JPH05283986A - クロックごとに位相のずれた出力を取り出す位相偏移回路 - Google Patents

クロックごとに位相のずれた出力を取り出す位相偏移回路

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Publication number
JPH05283986A
JPH05283986A JP4103987A JP10398792A JPH05283986A JP H05283986 A JPH05283986 A JP H05283986A JP 4103987 A JP4103987 A JP 4103987A JP 10398792 A JP10398792 A JP 10398792A JP H05283986 A JPH05283986 A JP H05283986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
random pattern
comparator
clock
Prior art date
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Pending
Application number
JP4103987A
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English (en)
Inventor
Keiji Negi
啓二 根木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ando Electric Co Ltd
Original Assignee
Ando Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較器3内に設定してあるカウント数とPN
回路2・5の出力を比較することにより、クロックごと
に位相のずれた出力をPN回路2・5から取り出す。 【構成】 比較器3は擬似ランダムパターン回路2の出
力を入力とし、複数のANDゲート4は比較器3の出力
とクロック信号11を入力とする。複数の擬似ランダム
パターン回路5は複数のANDゲート4の各出力をそれ
ぞれ入力とし、多重化回路6は擬似ランダムパターン回
路2と複数の擬似ランダムパターン回路5の出力を入力
とし、M系列信号を出力する。比較器3には複数の擬似
ランダムパターン回路5の動作クロック数をそれぞれ格
納し、擬似ランダムパターン回路2の出力と比較し、一
致したときに複数の擬似ランダムパターン回路5から出
力を取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】複数の多重用擬似ランダムパター
ン回路(以下、単にPN回路という。)で構成されるM
系列信号発生回路では、多重化された結果がM系列信号
になるために、各PN回路はある一定の位相ずつずれて
動作していなければならない。この発明は、多重用M系
列信号発生回路のPN回路をクロックごとに位相のずれ
た出力を取り出す位相偏移回路についてのものである。
【0002】
【従来の技術】次に、従来技術による位相偏移回路の構
成を図3により説明する。図3の7はカウンタ、8は比
較器、4はANDゲート、2と5は多重用PN回路、1
1はクロック信号、12はスタート信号、13はM系列
信号である。PN回路とはM系列信号を発生させる基本
的な回路である。より高速なM系列信号を得るために複
数の同じPN回路と多重化回路によりM系列信号発生回
路を構成し、各PN回路の位相をずらして動作させ、そ
の信号を多重する。
【0003】n段のPN回路の出力をN多重するとき
は、PN回路2・5は(2n /N)クロックずつ離れて
いれば、多重された結果がM系列信号となる。例えば11
段のPN回路から出力するデータを32多重するときには
PN回路2・5は64クロックずつ離れていなければなら
ない。
【0004】次に、図3の動作を図4により説明する。
図4は、PN回路2・5を64クロックずつずらして動作
させる場合のタイムチャートである。図4の符号I〜M
は、図3につけた符号の信号波形である。比較器8はあ
らかじめカウント数を記憶しており、例えば、PN回路
2・5を64クロックずつずらして動作さるときは、比較
器8は、カウンタ7が64、128 、……、{64×(N−
1)}をカウントしたときに2番目のPN回路5、3番
目のPN回路5、……、N番目のPN回路5のスタート
信号を出力する。
【0005】図4アは図3のクロック信号11の波形で
あり、図4イはスタート信号12の波形である。図4ウ
はANDゲート4の出力波形であり、1番目のPN回路
2のクロック信号Iは、スタート信号12によりスター
トする。スタート信号12により、1番目のPN回路2
が動作すると図3のカウンタ7はクロックをカウント
し、比較器8でカウンタ7の状態を監視し、一定のクロ
ック数をカウントすると2番目〜N番目のPN回路5の
スタート信号を発生する。
【0006】図4エでは図4イのクロックがスタートし
てから64クロック目でスタート信号を発生し、図4オの
クロック信号を出力する。図4カと図4キについても同
様である。このように、2番目以降のPN回路5は1番
目のPN回路2よりも遅れてスタートする。したがっ
て、各PN回路2・5のクロックが入力される前の状
態、すなわち初期状態を等しくし、クロックをカウンタ
7と比較器8で64クロックずつずらして入力させること
で、PN回路2・5を一定位相ずつずれて動作させるこ
とができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図3ではカウンタ7と
比較器8を使用しているが、この発明はカウンタ7と比
較器8を比較器だけに置き換えて、回路構成を簡単にし
た多重用M系列信号発生回路の位相偏移回路の提供を目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、この発明では、クロック信号11とスタート信号1
2を入力とするANDゲート1と、ANDゲート1の出
力を入力とする擬似ランダムパターン回路2と、擬似ラ
ンダムパターン回路2の出力を入力とする比較器3と、
比較器3の出力とクロック信号11を入力とする複数の
ANDゲート4と、複数のANDゲート4の各出力をそ
れぞれ入力とする複数の擬似ランダムパターン回路5
