JPH05284074A - 移動無線装置用リピータ装置 - Google Patents

移動無線装置用リピータ装置

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JPH05284074A
JPH05284074A JP4077113A JP7711392A JPH05284074A JP H05284074 A JPH05284074 A JP H05284074A JP 4077113 A JP4077113 A JP 4077113A JP 7711392 A JP7711392 A JP 7711392A JP H05284074 A JPH05284074 A JP H05284074A
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JP
Japan
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antenna
signal
mobile
radio
repeater device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4077113A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Kawazoe
正道 川添
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05284074A publication Critical patent/JPH05284074A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は戸外と遮蔽された空間内の移動無線装
置(携帯電話機等)と、戸外の基地局とで無線通信を可
能にすることができる移動無線装置用リピータ装置を提
供することを目的とする。 【構成】戸外の基地局の出力電波信号を戸外設置の第1
アンテナ1aで受信し、この受信信号を戸外と遮蔽され
た空間内設置の増幅手段により一定な通信可能レベルに
増幅し、この増幅信号を前記空間内設置の第2アンテナ
から前記空間内にある移動局へ送出し、また、移動局の
出力電波信号を第2アンテナで受信し、この受信信号を
前記増幅手段で一定な通信可能レベルに増幅し、この増
幅信号を第1アンテナから基地局へ送出することによっ
て、戸外の基地局と、戸外と遮断された空間内の無線通
信不可能環境下に置かれた移動局間で適正な通信を行う
ことができるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動無線装置用リピータ
装置に関する。近年、携帯電話機等の移動無線装置が急
激に普及しつつある。携帯電話機は一般電話回線網に接
続された基地局(固定局)と移動電話機(移動局)間を
無線で通信するシステムであるが、遮蔽された地下街等
の空間では電波の減衰が著しいために通信が行えなくな
る。
【0002】そこで、そのような遮蔽された空間でも基
地局と携帯電話機間で無線通信を可能ならしめる装置が
要望されている。
【0003】
【従来の技術】移動無線通信は、産業上の利用分野に記
述したように、基地局と携帯電話機等の移動無線装置間
で行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な移動無線通信を、ホテルの大ホール、窓のない部屋、
大きな工場等の戸外と遮蔽された空間内の携帯電話機
と、戸外の基地局とで行う場合、無線電波が減衰して適
正な通信が行えなかったり、不通となったりする問題が
あった。
【0005】特に、地下街や地下鉄等の完全に遮蔽され
た空間では、電波が全く届かないので不通となる。この
ように、通信が行えない場所に携帯電話機を持った人が
いた場合、その人を呼び出せないので、携帯電話機の便
利さが損なわれてしまう問題がある。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、戸外と遮蔽された空間内の移動無線装置
(携帯電話機等)と、戸外の基地局とで無線通信を可能
にすることができる移動無線装置用リピータ装置を提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1に本発明の移動無線
装置用リピータ装置の原理図を示す。図中、10は戸外
の基地局、20は戸外と遮断された工場等の空間、30
は空間20内にある携帯電話機等の移動局である。
【0008】本発明の移動無線装置用リピータ装置は、
戸外に設置された第1アンテナ1aと、電波信号を増幅
する増幅手段4と、前記した空間20に設置された第2
アンテナ1bとを具備して構成されている。
【0009】増幅手段4と第2アンテナ1bとは一体構
成とすることが好ましい。また、増幅手段4は、第1ア
ンテナ1aで受信された電波信号を増幅して第2アンテ
ナ1bへ出力する第1増幅手段と、第2アンテナ1bで
受信された電波信号を増幅して第1アンテナ1aへ出力
