JPH05282229A - ローカルエリア・ネットワークを用いたデータの退避方法 - Google Patents
ローカルエリア・ネットワークを用いたデータの退避方法Info
- Publication number
- JPH05282229A JPH05282229A JP4104104A JP10410492A JPH05282229A JP H05282229 A JPH05282229 A JP H05282229A JP 4104104 A JP4104104 A JP 4104104A JP 10410492 A JP10410492 A JP 10410492A JP H05282229 A JPH05282229 A JP H05282229A
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- JP
- Japan
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- data
- terminal
- local area
- network
- area network
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外部記憶媒体を持たない装置を改修等のメン
テナンスを行う際に、当該装置内のデータが失われない
ようにすることを目的とする。 【構成】 端末装置群をローカルエリア・ネットワーク
１に接続した生産管理システムにおける、前記ネットワ
ーク１上の外部記憶媒体を持たない一組の端末装置４、
５を非動作状態にした後、これらの端末装置４、５をネ
ットワーク１が有する通信機能によって接続する。そし
て端末装置４または５の一方に保持されているデータを
読み出して他方の端末装置５または４に転送して退避さ
せ、一方の端末装置４または５をメンテナンスする。メ
ンテナンス終了後他方の端末装置５または４に退避させ
たデータを読み出して、一方の端末装置４または５に転
送して復帰させ、これらの端末装置４および５をネット
ワーク１上において動作状態にする。
テナンスを行う際に、当該装置内のデータが失われない
ようにすることを目的とする。 【構成】 端末装置群をローカルエリア・ネットワーク
１に接続した生産管理システムにおける、前記ネットワ
ーク１上の外部記憶媒体を持たない一組の端末装置４、
５を非動作状態にした後、これらの端末装置４、５をネ
ットワーク１が有する通信機能によって接続する。そし
て端末装置４または５の一方に保持されているデータを
読み出して他方の端末装置５または４に転送して退避さ
せ、一方の端末装置４または５をメンテナンスする。メ
ンテナンス終了後他方の端末装置５または４に退避させ
たデータを読み出して、一方の端末装置４または５に転
送して復帰させ、これらの端末装置４および５をネット
ワーク１上において動作状態にする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ファクトリーオート
メーション端末装置群をローカルエリア・ネットワーク
に接続した生産管理システムに係り、特にローカルエリ
ア・ネットワーク上の外部記憶媒体を持たない端末装置
が保持するデータの退避方法に関するものである。
メーション端末装置群をローカルエリア・ネットワーク
に接続した生産管理システムに係り、特にローカルエリ
ア・ネットワーク上の外部記憶媒体を持たない端末装置
が保持するデータの退避方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、工業界ではコンピュータによる生
産統合方式（ＣＩＭ）の一環として、種々の生産情報を
生産現場から直接リアルタイムに収集する生産時点情報
管理のファクトリーオートメーション（ＦＡ）システム
の構築がなされている。このＦＡシステムは、ホストコ
ンピュータに接続されたＦＡコントローラに、現場作業
データ入力用の工業データ端末装置および現場設備と直
結してデータ入出力を行わせる設備監視制御端末装置を
はじめとする各種のＦＡ端末装置群を配し、これらを光
ファイバまたはメタルケーブルを用いたローカルエリア
・ネットワークでつなげたものである。この種ＦＡシス
テム特に分散処理型のＦＡシステムにおいては、価格ま
たは設置スペース上の問題から内部にデータ保持用の記
憶媒体を有するが、外部記憶媒体を持たない端末装置が
多々用いられている。
産統合方式（ＣＩＭ）の一環として、種々の生産情報を
生産現場から直接リアルタイムに収集する生産時点情報
管理のファクトリーオートメーション（ＦＡ）システム
の構築がなされている。このＦＡシステムは、ホストコ
ンピュータに接続されたＦＡコントローラに、現場作業
データ入力用の工業データ端末装置および現場設備と直
結してデータ入出力を行わせる設備監視制御端末装置を
はじめとする各種のＦＡ端末装置群を配し、これらを光
