JPH05279208A - ハムシ科用殺虫剤 - Google Patents
ハムシ科用殺虫剤Info
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- JPH05279208A JPH05279208A JP8118992A JP8118992A JPH05279208A JP H05279208 A JPH05279208 A JP H05279208A JP 8118992 A JP8118992 A JP 8118992A JP 8118992 A JP8118992 A JP 8118992A JP H05279208 A JPH05279208 A JP H05279208A
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- Japan
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- beetle
- insecticide
- leaf
- weight
- baly
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- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】各種の食用作物、野菜類、果樹類、産業用作
物、牧草・飼料作物、観賞用作物、林木等の作物に対し
て有害なハムシ科に属する害虫類を駆除するための新規
な殺虫剤を提供する。 【構成】式 【化1】 [式中、R1およびR2は同一または異なって、水素また
は炭素数1〜4のアルキル基を示す。]で表される化合
物またはその塩を含有するハムシ科用殺虫剤。 【効果】きわめて少量の有効成分によって、効果的にハ
ムシ科害虫を駆除することができた。
物、牧草・飼料作物、観賞用作物、林木等の作物に対し
て有害なハムシ科に属する害虫類を駆除するための新規
な殺虫剤を提供する。 【構成】式 【化1】 [式中、R1およびR2は同一または異なって、水素また
は炭素数1〜4のアルキル基を示す。]で表される化合
物またはその塩を含有するハムシ科用殺虫剤。 【効果】きわめて少量の有効成分によって、効果的にハ
ムシ科害虫を駆除することができた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種の食用作物、野菜
類、果樹類、産業用作物、牧草・飼料作物、観賞用作
物、林木等の作物に対して有害なハムシ科に属する害虫
類を駆除するための新規な殺虫剤に関する。
類、果樹類、産業用作物、牧草・飼料作物、観賞用作
物、林木等の作物に対して有害なハムシ科に属する害虫
類を駆除するための新規な殺虫剤に関する。
【0002】
【従来の技術】ハムシ科昆虫は概して比較的小型の甲虫
類ではあるが、種類数が比較的多く、各種植物を食害す
ることができ、作物を加害した場合は重要な害虫とな
る。ハムシ科害虫には、幼虫、成虫共に主として作物の
葉を食害する種がある。また、成虫は葉を食害し、その
幼虫は地下部の根等を加害する種も多く存在している。
そのため、加害の発見が遅れ、各種作物で生育障害を引
き起こすほか、メロン、キュウリ等では立ち枯れ等の壊
滅的な損害を被ることがある。また、地下部を商品とす
るイモ類、ダイコン等では比較的被害の程度が低い場合
でも、食害痕が残るため商品価値を著しく低下させた
り、病原菌等の侵入の原因となる。
類ではあるが、種類数が比較的多く、各種植物を食害す
ることができ、作物を加害した場合は重要な害虫とな
る。ハムシ科害虫には、幼虫、成虫共に主として作物の
葉を食害する種がある。また、成虫は葉を食害し、その
幼虫は地下部の根等を加害する種も多く存在している。
そのため、加害の発見が遅れ、各種作物で生育障害を引
き起こすほか、メロン、キュウリ等では立ち枯れ等の壊
滅的な損害を被ることがある。また、地下部を商品とす
るイモ類、ダイコン等では比較的被害の程度が低い場合
でも、食害痕が残るため商品価値を著しく低下させた
り、病原菌等の侵入の原因となる。
【0003】わが国のハムシ科に属する重要な害虫とし
ては、イネドロオイムシ、ムギドロオイムシ、ウリハム
シモドキ、ナスノミハムシ、ナストビハムシ、ウリハム
シ、キスジノミハムシ、ダイコンサルハムシ、ジュウシ
ホシクビナガハムシ、バラルリハムシ、ヤナギルリハム
シ等が知られいる。これらは、イネ・ムギ類、イモ類
(バレイショ、サツマイモ等)、野菜類(ダイコン、ハ
クサイ、キャベツ、アスパラガス、ナス、キュウリ、ス
イカ、メロン等)、果樹類(リンゴ、モモ、ブドウ
等)、産業用作物(テンサイ、アサ、ハッカ等)、各種
の花き類、花木類、街路樹、林木などを加害することが
知られている。
ては、イネドロオイムシ、ムギドロオイムシ、ウリハム
シモドキ、ナスノミハムシ、ナストビハムシ、ウリハム
シ、キスジノミハムシ、ダイコンサルハムシ、ジュウシ
ホシクビナガハムシ、バラルリハムシ、ヤナギルリハム
シ等が知られいる。これらは、イネ・ムギ類、イモ類
(バレイショ、サツマイモ等)、野菜類(ダイコン、ハ
クサイ、キャベツ、アスパラガス、ナス、キュウリ、ス
イカ、メロン等)、果樹類(リンゴ、モモ、ブドウ
等)、産業用作物(テンサイ、アサ、ハッカ等)、各種
の花き類、花木類、街路樹、林木などを加害することが
知られている。
【0004】これらハムシ科害虫の防除剤としては、デ
リスTM(ロテノン)剤が知られている。また、有機燐剤
としてはPMP粉剤、PMP水和剤、エチルチオメトン
粒剤、PAP粉剤、乳剤、プロパホス粒剤、イソキサチ
オン粉剤、CYAP乳剤、ジメトエート粒剤、MEP粉
剤、MEP水和剤およびMEP乳剤、ダイアジノン粉
剤、、ダイアジノン乳剤、ダイアジノン水和剤およびダ
イアジノン粒剤、DDVP乳剤、CVP粉剤、ホサロン
乳剤等が知られている。カーバメート剤としては、カル
ボスルファン粒剤、ベンフラカルブ粒剤、PHP粉剤、
PHP粒剤およびPHP乳剤、NAC粉剤、NAC水和
剤、BPMCの粉剤、BPMC粉粒剤、MPMC粉剤等
が知られている。ピレスロイド剤としては、エトフェン
プロックス粉剤、シクロプロトリン粒剤が知られる。更
に、カルタップ粉剤および粒剤、ベンスルタップ粉剤お
よび水和剤等の農業用殺虫剤がそれぞれ単独で、または
他剤と混合されてハムシ科害虫の防除に使用されてい
る。
リスTM(ロテノン)剤が知られている。また、有機燐剤
としてはPMP粉剤、PMP水和剤、エチルチオメトン
粒剤、PAP粉剤、乳剤、プロパホス粒剤、イソキサチ
オン粉剤、CYAP乳剤、ジメトエート粒剤、MEP粉
剤、MEP水和剤およびMEP乳剤、ダイアジノン粉
剤、、ダイアジノン乳剤、ダイアジノン水和剤およびダ
イアジノン粒剤、DDVP乳剤、CVP粉剤、ホサロン
乳剤等が知られている。カーバメート剤としては、カル
ボスルファン粒剤、ベンフラカルブ粒剤、PHP粉剤、
PHP粒剤およびPHP乳剤、NAC粉剤、NAC水和
剤、BPMCの粉剤、BPMC粉粒剤、MPMC粉剤等
が知られている。ピレスロイド剤としては、エトフェン
プロックス粉剤、シクロプロトリン粒剤が知られる。更
に、カルタップ粉剤および粒剤、ベンスルタップ粉剤お
よび水和剤等の農業用殺虫剤がそれぞれ単独で、または
他剤と混合されてハムシ科害虫の防除に使用されてい
る。
【0005】これら既知殺虫剤の使用方法としては、液
剤希釈液および粉剤の作物茎葉部への散布処理、粒剤の
作物播種または移植前の植え溝処理等の土壌混和処理、
立毛中の液剤の潅注処理、粒剤の株元施用、イネ移植前
の粒剤の苗箱処理等が知られている。しかし、成虫は概
して活動性が活発で、薬剤の茎葉散布時に逃げてしまっ
たり、薬剤がかかりにくい場所に隠れるなどの性質があ
るため、浸透移行性が乏しい薬剤では、薬剤に接触した
成虫は防除し得ても、地下部の幼虫には実用的な防除効
果を示さないことが多い。
剤希釈液および粉剤の作物茎葉部への散布処理、粒剤の
作物播種または移植前の植え溝処理等の土壌混和処理、
立毛中の液剤の潅注処理、粒剤の株元施用、イネ移植前
の粒剤の苗箱処理等が知られている。しかし、成虫は概
して活動性が活発で、薬剤の茎葉散布時に逃げてしまっ
たり、薬剤がかかりにくい場所に隠れるなどの性質があ
るため、浸透移行性が乏しい薬剤では、薬剤に接触した
成虫は防除し得ても、地下部の幼虫には実用的な防除効
果を示さないことが多い。
【0006】浸透性移行性のある薬剤の移植前土壌混和
処理、苗箱潅注処理等は比較的有効性の高い方法ではあ
るが、害虫の発生前の処理になるため、残効性の短い薬
剤では薬剤の効果が十分発揮できない結果となる場合が
ある。しかも、処理薬量を増やすことは薬剤の作物およ
び土壌への残留、作物に対する薬害等の原因となる等の
問題がある。
処理、苗箱潅注処理等は比較的有効性の高い方法ではあ
るが、害虫の発生前の処理になるため、残効性の短い薬
剤では薬剤の効果が十分発揮できない結果となる場合が
ある。しかも、処理薬量を増やすことは薬剤の作物およ
び土壌への残留、作物に対する薬害等の原因となる等の
問題がある。
【0007】また、ハムシ科害虫に特効的に使用される
デリスTM(ロテノン)剤も魚毒性が強いため適用場面が
限られる等の問題がある。
デリスTM(ロテノン)剤も魚毒性が強いため適用場面が
限られる等の問題がある。
【0008】さらに、近年上述の既知農業用殺虫剤に対
して抵抗性を獲得しつつあるハムシ科害虫の出現する等
の問題があり。ハムシ科害虫を有効に駆除せしめる農業
用殺虫剤の開発が要望されている。
して抵抗性を獲得しつつあるハムシ科害虫の出現する等
の問題があり。ハムシ科害虫を有効に駆除せしめる農業
用殺虫剤の開発が要望されている。
【0009】近年、ニトロメチレン誘導体系の農薬殺虫
剤が開発研究されている(特開平2-191253、特
開平2-288859、特開平1-70468、特開平2
-171など)。しかし、ハムシ科害虫を有効に駆除せ
しめる農薬殺虫剤は未だ開発されていない状況である。
剤が開発研究されている(特開平2-191253、特
開平2-288859、特開平1-70468、特開平2
-171など)。しかし、ハムシ科害虫を有効に駆除せ
しめる農薬殺虫剤は未だ開発されていない状況である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術の問題点
に鑑み、本発明はきわめて少量の有効成分によって、効
果的にハムシ科害虫を駆除するための新規な殺虫剤を提
供することを目的とする
に鑑み、本発明はきわめて少量の有効成分によって、効
果的にハムシ科害虫を駆除するための新規な殺虫剤を提
供することを目的とする
【0011】。
【課題を解決するための手段】本発明者は、ニトロメチ
レン誘導体系化合物に着目し、そのなかでも特定の構造
を有する化合物がハムシ科害虫に対し優れた殺虫効果を
呈することを知見し、更に検討を重ね、本発明を完成す
るに至った。
レン誘導体系化合物に着目し、そのなかでも特定の構造
を有する化合物がハムシ科害虫に対し優れた殺虫効果を
呈することを知見し、更に検討を重ね、本発明を完成す
るに至った。
【0012】即ち、本発明は、式(I)
【0013】
【化2】
【0014】[式中、R1およびR2は同一または異なっ
て、水素または炭素数1〜4のアルキル基を示す。]で
表される化合物またはその塩を含有するハムシ科用殺虫
剤である。
て、水素または炭素数1〜4のアルキル基を示す。]で
表される化合物またはその塩を含有するハムシ科用殺虫
剤である。
【0015】式(I)において、R1およびR2の炭素数
1〜4のアルキル基は、メチル、エチル、プロピル、is
o-プロピル、ブチル、iso-ブチル、tert-ブチルなどが
挙げられる。好ましくは、メチル基およびエチル基であ
る。
1〜4のアルキル基は、メチル、エチル、プロピル、is
o-プロピル、ブチル、iso-ブチル、tert-ブチルなどが
挙げられる。好ましくは、メチル基およびエチル基であ
る。
【0016】式(I)の好ましいものとしては、次式(I
I)
I)
【0017】
【化3】
【0018】[式中、R1'はメチル基またはエチル基を
示す。]で表される。
