点が所定の接点状態になった場
合に通報要求すべく条件を設定する通報条件設定部と、
接点入力部からの信号が通報条件設定部の通報条件を満
足したとき通報要求をする通報判定部と、通報判定部か
らの信号により通信回線を介して通報処理する通報部と
を備えたものである。
【0014】また第2の目的を達成するために、本発明
の回線端末装置は接点入力部からの信号によりオンまた
はオフの同一接点状態が保持されている時間を計測する
接点状態計時部と、同一接点状態が所定時間継続したと
きに通報要求すべく条件を設定する通報条件設定部とを
備えたものである。
【0015】そして第3の目的を達成するために、本発
明の回線端末装置は接点状態がオフからオン状態に立ち
上がった時に通報要求するのかオンからオフ状態に立ち
下がった時に通報要求するのかを条件設定する通報条件
設定部と、前記接点入力部からの接点状態信号が一定周
期で入力される通報条件監視部と、前記通報条件監視部
に一定周期で入力した接点状態信号を受け記憶しておく
接点状態記憶部と、前記通報条件設定部と前記接点状態
記憶部とからの出力信号が入力され比較判定を行う通報
判定部とを備えたものである。
【0016】さらに第4の目的を達成するために、本発
明の回線端末装置は複数台の接続装置の接点信号がそれ
ぞれ入力されこの接点信号がオン状態なのかオフ状態な
のかを検出する多接点入力部と、多接点入力部からの複
数台の接続装置のそれぞれの接点信号のうちから一つの
接点信号を選択する信号選択部と、信号選択部が一つの
接点信号を順次一定周期で選択するように指定する信号
選択制御部とを備えたものである。
【0017】
【作用】本発明は上記の構成により、通報条件設定部に
通報要求すべき接点の状態を設定することにより通報判
定部は通報条件に設定された接点状態が発生したことを
判定すると通報部へ通報要求を行い通信回線を介して通
報処理を行う。
【0018】そして接点入力部からの信号によりオンま
たはオフの同一接点状態が保持されている時間を計測す
る接点状態計時部が同一接点状態を所定時間継続したこ
とを計時し通報条件設定部に設定されている条件と一致
すると通報判定部は通報部へ通報要求を行うので、接続
装置の誤動作や接続装置を設置する作業等で通報条件を
一時的に誤って設定した状態で接続しても、即座に接点
入力状態が所定の通報条件を満足せずしたがって通報要
求が発生せず誤通報しない。
【0019】また接点入力部からの信号を監視し、接点
入力部の接点状態の変化が通報条件と一致した場合に限
り通報要求を行う。したがって通報条件の設定変更を行
なっても不要の通報要求が発生しない。
【0020】さらに多接点入力部で接続装置からの複数
の接点信号がオン状態かオフ状態かが検出され、信号選
択部で複数の接点信号の中から一つの接点信号が順次一
定周期で選択される。そしてこの選択された接点信号は
通報条件設定部からの信号と通報判定部で比較判定され
条件が満足されれば、通報部を介して接点信号の情報が
順次出力される。
【0021】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を添付図面にも
とづいて説明する。
【0022】図1は、本発明の第1の実施例の回線端末
装置のブロック構成図である。なお、図8と同一番号の
ものは同じ機能を有する構成要素である。接続装置1で
異常が発生すると接点がオンされる。接続装置1の接点
状態を検出する接点入力部2からの信号によりオンまた
はオフの同一状態が保持されている時間を計測する接点
状態計時部3と所定の接点状態が所定時間継続したとき
に通報要求すべく条件を設定する通報条件設定部4が設
けられ、通報判定部5で接点状態計時部3からの信号が
通報条件設定部4の通報条件を満足したとき通報要求を
する。そしてこの通報要求により、通信回線7を介して
接点状態を通報部6から中央監視装置8に通報処理す
る。
【0023】この構成により、接点が通常オフになって
いる接続装置1と、接点のオン状態が一時間継続したと
きに通報するように通報条件設定部4に条件設定された
本発明の回線端末装置とを接続している場合、もし接続
装置1が誤動作し接点を10分間オフしてしまった場合
には、通報判定部5では、オンになっている接点状態の
時間が一時間以内なので通報条件設定部4の通報条件を
満足しないと判断し、通報部6には通報要求を出さな
い。したがって接続装置1が一時的に誤動作しても即座
に通報部6では通報を行わないため、接続装置1の誤動
作や装置作業時の不用意な操作による誤通報を防止し不
要通報回数を低減できる。
【0024】図2は、本発明の第1の実施例における回
線端末装置による通報処理のタイミングチャートで通報
条件を接点オン状態が一時間継続された場合に行なうよ
うに設定した場合である。図9の場合と同様に、横方向
は経過時間を示し、縦方向は上から順に、接続装置1の
接点状態、接点入力部2の状態、通報条件が成立した時
に通報を要求する通報要求の状態、通信回線を介して中
