JPH0527938A - マルチウインドウ表示装置 - Google Patents

マルチウインドウ表示装置

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Publication number
JPH0527938A
JPH0527938A JP3182641A JP18264191A JPH0527938A JP H0527938 A JPH0527938 A JP H0527938A JP 3182641 A JP3182641 A JP 3182641A JP 18264191 A JP18264191 A JP 18264191A JP H0527938 A JPH0527938 A JP H0527938A
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JP
Japan
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window
area
undisplayed
new window
display
Prior art date
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Application number
JP3182641A
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English (en)
Inventor
Takashi Miyata
隆 宮田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Publication of JPH0527938A publication Critical patent/JPH0527938A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、表示画面の全体を有効に利用
しつつ、複数のウィンドウを相互に重なる部分が最小と
なるように表示することが可能なマルチウィンドウ表示
装置を提供することを目的する。 【構成】本発明において、処理制御部3は入力部1から
入力制御部2を介しての指示に応答してウィンドウ記憶
部6からウィンドウを示すデータを読出し、そのデータ
に基づく新たなウィンドウを表示制御部5を通じて表示
部4の表示画面に表示する。この新たなウィンドウを表
示するに際し、処理制御部3は表示部4の表示画面から
少なくとも1つの未表示領域を求め、新たなウィンドウ
を包含しうる未表示領域が存在する場合はこの未表示領
域内に新たなウィンドウを表示し、新たなウィンドウを
包含しうる未表示領域が存在しない場合は新たなウィン
ドウのはみ出す部分が最小となる未表示領域を選択し、
この未表示領域に新たなウィンドウを表示するようにし
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のウィンドウを表示
画面に表示するマルチウィンドウ表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のウィンドウを表示画面に表示する
マルチウィンドウの表示方式としては、タイリング方式
と称されるものと、オーバーラッピング方式と称される
ものとがある。
【0003】前者のタイリング方式では、第8図に示す
ように複数のウィンドウ81,82,83を重ならない
ように表示画面84に表示する。このため、複数のウィ
ンドウを視認しやすいという利点がある。しかしなが
ら、表示画面に表示しうるウィンドウの数は限られ、多
数のウィンドウを同時に表示することはできない。
【0004】一方、後者のオーバーラッピング方式で
は、第9図に示すように複数のウィンドウ91,92,
93を重ねて表示画面94に表示する。このため、多数
のウィンドウを同時に表示画面に表示することができ
る。また、これらのウィンドウは表示画面上で移動する
ことが可能なので、重ねられた各ウィンドウのうちの下
側のウィンドウを視認しやすい位置に移動することがで
きる。
【0005】しかしながら、オーバーラッピング方式を
適用した従来のマルチウィンドウ表示装置では、新たな
ウィンドウを表示画面に表示する場合、この新たなウィ
ンドウを既に表示されているウィンドウから少しだけず
れた位置に表示していたので、各ウィンドウがほぼ重な
る状態となり、下側のウィンドウを見ることできなくな
った。
【0006】そこで、複数のウィンドウを表示する毎
に、これらのウィンドウを視認しやすいように表示画面
に適宜に配置するための方法が提案されている。
【0007】例えば特開平1−128089号公報には
表示画面における複数の位置をウィンドウの表示位置と
して予め定めておき、複数のウィンドウを該各位置に順
次割当て表示するという技術が記載されている。しかし
ながら、この方法では各ウィンドウをそれぞれの大きさ
