JPH05281509A - 投写型液晶表示装置 - Google Patents
投写型液晶表示装置Info
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- JPH05281509A JPH05281509A JP4082549A JP8254992A JPH05281509A JP H05281509 A JPH05281509 A JP H05281509A JP 4082549 A JP4082549 A JP 4082549A JP 8254992 A JP8254992 A JP 8254992A JP H05281509 A JPH05281509 A JP H05281509A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液晶表示パネルを使用した投写型表示装置に
関し、その実用化を目的とする。 【構成】 光源１と、光源１の出射光から光の三原色を
それぞれに取り出す３個のダイクロイックミラー２-1,2
-2,2-3と、３個のダイクロイックミラー２-1,2-2,2-3と
１対１で対応し画像信号によって所望画像を生成する３
個の液晶表示パネル３-1,3-2,3-3と、表示パネル３-1,3
-2,3-3からの出射光をそれぞれスクリーンに投射する光
学系４-1,4-2,4-3とを具え、任意の２個の表示パネル３
-1,3-3の保持手段には、該スクリーンに対する上下方
向，左右方向，前後方向および平行面内の回動方向に該
２個の表示パネル３-1,3-3を位置調整させる調整機構６
-1,6-2を設けて構成する。
関し、その実用化を目的とする。 【構成】 光源１と、光源１の出射光から光の三原色を
それぞれに取り出す３個のダイクロイックミラー２-1,2
-2,2-3と、３個のダイクロイックミラー２-1,2-2,2-3と
１対１で対応し画像信号によって所望画像を生成する３
個の液晶表示パネル３-1,3-2,3-3と、表示パネル３-1,3
-2,3-3からの出射光をそれぞれスクリーンに投射する光
学系４-1,4-2,4-3とを具え、任意の２個の表示パネル３
-1,3-3の保持手段には、該スクリーンに対する上下方
向，左右方向，前後方向および平行面内の回動方向に該
２個の表示パネル３-1,3-3を位置調整させる調整機構６
-1,6-2を設けて構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示パネルを使用し
た投写型表示装置、特に、液晶表示パネル（ライトバル
ブ）の微調整機構に関する。
た投写型表示装置、特に、液晶表示パネル（ライトバル
ブ）の微調整機構に関する。
【０００２】近年、装置の小形化，低消費電力化が進む
に従って、表示装置に液晶表示パネルが注目されてい
る。しかし、例えば１ｍ程度以上に表示画面を大型化し
ようとすると、直視型では液晶表示パネルに製造技術上
の課題が多いため、現在は投写型となり、画質を考慮し
たとき光の三原色（赤，青，緑）に対応する３個の液晶
表示パネルを必要とし、各々の液晶表示パネルを光学系
で一つに合成しなければならない。そのため、投写型液
晶表示装置では、液晶表示パネルの微調整機構が必要に
なる。
に従って、表示装置に液晶表示パネルが注目されてい
る。しかし、例えば１ｍ程度以上に表示画面を大型化し
ようとすると、直視型では液晶表示パネルに製造技術上
の課題が多いため、現在は投写型となり、画質を考慮し
たとき光の三原色（赤，青，緑）に対応する３個の液晶
表示パネルを必要とし、各々の液晶表示パネルを光学系
で一つに合成しなければならない。そのため、投写型液
晶表示装置では、液晶表示パネルの微調整機構が必要に
なる。
【０００３】
【従来の技術】投写型液晶表示装置は、光の三原色に分
離した液晶パネルのカラー画像を光学系を利用しスクリ
ーン上で合成する方式であり、そのため液晶パネルの微
調整には、Ｘ−Ｙ−Ｚの３軸方向および、スクリーンと
平行面内での回動操作が必要になる。
離した液晶パネルのカラー画像を光学系を利用しスクリ
ーン上で合成する方式であり、そのため液晶パネルの微
調整には、Ｘ−Ｙ−Ｚの３軸方向および、スクリーンと
平行面内での回動操作が必要になる。
【０００４】しかしながら、現在は装置自体が開発段階
であるため、液晶パネルの微調整機構が確立されておら
ず、ガイドピンとそのガイドピンが嵌合する長孔との組
み合わせによるスライド機構に移動用のねじを組み合わ
