JPH05281450A - 沈胴式カメラの鏡胴 - Google Patents

沈胴式カメラの鏡胴

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JPH05281450A
JPH05281450A JP7980292A JP7980292A JPH05281450A JP H05281450 A JPH05281450 A JP H05281450A JP 7980292 A JP7980292 A JP 7980292A JP 7980292 A JP7980292 A JP 7980292A JP H05281450 A JPH05281450 A JP H05281450A
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JP
Japan
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state
group
barrel
cam
lens
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Pending
Application number
JP7980292A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Uno
哲哉 宇野
Shinya Miki
伸哉 三木
Masatoshi Kamiya
雅俊 紙谷
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 嵌合長さを大きく取ることができかつ撮影状
態では傾き精度が良い沈胴式カメラの鏡胴を提供する。 【構成】 沈胴式カメラの鏡胴において、固定枠体14
と第1枠体1とにより構成される第1撮影状態と第2撮
影状態との間での移動時の案内機構と、第1枠体2と第
2枠体1とにより構成される第1撮影状態と非撮影状態
との間での移動機構とを互いに異ならせて、非撮影状態
から第1撮影状態への移動のときに第1撮影状態に至っ
たときのみ光学系の傾きを規制することにより撮影状態
において精度よく傾きを規制することができる。従っ
て、沈胴式カメラにおいても撮影時の嵌合長さを沈胴ス
トロークを考慮せずに取ることができるので、撮影状態
での嵌合長さを長くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも第1撮影状
態、第2撮影状態、及び非撮影状態とを達成する沈胴式
カメラの鏡胴に関する。
【0002】
【従来の技術】ボディの厚みが薄いカメラにおいては、
撮影状態のレンズがカメラ前面より飛び出さないように
設定することは困難であり、このため、カメラ全体を薄
くするためには沈胴機構を設ける必要がある。従来で
は、沈胴ストロークを撮影時のストロークの延長に設け
るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構造のものでは、必要な全繰り出し量が増えること
になるが、カメラ全体の厚みに制限があるので嵌合長さ
が長く取れず、従ってレンズの傾きの精度が悪くなると
いった問題がある。そこで、本発明者は、レンズの傾き
精度が必要なのは撮影状態のみであり、沈胴状態の場合
にはガタが大きくてもよいことから、作動ストロークを
撮影領域と沈胴領域とに分割し、撮影領域のストローク
が得られるだけの嵌合長さを決めることにより、嵌合長
さを長く取れるようにするとともに、沈胴領域でのスト
ローク分はガタが大きい状態で駆動し、撮影状態のとき
のみ傾き精度を出すために光軸に垂直な面で片押しする
ようにすればよいことを創作するに至った。従って、本
発明の目的は、上記問題を解決することにあって、撮影
状態では嵌合長さを大きく取ることができ傾き精度が良
い沈胴式カメラの鏡胴を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、沈胴式カメラの鏡胴において、非撮影状
態と第1撮影状態との間での移動時の案内機構と、第1
撮影状態と第2撮影状態との間での移動機構とを異なら
せて、非撮影状態と第1撮影状態との間での移動のとき
