JPH052814U - 放電加工装置 - Google Patents

放電加工装置

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Publication number
JPH052814U
JPH052814U JP2983791U JP2983791U JPH052814U JP H052814 U JPH052814 U JP H052814U JP 2983791 U JP2983791 U JP 2983791U JP 2983791 U JP2983791 U JP 2983791U JP H052814 U JPH052814 U JP H052814U
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JP
Japan
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jump
powder
electric discharge
machining
sludge
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Pending
Application number
JP2983791U
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English (en)
Inventor
秀俊 川津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉末混入放電加工において極間のスラッジを
排出するとともに極間に十分な粉末を供給するようなジ
ャンプ動作を得ることを目的とする。 【構成】 定期的にまたは間欠的に現在の加工深さより
演算される量だけジャンプすることを特徴とする放電加
工装置ある。 【効果】 ジャンプ量を現在の加工深さより演算し、望
ましくは現在の加工深さ以上のジャンプ量としたので、
スラッジを排出するとともに粉末を供給する効果があ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、粉末混入放電加工装置におけるジャンプ動作、特にジャンプ量の 決定方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図2は従来の放電加工装置におけるジャンプ動作を示す概要図であり、図にお いて、1は電極、2はワーク、3はスラッジ、4は加工液噴射ノズルである。A は加工中、Bはジャンプ上昇中、Cはジャンプ下降中である。また図3はジャン プ動作のフローチャートである。
【0003】 次にジャンプ動作について説明する。図2Aにおいて、電極1とワーク2の間 で放電加工するとスラッジ3が発生する。スラッジ3は放電を集中させ、加工を 不安定にするため極間から除去する必要がある。そこで加工液噴射ノズル4から 加工液を噴射してスラッジ3の除去に努めるが、極間は数10μm〜数100μ mと非常に狭いために、十分な効果が得られにくかった。
【0004】 そこで図2Bのように設定時間加工した後、または加工が不安定になった時、 または設定加工深さに達した時に、電極1を加工深さと反対方向に設定ジャンプ 量だけ上昇させる。すると回りから加工液が極間に流れ込み極間のスラッジ濃度 が小さくなる。この時設定ジャンプ量は作業者が予め入力するか、または加工状 態によって決定された。次に図2Cのように電極1が下降すると、スラッジ3は 加工液とともに排出され、極間のスラッジ濃度が減少して加工が安定する。
【0005】 このようにジャンプ動作は極間のスラッジ3の排出に効果があるが、ジャンプ 中は加工していないのでできるだけジャンプ中の時間を短く、すなわちジャンプ 量を小さくする必要があった。一方粉末混入加工液の場合、積極的に極間に粉末 を混入したいのであるが、加工液噴射ノズル4だけでは上記のように十分でなく 、またジャンプ動作は極間の加工液を排出するように動作するので極間に粉末を 積極的に混入できない。例えば図4のようなボスのある形状ではボスの高さd以 上にジャンプしないとボスの上面のスラッジはなかなか排出されず、粉末は供給 されない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の放電加工装置は以上のように動作するので、粉末混入放電加工において スラッジとともに極間の粉末が排出され極間に十分な粉末が混入できないなどの 問題点があった。
【0007】 この考案は上記のような問題点を解決するためになされたもので、粉末混入放 電加工において極間のスラッジを排出するとともに極間に十分な粉末を供給する ようなジャンプ動作を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案に係わる粉末混入放電加工装置は、定期的にまたは間欠的に現在の加 工深さより演算される量だけジャンプすることを特徴とする放電加工装置である 。
【0009】
【作用】
この考案において現在の加工深さより演算される量だけジャンプすると加工が 深くなるにつれてジャンプ量を大きくすることが可能となり、特に現在の加工深 さ以上に大きくジャンプするように動作すれば極間に十分な粉末混入加工液が供 給できる。
【0010】
【実施例】
実施例1. 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図1において、5は粉末混 入加工液の金属または半導体の微粉末である。次に動作について説明する。粉末 混入放電加工では図1Aのように極間にはスラッジ3と粉末5が存在する。加工 液噴射ノズル4から粉末混入加工液が噴射されるが電極1とワーク2の間隙は非 常に狭く、スラッジ3を排出したり粉末を積極的に供給したりするのには十分で はない。
【0011】 そこで図1Bのようにジャンプ動作が行われるが、現在の加工深さより演算さ れるジャンプ量、望ましくは現在の加工深さ以上のジャンプ量だけ電極1を上昇 させる。このように大きくジャンプさせれば噴射ノズル4の流れでスラッジは排 出され、また極間に十分に粉末を供給することができる。特に図4のような形状 に対してはこのような大きなジャンプ量は有効である。
【0012】 そして図1Cのように電極1が下降しスラッジ3や粉末5が排出されるが、極 間には十分な量の粉末が存在し、安定した粉末混入放電加工が行われる。
【0013】 この時ジャンプ動作と連動して噴射ノズル4の液圧を制御すれば、より効果が 大きい。
【0014】 またこのようにジャンプ量を大きくするとそれだけ加工速度が減少するので通 常は小さなジャンプで、設定時間毎、あるいは設定加工深さ毎、あるいは設定ジ ャンプ回数毎に、間欠的に大きなジャンプとするのが望ましい。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、ジャンプ量を現在の加工深さより演算し、 望ましくは現在の加工深さ以上のジャンプ量としたので、スラッジを排出すると ともに粉末を供給する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による放電加工装置のジャ
ンプ動作を示す概要図である。
【図2】従来の放電加工装置のジャンプ動作を示す概要
図である。
【図3】放電加工装置のジャンプ動作を示すフローチャ
ートである。
【図4】ボスのある形状におけるジャンプ動作を示す概
要図である。
【符号の説明】
1 電極 2 ワーク 3 スラッジ 4 加工液噴射ノズル 5 粉末

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 金属または半導体の微粉末を混入した加
    工液で放電加工する装置において、定期的にまたは間欠
    的に現在の加工深さより演算される量だけジャンプする
    ことを特徴とする放電加工装置。
JP2983791U 1991-04-30 1991-04-30 放電加工装置 Pending JPH052814U (ja)

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JP2983791U JPH052814U (ja) 1991-04-30 1991-04-30 放電加工装置

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JPH052814U true JPH052814U (ja) 1993-01-19

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0189942U (ja) * 1987-12-07 1989-06-13
JPH01157140U (ja) * 1988-04-20 1989-10-30
JPH07128432A (ja) * 1993-11-05 1995-05-19 Nec Corp アクティブソノブイ信号表示装置

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JPS6411714A (en) * 1987-07-03 1989-01-17 Mitsubishi Electric Corp Electric discharge machining device
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