JPH05279597A - 帯電防止用被覆組成物 - Google Patents

帯電防止用被覆組成物

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JPH05279597A
JPH05279597A JP4105226A JP10522692A JPH05279597A JP H05279597 A JPH05279597 A JP H05279597A JP 4105226 A JP4105226 A JP 4105226A JP 10522692 A JP10522692 A JP 10522692A JP H05279597 A JPH05279597 A JP H05279597A
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coating
dispersible
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JP4105226A
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Minoru Hasegawa
稔 長谷川
Akihiko Yamanaka
昭彦 山中
Hiroshi Kumai
浩 熊井
Masayo Hosoda
雅代 細田
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COLCOAT ENG KK
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    • C03C17/22Surface treatment of glass, not in the form of fibres or filaments, by coating with other inorganic material
    • C03C17/23Oxides
    • C03C17/25Oxides by deposition from the liquid phase
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01BCABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
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    • H01B1/14Conductive material dispersed in non-conductive inorganic material
    • HELECTRICITY
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    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
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    • C03C2217/23Mixtures
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    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
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    • C03C2218/11Deposition methods from solutions or suspensions
    • C03C2218/113Deposition methods from solutions or suspensions by sol-gel processes

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各種基材の表面に適用されて、帯電防止性、
表面硬度に優れ、またギラツキのないノングレア被膜を
形成することができ被覆材を提供する。 【構成】 帯電防止性に優れた被覆組成物において、該
被覆組成物が、(i) 錫、アンチモン、インジウムから選
ばれる少なくとも1種の導電性金属酸化物の水分散性ゾ
ル、及び、(ii)リチウムシリケート及び/又はアルキル
シリケートを水溶媒中で分散、あるいは加水分解して調
製した水性シリカゾル、から成ることを特徴とする混合
系水分散性ゾルから構成されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、帯電防止性、表面硬度
に優れ、またギラツキのないノンクレア被膜を形成する
ことができる混合系水分散性ゾルから成る帯電防止用の
被覆組成物に関する。更に詳しくは、本発明は陰極線管
フェース部などの表面に導電性酸化物の水分散性ゾルと
水性シリカゾルからなる混合系水性ゾルを塗布すること
により帯電防止性、表面硬度に優れ、またギラツキのな