の光学系の傾きを第1撮影状態になったときのみ規制す
るように構成する。
【0005】すなわち、少なくとも第1撮影状態、第2
撮影状態、非撮影状態を達成することができるカメラに
おいて、カメラに固定された固定部材と、該固定部材に
対して光軸方向に案内されて移動することにより第1の
撮影状態と第2の撮影状態との間での撮影状態の変更を
行う第1の枠体と、該第1の枠体の光軸方向の移動領域
において、上記固定部材に対する上記第1の枠体の傾き
を規制する第1の規制部と、上記第1の枠体に対して光
軸方向に案内されて移動することにより第1の撮影状態
と非撮影状態とを切換る第2の枠体と、該第2の枠体が
第1の撮影状態の位置に設定されたとき、上記第2の枠
体を片当たり保持して上記第1の枠体に対する上記第2
の枠体の傾きを規制する第2の規制部とを有するように
構成することもできる。
【0006】
【発明の効果】本発明の構成によれば、沈胴式カメラの
鏡胴において、固定枠体と第1枠体とにより構成される
第1撮影状態と第2撮影状態との間での移動時の案内機
構と、第1枠体と第2枠体とにより構成される第1撮影
状態と非撮影状態との間での移動機構とを互いに異なら
せて、非撮影状態から第1撮影状態への移動のときに第
1撮影状態に至ったときのみ光学系の傾きを規制するこ
とにより撮影状態において精度よく傾きを規制すること
ができる。従って、沈胴式カメラにおいて、撮影時の嵌
合長さを沈胴ストロークを考慮せずに取ることができる
ので、撮影状態での嵌合長さを長くすることができる。
また、鏡胴枠体を固定枠体に対して二段に構成しかつ撮
影状態のときには一段が面当てされてガタ無しに保持す
ることにより、その面精度が出し易くなる。すなわち、
カムやヘリコイドと異なり、部品の精度測定がしやすく
金型調整し易くなる。従って、鏡胴を一段で構成した場
合と大略同様な傾き精度を達成することができる。さら
に、上記非撮影状態例えば沈胴状態から上記第1撮影状
態例えば上記広角状態を経て第2撮影状態例えば望遠状
態に至る連続的に移動させる場合でも、上記広角状態で
の停止における精度が出し易くなる。
【0007】
【実施例】以下に、本発明にかかる実施例を図1〜図1
2に基づいて詳細に説明する。図1は本実施例にかかる
沈胴式カメラの鏡胴の非撮影状態例えば沈胴状態の断面
図、図2は上記鏡胴の第1撮影状態例えば広角状態の断
面図、図3は上記鏡胴の第2撮影状態例えば望遠状態の
断面図、図4,5,6は鏡胴の展開図であって、図4は
沈胴状態、図5は広角状態、図6は望遠状態である。図
7は沈胴状態での長ギアの断面図、図8はその正面の配
置図である。
【0008】本実施例にかかるカメラは、カメラボディ
14に対して、第1群レンズ7を有する第1群保持筒1
と第1群案内筒2と、第2群レンズ10を有する第2群
移動枠8とが沈胴状態と撮影状態との間で移動可能に収
納されて大略構成する。
【0009】カメラボディ14は、画枠14dをもち、
第1軸受部14a及び第2軸受部14cと、カメラボデ
ィ14に固着した軸固定板23(結合状態は不図示)に
より、ガイド軸15と回転止め軸21を保持して固定し
ている。
【0010】上記第1群保持筒1は、シャッターユニッ
ト11の前面部のシャッターユニット取付部1a,1a
においてシャッターユニット11をビス止め固定してい
る。この第1群保持筒1と第1群案内筒2とは光軸に沿
って相対移動可能になっており、第1群保持筒1が第1
群案内筒2に対して繰り込まれた際に第1群案内筒2及
びカム環3が収納されるように第1群保持筒1の下部内
側に収納空間1bを形成している。第1群保持筒1の後
部に形成された直進用凸部1fが第1群案内筒2の前部
の第1群保持筒直進案内溝2bに嵌まることにより、第
1群保持筒1は第1群案内筒2に対して回転不能にかつ
直進可能に係合され、第1群案内筒2と第1群保持筒1
の凸部1fの後端面(片当て当接部)1dとの間に縮装
された第1群保持筒片押し用圧縮バネ17によって、第
1群保持筒1と第1群案内筒2との間は互いに離れる方
向に付勢されている。撮影時には、上記凸部1fの前端
面に形成された片当て保持部1cと第1群案内筒2の後
端面に形成された片当て保持部2eが当接して、第1群
保持筒1は第1群案内筒2に対して光軸方向の位置及び
