JPH0528003A - ソフトウエア試験システム - Google Patents
ソフトウエア試験システムInfo
- Publication number
- JPH0528003A JPH0528003A JP3205687A JP20568791A JPH0528003A JP H0528003 A JPH0528003 A JP H0528003A JP 3205687 A JP3205687 A JP 3205687A JP 20568791 A JP20568791 A JP 20568791A JP H0528003 A JPH0528003 A JP H0528003A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単かつ低いプログラム開発コストにて、数
値演算などのプログラムの試験を実施可能にする。 【構成】 テスト対象のプログラムに含まれる変数がい
かなる物理単位の数値をとるかを表す対応表12と、上
記プログラムの演算結果の単位をエミュレートし、これ
を上記対応表12と照合する単位照合手段13とを備え
て、結果判定手段4に、該単位照合手段による照合結果
の内容を判定させる。
値演算などのプログラムの試験を実施可能にする。 【構成】 テスト対象のプログラムに含まれる変数がい
かなる物理単位の数値をとるかを表す対応表12と、上
記プログラムの演算結果の単位をエミュレートし、これ
を上記対応表12と照合する単位照合手段13とを備え
て、結果判定手段4に、該単位照合手段による照合結果
の内容を判定させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、数値演算などのプロ
グラムをテストするのに用いるソフトウエア試験システ
ムに関するものである。
グラムをテストするのに用いるソフトウエア試験システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば電子通信学会誌,Vol.
66,No.4,PP366−371に示された従来の
ソフトウエア試験システムを示すブロック図であり、図
において、1はいくつかのテストケースにおいて、図5
に示すような入力条件と予想結果との関係を示した試験
仕様、2はテストの対象となるプログラムのプログラム
実行手段、3は出力データと予想結果の照合手段、4は
試験結果の内容を判定する結果判定手段である。
66,No.4,PP366−371に示された従来の
ソフトウエア試験システムを示すブロック図であり、図
において、1はいくつかのテストケースにおいて、図5
に示すような入力条件と予想結果との関係を示した試験
仕様、2はテストの対象となるプログラムのプログラム
実行手段、3は出力データと予想結果の照合手段、4は
試験結果の内容を判定する結果判定手段である。
【0003】次に動作について説明する。ソフトウエア
の試験を行う場合には、まず、図5に示すように、いく
つかのテストケースにおける入力条件と予想結果を、例
えば変数名と値で記述した試験仕様1を用意する。そし
て、この試験仕様1の入力条件をもとに作成したデータ
をテストの対象となるプログラム実行手段2に与えた
後、プログラムを実行させる。次に、試験仕様1の予想
結果をもとに作成したデータと、プログラム実行手段2
によって得られた出力データとを照合手段3によって照
合し、その照合結果にもとづき、結果判定手段4におい
てその結果の内容およびソフトウエアの良否を判定す
る。
の試験を行う場合には、まず、図5に示すように、いく
つかのテストケースにおける入力条件と予想結果を、例
えば変数名と値で記述した試験仕様1を用意する。そし
て、この試験仕様1の入力条件をもとに作成したデータ
をテストの対象となるプログラム実行手段2に与えた
後、プログラムを実行させる。次に、試験仕様1の予想
結果をもとに作成したデータと、プログラム実行手段2
によって得られた出力データとを照合手段3によって照
合し、その照合結果にもとづき、結果判定手段4におい
てその結果の内容およびソフトウエアの良否を判定す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のソフトウエア試
験システムは以上のように構成されているので、単なる
数値演算の試験を行う場合でも、膨大なテストデータを
作成する必要が生じる場合があり、この結果、プログラ
ムの開発コストが増大するなどの課題があった。
験システムは以上のように構成されているので、単なる
数値演算の試験を行う場合でも、膨大なテストデータを
作成する必要が生じる場合があり、この結果、プログラ
ムの開発コストが増大するなどの課題があった。
【0005】この発明は上記のような課題を解消するた
めになされたもので、簡単に、しかも、プログラム開発
コストを増大せずに数値演算プログラムの試験を行うこ
とができるソフトウエア試験システムを得ることを目的
とする。
めになされたもので、簡単に、しかも、プログラム開発
コストを増大せずに数値演算プログラムの試験を行うこ
とができるソフトウエア試験システムを得ることを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るソフトウ
エア試験システムは、テスト対象のプログラムに含まれ
る変数がいかなる物理単位の数値をとるかを表す対応表
と、上記プログラムの演算結果の単位をエミュレート
し、これを上記対応表と照合する単位照合手段とを備え
て、結果判定手段に、該単位照合手段による照合結果の
内容を判定させるようにしたものである。
エア試験システムは、テスト対象のプログラムに含まれ
る変数がいかなる物理単位の数値をとるかを表す対応表
と、上記プログラムの演算結果の単位をエミュレート
し、これを上記対応表と照合する単位照合手段とを備え
て、結果判定手段に、該単位照合手段による照合結果の
