JPS585849A - 単位変換制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高級な言語で記述さｎたンースプログ之ムを
、オブジェクトプログラムに翻訳し、実行可能な計算機
に関するものである。

一般に計算機は、計算機に対し処理を実行させる命令を
論理に従い組み合せ、たプログラムを作成する言語とし
て人間に理解し易い高級言語と、機械が理解可能な機械
語を持ち、高級言語で記述したプログラムをソースプロ
グラムと呼び、計算機が理解し、実行可能な形態に変換
さｎｆｔプログラムをオブジェクトプログラムと呼びソ
ースプログラムを文法チェックしオブジェクトプログラ
ムに変換する翻訳装置２と、翻訳さｔＬｆｃオブジェク
トプログラム等を格納する記憶装置（以下メモリーと呼
ぶ）４とその情報を取り込み１演算を行なう演算装置５
とから構成される装置はオブジェクトプログラムの命令
内容に従い、データを演算処理し結果をメモリーに格納
したり種々の出力装置３を使って外部に出力する。（第
１図）この種の翻訳装置付の計算機は古くは大型計算機
にしか見らｎなかったが、回路の集積化等が進み職場や
現場単位に設置される小型計算機でも実現さｎる様にな
シ、こｎ童で計算機とは縁の無かった様なユーザーも卓
上計算機差の気軽さで高級言語によるソースプログラム
を作成し実行式せることか可能な環境になっている。一
方も・と、もとはソフトウェア専門家がプログラム作成
を容易に行なえる様にするために作成さｎた高級言語は
一般ユーザーには利用しにくいという欠点があった。

特に一般事務では伝票計算（金銭処理）、原価計算等の
業務が多く、作業現場では工程管理、稼動時間管理等の
業務が主で、いずｎも金額（円。

ドル等）や時間（時１分）等の単位を持ったデータの数
値演算を行なうにもかかわらず、翻訳装置の内部にデー
タの単位を理解し合理的に単位変換する機能が無かった
ために、ソースプログラムを作成する場合に、データの
単位のつじつ１を合わすための不用な演算を行なわねば
ならなかった。

こｎを次に示す例を用いて考えてみる。

（例１） 「２秒間にＹメートル進む人は、時速Ｘキロメートルか
７」 この問題をソースプログラムにすると次式の様になる。

Ｘ＝　（ＹＸＩＯ−３）÷（ＺＸ　３６−’　Ｘ　１Ｏ
−２）・・・・・・・・・・・・・・・　（１）（１）
式の様に単位をそろえるための定数をソースプログラム
に一般ユーザーが考えて入ｎなけｎばならなかった。

本発明の目的はソースプログラムを作成する時にあらか
じめ定義さ：ｎた単位を簡単な方法で指示するだけで、
そｎを解読しデータの合理性を保つための単位変換を自
動的に行なえしかも単位変換のルールは一般ユーザーが
簡単に定義できる様にしたことにより各職場、現場に最
も適した単位変換ルールによる単位の解釈、変換を行な
うことを可能とし、このことによりソースプログラムの
作成作業を煩雑にしてい定単位をそろえるための定数を
付加する作業を不要とする翻訳装置を提供することにあ
る。

本発明の特徴は、一般の高級言語の翻訳装置の前に組み
込み可能で単位変換のルールを一般ユーザーが定義（書
き込み）可能な翻訳装置を設けた点にある。この装置を
従来の高級言語翻訳機の前に組み込むことにより、単位
の記述が不可能であった高級言語でも各一般ユーザーが
各ユーザー用に定義した単位変換ルールによｐ単位変換
を自動的に行なえる。従って各一般ユーザーにとって飛
躍的に高級言語が利用し易くなる。

以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第２図において入力装置１はソースプログラムを読み取
り、そｎを単位記述文検出器６１により単位に関して記
述した文であるかを判断し、もしも記述していない場合
は従来の高級言語の翻訳器２に入力装置１で読み取った
内容をその１１渡し従来通りの翻訳を翻訳器２において
実行し、−オブジェクトプログラムを作成し、出力装置
３を介し外部に出力さ扛る。この様に単位に関する記述
が無い文に関しては従来と全く同様の処理で翻訳が行な
わｆるため、従来−の翻訳器と互換性があり、古いソー
スプログラムもそのまま翻訳することができる。