傾きが決められる。第1群保持筒1の径方向の規制は、
凸部1fの径嵌合部1eと直進案内溝2bの径嵌合部2
gが径方向に関して嵌合することにより達成している。
なお、上記圧縮バネ17、片当て保持部1c,2e、凸
部1f、径嵌合部1eは夫々周方向に関して3カ所ずつ
設けられている。
【0011】上記第1群案内筒2は、上記したように第
1群保持筒1と係合しており、その下側の案内部2a
は、カメラボディ14の下側の軸受部14aに固定され
た第1群用ガイド軸15に案内されて移動するととも
に、同じく上側の回転止め2iはカメラボディ14の上
側の軸受部14cに固定された回転止め軸21で回転止
めされている。このようにカメラボディ14に対して、
第1群案内筒2を介して第1群保持筒1は光軸方向に移
動可能に設けられており、更に、第1群用圧縮バネ16
によって第1群保持筒1は光軸方向に後側に(フィルム
面側すなわち図上左側)に付勢されている。この圧縮バ
ネ16は、ガイド軸15の外周部に配置され、上記案内
部2aの前端面とガイド軸15の先端が固定された軸固
定板23との間に縮装され、案内部2aをガイド軸15
に沿って後側に付勢している。
【0012】ここで、シャッターユニット11に保持さ
れた第1群レンズ7は、広角状態と望遠状態との間(若
しくはスタンバイ状態と撮影状態との間)の移動量と沈
胴移動量との和に相当する移動量が必要である。第1群
レンズ7が直接ガイド軸によって案内される構成の場
合、充分な移動量を得るためには、(カメラの厚みを一
定とする)嵌合長さを短くせざるを得ず傾きやすくな
る。一方、ガイド軸によって案内される部材を別設し、
その部材に対して第1群レンズ7を可動に嵌合させれば
嵌合長さは長くできるがガタが2ケ所で発生することに
なり、これらのガタが合わさって大きな誤差が生じるこ
ととなるので、結局、直接ガイド軸によって案内した場
合との優位差がないことになる。これに対して、本実施
例の構成は2カ所で嵌りあう構成でありながら、後記す
るように片当てすることにより、片方の嵌め合いでは全
域でなく1つの撮影状態でのみ傾きをよくするように
し、他方の嵌め合いを通常嵌合(全域傾き保持)とし、
撮影時に第1群レンズ7の傾きを精度良く達成すること
ができるように構成されている。
【0013】又、第1群案内筒2の内面側の上部には、
第2群移動枠8を直進方向に案内する第2群直進案内溝
2cがあり、径嵌合部2hで第2群移動枠8の径嵌合部
8dと径方向に関して嵌合している。又、第1群案内筒
2は、第1群案内筒側の径嵌合部2dとカム環3側の径
嵌合部3aとが嵌合することによりカム環3と径方向に
関して嵌合しており、かつ、駆動ギア結合部3fで結合
されたカム環駆動用のギア19とカム環3の前端部の下
部に形成された当接部3eとが第1群案内筒側の光軸方
向規制部2fにそれぞれ前後から当接して第1群案内筒
2を挟み付けているので、第1群案内筒2は、カム環3
を回転自在にかつ光軸方向には移動不可能に係合してい
る。
【0014】上記ギア19は、図7,8に示すように、
減速系を介してズームモータ(不図示)に連結された長
ギア20とギア結合しているので、カム環3はこの長ギ
ア20が回転すると回転を始める。カム環3には第1群
移動用カムフォロワ部3bが形成されており、カメラボ
ディ14に固設されたカム部材13と当接している。カ
ム部材13は、上記のように鏡胴全体を光軸方向に移動
するカム部13aを有し、取付部13bでワッシャーを
介して、カメラボディ14における第1群移動用カム部
材取付部14bと結合されている。このワッシャー厚を
変えることで、カムの位置調整ができる構成となってい
る。そして、カム環3は、第1群案内筒2を介して、圧
縮バネ16によって付勢されているので、カム部材13
のカム部13aに押しつけられる。これにより、ギア1
9によってカム環3が回転すると、カムフォロワ部3b
はカム部13aのリードに従って移動し、カム環3は光
軸方向に回転しながら進退する。カム環3は第1群案内
筒2及び該第1群案内筒2を介して第1群保持筒1と光
軸方向に一体となっているので、カム環3の進退によ
り、第1群案内筒2及び第1群保持筒1も進退する。カ
ム環3の前端部の内側に形成された第1群保持筒沈胴用