いノンクレア被膜を形成することができる混合系水分散
性ゾルから成る帯電防止用の被覆組成物、及びその製造
方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、オフィスオートメーション(O
A)化の進展により、あらゆる場面でコンピューターに
接する機会が多くなってきている。そして、それに伴っ
て、CRT(陰極線管)端末機を介してオペレーション
作業を行なう機会も増大して来ている。前記したCRT
を介してのオペレーション作業において、CRT表面上
に外光の正反射によって画面が見えにくくなってしまう
こと、スイッチング操作のときの高電圧あるいはCRT
作業中の高電圧負荷に基づく静電気の発生によりホコリ
の付着、電撃ショック等の問題が発生している。一般に
前記の問題点を改善するために、陰極線管のフェース部
表面に帯電防止能に優れた微細な凹凸被膜(防眩被膜)
を形成して外部光を拡散反射(乱反射)させることが行
なわれている。
【0003】例えば、従来より陰極線管の高性能化に対
するためにシリカコート法によるいくつかの提案がなさ
れている。 (i) 特開昭61−16452号(関連特許:米国特許第
4.563.612号,米国特許第3.940.511
号)には、CRTに所望の帯電防止特性を付与するため
にシリケート材料と無機金属化合物、具体的にはリチウ
ム安定化シリカゾルとプラチナ、パラジウム、錫、金か
ら選ばれた金属化合物とからなる塗布液をブラウン管の
フェース面にスプレー法等により塗布している。しかし
ながら、実祭に塗布しても塗布面のぼけが大きく解像度
が低下し、ギラツキが発生する。また、静電気も蓄積し
ない程度のものであり、十分な表面抵抗値を得ることが
できず、1010Ω以上のものである。
【0004】(ii)特開平2−118601号には米国特
許第4.563.612号の記載による帯電防止、防眩
被膜の形成法に関する改良について提案している。その
改良点は処理時間の短縮化及び経費の低減化に関するも
のでありるが、被膜の特性に関しては前述した特開昭6
1−16452号と同等のものである。
【0005】なお、前記したように特開昭61−164
52号及び特開平2−118601号によるリチウム安
定化シリカゾルを主体とした帯電防止性、防眩性の被膜
形成材において、他成分として 0.005〜0.02wt%の金属
元素、より具体的にはプラチナ、パラジウム、錫、金な
どの金属元素、好ましくは硫酸パラジウム、硫酸錫、塩
化錫、塩化金などの水溶性金属化合物を使用している
が、これらは無電解メッキにおける表面増感という機能
のもとで使用されるものと認めれる。前記したように、
シリカコート法により帯電防止性とノングレア特性を改
善することを目的とした陰極線管が種々、提案されてい
るが、十分に満足のいく特性のものが得られていないの
が現状である。即ち、微細な凹凸粗面をもつ塗膜の形成
性、帯電防止特性、及びノングレア特性はもとより腐食
やエミッションスランプなど塗膜性能の面で十分満足の
いくものではない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、前記し
たシリカコート法の欠点を解決すべく、導電性酸化物の
水中に分散したコロイド溶液(以下、導電性酸化物の水
分散性ゾルという。)と、リチウムシリケートあるいは
アルキルシリケートから調製される水性シリカゾルの両
者を組合わせて、両者の特性を十分に発現させる方法に
ついて鋭意検討を加えた。即ち、リチウムシリケート、
アルキルシリケートは各種の基材表面においてシロキサ
ン結合(−Si−O −Si−)をもつガラス質の被膜を形成
するのでこれに導電性酸化物の水分散性ゾルを組合わせ
て、帯電防止能、被膜の表面硬度の改善向上、及びギラ
ツキ[面ギラ(Sparkle)、即ちシリカコート面、蛍光体
ドット(モザイク構造)、シャドーマスクにおける発光
時の干渉によって発生する。]を改善する方法について
検討した。
【0007】その結果、導電性を付与する錫(Sn)、ア
ンチモン(Sb)、インジウム(In)から選ばれる少なく
とも1種の超微粒子の金属酸化物を水中に分散して得ら
れるこれらの金属成分の導電性酸化物の水分散性ゾルと
リチウムシリケート、アルキルシリケートから選ばれる
少なくとも1種のシリケートとの混合系水分散性ゾルを
コーティング剤として用いた場合、従来より格段に優れ
た帯電防止性、表面硬度を有し、またギラツキのない被
膜が得られることを見い出し、本発明を完成するに至っ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明を概説すれば、本
発明は混合系水分散性ゾルから成る帯電防止用被覆組成
物において、該被覆組成物が、(i) 錫、アンチモン、イ
ンジウムから選ばれる少なくとも1種の導電性金属酸化
物の水分散性ゾル、及び、(ii)リチウムシリケート及び
/又はアルキルシリケートを水溶媒中で分散、あるいは
加水分解して調製した水性シリカゾル、から成ることを
特徴とする帯電防止用被覆組成物及びその製造方法に関