ファイバまたはメタルケーブルを用いたローカルエリア
・ネットワークでつなげたものである。この種ＦＡシス
テム特に分散処理型のＦＡシステムにおいては、価格ま
たは設置スペース上の問題から内部にデータ保持用の記
憶媒体を有するが、外部記憶媒体を持たない端末装置が
多々用いられている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このようなローカルエ
リア・ネットワーク配下の端末装置等で、データを保持
しながら各種処理を行う装置が故障した場合や改修等の
メンテナンスを行う場合には、当該端末装置内部に保持
しているデータを一旦退避させる必要があるが、外部記
憶媒体を持たない端末装置においては、デバッガ等の記
憶機能を有する装置を当該端末装置に接続してデータを
退避させなければならず、メンテナンス作業が繁雑とな
り、システムの復旧に時間を要するという難点があっ
た。また、外部記憶媒体を持たない端末装置は上記のご
とくデータの退避作業が繁雑であるため、退避作業中に
データを破壊する虞れがあり、重要なデータを保持させ
ることができないという難点があった。
リア・ネットワーク配下の端末装置等で、データを保持
しながら各種処理を行う装置が故障した場合や改修等の
メンテナンスを行う場合には、当該端末装置内部に保持
しているデータを一旦退避させる必要があるが、外部記
憶媒体を持たない端末装置においては、デバッガ等の記
憶機能を有する装置を当該端末装置に接続してデータを
退避させなければならず、メンテナンス作業が繁雑とな
り、システムの復旧に時間を要するという難点があっ
た。また、外部記憶媒体を持たない端末装置は上記のご
とくデータの退避作業が繁雑であるため、退避作業中に
データを破壊する虞れがあり、重要なデータを保持させ
ることができないという難点があった。
【０００４】
【発明を解決するための手段】本発明はこのような難点
に鑑みなされたもので、端末装置群をローカルエリア・
ネットワークに接続した生産管理システムにおける外部
記憶媒体を持たない端末装置のデータの退避方法におい
て、前記ネットワーク上の外部記憶媒体を持たない一組
の端末装置を非動作状態にするステップと、前記一組の
端末装置を前記ネットワークが有する通信機能によって
接続するステップと、前記一組の端末装置の一方に保持
されているデータを読み出して他方の端末装置に転送し
て退避させるステップと、前記他方の端末装置に退避さ
せたデータを読み出して前記一方の端末装置に転送して
復帰させるステップと、前記一組の端末装置を前記ネッ
トワーク上において動作状態にするステップとからなる
ことを特徴とするものである。
に鑑みなされたもので、端末装置群をローカルエリア・
ネットワークに接続した生産管理システムにおける外部
記憶媒体を持たない端末装置のデータの退避方法におい
て、前記ネットワーク上の外部記憶媒体を持たない一組
の端末装置を非動作状態にするステップと、前記一組の
端末装置を前記ネットワークが有する通信機能によって
接続するステップと、前記一組の端末装置の一方に保持
されているデータを読み出して他方の端末装置に転送し
て退避させるステップと、前記他方の端末装置に退避さ
せたデータを読み出して前記一方の端末装置に転送して
復帰させるステップと、前記一組の端末装置を前記ネッ
トワーク上において動作状態にするステップとからなる
ことを特徴とするものである。
【０００５】
【作用】ローカルエリア・ネットワーク上の外部記憶媒
体を持たない同一端末装置同志をローカルエリア・ネッ
トワークが有する通信機能によって接続し、改修すべき
端末装置が保持するデータを他方の端末装置に転送した
後、改修装置の改修を行う。改修の際その改修装置の記
憶データは失われてしまうので、改修終了後再び両装置
を通信機能によって接続してデータを待避させた装置か
ら改修済み装置に転送することにより、改修装置の記憶
データを失うことなく改修を行うことができる。
体を持たない同一端末装置同志をローカルエリア・ネッ
トワークが有する通信機能によって接続し、改修すべき
端末装置が保持するデータを他方の端末装置に転送した
後、改修装置の改修を行う。改修の際その改修装置の記
憶データは失われてしまうので、改修終了後再び両装置
を通信機能によって接続してデータを待避させた装置か
ら改修済み装置に転送することにより、改修装置の記憶
データを失うことなく改修を行うことができる。
【０００６】
【実施例】以下、本発明の詳細につき図面を参照して詳
述する。図１は本発明を用いるＦＡシステムの構成を示
す模式図である。同図において１は光ファイバケーブル
またはメタルケーブルを使用したローカルエリア・ネッ
トワークであって、このローカルエリア・ネットワーク
１を中心に、後述の端末装置群に対するプログラムのダ
ウンロードサービスやデータの集配信サービスを行い、
また更に上位のコンピュータネットワークとのゲートウ
エイ（プロトコルの異なるネットワーク同志を接続する