央監視装置に通報する通報処理の状態をそれぞれ示して
いる。
【0025】この図から明らかなように接点状態がオン
になった状態の継続時間を監視し通報条件(オン一時間
継続)が成立すると通報要求aを発生し通報処理Aを実
施するのである。
【0026】なお、この実施例では通報条件設定部4で
通報条件を「オンの接点状態が一時間継続」に設定した
場合について説明したが、通報条件を「接点状態がオン
一時間・オフ一時間・オン二時間のパターン」に設定し
ても良い。
【0027】以下、本発明の第2実施例を添付図面にも
とづいて説明する。図3は、本発明の第2の実施例にお
ける回線端末装置のブロック構成図である。なお図1と
同一番号の構成要素は同じ機能を有する。図3におい
て、接続装置1で異常が発生すると、接点がオンまたは
オフされる。接続装置1の接点状態が入力される接点入
力部2の出力信号が通報条件監視部9に一定周期で入力
される。これに同期して記憶部10ではこれまで保持し
ていた今回の接点状態格納エリアのデータが前回の接点
状態格納エリアへ移動される。そして通報条件監視部9
の一定周期で入力された接点状態信号が接点状態記憶部
10の今回の接点状態格納エリアに記憶される。そして
接点状態記憶部10の記憶状態と、接点入力部2の信号
の状態がオフからオンに立ち上がったら通報(オン発
呼)とオンからオフに立ち下がった通報(オフ発呼)か
を決める通報条件設定部12に設定されている通報条件
が一致した場合に限り通報判定部11は通報要求を行
う。通報部6では、通報判定部11の通報要求を受け
て、通信回線7を介して接点の状態等を中央監視装置8
に通報する。
【0028】第2の実施例のタイミング動作を説明する
まえにまずオフからオンへの立ち上がりやオンからオフ
への立ち下がり等の接点状態の変化で通報するのではな
く、接点状態の一致だけで通報する回線端末装置のタイ
ミングチャートについて図4を用いて説明する。図4は
オンで通報の条件に設定して使う場合で横方向は経過時
間を示し、縦方向は上から順に、接続装置1の接点状態
(接点入力部2の状態と同じ)、通報条件が成立したと
き通報すべく要求する通報要求の状態を示している。通
報条件を設定変更するときの接続装置1の接点状態によ
り2つのケースがある。(A)は通報条件を設定変更す
るときの接続装置1の接点状態がオンの場合で(B)は
通報条件を設定変更するときの接続装置1の接点状態が
オフの場合である。
【0029】(A)のケースで通報条件をオンで通報に
設定変更した直後(a)では接続装置の接点状態がオン
なので通報条件設定部の通報条件と一致し通報判定部は
通報部に通報要求Rを行い、通報要求Rを受けた通報部
では通報回線を介して通報処理を実施する。(b)、
(e)及び(f)でも(a)の場合と同様である。
(c)及び(d)では接続装置の接点状態がオフなので
通報条件設定部の通報条件と一致せず通報判定部は通報
部に通報要求を行わないので通報部では通報処理を実施
しない。
【0030】(B)のケースで通報条件をオンで通報に
設定変更した直後(g)では接続装置の接点状態がオフ
なので通報条件設定部の通報条件と一致せず通報条件比
較部は通報部に通報要求を行わないので、通報部では通
報処理を実施しない。(i)及び(j)では接続装置の
接点状態がオンなので通報条件設定部の通報条件と一致
し通報条件比較部は通報部に通報要求Rを行い、通報要
求Rを受けた通報部では通信回線を介して通報処理を実
施する。(h),(k)及び(l)では(g)の場合と
同様である。このように接点状態の変化で通報するので
はなく状態の一致だけで通報すると通報条件を設定した
直後に通報処理を実施したり接点状態が一定にもかかわ
らず再通報する可能性がある。
【0031】図5は、本発明の第2の実施例における回
線端末装置による通報処理のタイミングチャートで通報
条件をオン発呼に設定している場合である。横方向は経
過時間を示し、縦方向は上から順に、接続装置1の接点
状態(接点入力部2の状態と同じ)と、通報条件が成立
した時に発生する通報要求の状態とをそれぞれ示してい
る。通報条件を設定変更するときの接続装置1の接点状
態には2つのケースがある。(A)は接続装置1の接点
状態がオンの場合であり、(B)はオフの場合である。
【0032】上記構成において、(A)のケースで通報
条件を既に設定されているオフ発呼からオン発呼に設定
変更した直後(a’)では接続装置1の接点状態がオン
なので通報条件設定部12の通報条件と一致するが、接
点状態記憶部10の記憶状態はオンを継続しておりオフ
からオンの立ち上がりを検出していないので通報判定部
11は通報部6に通報要求を行わず、通報部6では通報
処理を実施しない。(b’)(f’)でも(a’)の場
合と同様である。(e’)では接続装置1の接点状態が
オンなので通報条件設定部12の通報条件と一致し、か
つ接点状態記憶部10の記憶状態はオフからオンに立ち