せた構成や、ボールベアリングを使用した市販のＸ−Ｙ
テーブルが利用されている。
であるため、液晶パネルの微調整機構が確立されておら
ず、ガイドピンとそのガイドピンが嵌合する長孔との組
み合わせによるスライド機構に移動用のねじを組み合わ
せた構成や、ボールベアリングを使用した市販のＸ−Ｙ
テーブルが利用されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】長孔に沿ってガイドピ
ンが移動することを利用した従来の微調整機構は、長孔
とガイドピンとの間に隙間が必要となり、そのため、液
晶パネルが蛇行したり正確な姿態調整が困難になるとい
う問題点があった。
ンが移動することを利用した従来の微調整機構は、長孔
とガイドピンとの間に隙間が必要となり、そのため、液
晶パネルが蛇行したり正確な姿態調整が困難になるとい
う問題点があった。
【０００６】また、Ｘ−Ｙテーブルを利用したときに
は、Ｚ方向に移動させるため１個の液晶パネルに対し、
水平姿態の第１のＸ−Ｙテーブルとその上に立てるよう
に固定する第２のＸ−Ｙテーブルと、２個のＸ−Ｙテー
ブルが必要となる。従って、精度は確保されるも構成が
大型化して高価になり、非実用的であるという問題点が
あった。
は、Ｚ方向に移動させるため１個の液晶パネルに対し、
水平姿態の第１のＸ−Ｙテーブルとその上に立てるよう
に固定する第２のＸ−Ｙテーブルと、２個のＸ−Ｙテー
ブルが必要となる。従って、精度は確保されるも構成が
大型化して高価になり、非実用的であるという問題点が
あった。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決し、液
晶表示パネルを使用した投写型表示装置の実用化を目的
とする本発明は、その実施例の概略図である図１によれ
ば、光源１と、光源１の出射光から光の三原色をそれぞ
れに取り出す３個のダイクロイックミラー２-1,2-2,2-3
と、３個のダイクロイックミラー２-1,2-2,2-3と１対１
で対応し画像信号によって所望画像を生成する３個の液
晶表示パネル３-1,3-2,3-3と、表示パネル３-1,3-2,3-3
からの出射光をそれぞれスクリーンに投写する光学系４
-1,4-2,4 -3とを具え、３個の中から選んだ任意の２個の
表示パネル３-1,3-3の保持手段には、スクリーンに対す
る上下方向，左右方向，前後方向および平行面内の回動
方向に表示パネル３-1,3-3を位置調整させる調整機構６
-1,6-2を設ける。
晶表示パネルを使用した投写型表示装置の実用化を目的
とする本発明は、その実施例の概略図である図１によれ
ば、光源１と、光源１の出射光から光の三原色をそれぞ
れに取り出す３個のダイクロイックミラー２-1,2-2,2-3
と、３個のダイクロイックミラー２-1,2-2,2-3と１対１
で対応し画像信号によって所望画像を生成する３個の液
晶表示パネル３-1,3-2,3-3と、表示パネル３-1,3-2,3-3
からの出射光をそれぞれスクリーンに投写する光学系４
-1,4-2,4 -3とを具え、３個の中から選んだ任意の２個の
表示パネル３-1,3-3の保持手段には、スクリーンに対す
る上下方向，左右方向，前後方向および平行面内の回動
方向に表示パネル３-1,3-3を位置調整させる調整機構６
-1,6-2を設ける。
【０００８】さらに、調整機構６-1,6-2が、断面山形の
ガイドに沿って左右方向，前後方向に動作し、ガイドピ
ンに沿って上下方向に動作する構成とし、かつ、固定部
材に対し摺動（スライド）部材が移動する前記動作にお
いて、固定部材にフリクションユニットを設け、そのフ
リクションユニットが摺動部材を固定部材に押圧するよ
うに構成する。
ガイドに沿って左右方向，前後方向に動作し、ガイドピ
ンに沿って上下方向に動作する構成とし、かつ、固定部
材に対し摺動（スライド）部材が移動する前記動作にお
いて、固定部材にフリクションユニットを設け、そのフ
リクションユニットが摺動部材を固定部材に押圧するよ
うに構成する。
【０００９】
【作用】上記手段によれば、一対の調整機構６-1,6-2の
調整操作によって、表示パネル３-1,3-3の投写像は、ス
クリーン上で表示パネル３-2からの投写像に合成可能と
なり、調整操作に伴う摺動部材の移動は、摺動部材が軽
量であっても、フリクションユニットによって固定部材
に摺動部材を押圧するため、動作が安定化されるように
なる。
調整操作によって、表示パネル３-1,3-3の投写像は、ス