逆に単位記述文検出器６１によりチェックした結果、単
位に関する記述がしである文であった場合にはその内容
を単位変換器６２に渡し単位変換が行なわｎる。単位変
換は変換定数メモリ６３の情報を基にして行なわ扛るが
、この単位定数メモリ６３の内容がメモリ書換装置６４
を介し簡単に行なえるため、各職場、現場単位に自分達
に最も適した単位変換の定義を行なうことができる。こ
の様に単位変換の定義を各ユーザー毎に定義できる様に
したのは一般に使用泗扛でいる単位について全てを網羅
する様な単位変換の定義を行なおうとするとそ扛に必要
なメモリ容量ビ影大となり、小型計算機では無理がかか
るし処理速度においても劣るものになるからである。ま
た各現場単位に使用さ扛る単位を調査してみるとかな９
片寄りがあり全ての単位について定義する必要が無いし
、一般の単位系（ＳＩ単位系など）では認められていな
い様な特殊な単位（人・月など）もあり、こｎなどは各
職場単位で定義せざるを得ないという背景があるためで
、このことによりメモリ容量の削減、処理時間の短縮化
、各現場特有の特殊な単位のサポートを実現することが
できる。６３１は単位変換定数メモ！Ｊ、６３２は等価
変換足数メモリ６３３は接頭語変換定数メモリである。

さらに詳細な動作の説明を第３図を用いて行なう。

第３図は単位変換器６２の内部処理を表わし、単位記述
文検出器６１にどいてソースプログラム中に単位に関す
る記述をした文が検出さｎると手のソースグロ、ダラム
７１が単位変換器６２に渡さｎる。単位を記述した文で
あるかないかは、あらかじめ文法的に約束をしておくこ
とで容易に判断できる。第３図の例では単位を記述する
時は必ずかぎかっこ〔〕でくくるということが約束さ扛
ている。

単位変換器６２より渡さｎｉ単位変換前のソースプログ
ラム７１は左辺、右辺にそｎぞ扛単位として何が記述さ
ｎているかチェックさ扛変換定数メモリ６２より変換定
数を検索し、その定数を変換前のソースプログラム７１
に組込み単位変換後のソースプログラム７２が作成さｎ
る。単位変換後のソースプログラムは従来の高級言語の
ソースプログラムと互換性があり、こｎが再び単位記述
文検出器６１を介し従来の翻訳器２に送出さ扛翻訳器２
では単位変換後のソースプログラム７２を翻訳しオブジ
ェクトプログラムを作成、出力装置３を介し外部に出力
する。

質券定数メモリ６３は基本的な単位の変換についての定
義を記憶する単位変換定数メモリ６３１と、各職場特有
な単位を単位変換定数メモ１７６３１内で定義しである
基本的な単位と等価変換する等価変換定数メモリ６３２
と、゛キロ、ヘクト等単位の頭に付加し意味を持たす接
頭語につい・て１、その倍数を記憶する接頭語変換定数
メモリ６３３に細分化さ牡ている。このうち接頭語変換
定数については各単位系共通のためユーザー毎に定義す
る必要性がないため接頭語変換定数メモリ６３３につい
てはメモリ書換装置６４による書換えは行なえず、あら
かじめ用意さｎているものを使用する。

′！た単位変換定数メモリ６３１についても使用頻度の
非電に高い単位系（例えば長さの単位９時間の単位）に
関しては、ユーザーが定義を行なう煩雑さを無くするた
めにあらかじめ用意しておき書換えは行なえない様にな
っている。

第３図は例として（具体例２．１）と同じ例を用いてい
る。この問題に本発明を適用する場合のソースプログラ
ムの一例は第３図中の変換前のソースプログラム７１の
様になる。この様に単位を文中に記述することを可能と
することにより日常、計算用紙に書いてこの問題を解く
時と同じ様にソースプログラムを記述でき、ソースプロ
グラムのドキュメント性の向上、日常の記述形式と高級
言時による記述形式とのギャップの縮減を行なうことが
できる。′ 変換前のソースプログラム７１は左辺と右辺にそ扛ぞｎ
何の単位が記述しであるかチェックさｎｌその結果左辺
には長さの単位としてはＫｍ、時間の単位としてはＨＲ
（時）が記述さｎていることが検出さｎ、右辺には長さ
の単位としてはｍ１時間の単位としてはＳ（秒）が記述
さ扛ていることが検出さｎる。次に単位変換定数メモリ
６３１内の長さ単位変換定数テーブル６３１１、時間単
位変換定数テーブル６３１２を検索し、そｎぞｎの変換
定数を求めそ扛を変換前のソースプログラム７１の右辺
の単位と置き換え、左辺の単位は消去することによって
単位変換を行なったソースプログラムを得ることができ
る。