示す。]で表される。
【0019】本発明に使用される上記化合物(I)の塩
としては、農薬化学上許容可能な塩であればよい。例え
ば、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、リン酸、硫酸、
過塩素酸等の無機酸の塩またはキ酸、酢酸、酒石酸、リ
ンゴ酸、クエン酸、シュウ酸、コハク酸、安息香酸、ピ
クリン酸、メタンスルホン酸、P−トルエンスルホン酸
等の有機酸の塩などが用いられてもよい。
としては、農薬化学上許容可能な塩であればよい。例え
ば、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、リン酸、硫酸、
過塩素酸等の無機酸の塩またはキ酸、酢酸、酒石酸、リ
ンゴ酸、クエン酸、シュウ酸、コハク酸、安息香酸、ピ
クリン酸、メタンスルホン酸、P−トルエンスルホン酸
等の有機酸の塩などが用いられてもよい。
【0020】上記化合物は公知化合物であり、特開平2
-191253、特開平2-288859、特開平1-7
0468、特開平2-171に記載の方法によって得る
ことができる。
-191253、特開平2-288859、特開平1-7
0468、特開平2-171に記載の方法によって得る
ことができる。
【0021】上記化合物を有効量配合した農薬製剤とす
れば、本発明殺虫剤が得られる。本発明殺虫剤の適用で
きる製剤は特に限定されるものではない。例えば、乳
剤、油剤、水和剤、顆粒水和剤、錠剤、粉剤DL、粒
剤、噴射剤、軟膏、種子コーティング剤等の自体公知の
農薬製剤が挙げられる。
れば、本発明殺虫剤が得られる。本発明殺虫剤の適用で
きる製剤は特に限定されるものではない。例えば、乳
剤、油剤、水和剤、顆粒水和剤、錠剤、粉剤DL、粒
剤、噴射剤、軟膏、種子コーティング剤等の自体公知の
農薬製剤が挙げられる。
【0022】前記した有効成分である化合物は、本発明
殺虫剤中にハムシ科害虫に対して有効量が配合されてい
ればよい。例えば、乳剤、水和剤、顆粒水和剤、ゾル剤
等においては、殺虫剤全体に対して5〜80重量%の前
記化合物が配合されていればよい。油剤、粉剤等では
0.1〜10重量%、粒剤等では0.2〜20重量%の範
囲の配合量である。
殺虫剤中にハムシ科害虫に対して有効量が配合されてい
ればよい。例えば、乳剤、水和剤、顆粒水和剤、ゾル剤
等においては、殺虫剤全体に対して5〜80重量%の前
記化合物が配合されていればよい。油剤、粉剤等では
0.1〜10重量%、粒剤等では0.2〜20重量%の範
囲の配合量である。
【0023】また、本発明殺虫剤の散布方法、散布量、
散布頻度は、散布する剤形や対象作物によっても異なる
が、適宜選択すればよい。
散布頻度は、散布する剤形や対象作物によっても異なる
が、適宜選択すればよい。
【0024】例えば、乳剤・水和剤等の通常の散布の場
合には、野菜類等に対して、5〜100ppm濃度の殺虫
剤を10〜40リットル/aの散布量で、1〜4回散布す
ればよい。また、果樹類等に対して、5〜100ppm濃
度の殺虫剤を15〜60リットル/aの散布量で、1〜4
回散布すればよい。また、イネ、ムギ等に対して、5〜
100ppm濃度の殺虫剤を10〜15リットル/aの散布
量で、1〜4回散布すればよい。
合には、野菜類等に対して、5〜100ppm濃度の殺虫
剤を10〜40リットル/aの散布量で、1〜4回散布す
ればよい。また、果樹類等に対して、5〜100ppm濃
度の殺虫剤を15〜60リットル/aの散布量で、1〜4
回散布すればよい。また、イネ、ムギ等に対して、5〜
100ppm濃度の殺虫剤を10〜15リットル/aの散布
量で、1〜4回散布すればよい。
【0025】乳剤や水和剤等の濃厚少量散布や航空散布
の場合には、イネ、ムギ等に対して、0.5〜5%の殺
虫剤を12〜25mリットル/a、0.1〜1%の殺虫剤を
0.08リットル/aまたは250〜2,500ppmの殺虫
剤を0.3〜0.4リットル/aの散布量で行えば良い。投
下薬量、散布回数は通常散布に準ずる。
の場合には、イネ、ムギ等に対して、0.5〜5%の殺
虫剤を12〜25mリットル/a、0.1〜1%の殺虫剤を
0.08リットル/aまたは250〜2,500ppmの殺虫
剤を0.3〜0.4リットル/aの散布量で行えば良い。投
下薬量、散布回数は通常散布に準ずる。
【0026】乳剤、水和剤等の立毛中株元潅注処理の場
合には、野菜類等に対して、5〜100ppm濃度の殺虫
剤を50mリットル〜500mリットル/株の散布量で
(作物のステージによって適宜異なる)、1〜4回潅注
すればよい。
合には、野菜類等に対して、5〜100ppm濃度の殺虫
剤を50mリットル〜500mリットル/株の散布量で
(作物のステージによって適宜異なる)、1〜4回潅注
すればよい。
【0027】乳剤、水和剤の苗床、苗箱、植え鉢処理の
場合には、野菜、イネ等に対して、5〜100ppm濃度
の殺虫剤を0.5〜3リットル/m2の散布量で散布または
潅注すればよい。
場合には、野菜、イネ等に対して、5〜100ppm濃度
の殺虫剤を0.5〜3リットル/m2の散布量で散布または
潅注すればよい。
【0028】粒剤の立毛中株元処理の場合には、野菜
類、イネ・ムギ等に対して、0.5〜1kg/aの散布量
で、1〜4回株元の土壌表面に散布する。
類、イネ・ムギ等に対して、0.5〜1kg/aの散布量
で、1〜4回株元の土壌表面に散布する。
【0029】粒剤の播種時または植付け時の土壌混和
(植え溝、植え穴に処理)を行う時には、野菜類等に対
して、0.5〜1kg/aの散布量で、1回混和する粒剤の
苗箱処理の場合には、イネ等に対して、30〜120g/
苗箱(60cm×30cm×3cm)の散布量で培土に混入ま
たは育苗中に作物上から培土表面に散布する。
(植え溝、植え穴に処理)を行う時には、野菜類等に対
して、0.5〜1kg/aの散布量で、1回混和する粒剤の
苗箱処理の場合には、イネ等に対して、30〜120g/
苗箱(60cm×30cm×3cm)の散布量で培土に混入ま
たは育苗中に作物上から培土表面に散布する。
【0030】種子処理を行うことも可能である。種子コ
ーティングを行う場合には、有効成分5〜20gを増量
剤およびバインダーとともにテンサイの種子10,00
0粒(10a播種相当量)にコーティング処理する。例
えば、有効成分5g〜30gを増量剤およびバインダーと
ともにダイコンの種子0.8〜1.8(10a播種相当
量)にコーティングする。また、種子粉衣の場合には、
10%水和剤をイネ(種籾)またはムギ(種子)重の
0.5〜1.0%粉衣する。種子浸漬の場合には、10%
水和剤の50〜100倍液にイネ、ムギ、トウモロコシ
等の種子を6〜24時間浸漬する。種いも粉衣の場合に
は、5%水和剤をバレイショの種いも植え付け時に種い
も重量の0.3〜0.4%粉衣する。
ーティングを行う場合には、有効成分5〜20gを増量
剤およびバインダーとともにテンサイの種子10,00
0粒(10a播種相当量)にコーティング処理する。例
えば、有効成分5g〜30gを増量剤およびバインダーと
ともにダイコンの種子0.8〜1.8(10a播種相当
量)にコーティングする。また、種子粉衣の場合には、
10%水和剤をイネ(種籾)またはムギ(種子)重の
0.5〜1.0%粉衣する。種子浸漬の場合には、10%
水和剤の50〜100倍液にイネ、ムギ、トウモロコシ
等の種子を6〜24時間浸漬する。種いも粉衣の場合に
は、5%水和剤をバレイショの種いも植え付け時に種い
も重量の0.3〜0.4%粉衣する。
【0031】本発明殺虫剤は、一般の農薬の取り得る形
態であれば、どのような製剤でも適用可能である。例え
ば、化合物(I)またはその塩の一種または二種以上を
有効成分として、使用目的によって適当な液体の担体に
溶解させるか分散させ、または適当な固体担体と混合さ
せるか吸着させ、乳剤、油剤、水和剤、粉剤、粒剤、錠
剤、噴霧剤、軟膏等の剤型として使用する。これらの製
剤は必要ならば、乳化剤、懸濁剤、展着剤、浸透剤、湿
潤藍、粘漿剤、安定剤等を添加してもよく、自体公知の
方法で調整することができる。
態であれば、どのような製剤でも適用可能である。例え
ば、化合物(I)またはその塩の一種または二種以上を
有効成分として、使用目的によって適当な液体の担体に
溶解させるか分散させ、または適当な固体担体と混合さ
せるか吸着させ、乳剤、油剤、水和剤、粉剤、粒剤、錠
剤、噴霧剤、軟膏等の剤型として使用する。これらの製
剤は必要ならば、乳化剤、懸濁剤、展着剤、浸透剤、湿
潤藍、粘漿剤、安定剤等を添加してもよく、自体公知の
方法で調整することができる。
【0032】殺虫剤中の有効性分の含有割合は使用目的
によって異なるが、通常、乳剤、水和剤等は10〜90
重量%程度が適当であり、油剤、粉剤等としては0.1
〜10重量%程度が適当であり、粒剤としては1〜20
重量%が適当であるが、使用目的によっては、これらの
濃度を適宜変更してもよい。乳剤、水和剤等は使用に際
して、水などで適宜希釈増量(例えば100〜100,
000倍)して散布する。
によって異なるが、通常、乳剤、水和剤等は10〜90
重量%程度が適当であり、油剤、粉剤等としては0.1
〜10重量%程度が適当であり、粒剤としては1〜20
重量%が適当であるが、使用目的によっては、これらの
濃度を適宜変更してもよい。乳剤、水和剤等は使用に際
して、水などで適宜希釈増量(例えば100〜100,
000倍)して散布する。
【0033】使用する液体担体(溶剤)としては、水、
アルコール類(メチルアルコール、エチルアルコール、
n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、エ
チレングリコール等)、ケトン類(アセトン、メチルエ
チルケトン等)、エーテル類(ジオキサン、テトラヒド
ロフラン、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレング
リコールモノメチルエーテル等)、脂肪族炭化水素類
(ケロシン、灯油、燃料油、機械油等)、芳香族炭化水
素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、ソルベントナフ
サ、メチルナフタレン等)、ハロゲン化炭化水素類(ジ
クロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等)、酸アミ
ド類(ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル、脂肪酸グ
リセリンエステル等、ニトリル類(アセトニトリル、プ
ロピオニトリル等)等の溶媒が適当であり、これらは一
種または二種以上を適当な割合で混合して適宜使用する
ことができる。
アルコール類(メチルアルコール、エチルアルコール、
n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、エ
チレングリコール等)、ケトン類(アセトン、メチルエ
チルケトン等)、エーテル類(ジオキサン、テトラヒド
ロフラン、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジ
エチレングリコールモノメチルエーテル、プロピレング
リコールモノメチルエーテル等)、脂肪族炭化水素類
(ケロシン、灯油、燃料油、機械油等)、芳香族炭化水
素類(ベンゼン、トルエン、キシレン、ソルベントナフ
サ、メチルナフタレン等)、ハロゲン化炭化水素類(ジ
クロロメタン、クロロホルム、四塩化炭素等)、酸アミ
ド類(ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
等)、エステル類(酢酸エチル、酢酸ブチル、脂肪酸グ
リセリンエステル等、ニトリル類(アセトニトリル、プ
ロピオニトリル等)等の溶媒が適当であり、これらは一
種または二種以上を適当な割合で混合して適宜使用する
ことができる。
【0034】固体担体(希釈・増量剤)としては、植物
性粉末(大豆粉、タバコ粉、小麦粉、木粉等)、鉱物性
粉末(カオリン、ベントナイト、酸性白土等のクレイ
類、滑石粉、ロウ石粉等のタルク類、珪藻土、雲母粉等
