JPH05280324A - 排気ガス微粒子浄化装置 - Google Patents

排気ガス微粒子浄化装置

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JPH05280324A
JPH05280324A JP4073978A JP7397892A JPH05280324A JP H05280324 A JPH05280324 A JP H05280324A JP 4073978 A JP4073978 A JP 4073978A JP 7397892 A JP7397892 A JP 7397892A JP H05280324 A JPH05280324 A JP H05280324A
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JP
Japan
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regeneration
filter
combustion
exhaust gas
fine particles
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Withdrawn
Application number
JP4073978A
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English (en)
Inventor
Akikazu Kojima
昭和 小島
Shinji Miyoshi
新二 三好
Mitsuo Inagaki
稲垣  光夫
Kiyoshi Obata
喜代志 小端
Osamu Hishinuma
修 菱沼
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生中断による燃え残りの微粒子がくすぶっ
て高温のガスを放出したり、フィルタ容器が長時間高温
状態になることによる危険を防止する。 【構成】 エンジンは排気管2に接続され、排気微粒子
の捕集状態ではバルブ14、17、18が破線の位置に
おかれる。微粒子が堆積したフィルタ5の再生時には、
バルブ14、17、18を実線の再生位置に置き、バル
ブ23を開いてエアポンプ19からの空気を給気管21
からフィルタ5へ送り、電気ヒータ13によって微粒子
に着火させて再生燃焼を起こさせる。燃焼ガスは第2の
バイパス管16へ抜ける。再生の途中でこの再生が停止
すると、バルブ23を閉、バルブ22を開とし、バルブ
17、18を破線の位置に置き、給気管20からフィル
タ5へ再生燃焼とは逆向きに空気を供給して再生燃焼を
吹き消す。空気に代えて排気ガスを流したり、再生燃焼
と同方向でも流量が多ければ消火ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関等より排出さ
れる排気ガスの中に含まれている微粒子を捕集除去する
ための排気ガス微粒子浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼルエンジンの排気管には、排気
ガス中のカーボンを主成分とする微粒子を捕集して排気
ガスを浄化する排気浄化装置が設けられている。図9は
その構成の一例を示すもので、エンジン1に接続された
排気管2を途中で分岐させて、その一方の排気管3を大
径のフィルタ容器4に接続し、そのフィルタ容器4の中
に微粒子を捕集するための多孔質のセラミック製フィル
タ5を収納している。このフィルタ5はハニカム構造を
有する筒状体で、隔壁6によって仕切られた多数の流路
(セル)を有し、隣接する流路7,8は、それぞれ下流
側と上流側の端部9,10が栓詰めされている。
【0003】捕集フィルタ5の上流側より流入した排気
ガスは、上流側に開口する流路7内より隔壁6を通過
(透過)して、隣接する流路8から下流側の排気管11
へ流出する。このとき、排気ガス中に含まれていた微粒
子は、フィルタ5の隔壁6によって通過を阻まれて捕集
され、通路7内に堆積する。このようにして微粒子の堆
積が進行するとフィルタ5の通気抵抗が増大し、差圧セ
ンサ12によって検出される捕集フィルタ5の前後差圧
ΔPが増大して、エンジン1の出力低下を招くため、フ
ィルタ5に堆積した微粒子を周期的に除去する再生処理
を行う必要がある。
【0004】そのための一つの手段として、フィルタ5
の端面近傍に電気ヒータ13を設置し、フィルタ5内に
堆積した微粒子(パティキュレート)を加熱して端面か
ら順次着火燃焼させ、それによってフィルタ5を再生す
る方法がある。即ち、図9においてフィルタ5への堆積
が進み再生を必要とする時期になると、流路切替えバル
ブ14を操作して排気ガスの殆どをバイパス管15へ流
してフィルタ5を迂回させると共に、電気ヒータ13に