次に等個単位変換と接頭語の変換について第４図を用い
て説明する。

説明のために次の例を用いる。

（例２） 「Ｃμｓ（マイクロセカンド）にＢ回振動する波の周波
数は何Ｈ２（ヘルツ９か？」 この問題に本発明を適用する場合のソースプログラムの
一例は第４図中の変換前のソースプログラム７１の様に
なる。こ扛もまず（具体例１）の場合と同様に左辺と右
辺にそｎぞ扛何の単位が記述さｎているかチェックされ
る。その結果左辺には等価変価すべ！！（Ｈｚ）が使わ
ｎている九め、まずこの等価変換を行なう。その手順は
１ず変換定数メモリ６３内の等価変換定数メモリ６３２
を検索し、その内容で被等価変換値を等価単位に置き換
える。この処理により等価変換後のソースプログラム７
３は単位変換定数メモリ６３１にある単位かそれに付加
した接頭語のみとなる。等価変換定数メモリ６３２の内
容としては第１に組立単位（Ｈｚ　：ヘルツ、Ｎ：ニュ
ートンなど）の変換が挙げらｎる。第２には専門分野で
必要な特殊な等価変換が挙げら扛る。例えばユーザーが
銀行。

商社等であった場合、為替レートは特に重要な意味を持
っている。その場合、ドルと円との変換をともなう計算
が業務フ：ログラムに多くなるが、その変換レートを等
価変換定数メモリ６３２で１＄＝２１０ＹＥＮ等と足義
しておくことができるし日々側々と変化していってもメ
モリ書換装置６４を使用し容易に変更できるので問題無
い。さらに等価変換定数メモリ６３２で足義しておくこ
とにより業務プログラムは変更しなくてもレートの定義
さえ変えｎば、いろいろなレートを想定して試算が行な
える。

等価変換後のソースプログラム７３は次の接頭語が使用
さ扛ていた場合には接頭語の変換が行なわｎる。本例の
場合ｍＩｃＲＯという接頭語が使用さ扛ているため、こ
ｎを接頭語変換定数メモリ６３３を検索し、その内容で
接頭語を置き換える。

その次に（例１）の場合と同様に単位変換を行なう。不
例の場合左辺、右辺とも時間の単位としてＳ（秒）が記
述さｎているため変換定数＝１でありその結果、単位変
換後のソースプログラム７３が得ら扛る。

次にメモリ書換装置６４の動作について第５図を用いて
説明する。

説明のために等価変換定数メモリ６３２、単位変換定数
メモＩＪ　６３１１を書き換える場合を例に用いる。

１ず、等価変換定数の場合は変換したい任意の記号とそ
扛と等価な基本単位と定数から成る単位を設定器６４１
を介し１ず設定値記憶バッファ６４２に書き込み、そこ
からメモリ書込器６４４によって等価変換定数メモリ６
３２へ書込’Ｅｆ’Ｌる。

設定器６４１はＣＲＴ　（Ｃａｔｈｏｄｅ−ｒａｙ　ｔ
ｕｂｅ　）等を使用しユーザーが判り易く設定を簡単に
行なえる様にしである。

単位変換定数テーブル６３１はマトリクス状のテーブル
であるが互いの関係は単なる圧倒関係であるので、マト
リクス全部につきユーザーが定義するのではなく、ユー
ザーは基本単位の記号とそｒらの比率を設定器６４１よ
り行なうだけで、変換マトリクス全部の値は変換マ）　
ＩＪクス演算器６４３が演算しメモリ書込器６４４に渡
し、そ扛をメモリ書込器６４４によって単位変換定数テ
ーブル６３１に書き込む。

この様にしてユーザーは簡単に所足の定義テーブルを書
換えることができる。

以上詳述した様に、本発明によ扛ば小型計算機レベルの
記憶容量でも単位に′関する記述を翻訳可能で、しかも
ユーザーが容易に単位変換の定義を行なうことができソ
ースプログラム作成時の単位変換に関する無駄な労力を
省き、ソースプログラムのドキュメント性を向上させる
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来方式の動作説明図、第２図は本発明の動作
説明図、第３図、第４図は単位変換器の動作説明図、第
５図はメモリ書換装置の動作説明図である。 １・・・入力装置、２・・・翻訳器、３・・・出力装置
、４・・・記憶装置、５・・・処理装置、６１・・・単
位記述文検°出器、６２・・・単位変換器、６３・・・
変換定数メモ１ハロ４・・・メモリ書換製置′、７１・
・・変換前のソースプログラム、７２・・・単位変換後
のソースプログラム、７３・・・等価変換後のソースプ
ログラム、６３１・・・単位変換定数メモ１ハロ３２・
・・等価変換定数メモリ、６３３・・・接頭語変換定数
メモリ、６４１・・・設定器、６４２・・・設定値記憶
バッファ、６４３・・・変箪　ｌ　図 ５ 第２　図 第　３　図 ７ １＋ｔｍ １

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、原始プログラムを入力し、ソースプログラムを目的
   プログラムに翻訳する翻訳器し、オブジェクトプログラ
   ムを出力する出力装置を備え几翻訳装置において、単位
   を有するデータ演算プログラムに対し単位変換を行ない
   、かつ単位変換は任意に定義できることを特徴とする単
   位変換翻訳制御方法。