クリーン上で表示パネル３-2からの投写像に合成可能と
なり、調整操作に伴う摺動部材の移動は、摺動部材が軽
量であっても、フリクションユニットによって固定部材
に摺動部材を押圧するため、動作が安定化されるように
なる。
【００１０】
【実施例】図１は本発明の実施例による投写型液晶表示
装置の全体構成の概略図であり、１は例えばメタルハラ
イドランプを使用した光源、２-1,2-2,2-3はダイクロイ
ックミラー、３-1,3-2,3-3は液晶表示パネル、４-1,
4-2,4-3は投写用光学系、５はパネル３-1,3-2,3-3の偏
光板等を空冷する送風機、６-1はダイクロイックミラー
２-1に対応するパネル３-1の微調整機構、６-2はダイク
ロイックミラー２-3に対応するパネル３-3の微調整機
構、７はパネル３-2を収容した支持機構、８-1,8-2はパ
ネル３-1または３-3を左右方向に摺動操作する調整ね
じ、９-1,9-2はパネル３-1または３-3を前後方向に摺動
操作する調整ねじ、10は調整ねじ８-1,8-2,9-1,9-2の後
端部をＥリング等により回動自在に支持する金具、11は
装置の基台である。
装置の全体構成の概略図であり、１は例えばメタルハラ
イドランプを使用した光源、２-1,2-2,2-3はダイクロイ
ックミラー、３-1,3-2,3-3は液晶表示パネル、４-1,
4-2,4-3は投写用光学系、５はパネル３-1,3-2,3-3の偏
光板等を空冷する送風機、６-1はダイクロイックミラー
２-1に対応するパネル３-1の微調整機構、６-2はダイク
ロイックミラー２-3に対応するパネル３-3の微調整機
構、７はパネル３-2を収容した支持機構、８-1,8-2はパ
ネル３-1または３-3を左右方向に摺動操作する調整ね
じ、９-1,9-2はパネル３-1または３-3を前後方向に摺動
操作する調整ねじ、10は調整ねじ８-1,8-2,9-1,9-2の後
端部をＥリング等により回動自在に支持する金具、11は
装置の基台である。
【００１１】パネル３-1または３-3の微調整機構６-1,6
-2は、図示しないスクリーンに対しパネル３-1,3-3を、
左右方向，前後方向に微調整 (微細移動) させると共
に、上下方向（図紙の厚さ方向) に微調整 (微細移動)
せしめ、かつ、スクリーンに対する平行面内で回動させ
るようになり、支持機構７はスクリーンに対しパネル３
-2を平行に支持する。
-2は、図示しないスクリーンに対しパネル３-1,3-3を、
左右方向，前後方向に微調整 (微細移動) させると共
に、上下方向（図紙の厚さ方向) に微調整 (微細移動)
せしめ、かつ、スクリーンに対する平行面内で回動させ
るようになり、支持機構７はスクリーンに対しパネル３
-2を平行に支持する。
【００１２】ダイクロイックミラー２-1は、光源１の出
射光から三原色の一つ例えば赤色光を分離し、分離され
た赤色光をパネル３-1に照射する。ダイクロイックミラ
ー２-2は、光源１の出射光から三原色の他の一つ例えば
緑色光を分離し、分離された緑色光をパネル３-2に照射
する。
射光から三原色の一つ例えば赤色光を分離し、分離され
た赤色光をパネル３-1に照射する。ダイクロイックミラ
ー２-2は、光源１の出射光から三原色の他の一つ例えば
緑色光を分離し、分離された緑色光をパネル３-2に照射
する。
【００１３】ダイクロイックミラー２-3は光源１の出射
光から三原色の残りの一つ例えは青色光を分離し、分離
された青色光をパネル３-3に照射する。パネル３-1,
3-2,3-3には画像信号によって三原色の色別投写像が形
成され、微調整機構６-1,6-2の操作によりパネル３-1,3
-3から出射する投写光12-1, 12-3は、パネル３-2からの
投写光12-2と、図示しないスクリーンで合成されるよう
になる。
光から三原色の残りの一つ例えは青色光を分離し、分離
された青色光をパネル３-3に照射する。パネル３-1,
3-2,3-3には画像信号によって三原色の色別投写像が形
成され、微調整機構６-1,6-2の操作によりパネル３-1,3
-3から出射する投写光12-1, 12-3は、パネル３-2からの
投写光12-2と、図示しないスクリーンで合成されるよう
になる。
【００１４】図２は本発明の実施例による液晶表示パネ
ル微調整機構の側面図、図３は図２に示す微調整機構の
一部を分解した主要部材の斜視図、図４は図２に示す微
調整機構の回動調整部材の分解斜視図、図５は図２に示
す微調整機構の回動調整部材の分解側面図、図６は図２