ための中継機能）として動作するコントローラ２、生産
現場で時々刻々に発生する情報をオンラインリアルタイ
ムにホストコンピュータ３へ収集する外部記憶媒体を持
たない第１のデータターミナル４および第２のデータタ
ーミナル５、ＲＳ−２３２Ｃ等のインタフェースを有す
る装置をローカルエリア・ネットワーク１に接続するた
めのローカルエリア・ネットワーク１の分岐機能を有す
るアダプタ６および７、これらのアダプタ６、７に接続
される各種装置からなる製造システム８、ターンアラウ
ンドカードを発行するカード発行装置９等で構成されて
いる。
述する。図１は本発明を用いるＦＡシステムの構成を示
す模式図である。同図において１は光ファイバケーブル
またはメタルケーブルを使用したローカルエリア・ネッ
トワークであって、このローカルエリア・ネットワーク
１を中心に、後述の端末装置群に対するプログラムのダ
ウンロードサービスやデータの集配信サービスを行い、
また更に上位のコンピュータネットワークとのゲートウ
エイ（プロトコルの異なるネットワーク同志を接続する
ための中継機能）として動作するコントローラ２、生産
現場で時々刻々に発生する情報をオンラインリアルタイ
ムにホストコンピュータ３へ収集する外部記憶媒体を持
たない第１のデータターミナル４および第２のデータタ
ーミナル５、ＲＳ−２３２Ｃ等のインタフェースを有す
る装置をローカルエリア・ネットワーク１に接続するた
めのローカルエリア・ネットワーク１の分岐機能を有す
るアダプタ６および７、これらのアダプタ６、７に接続
される各種装置からなる製造システム８、ターンアラウ
ンドカードを発行するカード発行装置９等で構成されて
いる。
【０００７】このように構成されたＦＡシステムにおけ
るデータの退避方法について、図２および図３のフロー
チャートを用いて説明する。いま、ＦＡシステムを改造
する場合や、あるいは運用中にデータを保持した第１の
データターミナル４が故障した場合等当該ターミナル４
の改修を必要とする場合（ステップ１０１）、まずター
ミナル４の保持データを外部に保存するために、ターミ
ナル４と同一構成の第２のデータターミナル５をローカ
ルエリア・ネットワーク１を介した通信機能で接続して
（ステップ１０２）、当該データを第２のデータターミ
ナル５に転送する（ステップ１０３）。
るデータの退避方法について、図２および図３のフロー
チャートを用いて説明する。いま、ＦＡシステムを改造
する場合や、あるいは運用中にデータを保持した第１の
データターミナル４が故障した場合等当該ターミナル４
の改修を必要とする場合（ステップ１０１）、まずター
ミナル４の保持データを外部に保存するために、ターミ
ナル４と同一構成の第２のデータターミナル５をローカ
ルエリア・ネットワーク１を介した通信機能で接続して
（ステップ１０２）、当該データを第２のデータターミ
ナル５に転送する（ステップ１０３）。
【０００８】この転送状態を図３のフローチャートによ
って説明すると、通信回線１によって接続された第２の
データターミナル５は、転送データに含まれている装置
識別データを判読して（ステップ２０１）、データ送信
元装置である場合はそのデータを受信して（ステップ２
０２）第２のデータターミナル５の内部メモリに格納す
る（ステップ２０４）。前記ステップ（２０１）におい
て装置識別データがデータ送信元装置でないと判断され
た場合には当該データを受信せず、送信元装置からのデ
ータの受信を待ち（ステップ２０３）、データ送信元装
置からデータが送られてきた時に当該受信データをメモ
リに格納する（ステップ２０４）。
って説明すると、通信回線１によって接続された第２の
データターミナル５は、転送データに含まれている装置
識別データを判読して（ステップ２０１）、データ送信
元装置である場合はそのデータを受信して（ステップ２
０２）第２のデータターミナル５の内部メモリに格納す
る（ステップ２０４）。前記ステップ（２０１）におい
て装置識別データがデータ送信元装置でないと判断され
た場合には当該データを受信せず、送信元装置からのデ
ータの受信を待ち（ステップ２０３）、データ送信元装
置からデータが送られてきた時に当該受信データをメモ
リに格納する（ステップ２０４）。
【０００９】このようにしてデータが正常に転送された
ことが確認されると（ステップ１０４）、データ送信元
の装置即ち第１のデータターミナル４を改修する。第１
のデータターミナル４の改修が終わったならば（ステッ
プ１０５）、このターミナル４とデータを保持している
第２のデータターミナル５を通信回線で再接続し（ステ
ップ１０６）、第１のデータターミナル４に保持データ
を復帰転送する（ステップ１０７）。この復帰転送にお
いても図３に示すステップ２０１〜２０４が実行され
る。そして、データが正常に復帰したことが確認される
と（ステップ１０８）、第１のデータターミナル４の運
用を復帰する。
ことが確認されると（ステップ１０４）、データ送信元