にかかわらず予め定められたそれぞれの位置に順次表示
していくので、各ウィンドウの相互に重なる部分が必ず
しも最小になるとは限らなかった。
【0008】また、例えば特開平2−3089号公報に
は既に表示されているウィンドウに対する上下左右のス
ペースを調べて、新たに表示すべきウィンドウと既に表
示されているウィンドウとの重なる部分が最小となるス
ペースを選択し、このスペースに新たなウィンドウを表
示するという技術が記載されている。しかしながら、こ
の方法では既に表示されているウィンドウに対する上下
左右のスペースを調べているだけであって、表示画面に
残されている余分のスペースを全て調べてはいないの
で、表示画面の全体を有効に利用するまでには至ってい
ない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように複数のウィ
ンドウを視認しやすいように表示画面上に配置するため
の従来の方法では、複数のウィンドウをそれぞれの大き
さを考慮せずに予設定の各位置に順次表示していたの
で、各ウィンドウの相互に重なる部分が必ずしも最小に
なるとは限らないという欠点があったり、また既に表示
されているウィンドウに対する上下左右のスペースのみ
を新たなウィンドウの表示スペースとして調べていたの
で、表示画面の全体を有効に利用することができないと
いう問題点があった。
【0010】そこで、本発明は表示画面の全体を有効に
利用しつつ、複数のウィンドウを相互に重なる部分が最
小となるように表示することが可能なマルチウィンドウ
表示装置を提供することを目的する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では新たなウィン
ドウを表示画面に表示するに際し、領域探索手段は既に
表示されているウィンドウの表示領域から外れる少なく
とも1つの未表示領域を前記表示画面から求め、領域決
定手段は前記領域探索手段により求められた少くとも1
つの未表示領域と、前記新たなウィンドウとを比較し、
前記新たなウィンドウを包含しうる未表示領域が存在す
る場合は前記新たなウィンドウを該ウィンドウを包含し
うる未表示領域内に表示し、前記新たなウィンドウを包
含しうる未表示領域が存在しない場合は前記領域探索手
段により求められた少くとも1つの未表示領域のうちか
ら前記新たなウィンドウのはみ出す部分が最小となる未
表示領域を選択し、この未表示領域に前記新たなウィン
ドウを表示するようにしている。
【0012】
【作用】本発明によれば、少なくとも1つの未表示領域
を表示画面から求め、新たなウィンドウを包含しうる未
表示領域が存在する場合はこの未表示領域内に新たなウ
ィンドウを表示し、新たなウィンドウを包含しうる未表
示領域が存在しない場合は新たなウィンドウのはみ出す
部分が最小となる未表示領域を選択し、この未表示領域
に新たなウィンドウを表示するようにしている。このよ
うに表示画面全体から未表示領域を求めれば、表示画面
を余すことなく有効に利用することができる。また、新
たなウィンドウを包含しうる未表示領域が存在すれば、
ここに新たなウィンドウを表示し、新たなウィンドウを
包含しうる未表示領域が存在しなければ、新たなウィン
ドウのはみ出す部分が最小となる未表示領域を選択し
て、そこに新たなウィンドウを表示しているので、各ウ
ィンドウの相互に重なる部分を最小にすることができ
る。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照して
詳細に説明する。
【0014】第1図は本発明に係わるマルチウィンドウ
表示装置の一実施例を示すブロック図である。同図にお
いて、入力部1はキーボード、マウス(ポインティング
入力装置)等からなり、ウィンドウの表示、消去、およ
び移動等を指示するためのものである。この入力部1か
らの指示は入力制御部2を介して処理制御部3に通知さ
れる。
【0015】一方、表示部4は例えばCRT等であっ
て、処理制御部3から表示制御部5を通じての制御に応
答し、その表示画面に各種のウィンドウをオーバーラッ
ピング方式で表示する。
【0016】処理制御部3は入力部1からの指示に応答
してウィンドウ記憶部6からウィンドウを示すデータを
読出し、そのデータに基づく新たなウィンドウを表示制
御部5を通じて表示部4の表示画面に表示する。また、
処理制御部3は入力部1からの指示に応答して、表示画
面に表示されているウィンドウを消去したり、表示され
ているウィンドウを移動したりする。ウィンドウ記憶部
6は各種のウィンドウを示すそれぞれのデータを記憶し
たり、表示画面に表示されているウィンドウの大きさ、
表示画面におけるウィンドウの位置等を記憶する。
【0017】さて、この実施例では表示部4の表示画面
にウィンドウが既に表示されているに際し、入力部1か
らウィンドウの表示を指示すると、これに応答して処理
制御部3は新なウィンドウを示すデータをウィンドウ記
憶部6から読出すとともに、表示画面における新たなウ
ィンドウの表示領域を求め、求めた表示領域に新たなウ
ィンドウを表示する。この表示画面における新たなウィ
ンドウの表示領域を求めるための処理は第2図および第
3図に示すそれぞれのフローチャートに従って行われる
ものであり、次に各フローチャートについて説明する。
【0018】第2図のフローチャートは表示画面におけ
る未表示領域、つまりウィンドウが未だに表示されてい
ない領域を求めるための処理を示している。なお、ここ
では第4図に示すように表示画面41上にウィンドウ4
2とウィンドウ43が既に表示されているものとする。
また、表示画面41における各ウィンドウ42,43の
位置および大きさはウィンドウ記憶部6に記憶されてお
り、以降の処理はウィンドウ記憶部6内のデータに基づ
いて行われるものである。
【0019】まず、処理制御部3は表示部4の表示画面
における水平走査線の順番を示す変数nを値“0”に初
期設定する(ステップ101)。引続いて、変数nに値
“1”を加算して、変数nを値“1”に設定し(ステッ
プ102)、これにより第n番目、つまり第1番目の水
平走査線(表示画面41における最も上側の水平走査
線)が指示される。
【0020】次に、処理制御部3は第1番目の水平走査
線における未表示部分、つまり既に表示されているウィ
ンドウから外れる第1の水平走査線上の部分を求める
(ステップ103)。ここでは第1番目の水平走査線の
全体が既存の各ウィンドウ42,43から外れているの
で、未表示部分は第1番目の水平走査線の全体となる。
【0021】引続いて、処理制御部3は第(n−1)番
目の水平走査線上の未表示部分が有るか否かを判定する
(ステップ104)。ここでは、第n番目が第1番目で
あって、第(n−1)番目の水平走査線上の未表示部分
が無いので(ステップ104,NO)、ステップ102に
戻ることとなる。
【0022】こうして第1番目の水平走査線上の未表示
部分が求められた後にステップ102に戻ると、変数n
が値“2”に更新され、これにより第2番目の水平走査
線が指示される。そして、第2番目の水平走査線上の未
表示部分として、第2番目の水平走査線の全体が求めら
れる(ステップ103)。さらに、第(n−1)番目の
水平走査線上の未表示部分が有るか否かが判定される
(ステップ104)。このとき、第(n−1)番目つま
り第1番目の水平走査線上の未表示部分が先に求められ
ているので(ステップ104,YES )、次のステップ1
05に進む。
【0023】このステップ105において、処理制御部
3は第n番目の水平走査線上の未表示部分と、第(n−
1)番目の水平走査線上の未表示部分とが垂直方向で一
致するか否かを判定する。すなわち、第n番目の水平走
査線における未表示部分の位置および長さと、第(n−
1)番目の水平走査線における未表示部分の位置および
長さがそれぞれ一致するか、あるいは一致しないが判定
され、一致すると判定されると(ステップ105,YES
)、ステップ106に移り、また一致しないと判定さ
れると、ステップ107に移る。ここでは、第1番目の
水平走査線上の未表示部分が該水平走査線の全体であっ
て、第2番目の水平走査線上の未表示部分が該水平走査
線の全体であるので、両者の未表示部分が垂直方向で一
致すると判定され(ステップ105,YES )、ステップ
106に移る。
【0024】このステップ106において、処理制御部
3は変数nと、予め定められた値“286”とが等しい
か否かを判定する。ここでは変数nが値“2”であるの
で、変数nと予設定値“286”とが等しくなく(ステ
ップ106,NO)、ステップ102に戻る。なお、この
予設定値“286”は表示画面における水平走査線の総
数に等しく、変数nが予設定値“286”に等しけれ
ば、第286番目の水平走査線、つまり最後の水平走査
線上の未表示部分を求めてしまったこととなる。 こう
してステップ102からステップ106までが繰返され
ることにより、各水平走査線上のそれぞれの未表示部分
が順次求められ、第n番目の水平走査線上の未表示部分
と、第(n−1)番目の水平走査線上の未表示部分とが
垂直方向で一致するか否かが逐次判定されていく。そし
て、第n番目の水平走査線が第4図に示すウィンドウ4
2の最上部に接したときには、この水平走査線上の未表
示部分がウィンドウ42の左右に分割されているので、
第n番目の水平走査線上の未表示部分と、第(n−1)
番目の水平走査線上の未表示部分とが一致しないと判定
され(ステップ105,NO)、初めてステップ107に
移ることとなる。
【0025】このステップ107において、処理制御部
3はこれまでに求めた未表示部分P1 (第5図に示す)
を垂直方向に拡大していき、これにより矩形である最大
の未表示領域を求める。すなわち、未表示部分P1 の幅
であって、かつ既存の各ウィンドウ42,43に重なる
ことがない最大の高さを有する矩形の未表示領域を求め
る。ここでは、未表示部分P1 の幅が水平走査線の全体
の幅に相当するので、各ウィンドウ42,43に重なら
ない最大の高さを有する矩形の未表示領域は未表示部分
P1 に一致する。そして、処理制御部3はステップ10
7で求められた矩形の未表示領域を第6図に示すような
矩形領域W1 として設定する(ステップ108)。この
後、変数nと予設定値“286”とが等しくないと判定
され(ステップ109,NO)、ステップ102に戻るこ
ととなる。
【0026】引続いて、ステップ102からステップ1
06までが繰返され、その度に変数nが更新され、第n
番目の水平走査線におけるウィンドウ42の左右の各未
表示部分がそれぞれ求められ、これらの未表示部分が第
n−1番目の水平走査線上の未表示部分に一致するか否
かがそれぞれ判定される。そして、第n番目の水平走査
線が第4図に示すウィンドウ43の最上部に接したとき
には、この水平走査線におけるウィンドウ43の左の未
表示部分と、第(n−1)番目の水平走査線におけるウ
ィンドウ42の左の未表示部分とが一致しないと判定さ
れ(ステップ105,NO)、ウィンドウ42の左の未表
示部分P2 (第5図に示す)が垂直方向に拡大され、こ
の未表示部分P2 の幅であって、かつ既存の各ウィンド
ウ42,43に重なることがない最大の高さを有する矩
形の未表示領域が求められ(ステップ107)、この矩
形の未表示領域が第6図に示すような矩形領域W2 とし
て設定される(ステップ108)。一方、第n番目の水
平走査線が第4図に示すウィンドウ42の最下部から外
れたときには、この水平走査線におけるウィンドウ43
の右の未表示部分と、第(n−1)番目の水平走査線に
おけるウィンドウ42の右の未表示部分とが一致しない
と判定され(ステップ105,NO)、このウィンドウ4
2の右の未表示部分P3 (第5図に示す)が垂直方向に
拡大され、この未表示部分P3 の幅であって、かつ既存
のウィンドウに重なることがない最大の高さを有する矩
形の未表示領域が求められ(ステップ107)、この矩
形の未表示領域が第6図に示すような矩形領域W3 とし
て設定される(ステップ108)。
【0027】以降同様に、第n番目の水平走査線が第4
図に示すウィンドウ43の最下部から外れたときには、
この水平走査線上の未表示部分と、第(n−1)番目の
水平走査線におけるウィンドウ43の左右の各未表示部
分とが一致しないと判定され(ステップ105,NO)、
このウィンドウ43の左右にある各未表示部分P4 ,P
5 (第5図に示す)の幅であって、かつ既存のウィンド
ウに重なることがない最大の高さを有する矩形の各未表
示領域がそれぞれ求められ(ステップ107)、これら
の未表示領域が第6図に示すような各矩形領域W4 ,W
5 として設定される(ステップ108)。
【0028】さらに、最後の水平走査線上の未表示部分
が求められたときには、変数nが予設定値“286”に
等しいと判定され(ステップ106,YES )、未表示部
分P6 (第5図に示す)の幅であって、かつ既存のウィ
ンドウに重なることがない最大の高さを有する矩形の未
表示領域が求められ(ステップ107)、この矩形の未
表示領域が第6図に示すような矩形領域W6 として設定
され(ステップ108)、この後に変数nが予設定値
“286”に等しいと再度判定され(ステップ109,
YES )、終了となる。
【0029】以上のようにして表示画面41における既
存のウィンドウに重ならない矩形の未表示領域、つまり
各矩形領域W1 〜W6 が求められる。
【0030】次に、第3図に示すフローチャートに従っ
て、新たなウィンドウを表示すべき領域を各矩形領域W
1 〜W6 のうちから選択するための処理を述べる。
【0031】まず、処理制御部3は先に求めた各矩形領
域W1 ,W2 ,…,W6 を矩形領域Wx として設定し
(ステップ201)、変数x を値“0”に初期設定する
とともに、指標値yを各矩形領域W1 〜W6 の数に等し
い値“6”に設定する(ステップ202)。引続いて、
値“0”の変数x に値“1”を加算して、変数x を値
“1”に更新し(ステップ203)、値“1”の変数x
に基づいて各矩形領域W1〜W6 のうちから矩形領域W1
を選択する。
【0032】そして、処理制御部3は矩形領域W1 の高
さが新たなウィンドウ44(第4図に示す)の高さ以上
で、かつ矩形領域W1 の幅が新たなウィンドウ44の幅
以上であるか否かを判定する(ステップ204)。すな
わち、矩形領域W1 が新たなウィンドウ44よりも大き
いか否かが判定される。ここで、矩形領域W1 が新たな
ウィンドウ44よりも大きければ(ステップ204,YE
S )、矩形領域W1 を新たなウィンドウ44を表示しう
る候補として内示しておき(ステップ205)、値
“1”の変数x が指標値yの値“6”に等しくないこと
を確認して(ステップ206,NO)、ステップ203に
戻る。また、矩形領域W1 が新たなウィンドウ44より
も大きくなければ(ステップ204,NO)、ステップ2
05をジャンプし、変数x が指標値yの値“6”に等し
くないことを確認して(ステップ206,NO)、ステッ
プ203に戻る。
【0033】引続いて、変数x を値“1”から値“2”
に更新して(ステップ203)、この変数x に基づいて
矩形領域W2 を選択し、矩形領域W2 が新たなウィンド
ウ44よりも大きいか否かを判定する(ステップ20
4)。そして、新たなウィンドウ44よりも大きければ
(ステップ204,YES )、矩形領域W2 を新たなウィ
ンドウ44を表示しうる候補として内示しておき(ステ
ップ205)、また新たなウィンドウ44よりも大きく
なければ(ステップ204,NO)、ステップ205をジ
ャンプし、この後にステップ203に戻る。
【0034】以降同様に、変数x を更新する度に、各矩
形領域W3 ,W4 ,W5 ,W6 を順次選択し、選択され
た矩形領域が新たなウィンドウ44よりも大きいか否か
を判定して、新たなウィンドウ44よりも大きければ、
該矩形領域を新たなウィンドウ44を表示しうる候補と
して内示する。
【0035】そして、変数x を値“6”に更新したとき
には、ステップ204で矩形領域W6 が判定の対象とな
り、この後に変数x が指標値yの値“6”に等しいこと
を確認して(ステップ206,YES )、次のステップ2
07に移る。
【0036】このステップ207において、処理制御部
3は新たなウィンドウ44を表示しうる候補の矩形領域
が内示されているか否かを判定する。すなわち、新たな
ウィンドウ44よりも大きいと判定された矩形領域があ
るか否かを判定する。ここで、例えば新たなウィンドウ
44を表示しうる候補の矩形領域として矩形領域W5が
内示されていれば(ステップ207,YES )、処理制御
部3は矩形領域W5 を新たなウィンドウ44を表示すべ
き領域として選択し(ステップ208)、第7図に示す
ように新たなウィンドウ44を表示画面41における矩
形領域W5 内に表示して(ステップ209)、終了とな
る。また、新たなウィンドウ44を表示しうる候補の矩
形領域が内示されていなければ(ステップ207,N
O)、つまり新たなウィンドウ44よりも大きいと判定
されたウィンドウがなかった場合は、ステップ210に
移る。
【0037】なお、新たなウィンドウ44を表示しうる
候補が複数の矩形領域であった場合は(ステップ20
7,YES )、これらの矩形領域のうちのいずれかを選択
し(ステップ208)、選択された矩形領域内に新たな
ウィンドウ44を表示する(ステップ209)。
【0038】前記ステップ210において、処理制御部
3は新たなウィンドウ44を表示するのに最も適当な1
つの矩形領域を全ての各矩形領域W1 〜W6 のうちから
選択する。ここでは各矩形領域W1 〜W6 毎に、新たな
ウィンドウ44と矩形領域を重ねたときに該ウィンドウ
が該矩形領域からはみ出す面積を求め、各矩形領域W1
〜W6 毎のはみ出し面積のうちから最も小さなはみ出し
面積を求め、この最も小さなはみ出し面積を導き出すこ
ととなった矩形領域を新たなウィンドウ44を表示すべ
き領域として選択する。すなわち、新たなウィンドウ4
4を最小のはみ出し面積で表示しうる矩形領域が選択さ
れる。こうして1つの矩形領域が選択されると、処理制
御部3は選択された該矩形領域に新たなウィンドウ44
を表示して(ステップ209)、終了となる。
【0039】このように本実施例では新たなウィンドウ
を表示するに際し、表示画面における既存のウィンドウ
に重ならない各矩形領域を求め、これらの矩形領域のう
ちから新たなウィンドウよりも大きな矩形領域を選択し
て、この矩形領域に新たなウィンドウを表示するように
している。また、各矩形領域のうちに新たなウィンドウ
よりも大きな矩形領域がなければ、該各ウィンドウのう
ちから新たなウィンドウを最小のはみ出し面積で表示し
うる矩形領域を選択して、この矩形領域に新たなウィン
ドウを表示している。このため、新たなウィンドウは既
に表示されているウィンドウと全く重なることなく表示
されるか、あるいは重なる場合であっても重なる部分を
最小にして表示されることとなる。また、各矩形領域は
表示画面全体からそれぞれ求められるので、表示画面の
全体を有効に利用していると言える。
【0040】なお、上記実施例ではウィンドウが矩形で
あるため、必然的に未表示領域を矩形として求めている
が、これに限定されるものでなく、ウィンドウが矩形以
外の形状であれば、未表示領域も多様な形状となるの
で、この場合には未表示領域の形状を予め想定して未表
示領域を求めるようにすればよい。
【0041】また、コマンドメニュー、アイコン等が表
示されているエリアが表示画面にある場合、ウィンドウ
を画面全体に表示すると、それらを操作するためにウィ
ンドウを動かさねばならないで、それらが表示されてい
るエリアを除外して未表示領域を求めるようにしてもよ
い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、表
示画面全体から未表示領域を求めているので、表示画面
を余すことなく有効に利用することができる。また、新
たなウィンドウを包含しうる未表示領域が存在すれば、
ここに新たなウィンドウを表示し、新たなウィンドウを
包含しうる未表示領域が存在しなければ、新たなウィン
ドウのはみ出す部分が最小となる未表示領域を選択し、
この未表示領域に新たなウィンドウを表示しているの
で、各ウィンドウの相互に重なる部分を最小にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1図は本発明に係わるマルチウィンドウ表
示装置の一実施例を示すブロック図。
【図2】 第1図に示した実施例における表示画面上の
未表示領域を求めるための処理を示すフローチャート。
【図3】 第2図に示した処理に基づいて求められた各
矩形領域のうちからウィンドウを表示すべき未表示領域
を求めるための処理を示すフローチャート。
【図4】 第2図に示した処理を説明するために用いら
れた表示画面を例示する図。
【図5】 第2図に示した処理を説明するために用いら
れた表示画面を例示する図。
【図6】 第2図に示した処理を説明するために用いら
れた表示画面を例示する図。
【図7】 第1図に示した実施例における表示画面の表
示態様を例示する図。
【図8】 複数のウィンドウをタイリング方式で表示し
た表示画面を示す図。
【図9】 複数のウィンドウをオーバーラッピング方式
で表示した表示画面を示す図。
【符号の説明】
1…入力部、2…入力制御部、3…処理制御部、4…表
示部、5…表示制御部、6…ウィンドウ記憶部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】複数のウィンドウを表示画面に表示するマ
    ルチウィンドウ表示装置において、 前記ウィンドウの表示領域から外れる少くとも1つの未
    表示領域を前記表示画面から求める領域探索手段と、 前記領域探索手段により求められた少くとも1つの未表
    示領域と、新たに表示すべきウィンドウとを比較し、前
    記新たなウィンドウを包含しうる未表示領域が存在する
    場合は前記新たなウィンドウを該ウィンドウを包含しう
    る未表示領域内に表示し、前記新たなウィンドウを包含
    しうる未表示領域が存在しない場合は前記領域探索手段
    により求められた少くとも1つの未表示領域のうちから
    前記新たなウィンドウのはみ出す部分が最小となる未表
    示領域を選択し、この未表示領域に前記新たなウィンド
    ウを表示する領域決定手段とを備えたことを特徴とする
    マルチウィンドウ表示装置。
JP3182641A 1991-07-23 1991-07-23 マルチウインドウ表示装置 Pending JPH0527938A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182641A JPH0527938A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 マルチウインドウ表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3182641A JPH0527938A (ja) 1991-07-23 1991-07-23 マルチウインドウ表示装置

Publications (1)

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JPH0527938A true JPH0527938A (ja) 1993-02-05

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11338458A (ja) * 1998-05-27 1999-12-10 Canon Inc 表示装置、画像表示方法及び記憶媒体
JP2006107404A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Nec Commun Syst Ltd 情報端末装置及びその表示制御方法
US7148909B2 (en) 1998-05-27 2006-12-12 Canon Kabushiki Kaisha Image display system capable of displaying and scaling images on plurality of image sources and display control method therefor
JP2009053922A (ja) * 2007-08-27 2009-03-12 Sega Corp 画像表示制御プログラム及び画像表示制御装置
JP2017037416A (ja) * 2015-08-07 2017-02-16 キヤノン株式会社 画像処理装置、画像処理方法

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