JPH05303302A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
- Publication number
- JPH05303302A JPH05303302A JP10758892A JP10758892A JPH05303302A JP H05303302 A JPH05303302 A JP H05303302A JP 10758892 A JP10758892 A JP 10758892A JP 10758892 A JP10758892 A JP 10758892A JP H05303302 A JPH05303302 A JP H05303302A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heating roller
- roller
- reinforcing
- heating
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 発熱パイプの剛性不足による加熱ローラの撓
みを防止し得る定着装置を提供する。 【構成】 通電により発熱する合成樹脂製の発熱パイプ
２の内周面と外周面とに導電層３，４が形成された加熱
ローラ１を設け、導電層３，４に電圧を印加し、加圧ロ
ーラ１０によって用紙を加熱ローラ１に圧接する定着装
置において、両端が軸受８に支承された補強軸６の外周
と加熱ローラ１の内周との間に補強ローラ１９を嵌合
し、加熱ローラ１の撓みを補強ローラ１９と補強軸６と
で防止することにより、加熱ローラ１と加圧ローラ１０
とを略全長に渡って均一に密着させて定着不良の発生を
防止する。
みを防止し得る定着装置を提供する。 【構成】 通電により発熱する合成樹脂製の発熱パイプ
２の内周面と外周面とに導電層３，４が形成された加熱
ローラ１を設け、導電層３，４に電圧を印加し、加圧ロ
ーラ１０によって用紙を加熱ローラ１に圧接する定着装
置において、両端が軸受８に支承された補強軸６の外周
と加熱ローラ１の内周との間に補強ローラ１９を嵌合
し、加熱ローラ１の撓みを補強ローラ１９と補強軸６と
で防止することにより、加熱ローラ１と加圧ローラ１０
とを略全長に渡って均一に密着させて定着不良の発生を
防止する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真法によって用
紙に転写されたトナー画像を定着する定着装置に関す
る。
紙に転写されたトナー画像を定着する定着装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】電子写真法を利用した複写機やプリンタ
においては、感光体の外周面に形成された静電潜像を現
像し、その現像されたトナー画像を用紙に転写し、さら
に、トナー画像が転写された用紙を加熱ローラと加圧ロ
ーラとで挾持して搬送することによりトナー画像を定着
するものである。その加熱ローラとして、電圧を印加す
ることにより発熱する合成樹脂製の発熱パイプを利用す
るものがある。以下、その従来例を図２に示す。
においては、感光体の外周面に形成された静電潜像を現
像し、その現像されたトナー画像を用紙に転写し、さら
に、トナー画像が転写された用紙を加熱ローラと加圧ロ
ーラとで挾持して搬送することによりトナー画像を定着
するものである。その加熱ローラとして、電圧を印加す
ることにより発熱する合成樹脂製の発熱パイプを利用す
るものがある。以下、その従来例を図２に示す。
【０００３】加熱ローラ１は、電圧を印加することによ
り発熱する合成樹脂製の発熱パイプ２と、この発熱パイ
プ２の外周面と内周面とに形成された導電層３，４とよ
りなる。これらの導電層３，４は例えばメッキによって
形成されている。この発熱パイプ２の両端には導電層４
の両端に接触する通電軸５が嵌合され、これらの通電軸
５には金属製の補強軸６が貫通され、この補強軸６は通
電軸５とその外周の一部を覆う絶縁カラー７とを介して
軸受８に回転自在に支承されている。これらの軸受８は
相対向するフレーム９に保持されている。そして、相対
向するフレーム９には加圧ローラ１０の軸１１の両端を
回転自在に支承する軸受１２スプリング１３により上方
に付勢されて上下移動自在に保持されている。また、一
方のフレーム９には端子台１４が固定され、この端子台
１４には、前記導電層３に接触された給電手段としての
端子１５と、一方の前記通電軸５に接触された給電手段
としての端子１６とがスプリング１７により下方に付勢
されて上下動自在に保持されている。
り発熱する合成樹脂製の発熱パイプ２と、この発熱パイ