カムフォロワ部3cはカム筒4の前端部の外側に形成さ
れた第1群保持筒沈胴用カム4cと係合している。カム
環3の上部に形成された第2群用カム溝3dは、第2群
移動枠8のカム追従部8aと係合して移動枠8を第1群
レンズ7と第2群レンズ10との移動差分だけ第1群レ
ンズ7に対して移動させるためのものである。該カム溝
3dは本実施例では、リニアな形状をしており、第1群
案内筒2の全周の3ケ所に形成された第2群直進案内溝
2c,2c,2cと共働して、移動枠8を回転させるこ
となく光軸方向に移動させる。
【0015】第1群保持筒沈胴用カム筒4は、シャッタ
ーユニット11内に組み込まれており、該カム筒4の後
端部及び前端部に形成された第1,第2位置決め部4
a,4bをシャッターユニット11に対して回転自在に
かつ光軸方向・径方向に移動不可能に係合しており、カ
ム筒4の後端部の内周面に形成されたギア部4dに対
し、不図示のフォーカスモータ及び減速系からカム筒4
側へ動力が伝達されることによりシャッターユニット1
1に対して回転力を与えられる。シャッターユニット1
1は前記したように第1群保持筒1に固定され、内部に
公知のシャッター機構を持ち又上記フォーカスモータを
設け、更に、カム筒4側又はメスヘリコイド5側へ動力
の伝達路を切替える不図示の動力伝達切替手段も有して
いる。この動力伝達切替手段は公知の遊星ギアとマグネ
ット等からなっている。絞り(シャッター)12は、シ
ャッターユニット11の内部のシャッター機構に連動す
る。なお、不図示の動力伝達切替手段により減速系から
の動力が、フォーカシング用メスヘリコイド5側に切り
替えられ、第1レンズ7を移動させ、フォーカスを行な
う。図4〜6に示されるように、カム筒4の外周面には
3カ所に沈胴用カム4c,4c,4cが形成され、各沈
胴用カム4cは、沈胴部カム4cと沈胴・広角切り替
えカム4cと不感部4cとを備えている。上記沈胴
部カム4cは、沈胴状態で圧縮バネ17によってカム
環3の第1群保持筒沈胴用カムフォロワ部3cに対しカ
ム筒4が回転繰出しないように設けられている。上記沈
胴・広角切り替えカム(沈胴・スタンバイ切り替えカ
ム)4cは、沈胴状態と広角状態との間での切り替え
に使用され、カム筒4を回転することにより、カムフォ
ロワ部3cと沈胴用カム4cとの相対位置が変わり、該
沈胴部カム4c2に沿って、カム筒4は、カム環3に対
して回転しながら進退し、シャッターユニット11を介
してカム筒4と光軸方向に一体の第1群保持筒1も進退
する。ここで、沈胴状態と広角状態との間での切り替え
時にカムフォロワ部3cがカム筒4の回転により回転し
てしまうと、第1群案内筒2が前後(広角状態と望遠状
態との間での切り替え動作)してしまうので、沈胴状態
と広角状態との間での切り替え時には、カム環3を固定
しておく必要がある。その方法としては、カム筒4の回
転時は、ズームモータを短絡させること等によりブレー
キをカム環3にかけるのが好ましい。又は、第1群保持
筒片押し用圧縮バネ17に対して第1群用圧縮バネ16
を十分大きい力量とするのが好ましい。あるいは、ロッ
ク機構を設け、カム筒4が回転するときにはカム環3が
回転しないようにロックしてもよい。一方、上記不感部
4cは、広角状態(又はスタンバイ状態)と望遠状態
(又はスタンバイ状態に対する撮影状態)との間での切
り替えの際、カムフォロワ部3cがカム筒4を回してし
まわない(カム筒4と干渉しない)ようにするためのカ
ムフォロワ部3cに対する逃がしである。ゆえに、その
巾及び長さは、カムフォロワ部3cの移動範囲に対して
余裕を取るようにしている。カムフォロワ部3cがこの
不感部4c3にあるときには両者は光軸方向に関して遊
動可能な状態となっており、第1群保持筒1の第1群案
内筒2に対する光軸方向の位置決めは、圧縮バネ17の
付勢力によって片当て保持部1cが片当て保持部2eに
押圧されていることによって行われている。
【0016】又、フォーカシング用メスヘリコイド5
は、カム筒4と同様に第1,第2位置決め部5a,5b
でシャッターユニット11に対し光軸方向・径方向に一
体にかつ回転可能に係合しており、不図示のフォーカス
モータからの動力が減速系及びフォーカシング用メスヘ
