JP3087787B2 - ワイヤレス拡声システム - Google Patents

ワイヤレス拡声システム

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JP3087787B2 JP34220391A JP34220391A JP3087787B2 JP 3087787 B2 JP3087787 B2 JP 3087787B2 JP 34220391 A JP34220391 A JP 34220391A JP 34220391 A JP34220391 A JP 34220391A JP 3087787 B2 JP3087787 B2 JP 3087787B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤレス拡声システ
に係り、特に音声信号を多段無線中継を行うと共に
つの音声可聴範囲内で同時に拡声を行うワイヤレス拡声
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワイヤレス拡声装置は、微弱電
波,小電力無線等による所定の電波を受信し、予め定め
られた1周波で復調する復調回路と、この復調回路から
の音声信号を増幅する音声増幅回路と、この増幅された
音声信号を音声に変換するための拡声器(スピーカ)と
により構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のワイヤレス
拡声装置では受信した電波を復調し、音声として出力す
るのみで再送信する中継機能を有していないため、音声
を広範囲に拡声するためには音声送出電力を大きくする
ために増幅回路や拡声器(スピーカ)を強大にする必要
があった。このため小型化が容易でなく、可搬性に欠け
る他拡声器の出力が大のため、拡声器の近くと遠くでは
極めて音量の差が大き過ぎることや、大音量の拡声は一
部では騒音公害を惹起する等の問題があった。又、さら
に広範囲な拡声が必要な場合は、大掛りな仕組みが必要
であり、地形や場所に合わせた適切な音量で、且つ広範
囲に拡声を行うことが大変に難しいという不都合があっ
た。
【0004】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、とくに、音声にかかる騒音公害の発生を有効
に低減し得るワイヤレス拡声システムを提供すること
を、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、一つの音声可
聴範囲内に複数のワイヤレス拡声中継装置が設けられ、
これらのワイヤレス拡声中継装置で一斉に拡声するワイ
ヤレス拡声システムである。そして、ワイヤレス拡声中
継装置は、受信した電波を予め定められた任意の復調波
の内の1周波で復調する復調回路と、この復調回路から
出力された音声帯域の信号を予め定められた任意の変調
波の内の1周波で変調する変調回路と、この変調回路か
らの出力を所定の電力で送信するための送信増幅回路
と、前記復調回路から出力された音声帯域の信号を増幅
するための音声増幅回路と、この音声増幅回路の出力を
音声に変換するための拡声器(スピーカ)とを備える等
の構成を採っている。これによって前述した目的を達成
しようとするものである。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】まず、図3は、ワイヤレス拡声中継装置1
を複数用い、多段中継し、各中継での一斉拡声する、
発明に係るワイヤレス拡声システムの一実施例である。
図の様に任意のワイヤレス拡声中継装置1から、つまり
本実施例では#1ワイヤレス拡声中継装置1のマイクロ
フォン22から音声を入力し、この音声を変調された微
弱電波f1 で#2ワイヤレス拡声中継装置1へ送信する
と共に、#1ワイヤレス拡声中継装置1の拡声器から拡
声する。同様に#2ワイヤレス拡声中継装置1では受信
した微弱電波f1 を復調して元の音声信号に変換した
後、再び変調して微弱電波f2 で次段の#3ワイヤレス
拡声中継装置1へ送信すると共に、#2ワイヤレス拡声
中継装置1から拡声する。この様に各ワイヤレス拡声中
継装置1を用いてマイクロフォン22で入力した音声を
微弱電波に乗せて多段無線中継し、各々のワイヤレス拡
声中継装置1から一斉に拡声する。
