JPH05282575A - ガス漏れ警報器 - Google Patents

ガス漏れ警報器

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JPH05282575A
JPH05282575A JP10367292A JP10367292A JPH05282575A JP H05282575 A JPH05282575 A JP H05282575A JP 10367292 A JP10367292 A JP 10367292A JP 10367292 A JP10367292 A JP 10367292A JP H05282575 A JPH05282575 A JP H05282575A
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広昭 ▲たか▼木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガスの判別精度を高めて急激なガス噴出の場
合における警報発生の遅れをなくす。 【構成】 ガス検知部10と判別警報抑止部12と警報
発生部13のほかに、可燃性殺虫剤スプレーガスと共に
噴出される霧状の溶剤を光の散乱により検出する発光部
14及び受光部15を備える。判別警報抑止部12は、
ガス検知部10がガス検知して所定時間内に受光部15
の出力が変化したとき、又は該受光部15の出力が変化
して所定時間内にガス検知部10がガス検知したとき
は、可燃性殺虫剤スプレーガスと判断して警報発生部1
3による警報を一定時間又は間欠に抑止させる構成とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可燃性殺虫剤スプレー
ガスを検出したときには警報の発生を抑止できるガス漏
れ警報器に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来のこの種のガス漏れ警報器の
大要を示し、可燃性ガスを検知するガス検知素子等を含
むガス検知部1と、該ガス検知部1からの出力によりガ
ス漏れであるか可燃性殺虫剤スプレーガスであるかを判
別する判別警報抑止部2と、該判別警報抑止部2による
判別に従って警報を発生する警報発生部3とで構成され
る。
【0003】図7によって判別警報抑止部2による判別
原理を説明する。同図はガス検知素子の出力(又は警報
濃度)特性図で、ガス検出aは可燃性殺虫剤スプレーガ
スによる急峻な立ち上がり特性、bは通常のガス漏れに
よる緩慢な特性を示す。判別警報抑止部2は、ガス検知
素子出力の推移の勾配ΔD/Δtを基準値と比較し、そ
の大小によって通常のガス漏れであるか可燃性殺虫剤ス
プレーガスであるかを判別する。そして、ガス漏れであ
ると判断したときには即時に警報発生部3を動作させて
警報を発生し、可燃性殺虫剤スプレーガスであると判断
したときは、一定時間又は間欠に警報発生部3による警
報を抑止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来は、ガス
検知素子の出力特性又は警報濃度特性の勾配の大小のみ
で、可燃性殺虫剤スプレーガスであるかガス漏れである
かを判断していたため、ガス管(ゴム管)の外れや破損
等による急激なガスの噴出に際して、ガス漏れ警報器が
その噴出個所の近くに設置されていた場合には、可燃性
殺虫剤スプレーガスの場合と同様に警報の発生が抑止さ
れ、警報の発生が遅れてしまう問題があった。
【0005】本発明の目的は、ガスの判別精度を高めて
急激なガス噴出の場合における警報発生の遅れをなくす
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、可燃性殺虫剤
スプレーガスと共に噴出される霧状の溶剤は光を散乱さ
せることに着目し、その散乱による光量変化を検出して
これも判別ファクタとすることによりガスの判別精度を
高めたものである。すなわち、本発明によるガス漏れ警
報器では、ガス検知部と判別警報抑止部と警報発生部の
ほかに、可燃性殺虫剤スプレーガスと共に噴出される霧
状の溶剤を光の散乱により検出する発光部及び受光部を
備える。そして、判別警報抑止部は、ガス検知部がガス
検知して所定時間内に受光部の出力が変化したとき、又
は該受光部の出力が変化して所定時間内にガス検知部が
ガス検知したときは、可燃性殺虫剤スプレーガスと判断
して警報発生部による警報を一定時間又は間欠に抑止さ
せる構成とする。
【0007】更に、清掃表示部を備え、前記受光部の出
力レベル低下状態が一定時間以上継続したことを前記判
別警報抑止部で判別して前記前記清掃表示部を動作させ
るように構成することもできる。
【0008】
【作用】可燃性殺虫剤スプレーガスの場合には、その溶
剤によって発光部からの光が散乱されて受光部の受光量
が減少し、該受光部の出力レベルが変化する。従って、
その変化とガス検知部によるガス検知とが所定時間内に
得られたときは可燃性殺虫剤スプレーガスと判断すれ
ば、ガス管の外れや破損等による急激なガス噴出の場合
には光の散乱は起こらないので、可燃性殺虫剤スプレー
ガスの場合と急激なガス噴出の場合との判別を的確に行
える。
【0009】また、発光部又は受光部の汚れを検知して
清掃表示部によりその清掃が必要であることを表示でき
る。
【0010】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面に従い詳細に
説明する。図1に、本発明によるガス漏れ警報器の構成
例を示す。このガス漏れ警報器は、ガス検知部10と該
ガス検知部10のための増幅比較部11と判別警報抑止
部12と警報発生部13に加えて、発光部14と受光部
15と該受光部15のための増幅比較部16と清掃表示
部17とを備えている。
【0011】ガス検知部10は、可燃性ガスを検知する
ガス検知素子Dと温度補償素子Cと抵抗R1・R2をブリ
ッジ接続し、半固定抵抗VRで警報レベルを決めてい
る。Eは電源である。発光部14は、当該ガス漏れ警報
器の通電中常時発光する発光素子LED1と抵抗R3によ