の装置即ち第１のデータターミナル４を改修する。第１
のデータターミナル４の改修が終わったならば（ステッ
プ１０５）、このターミナル４とデータを保持している
第２のデータターミナル５を通信回線で再接続し（ステ
ップ１０６）、第１のデータターミナル４に保持データ
を復帰転送する（ステップ１０７）。この復帰転送にお
いても図３に示すステップ２０１〜２０４が実行され
る。そして、データが正常に復帰したことが確認される
と（ステップ１０８）、第１のデータターミナル４の運
用を復帰する。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は外部記憶
媒体を持たない装置内のデータを外部に保存する為に、
データを持つ装置と同じ装置を通信機能で接続し、デー
タを接続した一方の装置に転送するようにしたので、外
部記憶媒体を持たない装置でも当該装置内のデータを失
うことなく改修等のメンテナンスを行うことができる。
また、外部記憶媒体を持たない装置でも当該装置内のデ
ータを失うことがなくなるので、このような装置内にも
重要なデータを蓄えておくことができ、この種システム
を経済的に構築することができる。
媒体を持たない装置内のデータを外部に保存する為に、
データを持つ装置と同じ装置を通信機能で接続し、デー
タを接続した一方の装置に転送するようにしたので、外
部記憶媒体を持たない装置でも当該装置内のデータを失
うことなく改修等のメンテナンスを行うことができる。
また、外部記憶媒体を持たない装置でも当該装置内のデ
ータを失うことがなくなるので、このような装置内にも
重要なデータを蓄えておくことができ、この種システム
を経済的に構築することができる。
【００１１】
【図１】本発明を適用する生産管理システムを示すブロ
ック図。
ック図。
【図２】本発明のローカルエリア・ネットワークを用い
たデータの保障方法を示すフローチャート。
たデータの保障方法を示すフローチャート。
【図３】図２におけるデータの転送方法を示すフローチ
ャート。
ャート。
１ ローカルエリア・ネットワーク ２ コントローラ ３ ホストコンピュータ ４ 第１のデータターミナル ５ 第２のデータターミナル ６・７ アダプタ ８ 製造システム ９ カード発行装置
Claims (1)
- 【請求項１】 端末装置群をローカルエリア・ネットワ
ークに接続した生産管理システムにおける外部記憶媒体
を持たない端末装置のデータの退避方法において、 前記ネットワーク上の外部記憶媒体を持たない一組の端
末装置を非動作状態にするステップと、 前記一組の端末装置を前記ネットワークが有する通信機
能によって接続するステップと、 前記一組の端末装置の一方に保持されているデータを読
み出して他方の端末装置に転送して退避させるステップ
と、 前記他方の端末装置に退避させたデータを読み出して前
記一方の端末装置に転送して復帰させるステップと、 前記一組の端末装置を前記ネットワーク上において動作
状態にするステップとからなるローカルエリア・ネット
ワークを用いたデータの退避方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4104104A JPH05282229A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ローカルエリア・ネットワークを用いたデータの退避方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4104104A JPH05282229A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ローカルエリア・ネットワークを用いたデータの退避方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05282229A true JPH05282229A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=14371816
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4104104A Pending JPH05282229A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ローカルエリア・ネットワークを用いたデータの退避方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05282229A (ja) |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4104104A patent/JPH05282229A/ja active Pending
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