上がるので、通報判定部11は通報部6に通報要求Rを
行い、通報要求Rを受けた通報部6では通信回線7を介
して通報処理を実施する。(c’)(d’)では接続装
置1の接点状態がオフなので通報条件設定部12の通報
条件と一致せず通報判定部11は通報部6に通報要求を
行わないので通報部6では通報処理を実施しない。
【0033】次に(B)のケースについて述べる。この
場合は、通報条件をオン発呼に設定変更した直後、
(g’)では接続装置1の接点状態がオフなので通報条
件設定部12の通報条件と一致せず通報判定部11は通
報部6に通報要求を行わないので、通報部6では通報処
理を実施しない。(h’)(k’)(l’)でも
(g’)の場合と同様である。(i’)では接続装置1
の接点状態がオンなので通報条件設定部12の通報条件
と一致しかつ接点状態記憶部10の記憶状態はオフから
オンに立ち上がるので、通報判定部11は通報部6に通
報要求Rを行い、通報要求Rを受けた通報部6では通信
回線7を介して通報処理を実施する。
【0034】この実施例では、通報条件設定部12をオ
フ発呼に設定されている通報条件で接点状態がオンを継
続している接続装置1と接続した後、通報条件をオン発
呼に設定変更した場合で説明したが、通報条件設定部1
2をオン発呼に設定されている通報条件で接点状態がオ
フを継続している接続装置1と接続したあと通報条件を
オフ発呼に変更した場合や通報条件設定部12を発呼無
しに設定されている条件で接続装置1と接続した後、通
報条件を設定変更した場合でも同様である。このように
接点状態の変化で通報するようにすると接続装置に接続
する前に通報したり通報条件を設定した直後に通報処理
を実施したり接点状態が一定にもかかわらず再通報する
ことはなくなる。
【0035】以下、本発明の第3の実施例を添付図面に
もとづいて説明する。図6は、本発明の第3の実施例に
おける回線端末装置のブロック構成図である。なお図1
と同一番号のものは同じ機能を有する構成要素である。
図6において、接続装置1a、接続装置1b及び接続装
置1cで異常が発生すると接点がオンされ、各接続装置
の接点状態を多接点入力部13の接点入力13A、接点
入力13B及び設定入力13Cでそれぞれ検出する。そ
して各接点入力の状態信号が入力された信号選択部14
は信号選択制御部15から指定される条件例えば、一つ
の接続装置の接点信号を順次一定周期で選択するという
条件を満たすように作用する。さらに多接点入力部13
の各信号の状態がオンで通報かオフで通報かを決める通
報条件設定部17からの出力信号と信号選択部14から
の出力信号とが通報判定部16に入力され、そして一致
すれば、通報判定部16の出力信号により通報部6は通
信回路7を介して通報条件が一致した接続装置や接点の
状態等の情報を中央監視装置8に通報する。
【0036】図7は、本発明の第3の実施例における回
線端末装置による通報処理のタイミングチャートで、通
報条件をオン発呼に設定した場合を示している。横方向
は経過時間を示し、縦方向は上から順に、各接続装置に
対応する接点状態(多接点入力部2の各接点入力の状態
と同じ)、信号選択制御部15の状態、信号選択部14
で選択出力されている出力信号の状態、通報条件が成立
(オン)した時に通報を要求する各接続装置に対応した
通報要求の状態をそれぞれ示している。
【0037】この図から明らかのように各接続装置の接
点入力を順次、一定周期(T)で読み込み接点状態がオ
ンになったかどうかを監視し通報条件が成立(オン)す
ると、通報要求aを発生し通報処理を実施する。
【0038】なお本発明は、多接点入力部の他に電文に
よる通信を行う通信ポートも備えたマルチポート端末側
網制御装置(T−NCU)に適用することもできる。
【0039】
【発明の効果】以上のように本発明の回線端末装置によ
れば、次の効果が得られる。 1.所定の接点状態が発生しないと通報しないため、接
続装置の誤動作による通報や、接続装置の設置時やメイ
ンテナンス時あるいは交換時の不用意な作業による誤通
報を防止できる。したがって不要通報回数を低減でき、
回線使用料を削減できるとともに、通報に伴う不要出動
に対する人件費の増加を抑えることができる。 2.同一接点状態が所定時間継続して通報するため、接
続装置の一時的な誤動作や電波障害、ノイズ等の影響を
受けにくくすることができる。 3.接点状態の変化(オフからオンあるいはオンからオ
フ)を通報条件として接点入力部からの信号を監視し、
一致した場合に限り通報を行うことにより、設置作業時
に接続装置と接続後に通報条件を設定変更しても即座に
通報が発生することがないので作業者の混乱を防止で
き、さらに不要通報回数が低減するので中央監視装置側
等の対応や回線使用料が削減できる。また通報に伴う不
要出動に対する人件費の増加を抑えることができる。
【0040】さらに接点入力部がどんな状態でも通報条
件が設定変更した直後に通報要求が発生し通報処理を行
うことがないため、工場出荷時に通報動作に対する処理