に示すレンズの焦点調整機構の分解斜視図、図７はフリ
クションユニットの詳細図、図８は本発明の他の実施例
による微調整機構の２軸調整機構の構成図である。
ル微調整機構の側面図、図３は図２に示す微調整機構の
一部を分解した主要部材の斜視図、図４は図２に示す微
調整機構の回動調整部材の分解斜視図、図５は図２に示
す微調整機構の回動調整部材の分解側面図、図６は図２
に示すレンズの焦点調整機構の分解斜視図、図７はフリ
クションユニットの詳細図、図８は本発明の他の実施例
による微調整機構の２軸調整機構の構成図である。
【００１５】図２および図３において、微調整機構６-1
(または６-2) は基台11にベース13を固定し、ベース13
に形成した一対の山形ガイド14に案内されてスライダ15
は、調整ねじ９-1 (または９-2) の回動操作により前後
方向に摺動し、スライダ15に形成した一対の山形ガイド
16に案内されてＬ形スライダ17は、調整ねじ８-1 (また
は８-2) の回動操作により左右方向に摺動し、スライダ
17の直立前面に沿ってスライダ18は、スライダ17の上端
面に植設した一対のピン19に案内され、調整ねじ20の回
動操作によって上下方向に摺動する。
(または６-2) は基台11にベース13を固定し、ベース13
に形成した一対の山形ガイド14に案内されてスライダ15
は、調整ねじ９-1 (または９-2) の回動操作により前後
方向に摺動し、スライダ15に形成した一対の山形ガイド
16に案内されてＬ形スライダ17は、調整ねじ８-1 (また
は８-2) の回動操作により左右方向に摺動し、スライダ
17の直立前面に沿ってスライダ18は、スライダ17の上端
面に植設した一対のピン19に案内され、調整ねじ20の回
動操作によって上下方向に摺動する。
【００１６】調整ねじ９-1と８-1および20の先端には細
目ねじが形成されており、それらの細目ねじをねじ込む
スライダ15のねじ穴15a,スライダ17のねじ穴17a,スライ
ダ18のねじ穴18a も細目であり、そのことによって前記
前後動, 左右動, 上下動の微細操作が容易になる。
目ねじが形成されており、それらの細目ねじをねじ込む
スライダ15のねじ穴15a,スライダ17のねじ穴17a,スライ
ダ18のねじ穴18a も細目であり、そのことによって前記
前後動, 左右動, 上下動の微細操作が容易になる。
【００１７】ベース13に植設したフリクションユニット
21-1は、スライダ15の長孔15b より突出し，圧縮コイル
ばね22（図７参照）のばね圧力を利用して、スライダ15
をベース13（ガイド14) に向け、適当な押圧力で押圧す
る。
21-1は、スライダ15の長孔15b より突出し，圧縮コイル
ばね22（図７参照）のばね圧力を利用して、スライダ15
をベース13（ガイド14) に向け、適当な押圧力で押圧す
る。
【００１８】スライダ15に植設したフリクションユニッ
ト21-2は、スライダ17の長孔 (図示せず) より突出し，
圧縮コイルばね22のばね圧力を利用して、スライダ17を
スライダ15 (山形ガイド16) に向け、適当な押圧力で押
圧する。
ト21-2は、スライダ17の長孔 (図示せず) より突出し，
圧縮コイルばね22のばね圧力を利用して、スライダ17を
スライダ15 (山形ガイド16) に向け、適当な押圧力で押
圧する。
【００１９】スライダ18に植設したフリクションユニッ
ト21-3は、スライダ17の長孔17b より突出し，圧縮コイ
ルばね22のばね圧力を利用して、スライダ18をスライダ
17に向け、適当な押圧力で当接させる。
ト21-3は、スライダ17の長孔17b より突出し，圧縮コイ
ルばね22のばね圧力を利用して、スライダ18をスライダ
17に向け、適当な押圧力で当接させる。
【００２０】図３において、ねじ穴17c はピン19の植設
用、ねじ穴18a は調整ねじ20のねじ込み用、貫通穴18b
はピン19の貫通用、ねじ穴18c はリング28 (図４参照）
の固着用、ねじ穴18d は円弧板30,31(図４参照）の固着
用である。
用、ねじ穴18a は調整ねじ20のねじ込み用、貫通穴18b
はピン19の貫通用、ねじ穴18c はリング28 (図４参照）
の固着用、ねじ穴18d は円弧板30,31(図４参照）の固着
用である。
【００２１】図７に示す如くフリクションユニット21-1
(または21-2または21-3) は、軸状本体23, 圧縮コイル
ばね22, キャップ形状の受金24, 座金25, 小ねじ26から