通電して堆積した微粒子に点火し、フィルタ5にはそれ
を通過する若干量の排気ガスの流れを与えることによ
り、フィルタ5の後端まで再生燃焼を行なわせる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フィルタ5
の再生を行なう場合、フィルタ5を通過する排気ガス量
を少量に抑えないと(例えば容量2リットルのフィルタ
5に対し毎分100リットル程度)、燃焼域が吹き消さ
れて、再生燃焼が良好に進行しない。従って、着火用の
電気ヒータ13が設けられているフィルタ5の端面から
みて反対側の、フィルタ5の後端にまで燃焼が到達して
再生を完了するまでに、10〜20分、場合によっては
数十分程度の時間を必要とする。
【0006】従って、フィルタ5の再生を行っている間
に、駐車等のためにエンジン1を停止してシステムダウ
ンすることが十分に考えられる。この場合、発明者等の
実験によれば、酸素を排気ガスや2次空気等の形で供給
しなくても、対流等のために少量の空気がフィルタ5に
供給され、それによってある程度の時間フィルタ5内に
火種が残ってくすぶり続けることが確かめられている。
その結果、駐車中にフィルタ5から外部に高温の燃焼ガ
スが放出されたり、フィルタ5を収納する容器4が長時
間にわたって高温状態を持続するというような問題を生
じる。
【0007】そこで、発明協会公開技報90−1464
4号に記載されているように、フィルタの再生燃焼中に
エンジンを停止する時には、フィルタの上流側及び下流
側をバルブによって閉塞することによって、強制的にフ
ィルタの再生燃焼を消火させるという対策が考えられた
が、バルブに少しでも隙間があるとそこから空気が流入
するので、フィルタの再生燃焼を完全に、しかも直ちに
消火することは難しく、十分な効果を得ることができな
かった。
【0008】そこで本発明は、微粒子が堆積したフィル
タの再生中にエンジンを停止した場合には、再生のため
の燃焼を速やかに中断させ、有害な燃焼ガスが外部に放
出されたり、フィルタ容器が高温状態を持続したりしな
いようにする手段を提供することを発明の解決課題とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題に対
する第1の解決手段として、排気ガスの排出経路の途中
に設けられて排気ガス中に含まれている微粒子を捕集す
る捕集フィルタと、前記捕集フィルタに堆積している微
粒子の再生燃焼を開始させるための着火手段と、再生燃
焼を維持するために前記捕集フィルタに再生用ガスを供
給する手段と、再生が停止するか或いは停止しようとし
ていることを示す再生の停止信号を検出する手段と、前
記再生の停止信号が検出された時に前記捕集フィルタに
対する再生用ガスの供給方向を反転させる手段とを備え
ていることを特徴とする排気ガス微粒子浄化装置を提供
する。
【0010】本発明は、また、前記課題に対する第2の
解決手段として、排気ガスの排出経路の途中に設けられ
て排気ガス中に含まれている微粒子を捕集する捕集フィ
ルタと、前記捕集フィルタに堆積している微粒子の再生
燃焼を開始させるための着火手段と、再生燃焼を維持す
るために前記捕集フィルタに再生用ガスを供給する手段
と、再生が停止するか或いは停止しようとしていること
を示す再生の停止信号を検出する手段と、前記再生の停
止信号が検出された時に前記捕集フィルタに供給する再
生用ガスの流量を増量させる手段とを備えていることを
特徴とする排気ガス微粒子浄化装置を提供する。
【0011】
【作用】エンジンが運転され、その排気ガスに含まれて
いた微粒子が捕集フィルタによって捕集されてフィルタ
内に堆積すると、捕集フィルタの通気抵抗が増大してエ
ンジンの出力低下を招くので、堆積量が所定の限度を越
えたとき、堆積している微粒子の一部を着火手段により
加熱して着火させることにより、いわゆる再生燃焼が開
始される。また、それと同時に再生用ガスを供給する手
段も作動し、新鮮な空気や、場合によっては排気ガスの
ような再生用ガスを、再生燃焼に適した流量で捕集フィ
ルタに供給するので、着火手段によって点火された微粒
子の一部は燃焼して高温の燃焼ガスを発生する。高温の
燃焼ガスは再生用ガスの流れに乗ってその下流側に堆積
している微粒子を加熱して次々に着火燃焼させるので、
微粒子の再生燃焼は着火手段によって点火された部分か
ら再生用ガスの流れの下流側に向かって伝播、進行し、
堆積していた微粒子は次第に焼却されて、捕集フィルタ
の通気性は回復し、その機能が再生する。
【0012】本発明においては、捕集フィルタの再生燃
焼を行っている途中で、再生の停止信号が検出される
と、再生燃焼を強制的に停止させるために、第1の解決
手段においては、再生用ガスの供給方向を反転させる手
段を作動させて、捕集フィルタに供給している再生用ガ
スの供給方向を逆向きに反転させる。その結果、燃焼し