無しで任意の通報条件を設定変更することができ、また
接続装置に接続する前に通報動作をすることがなくなる
ため設置作業に混乱を招くことがなくなる。 4.複数台の接続装置からの接点入力信号がある場合こ
れらの接点入力信号のうちから一つの接点信号を一定周
期で順次選択するので、一台の回線端末装置に接点信号
を出力する接続装置を複数台接続することができる。し
たがって接続装置一台当りの回線端末装置の設備費用や
設置工事の人件費等が節約できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における回線端末装置のブ
ロック構成図
【図2】同装置における通報処理のタイミングチャート
【図3】本発明の第2の実施例における回線端末装置の
ブロック構成図
【図4】同装置を説明するための通報処理のタイミング
チャート
【図5】同装置における通報処理のタイミングチャート
【図6】本発明の第3の実施例における回線端末装置の
ブロック構成図
【図7】同装置における通報処理のタイミングチャート
【図8】従来の回線端末装置のブロック構成図
【図9】同装置における通報処理のタイミングチャート
【符号の説明】
2 接点入力部 3 接点状態計時部 4 通報条件設定部 5 通報判定部 6 通報部 7 通信回線 9 通報条件監視部 10 接点状態記憶部 11 通報判定部 12 通報条件設定部 13 多接点入力部 14 信号選択部 15 信号選択制御部 16 通報判定部 17 通報条件設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 邦彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 嶋田 拓生 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大石 芳功 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 西馬 誠二郎 大阪府大阪市港区弁天1丁目2番12号 エ ヌ・ティ・ティ関西テレコン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報の発信源となる接続装置の接点がオン
    状態なのかオフ状態なのかを検出する接点入力部と、前
    記接点が所定の接点状態になった場合に通報要求すべく
    条件を設定する通報条件設定部と、前記接点入力部から
    の信号が前記通報条件設定部の通報条件を満足したとき
    通報要求をする通報判定部と、前記通報判定部からの信
    号により通信回線を介して通報処理する通報部とを備え
    た回線端末装置。
  2. 【請求項2】接点入力部からの信号によりオンまたはオ
    フの同一接点状態が保持されている時間を計測する接点
    状態計時部と、前記同一接点状態が所定時間継続したと
    きに通報要求すべく条件を設定する通報条件設定部とを
    備えた請求項1記載の回線端末装置。
  3. 【請求項3】接点状態がオフからオン状態に立ち上がっ
    た時に通報要求するのかオンからオフ状態に立ち下がっ
    た時に通報要求するのかを条件設定する通報条件設定部
    と、前記接点入力部からの接点状態信号が一定周期で入
    力される通報条件監視部と、前記通報条件監視部に一定
    周期で入力した接点状態信号を受け記憶しておく接点状
    態記憶部と、前記通報条件設定部と前記接点状態記憶部
    とからの出力信号が入力され比較判定を行う通報判定部
    とを備えた請求項1記載の回線端末装置。
  4. 【請求項4】複数台の接続装置の接点信号がそれぞれ入
    力されこの接点信号がオン状態なのかオフ状態なのかを
    検出する多接点入力部と、前記多接点入力部から送出さ
    れる前記複数台の接続装置のそれぞれの接点信号のうち
    から一つの接点信号を選択する信号選択部と、前記信号
    選択部が前記一つの接点信号を順次一定周期で選択する
    ように指定する信号選択制御部とを備えた請求項1記載
    の回線端末装置。
JP07645092A 1992-03-31 1992-03-31 回線端末装置 Expired - Lifetime JP3279626B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07645092A JP3279626B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 回線端末装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07645092A JP3279626B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 回線端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05284243A true JPH05284243A (ja) 1993-10-29