【0008】この様に、複数のワイヤレス拡声中継装置
1を適度な距離と方向に配置して多段無線中継し、一斉
に拡声すれば拡声の音量を適度な大きさで各段のワイヤ
レス拡声中継装置1による音声可聴範囲31内に拡声で
き、騒音公害を惹起することなく、ワイヤレス拡声中継
装置1の配置を適切に行うことによって、地形や場所に
合った広域の拡声が可能である。又、音量の大きい一つ
の拡声器で拡声する場合は、拡声器の近くと遠くでは音
量差が著しく、近くでは音が大き過ぎて不愉快に感じさ
せるが、遠く過ぎると音が小さく聴取り難いという欠点
や、地形やビルの谷間等の場所ではエコーによる影響が
大という欠点があった。しかし本発明による第3図の
イヤレス拡声システムを採用すれば複数のワイヤレス拡
声中継装置1の拡声器から同時に、且つ一斉に適度な大
きさの音量で必要な範囲での拡声が可能である。
【0009】また、中継する電波は弱電波であれば自由
に使用できるという利点があるが、その目的に応じ小電
力無線等の更に高出力の電波を使用することにより、更
に長間隔の装置配置による広範囲の拡声ができる。
【0010】以上述べたワイヤレス拡声システムに用い
られるワイヤレス拡声中継装置1の実施例について、図
1の構成図を参照して説明する。ワイヤレス拡声中継装
置1が中継及び拡声機能で用いられる場合において、音
声が変調された小電力の電波は受信アンテナ4で受信さ
れ、復調回路2で復調波発振選択回路3から出力される
予め設定された復調波によって復調され音声信号を出力
する。この音声信号は切替スイッチ21を経て変調回路
5と音声増幅回路9に入力する。変調回路5に入力され
た音声信号は、前記復調波発振選択回路3での復調波の
認定に連動して、変調波発振選択回路6において設定さ
れ調整される変調波によって変調回路5で変調され、送
信増幅回路7において所定の電力に増幅された後送信ア
ンテナ8から送信される。
【0011】ここで、変調波は復調波の周波数帯域と
なる周波数で設定される。そして送信アンテナ8から送
信された小電力の電波は、次段のワイヤレス拡声中継装
置1で受信され、さらに次々段のワイヤレス拡声中継装
置に中継される。又、前記切替スイッチ21を経たもう
一方の音声信号は、音声増幅回路9で増幅された後、拡
声器(スピーカ)10を駆動して音声を拡声する。
【0012】また、ワイヤレス拡声中継装置1が音声入
力及び拡声送信機能で用いられる場合は、切替スイッチ
21のスイッチは前記復調回路2側から外部音声入力端
子11側に切替えられ、切替スイッチ21の出力からは
装置の外に設けられたマイクロフォン等から外部音声入
力端子11へ入力される音声信号が出力される。この様
にワイヤレス拡声中継装置1は切替スイッチ21の切替
状態によってマイクロフォン等との接続による音声入力
及び拡声に用いられたり、音声信号の無線中継や拡声に
用いられる。
【0013】図2において、音声信号が変調された電波
は受信アンテナ4で受信され、復調波発振選択回路3か
らの復調波により復調回路2で復調され音声信号に変換
され出力される。この音声信号の一方は、前記復調波の
周波数と異なる変調波を変調発振選択回路6から変調波
回路5に入力され、変調された後に送信増幅回路で所定
の電力に増幅され、送信アンテナ8から送信される。
又、復調回路2からのもう一方の音声信号は音声出力端
子12から装置外部に出力し、外部拡声装置等を介して
拡声される。この様に、外部拡声装置を用いることによ
ってワイヤレス拡声中継装置1は小型化,小電力化が可
能であり、可搬に優れた装置を提供できる。
【0014】又、図4に示す様に自動車等の移動体に搭
載することによって移動性の有る極めて広範囲なワイヤ
レス拡声システムを提供できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るワイヤ
レス拡声システムによると、微弱電波,小電力無線等を
用いて再送信する中継機能を有するので、複数のワイヤ
レス拡声中継装置を地形や場所等に合わせて適宜設置す
ることによって、音声信号はこれらワイヤレス拡声中継
装置を多段無線中継で必要な場所に、且つ広範囲にわた
って適度な音量で拡声でき、又、これは騒音公害を防止
できるという効果もある。さらに拡声電力を小さく抑え
ることができるので、ワイヤレス拡声中継装置は小型化