ている微粒子から発生する高温の燃焼ガスは、捕集フィ
ルタ内でも既に再生燃焼が終わって燃え残りの微粒子が
ない部分へ流れる一方、未だ再生燃焼していない微粒子
の堆積している部分には低温の再生用ガスが流れるの
で、微粒子は再生用ガスによって冷却され、着火温度以
下となって消火する。この際に、逆流させる再生用ガス
の流量を増加させると、消火は更に迅速に行われる。
【0013】また、第2の解決手段においては、捕集フ
ィルタに堆積している微粒子の再生燃焼を行っている途
中で再生の停止信号が検出されると、捕集フィルタに供
給している再生用ガスの流量を増量させる手段が作動す
る。それによって、再生燃焼を維持することができない
程の多量の再生用ガスが、微粒子の燃焼している部分に
供給され、燃焼している微粒子から燃焼熱を奪うと共
に、これから燃焼しようとしている燃え残りの微粒子の
温度をも低下させるので、微粒子の燃焼は吹き消されて
伝播することなく消火する。
【0014】いずれの解決手段によっても、捕集フィル
タ内に燃え残った微粒子の再生燃焼は急速に停止して火
種が消滅するので、再生を停止した駐車中に、燃え残り
の微粒子のくすぶりによって高温のガスが発生したり、
捕集フィルタの容器が長時間にわたって高温状態におか
れるというような恐れが解消する。
【0015】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例としての排気ガ
ス微粒子浄化装置の構成を示したもので、先に説明した
図9の従来例と同じく、2は図示しないエンジンからの
排気管、3は分岐した一方の排気管、4はフィルタ容
器、5は多孔質のセラミックからなるハニカム形状のフ
ィルタ、11は下流側の排気管、13は電気ヒータであ
るが、第1実施例における電気ヒータ13は、図9に示
す従来例と異なり、通常の排気状態において下流側とな
るフィルタ5の右端面に設けられている。同じく14は
流路切替えバルブ、15は排気管2から分岐して一方の
排気管3、フィルタ容器4、フィルタ5、及び下流側の
排気管11を迂回する第1のバイパス管である。
【0016】第1実施例においては、以上の構成部分の
他に、排気管3から分岐してフィルタ容器4及びフィル
タ5を通らずに大気開放される第2のバイパス管16、
それを開閉する流路開閉バルブ17、フィルタ5の下流
側の排気管11を開閉する流路開閉バルブ18、電動式
のエアポンプ19、その吐出口から分岐して一方の排気
管3へ接続される一方の吸気管20、同じくエアポンプ
19の吐出口から分岐して排気管11へ接続される他方
の給気管21、給気管20を開閉するバルブ22、吸気
管21を開閉するバルブ23、流路切替えバルブ14を
作動させるバルブ制御手段24、流路開閉バルブ17を
作動させるバルブ制御手段25、流路開閉バルブ18を
作動させるバルブ制御手段26、更に、バルブ制御手段
24〜26と、バルブ22、23、電気ヒータ13、エ
アポンプ19等を直接、或いは図示しない制御手段を介
して制御する電子式のコントローラ27、それに接続さ
れていてエンジン停止を検出するイグニッションキース
イッチのようなセンサ28等を設けている。
【0017】第1実施例の排気ガス微粒子浄化装置にお
いて、エンジンが通常のように運転され、且つ排気ガス
中の微粒子を捕集しているときは、コントローラ27の
制御信号によって、フィルタ5の上流側に設けられた流
路切替えバルブ14、排気管3から分岐している第2の
バイパス管16の流路開閉バルブ17、及びフィルタ5
の下流側の排気管11に設けられた流路開閉バルブ18
は、いずれも図1における破線位置をとるように制御さ
れる。そこで、図1の左方の図示しないエンジンから排
気管2を経て送りこまれる排気ガスは、排気管3からフ
ィルタ容器4内に入り、フィルタ5によって濾過されて
微粒子が分離され、清浄な排気ガスは下流側の排気管1
1を通って大気中に放出される。
【0018】フィルタ5に捕集された微粒子の堆積が進
み、フィルタ5の再生時期に達したことが、図示しない
差圧センサの検出するフィルタ5の前後の差圧、或いは
捕集の経過時間等からコントローラ27によって判定さ
れると、コントローラ27が発する制御信号により、流
路切替えバルブ14、流路開閉バルブ17、18が図1
における実線位置に切り換えられる。それによって排気
ガスの全量が第1のバイパス管15を通って外部に放出
される。それと同時にコントローラ27は別の制御信号
を発して、電気ヒータ13とエアポンプ19に通電さ
せ、バルブ23を開弁、バルブ22を閉弁させる。
【0019】これが図1に示す第1実施例の排気ガス微
粒子浄化装置におけるフィルタ5の再生状態であって、
エアポンプ19が吐出する再生燃焼に適した流量の空気
は、フィルタ5に向かってバルブ23と排気管11を経
て、通常運転時の排気ガスの流れとは反対の向きに供給
されフィルタ5を透過して流れる。このとき同時に電気