内容を判定させるようにしたものである。
【0007】
【作用】この発明における単位照合手段は、プログラム
の演算結果の単位をエミュレートし、この単位を対応表
と自動的に照合することで、プログラムの試験を簡単に
行えるようにする。
の演算結果の単位をエミュレートし、この単位を対応表
と自動的に照合することで、プログラムの試験を簡単に
行えるようにする。
【0008】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1において、11はテストの対象となるプログ
ラム、12はプログラムに含まれる図2に示すような変
数とその物理単位との対応表、13は上記プログラム1
1をディメンションのみエミュレートし、上記対応表1
2によって照合を行う単位照合手段、14は照合結果の
内容を判定する結果判定手段である。
する。図1において、11はテストの対象となるプログ
ラム、12はプログラムに含まれる図2に示すような変
数とその物理単位との対応表、13は上記プログラム1
1をディメンションのみエミュレートし、上記対応表1
2によって照合を行う単位照合手段、14は照合結果の
内容を判定する結果判定手段である。
【0009】次に動作について説明する。まず、テスト
の対象となるプログラム11に含まれる変数とその物理
単位との対応関係を示す図2のような対応表12を用意
する。次に、被テストの上記プログラム11に含まれる
変数とその単位の対応表12をもとにして、単位照合手
段13によって、上記プログラム11をディメンション
のみエミュレートし、対応表12によって照合を行い、
その照合結果の内容を結果判定手段によって判定する。
の対象となるプログラム11に含まれる変数とその物理
単位との対応関係を示す図2のような対応表12を用意
する。次に、被テストの上記プログラム11に含まれる
変数とその単位の対応表12をもとにして、単位照合手
段13によって、上記プログラム11をディメンション
のみエミュレートし、対応表12によって照合を行い、
その照合結果の内容を結果判定手段によって判定する。
【0010】図3は上記単位照合手段13による処理手
順を示すフローチャートであり、ここでは、被テストの
プログラム11がオブジェクトコード形式になっている
ものとしている。これについて説明すると、まず、プロ
グラム11より一命令を読出し(ステップST1)、そ
の命令が転送,加減算,乗除算のいずれであるかを判別
する(ステップST2)。ここで転送命令と判定された
場合には、転送先が対応表に記述された変数名か否かを
判定し(ステップST3)、記述された変数名ならば、
転送元の単位と転送先の単位の照合を行い(ステップS
T4)、その照合結果に異常があるかないかを調べ(ス
テップST5)、異常ならば異常結果を出力する(ステ
ップST6)。一方、ステップST3において、転送先
がレジスタ等,対応表に記述された変数に該当しない場
合は、転送元の単位を転送先の単位として記憶する(ス
テップST7)。
順を示すフローチャートであり、ここでは、被テストの
プログラム11がオブジェクトコード形式になっている
ものとしている。これについて説明すると、まず、プロ
グラム11より一命令を読出し(ステップST1)、そ
の命令が転送,加減算,乗除算のいずれであるかを判別
する(ステップST2)。ここで転送命令と判定された
場合には、転送先が対応表に記述された変数名か否かを
判定し(ステップST3)、記述された変数名ならば、
転送元の単位と転送先の単位の照合を行い(ステップS
T4)、その照合結果に異常があるかないかを調べ(ス
テップST5)、異常ならば異常結果を出力する(ステ
ップST6)。一方、ステップST3において、転送先
がレジスタ等,対応表に記述された変数に該当しない場
合は、転送元の単位を転送先の単位として記憶する(ス
テップST7)。
【0011】一方、ステップST2で命令が加減算であ
ると判定された場合には、被演算データそれぞれの単位
を照合し(ステップST8)、照合結果が異常か否かを
調べて(ステップST9)、異常ならば異常結果を出力
する(ステップST10)。そして、演算の格納先の単
位として被演算データのいずれかの単位を記憶する(ス
テップST11)。
ると判定された場合には、被演算データそれぞれの単位
を照合し(ステップST8)、照合結果が異常か否かを
調べて(ステップST9)、異常ならば異常結果を出力
する(ステップST10)。そして、演算の格納先の単
位として被演算データのいずれかの単位を記憶する(ス
テップST11)。
【0012】次に、ステップST2で命令が乗除算であ
ると判定された場合には、被演算データの単位より、演
算結果の単位をエミュレートし(ステップST12)、
その結果を演算の格納先の単位として記憶する(ステッ
プST13)。以上の処理を被テストプログラムの全命
令について繰り返し行う(ステップST14)。
ると判定された場合には、被演算データの単位より、演
算結果の単位をエミュレートし(ステップST12)、
その結果を演算の格納先の単位として記憶する(ステッ
プST13)。以上の処理を被テストプログラムの全命
令について繰り返し行う(ステップST14)。
【0013】実施例2.なお、上記実施例では被テスト
のプログラム11が、オブジェクトコード形式になって
いる場合について説明したが、ソースコード形式になっ
てもディメンションのエミュレートと単位の照合は可能
であり、上記実施例と同様の効果を奏する。
のプログラム11が、オブジェクトコード形式になって
いる場合について説明したが、ソースコード形式になっ
てもディメンションのエミュレートと単位の照合は可能
であり、上記実施例と同様の効果を奏する。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によればテスト
