JPH0528278A - 三次元図形処理方式 - Google Patents
三次元図形処理方式Info
- Publication number
- JPH0528278A JPH0528278A JP3181459A JP18145991A JPH0528278A JP H0528278 A JPH0528278 A JP H0528278A JP 3181459 A JP3181459 A JP 3181459A JP 18145991 A JP18145991 A JP 18145991A JP H0528278 A JPH0528278 A JP H0528278A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- unit
- storage unit
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 見かけ上、Z値の読み出し/判定/書き込み
を同時に行なうことができ、非常に高速に三次元図形デ
ータの描画が可能になる三次元図形処理方式を提供する
ことにある。 【構成】 画像データ記憶部6は、描画した図形情報を
画素単位で記憶し、表示手段へ出力する。Z値記憶部1
は、書き込みと読み出しを独立して行なえるデュアルポ
ートメモリを用いて、描画する図形データのZ値を画素
単位に格納する。Z値読み出し部2は、Z値記憶部1の
読み出しポートよりZ値を読み出し出力する。Z値比較
部3は、Z値読み出し部2から出力されたZ値と、描画
しようとする図形のZ値との前後関係を判定する。描画
部4は、Z値比較部3の比較結果を用いて、データ出力
部5から出力されたカラーデータおよびZ値を、それぞ
れ画像データ記憶部6およびZ値記憶部1へ書き込むか
否かを制御する。
を同時に行なうことができ、非常に高速に三次元図形デ
ータの描画が可能になる三次元図形処理方式を提供する
ことにある。 【構成】 画像データ記憶部6は、描画した図形情報を
画素単位で記憶し、表示手段へ出力する。Z値記憶部1
は、書き込みと読み出しを独立して行なえるデュアルポ
ートメモリを用いて、描画する図形データのZ値を画素
単位に格納する。Z値読み出し部2は、Z値記憶部1の
読み出しポートよりZ値を読み出し出力する。Z値比較
部3は、Z値読み出し部2から出力されたZ値と、描画
しようとする図形のZ値との前後関係を判定する。描画
部4は、Z値比較部3の比較結果を用いて、データ出力
部5から出力されたカラーデータおよびZ値を、それぞ
れ画像データ記憶部6およびZ値記憶部1へ書き込むか
否かを制御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は三次元図形処理方式に関
し、特に、描画図形の画素単位に奥行き値すなわちZ値
を格納する三次元図形処理方式に関する。
し、特に、描画図形の画素単位に奥行き値すなわちZ値
を格納する三次元図形処理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の三次元図形処理方式
では、遠近感を表現するために、個々の描画図形の前後
関係をZ値にて判断している。この際、描画した図形情
報を画素単位で記憶し、表示装置(ディスプレイなど)
へ出力する画像データ記憶部とは別に、画素単位のZ値
を記憶するZ値記憶部を有している。
では、遠近感を表現するために、個々の描画図形の前後
関係をZ値にて判断している。この際、描画した図形情
報を画素単位で記憶し、表示装置(ディスプレイなど)
へ出力する画像データ記憶部とは別に、画素単位のZ値
を記憶するZ値記憶部を有している。
【0003】図形を描画する場合、まず描画図形の位置
にZ値に対応したZ値をZ値記憶部から読み出し、今回
描画する図形のZ値と前後関係を比較し、もし、今回の
図形のZ値のほうが手前にあれば、今回の図形のカラー
データおよびZ値を、画像データ記憶部およびZ値記憶
部へ格納する。
にZ値に対応したZ値をZ値記憶部から読み出し、今回
描画する図形のZ値と前後関係を比較し、もし、今回の
図形のZ値のほうが手前にあれば、今回の図形のカラー
データおよびZ値を、画像データ記憶部およびZ値記憶
部へ格納する。
【0004】このように、現在描画されている図形デー
タのZ値を格納するZ値記憶部を有することにより、図
形データの描画順序に依存せす、画素単位で図形の前後
関係を表現できる。
タのZ値を格納するZ値記憶部を有することにより、図
形データの描画順序に依存せす、画素単位で図形の前後
関係を表現できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の三次元
図形処理方式では、一画素ごとに、「対応するZ値の読
み出し」→「今回描画する図形のZ値との前後関係の比
較」→「(今回の図形のZ値が手前ならば)今回描画す
る図形の描画」という動作を必要とする。ところが、上
述した従来の三次元図形処理方式ではZ値記憶部として
一般的なメモリを使用しているが、このメモリは読み出
しと書き込みを同時に行なうことはできないため、前記
動作を逐次実行することしかできず、高速化には限界が
ある。
図形処理方式では、一画素ごとに、「対応するZ値の読
み出し」→「今回描画する図形のZ値との前後関係の比
較」→「(今回の図形のZ値が手前ならば)今回描画す
る図形の描画」という動作を必要とする。ところが、上
述した従来の三次元図形処理方式ではZ値記憶部として
一般的なメモリを使用しているが、このメモリは読み出
しと書き込みを同時に行なうことはできないため、前記
動作を逐次実行することしかできず、高速化には限界が
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の三次元図形処理