するものである。以下、本発明の技術的構成を詳しく説
明する。
【0010】本発明は、前記したように水中に分散した
特定の金属成分から成る導電性酸化物の水分散性ゾル
と、前記シリケート類により調製した水性シリカゾルと
から成る混合系の水分散性ゾル、即ちコロイド粒子が水
媒体中で均一に分散して流動体を示すゾル体から成る帯
電防止性能等に優れた被覆組成物を提供するものであ
る。
【0011】前記したように、本発明の混合系の水分散
性ゾルは、導電性酸化物を特定条件下で水中に分散した
水分散性ゾルが、帯電防止能に優れた被膜を形成するこ
と、またシリケート類を水溶媒中で分散、あるいは加水
分解して得られる水性シリカゾルが表面硬度に優れた被
膜を形成することができるという知見をベースにしてい
る。
【0012】前記導電性酸化物の水分散性ゾルは、例え
ば次のようにして調製されるものである。本発明で使用
される導電性酸化物の水分散性ゾルは、超微粒子(1μ
m以下)、好ましくは0.1μm以下の前記した導電性
酸化物を、分散媒である水のpHを調整することにより
分散させて得られる。pHは4以上、好ましくはpH5
〜6位がよく分散する。本発明の前記導電性酸化物の水
分散性ゾルの固形分濃度に関しては、35%以下として
凝集析出しないようにしたものが好ましく、固形分濃度
を小さくすれば凝集等は起きにくくなる。なお、粒子径
が大きく(1μm以上)なると凝集析出して均質な塗膜
が形成されず、帯電防止効果がなくなり、かつギラツキ
防止の効果もなくなる。
【0013】前記水性シリカゾルは、例えば次のように
して調製されるものである。本発明で使用される水性シ
リカゾルは通常の態様に従って調製すればよい。即ち、
リチウムシリケート(SiO2 /Li2 O=3〜6[モ
ル比])、あるいはアルキルシリケート(Si(OCn
2n+14 ,n=1〜4,好ましくはn=1,2)から
選ばれる少なくとも1種のシリケートから水性シリカゾ
ルを調製するには、分散のときは単に水溶媒中に分散さ
せればよく、加水分解のときは無触媒あるいは触媒の存
在下に所望の固形分濃度が要求される量のシリケート類
を添加して加水分解を行なえばよい。一般的な加水分解
としては溶媒とシリケート類の混合液中に酸またはアル
カリ触媒存在下に所望の加水分解率に要求される量の水
を添加して加水分解する方法がある。
【0014】本発明において、前記金属成分の酸化物か
らの水分散性ゾルの水性シリカゾルに対する割合は、金
属酸化物の割合が増加すると帯電防止効果は高くなる
が、一方基材への密着性が低下する。従ってその割合は
均一被膜を形成することができ凝集や沈降等が発生しな
い分散液となることなどを勘案して決定される。一般的
な金属酸化物の使用の割合は水性シリカゾルから得られ
るシリカ分 100重量部に対し、金属酸化物が約10〜 200
重量部、好ましくは15〜 100重量部である。
【0015】本発明の前記した水分散の態様で調製され
る、前記金属成分の導電性酸化物及び前記シリケート類
との混合系水分散性ゾルは、水媒体中に凝集、沈降のな
い均一に分散したコロイド粒子からなるものである。該
コロイド粒子は、前記金属成分(Mと略記する。)の酸
化物、及び前記シリケート類が水中に分散あるいは加水
分解したものであり、これは−M−O−M−,−Si−
O−Si−,−Si−O−M−などを基本骨格とし、−
OH基を含有するものである。本発明の前記した水分散
の態様で調製される導電性金属酸化物及びシリケート類
の混合系水分散性ゾルにおいて、分散粒子は各々の成分
が単独あるいは相互に作用して均一分散化したものであ
るため、優れた被膜形成能を有する。
【0016】本発明の前記混合系水分散性ゾルは各種の
基材表面に適用されて帯電防止性、表面硬度に優れると
ともに、ギラツキのない被膜を形成することが出来る。
従って、それら特性が要求される各種の用途に有用なも
のであり、その中に陰極線管(CRT)が位置づけられ
る。前記した陰極線管(CRT)への応用について、以
下に説明する。本発明の混合系水分散性ゾルを陰極線管
のフェース部表面に、例えば特願昭62−296067
号に示されるような噴霧塗装装置を用いてコーティング
し、 100〜 150℃前後の低温領域で焼成することにより
前記の分散コロイド粒子同士が相互作用して安定な被膜
に成長する。この段階で後述の実施例で詳述するよう
に、コーティング被膜の表面抵抗値は1×109 〜108 Ω
という極めて高い帯電防止能を発現する。なお、コーテ
ィング時に微細な凹凸をもつようにノングレア処理すれ
ば、帯電防止性と表面硬度に優れた、またギラツキのな
い陰極線が得られることはいうまでもない。
【0017】以上、説明したように本発明の混合系水分
散性ゾルからの被膜は、前記したように従来のものと比
較して格段に優れた帯電防止能を示す。また、本発明に
おいて使用されている前記水性シリカゾルは、従来にお
いてもノングレア処理に用いられており、表面硬度は優
れているものである。更に、本発明においては、水分散
溶液中の導電性酸化物の粒子径を1μm以下にすること