なり、本体23の先端にはベース13（またはスライダ15ま
たはスライダ18) のねじ孔にねじ込まれるねじ部27を設
け、コイルばね22は受金24を介してスライダ15をベース
13に押圧し、スライダ15の摺動時における遊びをなくす
ようになる。
(または21-2または21-3) は、軸状本体23, 圧縮コイル
ばね22, キャップ形状の受金24, 座金25, 小ねじ26から
なり、本体23の先端にはベース13（またはスライダ15ま
たはスライダ18) のねじ孔にねじ込まれるねじ部27を設
け、コイルばね22は受金24を介してスライダ15をベース
13に押圧し、スライダ15の摺動時における遊びをなくす
ようになる。
【００２２】図３と図４および図５において、スライダ
18に固着されるリング28は、外周面が断面山形であり、
中心部に大きい透孔があけられた枠体29は、液晶表示パ
ネル３-1 (または３-2または３-3) を収容し、かつ、リ
ング28を上下方向に挟む一対の円弧板30と31とを固着す
る。
18に固着されるリング28は、外周面が断面山形であり、
中心部に大きい透孔があけられた枠体29は、液晶表示パ
ネル３-1 (または３-2または３-3) を収容し、かつ、リ
ング28を上下方向に挟む一対の円弧板30と31とを固着す
る。
【００２３】枠体29に設けた貫通穴29a,円弧板30と31に
設けたねじ穴30a と31a は、枠体29に円弧板30,31 を固
着するねじ用に設けたものであり、円弧板30の上辺には
ウォームギヤ32が噛み合うための歯30b が形成されてい
る。
設けたねじ穴30a と31a は、枠体29に円弧板30,31 を固
着するねじ用に設けたものであり、円弧板30の上辺には
ウォームギヤ32が噛み合うための歯30b が形成されてい
る。
【００２４】従って、ウォームギヤ32を回動させるとリ
ング28の外周面に案内されてパネル３-1 (３-2, ３-3)
は、スクリーンと平行面内で回動し、円弧板30を斜めに
貫通するねじ37のねじ込みにより所定位置で固定され
る。
ング28の外周面に案内されてパネル３-1 (３-2, ３-3)
は、スクリーンと平行面内で回動し、円弧板30を斜めに
貫通するねじ37のねじ込みにより所定位置で固定され
る。
【００２５】図６において、33は投写用光学系４-1 (ま
たは４-2または４-3) を支持するためベース13に固定さ
れる支持金具であり、光学系４-1は投写レンズ34とレン
ズ34の焦点調整用大歯車35と歯車35を回動させる小歯車
36にてなり、歯車36の回動によってレンズ34はスクリー
ンに向けて前進または後退し、スクリーンにパネル３ -1
(３-2, ３-3) の投写像の焦点が結ぶようになる。
たは４-2または４-3) を支持するためベース13に固定さ
れる支持金具であり、光学系４-1は投写レンズ34とレン
ズ34の焦点調整用大歯車35と歯車35を回動させる小歯車
36にてなり、歯車36の回動によってレンズ34はスクリー
ンに向けて前進または後退し、スクリーンにパネル３ -1
(３-2, ３-3) の投写像の焦点が結ぶようになる。
【００２６】図８において、41は前出の調整ねじ８
-1（または８-2）に相当する調整ねじ、42は前出の調整
ねじ８-1（または８-2）に相当する調整ねじであり、一
端がねじ孔15a または17a にねじ込まれる調整ねじ41お
よび42の外端部には、傘歯車43または44を設け、傘歯車
43,44 に噛み合う傘歯車45および46は、回動自在かつ垂
直に支持された軸47または48の固着されている。
-1（または８-2）に相当する調整ねじ、42は前出の調整
ねじ８-1（または８-2）に相当する調整ねじであり、一
端がねじ孔15a または17a にねじ込まれる調整ねじ41お
よび42の外端部には、傘歯車43または44を設け、傘歯車
43,44 に噛み合う傘歯車45および46は、回動自在かつ垂
直に支持された軸47または48の固着されている。
【００２７】軸47,48 の先端には、例えば四角形断面の
突起47a または48a が突出し、軸47および48は共通の操
作 (回動) 用工具49、即ち突起47a または48a に嵌合す
る凹所49a が下端部に形成された工具49により回動し、
軸47,48 の回動によって調整ねじ41,42 が回動し、その
回動によっでスライダ15および17は、前後方向または左
右方向に摺動するようになる。
突起47a または48a が突出し、軸47および48は共通の操