プ２の外周面と内周面とに形成された導電層３，４とよ
りなる。これらの導電層３，４は例えばメッキによって
形成されている。この発熱パイプ２の両端には導電層４
の両端に接触する通電軸５が嵌合され、これらの通電軸
５には金属製の補強軸６が貫通され、この補強軸６は通
電軸５とその外周の一部を覆う絶縁カラー７とを介して
軸受８に回転自在に支承されている。これらの軸受８は
相対向するフレーム９に保持されている。そして、相対
向するフレーム９には加圧ローラ１０の軸１１の両端を
回転自在に支承する軸受１２スプリング１３により上方
に付勢されて上下移動自在に保持されている。また、一
方のフレーム９には端子台１４が固定され、この端子台
１４には、前記導電層３に接触された給電手段としての
端子１５と、一方の前記通電軸５に接触された給電手段
としての端子１６とがスプリング１７により下方に付勢
されて上下動自在に保持されている。
【０００４】このような構成において、端子１５は導電
層３に直接接続されているが、端子１６は通電軸５を介
して導電層４に接続される。したがって、端子１５，１
６に電圧を印加することにより発熱パイプ２が発熱す
る。そして、図示しない駆動装置で補強軸６を加熱ロー
ラ１と共に回転させ、トナー画像が転写された用紙を加
熱ローラ１と加圧ローラ１０とで挾持しつつ搬送するこ
とにより、用紙に転写されたトナー画像が定着される。
層３に直接接続されているが、端子１６は通電軸５を介
して導電層４に接続される。したがって、端子１５，１
６に電圧を印加することにより発熱パイプ２が発熱す
る。そして、図示しない駆動装置で補強軸６を加熱ロー
ラ１と共に回転させ、トナー画像が転写された用紙を加
熱ローラ１と加圧ローラ１０とで挾持しつつ搬送するこ
とにより、用紙に転写されたトナー画像が定着される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】定着効果を高めるため
には、加圧ローラ１０を一定値以上の圧力をもって加熱
ローラ１に圧接する必要がある。一方、発熱パイプ２は
合成樹脂製であるため強度が不足し、図２に示すように
撓み、その撓み量は加熱ローラ１の中央部において最大
となる。図３は用紙の中央部における画像の状態を示す
ものであるが、加熱ローラ１と加圧ローラ１０との中央
部に対応する部分に、加熱ローラ１の略円周の長さに相
当する周期をもって未定着部分１８が発生する。
には、加圧ローラ１０を一定値以上の圧力をもって加熱
ローラ１に圧接する必要がある。一方、発熱パイプ２は
合成樹脂製であるため強度が不足し、図２に示すように
撓み、その撓み量は加熱ローラ１の中央部において最大
となる。図３は用紙の中央部における画像の状態を示す
ものであるが、加熱ローラ１と加圧ローラ１０との中央
部に対応する部分に、加熱ローラ１の略円周の長さに相
当する周期をもって未定着部分１８が発生する。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、通電により発
熱する合成樹脂製の発熱パイプの内周面と外周面とに導
電層が形成された加熱ローラと、この加熱ローラの中心
に挿通されて両端が軸受に回転自在に支承された補強軸
と、この補強軸の外周と前記加熱ローラの内周との間に
嵌合された補強ローラと、前記導電層に接触された給電
手段と、前記加熱ローラの外周面に圧接された回転自在
の加圧ローラとにより構成した。
熱する合成樹脂製の発熱パイプの内周面と外周面とに導
電層が形成された加熱ローラと、この加熱ローラの中心
に挿通されて両端が軸受に回転自在に支承された補強軸
と、この補強軸の外周と前記加熱ローラの内周との間に
嵌合された補強ローラと、前記導電層に接触された給電
手段と、前記加熱ローラの外周面に圧接された回転自在
の加圧ローラとにより構成した。
【０００７】
【作用】加熱ローラの撓みを補強ローラと補強軸とで防
止することができ、これにより、加熱ローラと加圧ロー
ラとを略全長に渡って均一に密着させることができ、し
たがって、定着不良の発生を防止することができる。
止することができ、これにより、加熱ローラと加圧ロー
ラとを略全長に渡って均一に密着させることができ、し
たがって、定着不良の発生を防止することができる。
【０００８】
【実施例】本発明の一実施例を図１に基づいて説明す
る。図２において説明した部分と同一構造の部分は同一
符号を用い説明も省略する。発熱ローラ１は両端が印字
領域Ａを越える長さを有している。そして、補強軸６の
外周と加熱ローラ１の外周との間には、印字領域Ａの長
さと略等しい長さを有する補強ローラ１９が嵌合されて
いる。
る。図２において説明した部分と同一構造の部分は同一