する第2増幅手段とを具備して構成するのが好ましい。
【0010】更に、前記した第1及び第2増幅手段に
は、出力信号電力が通信可能電力で一定となるように増
幅する機能を有するのが好ましい。
【0011】
【作用】上述した本発明によれば、基地局10から出力
された電波信号が、第1アンテナ1aで受信され、この
受信された信号が第1ケーブル2aを介して増幅手段4
の第1増幅手段で一定な通信可能電力に増幅される。こ
の増幅された信号は第2ケーブル2bを介して第2アン
テナ1bから移動局30へ電波送信される。この送信さ
れた電波信号は通信可能電力に増幅されたものなので、
移動局30が適正に受信することができる。
【0012】一方、移動局30から出力された電波信号
が、第2アンテナ1bで受信され、この受信された信号
が第2ケーブル2bを介して増幅手段4の第2増幅手段
で一定な通信可能電力に増幅される。この増幅された信
号は第1ケーブル2aを介して第1アンテナ1aから基
地局10へ電波送信される。この送信された電波信号は
通信可能電力に増幅されたものなので、基地局10にお
いても容易に受信することができる。
【0013】即ち、戸外の基地局10と、戸外と遮断さ
れた空間20内の無線通信不可能環境下に置かれた移動
局30間で適正な通信を行うことができる。また、増幅
手段4と第2アンテナ1bとを一体構成としたタイプの
リピータ装置は、取り付けが容易であるといった利点が
ある。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図2は本発明の一実施例による移動無線
装置用リピータ装置の構成を示す図である。但し、この
図において、図1に示す原理図の各部に対応する部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。
【0015】図2において、3a,3bは第1及び第2
サーキュレータである。第1サーキュレータ3aは、第
1アンテナ1aで受信され、第1ケーブル2aを介して
送られてくる信号を第1増幅器4aへ出力すると共に、
第2増幅器4bから出力される信号を第1アンテナ1a
へ出力するものである。
【0016】第2サーキュレータ3bは、第2アンテナ
1bで受信され、第2ケーブル2bを介して送られてく
る信号を第2増幅器4bへ出力すると共に、第1増幅器
4aから出力される信号を第2アンテナ1bへ出力する
ものである。
【0017】また、第1及び第2増幅器4a,4bの内
部構成図を図3に示し、その説明を行う。11は増幅度
制御型増幅器であり、入力信号S1を制御電圧(直流電
圧)DCに応じ、所定電力値(通信可能電力)で一定に
して出力するものである。
【0018】12はカップリング部であり、増幅度制御
型増幅器11から出力される信号S2を出力すると共
に、その出力される信号(交流信号)S2の一部を分岐
し、この分岐された信号ACを出力するものである。
【0019】13は検波用ダイオード等を用いた検波部
であり、カップリング部12から出力される信号ACを
検波し、この検波信号を制御電圧DCとして増幅度制御
型増幅器11へ出力するものである。
【0020】つまり、第1及び第2増幅器4a,4b
は、11,12,13のループによって、入力信号S1
を一定な通信可能電力に増幅して出力するものである。
ここで、一定な電力とするのは、電波法に抵触するよう
な強電界を発したり、増幅度が小さすぎて通信に支障を
きたしたりすることを防止する意味も含まれている。
【0021】次に、このような構成のリピータ装置の動
作を説明する。図1に示す基地局10から出力された電
波信号が、第1アンテナ1aで受信されたとする。この
受信された信号は第1ケーブル2aを介して第1サーキ
ュレータ3aで第1増幅器4aへ送出される。第1増幅
器4aに入力された信号は、一定な通信可能電力に増幅
されて出力され、第2サーキュレータ3bで第2ケーブ
ル2bへ送出され、第2ケーブル2bを介して第2アン
テナ1bから図1に示す移動局30へ電波送信される。
【0022】この送信された電波信号は通信可能電力に
増幅されたものなので、移動局30が容易に受信するこ
とができる。一方、移動局30から出力された電波信号
が第2アンテナ1bで受信されたとする。この受信され
た信号は第2ケーブル2bを介して第2サーキュレータ
3bで第2増幅器4bへ送出される。第2増幅器4bに
入力された信号は、一定な通信可能電力に増幅されて出
力され、第1サーキュレータ3aで第1ケーブル2aへ
送出され、第1ケーブル2aを介して第1アンテナ1a
から移動局30へ電波送信される。
【0023】この送信された電波信号は通信可能電力に
増幅されたものなので、基地局10においても容易に受
信することができる。従って、戸外の基地局10と、戸
外と遮断された空間20内の無線通信不可能環境下に置
かれた移動局30間で適正な通信を行うことができる。
【0024】つまり、従来のように、ホテルの大ホー
ル、窓のない部屋、大きな工場等の戸外と遮蔽された空
間内の携帯電話機と、戸外の基地局とで行う場合、無線
