JPH05279U - スタツド溶接ガン - Google Patents
スタツド溶接ガンInfo
- Publication number
- JPH05279U JPH05279U JP5625691U JP5625691U JPH05279U JP H05279 U JPH05279 U JP H05279U JP 5625691 U JP5625691 U JP 5625691U JP 5625691 U JP5625691 U JP 5625691U JP H05279 U JPH05279 U JP H05279U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stud
- tip
- contact
- jacket
- welding gun
- Prior art date
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- Withdrawn
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 スタッド溶接ガンの溶接部をフェルールレス
構造としてスタッドにフェルールを外嵌する手間を省
き、スタッド溶接の能率向上及び工数改善を図る。 【構成】 ガン先端部でスタッド１を保持するチャック
２の先端にスタッド１を囲繞する接触ジャケット３を設
置し、この接触ジャケット３先端の母材７と接触する部
分をセラミック４で形成するとともにジャケット本体に
冷却水通路５及び還元ガス噴出通路６を設けた。
構造としてスタッドにフェルールを外嵌する手間を省
き、スタッド溶接の能率向上及び工数改善を図る。 【構成】 ガン先端部でスタッド１を保持するチャック
２の先端にスタッド１を囲繞する接触ジャケット３を設
置し、この接触ジャケット３先端の母材７と接触する部
分をセラミック４で形成するとともにジャケット本体に
冷却水通路５及び還元ガス噴出通路６を設けた。
Description
【０００１】
本考案はスタッド溶接ガンに関する。
【０００２】
従来のスタッド溶接ガンにおいては、図２縦断面図に示すように、ガン先端部 のチャック２にスタッド１を挿入し、母材７に接触させて一定時間アークを発生 させた後加圧し溶接が完了し、その際、溶融金属の酸化軽減や溶融金属に対する 鋳型の役目も兼ねて、耐熱陶器のフェルール８で溶融部を囲んでいる。
【０００３】 しかしながら、このようにスタッド１に消耗品のフェルール８を外嵌し溶接を 行うことは、専用アーク溶接機を用い大半が専門業者の手作業に頼らざるを得ず 自動化のネックとなっており、能率や工数面で問題となっている。
【０００４】
本考案は、このような事情に鑑みて提案されたもので、スタッド溶接ガンの溶 接部をフェルールレス構造とし、スタッドにフェルールを外嵌する手間が省略で き、ひいてはスタッド溶接時の能率向上及び工数改善が可能となるスタッド溶接 ガンを提供することを目的とする。
【０００５】
そのために本考案は、ガン先端部でスタッドを保持するチャックの先端に上記 スタッドを囲繞する接触ジャケットを設置し、同接触ジャケット先端の母材と接 触する部分を耐熱材で形成するとともに、ジャケット本体に冷却水通路及び還元 ガス噴出通路を設けたことを特徴とする。
【０００６】
本考案スタッド溶接ガンにおいては、チャックに挿入されたスタッドを母材に 接触させ、一定時間アークを発生させた後加圧し溶接を完了する。この際、接触 ジャケットのセラミックが溶融金属を保護するとともに、還元ガスと相まって良 好な溶着状態を得ることができ、これにフェルールレス効果が加わって能率向上 や工数改善等が達成できる。
【０００７】
本考案スタッド溶接ガンの一実施例を図１縦断面図について説明すると、ガン 先端部でスタッド１を挿入して保持するチャック２の先端に、スタッド１を囲繞 する接触ジャケット３を設置し、この接触ジャケット３の先端の母材７と接触す る部分に、耐熱性の特性を有するセラミック４を組込んで、いわばフェルールレ ス構造としている。またこの接触ジャケット３には、溶接熱による本体昇温防止 のため、冷却水通路５を設け冷却構造をもたせており、更に接触ジャケット３の 上部には、溶融金属を還元雰囲気に維持するため、還元ガス噴出通路６を設けて いる。
【０００８】 このような装置において、チャック２に挿入されたスタッド１を母材７に接触 させ、一定時間アークを発生させた後加圧し溶接を完了する。この際、接触ジャ ケット３のセラミック４が溶融金属を保護するとともに、還元ガスと相まって良 好な溶着状態を得ることができ、これにフェルールレス効果が加わって能率向上 や工数改善が達成できる。なおセラミック４の先端形状や還元ガス噴出通路６の 個数は母材７形状に合うものに適宜選定すればよい。
【０００９】
要するに本考案によれば、ガン先端部でスタッドを保持するチャックの先端に 上記スタッドを囲繞する接触ジャケットを設置し、同接触ジャケット先端の母材 と接触する部分を耐熱材で形成するとともに、ジャケット本体に冷却水通路及び 還元ガス噴出通路を設けたことにより、スタッド溶接ガンの溶接部をフェルール レス構造とし、スタッドにフェルールを外嵌する手間が省略でき、ひいてはスタ ッド溶接時の能率向上及び工数改善が可能となるスタッド溶接ガンを得るから、 本考案は産業上極めて有益なものである。
【図１】本考案スタッド溶接ガンの一実施例の縦断面図
である。
である。
【図２】従来のスタッド溶接ガンの縦断面図である。
１ スタッド ２ チャック ３ 接触ジャケット ４ セラミック ５ 冷却水通路 ６ 還元ガス噴出通路 ７ 母材 ８ フェルール
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項１】 ガン先端部でスタッドを保持するチャッ
クの先端に上記スタッドを囲繞する接触ジャケットを設
置し、同接触ジャケット先端の母材と接触する部分を耐
熱材で形成するとともに、ジャケット本体に冷却水通路
及び還元ガス噴出通路を設けたことを特徴とするスタッ
ド溶接ガン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5625691U JPH05279U (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | スタツド溶接ガン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5625691U JPH05279U (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | スタツド溶接ガン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05279U true JPH05279U (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=13022004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5625691U Withdrawn JPH05279U (ja) | 1991-06-24 | 1991-06-24 | スタツド溶接ガン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05279U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3129862A1 (fr) * | 2021-12-03 | 2023-06-09 | Groupe Briand | Dispositif de protection pour le soudage à l’arc de goujons ou similaires à une pièce support par fusion forgeage et appareil de soudage le comprenant |
-
1991
- 1991-06-24 JP JP5625691U patent/JPH05279U/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR3129862A1 (fr) * | 2021-12-03 | 2023-06-09 | Groupe Briand | Dispositif de protection pour le soudage à l’arc de goujons ou similaires à une pièce support par fusion forgeage et appareil de soudage le comprenant |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19950907 |