リコイド5側とカム筒4側への動力伝達切替手段を介し
て、ギア部5dに伝わり、回転する。図1〜3におい
て、5cはメスヘリコイドネジ部で、第1群玉枠6のヘ
リコイド部6aと公知の結合方法により結合し、メスヘ
リコイド5の回転により、シャッターユニット11に対
し、第1群レンズ7を載せた第1群玉枠6が進退する。
【0017】第2群移動枠8は、上記のように、第1群
案内筒2とカム環3により光軸方向に進退する。図にお
いて8dは既述の径嵌合部である。移動枠8の内径部8
bには第2群玉枠9の径嵌合部9bが径方向に関して嵌
合しており、該第2群玉枠9は移動枠8に対して回転不
可能にかつ光軸方向には移動可能になっているが、第2
群結合用圧縮バネ18により移動枠8に対して光軸方向
前方(被写体側、図右側)に付勢され、広角状態と望遠
状態との間での切り替え時には移動枠側の片当て部8c
が玉枠側の片当て部9aに当接することで第2群玉枠9
の光軸方向の位置及び傾きを規制している。
【0018】第2群玉枠9は、上記のように移動枠8に
対して位置決めされているとともに、はずれ止め22を
取り付けるためのはずれ止め係合部9cを有している。
はずれ止め22は、圧縮バネ18を保持するためのもの
であって、第2群玉枠9に固着される。広角と沈胴との
間での切り替え時に、第1群保持筒1が沈胴してシャッ
ターユニット11が更に下がってくると、シャッターユ
ニット11の後面がはずれ止め22と当接し、はずれ止
め22を光軸方向後側に押し、移動枠8は、カム追従部
8aと、第2群用カム溝3dが係合しているため後ろに
下がれないので、第2群玉枠9は、圧縮バネ18に逆ら
って、移動枠8に対して更に後に下がる。
【0019】カム環駆動用のギア19は、カム環3と一
体となって長ギア20とギア結合している。又、カム環
3と共に第1群案内筒2をはさみ込み、カム環3の第1
群案内筒2に対する光軸方向の位置決めも行っている。
【0020】長ギア20は、ガイド軸15と回転止め軸
21と同様に、カメラボディ14と軸固定板23に軸支
されており、第1群レンズ7の移動量分以上の歯巾をも
ち、回転用ガイドであるギア19が、回転しながら進退
しても外れない構成となっている。又、不図示の減速系
を介して、ズームモータと結合している。
【0021】上記構成にかかる鏡胴は以下のように作動
する。まず、沈胴状態から広角状態に切り替えられる場
合について説明する。図1及び図4において、今、カム
環3に対してカム筒4は沈胴状態にあり、カムフォロワ
部3cが沈胴部カム4cの図の位置にある。カム筒4
は、カム環3に対し圧縮バネ17によって、繰り出す方
向すなわち沈胴状態から広角状態に移動する方向に力が
かかっているが、カムフォロワ部3cが沈胴部4c
(平坦部)にあるので、この状態を維持している。こ
こで不図示のフォーカスモータを駆動すると、カム筒4
が回転(図4で下向きに移動)すると、カム筒4は、カ
ム環3に対して、回転しながらカメラ前方(図上右側)
へ沈胴・広角切り替えカム4cのリードに従って、圧
縮バネ17の力で繰り出していく。そして、第1群保持
筒1は、片当て保持部1cと片当て保持部2eが当接す
ることで光軸方向の位置が決まり、その状態でカム筒4
の回転が止まり、図2及び図5状態となる。ここでカム
筒4の停止精度が悪くて、オーバーランしても、上記片
当て保持部1c,2eの当接で位置が決められるので、
第1群保持筒1と第1群案内筒2の光軸方向の位置は変
わらない。なお、不感部4c3はこのオーバーラン量を
予め見込んで光軸方向に関して余裕をもった大きさに形
成されている。この状態で、全周3ケ所で片当て保持部
1cが片当て保持部2eに、圧縮バネ17によって片押
しされ、今、圧縮バネ17が第1群保持筒1の全体の重
さ(シャッターユニット11等含む)より十分強けれ
ば、片当て保持部1c,片当て保持部2eの面精度によ
って、第1群保持筒1は第1群案内筒2に対して傾き保
持できる。第1群保持筒1は、カメラボディ14に対し
第1群案内筒2を介して支持されているが第1群保持筒
1と第1群案内筒2との間での広角状態において面当て
片押ししているので第1群保持筒1と第1群案内筒2と
の間にはガタがなく、又、両方の片当て保持部1c,2