ヒータ13が通電されて赤熱するので、フィルタ5上に
堆積した微粒子はほぼ650°C以上の着火温度に達し
て燃焼を開始し、燃焼ガスとなってフィルタ5上から消
滅する。その燃焼ガスは上流側の排気管3から第2のバ
イパス管16へ流れて大気中に放出される。
【0020】フィルタ5の再生を行っている途中でエン
ジンが停止することにより、再生が停止した時、イグニ
ッションキースイッチのようなセンサ28が再生停止信
号を発すると、それを入力しているコントローラ27は
流路開閉バルブ17を閉弁させて、第2のバイパス管1
6を閉塞すると共に流路開閉バルブ18を開弁させ、同
時にバルブ22を開弁、バルブ23を閉弁させる。従っ
て、エアポンプ19が吐出する空気は、給気管20を通
って排気管3に入り、フィルタ5内を再生燃焼とは逆の
方向(通常の排気方向と同じ)に流れ、排気管11から
外部に放出される。言うまでもなく、この時には電気ヒ
ータ13への通電も停止されている。
【0021】このようにして、フィルタ5を再生してい
る途中で再生が停止した時は、再生燃焼が進む方向とは
反対の方向に空気が供給されるように切り換えられるた
め、既に再生を終わって可燃物が残っていない部分へ高
温の燃焼ガスが流れると共に、未だ着火していない微粒
子の堆積層には冷たい空気が流れて微粒子を冷却するた
め、再生燃焼は吹き消されて再生は確実に中断し、くす
ぶりによる高温のガスが発生したり、フィルタ容器4を
高温にしたりする恐れがない。なおその後は、例えばフ
ィルタ5の温度を監視している図示しないセンサの信号
によって、フィルタ5の温度が十分低下したことをコン
トローラ27が確認したときにエアポンプ19の駆動を
停止させるが、タイマーによって所定時間後にエアポン
プ19を停止させてもよい。
【0022】図2は本発明による第2の実施例としての
排気ガス微粒子浄化装置を示すもので、この例では、第
1のバイパス管15の上流端は常に排気管2と通じてお
り、その下流側で排気管11との間には流路切替えバル
ブ29が設けられている。また排気管3には、その入口
と第2のバイパス管16の入口とを択一的にフィルタ容
器4へ接続する流路切替えバルブ30が設けられる。第
2実施例におけるエアポンプ19は、逆方向に回転させ
ることによって空気の吐出方向を反対方向に切り換える
ことができる型のものである。31、32、33は、そ
れぞれ流路切替えバルブ30、エアポンプ19、及び流
路切替えバルブ29のための制御手段であって、コント
ローラ27に接続されて制御信号を受ける。なお、図1
及び図9と同様に、12は差圧センサ、13は電気ヒー
タを示している。
【0023】第2実施例の排気ガス微粒子浄化装置はこ
のような構成であるから、エンジンの通常運転において
排気ガス中から微粒子を捕集するときは、流路切替えバ
ルブ29及び30が図2における破線の位置をとるよう
に、コントローラ27から制御手段31、33に制御信
号を発する。排気ガスは排気管2、流路切替えバルブ3
0、排気管3、フィルタ5、排気管11、及び流路切替
えバルブ29を通り、排気管34から外部に放出され
る。この実施例においては、微粒子の捕集は、差圧セン
サ12が検出する差圧ΔPが所定値に達したと、コント
ローラ27が自動的に判定するまで続けられる。
【0024】フィルタ5における微粒子の堆積量が増大
して通気抵抗が大きくなり、差圧センサ12が検出する
差圧ΔPが所定値に達すると、流路切替えバルブ29及
び30が図2における実線位置をとるように、コントロ
ーラ27は制御手段31、33に対して制御信号を発す
る。その結果、図示しないエンジンから排気管2を通っ
て流入する排気ガスは、実線の矢印のように第1のバイ
パス管15へ迂回して排気管34から外部へ放出され
る。それと同時に、コントローラ27は電気ヒータ13
に通電を行ってフィルタ5に堆積した微粒子に着火さ
せ、また、制御手段32に制御信号を送って、エアポン
プ19を正回転の方向に駆動させる。それにより、エア
ポンプ19は給気管35を通じて実線の矢印のように空
気を圧送し、電気ヒータ13によってフィルタ5の右端
面側から着火された微粒子を順次燃焼させる。微粒子の
燃焼は次第に左方へ伝播し、燃焼ガスはフィルタ容器4
から排気管3、流路切替えバルブ30、及び第2のバイ
パス管16を実線矢印のように流れて外部に放出され、
微粒子が焼却されてフィルタ5は再生する。
【0025】再生の途中でエンジンが停止することによ
り再生も停止すると、センサ28が再生停止信号をコン
トローラ27に与えるので、コントローラ27はエアポ
ンプ19の駆動回転の方向を逆向きに切り換える。それ
によって、エアポンプ19はフィルタ容器4内から吸気
するようになり、空気は図2において破線の矢印で示し
たように、第2のバイパス管16から入って流路切替え
バルブ30及び排気管3を通り、フィルタ5内を図2に
おいて右方向へ流れて、給気管35及びエアポンプ19
から外部へ放出される。この時は、電気ヒータ13は通
電を停止されており、フィルタ5内に残っている微粒子
は空気によって冷却されるから、再生燃焼は吹き消され
て、フィルタ5内でくすぶって高温のガスが発生した
り、フィルタ容器4を高温にしたりするようなことがな
い。
【0026】第2実施例の排気ガス微粒子浄化装置にお
いては、再生の停止時にエアポンプ19を逆転させると
いう操作を、所定の時間、或いはフィルタ5の温度が所
定値まで低下するまで、コントローラ27によって自動
的に行わせるだけで、フィルタ5内に堆積した微粒子の
再生燃焼を確実に停止させることができる。しかも、エ
アポンプ19の逆転駆動という簡単な操作を行わせるだ
けであって、バルブや管路の増設を必要としないので、
システム構成が簡単なものとなり制御もそれだけ容易に
なるので、コスト面においても有利になる。
【0027】図3は本発明による第3の実施例としての
排気ガス微粒子浄化装置を示すもので、構造的には図2
に示す第2実施例の装置と類似しており、エンジンの通
常運転中の排気微粒子の捕集や、再生燃焼の場合も第2
実施例の場合と同様に行われるが、再生中にエンジンが
停止することによって再生が停止した時の、コントロー
ラ27による流路切替えバルブ29及び30の制御モー
ドが異なっている。即ち、第3実施例においては、再生
中にコントローラ27がセンサ28であるイグニッショ
ンキーのOFF操作信号のような再生停止信号を感知す
ると、例えばイグニッションキースイッチにタイマーに
よる並列回路を形成させる等の手段を講じて、所定の時
間(例.数秒間)だけエンジンの運転を継続させる。そ
してその間は流路切替えバルブ29及び30が図3に示
す実線位置をとるように、コントローラ27が制御手段
31、33に制御信号を発する。
【0028】再生が行われていた間は図3における破線
の位置にあった流路切替えバルブ29及び30が、再生
の停止信号を受けたコントローラ27の指令により、再
び排気微粒子の捕集時と同じ実線位置をとることによっ
て、エンジンの排気ガスをフィルタ5へ再生燃焼とは反
対の方向に流入させて、再生燃焼を吹き消すのである。
排気ガスの温度は排気微粒子の着火温度(650°C)
よりも遙かに低いし、酸素の含有量も少ないので、それ
が多量に再生燃焼部分に吹きつけられ、しかもこの実施
例では、再生燃焼の方向が、エンジンの通常運転時にお
ける排気ガスの流れの下流側から上流側に向かうように
設定されているので、流量の大きい排気ガスが再生燃焼
の進行の方向と反対の方向に流入すると、フィルタ5に
残っていた微粒子はそれ以上再生燃焼を継続することが
できなくなり、立ち消えの状態になって消火する。
【0029】図2に示す第2実施例の排気ガス微粒子浄
化装置の応用例としては、図3に示した第3実施例の他
に、エアポンプ19の駆動制御に特徴のある第4実施例
がある。第4実施例のシステム構成自体は図2に示すも
のと同様であって、エアポンプ19の駆動モードだけが
異なっている。第4実施例においては、流路切替えバル
ブ29及び30を図2の実線位置としてフィルタ5の再
生燃焼を行っている途中で、再生の停止操作が行われて
再生停止信号がコントローラ27に入力されたとき、コ
ントローラ27の指令によって、流路切替えバルブ29
及び30は再生位置のままとするが、エアポンプ19は
停止することなく継続して運転し、更にその回転数を増
加させて大流量の空気を再生の方向と同じ方向(図2の
実線矢印の方向)でフィルタ5内に流入させる。低温の
空気が大量に流入することによりフィルタ5内は冷却さ
れて、堆積した微粒子は燃焼を継続することができなく
なり、急速に消火する。
【0030】図4は、第4実施例においてコントローラ
27により実行されるエアポンプ19の制御のモードを
タイミングチャートとして示したもので、再生中は最適
の再生燃焼の状態を維持することができる空気流量Q1
(容量2リットル程度のフィルタの場合、例えば毎分1
00リットル程度)に対して、再生停止信号がコントロ
ーラ27に入力された時には、エアポンプ19の回転数
を増加させて空気流量をQ2 (例えば毎分500リット
ル程度以上)まで急増させ、フィルタ5内に堆積して残
っている微粒子の再生燃焼を吹き消すようにする。な
お、この大流量Q2 によるエアポンプ19の運転は、予
め定めた時間だけ継続させるか、或いは、フィルタ5の
端面等に設けた温度センサによって消火を確認するまで
継続する。
【0031】図5は本発明による第5の実施例としての
排気ガス微粒子浄化装置のシステム構成全体を略示する
もので、排気ガス微粒子浄化装置そのものは図9に示し
た従来例と同様に、排気管2、3、フィルタ容器4、フ
ィルタ5、排気管11、流路切替えバルブ14、バイパ
ス管15等から構成されている。また、フィルタ5の再