方式は、描画した図形情報を画素単位で記憶し、表示手
段へ出力する画像データ記憶部と、書き込みと読み出し
を独立して行なえるデュアルポートメモリを用いて、描
画する図形データのZ値を画素単位に格納するZ値記憶
部と、前記Z値記憶部の読み出しポートよりZ値を読み
出し出力するZ値読み出し部と、前記Z値読み出し部か
ら出力されたZ値と、描画しようとする図形のZ値との
前後関係を判定するZ値比較部と、前記Z値比較部の比
較結果を用いて、データ出力部から出力されたカラーデ
ータおよびZ値を、それぞれ前記画像データ記憶部およ
びZ値記憶部へ書き込むか否かを制御する描画部とを具
備することを特徴とする。
方式は、描画した図形情報を画素単位で記憶し、表示手
段へ出力する画像データ記憶部と、書き込みと読み出し
を独立して行なえるデュアルポートメモリを用いて、描
画する図形データのZ値を画素単位に格納するZ値記憶
部と、前記Z値記憶部の読み出しポートよりZ値を読み
出し出力するZ値読み出し部と、前記Z値読み出し部か
ら出力されたZ値と、描画しようとする図形のZ値との
前後関係を判定するZ値比較部と、前記Z値比較部の比
較結果を用いて、データ出力部から出力されたカラーデ
ータおよびZ値を、それぞれ前記画像データ記憶部およ
びZ値記憶部へ書き込むか否かを制御する描画部とを具
備することを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0008】図1は本発明の一実施例のブロック図であ
る。図2は図1の実施例で使用する、現在描画されてい
る図形の形状を示した模式図である。図3は図1の実施
例で使用する、今回描画する図形の形状を示す模式図で
ある。図4は図1の実施例の動作を示すタイミング図で
ある。
る。図2は図1の実施例で使用する、現在描画されてい
る図形の形状を示した模式図である。図3は図1の実施
例で使用する、今回描画する図形の形状を示す模式図で
ある。図4は図1の実施例の動作を示すタイミング図で
ある。
【0009】図1に示す実施例は、6個の機能ブロック
から構成されている。
から構成されている。
【0010】Z値記憶部1は、描画する図形データのZ
値を画素単位に格納する。ただし、記憶素子として読み
出しと書き込みとを独立して行なえるデュアルポートメ
モリを用いる。ここでは、画像データの記憶用に用いら
れるVRAMの呼ばれるメモリを用いる。
値を画素単位に格納する。ただし、記憶素子として読み
出しと書き込みとを独立して行なえるデュアルポートメ
モリを用いる。ここでは、画像データの記憶用に用いら
れるVRAMの呼ばれるメモリを用いる。
【0011】Z値読み出し部2は、Z値記憶部1のシリ
アルポートから、格納されているZ値を順次出力させ、
Z値比較部3に引き渡す。
アルポートから、格納されているZ値を順次出力させ、
Z値比較部3に引き渡す。
【0012】Z値比較部3は、Z値読み出し部2から引
き渡されたZ値と、データ出力部5から出力されたZ値
との大小関係を判定し、結果を描画部4へ出力する。
き渡されたZ値と、データ出力部5から出力されたZ値
との大小関係を判定し、結果を描画部4へ出力する。
【0013】描画部4は、Z値比較部3の判定結果を受
け取り、もし、データ出力部5から出力されたZ値のほ
うが手前であれば、データ出力部5から出力されたカラ
ーデータおよびZ値をそれぞれ画像データ記憶部6およ
びZ値記憶部1に書き込む。
け取り、もし、データ出力部5から出力されたZ値のほ
うが手前であれば、データ出力部5から出力されたカラ
ーデータおよびZ値をそれぞれ画像データ記憶部6およ
びZ値記憶部1に書き込む。
【0014】データ出力部5は、描画したい図形のカラ
ーデータおよびZ値を出力する。このデータ出力部5は
特定の構成を想定しているわけではなく、プロセッサが
直接図形データを出力してもよい。
ーデータおよびZ値を出力する。このデータ出力部5は
特定の構成を想定しているわけではなく、プロセッサが
直接図形データを出力してもよい。
【0015】画像データ記憶部6は、描画したい図形の
カラーデータを画素単位で記憶し、表示手段(ディスプ
レイなど)へ出力する。
カラーデータを画素単位で記憶し、表示手段(ディスプ
レイなど)へ出力する。
【0016】さて、一例として図2の構成画素11〜1
5で示される図形データが画像データ記憶部6およびZ
値記憶部1へ格納されているときに、図3の構成画素2
1〜25で示される図形データを描画するときのことを
考える。ここで、画素21,22,25は画素11,1
2,15より手前で、画素23,24は画素13,14
より奥であるとする。
5で示される図形データが画像データ記憶部6およびZ
値記憶部1へ格納されているときに、図3の構成画素2
1〜25で示される図形データを描画するときのことを
考える。ここで、画素21,22,25は画素11,1
2,15より手前で、画素23,24は画素13,14
より奥であるとする。
【0017】まず、Z値読み出し部2が画素11のZ値
を読み出し、Z値比較部3へ出力する。
を読み出し、Z値比較部3へ出力する。
【0018】次に、Z値比較部3は、Z値読み出し部2
から出力された画素11のZ値とデータ出力部5から出
力された画素21のZ値との前後関係を判定する(画素
21は画素11の手前であると判定)。これと並行し
て、Z値読み出し部2は、画素12のZ値を読み出す。
から出力された画素11のZ値とデータ出力部5から出
力された画素21のZ値との前後関係を判定する(画素
21は画素11の手前であると判定)。これと並行し
て、Z値読み出し部2は、画素12のZ値を読み出す。
【0019】次に、描画部4は、Z値比較部3から出力
された判定結果をもとに、画素21のカラーデータおよ