により十分な表面硬度が達成されるようにしている。ま
た、導電性酸化物の粒径を制御することによりシリカコ
ート面、蛍光体ドット(モザイク構造)及びシャドーマ
スクにおける発光時の干渉によって発生するギラツキを
改善している。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に詳しく説明
するが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。 1.参考例(混合系水分散性ゾルの調製例) 攪拌機、温度計、還流冷却器を取り付けた 500mlフラス
コにイオン交換水 179g及びリチウムシリケート(イー
・アイ・デュポン社製 Lithium Polysilicates#48)を
5g加え攪拌して均一化した。この混合液の液温を30℃
とし、メチルシリケート(コルコート社製メチルシリケ
ート39)を2.6 g添加し、加水分解を行なう。この溶液
を30℃で4時間反応させる。次いで導電性酸化錫水分散
性ゾル(石原産業社製SN−38F)を13.4g、前記フラ
スコ中のイオン交換水、リチウムシリケート及びメチル
シリケートとの溶液中に、攪拌下に添加した。この溶液
を30℃で1時間反応させ、静電防止用コーティング液を
調製した。
【0019】2.応用例(コーティング液のCRTへの適
用例) 参考例で調製したコーティング液、及び特願昭62−2
96067号に示される連続式噴霧塗装装置を用いて、
12インチテレビブラウン管のフェース面に微細な凹凸を
形成するようにノングレア処理した。なお、ブラウン管
の予熱温度を60℃、塗装後の焼成条件は 150℃、1時間
とした。フェース面上の9ケ所の表面抵抗値の平均は
5.6×108 Ωという優れた値を示した。また、形成され
た被膜のグロス値の平均は58.3%であり、ノングレアパ
ターンは均一な微細な凹凸構造を有し、ギラツキがな
く、消しゴム試験(Lion No.50-30 ,荷重1Kg)による
表面硬度はグロス値変化△Gが11であり、かつキズがな
い優れたものであった。
【0020】
【発明の効果】本発明の特定の導電性金属酸化物及びシ
リケートから成る混合系水分散性ゾルは、コーティング
(被膜)材として各種の基材表面に適用されて帯電防止
性、表面硬度に優れるとともに、ギラツキ(面ギラ、Sp
arkle )のない優れた特性の被膜を形成することが出来
る。
【0021】例えば、ブラウン管フェース面の性能向上
の観点から、帯電防止処理するために導電性金属化合物
が塩化物などの水溶性のものを用いた場合、微細な凹凸
粗面をもつ塗膜の形成面、帯電防止特性及びノングレア
特性はもとより腐食やエミッションスランプなどの塗膜
性能の面で十分満足のいくものを得ることができない。
これに対して、本発明では前記水溶性金属化合物の代わ
りに導電性酸化物の水分散性ゾルを用いることにより、
塗布面の透明性はよくなり、解像度の低下はなく、ギラ
ツキも発生せず、表面抵抗値についても108 Ω台以下の
値を示し、優れた結果が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細田 雅代 東京都大田区大森西三丁目28番6号 コル コートエンジニアリング株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 混合系水分散性ゾルから成る帯電防止用
    被覆組成物において、該被覆組成物が、 (i) 錫、アンチモン、インジウムから選ばれる少なくと
    も1種の導電性金属酸化物の水分散性ゾル、及び、 (ii)リチウムシリケート及び/又はアルキルシリケート
    を水溶媒中で分散、あるいは加水分解して調製した水性
    シリカゾル、から成ることを特徴とする帯電防止用被覆
    組成物。
  2. 【請求項2】 導電性金属酸化物が、粒径1μm以下の
    ものである請求項1に記載の被覆組成物。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の帯電防止用被覆組成物
    が、陰極線管の表面に被覆されたことを特徴とする陰極
    線管。
  4. 【請求項4】 混合系水分散性ゾルから成る帯電防止用
    の被覆組成物の製造方法において、 (i) リチウムシリケートと水溶媒との混合溶液中にアル
    キルシリケートを添加して加水分解し、 (ii)次いで、錫、アンチモン、インジウムから選ばれる
    少なくとも1種の導電性金属酸化物の水分散性ゾルを添
    加して分散させる、ことを特徴とする混合系水分散性ゾ
    ルから成る帯電防止用の被覆組成物の製造方法。
  5. 【請求項5】 混合系水分散性ゾルが、pH4以上のも
    とで調製される請求項4に記載の製造方法。
JP4105226A 1992-04-01 1992-04-01 帯電防止用被覆組成物 Pending JPH05279597A (ja)

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