符号を用い説明も省略する。発熱ローラ１は両端が印字
領域Ａを越える長さを有している。そして、補強軸６の
外周と加熱ローラ１の外周との間には、印字領域Ａの長
さと略等しい長さを有する補強ローラ１９が嵌合されて
いる。
【０００９】このような構成において、加圧ローラ１０
はスプリング１３の圧力により加熱ローラ１を押圧する
が、補強軸６の両端が通電軸５と絶縁カラー７とを介し
て軸受８に支承され、この補強軸６の外周と加熱ローラ
１の内周との間に補強ローラ１９が嵌合されているた
め、加熱ローラ１の撓みを補強ローラ１９と補強軸６と
で防止することができ、これにより、加熱ローラ１と加
圧ローラ１０とを略全長に渡って均一に密着させること
ができる。したがって、定着不良の発生を防止すること
ができる。
はスプリング１３の圧力により加熱ローラ１を押圧する
が、補強軸６の両端が通電軸５と絶縁カラー７とを介し
て軸受８に支承され、この補強軸６の外周と加熱ローラ
１の内周との間に補強ローラ１９が嵌合されているた
め、加熱ローラ１の撓みを補強ローラ１９と補強軸６と
で防止することができ、これにより、加熱ローラ１と加
圧ローラ１０とを略全長に渡って均一に密着させること
ができる。したがって、定着不良の発生を防止すること
ができる。
【００１０】
【発明の効果】本発明は、通電により発熱する合成樹脂
製の発熱パイプの内周面と外周面とに導電層が形成され
た加熱ローラと、この加熱ローラの中心に挿通されて両
端が軸受に回転自在に支承された補強軸と、この補強軸
の外周と前記加熱ローラの内周との間に嵌合された補強
ローラと、前記導電層に接触された給電手段と、前記加
熱ローラの外周面に圧接された回転自在の加圧ローラと
により構成したので、加熱ローラの撓みを補強ローラと
補強軸とで防止することができ、これにより、加熱ロー
ラと加圧ローラとを略全長に渡って均一に密着させるこ
とができ、したがって、定着不良の発生を防止すること
ができる等の効果を有する。
製の発熱パイプの内周面と外周面とに導電層が形成され
た加熱ローラと、この加熱ローラの中心に挿通されて両
端が軸受に回転自在に支承された補強軸と、この補強軸
の外周と前記加熱ローラの内周との間に嵌合された補強
ローラと、前記導電層に接触された給電手段と、前記加
熱ローラの外周面に圧接された回転自在の加圧ローラと
により構成したので、加熱ローラの撓みを補強ローラと
補強軸とで防止することができ、これにより、加熱ロー
ラと加圧ローラとを略全長に渡って均一に密着させるこ
とができ、したがって、定着不良の発生を防止すること
ができる等の効果を有する。
【図１】本発明の一実施例を示す縦断側面図である。
【図２】従来例を示す縦断側面図である。
【図３】定着状態を示す説明図である。
１ 加熱ローラ ２ 発熱パイプ ３，４ 導電層 ６ 補強軸 １０ 加圧ローラ １５，１６ 給電手段 １９ 補強ローラ
Claims (1)
- 【請求項１】 通電により発熱する合成樹脂製の発熱パ
イプの内周面と外周面とに導電層が形成された加熱ロー
ラと、この加熱ローラの中心に挿通されて両端が軸受に
回転自在に支承された補強軸と、この補強軸の外周と前
記加熱ローラの内周との間に嵌合された補強ローラと、
前記導電層に接触された給電手段と、前記加熱ローラの
外周面に圧接された回転自在の加圧ローラとよりなるこ
とを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10758892A JPH05303302A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10758892A JPH05303302A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05303302A true JPH05303302A (ja) | 1993-11-16 |
Family
ID=14462967
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10758892A Pending JPH05303302A (ja) | 1992-04-27 | 1992-04-27 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05303302A (ja) |
-
1992
- 1992-04-27 JP JP10758892A patent/JPH05303302A/ja active Pending
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