びZ値をそれぞれ画像データ記憶部6およびZ値記憶部
1に書き込む。これと並行してZ値比較部3は、画素1
2と画素22のZ値の前後関係を判定し、Z値読み出し
部2は画素13のZ値をZ値記憶部1から読み出す。
された判定結果をもとに、画素21のカラーデータおよ
びZ値をそれぞれ画像データ記憶部6およびZ値記憶部
1に書き込む。これと並行してZ値比較部3は、画素1
2と画素22のZ値の前後関係を判定し、Z値読み出し
部2は画素13のZ値をZ値記憶部1から読み出す。
【0020】このように、Z値の読み出し、Z値の比
較、Z値の書き込みをそれぞれ並行して行なえることに
より、三次元図形を高速に描画することが可能となる。
なお、ここでは一画素単位に読み出し/書き込みを行な
う例を示したが、複数画素の同時読み出し/同時書き込
みにも当てはまることは言うまでもない。
較、Z値の書き込みをそれぞれ並行して行なえることに
より、三次元図形を高速に描画することが可能となる。
なお、ここでは一画素単位に読み出し/書き込みを行な
う例を示したが、複数画素の同時読み出し/同時書き込
みにも当てはまることは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
見かけ上、Z値の読み出し/判定/書き込みを同時に行
なうことができ、非常に高速に三次元図形データの描画
が可能になる。
見かけ上、Z値の読み出し/判定/書き込みを同時に行
なうことができ、非常に高速に三次元図形データの描画
が可能になる。
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】図1の実施例で使用する、現在描画されている
図形の形状を示した模式図である。
図形の形状を示した模式図である。
【図3】図1の実施例で使用する、今回描画する図形の
形状を示す模式図である。
形状を示す模式図である。
【図4】図1の実施例の動作を示すタイミング図であ
る。
る。
1 Z値記憶部
2 Z値読み出し部
3 Z値比較部
4 描画部
5 データ出力部
6 画像データ記憶部
Claims (3)
- 【請求項1】 描画した図形情報を画素単位で記憶し、
表示手段へ出力する画像データ記憶部と、書き込みと読
み出しを独立して行なえるデュアルポートメモリを用い
て、描画する図形データのZ値を画素単位に格納するZ
値記憶部と、前記Z値記憶部の読み出しポートよりZ値
を読み出し出力するZ値読み出し部と、前記Z値読み出
し部から出力されたZ値と、描画しようとする図形のZ
値との前後関係を判定するZ値比較部と、前記Z値比較
部の比較結果を用いて、データ出力部から出力されたカ
ラーデータおよびZ値を、それぞれ前記画像データ記憶
部およびZ値記憶部へ書き込むか否かを制御する描画部
とを具備することを特徴とする三次元図形処理方式。 - 【請求項2】 前記Z値記憶部がVRAMであることを
特徴とする請求項1記載の三次元図形処理方式。 - 【請求項3】 前記描画部が、前記Z値比較部の判定結
果を受け取り、もし、前記データ出力部から出力された
Z値のほうが手前であれば、前記データ出力部から出力
されたカラーデータおよびZ値をそれぞれ前記画像デー
タ記憶部および前記Z値記憶部に書き込むことを特徴と
する請求項1記載の三次元図形処理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3181459A JPH0528278A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 三次元図形処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3181459A JPH0528278A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 三次元図形処理方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528278A true JPH0528278A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16101129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3181459A Pending JPH0528278A (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | 三次元図形処理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0528278A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160018760A (ko) | 2013-07-09 | 2016-02-17 | 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 가부시키가이샤 | 연소 장치 |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP3181459A patent/JPH0528278A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20160018760A (ko) | 2013-07-09 | 2016-02-17 | 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 가부시키가이샤 | 연소 장치 |
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