が可能となり、従って可搬性が良好となり、更に、ワイ
ヤレス拡声中継装置外部に既存の拡声装置を接続するこ
とが可能であるので、一層小型で廉価なワイヤレス拡声
中継装置の提供ができる。
【0016】 また、複数のワイヤレス拡声中継装置を、
それぞれ複数の自動車等の移動体に搭載することによ
り、移動性の有る極めて広範囲なワイヤレス拡声システ
ムを実現できる。これは、例えば街頭放送、街頭宣伝、
街頭演説等に好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るワイヤレス拡声システムで用いら
れるワイヤレス拡声中継装置の第一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係るワイヤレス拡声システムで用いら
れるワイヤレス拡声中継装置の他の実施例を示すブロッ
ク図である。
【図3】図1又は図2のワイヤレス拡声中継装置を多段
無線中継し拡声する、本発明に係るワイヤレス拡声シス
テムの実施例を示す説明図である。
【図4】図1又は図2のワイヤレス拡声中継装置を自動
車に搭載し使用する場合の、本発明に係るワイヤレス拡
声システムの実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ワイヤレス拡声中継装置 2 復調回路 3 復調波発振選択回路 4 受信アンテナ 5 変調回路 6 変調波発振選択回路 7 送信増幅器 8 送信アンテナ 9 音声増幅回路 10 拡声器 11 外部音声入力端子 12 音声出力端子 21 切替スイッチ 31 音声可聴範囲
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−9232(JP,A) 特開 平1−181247(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/14 - 7/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの音声可聴範囲内に複数のワイヤレ
    ス拡声中継装置が設けられ、これらのワイヤレス拡声中
    継装置で同時に拡声するワイヤレス拡声システムであっ
    て、 前記ワイヤレス拡声中継装置は、 受信した電波を予め定
    められた任意の復調波の内の1周波で復調する復調回路
    と、この復調回路から出力された音声帯域の信号を予め
    定められた任意の変調波の内の1周波で変調する変調回
    路と、この変調回路からの出力を所定の電力で送信する
    ための送信増幅回路と、前記復調回路から出力された音
    声帯域の信号を増幅するための音声増幅回路と、この音
    声増幅回路の出力を音声に変換するための拡声器(スピ
    ーカ)とを備えた、ワイヤレス拡声システム
  2. 【請求項2】 前記ワイヤレス拡声中継装置は、前記音
    声増幅回路及び拡声器の代りに音声帯域の信号をワイヤ
    レス拡声中継装置の外部へ引き出すための音声出力部を
    備えた、 請求項1記載のワイヤレス拡声システム
  3. 【請求項3】 前記ワイヤレス拡声中継装置は、復調回
    路の出力と変調回路及び音声増幅回路の入力の間に切替
    スイッチ回路を備え、該切替スイッチによって復調回路
    の出力とワイヤレス拡声中継装置の外部から音声帯域の
    信号の入力を行う外部音声入力端子の出力とを切替えて
    用いる、 請求項1記載のワイヤレス拡声システム
  4. 【請求項4】 前記ワイヤレス拡声中継装置は、前記復
    調回路に復調波の設定を行う復調波発振選択回路を併設
    するとともに、前記変調回路に変調波の設定を行う変調
    波発振選定回路を併設し、これらが相互に連動して、復
    調波の周波数を設定すると復調波の周波数と異なる予め
    定められた変調波の周波数が設定されるように機能す
    る、 請求項1,2又は3記載のワイヤレス拡声システム
  5. 【請求項5】 前記複数のワイヤレス拡声中継装置は、
    それぞれ複数 の自動車等の移動体に搭載された、 請求項1,2,3又は4記載のワイヤレス拡声システ
    ム。
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