のシリカ類等)、アルミナ、硫黄粉末、活性炭等が用い
られ、これらは一種または二種以上を適当な割合で混合
して適宜使用することができる。
性粉末(大豆粉、タバコ粉、小麦粉、木粉等)、鉱物性
粉末(カオリン、ベントナイト、酸性白土等のクレイ
類、滑石粉、ロウ石粉等のタルク類、珪藻土、雲母粉等
のシリカ類等)、アルミナ、硫黄粉末、活性炭等が用い
られ、これらは一種または二種以上を適当な割合で混合
して適宜使用することができる。
【0035】また、軟膏基材としては、高級脂肪酸の多
価アルコールエステル(ポリエチレングリコール、ペク
チン、例えばモノステアリン酸グリセリンエステル
等)、セルロース誘導体(メチルセルロース等)、アル
ギン酸ナトリウム、ベントナイト、高級アルコール、多
価アルコール(グリセリン等)、ワセリン、白色ワセリ
ン、流動パラフィン、豚脂、各種植物油、ラノリン、脱
水ラノリン、硬化油、樹脂類等の一種または二種以上、
あるいはこれらに下記に示す各種界面活性剤を添加した
もの等が適宜使用される。
価アルコールエステル(ポリエチレングリコール、ペク
チン、例えばモノステアリン酸グリセリンエステル
等)、セルロース誘導体(メチルセルロース等)、アル
ギン酸ナトリウム、ベントナイト、高級アルコール、多
価アルコール(グリセリン等)、ワセリン、白色ワセリ
ン、流動パラフィン、豚脂、各種植物油、ラノリン、脱
水ラノリン、硬化油、樹脂類等の一種または二種以上、
あるいはこれらに下記に示す各種界面活性剤を添加した
もの等が適宜使用される。
【0036】乳化剤、展着剤、浸透剤、分散剤等として
使用される界面活性剤としては、必要に応じて石鹸類、
ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル類[例、
ノイゲン(商品名)、イー・エー142(E・A14
2)(商品名);第一工業製薬(株)製、ノナール(商
品名);東邦化学(株)製]、アルキル硫酸塩類[例、
エマール10(商品名)、エマール40(商品名);花
王(株)製]、アルキルスルホン酸塩類[例、ネオゲン
(商品名)、ネオゲンT(商品名);第一工業製薬
(株)製、ネオペレックス;花王(株)製]、ポリエチ
レングリコールエーテル類[例、ノニポール85(商品
名)、ノニポール100(商品名)、ノニポール160
(商品名);三洋化成(株)製]、多価アルコールエス
テル類[例、トウィーン20(商品名)、トウィーン8
0(商品名);花王(株)製]等の非イオン系及びアニ
オン系界面活性剤が適宜用いられる。
使用される界面活性剤としては、必要に応じて石鹸類、
ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテル類[例、
ノイゲン(商品名)、イー・エー142(E・A14
2)(商品名);第一工業製薬(株)製、ノナール(商
品名);東邦化学(株)製]、アルキル硫酸塩類[例、
エマール10(商品名)、エマール40(商品名);花
王(株)製]、アルキルスルホン酸塩類[例、ネオゲン
(商品名)、ネオゲンT(商品名);第一工業製薬
(株)製、ネオペレックス;花王(株)製]、ポリエチ
レングリコールエーテル類[例、ノニポール85(商品
名)、ノニポール100(商品名)、ノニポール160
(商品名);三洋化成(株)製]、多価アルコールエス
テル類[例、トウィーン20(商品名)、トウィーン8
0(商品名);花王(株)製]等の非イオン系及びアニ
オン系界面活性剤が適宜用いられる。
【0037】また、化合物(I)またはその塩と、他種
の殺虫剤(ピレスロイド系殺虫剤、有機リン系殺虫剤、
カルバメート系殺虫剤、天然殺虫剤など)、殺ダニ剤、
殺線虫剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物
質、殺菌剤(例えば銅系殺菌剤、有機塩素系殺菌剤、有
機硫黄系殺菌剤、フェノール系殺菌剤など)、共力剤、
誘引剤、忌避剤、色素、肥料等とを配合し、適宜使用す
ることも可能である。
の殺虫剤(ピレスロイド系殺虫剤、有機リン系殺虫剤、
カルバメート系殺虫剤、天然殺虫剤など)、殺ダニ剤、
殺線虫剤、除草剤、植物ホルモン剤、植物成長調節物
質、殺菌剤(例えば銅系殺菌剤、有機塩素系殺菌剤、有
機硫黄系殺菌剤、フェノール系殺菌剤など)、共力剤、
誘引剤、忌避剤、色素、肥料等とを配合し、適宜使用す
ることも可能である。
【0038】例えば、農薬要覧(日本植物防疫協会発
行)に記載されているものであれば、いかなるものでも
本発明殺虫剤と混合して使用することができる。特に、
農薬殺菌剤および殺虫剤を有効成分として使用するのが
好ましい。本発明において使用できる殺虫剤、殺ダニ
剤、殺菌剤の代表例を以下に示す。
行)に記載されているものであれば、いかなるものでも
本発明殺虫剤と混合して使用することができる。特に、
農薬殺菌剤および殺虫剤を有効成分として使用するのが
好ましい。本発明において使用できる殺虫剤、殺ダニ
剤、殺菌剤の代表例を以下に示す。
【0039】・カーバメート系殺虫剤:プロポクスル(p
ropoxur)、イソプロカルブ(isoprocarb)、BPMC、キ
シリルカルブ(xylylcarb)、メトルカルブ(metolcarb)、
XMC、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、カルバリ
ル(carbaryl)、ピリミカーブ(pirimicarb)、ベンジオカ
ルブ(bendiocarb)、カルボフラン(carbofuran)、フラチ
オカルブ(furathiocarb)、カルボスルファン(carbosulf
an)、アミノスルフラン(aminosulfulan)、メソミル(met
homyl)、カルタップ(cartap)、フェノキシカーブ(fenox
ycarb)、アラニカルブ(alanycarb)、クロエトカルブ(cl
oethocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、フェノチ
オカルブ(fenothiocarb)など。
ropoxur)、イソプロカルブ(isoprocarb)、BPMC、キ
シリルカルブ(xylylcarb)、メトルカルブ(metolcarb)、
XMC、エチオフェンカルブ(ethiofencarb)、カルバリ
ル(carbaryl)、ピリミカーブ(pirimicarb)、ベンジオカ
ルブ(bendiocarb)、カルボフラン(carbofuran)、フラチ
オカルブ(furathiocarb)、カルボスルファン(carbosulf
an)、アミノスルフラン(aminosulfulan)、メソミル(met
homyl)、カルタップ(cartap)、フェノキシカーブ(fenox
ycarb)、アラニカルブ(alanycarb)、クロエトカルブ(cl
oethocarb)、ベンフラカルブ(benfuracarb)、フェノチ
オカルブ(fenothiocarb)など。
【0040】・有機リン系殺虫剤:フェンチオン(ffent
hion)、フェニトロチオン(fenitrothion)、プロパホス
(propaphos)、シアノホス(cyanophos)、プロチオホス(p
rothiofos)、スルプロホス(sulprofos)、プロフェノホ
ス(profenofolks)、EPN、シアノフェンホス(cyanofe
nphos)、アセフェート(acephate)、オキシデプロホス(o
xydeprofos)、ジスルホトン(disulfoton)、チオメトン
(thiometon)、フェントエート(phenthoate)、マラソン
(malathion)、ジメトエート(dimethoate)、バミドチオ
ン(vamidothion)、メカルバム(mecarbam)、トリクロル
ホン(trichlorphon)、ネイルド(naled)、ジクロルホス
(dichlorvos)、クロロフェンビンホス(chlorofenvinpho
s)、テトラクロルビンホス(tetrachlorvinphos)、モノ
クロトホス(monocrotophos)、ホサロン(phosalone)、ジ
アリホス(dialifos)、クロルピリホスーメチル(chlorpy
rifos-methyl)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、ピリ
ミホスエーテル(pirimiphos-methyl)、ダイアジノン(di
azinon)、エトリムホス(etrimfos)、ピリダフェンチオ
ン(pyridaphenthion)、キナルホス(quinalphos)、イソ
キサチオン(isoxathion)、メチダチオン(methidathio
n)、サリチオン(salithion)、ピラクロホス(pyraclopho
s)、クロルチオホス(chlorthiophos)、フォートレス(fo
rtress)、イソフェンホス(isofenphos)、ブタチオホス
(butathiofos)、EDDPなど。
hion)、フェニトロチオン(fenitrothion)、プロパホス
(propaphos)、シアノホス(cyanophos)、プロチオホス(p
rothiofos)、スルプロホス(sulprofos)、プロフェノホ
ス(profenofolks)、EPN、シアノフェンホス(cyanofe
nphos)、アセフェート(acephate)、オキシデプロホス(o
xydeprofos)、ジスルホトン(disulfoton)、チオメトン
(thiometon)、フェントエート(phenthoate)、マラソン
(malathion)、ジメトエート(dimethoate)、バミドチオ
ン(vamidothion)、メカルバム(mecarbam)、トリクロル
ホン(trichlorphon)、ネイルド(naled)、ジクロルホス
(dichlorvos)、クロロフェンビンホス(chlorofenvinpho
s)、テトラクロルビンホス(tetrachlorvinphos)、モノ
クロトホス(monocrotophos)、ホサロン(phosalone)、ジ
アリホス(dialifos)、クロルピリホスーメチル(chlorpy
rifos-methyl)、クロルピリホス(chlorpyrifos)、ピリ
ミホスエーテル(pirimiphos-methyl)、ダイアジノン(di
azinon)、エトリムホス(etrimfos)、ピリダフェンチオ
ン(pyridaphenthion)、キナルホス(quinalphos)、イソ
キサチオン(isoxathion)、メチダチオン(methidathio
n)、サリチオン(salithion)、ピラクロホス(pyraclopho
s)、クロルチオホス(chlorthiophos)、フォートレス(fo
rtress)、イソフェンホス(isofenphos)、ブタチオホス
(butathiofos)、EDDPなど。
【0041】・ピレスロイド系殺虫剤:シフルカリン(c
yfluthrin)、パーメスリン(permethrin)、サイパーメス
リン(cypermethrin)、デルタメスリン(deltamethrin)、
シハロスリン(cyhalothrin)、フェンプロパスリン(fenp
ropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシ
スリネート(flucythrinate)、フルバリネート(flubalin
ate)、エトフェンプロックス(ethofenprox)、シラノフ
ァン(silanophane)、フェンプロパトリン(fenpropathri
n)、トラロメトリン(tralomethrin)、シクロプロトリン
(cycloprothrin)、アクリナスリン(acrinathrin)など。
yfluthrin)、パーメスリン(permethrin)、サイパーメス
リン(cypermethrin)、デルタメスリン(deltamethrin)、
シハロスリン(cyhalothrin)、フェンプロパスリン(fenp
ropathrin)、フェンバレレート(fenvalerate)、フルシ
スリネート(flucythrinate)、フルバリネート(flubalin