作 (回動) 用工具49、即ち突起47a または48a に嵌合す
る凹所49a が下端部に形成された工具49により回動し、
軸47,48 の回動によって調整ねじ41,42 が回動し、その
回動によっでスライダ15および17は、前後方向または左
右方向に摺動するようになる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように本発明装置によれ
ば、一対の調整機構を操作し、光の三原色の投写像をス
クリーン上に合成可能とし、かつ、山形ガイドに沿って
スライダが摺動する該調整機構は、スライダが軽量であ
ってもフリクションユニットを組み込んだことによっ
て、動作の安定化と高精度の微調整を可能とし、実用的
な投写型液晶表示装置を提供できるようにした。
ば、一対の調整機構を操作し、光の三原色の投写像をス
クリーン上に合成可能とし、かつ、山形ガイドに沿って
スライダが摺動する該調整機構は、スライダが軽量であ
ってもフリクションユニットを組み込んだことによっ
て、動作の安定化と高精度の微調整を可能とし、実用的
な投写型液晶表示装置を提供できるようにした。
【図１】 本発明の実施例による投写型液晶表示装置の
全体構成の概略図である。
全体構成の概略図である。
【図２】 本発明の実施例による液晶表示パネル微調整
機構の側面図である。
機構の側面図である。
【図３】 図２に示す微調整機構の一部を分解した主要
部材の斜視図である。
部材の斜視図である。
【図４】 図２に示す微調整機構の回動調整部材の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図５】 図２に示す微調整機構の回動調整部材の分解
側面図である。
側面図である。
【図６】 図２に示すレンズの焦点調整機構の分解斜視
図である。
図である。
【図７】 フリクションユニットの詳細図である。
【図８】 本発明の他の実施例による微調整機構の２軸
調整機構の構成図である。
調整機構の構成図である。
１は光源 ２-1,2-2,2-3はダイクロイックミラー ３-1,3-2,3-3は液晶表示パネル ４-1,4-2,4-3は投写用光学系 ６-1,6-2は微調整機構 ８-1,8-2,9-1,9-2,20 はスライダ操作用ねじ 14,16 は山形ガイド 15,17,18はスライダ 19はガイドピン 21-1, 21-2, 21-3はフリクションユニット 28は液晶表示パネル回動用のリング 29は液晶表示パネル挿着用枠体 30,31 は液晶表示パネル回動用の円弧板 32は液晶表示パネル回動用のウォームギア
Claims (2)
- 【請求項１】 光源(1) と、該光源(1) の出射光から光
の三原色をそれぞれに取り出す３個のダイクロイックミ
ラー(2-1,2-2,2-3) と、該３個のダイクロイックミラー
(2-1,2-2,2-3) と１対１で対応し画像信号によって所望
画像を生成する３個の液晶表示パネル(3-1,3-2,3-3)
と、該表示パネル(3-1,3-2,3-3) からの出射光をそれぞ
れスクリーンに投射する光学系(4-1,4-2,4-3) とを具
え、任意の２個の該表示パネル(3-1,3-3) の保持手段に
は、該スクリーンに対する上下方向，左右方向，前後方
向および平行面内の回動方向に該２個の表示パネル
(3-1,3-3) を位置調整させる調整機構(6-1,6-2) を設け
たことを特徴とする投写型液晶表示装置。 - 【請求項２】 前記調整機構(6-1,6-2) が、前記２個の
表示パネル(3-1,3-3) を前記前後方向に案内する断面山
形の第１のガイド(14)と、該表示パネル(3-1,3-3) を前
記左右方向に案内する断面山形の第２のガイド(16)と、
該第１のガイド(14)に沿って摺動する第１のスライダ(1
5)に摩擦抵抗を付加する第１のフリクションユニット
(21-1) と、該第２のガイド(16)に沿って摺動する第２
のスライダ(17)に摩擦抵抗を付加する第２のフリクショ
ンユニット (21-2) と、直立するガイドピン(19)に沿っ
て上下方向に摺動する第３のスライダ(18)と、該第３の
スライダ(18)の摺動に摩擦抵抗を付加する第３のフリク
ションユニット (21-3) と、該第３のスライダ(18)に固
着し外周面が断面山形であるリング(28)と、該液晶表示
パネル(3-1,3-3) を固着した枠体(29)と、該枠体(29)に
固着し，該リング(28)の外周面が嵌合し，ウォームギア
