JPH05283447A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH05283447A
JPH05283447A JP8075892A JP8075892A JPH05283447A JP H05283447 A JPH05283447 A JP H05283447A JP 8075892 A JP8075892 A JP 8075892A JP 8075892 A JP8075892 A JP 8075892A JP H05283447 A JPH05283447 A JP H05283447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
protective member
semiconductor wafer
dicing
attached
Prior art date
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Pending
Application number
JP8075892A
Other languages
English (en)
Inventor
Yusuke Suzuki
裕介 鈴木
Hiroyuki Akiyama
浩幸 秋山
Takatomo Mori
孝智 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
Original Assignee
Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Miyagi Electronics Ltd filed Critical Fujitsu Miyagi Electronics Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は半導体ウエハのダイシング後にチッ
プのダイス付けを行う工程の半導体装置の製造方法に関
し、シリコン片のチップへの悪影響を回避することを目
的とする。 【構成】 半導体ウエハ11のダイシング後、表面上に
保護部材15を取着してUVテープ13を剥離し、ブレ
ード16により保護部材15を切断して保護部材15を
取着させたままチップ14を分離する。そして、チップ
14を搬送してダイス付けした後、保護部材15の所定
部分を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体ウエハのダイシ
ング後にチップのダイス付けを行う工程の半導体装置の
製造方法に関する。
【0002】近年、半導体装置の製造工程における半導
体ウエハのダイシング工程ではフルカット方式が主流に
なってきている。この場合、ダイシング後にテープより
チップを分離して搬送する際に、シリコン片によるチッ
プへの影響を回避することが必要である。
【0003】
【従来の技術】従来、半導体装置の製造工程において、
半導体ウエハの所定の処理後に、フレームに取着されて
いるUV(紫外線)テープに固着し、フルカット方式で
チップ状にダイシングする。そして、UVテープに紫外
線を照射して該UVテープとチップとの接着力を弱めて
該チップを分離し、搬送してダイス付けを行う。
【0004】この場合、チップの分離は、UVテープの
裏面よりピンを突上げることにより行う。また、搬送
は、分離されたチップをコレットにより真空吸着して行
い、リードフレームのステージ上にダイス付けを行うも
のである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、半導体ウエ
ハのダイシング等の各工程ではストレスによるシリコン
片が発生する。このシリコン片が、分離されたチップを
コレットに吸着する際に、コレット内で飛散してチップ
表面に傷を生じさせるなどの多大な悪影響を及ぼすとい
う問題がある。
【0006】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、シリコン片のチップへの悪影響を回避する半導
体装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1に、本発明の原理説
明図を示す。図1において、半導体ウエハの所定の処理
後、該半導体ウエハの裏面をフレームの粘着テープ上に
固着してチップ状にダイシングを行い、該チップを搬送
してダイス付けを行う半導体装置の製造方法であって、
第1の工程では、前記半導体ウエハの前記ダイシング後
に、前記粘着テープの接着力を弱めさせ、該半導体ウエ
ハの表面に保護部材を取着する。第2の工程では、該半
導体ウエハより該粘着テープを剥離させる。第3の工程
では、前記チップを内包可能な筒状のブレードにより該
保護部材を切断して該保護部材と共に該チップを該筒状
のブレード内に保持させる。そして、第4の工程では、
該チップを搬送してダイス付けした後、該保護部材の所
定部分を除去し、該チップ表面の所定部分を部分的に表
出させる。
【0008】
【作用】上述のように、ダイシング後の半導体ウエハ表
面に保護部材を取着し、この保護部材ごとチップを分離
させる。そして、チップ表面の表出の必要な部分は、保
護部材の対応する部分が除去される。
【0009】これにより、ダイス付けのための搬送に際
して、チップ表面の保護部材が発生したシリコン片から
保護することになる。従って、シリコン片によるチップ
への傷の発生とダメージを防止することが可能となり、
悪影響を回避することが可能となる。
【0010】
【実施例】図2及び図3に、本発明の一実施例の製造工
程図を示す。
【0011】図2において、まず前工程として、半導体
ウエハ11の素子領域形成や電極形成等の所定の処理を
行う。所定処理後の半導体ウエハ11は、フレーム12
に取り付けられている粘着テープであるUVテープ13
上にその裏面が固着され、上述のフルカット方式により
チップ14状にダイシングされる(図2(A))。
【0012】そして、UVテープ13側より紫外線を照
射する(図2(A))。これにより、半導体ウエハ11
(チップ14)とUVテープ13との接着力が弱めら
れ、剥離し易くなる。
【0013】次に、半導体ウエハ11の表面に、フレー
ム12に架けて保護部材(例えばUVテープ)15を取
着し、該半導体ウエハ11の表面が下面になるように反
転位置させる(図2(B))。
【0014】続いて、チップ14を保護部材15が取り
付けられたまま、ブレード16を突上げ機構(図示せ
ず)により突き上げ、保護部材15を切断して分離を行
う(図2(C))。ブレード16は、チップ14を内包
する径の円筒状(筒状であれば断面形状は問わない)に
形成されたもので、突き上げにより保護部材15を切断
するために刃先がテーパ形状等で形成される。また、ブ
レード16内には突上げ機構(図示せず)により上下動
する突上げピン17を備えている。従って、従って、保
護部材15を切断して分離されたチップ14はブレード
16内の突上げピン17上に載置された状態となる。
【0015】そこで、ブレード16の上方に、真空源
(図示せず)に接続されているコレット18が移動され
たときに、突上げピン17によりチップ14を裏面から
上昇させ、コレット18に真空吸着させる(図2
(D))。
【0016】このとき、ダイシング等で発生したシリコ
ン片がコレット18内に紛れ込み飛散するが、チップ1
4はその表面に保護部材15が取り付けられていること
から、保護され、傷等の発生を防止することができるも
のである。
【0017】そして、チップ14はコレット18により
搬送され、例えばリードフレームのステージ上にダイス
付けされる。
【0018】次に、図3において、ダイス付けされたチ
ップ14は、保護部材15上にマスク19が位置され、
レジスト処理される(図3(A))。マスク19は、チ
ップ14の表面に形成されている電極パッド14aに対
応した開口部19aが形成されたものである。
【0019】そして、レジスト処理により、保護部材1
5におけるマスク19の開口部19a部分が除去され、
チップ14の電極パッド14aが表出される(図3
(B))。
【0020】すなわち、配線の電極パッド14aのみを
表出させ、他の部分を保護部材15を取り付けたままの
状態となり、後の工程でのチップ14表面へのダメージ
を与えることを回避することができるものである。
【0021】次に、図示しないが、本発明の他の実施例
について説明する。他の実施例として、ダイシング後の
半導体ウエハ(11)表面上に第2の保護部材を取着し
て、前記保護部材(15)とチップ(14)表面との間
に介在させるものである。なお、第2の保護部材を保護
部材(15)の上面に取着してもよい。
【0022】この第2の保護部材は、例えばα線防止テ
ープが使用され、外部から侵入するα線からチップ(1
4)を保護するものである。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、チップ表
面上に保護部材を取着したまま搬送してダイス付けを行
うことにより、各製造工程で発生するシリコン片による
チップ表面への傷やダメージ等の悪影響を回避すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例の製造工程図である。
【図3】本発明の一実施例の製造工程図である。
【符号の説明】
11 半導体ウエハ 12 フレーム 13 UVチップ 14 チップ 14a 電極パッド 15 保護部材 16 ブレード 17 突上げピン 18 コレット 19 マスク 19a 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 孝智 宮城県柴田郡村田町大字村田字西ケ丘1番 地の1 株式会社富士通宮城エレクトロニ クス内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体ウエハ(11)の所定の処理後、
    該半導体ウエハ(11)の裏面をフレーム(12)の粘
    着テープ(13)上に固着してチップ(14)状にダイ
    シングを行い、該チップ(14)を搬送してダイス付け
    を行う半導体装置の製造方法において、 前記半導体ウエハ(11)の前記ダイシング後に、前記
    粘着テープ(13)の接着力を弱めさせ、該半導体ウエ
    ハ(11)の表面に保護部材(15)を取着する工程
    と、 該半導体ウエハ(11)より該粘着テープ(13)を剥
    離させる工程と、 前記チップ(14)を内包可能な筒状のブレード(1
    6)により該保護部材(15)を切断して該保護部材
    (15)と共に該チップ(14)を該筒状のブレード
    (16)内に保持させる工程と、 該チップ(14)を
    搬送してダイス付けした後、該保護部材(15)の所定
    部分を除去し、該チップ(14)表面の所定部分を部分
    的に表出させる工程と、 を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記半導体ウエハ(11)表面上に、前
    記保護部材(15)の他に第2の保護部材を取着する工
    程と、 該チップ(14)のダイス付け後に、該第2の保護部材
    の該チップ(14)表面の所定部分に対応する部分を除
    去する工程と、 を含むことを特徴とする請求項1記載の半導体装置の製
    造方法。
JP8075892A 1992-04-02 1992-04-02 半導体装置の製造方法 Pending JPH05283447A (ja)

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