eの面のみの精度を上げるだけで、第1群保持筒1第1
群案内筒2との傾きが保持できるので、従来のカムやヘ
リコイドに比べて、精度が出し易い(金型の調整及び測
定がし易い)。尚、第1群保持筒1の第1群案内筒2に
対する平行偏心は、径嵌合部1eと径嵌合部2gの径方
向の嵌合により押えられている。沈胴状態から広角状態
への切り替え動作中は、そこで撮影されることはなく従
って、傾き精度は必要ないので、カムフォロワ部3c及
び沈胴用カム4cのカム精度、直進案内溝2b及び凸部
1fの光軸方向の長さ(嵌合長)の精度は、動く為にの
み必要なもので十分である。又、シャッターユニット1
1が前進することで、移動枠8に対して、第2群玉枠9
が圧縮バネ18の力で前進し、移動枠8が不動のまま第
2群レンズ10も図2状態となる。この状態で、圧縮バ
ネ18の力量が第2群玉枠9・第2群レンズ10の重さ
に対して十分であれば、片当て部9a,8cの面精度に
よって第2群レンズ10の傾き精度が維持される。また
平行偏心は内径部8b・径嵌合部9bの当接により押え
られる。
【0022】次に、広角状態から望遠状態に切り替える
場合について説明する。図2及び図5において、不図示
のズームモータを駆動すると、長ギア20が回転し、カ
ム環3が回転する。(図5上で上向き)そうすると、3
bが13aに沿うことで、カム環3は、回転しながら光
軸方向前側へ前進する。今、カム環3は、第1群案内筒
2と光軸方向に一体であり、第1群保持筒1は、第1群
案内筒2と一体となっているので、カム環3の回転に伴
い第1群保持筒1は圧縮バネ16の付勢力に逆らって前
進する。よって、第1群レンズ7もシャッターユニット
11と一体となって前進する。又、カム環3の回転に伴
い、第2群用カム溝3dも回転するので、該第2群用カ
ム溝3dと、第2群直進案内溝2cに嵌ったカム追従部
8aとが、第1群案内筒2に対して、第1群レンズ7と
第2群レンズ10との間の差動分だけ前進する。そし
て、図3及び図6の状態となる。
【0023】望遠状態から広角状態に切り替えられる場
合には、ズームモータを逆転させるとカム環3が逆転
(図6で下向き)し、広角状態から望遠状態に切り替え
られると同様にカムフォロワ部3bがカム部13aに沿
ってカム環3は回転して後退する。その際、第1群案内
筒2は、圧縮バネ16によって繰り込まれる。移動枠8
も望遠状態から広角状態に同様に移動する。
【0024】広角状態から沈胴状態へ切り替えられる場
合には、図2,5状態でフォーカスモータの動力が、メ
スヘリコイド5側からカム筒4側に切り替わっている状
態で、フォーカスモータの逆転で、カム筒4が逆転(図
5で上向き)し、カムフォロワ部3cが止まっているの
で、カム筒4は、カム環3に対して繰り込まれて図1,
図4の状態となる。
【0025】尚、フォーカスモータは次のように作動さ
れる。すなわち、電源オフから電源オンされると、鏡胴
を繰り出したフォーカス状態と沈胴状態とを切り替える
電磁石を通電し、フォーカス状態と沈胴状態とを切り替
える遊星ギアを沈胴側に切り替え、フォーカスモータを
通電させてカム筒4を回転させて沈胴状態から広角状態
に移動させて切り替える。そして、フォーカス状態と沈
胴状態とを切り替える遊星ギアをフォーカス側に切り替
え、ズーミングを行う場合には、ズームモータを通電さ
せてズーミングを行う。すなわちカム環3が回転する。
所望のズーミング動作後、又はズーミングを行わない場
合には、レリーズ釦が操作されると、測距・測光を行
い、フォーカスモータを通電させてフォーカスを合わせ
たのち、シャッターを開閉させて撮影を行う。そして、
フィルムの巻き上げを行う。その後、電源をオフにする
と、ズームモータを通電させ、ズーミングにより望遠状
態から広角状態に切り替える。そして、フォーカス状態
と沈胴状態とを切り替える電磁石を通電し、フォーカス
状態と沈胴状態とを切り替える遊星ギアを沈胴側に切り
替え、フォーカスモータを通電させて、カム筒4を回転
させて沈胴状態に切り替え、停止する。
【0026】ここで、カム部13a,第2群用カム溝3
dについて説明する。今、広角側から望遠側に向かって
操作するとき、光学系が図9で示す、移動を行なうとす
る。すなわち、第1群レンズ(バリエータ)の移動が回