(32)が噛み合う歯が形成された円弧板(30)と、該第１の
ガイド(14)に沿って該第１のスライダ(15)を往復運動さ
せる第１のねじ(9-1,9-2) と、該第２のガイド(16)に沿
って第２のスライダ(17)を往復運動させる第２のねじ(8
-1,8-2) と、該ガイドピン(19)に沿って該第３のスライ
ダ(18)を往復運動させる第３のねじ(20)とを具えてなる
こと、を特徴とする請求項１記載の投写型液晶表示装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4082549A JPH05281509A (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 投写型液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4082549A JPH05281509A (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 投写型液晶表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05281509A true JPH05281509A (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=13777588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4082549A Withdrawn JPH05281509A (ja) | 1992-04-06 | 1992-04-06 | 投写型液晶表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05281509A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0880287A1 (en) * | 1997-05-23 | 1998-11-25 | Barco N.V. | LCD-projector |
| KR100481519B1 (ko) * | 2002-05-21 | 2005-04-07 | 삼성전자주식회사 | 다이크로익 미러휠을 이용한 영상 투사 장치 |
| JP2010097019A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Cosina Co Ltd | 光学機器のレンズシフト装置 |
| WO2021152827A1 (ja) * | 2020-01-31 | 2021-08-05 | シャープＮｅｃディスプレイソリューションズ株式会社 | 画像表示装置 |
| WO2023148974A1 (ja) * | 2022-02-07 | 2023-08-10 | シャープＮｅｃディスプレイソリューションズ株式会社 | 画像表示装置及び画像表示装置の調整方法 |
-
1992
- 1992-04-06 JP JP4082549A patent/JPH05281509A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0880287A1 (en) * | 1997-05-23 | 1998-11-25 | Barco N.V. | LCD-projector |
| WO1998053604A1 (en) * | 1997-05-23 | 1998-11-26 | Barco N.V. | Lcd-projector |
| KR100481519B1 (ko) * | 2002-05-21 | 2005-04-07 | 삼성전자주식회사 | 다이크로익 미러휠을 이용한 영상 투사 장치 |
| JP2010097019A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Cosina Co Ltd | 光学機器のレンズシフト装置 |
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| WO2023148974A1 (ja) * | 2022-02-07 | 2023-08-10 | シャープＮｅｃディスプレイソリューションズ株式会社 | 画像表示装置及び画像表示装置の調整方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |