JPH05281868A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH05281868A
JPH05281868A JP7674692A JP7674692A JPH05281868A JP H05281868 A JPH05281868 A JP H05281868A JP 7674692 A JP7674692 A JP 7674692A JP 7674692 A JP7674692 A JP 7674692A JP H05281868 A JPH05281868 A JP H05281868A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
conductive layers
energizing heating
conductive layer
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7674692A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiro Yamada
勝弘 山田
Masakuni Kawaguchi
正訓 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP7674692A priority Critical patent/JPH05281868A/ja
Publication of JPH05281868A publication Critical patent/JPH05281868A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電圧印加時の放電による通電発熱体の破壊を
防止し、熱効率を高め、コストダウンを図り得る定着装
置を提供する。 【構成】 電圧印加により発熱する筒状の通電発熱体2
を有する加熱ローラ1と、加圧ローラ11とを設け、通
電発熱体2の内周面と外周面とのそれぞれに導電層3,
4を形成し、これらの導電層3,4と電源とを接続する
給電手段15,16を設け、導電層3,4の少なくとも
一方を、通電発熱体2の両端より内方に位置する長さで
あって定着領域Aと同等以上の長さに定めることによ
り、内外周の導電層3,4の両端の間には必ず通電発熱
体2を介在させることができ、これにより、内外周の導
電層3,4の両端間の放電を回避し、通電発熱体2の破
壊を未然に防止し、熱効率を高め、導電層3,4のコス
トを低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法によって用
紙に転写されたトナー画像を定着する定着装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真法を利用した複写機やプリンタ
においては、感光体の外周面に形成された静電潜像を現
像し、その現像されたトナー画像を用紙に転写し、さら
に、トナー画像が転写された用紙に熱と圧力とを加える
ことによりトナー画像を定着するものである。その定着
装置の加熱手段として、電圧を印加することにより発熱
する合成樹脂製の加熱ローラを利用するものとして本願
出願人により考えられたものがある。以下、その内容を
図2に示す。1は加熱ローラである。この加熱ローラ1
は、電圧を印加することにより発熱する合成樹脂製の通
電発熱体2と、その内外周にメッキされた導電層3,4
と、内方の導電層4の両端に密着状態で嵌合された金属
製の管軸5と、これらの管軸5に嵌合された補強軸6と
よりなる。そして、相対向するフレーム7,8には軸受
9が設けられ、これらの軸受9には前記管軸5が筒状の
絶縁体10を介して回転自在に保持されている。また、
相対向するフレーム7,8には加圧ローラ11の両端を
回転自在に支承する軸受12がスプリング13により上
方に付勢されて上下移動自在に保持されている。これに
より、加圧ローラ11は前記加熱ローラ1に圧接されて
いる。さらに、一方のフレーム7には端子台14が固定
され、この端子台14には、前記管軸5に接触された給
電手段としての端子15と、前記導電層3の一端外周に
接触された給電手段としての端子16とが、スプリング
17により下方に付勢されて上下動自在に保持されてい
る。
【0003】このような構成においては、導電層4は管
軸5と端子15とを介して電源に接続され、導電層3は
端子16を介して電源に接続される。したがって、端子
15,16に電圧を印加することにより通電発熱体2が
発熱する。そして、図示しない駆動装置で加熱ローラ1
を回転させ、トナー画像が転写された用紙を加熱ローラ
1と加圧ローラ11とで挾持しつつ搬送することによ
り、用紙に転写されたトナー画像が定着される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通電発熱体2はそれ自
体が発熱するために内部にヒータを設ける必要がないと
の利点がある。しかし、内外両方の導電層3,4の両端
が通電発熱体2の両端まで延出されて接近するため、導
電層3,4は両端の間で放電することがあり、この放電
によって通電発熱体2が破壊される。また、導電層3,
4の何れも定着領域Aよりも長いため、通電発熱体2に
おける定着に必要な部分以外の部分をも発熱させること
になり、したがって、熱効率が悪くなる。さらに、導電
層3,4自体のコストも高くなる欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電圧を印加す
ることにより発熱する筒状の通電発熱体を有する回転自
在の加熱ローラと、この加熱ローラの外周面に圧接され
た回転自在の加圧ローラとを設け、前記通電発熱体の内