JP3279626B2 JP3279626B2 (ja) 2002-04-30

Family

ID=13605492

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07645092A Expired - Lifetime JP3279626B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 回線端末装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3279626B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008118610A (ja) * 2006-10-13 2008-05-22 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 接点信号処理装置
JP2010271827A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Chugoku Electric Power Co Inc:The 状態情報送信装置および監視システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008118610A (ja) * 2006-10-13 2008-05-22 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd 接点信号処理装置
JP4649435B2 (ja) * 2006-10-13 2011-03-09 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 接点信号処理装置
JP2010271827A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Chugoku Electric Power Co Inc:The 状態情報送信装置および監視システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3279626B2 (ja) 2002-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0115675B1 (en) Apparatus for transmitting information via telephone lines
AU611913B2 (en) Supervised, interactive alarm reporting system
US5784441A (en) Systems for power interruption detection
CA1153838A (en) Telephone circuit for ringing rhythm generation and off hook detection
JPH05284243A (ja) 回線端末装置
JPH1061400A (ja) トンネル防災システム
JPH05252286A (ja) 回線端末装置
JPH0348997A (ja) 監視システム
JPH05128394A (ja) ビル遠隔監視装置
JPH05325078A (ja) 遠隔監視装置
JPS5963833A (ja) 伝送回線監視方式
JP2910263B2 (ja) 通報装置
JPS62232243A (ja) 加入者回線の異常検出装置
JPH02216959A (ja) ビル遠隔監視装置
JPH0730526A (ja) ネットワークのバックアップ・システム
KR100298495B1 (ko) 에이티엠 교환기의 상태 정보 처리 장치 및 방법
JP2002367054A (ja) 遠隔監視システム
JPH10243115A (ja) 集中監視システム
JPH07107161A (ja) Dt音検出監視システム
JPS6259453A (ja) 呼出信号出力装置の障害検出方法
JPH11289392A (ja) 異常監視システム
JPH0318999A (ja) 遠隔監視装置
JPH05101289A (ja) 遠隔監視装置
JP2000099866A (ja) 遠隔監視装置
JPH05260164A (ja) 集中保守管理装置及びその方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120222

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 11

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130222