生のために、フィルタ5の前後の差圧を検出する差圧セ
ンサ12や、フィルタ5の上流側端面に取り付けられる
電気ヒータ13、排気管3に接続される給気管36を有
するエアポンプ19等が設けられており、電気ヒータ1
3やエアポンプ19はコントローラ27によって制御さ
れる。
【0032】この実施例におけるコントローラ27はマ
イクロプロセッサを組み込んだもので、中央処理装置
(CPU)37、入力信号のためのパルス整形回路3
8、同じくA/D変換器39、制御プログラムやデータ
を予め記憶しているリードオンリメモリ(ROM)4
0、制御信号を出力するための出力回路41、その他の
ものからなっている。ディジタル信号をもたらすエンジ
ンの回転数センサ42はコントローラ27のパルス整形
回路38に接続され、アナログ信号をもたらすイグニッ
ションキースイッチ43のON接点、スロットル弁開度
センサのような負荷センサ44、フィルタ5における微
粒子の堆積量を検出する差圧センサ12等は、A/D変
換器39に接続される。
【0033】微粒子を捕集するときは、コントローラ2
7によって流路切替えバルブ14を図5に示す実線の位
置に置いて、図示しないエンジンから排気管2、排気管
3、フィルタ容器4、フィルタ5、排気管11の順に排
気ガスを流し、フィルタ5によって微粒子を捕集して堆
積させるが、堆積量が増加して差圧センサ12の検出値
が所定値を越えると、コントローラ27は流路切替えバ
ルブ14を切り換えて排気ガスの全量をバイパス管15
へ流し、入口を閉じられた排気管3にはエアポンプ19
から適量の空気を送ってフィルタ容器4内のフィルタ5
を通過させると共に、電気ヒータ13に通電して赤熱さ
せ、堆積している微粒子に図において左端から着火して
再生燃焼させる。その再生の進行中にイグニッションキ
ースイッチ43がOFFとされる(エンジンの停止操
作)と、基本的にはエアポンプ19の回転数を上昇し、
送風量を一時的に増加させて再生燃焼を吹き消すが、第
5実施例では更に進んで、エンジンの停止による再生の
停止が再生の終期に近いところで生じたときに限り、そ
のまま再生を続行するようにした点に特徴がある。
【0034】この作動を、コントローラ27の中央処理
装置(CPU)37が実行する図6に例示した制御プロ
グラムのフローチャートによって更に詳細に説明する。
まず、プログラムがスタートすると、コントローラ27
はステップ1(図6においてはS1のように略記する)
で回転数センサ42からエンジンの回転数信号を、ステ
ップ2で負荷センサ44からエンジンの負荷信号を、ま
たステップ3で差圧センサ12から微粒子の堆積量に対
応するフィルタ5の前後差圧信号を、それぞれ中央処理
装置(CPU)37に入力する。ROM40にはエンジ
ン回転数とエンジン負荷の二次元マップとして再生を開
始すべき差圧値が記憶されているので、先に入力したエ
ンジン回転数とエンジン負荷から再生を開始する設定差
圧値を選択し、ステップ4で差圧センサ12からの実際
の差圧値と比較して、フィルタ5が再生時期に来ている
かどうかを判定する。再生時期でないと判定されるとス
テップ1に戻って、所定の短い時間間隔で、同じ制御手
順を繰り返して実行する。
【0035】ステップ4において再生時期であると判定
されるとステップ5に進み、コントローラ27は、Aの
実線位置にあった流路切替えバルブ14をBの破線位置
に切り換えて、排気ガスの全量を第1のバイパス管15
へ流すと共に、エアポンプ19を駆動して給気管36を
通じてフィルタ5へ順方向に空気を供給する。同時に電
気ヒータ13にも通電してフィルタ5に堆積している微
粒子を左端から加熱して着火、燃焼させ、再生を開始す
る。またCPU37内のタイマT1 による経過時間のカ
ウントも開始する。
【0036】ステップ6では、運転者によってエンジン
の停止操作がなされているかどうかを、イグニッション
キースイッチ43がOFFとされているか否かによって
判定する。再生終了までにエンジン停止が行われない通
常の再生状態においてはステップ7に進み、タイマT1
のカウント値(経過時間)が、電気ヒータ13によって
フィルタ5に捕集された微粒子を着火、燃焼させるのに
充分な温度まで加熱するのに必要な時間TH を越えたか
どうかが判定される。越えていなければステップ6に戻
り、電気ヒータ13への通電は継続される。ステップ7
で経過時間T1が必要な時間TH を越えているときは、
ステップ8で電気ヒータ13への通電を停止する。その
後もフィルタ5内では、エアポンプ19から供給される
適量の空気に支持されて伝播燃焼が継続する。
【0037】ステップ9でイグニッションキースイッチ
43がOFFになっていない場合であって、更に、ステ
ップ10で所定の再生終了時間TP を経過したと判定さ
れたときには、ステップ11でエアポンプ19の駆動が
停止され、流路切替えバルブ14が実線のA位置に切り