周面と外周面とのそれぞれに、少なくとも一方が前記通
電発熱体の両端より内方に位置する長さであって定着領
域と同等以上の長さに定められた導電層を形成し、これ
らの導電層と電源とを接続する給電手段を設けたもので
ある。
【0006】
【作用】通電発熱体の内外周に形成された導電層の少な
くとも一方を、通電発熱体の両端の内側に位置する長さ
に定めることにより、内外周の導電層の両端の間には必
ず通電発熱体を介在させることができ、これにより、内
外周の導電層の両端間の放電を回避し、通電発熱体の破
壊を未然に防止することができる。また、導電層を短く
することにより、定着に必要な通電発熱体の部分のみを
発熱させることができ、したがって、熱効率を高め温度
分布を等しくすることができる。さらに、導電層自体の
コストを低減することもできる。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1に基づいて説明す
る。図2において説明した部分と同一部分は同一符号を
用い説明も省略する。通電発熱体2の内面全面には導電
層4が形成され、通電発熱体2の外周面には定着領域A
と略等しい長さにわたり導電層3が形成され、この導電
層3の両端は通電発熱体2の両端よりも内方に位置され
る。
【0008】このような構成において、通電発熱体2の
外周に形成された導電層3の両端が通電発熱体2の両端
の内側に位置するため、内外周の導電層3,4の両端の
間には必ず通電発熱体2が介在する。これにより、内外
周の導電層3,4の両端間の放電を回避し、通電発熱体
2の破壊を未然に防止することができる。また、導電層
3を短くすることにより、定着に必要な通電発熱体2の
部分のみを発熱させることができ、したがって、熱効率
を高め温度分布を等しくすることができる。さらに、導
電層3を形成する範囲が少ないので、導電層3自体のコ
ストを低減することもできる。なお、内外両方の導電層
3,4を短くしてそれぞれの両端を通電発熱体2の両端
の内方に位置させても、両者間の放電を防止することが
できる。この場合には、導電層3,4のコストをさらに
低減することもできる。
【0009】
【発明の効果】本発明は、電圧を印加することにより発
熱する筒状の通電発熱体を有する回転自在の加熱ローラ
と、この加熱ローラの外周面に圧接された回転自在の加
圧ローラとを設け、前記通電発熱体の内周面と外周面と
のそれぞれに、少なくとも一方が前記通電発熱体の両端
より内方に位置する長さであって定着領域と同等以上の
長さに定められた導電層を形成し、これらの導電層と電
源とを接続する給電手段を設けたので、通電発熱体の内
外周に形成された導電層の少なくとも一方を、通電発熱
体の両端の内側に位置する長さに定めることにより、内
外周の導電層の両端の間には必ず通電発熱体を介在させ
ることができ、これにより、内外周の導電層の両端間の
放電を回避し、通電発熱体の破壊を未然に防止すること
ができ、また、導電層を短くすることにより、定着に必
要な通電発熱体の部分のみを発熱させることができ、し
たがって、熱効率を高め温度分布を等しくすることがで
き、さらに、導電層自体のコストを低減することもでき
る等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図2】先行技術を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 加熱ローラ 2 通電発熱体 3,4 導電層 11 加圧ローラ 15,16 給電手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧を印加することにより発熱する筒状
    の通電発熱体を有する加熱ローラと、この加熱ローラの
    外周面に圧接された加圧ローラとを回転自在に設け、前
    記通電発熱体の内周面と外周面とのそれぞれに、少なく
    とも一方が前記通電発熱体の両端より内方に位置する長
    さであって定着領域と同等以上の長さに定められた導電
    層を形成し、これらの導電層と電源とを接続する給電手
    段を設けたことを特徴とする定着装置。
JP7674692A 1992-03-31 1992-03-31 定着装置 Pending JPH05281868A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7674692A JPH05281868A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 定着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7674692A JPH05281868A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 定着装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05281868A true JPH05281868A (ja) 1993-10-29

Family

ID=13614172

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7674692A Pending JPH05281868A (ja) 1992-03-31 1992-03-31 定着装置

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JP (1) JPH05281868A (ja)

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