と、擬似ランダムパターン回路2と複数の擬似ランダム
パターン回路5の出力を入力とし、M系列信号を出力す
る多重化回路6とを備え、比較器3には複数の擬似ラン
ダムパターン回路5の動作クロック数をそれぞれ格納
し、擬似ランダムパターン回路2の出力と比較し、一致
したときに複数の擬似ランダムパターン回路5から出力
を取り出す。
【0009】
【作用】次に、この発明による多重用M系列信号発生回
路の位相偏移回路の構成を図1により説明する。図1の
1はANDゲート、3は比較器であり、その他は図3と
同じものである。PN回路2・5は、通常複数のフリッ
プフロップとEXOR素子で構成される。比較器3は、
PNループ2のクロック数を入力とし、比較器3内にあ
らかじめ記憶される、各PN回路5を動作させるための
特定のクロック数と比較し、一致したときに出力して、
PN回路5を動作させる。例えば各PN回路5を64クロ
ックずつずらして動作させたいときには、比較器3は64
クロックごとのデータを記憶し、PN回路2の初期状態
から64クロック進んだときの状態と比較し、一致した
ときに2番目のPN回路5のスタート信号を出力する。
【0010】同様にして、{64×(N−1)}クロック
進んだときのPN回路の状態と比較し、検出したらN番
目のPN回路のスタート信号を出力する。比較器3から
出力される信号とクロック信号をANDゲート4に入力
することにより、PN回路5にクロックが入力される前
の状態が等しければ、PN回路5は一定位相ずつずれて
動作し、クロック信号がPN回路5にずれて入力され
る。
【0011】次に、図1のタイミングチャートを図2に
より説明する。図2アはクロック信号11の波形であ
り、図2イはスタート信号12の波形である。図2ウは
図2アと図2イの波形を入力とするANDゲート1の出
力波形である。図2エは比較器3の出力波形であり、図
2アのクロックから64クロック後に出力される波形で
ある。図2オは図2アの波形と図2エの波形を入力とす
るANDゲート4の出力波形である。PN回路5はPN
回路2から64クロック遅れて動作する。図2カは比較器
3の出力波形であり、図2アの波形より64×(N−1)
クロック後に出力される波形である。図2キは図2アの
波形と図2カの波形を入力とするANDゲート4の出力
波形である。PN回路5はPN回路2から64×(N−
1)クロック後に出力される波形である。
【0012】
【発明の効果】この発明によれば、従来技術のカウンタ
を比較器に置き換え、あらかじめ比較器内に設定してあ
るカウント数とPN回路の出力を比較するので、回路構
成を簡単にし、回路規模を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による位相偏移回路の構成図である。
【図2】図1のタイミングチャートである。
【図3】従来技術による位相偏移回路の構成図である。
【図4】図3のタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 ANDゲート 2 PN回路(多重用擬似ランダムパターン回路) 3 比較器 4 ANDゲート 5 PN回路 6 多重回路 11 クロック信号 12 スタート信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号(11)とスタート信号(12)を
    入力とする第1のANDゲート(1) と、 第1のANDゲート(1) の出力を入力とする擬似ランダ
    ムパターン回路(2) と、 擬似ランダムパターン回路(2) の出力を入力とする比較
    器(3) と、 比較器(3) の出力とクロック信号(11)を入力とする複数
    のANDゲート(4) と、 複数のANDゲート(4) の各出力をそれぞれ入力とする
    複数の擬似ランダムパターン回路(5) と、 擬似ランダムパターン回路(2) と複数の擬似ランダムパ
    ターン回路(5) の出力を入力とし、M系列信号を出力す
    る多重化回路(6) とを備え、 比較器(3) には複数の擬似ランダムパターン回路(5) の
    動作クロック数をそれぞれ格納し、擬似ランダムパター
    ン回路(2) の出力と比較し、一致したときに複数の擬似
    ランダムパターン回路(5) から出力を取り出すことを特
    徴とするクロックごとに位相のずれた出力を取り出す位
    相偏移回路。
JP4103987A 1992-03-31 1992-03-31 クロックごとに位相のずれた出力を取り出す位相偏移回路 Pending JPH05283986A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4103987A JPH05283986A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 クロックごとに位相のずれた出力を取り出す位相偏移回路

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05283986A true JPH05283986A (ja) 1993-10-29

Family

ID=14368662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4103987A Pending JPH05283986A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 クロックごとに位相のずれた出力を取り出す位相偏移回路

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JP (1) JPH05283986A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9474295B2 (en) 2011-01-28 2016-10-25 Tate & Lyle Ingredients Americas Llc Purification of Luo Han Guo extract

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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