ate)、エトフェンプロックス(ethofenprox)、シラノフ
ァン(silanophane)、フェンプロパトリン(fenpropathri
n)、トラロメトリン(tralomethrin)、シクロプロトリン
(cycloprothrin)、アクリナスリン(acrinathrin)など。
【0042】・ウレア系殺虫剤:ジフルベンズロン(dif
ulbenzuron)、クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、
ノーモルト(nomolt)、ヘキサフルムロン(hexaflumuro
n)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ジアフェンチ
ウロン(diafenthiuron)、フルシクロクスロン(flucyclo
xuron)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)など。
ulbenzuron)、クロルフルアズロン(chlorfluazuron)、
ノーモルト(nomolt)、ヘキサフルムロン(hexaflumuro
n)、フルフェノクスロン(flufenoxuron)、ジアフェンチ
ウロン(diafenthiuron)、フルシクロクスロン(flucyclo
xuron)、ヘキシチアゾクス(hexythiazox)など。
【0043】・その他の殺虫剤:チオシクラム(thiocyc
lam)、ブプロフェジン(buprofezin)、ベンスルタップ(b
ensultap)、イミダクロプリド(imidacloprid)、ハイド
ロプレン(hydroprene)、フェナザキン(fenazaquin)、ク
ロフェンテジン(clofentezine)、レバミゾール(levamis
ol)、ジェノクロル(dienochlor)、シロマジン(cyromazi
ne)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、ピリダベ
ン(pyridaben)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、
スルフラミド(sufluramid)、チオジカルブ(thiodicarb)
など。
lam)、ブプロフェジン(buprofezin)、ベンスルタップ(b
ensultap)、イミダクロプリド(imidacloprid)、ハイド
ロプレン(hydroprene)、フェナザキン(fenazaquin)、ク
ロフェンテジン(clofentezine)、レバミゾール(levamis
ol)、ジェノクロル(dienochlor)、シロマジン(cyromazi
ne)、フェンピロキシメート(fenpyroximate)、ピリダベ
ン(pyridaben)、ピリプロキシフェン(pyriproxyfen)、
スルフラミド(sufluramid)、チオジカルブ(thiodicarb)
など。
【0044】・カーバメート系殺菌剤:ジネブ(zine
b)、マネブ(maneb)、ベノミル(benomyl)、チオファネー
ト−メチル(thiophanate-methyl)、シペンダゾール(cyp
endazole)、カーベンダジン(carbendazim)、プロチオカ
ーブ(prothiocarb)、ジエトフェンカルブ(diethofencar
b)など。
b)、マネブ(maneb)、ベノミル(benomyl)、チオファネー
ト−メチル(thiophanate-methyl)、シペンダゾール(cyp
endazole)、カーベンダジン(carbendazim)、プロチオカ
ーブ(prothiocarb)、ジエトフェンカルブ(diethofencar
b)など。
【0045】・抗生物質系殺菌剤:バリダマイシンA(v
alidamycin A)、カスガマイシン(kasugamycin)、アベル
メクチン(avermectin)、ミルベマイシン(milbemycin)な
ど。
alidamycin A)、カスガマイシン(kasugamycin)、アベル
メクチン(avermectin)、ミルベマイシン(milbemycin)な
ど。
【0046】・アニライド系殺菌剤:メプロニル(mepro
nil)、フルトラニル(flutolanil)、ペンシクロン(pency
curon)、カルボキシン(carboxin)、オキシカルボキシン
(oxycarboxin)、ピラカルボリド(pyracarbolid)、メベ
ニル(mebenil)、フルカルバニル(furcarbanil)、シクラ
フラミド(cyclafuramid)、ベノダニル(benodanil)、グ
ラノバックス(granovax)、メタラキシル(metalaxyl)、
オフラセ(ofurace)、ベナラキシル(benalaxyl)、オキサ
デキシル(oxadixyl)、シプロフラム(cyprofuram)、クロ
ジラコン(clozylacon)、メトスルホバックス(metsulfov
ax)、テクロフタラム(tecloftalam)など。
nil)、フルトラニル(flutolanil)、ペンシクロン(pency
curon)、カルボキシン(carboxin)、オキシカルボキシン
(oxycarboxin)、ピラカルボリド(pyracarbolid)、メベ
ニル(mebenil)、フルカルバニル(furcarbanil)、シクラ
フラミド(cyclafuramid)、ベノダニル(benodanil)、グ
ラノバックス(granovax)、メタラキシル(metalaxyl)、
オフラセ(ofurace)、ベナラキシル(benalaxyl)、オキサ
デキシル(oxadixyl)、シプロフラム(cyprofuram)、クロ
ジラコン(clozylacon)、メトスルホバックス(metsulfov
ax)、テクロフタラム(tecloftalam)など。
【0047】・有機リン系殺菌剤:エジフェンホス(edi
fenphos)、IBP、ピラゾホス(pyrazophos)、アリエッ
ティ(aliette)、トルクロホスメチル(tolclofos-methy
l)など。
fenphos)、IBP、ピラゾホス(pyrazophos)、アリエッ
ティ(aliette)、トルクロホスメチル(tolclofos-methy
l)など。
【0048】・アゾール系殺菌剤:フェナリモール(fen
arimol)、フルルプリミドール(flurprimidol)、フルオ
トリマゾール(fluotrimazole)、トリアジメホン(triadi
mafon)、トリアジメノール(triadimenole)、クロブタノ
ール(diclobutazol)、パクロブタゾール(paclobutazo
l)、ジニコナゾール(diniconazole)、ウニコナゾール(u
niconazole)、トリフルミゾール(triflumizole)、プロ
ピコナゾール(propiconazole)、フルトリアホル(flutri
afol)、フルシラゾール(flusilazole)、ペンコナゾール
(penconazole)、プロクロラズ(prochloraz)、トリアペ
ンテノール(triapenthenol)、トリアリモル(triarimo
l)、フェナリモル(fenarimol)、ビイテタノール(biteta
nol)、イマザリル(imazalil)、エタコナゾール(etacona
zole)パクロブトラゾール(paclobutrazol)、フェナプロ
ニル(phenapronil)、ビニコナゾール(viniconazole)、
ジフェノコナゾール(difenoconazole)、ブロムコナゾー
ル(bromuconazole)、ミクロブタニル(myclobutanil)、
ヘキサコナゾール(hexaconazole)、シプロコナゾール(c
yproconazole)、フルコナゾールーシス(furconazole-ci
s)、フェネサニル(fenethanil)、テブコナゾール(tebuc
onazole)など。
arimol)、フルルプリミドール(flurprimidol)、フルオ
トリマゾール(fluotrimazole)、トリアジメホン(triadi
mafon)、トリアジメノール(triadimenole)、クロブタノ
ール(diclobutazol)、パクロブタゾール(paclobutazo
l)、ジニコナゾール(diniconazole)、ウニコナゾール(u
niconazole)、トリフルミゾール(triflumizole)、プロ
ピコナゾール(propiconazole)、フルトリアホル(flutri
afol)、フルシラゾール(flusilazole)、ペンコナゾール
(penconazole)、プロクロラズ(prochloraz)、トリアペ
ンテノール(triapenthenol)、トリアリモル(triarimo
l)、フェナリモル(fenarimol)、ビイテタノール(biteta
nol)、イマザリル(imazalil)、エタコナゾール(etacona
zole)パクロブトラゾール(paclobutrazol)、フェナプロ
ニル(phenapronil)、ビニコナゾール(viniconazole)、
ジフェノコナゾール(difenoconazole)、ブロムコナゾー
ル(bromuconazole)、ミクロブタニル(myclobutanil)、
ヘキサコナゾール(hexaconazole)、シプロコナゾール(c
yproconazole)、フルコナゾールーシス(furconazole-ci
s)、フェネサニル(fenethanil)、テブコナゾール(tebuc
onazole)など。
【0049】・ジカルボキシイミド系殺菌剤:ジクロゾ
リン(dichlozoline)、イプロジオン(iprodione)、ビン
クロゾリン(vinclozolin)、プロシミドン(procymidon
e)、ミクロゾリン(myclozolin)、フルオロイミド(fluor
oimide)など。
リン(dichlozoline)、イプロジオン(iprodione)、ビン
クロゾリン(vinclozolin)、プロシミドン(procymidon
e)、ミクロゾリン(myclozolin)、フルオロイミド(fluor
oimide)など。
【0050】・その他の殺菌剤:フサライド(fthalid
e)、モンガード(商品名monguard)、イソプロチオラン
(isoprothiolane)、トリシクラゾール(tricyclazole)、
プロベナゾール(probenazole)、フェリムゾン(ferimzo
n)、フルアジナム(fluazinam)、ブチオベート(butiobat
e)、ピロキロン(pyroquilon)、クロベンチアゾン(chlob
enchiazone)、TPN、キャプタン(captan)、キャプタ
フォル(captafol)、ホルペット(folpet)、チアベンダゾ
ール(thiabendazole)、フベリダゾール(fuberidazol
e)、トリデモルフ(tridemorph)、フェンプロピモルフ(f
enpropimorph)、トリフォリン(triforine)、エチリモル
(ethirimol)、ジメチルモル(dimethirimol)、ヒメキサ
ゾール(hymexazol)、エタゾール(ethazol)、フェンプロ
ピディン(fenpropidin)、ピリフェノックス(pyrifeno
x)、ジメトモルフ(dimethomorph)、フェンピクロニル(f
enpiclonil)、ザリラミド(zarilamid)、トリクラミド(t
riclamide)、フルスルファミド(flusulfamide)、ベフラ
ン(befran)、ジメフルアゾール(dimefluazole)、オキソ
リニック酸(oxolinic acid)、プロキシクロル(proxychl
or)など。
e)、モンガード(商品名monguard)、イソプロチオラン
(isoprothiolane)、トリシクラゾール(tricyclazole)、
プロベナゾール(probenazole)、フェリムゾン(ferimzo
n)、フルアジナム(fluazinam)、ブチオベート(butiobat
