JPS61103638A - 型鍛造装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 直接通電加熱装置を内蔵した型鍛造装置に関する。

「従来の技術」 丸棒鋼材などの素材を鍛造加工するには、素材を９００
℃程度に加熱した後、＠造機器にかけられる。

素材の加熱には重油炉が一般に用いられており、火焔に
よるあおりや燃焼ガスによる空気の汚染などにより作業
環境が非常に悪い。このためクリーンエネルギー源とし
て誘導加熱炉、抵抗加熱炉など電気的加熱方式が採用さ
れつつあるが、素材を一旦加熱したあと鍛造機にかける
工程そのものは重油加熱によるものと変わりがない。

すなわち、燃焼炉又は電気炉による素材の加熱工程、炉
から素材を取出す工程、素材を鍛造機に挿入する工程、
鍛造工程、鍛造成形されたものを取出す工程を経ること
になる。

つぎに従来例を第３図（ａ　）、（ｂ、）を参照して説
明する。

第３図＜８　）に於て素材１を燃焼炉に挿入し火焔２で
加熱する。尚３は耐火煉瓦である。ここで加熱された素
材１は第３図（ｂ）における鍛造機のグリップダイス４
にセットした後、ヘッディングポンチ５により第３図（
Ｃ）に示す素材１′のように鍛造加工される。

この様な従来の方法では作業環境が悪い上、素材を加熱
していない場合でも重油炉は連続燃焼していること、火
焔による加熱効率が低いことによリエネルギー効率が悪
いこと、加熱時間が長いこと、加熱した素材を一旦引出
し鍛造器にかけるために要する高湿加熱物取扱い作業を
要することなどの問題を有している。

［問題点を解決するための手段」 鍛造機装置内に通゛電加熱部を内蔵し、加熱と鍛造成形
を一連の動作で行う。

「作用」 鍛造機へは冷熱素材をセットするだけで加熱と鍛造成形
を一連の動作で行う。

「実施例」 つぎに第１図（ａ　）、（ｂ）を参照して実施例を説明
する。

図において１１は加工すべき素材、１２はグリップダイ
ス、１３はヘッディングポンチ、１４６よび１５は通電
用メ電極、１６は電極１５を鍛造機から電気的に絶縁す
るためのセラミック等の絶縁材である。

第１図＜ａ　＞は冷熱素材をセットした直後における加
熱工程の図で電極１４および１５で通電加熱する。

電極１４は素材１１をセットする事により、素材１１を
適当な圧力でつかみこむ。電極１５は素材１１の先端部
よりヘッディングポンチ１３によって適当な圧力で押さ
えられる様になっている。

所定の加熱時間経過後第１図（ｂ）に示す様に索材１１
は、電極１４．１５から開放されると共にグリップダイ
ス１２により固定された後、通常のへッティングポンチ
１３の動作による鍛造が行われる。

通電中は鍛造機の短絡電流を防ぐため素材１１とグリッ
プダイス１２の間に若干の空隙をもっているがグリップ
ダイス１２にセラミック等の絶縁材を使用する場合は接
触することも可能である。

電極１５はヘッディングポンチ１３により素材と接触さ
せているがこの絶縁材１６は電極１４が鍛造機と絶縁さ
れている時は不要である。

又電極１５は電極１４の様にグリップ締付方式とするこ
とも可能である。

第２図は電極２４をグリップダイス２２の中にシリング
状に設けた場合を示す。グリップダイス２２との電気的
絶縁はシリンダ状の絶縁材２６又はこの部分に空隙を設
けることにより行われる。

「発明の効果」 本発明の加工方法によれば、次のような効果がある。

（１）冷熱のまま素材をセットするだけで熱間鍛造がで
きるため、作業性及び作業能率が非常に高くなる。

（２）直接通電加熱によりエネルギー効率が非常に高く
、かつ短時間加熱ができる。

（３）重油バーナー加熱のような煙やガスが発生しない
ので、作業環境が良くなる。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明の実施例を示す説明図、第３図
は従来の加工手順を示す説明図である。 特許出願人　　株式会社　高岳製作所 亨３図 第３圓 Ｃトリ 第３ｍ ｃｃ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 素材を鍛造成形するためのヘッディングポンチと、素材
   の固定支持および鍛造成形時の雌型の役目を有するグリ
   ップダイスとを持ったプレス鍛造機に於て、素材の直接
   通電加熱用の電極を設けた事を特徴とする型鍛造装置。