換えられて、微粒子の捕集状態に戻る。所定の再生終了
時間TP を経過していないときにはステップ9に戻って
判定を繰り返す。
【0038】ステップ9において、イグニッションキー
スイッチ43がOFF、即ち再生の途中で再生停止操作
が行われたと判定されたときには、ステップ12に進ん
で、図7のタイミングチャート(a)及び(b)にも示
されているような、第5実施例の特徴である二通りの制
御が選択的に行われる。まずステップ12で、再生開始
からの経過時間T1 が再生前期の終了時間TA をこえて
いるかどうかが判定される。ここにいう再生前期の終了
時間TA としては、例えば所定の再生終了時間TP の2
分の1の値を設定することができる。
【0039】再生停止が再生の前期で生じた場合(T1
<TA )は、ステップ14に進み、第4実施例の場合と
同様にエアポンプ19の回転数を上昇させてフィルタ5
への空気の供給量を増加し、再生燃焼を強制的に停止
(消火)させる。再生前期の場合はフィルタ5内に多量
の微粒子が残っており、それがくすぶって長時間発熱し
続けると、高温のガスが放出したり、フィルタ容器4の
高温を長く継続して危険を招く恐れがあるためである。
【0040】しかし、再生の後期で再生が停止した場合
(ステップ12でT1 ≧TA )は、ステップ10に進ん
で、所定の再生終了時間TP が経過するまで、そのまま
再生燃焼を継続させる。これは、再生の後期においては
フィルタ5内に燃え残っている微粒子の量が少ないた
め、再生を続行しても発熱量が比較的小さくて問題を起
こす恐れが少ないのと、燃え残りが少なくなった状態で
再生を中断すると、フィルタ5内における微粒子の燃え
残りの分布が一様でないために、次の捕集時に微粒子の
捕集状態がフィルタ5内で部分的に異なってきて、再生
時期を判断するための差圧特性が変化し、コントローラ
27によって的確に再生開始時期を判定することが難し
くなるためである。
【0041】ステップ6及びステップ9において、エン
ジンの停止による再生の停止は、イグニッションキース
イッチ43のON位置の電圧をA/D変換器39を介し
てCPU37に読み込み、そのON位置電圧が入力され
ているか否かによって判定する。電気ヒータ13の通電
中に再生が停止されたとき(イグニッションキースイッ
チ43がOFF)は、ステップ6からステップ13に進
み、直ちに電気ヒータ13への通電を停止して、ステッ
プ14で強制消火操作を行う。強制消火は前述のように
エアポンプ19の送風量を増加することによって実施さ
れる。強制消火のために行われるエアポンプ19の流量
の増量は、消火に十分な所定の時間TE を経過したこと
がステップ15で判定されるまで継続される。所定の時
間TE が経過したときは、ステップ11に進んで流路切
替えバルブ14を実線のA位置に戻して微粒子の捕集状
態とし、この制御を終了する。
【0042】以上は図6のフローチャートに基づいて、
第5実施例におけるコントローラ27の制御手順を説明
したものであるが、各手順(ステップ)の制御タイミン
グは図7のタイミングチャートにも示されている。図7
の(a)はステップ12における判定がT1 <TA の場
合、つまり、再生停止が再生の前期で生じた場合であ
り、第4実施例の場合と同様に、エアポンプ19の流量
を急増させて再生を強制的に中断させている。また、図
7の(b)はステップ12における判定がT1 ≧TA
場合、つまり再生の後期に再生が停止した場合であり、
そのまま再生を続行して、再生を終わらせる点が他の実
施例に比べて異なっている。
【0043】図8は、フィルタ5の体格(容量)が2リ
ットルの場合に、エアポンプ19の吐出する空気の流量
とフィルタ5の再生率との関係を調査した結果を示すも
のである。再生率はフィルタ5に堆積した微粒子の燃え
方を示す値で、完全に焼却したときは100%とし、全
く燃焼しなかったときは0%とする。特性曲線が上に向
かって凸であることから、エアポンプ流量には再生率の
最大値をもたらす適正値が存在し、それを越えたエアポ
ンプ流量では再生率が悪くなる。これは、流量が過大で
あると、微粒子の燃焼熱が通過する空気によって持ち去
られることにより、フィルタ5が冷却して再生燃焼の維
持が困難になるためである。この調査結果によると、再
生時のエアポンプ流量は毎分100リットル、強制消火
時のエアポンプ流量は余裕をとって毎分300リットル
にすることが望ましい。
【0044】第5実施例では、通常の再生時のエアポン
プ送風時間TP 、及び強制消火時の送風時間TE を、い
ずれも予め実験的に調査して知り得た値に基づいて設定
することにしているが、他の実施例としては、フィルタ
5の温度をその中に挿入した温度センサによって検出
し、フィルタ5の温度が低下して再生燃焼が終了したと
判定することができる値以下になったとき、コントロー
ラ27によってエアポンプ19の駆動を停止するように
してもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、排気微粒子が堆積した
フィルタを再生している途中でこの再生が停止する場合
でも、再生燃焼を確実に且つ速やかに中断させることに
より、燃え残りの微粒子のくすぶりによる高温のガスの
放出や、フィルタ容器の温度上昇による危険性を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示すシステム構成図である。
【図2】第2実施例を示すシステム構成図である。
【図3】第3実施例を示すシステム構成図である。
【図4】第4実施例についての制御モードを示すタイミ
ングチャートである。
【図5】第5実施例を示すシステム構成図である。
【図6】第5実施例についての制御プログラムを示すフ
ローチャートである。
【図7】第5実施例についての制御モードを示すタイミ
ングチャートである。
【図8】再生率とエアポンプ流量との関係を調査した結
果を示す図表である。
【図9】従来例を示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1…エンジン 2、3、11…排気管 4…フィルタ容器 5…捕集フィルタ 6…フィルタの隔壁 7…上流側の流路(セル) 8…下流側の流路(セル) 9…下流側端部(栓詰め) 10…上流側端部(栓詰め) 12…差圧センサ 13…電気ヒータ 14…流路切替えバルブ 15…第1のバイパス管 16…第2のバイパス管 17、18…流路開閉バルブ 19…エアポンプ 20、21…給気管 22、23…バルブ 24、25、26…バルブ制御手段 27…コントローラ 28…センサ 29、30…流路切替えバルブ 31、32、33…制御手段 34…排気管 35、36…給気管 37…中央処理装置(CPU) 38…パルス整形回路 39…A/D変換器 40…ロードオンリメモリ(ROM) 41…出力回路 42…回転数センサ 43…イグニッションキースイッチ 44…負荷センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 新二 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 稲垣 光夫 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 小端 喜代志 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 (72)発明者 菱沼 修 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 日本電 装株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ガスの排出経路の途中に設けられて
    排気ガス中に含まれている微粒子を捕集する捕集フィル
    タと、前記捕集フィルタに堆積している微粒子の再生燃
    焼を開始させるための着火手段と、再生燃焼を維持する
    ために前記捕集フィルタに再生用ガスを供給する手段
    と、再生が停止するか或いは停止しようとしていること
    を示す再生の停止信号を検出する手段と、前記再生の停
    止信号が検出された時に前記捕集フィルタに対する再生
    用ガスの供給方向を反転させる手段とを備えていること
    を特徴とする排気ガス微粒子浄化装置。
  2. 【請求項2】 再生の停止信号が検出された時に捕集フ
    ィルタに対して方向を反転させて供給する再生用ガスの
    流量を増量させる手段をも備えていることを特徴とする
    請求項1記載の排気ガス微粒子浄化装置。
  3. 【請求項3】 排気ガスの排出経路の途中に設けられて
    排気ガス中に含まれている微粒子を捕集する捕集フィル
    タと、前記捕集フィルタに堆積している微粒子の再生燃
    焼を開始させるための着火手段と、再生燃焼を維持する
    ために前記捕集フィルタに再生用ガスを供給する手段
    と、再生が停止するか或いは停止しようとしていること
    を示す再生の停止信号を検出する手段と、前記再生の停
    止信号が検出された時に前記捕集フィルタに供給する再
    生用ガスの流量を増量させる手段とを備えていることを
    特徴とする排気ガス微粒子浄化装置。
JP4073978A 1992-03-30 1992-03-30 排気ガス微粒子浄化装置 Withdrawn JPH05280324A (ja)

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ID=13533701

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