e)、ピロキロン(pyroquilon)、クロベンチアゾン(chlob
enchiazone)、TPN、キャプタン(captan)、キャプタ
フォル(captafol)、ホルペット(folpet)、チアベンダゾ
ール(thiabendazole)、フベリダゾール(fuberidazol
e)、トリデモルフ(tridemorph)、フェンプロピモルフ(f
enpropimorph)、トリフォリン(triforine)、エチリモル
(ethirimol)、ジメチルモル(dimethirimol)、ヒメキサ
ゾール(hymexazol)、エタゾール(ethazol)、フェンプロ
ピディン(fenpropidin)、ピリフェノックス(pyrifeno
x)、ジメトモルフ(dimethomorph)、フェンピクロニル(f
enpiclonil)、ザリラミド(zarilamid)、トリクラミド(t
riclamide)、フルスルファミド(flusulfamide)、ベフラ
ン(befran)、ジメフルアゾール(dimefluazole)、オキソ
リニック酸(oxolinic acid)、プロキシクロル(proxychl
or)など。
【0051】・フェロモン:オキメラノルア(okimerano
lure)、チェリトルア(cherrytlure)、ダイアモルアー(d
iamolure)など。
lure)、チェリトルア(cherrytlure)、ダイアモルアー(d
iamolure)など。
【0052】・上記以外の農薬活性成分:フィプロニル
(fipronil)、ノバリュロン(novaluron)、フルフェンプ
ロックス(flufenprox)、フェンピラド又はテブフェンピ
ラド(fenpyrad or tebufenpyrad)、メトキサジアゾン(m
ethoxadiazone)、ベンフルスリン(benfluthrin)、ピリ
プロキシフェン(pyriproxyfen)、ディアフェンチウロン
(diafenthiuron)、ジクロルフルアニド(dichlorfluani
d)、フタラキシル(ftalaxyl)、フラペナゾール(flapena
zole)、ピパニピリム(pipanipirim)、チシオフェン(thi
cyofen)、オプス(商品名,opus)、イプコナゾール(ipc
onazole)、ジメトコナゾール(dimetconazole)、ミソチ
アゾール(myxothiazol)、チオイミコナゾール(thioimic
onazole)、クインコナゾール(quinconazole)など。
(fipronil)、ノバリュロン(novaluron)、フルフェンプ
ロックス(flufenprox)、フェンピラド又はテブフェンピ
ラド(fenpyrad or tebufenpyrad)、メトキサジアゾン(m
ethoxadiazone)、ベンフルスリン(benfluthrin)、ピリ
プロキシフェン(pyriproxyfen)、ディアフェンチウロン
(diafenthiuron)、ジクロルフルアニド(dichlorfluani
d)、フタラキシル(ftalaxyl)、フラペナゾール(flapena
zole)、ピパニピリム(pipanipirim)、チシオフェン(thi
cyofen)、オプス(商品名,opus)、イプコナゾール(ipc
onazole)、ジメトコナゾール(dimetconazole)、ミソチ
アゾール(myxothiazol)、チオイミコナゾール(thioimic
onazole)、クインコナゾール(quinconazole)など。
【0053】本発明殺虫剤が適用される対象ハムシ科害
虫(CHRYSOMELIDAE:leaf beetles)とその作物は、次
のようである(和名、学名、英名の順に記載)。
虫(CHRYSOMELIDAE:leaf beetles)とその作物は、次
のようである(和名、学名、英名の順に記載)。
【0054】(1) イネ(rice):イネドロオイムシ(イ
ネクビホソハムシ)Oulema oryzae(Kuwayama), rice le
af beetle;イネネクイハムシ Donacia provosti, Fair
maire rice rootwormなど。
ネクビホソハムシ)Oulema oryzae(Kuwayama), rice le
af beetle;イネネクイハムシ Donacia provosti, Fair
maire rice rootwormなど。
【0055】(2) ムギ類(winter cereals):ムギドロ
オイムシ(ムギクビホソハムシ) Oulema erichsoni(Su
ffrian), wheat leaf beetleなど。
オイムシ(ムギクビホソハムシ) Oulema erichsoni(Su
ffrian), wheat leaf beetleなど。
【0056】(3) アワ、キビ、ヒエ類(millet):ウリ
ハムシモドキ Atrachya menetriesi(Faldermann),false
melon beetleなど。
ハムシモドキ Atrachya menetriesi(Faldermann),false
melon beetleなど。
【0057】(4) トウモロコシ(corn,maize):ウリ
ハムシモドキ Atrachya menetriesi(Faldermann),false
melon beetle;Diabrotica undecimpuctata howardi B
arber, southern corn rootworm;Diabrotica longicor
nis (Say), northern corn rootworm;Di abrotica virg
ifera LeC., western corn rootworm;Diabrotica balt
eata LeC., banded cucumber beetle;Diabro tica unde
cimpunctata undecimpunctata Mannerheim, western sp
ottedcucumber beelte;Chaetocnema pulicaria Melshe
imer, corn flea beetle;Chaetocnema denticulata (I
lliger), toothed flea beetle;Chaetocnema conofini
s Crotch, sweetpotato flea beetle;Chaetocnema ect
ypa Horn, desert corn flea beetle;Systena blanda
Melsheimer, pale-striped flea beetle;Systena fron
talis (Fabricius),red-headed flea beetle;Phyllotr
eta pusilla Horn, western black flea beetleなど。
ハムシモドキ Atrachya menetriesi(Faldermann),false
melon beetle;Diabrotica undecimpuctata howardi B
arber, southern corn rootworm;Diabrotica longicor
nis (Say), northern corn rootworm;Di abrotica virg
ifera LeC., western corn rootworm;Diabrotica balt
eata LeC., banded cucumber beetle;Diabro tica unde
cimpunctata undecimpunctata Mannerheim, western sp
ottedcucumber beelte;Chaetocnema pulicaria Melshe
imer, corn flea beetle;Chaetocnema denticulata (I
lliger), toothed flea beetle;Chaetocnema conofini
s Crotch, sweetpotato flea beetle;Chaetocnema ect
ypa Horn, desert corn flea beetle;Systena blanda
Melsheimer, pale-striped flea beetle;Systena fron
talis (Fabricius),red-headed flea beetle;Phyllotr
eta pusilla Horn, western black flea beetleなど。
【0058】(5) ソバ(buckwheat):イチゴハムシ Ga
lerucella grisescens(Joannis),strawberry leaf beet
leなど。
lerucella grisescens(Joannis),strawberry leaf beet
leなど。
【0059】(6) ジャガイモ(potato):ナスノミハム
シ(ナストビハムシ)Psylliodes angusticollis Baly,
solanumflea beetle(1);ナノミハムシ(ナトビハム
シ)Psylliodes punctifrons Baly, cabbege fleabeetl
e;Leptinotarsa decemlineata (Say), colorado potat
o beetleなど。
シ(ナストビハムシ)Psylliodes angusticollis Baly,
solanumflea beetle(1);ナノミハムシ(ナトビハム
シ)Psylliodes punctifrons Baly, cabbege fleabeetl
e;Leptinotarsa decemlineata (Say), colorado potat
o beetleなど。
【0060】(7) サツマイモ(sweet potato):イモサ
ルハムシ Colasposoma dauricum Mannerheim, sweetpot
ato leaf beetleなど。
ルハムシ Colasposoma dauricum Mannerheim, sweetpot
ato leaf beetleなど。
【0061】(8) ダイズ(soybean):アオバネサルハ
ムシ(キアシサルハムシ),Basilepta fu lvipes (Mots
chulsky);ウリハムシ,Aulacophora femoralis (Motsc
hulsky), cucurbit leaf beetle(1);ウリハムシモドキ
Atrachya menetriesi(Faldermann), false melon beet
le;キアシノミハムシ Luperomor pha tunebrosa(Jacob
y), soybean flea beetle;ヒメキバネサルハムシ(ダイ
ズヒメサルハムシ),Pagri a signata(Motschulsky), b
ean leaf beetle;フタスジヒメハムシ Medythia nigro
bi lineata (Motschulsky);ホタルハムシ(クロバネア
シナガハムシ)Menolepta dichroa Haroldなど。
ムシ(キアシサルハムシ),Basilepta fu lvipes (Mots
chulsky);ウリハムシ,Aulacophora femoralis (Motsc
hulsky), cucurbit leaf beetle(1);ウリハムシモドキ
Atrachya menetriesi(Faldermann), false melon beet
le;キアシノミハムシ Luperomor pha tunebrosa(Jacob
y), soybean flea beetle;ヒメキバネサルハムシ(ダイ
ズヒメサルハムシ),Pagri a signata(Motschulsky), b
ean leaf beetle;フタスジヒメハムシ Medythia nigro
bi lineata (Motschulsky);ホタルハムシ(クロバネア
シナガハムシ)Menolepta dichroa Haroldなど。