り構成され、また受光部15は、発光素子LED1から
の光を受光するためのフォトトランジスタPTと抵抗R
4により構成され、清掃表示部17は発光素子LED2
抵抗R5により構成されている。
【0012】ガス検知部10からの出力は増幅比較部1
1で、また受光部15からの出力は増幅比較部16でそ
れぞれ所定レベル以上が判別警報抑止部12へ入力され
る。該判別警報抑止部12はその入力を後述のように判
別し、警報発生部13に対してはブザー等を動作させる
信号、清掃表示部17には発光素子LED2を点灯させ
る信号を出力するようになっている。
【0013】次に、このガス漏れ警報器の動作を、図2
から図5のタイミングチャートに従い説明する。図2
は、可燃性殺虫剤スプレーガスの場合の動作を示す。ガ
ス検知部10の出力は、増幅比較部11で増幅されて基
準レベルH1と比較され、このレベルH1を超えたとき、
該増幅比較部11の出力がLからHに変わる。同時に、
判別警報抑止部12内で予め時間設定された第1のタイ
マが始動し、その設定時間ΔT1内に、受光部15から
の出力が増幅比較部16で基準レベルH2以下となって
該増幅比較部16の出力がHからLに変わると、つまり
発光部14と受光部15との間を可燃性殺虫剤スプレー
ガスが通過してその溶剤により光が散乱され、受光部1
5の受光量が減少すると、判別警報抑止部12は第2の
タイマに予め設定したΔT2時間、警報発生部13によ
る警報の発生を抑止する。また、ΔT1時間経過後から
更に第3のタイマによる設定時間ΔT3内に増幅比較部
16の出力がLからHに変わらないときは、発光部14
のLED1及び受光部15のフォトトランジスタPTが
汚れたものと判断して清掃表示部17の発光素子LED
2を点灯させ、清掃が必要であることを表示する。しか
し、ΔT3時間内に増幅比較部16の出力がLからHに
変わったときは、発光素子LED2は点灯しない。
【0014】図3も可燃性殺虫剤スプレーガスの場合
で、図2の場合に対してガス検知部10からの出力より
も受光部15からの出力変化が早いときの動作を示す。
この場合には、増幅比較部16の出力で設定時間ΔT1
の第1のタイマが始動する。
【0015】図4は、通常のガス漏れ時の動作を示す。
ガス検知部10からの出力が基準レベルH1を超えて増
幅比較部11の出力がLからHに変わり、第1のタイマ
が始動してΔT1時間内に受光部15からの出力が基準
レベルH2以下にならず、増幅比較部16の出力がHの
ままであるときは、ΔT1時間経過後から判別警報抑止
部12の出力がLからHとなり、警報発生部13により
警報を発生する。
【0016】図5は、通常の清掃表示の場合の動作を示
す。増幅比較部16の出力がHからLになってΔT1
ΔT3時間経過してもHに戻らないときは、判別警報抑
止部12は発光素子LED1及びフォトトランジスタP
Tが汚れたものと判断し、清掃表示部17の発光素子L
ED2を点灯させる。
【0017】
【発明の効果】本発明よれば、発光部と受光部との間を
通過する可燃性殺虫剤スプレーガスの溶剤による光の散
乱の検知と、ガス検知部による可燃性ガスの検知の双方
により、通常のガス漏れか可燃性殺虫剤スプレーガスか
を判断するため、ガスの判別精度を高めて急激なガス噴
出の場合における警報発生の遅れをなくすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス漏れ警報器の一例のブロック
図である。
【図2】同ガス漏れ警報器が可燃性殺虫剤スプレーガス
を検知した場合の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図3】同じく可燃性殺虫剤スプレーガスを検知した場
合の図2とは少し異なる動作を示すタイミングチャート
である。
【図4】通常のガス漏れ検知時の動作を示すタイミング
チャートである。
【図5】通常の清掃表示の場合の動作を示すタイミング
チャートである。
【図6】従来のガス漏れ警報器の基本構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】同ガス漏れ警報器の判別警報抑止部による判別
原理を説明する特性曲線図である。
【符号の説明】
10 ガス検知部 11 増幅比較部 12 判別警報抑止部 13 警報発生部 14 発光部 15 受光部 16 増幅比較部 17 清掃表示部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可燃性ガスを検知するガス検知素子等を
    含むガス検知部と、該ガス検知部からの出力によりガス
    漏れであるか可燃性殺虫剤スプレーガスであるかを判別
    するための判別警報抑止部と、該判別警報抑止部による
    判別に従って警報を発生する警報発生部とを有するガス
    漏れ警報器において、可燃性殺虫剤スプレーガスと共に
    噴出される霧状の溶剤を光の散乱により検出する発光部
    及び受光部を備え、前記判別警報抑止部は、前記ガス検
    知部がガス検知して所定時間内に前記受光部の出力が変
    化したとき、又は該受光部の出力が変化して所定時間内
    にガス検知部がガス検知したときは、可燃性殺虫剤スプ
    レーガスと判断して前記警報発生部による警報を一定時
    間又は間欠に抑止させる構成としたことを特徴とする、
    ガス漏れ警報器。
  2. 【請求項2】 清掃表示部を備え、前記判別警報抑止部
    は、前記受光部の出力レベル低下状態が一定時間以上継
    続したとき前記清掃表示部を動作させるように構成され
    ている、請求項1に記載のガス漏れ警報器。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011095249A (ja) * 2009-09-30 2011-05-12 Panasonic Electric Works Sunx Co Ltd 漏液検出装置

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