転角に対してリニアなとき、第2群レンズ(コンペンセ
ータ)が、回転角の少ない側(広角側)で急激に動き、
回転角の大きい側(望遠側)で鈍くなる光学系の場合、
第1群レンズと第2群レンズの差の変化量は、図のよう
にもちろん非リニアとなるが、これを、変化量と回転角
がリニアになるようにすると、第1群レンズ及び第2群
レンズの移動量は、図10のようになる。すなわち、第
1群レンズ(バリエータ)が、回転角が大きくなるにつ
れて、移動量大となる。今、第1群レンズの移動量にほ
ぼ比例して焦点距離が変わるので、図10の場合回転角
が大きくなるに従って、焦点距離変化が大きくなる。
【0027】ここで、焦点距離の変化に対して、画角の
変化は、焦点距離が大きくなる程鈍くなってくる。ゆえ
に、回転角変化に対して画角変化を一定にしたい場合に
は、バリエータの動きは図10のように、回転角が大き
くなる(焦点距離が大きくなる)につれて、大きくなる
ようにした方が好ましい。
【0028】上記実施例によれば、沈胴式カメラの鏡胴
において、固定部材としてのカメラボディ14・第1群
ガイド軸15と第1枠体としての第1群案内筒2とによ
り構成される第1撮影状態例えば広角状態と第2撮影状
態例えば望遠状態との間での移動時の案内機構と、第2
枠体としての第1群保持筒1と第1群案内筒2とにより
構成される撮影状態と非撮影状態例えば沈胴状態との間
での移動機構とを互いに異ならせて、沈胴状態と撮影状
態との間での移動のときに上記光学系7,10を撮影状
態で光軸に垂直な面が当接することにより精度よく保持
することができる。従って、沈胴式カメラにおいて、撮
影状態における移動のための案内機構の嵌合長さを沈胴
ストロークを考慮せずに取ることができるので、この案
内機構の嵌合長さを長くすることができる。また、鏡胴
枠体をカメラボディ14に対して第1群保持筒1と第1
群案内筒2とにより2重構造に構成しかつ撮影状態のと
きには一方が面当てされてガタ無しに保持されることに
より、光学系の傾き方向の精度が出し易くなる。すなわ
ち、2重構造のうちの一方は当て面の精度さえ管理して
いれば良いので、カムやヘリコイドと異なり、部品の精
度測定がしやすく金型調整し易くなる。従って、鏡胴を
1つの案内機構(移動機構)で構成した場合と大略同様
な傾き精度を達成することができる。さらに、上記沈胴
状態から上記広角状態を経て望遠状態に至る連続的に移
動させる場合でも、望遠端同様、広角端にも機械的な当
り部を設けることができるので、上記広角状態での停止
における精度が出し易くなる。
【0029】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その他種々の態様で実施できる。例えば、
図11,12に示すように、第1群保持筒1の径嵌合部
1eを前端部に向かうに従い図において下向きに傾斜さ
せるとともに、第1群案内筒2の径嵌合部2gをこれに
対応して図において下向きに傾斜させるように構成して
もよい。
【0030】この変形例においては、非撮影状態から撮
影状態へ切換えた後、撮影状態において第1群保持筒は
所謂”くさび効果”によって第1群案内筒2に対して押
し当てられ、保持される。従って、前記実施例で使用さ
れている圧縮バネ17は不要である。これにより、部品
点数を減らすことができることは勿論、切換の途中にお
いて圧縮ばね17による負荷がかからないので切換の際
のトルクを減少させることができる。
【0031】なお、径嵌合部1e,2gの傾斜面の傾き
は、第1群案内筒2の片当て保持部と第1群保持筒1の
片当て保持部とがちょうど押し当てられた状態で最良の
くさび効果がえられるように決定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例にかかる沈胴式カメラの鏡
胴の沈胴状態の断面図である。
【図2】 上記実施例にかかる鏡胴の第1撮影状態例え
ば広角状態の断面図である。
【図3】 上記実施例にかかる鏡胴の第2撮影状態例え
ば望遠状態の断面図である。
【図4】 沈胴状態における上記鏡胴の展開図である。
【図5】 広角状態における上記鏡胴の展開図である。
【図6】 望遠状態における上記鏡胴の展開図である。
【図7】 沈胴状態における長ギアを含む部分の断面図