【0062】(9) インゲンマメ(kidney bean, Frenc
h been)、アズキ(adzuki bean)、ササゲ(cowpe
a):ヒメキバネサルハムシ(ダイズヒメサルハム
シ),Pagria sign ata(Motschulsky), bean leaf beetl
e;フタスジヒメハムシ Medythia nif robilineata (Mot
schulsky)など。
h been)、アズキ(adzuki bean)、ササゲ(cowpe
a):ヒメキバネサルハムシ(ダイズヒメサルハム
シ),Pagria sign ata(Motschulsky), bean leaf beetl
e;フタスジヒメハムシ Medythia nif robilineata (Mot
schulsky)など。
【0063】(10) ナス科野菜[ナス(eggplant)、ト
マト(tomato)、トウガラシ(chilli pepper)、ピー
マン(pimenta)]:ナスノミハムシ(ナストビハム
シ)Psylliodes angusticollis Baly, solanumflea bee
tle;ナノミハムシ(ナトビハムシ)Psylliodes puncti
frons Baly, cabbage fleabeetle;Leptinotarsa decem
lineata (Say), colorado potato beetleなど。
マト(tomato)、トウガラシ(chilli pepper)、ピー
マン(pimenta)]:ナスノミハムシ(ナストビハム
シ)Psylliodes angusticollis Baly, solanumflea bee
tle;ナノミハムシ(ナトビハムシ)Psylliodes puncti
frons Baly, cabbage fleabeetle;Leptinotarsa decem
lineata (Say), colorado potato beetleなど。
【0064】(11) ウリ類[キュウリ(cucumber)、メ
ロン(melon)、シロウリ(orientalpickling melo
n)、スイカ(wataer melon)、カボチャ(pumpkin,s
quash)]:ウリハムシ Aulacophora femoralis (Motsc
hulsky), cucurbit leaf beetle;ウリハムシモドキ Atr
a chya menetriesi(Faldermann), false melon beetle;
クロウリハムシ A ulacophora nigripennis Motschulsky
など。
ロン(melon)、シロウリ(orientalpickling melo
n)、スイカ(wataer melon)、カボチャ(pumpkin,s
quash)]:ウリハムシ Aulacophora femoralis (Motsc
hulsky), cucurbit leaf beetle;ウリハムシモドキ Atr
a chya menetriesi(Faldermann), false melon beetle;
クロウリハムシ A ulacophora nigripennis Motschulsky
など。
【0065】(12) アブラナ科野菜[ダイコン(radis
h)、ハクサイ(Chinese cabbage)、キャベツ(cabba
ge)、カブ(turnip)、カリフラワー(cauliflowe
r)]:ウリハムシモドキ Atrachya menetriesi(Falderm
ann), false melon beetle;キスジノミハムシ(キスジ
トビハムシ) Phyllotreta striolata(Fabricius),stri
ped flea beetle;ダイコンサルハムシ Phaedon brassi
cae Baly, brassica leaf beetle;チュウジョウキスジ
ノミハムシ Phyllotreta chu joe Madarなど。
h)、ハクサイ(Chinese cabbage)、キャベツ(cabba
ge)、カブ(turnip)、カリフラワー(cauliflowe
r)]:ウリハムシモドキ Atrachya menetriesi(Falderm
ann), false melon beetle;キスジノミハムシ(キスジ
トビハムシ) Phyllotreta striolata(Fabricius),stri
ped flea beetle;ダイコンサルハムシ Phaedon brassi
cae Baly, brassica leaf beetle;チュウジョウキスジ
ノミハムシ Phyllotreta chu joe Madarなど。
【0066】(13) ユリ科野菜[タマネギ(onion)、ネ
ギ(welsh onion)、ニンニク(garlic)、アスパラガ
ス(asparagus)]:カタボシクビナガハムシ Crioceri
s orientalis Jacoby;ジュウシホシクビナガハムシ Cr
ioceris q uatuordecimp unctata(Scopoli)など。
ギ(welsh onion)、ニンニク(garlic)、アスパラガ
ス(asparagus)]:カタボシクビナガハムシ Crioceri
s orientalis Jacoby;ジュウシホシクビナガハムシ Cr
ioceris q uatuordecimp unctata(Scopoli)など。
【0067】(14) ナガイモ(Chinese yam)、ヤマノイ
モ(Japanese yam):キイロクビナガハムシ(ヤマイモ
クビナガハムシ)Lilioceris rugata(Baly);キベリクビ
ホソハムシ Lema adamsii Baly;ヤマイモハムシ(ヤマ
イモクビホソハムシ) Lema honorata Baly, dioscorea
leaf beetleなど。
モ(Japanese yam):キイロクビナガハムシ(ヤマイモ
クビナガハムシ)Lilioceris rugata(Baly);キベリクビ
ホソハムシ Lema adamsii Baly;ヤマイモハムシ(ヤマ
イモクビホソハムシ) Lema honorata Baly, dioscorea
leaf beetleなど。
【0068】(15) イチゴ(strawberry):イチゴカミ
ナリハムシ Altica fragariae (Nakane);イチゴハムシ
Galerucella gr isescens(Joannis), strawberry leaf
beetle;ヒトミヒメサルハムシ(サクラサルハムシ)Cle
oporus variabilis (Baly);(16) カンキツ(citrus):
クロウリハムシ Aulacophora nigripenni s Motschulsk
y;クワノミハムシ Luperomorpha funesta(baly), mulb
erry leaf beetleなど。
ナリハムシ Altica fragariae (Nakane);イチゴハムシ
Galerucella gr isescens(Joannis), strawberry leaf
beetle;ヒトミヒメサルハムシ(サクラサルハムシ)Cle
oporus variabilis (Baly);(16) カンキツ(citrus):
クロウリハムシ Aulacophora nigripenni s Motschulsk
y;クワノミハムシ Luperomorpha funesta(baly), mulb
erry leaf beetleなど。
【0069】(17) リンゴ(apple)、ナシ類(pear):
サクラケブカハムシ Tricholochmaea semifulva Jacob
y;セモンジンガサハムシ Cassida ver sicolor (Bohema
n);ハンノキハムシ Agelastica coerulea Baly, alder
leaf beetle;ヒトミヒメサルハムシ(サクラサルハム
シ)Cleoporus variabilis (Baly);リンゴコフキハムシ
Lypesth es ater (Motschulsky)など。
サクラケブカハムシ Tricholochmaea semifulva Jacob
y;セモンジンガサハムシ Cassida ver sicolor (Bohema
n);ハンノキハムシ Agelastica coerulea Baly, alder
leaf beetle;ヒトミヒメサルハムシ(サクラサルハム
シ)Cleoporus variabilis (Baly);リンゴコフキハムシ
Lypesth es ater (Motschulsky)など。
【0070】(18) モモ(peach)、スモモ(plum)、ウ
メ(Japanese apricot):クワハムシ Fleutiauxia ar
mata (Baly);バラルリハムシ(バラルリサルハムシ、
バラルリツツハムシ);ヒトミヒメサルハムシ(サクラ
サルハムシ)Cleoporus variabilis (Baly);リンゴコフ
キハムシ Lypesthes ater (Motschulsky)など。
メ(Japanese apricot):クワハムシ Fleutiauxia ar
mata (Baly);バラルリハムシ(バラルリサルハムシ、
バラルリツツハムシ);ヒトミヒメサルハムシ(サクラ
サルハムシ)Cleoporus variabilis (Baly);リンゴコフ
キハムシ Lypesthes ater (Motschulsky)など。
【0071】(19) ブドウ(grape):アオガネヒメサル
ハムシ Nodina chalcosoma Baly;アカガネサルハムシ
Acrothinium gaschkevitschii(Motschulsky);ドウガネ
サルハムシ Scelodonta lewisii Balyなど。
ハムシ Nodina chalcosoma Baly;アカガネサルハムシ
Acrothinium gaschkevitschii(Motschulsky);ドウガネ
サルハムシ Scelodonta lewisii Balyなど。
【0072】(20) クリ(chestnut):リンゴコフキハ
ムシ Lypesthes ater (Motschulsky)など。
ムシ Lypesthes ater (Motschulsky)など。
【0073】(21) テンサイ(sugar beet):アカガネ
サルハムシ Acrothini um gaschkevitschii(Motschulsk
y);ウリハムシモドキ Atrachya menetriesi(Falderman
n), false melon beetle;カメノコハムシ Cassida nebu
losa Linnaeus, beet tortoise beetle;クワノミハム
シ Luperomorpha funesta (baly), mulberry leaf beet
le;テンサイトビハムシ Chaetocnema con cinna (Marsh
all)など。
サルハムシ Acrothini um gaschkevitschii(Motschulsk
y);ウリハムシモドキ Atrachya menetriesi(Falderman
n), false melon beetle;カメノコハムシ Cassida nebu
losa Linnaeus, beet tortoise beetle;クワノミハム
シ Luperomorpha funesta (baly), mulberry leaf beet
le;テンサイトビハムシ Chaetocnema con cinna (Marsh
all)など。
【0074】(22) タイマ(アサ)(hemp):アサノミ
ハムシ(アサトビハムシ)Psylliodes attenuata (Koc
h), hop fleabeetleなど。
ハムシ(アサトビハムシ)Psylliodes attenuata (Koc
h), hop fleabeetleなど。
【0075】(23) ホップ(hop):アサノミハムシ(ア