対象のプログラムに含まれる変数がいかなる物理単位の
数値をとるかを表す対応表と、上記プログラムの演算結
果の単位をエミュレートし、これを上記対応表と照合す
る単位照合手段とを備えて、結果判定手段に、該単位照
合手段による照合結果の内容を判定させるように構成し
たので、プログラムの試験が簡単になり、しかも開発コ
ストを従来に比し十分に削減できるものが得られる効果
がある。
対象のプログラムに含まれる変数がいかなる物理単位の
数値をとるかを表す対応表と、上記プログラムの演算結
果の単位をエミュレートし、これを上記対応表と照合す
る単位照合手段とを備えて、結果判定手段に、該単位照
合手段による照合結果の内容を判定させるように構成し
たので、プログラムの試験が簡単になり、しかも開発コ
ストを従来に比し十分に削減できるものが得られる効果
がある。
【図1】この発明の一実施例による、ソフトウエア試験
システムを示すブロック図である。
システムを示すブロック図である。
【図2】この発明のソフトウエア試験システムに用い
る、変数対単位を示す対応表である。
る、変数対単位を示す対応表である。
【図3】図1における単位照合手順を示すフローチャー
ト図である。
ト図である。
【図4】従来のソフトウエア試験システムを示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】従来のソフトウエア試験システムに用いる入力
条件および予想結果を示す試験仕様図である。
条件および予想結果を示す試験仕様図である。
4 結果判定手段 11 プログラム 12 対応表 13 単位照合手段
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 テスト対象のプログラムに含まれる変数
がいかなる物理単位の数値をとるかを表す対応表と、上
記プログラムの演算結果の単位をエミュレートし、これ
を上記対応表と照合する単位照合手段と、該単位照合手
段による照合結果の内容を判定する結果判定手段とを備
えたソフトウエア試験システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205687A JP2682911B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | ソフトウエア試験システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205687A JP2682911B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | ソフトウエア試験システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0528003A true JPH0528003A (ja) | 1993-02-05 |
JP2682911B2 JP2682911B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=16511046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3205687A Expired - Fee Related JP2682911B2 (ja) | 1991-07-23 | 1991-07-23 | ソフトウエア試験システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2682911B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023119359A1 (ja) * | 2021-12-20 | 2023-06-29 | 三菱電機株式会社 | 列車情報管理装置、試験端末装置、列車情報管理装置試験システムおよび試験方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5040051A (ja) * | 1973-08-14 | 1975-04-12 | ||
JPS585849A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-13 | Hitachi Ltd | 単位変換制御方法 |
JPS631250U (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-07 |
-
1991
- 1991-07-23 JP JP3205687A patent/JP2682911B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5040051A (ja) * | 1973-08-14 | 1975-04-12 | ||
JPS585849A (ja) * | 1981-07-03 | 1983-01-13 | Hitachi Ltd | 単位変換制御方法 |
JPS631250U (ja) * | 1986-06-20 | 1988-01-07 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2023119359A1 (ja) * | 2021-12-20 | 2023-06-29 | 三菱電機株式会社 | 列車情報管理装置、試験端末装置、列車情報管理装置試験システムおよび試験方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2682911B2 (ja) | 1997-11-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
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