である。
【図8】 上記長ギアの正面配置図である。
【図9】 第1群レンズが回転角に対してリニアに移動
し、かつ、第2群レンズが回転角の少ない側で急激に動
き回転角の大きい側で鈍くなる光学系の場合の回転角と
移動量との非リニアの関係を示すグラフである。
【図10】 図9において上記回転角と上記移動量とが
リニアの関係を示すグラフである。
【図11】 沈胴状態における本発明の他の実施例にか
かる沈胴式カメラの鏡胴を示す一部断面図である。
【図12】 撮影状態における図11の上記鏡胴の断面
図である。
【符号の説明】
1…第1群保持筒、1a…シャッターユニット取付部、
1b…収納空間部、1c…片当て保持部、1d…片当て
バネ当接部、1e…径嵌合部、1f…直進用凸部、2…
第1群案内筒、2a…傾き保持用案内部、2b…第1群
保持筒直進案内溝、2c…第2群直進案内溝、2d…径
嵌合部、2e…片当て保持部、2f…光軸方向規制部、
2g…径嵌合部、2h…径嵌合部、2i…回転止め、3
…カム環、3a…径嵌合部、3b…第1群移動用カムフ
ォロワ部、3c…第1群保持筒沈胴用カムフォロワ部、
3d…第2群用カム溝、3e…当接部、3f…駆動ギア
結合部、4…第1群保持筒沈胴用カム筒、4a…第1位
置決め部、4b…第2位置決め部、4c…第1群保持筒
沈胴用カム、4c…沈胴部、4c…沈胴・広角切り
替えカム、4c…不感部、5…フォーカシング用メス
ヘリコイド、5a…第1位置決め部、5b…第2位置決
め部、5c…メスヘリコイドネジ、5d…ギア部、6…
第1群玉枠、6a…ヘリコイド部、7…第1群レンズ、
8…第2群移動枠、8a…カム追従部、8b…内径部、
8c…片当て部、8d…径嵌合部、9…第2群玉枠、9
a…片当て部、9b…径嵌合部、9c…はずれ止め係合
部、10…第2群レンズ、11…シャッターユニット、
12…絞り面、13…カム部材、13a…カム部、13
b…取付部、14…カメラボディ、14a,14c第
1,第2軸受部、14b…第1群移動用カム部材取付
部、14d…画枠、15…第1群用ガイド軸、16…第
1群用圧縮バネ、17…第1群保持筒片押し用圧縮バ
ネ、18…第2群結合用圧縮バネ、19…カム環駆動用
のギア、20…長ギア、21…回転止め軸、22…はず
れ止め、23…軸固定板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1撮影状態、第2撮影状
    態、非撮影状態を達成することができるカメラにおい
    て、 カメラに固定された固定部材と、 該固定部材に対して光軸方向に案内されて移動すること
    により第1の撮影状態と第2の撮影状態との間での撮影
    状態の変更を行う第1の枠体(2)と、 該第1の枠体の光軸方向の移動領域において、上記固定
    部材に対する上記第1の枠体の傾きを規制する第1の規
    制部(15,2a)と、 上記第1の枠体に対して光軸方向に案内されて移動する
    ことにより第1の撮影状態と非撮影状態とを切換る第2
    の枠体(1)と、 該第2の枠体が第1の撮影状態の位置に設定されたと
    き、上記第2の枠体を片当たり保持して上記第1の枠体
    に対する上記第2の枠体の傾きを規制する第2の規制部
    (1c,2e,17)とを有することを特徴とするカメ
    ラの鏡胴。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100888194B1 (ko) * 2002-08-27 2009-03-12 호야 가부시키가이샤 후퇴가능한 렌즈의 후퇴기구
WO2013114897A1 (ja) * 2012-02-02 2013-08-08 パナソニック株式会社 レンズ鏡筒
JP2015075660A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 キヤノン株式会社 レンズ鏡筒および撮像装置
JP2015152839A (ja) * 2014-02-18 2015-08-24 キヤノン株式会社 レンズ装置および撮像装置

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