サトビハムシ)Psylliodes attenuata (Koch), hop fle
abeetleなど。
サトビハムシ)Psylliodes attenuata (Koch), hop fle
abeetleなど。
【0076】(24) ハッカ(mint):ウリハムシモドキ
Atrachya mene triesi(Faldermann), false melon beetl
e;ハッカハムシ Chrysolina e xanthematica (Wiedeman
n), peppermint leaf beetle;ホタルハムシ(クロバネ
アシナガハムシ)Menolel pta dichroa Haroldなど。(25)
飼料作物[トウモロコシ、ソルガム類(corn and so
rghums)]:ヒエドロオイムシ(アワクビホソハムシ)
Oulema dilutipes (Fairmaire)など。
Atrachya mene triesi(Faldermann), false melon beetl
e;ハッカハムシ Chrysolina e xanthematica (Wiedeman
n), peppermint leaf beetle;ホタルハムシ(クロバネ
アシナガハムシ)Menolel pta dichroa Haroldなど。(25)
飼料作物[トウモロコシ、ソルガム類(corn and so
rghums)]:ヒエドロオイムシ(アワクビホソハムシ)
Oulema dilutipes (Fairmaire)など。
【0077】(26) 飼料作物[イネ科牧草(gramineous
forage grasses)]:ホタルハムシ(クロバネアシ
ナガハムシ)Menolelpta dichroa Harold;ムギノミハ
ムシ Chaetocnema cylindrica (Baly), barley flea be
etleなど。(27) 飼料作物[マメ科牧草(leguminous fo
rage plants)]:アオバネサルハムシ(キアシサルハ
ムシ),Basilepta fulvipes(Motschulsky);ウリハム
シ Aulacophora femoralis (Motschulsky);ウリハムシ
モドキ Atrachya menetriesi(Faldermann), false melo
n beetle;ヒメキバネサルハムシ(ダイズヒメサルハム
シ),Pagria signata(Motschulsky), bean leaf beetl
e;ホタルハムシ(クロバネアシナガハムシ)Menolelpt
a dichro a Haroldなど。
forage grasses)]:ホタルハムシ(クロバネアシ
ナガハムシ)Menolelpta dichroa Harold;ムギノミハ
ムシ Chaetocnema cylindrica (Baly), barley flea be
etleなど。(27) 飼料作物[マメ科牧草(leguminous fo
rage plants)]:アオバネサルハムシ(キアシサルハ
ムシ),Basilepta fulvipes(Motschulsky);ウリハム
シ Aulacophora femoralis (Motschulsky);ウリハムシ
モドキ Atrachya menetriesi(Faldermann), false melo
n beetle;ヒメキバネサルハムシ(ダイズヒメサルハム
シ),Pagria signata(Motschulsky), bean leaf beetl
e;ホタルハムシ(クロバネアシナガハムシ)Menolelpt
a dichro a Haroldなど。
【0078】(28) 観賞用作物(花き・庭木)ornamenta
l plants,flowers and garden trees:アオバネサル
ハムシ(キアシサルハムシ),Basilepta fulvipes (Mo
tschulsky);イタヤハムシ Pyrrhalt a fuscipennis (Ja
coby);ウリハムシ Aulacophora femoralis (Motschuls
ky), cucurbit leaf beetle;ウリハムシモドキ Atrachy
a menetriesi(Faldermann), false melon beetle;カエ
デハムシ Pyrrhalta seminigra (Jacoby);カタクリハ
ムシ(ユリハムシ)Sangariola punctatostriata(Motsc
hulsky);キイチゴトビハムシ Chaetocnema discreta
(Baly);クロウリハムシ Aulacophora nigripennis Mot
schulsky;クワハムシ Fleutiauxia armata (Baly);サ
クラケブカハムシ Tr icholochmaea semifulva Jacoby;
サンゴジュハムシ Pyrrhalt a humeralis (Chen);セモ
ンジンガサハムシ(セモンカメノコハムシ),Cassida
v ersicolor (Boheman);バラルリハムシ(バラルリサル
ハムシ、バラルリツツハムシ);ユリクビナガハムシ L
ilioceris merd igera (Linnaeus);ヨモギハムシ Chrys
olina aurichalcea (Mnnerheim);ルリマルノミハムシ
Nonart hra cyanea Balyなど。
l plants,flowers and garden trees:アオバネサル
ハムシ(キアシサルハムシ),Basilepta fulvipes (Mo
tschulsky);イタヤハムシ Pyrrhalt a fuscipennis (Ja
coby);ウリハムシ Aulacophora femoralis (Motschuls
ky), cucurbit leaf beetle;ウリハムシモドキ Atrachy
a menetriesi(Faldermann), false melon beetle;カエ
デハムシ Pyrrhalta seminigra (Jacoby);カタクリハ
ムシ(ユリハムシ)Sangariola punctatostriata(Motsc
hulsky);キイチゴトビハムシ Chaetocnema discreta
(Baly);クロウリハムシ Aulacophora nigripennis Mot
schulsky;クワハムシ Fleutiauxia armata (Baly);サ
クラケブカハムシ Tr icholochmaea semifulva Jacoby;
サンゴジュハムシ Pyrrhalt a humeralis (Chen);セモ
ンジンガサハムシ(セモンカメノコハムシ),Cassida
v ersicolor (Boheman);バラルリハムシ(バラルリサル
ハムシ、バラルリツツハムシ);ユリクビナガハムシ L
ilioceris merd igera (Linnaeus);ヨモギハムシ Chrys
olina aurichalcea (Mnnerheim);ルリマルノミハムシ
Nonart hra cyanea Balyなど。
【0079】(29) 林木 forest trees:ウエツキブナハ
ムシ Chujoa uetsukii (Chujo) ;カバノキハムシ Syne
ta adamsi Baly;クルミヒラタハムシ(クルミハムシ)
Gastrolina depressa Baly, walnut leaf beetle;スギ
ケブカサルハムシ Lypesthes i toi Chujo;スギハムシ
(スギサルハムシ) B asilepta pallidula Baly, sugi
leaf beetle;チャイロサルハムシ(ハンノキサルハム
シ)Basilepta balyi (Harold);トビサルハムシ Trich
ochrysea japana (Motschulsky);ドロノキハムシ Chry
somela populi Linnaeus, red poplar leaf beetle;ニ
レハムシ Pyrrhalta maculicollis (Motschulsky);ハ
ギツツハムシ Pachybrachis eruditus (Baly);ハンノ
キハムシ Agelastica coerulea Baly, alder leaf beet
le;ポプラハムシ(ヒメドロノキハムシ)Chrysomela t
remulae Fabricius;ミヤマヒラタハムシ Gastrolina p
eltoides (gelbler);ヤナギハムシ C hrysomela vigint
ipunctata (Scopoli);ヤナギルリハムシ Plagiodera v
ersicolora (Laicharting);リンゴコフキハムシ Lypes
thes ater (Motschulsky);ルリハムシ Linaeidea aaen
ea (Linnaeus)など。
ムシ Chujoa uetsukii (Chujo) ;カバノキハムシ Syne
ta adamsi Baly;クルミヒラタハムシ(クルミハムシ)
Gastrolina depressa Baly, walnut leaf beetle;スギ
ケブカサルハムシ Lypesthes i toi Chujo;スギハムシ
(スギサルハムシ) B asilepta pallidula Baly, sugi
leaf beetle;チャイロサルハムシ(ハンノキサルハム
シ)Basilepta balyi (Harold);トビサルハムシ Trich
ochrysea japana (Motschulsky);ドロノキハムシ Chry
somela populi Linnaeus, red poplar leaf beetle;ニ
レハムシ Pyrrhalta maculicollis (Motschulsky);ハ
ギツツハムシ Pachybrachis eruditus (Baly);ハンノ
キハムシ Agelastica coerulea Baly, alder leaf beet
le;ポプラハムシ(ヒメドロノキハムシ)Chrysomela t
remulae Fabricius;ミヤマヒラタハムシ Gastrolina p
eltoides (gelbler);ヤナギハムシ C hrysomela vigint
ipunctata (Scopoli);ヤナギルリハムシ Plagiodera v
ersicolora (Laicharting);リンゴコフキハムシ Lypes
thes ater (Motschulsky);ルリハムシ Linaeidea aaen
ea (Linnaeus)など。
【0080】上記のなかでも、本発明殺虫剤は、とりわ
けダイズ、トウモロコシ、ウリ類、アブラナ科野菜、飼
料作物(マメ科牧草)、鑑賞用作物のハムシ科用殺虫剤
として有用である。
けダイズ、トウモロコシ、ウリ類、アブラナ科野菜、飼
料作物(マメ科牧草)、鑑賞用作物のハムシ科用殺虫剤
として有用である。
【0081】
【発明の効果】本発明によって提供される殺虫剤は、各
種作物を加害するハムシ科の害虫に対して優れた防除効
果を示す。きわめて少量で効果を発揮するのみならず、
作物への浸透移行性、残効性に富み、また作物に対する
薬害も認められないため、通常の散布、土壌混和処理の
他の他苗箱処理、種子処理等が可能となり、薬剤のより
有効な使用が可能となり、環境汚染、天敵等への影響の
少ないきわめて優れた農業用殺虫剤となる。
種作物を加害するハムシ科の害虫に対して優れた防除効
果を示す。きわめて少量で効果を発揮するのみならず、
作物への浸透移行性、残効性に富み、また作物に対する
薬害も認められないため、通常の散布、土壌混和処理の
他の他苗箱処理、種子処理等が可能となり、薬剤のより
有効な使用が可能となり、環境汚染、天敵等への影響の
少ないきわめて優れた農業用殺虫剤となる。
【0082】
【実施例】本発明殺虫剤に供することができる代表的化
合物を〔表1〕に示す。
合物を〔表1〕に示す。
【0083】
【表1】