電波が減衰して適正な通信が行えなかったり、不通とな
ったりすることがなくなる。
【0025】また、実施例のリピータ装置を、地下街や
地下鉄等の完全に遮蔽された空間に用いればその効力を
充分に発揮することができる。地下街や地下鉄等の地上
から離れた空間では、図2に示す第1アンテナ1aと第
1サーキュレータとを接続するケーブル2aが長くな
り、そのケーブル2aによる信号の減衰が生じることが
考えられるが、上述したように、第1及び第2増幅器4
a,4bで、その減衰した信号を通信可能電力まで増幅
することができるので、心配には及ばない。
【0026】以上説明したように、本実施例のリピータ
装置によれば、携帯電話機等の移動無線装置の便利さを
如何無く発揮することが可能である。但し、図2に第1
及び第2サーキュレータ3a,3b、第1及び第2増幅
器4a,4b、及び第2アンテナ1bは一体構造とし、
空間20内に容易に取りつけられるようにするのが好ま
しい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
戸外と遮蔽された空間内の移動無線装置(携帯電話機
等)と、戸外の基地局とで無線通信を可能にすることが
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第一実施例による移動無線装置用リピ
ータ装置の構成を示す図である。
【図3】図2に示す第1及び第2増幅器の構成を示す図
である。
【符号の説明】
1a 第1アンテナ 1b 第2アンテナ 2a 第1ケーブル 2b 第2ケーブル 4 増幅手段 10 基地局 20 戸外と遮蔽された工場等の空間 30 移動局

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局(10)と移動局(30)間との通信電波
    が経由する移動無線装置用リピータ装置において、 戸外に設置された第1アンテナ(1a)と、 電波信号を増幅する増幅手段(4) と、 戸外と遮断された空間(20)に設置された第2アンテナ(1
    b)とを具備し、 第1アンテナ(1a)と増幅手段(4) とを第1ケーブル(2a)
    で接続すると共に、増幅手段(4) と第2アンテナ(1b)と
    を第2ケーブル(2b)で接続したことを特徴とする移動無
    線装置用リピータ装置。
  2. 【請求項2】 前記増幅手段、及び前記第2アンテナ1
    bを一体構成にしたことを特徴とする請求項1記載の移
    動無線装置用リピータ装置。
  3. 【請求項3】 前記増幅手段(4) を、 前記第1アンテナ(1a)で受信された電波信号を増幅して
    前記第2アンテナ(1b)へ出力する第1増幅手段と、前記
    第2アンテナ(1b)で受信された電波信号を増幅して第1
    アンテナ(1a)へ出力する第2増幅手段とを具備して構成
    し、 戸外の基地局(10)と、戸外と遮断された空間(20)内の無
    線通信不可能環境下に置かれた移動局(30)間で通信が行
    えるようにしたことを特徴とする請求項1又は2記載の
    移動無線装置用リピータ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2増幅手段に、出力信号
    電力が通信可能電力で一定となるように増幅する機能を
    有し、 前記第1及び第2アンテナで受信される電波の強弱、及
    び前記第1及び第2ケーブルでの信号の減衰に係わら
    ず、戸外の基地局(10)と、戸外と遮断された空間(20)内
    の無線通信不可能環境下に置かれた移動局(30)間で通信
    が行えるようにしたことを特徴とする請求項3記載の移
    動無線装置用リピータ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1及び第2増幅手段を、 入力信号を制御電圧に応じ、所定電力で一定にして出力
    する増幅度制御型増幅器と、 該増幅度制御型増幅器から出力される信号を出力すると
    共に、その出力される信号の一部を分岐するカップリン
    グ部と、 該カップリング部から出力される信号を検波して該制御
    電圧として該増幅度制御型増幅器へ出力する検波部とを
    具備して構成したことを特徴とする請求項4記載の移動
    無線装置用リピータ装置。
JP4077113A 1992-03-31 1992-03-31 移動無線装置用リピータ装置 Withdrawn JPH05284074A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6870889B1 (en) 1999-03-24 2005-03-22 Ibiden Co., Ltd. Communication breaking device and method thereof
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Effective date: 19990608