【0084】[製剤例1]粉剤DL 98.25重量部に0.25重量部の化合物(番号2)、
1.0重量部のホワイトカーボンおよび0.5重量部のI
PソルベントTM(出光石油製:凝集剤)を加え、自動乳
鉢で十分に混合した。次いで、フラッシュミキサーで粉
砕して粉剤DLを得た。
1.0重量部のホワイトカーボンおよび0.5重量部のI
PソルベントTM(出光石油製:凝集剤)を加え、自動乳
鉢で十分に混合した。次いで、フラッシュミキサーで粉
砕して粉剤DLを得た。
【0085】[製剤例2]水和剤 82.0重量部の水和剤用クレー、10.0重量部の化合
物(番号2)、5.0重量部のニューカルゲンBX-CTM
(竹本油脂製)および3.0重量部のホワイトカーボン
を加え、自動乳鉢で十分に混した。次いで、微粉砕機で
粉砕し、水和剤を得た。
物(番号2)、5.0重量部のニューカルゲンBX-CTM
(竹本油脂製)および3.0重量部のホワイトカーボン
を加え、自動乳鉢で十分に混した。次いで、微粉砕機で
粉砕し、水和剤を得た。
【0086】[製剤例3]乳剤 85.0重量部のN-メチルピロリドンに10.0重量部
の化合物(番号2)および5.0重量部のNP-85(三
洋化成製、商品番号)を加え、スターラーで十分に撹拌
し、乳剤を得た。
の化合物(番号2)および5.0重量部のNP-85(三
洋化成製、商品番号)を加え、スターラーで十分に撹拌
し、乳剤を得た。
【0087】[製剤4]粒剤 93.5重量部の微粉末クレー、1.0重量部の化合物
(番号2)、5.0重量部のデキストリンおよび0.5重
量部のNP-85(三洋化成製、商品番号)を加え、よ
く混合した。混合物に水を加えて練合し、練合物を押出
造粒機(スクリーン1.0mm径)で造粒し、湿式造粒成
形物を得た。これを乾燥後、整粒して、粒剤を得た。
(番号2)、5.0重量部のデキストリンおよび0.5重
量部のNP-85(三洋化成製、商品番号)を加え、よ
く混合した。混合物に水を加えて練合し、練合物を押出
造粒機(スクリーン1.0mm径)で造粒し、湿式造粒成
形物を得た。これを乾燥後、整粒して、粒剤を得た。
【0088】[試験例1]ウリハムシに対する殺虫効果 本発明の殺虫剤を、ジメチルホルムアミド(最終濃度
0.1重量%)およびアセトン(最終濃度0.1重量%)
の混合液に溶解し、さらにトウイーン20TM(最終濃度
0.05重量%)を加え所定の有効成分濃度になるよう
水で希釈した。
0.1重量%)およびアセトン(最終濃度0.1重量%)
の混合液に溶解し、さらにトウイーン20TM(最終濃度
0.05重量%)を加え所定の有効成分濃度になるよう
水で希釈した。
【0089】この液に展着剤ダインTM(武田薬品工業
(株)製、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
20重量%とリグニンスルホン酸カルシウム12重量%
を含む)を0.03重量%(最終の濃度)の割合で添加
して薬液を調製した。
(株)製、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
20重量%とリグニンスルホン酸カルシウム12重量%
を含む)を0.03重量%(最終の濃度)の割合で添加
して薬液を調製した。
【0090】ポット(径6cm)に植えたキュウリの幼苗
(品種:四葉、第2葉期)を容量860mリットルのポ
リエチレン製カップに入れ、ウリハムシ(Aulacophora
femoralis (Motschulsky))の2令幼虫を各5〜6匹宛
放した。
(品種:四葉、第2葉期)を容量860mリットルのポ
リエチレン製カップに入れ、ウリハムシ(Aulacophora
femoralis (Motschulsky))の2令幼虫を各5〜6匹宛
放した。
【0091】放虫1日後のポットの土壌表面に上記薬液
5.7mリットルおよび11.7mリットル宛を灌注し、処
理5日後に、キュウリ苗を掘り取り生存虫数を調査して
死虫率を求めると共に、根部の食害の程度を観察し、下
記により分類した(反復数:3)。試験は25℃のガラ
ス恒温室内で行った。試験結果は〔表2〕の通りであ
る。
5.7mリットルおよび11.7mリットル宛を灌注し、処
理5日後に、キュウリ苗を掘り取り生存虫数を調査して
死虫率を求めると共に、根部の食害の程度を観察し、下
記により分類した(反復数:3)。試験は25℃のガラ
ス恒温室内で行った。試験結果は〔表2〕の通りであ
る。
【0092】食害の程度: 0:食痕が認められない 1:主根に食痕が僅かに認められる 2:主根に顕著な食痕が認められる 3:作物基部に幼虫が食入し、キュウリが倒れる
【0093】
【表2】
【0094】〔表2〕の結果から明らかなように本発明
殺虫剤はウリハムシに対して優れた防除効果を有するこ
とが示された。
殺虫剤はウリハムシに対して優れた防除効果を有するこ
とが示された。
【0095】[試験例2]キスジノミハムシおよびダイ
コンサルハムシに対する防除効果 本発明殺虫剤および比較殺虫剤を、ジメチルホルムアミ
ド(最終濃度0.1重量%)およびアセトン(最終濃度
0.1重量%)の混合液に溶解し、さらにトウイーン2
0TM(最終濃度0.05重量%)を加え所定の有効成分
濃度になるよう水で希釈した。
コンサルハムシに対する防除効果 本発明殺虫剤および比較殺虫剤を、ジメチルホルムアミ
ド(最終濃度0.1重量%)およびアセトン(最終濃度
0.1重量%)の混合液に溶解し、さらにトウイーン2
0TM(最終濃度0.05重量%)を加え所定の有効成分
濃度になるよう水で希釈した。
【0096】この液に展着剤ダインTM(武田薬品工業
(株)製、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
20重量%とリグニンスルホン酸カルシウム12重量%
を含む)を0.03重量%(最終の濃度)の割合で添加
して薬液を調製した。
(株)製、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル
20重量%とリグニンスルホン酸カルシウム12重量%
を含む)を0.03重量%(最終の濃度)の割合で添加
して薬液を調製した。
【0097】京都市内の圃場に播種したダイコン(品
種:早太り大蔵、6〜7葉期)の地上部にキスジノミハ
ムシ(Phyllotreta striola ta (Fabricius))の成虫
(平均5.4頭)およびダイコンサルハムシ(Phae don b
rassicae Baly)の成虫(平均4.2)頭の寄生が認めら
れたので、当該圃場に1区当り2m2(0.8×2.5m2)
の試験区を設け、上記の薬液を1m2当り150mリット
ル宛散布した。
種:早太り大蔵、6〜7葉期)の地上部にキスジノミハ
ムシ(Phyllotreta striola ta (Fabricius))の成虫
(平均5.4頭)およびダイコンサルハムシ(Phae don b
rassicae Baly)の成虫(平均4.2)頭の寄生が認めら
れたので、当該圃場に1区当り2m2(0.8×2.5m2)
の試験区を設け、上記の薬液を1m2当り150mリット
ル宛散布した。
【0098】薬液散布2日後に1区当り20株のキスジ
ノミハムシ成虫とダイコンサルハムシ成虫の合計生存虫
数を調査し、下式により防除価を求めると共に、収穫時
に1区当り10本のダイコンについて根部可食部表面の
キスジノミハムシによる食害痕を下記により調査した
(反復数:2)。試験結果は〔表3〕の通りである。
ノミハムシ成虫とダイコンサルハムシ成虫の合計生存虫
数を調査し、下式により防除価を求めると共に、収穫時
に1区当り10本のダイコンについて根部可食部表面の
キスジノミハムシによる食害痕を下記により調査した
(反復数:2)。試験結果は〔表3〕の通りである。
【0099】防除価=100×{1−(処理区の生存虫
数/無処理区の生存虫数)} 食害の程度: 0:食痕が認められない 1:食痕が僅かに認められる 2:食痕が明らかに認められる 3:顕著な食痕が認められ商品価値がない
数/無処理区の生存虫数)} 食害の程度: 0:食痕が認められない 1:食痕が僅かに認められる 2:食痕が明らかに認められる 3:顕著な食痕が認められ商品価値がない
【0100】
【表3】
【0101】〔表3〕の結果から明らかなように本発明
殺虫剤はダイコンサルハムシおよびキスジノミハムシに
対して優れた防除効果を有することが示された。
殺虫剤はダイコンサルハムシおよびキスジノミハムシに
対して優れた防除効果を有することが示された。
Claims (1)
- 【請求項1】式 【化1】 [式中、R1およびR2は同一または異なって、水素また
は炭素数1〜4のアルキル基を示す。]で表される化合
物またはその塩を含有するハムシ科用殺虫剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8118992A JPH05279208A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | ハムシ科用殺虫剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8118992A JPH05279208A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | ハムシ科用殺虫剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05279208A true JPH05279208A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13739526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8118992A Withdrawn JPH05279208A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | ハムシ科用殺虫剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05279208A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09511978A (ja) * | 1994-04-14 | 1997-12-02 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | 殺虫性肥料混合物 |
KR19990029994A (ko) * | 1997-09-24 | 1999-04-26 | 다께다 구니오 | 해충의 방제방법 |
JP2002532390A (ja) * | 1998-12-14 | 2002-10-02 | シンジェンタ・パティシペーションズ・アクチェンゲゼルシャフト | 殺虫性種子コーティング |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP8118992A patent/JPH05279208A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09511978A (ja) * | 1994-04-14 | 1997-12-02 | バイエル・アクチエンゲゼルシヤフト | 殺虫性肥料混合物 |
JP2005289806A (ja) * | 1994-04-14 | 2005-10-20 | Bayer Ag | 殺虫性肥料混合物 |
JP2007314424A (ja) * | 1994-04-14 | 2007-12-06 | Bayer Ag | 殺虫性肥料混合物 |
KR19990029994A (ko) * | 1997-09-24 | 1999-04-26 | 다께다 구니오 | 해충의 방제방법 |
JP2002532390A (ja) * | 1998-12-14 | 2002-10-02 | シンジェンタ・パティシペーションズ・アクチェンゲゼルシャフト | 殺虫性種子コーティング |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |