JPH0527881B2 - - Google Patents
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- JPH0527881B2 JPH0527881B2 JP61005488A JP548886A JPH0527881B2 JP H0527881 B2 JPH0527881 B2 JP H0527881B2 JP 61005488 A JP61005488 A JP 61005488A JP 548886 A JP548886 A JP 548886A JP H0527881 B2 JPH0527881 B2 JP H0527881B2
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Landscapes
- Guiding Agricultural Machines (AREA)
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、一つの作業行程終了後においてその
行程と交差する方向に向かう次の作業行程へ機体
を自動走行させる作業車のターン制御装置、詳し
くは、 一つの作業行程終了後においてその行程と交差
する方向に向かう次の作業行程へ機体を自動走行
させるべく、 機体の向きを検出する方位検出手段、 機体の走行距離を検出する走行距離検出手段、 機体が作業行程端部に達したことを検出する行
程端部検出手段、 一つの作業行程終了に伴つて所定距離を前進さ
せる前進パターン、次行程側へ設定一次旋回角度
を旋回させる一次旋回パターン、次に次行程の手
前箇所に向かつて所定距離後進させる後進パター
ン、さらに次行程に沿う方向に設定二次旋回角度
を旋回させるとともに前進させる二次旋回パター
ンを行わせるための情報を記憶するターン制御パ
ターン記憶手段、 前記交差する各作業行程の基準方位を設定する
基準方位設定手段、及び、 前記基準方位の差に基づいて前記一次旋回角度
及び二次旋回角度を自動的に設定する旋回角度設
定手段を夫々設けると共に、 これら各手段の情報に基づいて、機体の走行手
段を制御する走行制御手段を設けた作業車のター
ン制御装置に関する。
行程と交差する方向に向かう次の作業行程へ機体
を自動走行させる作業車のターン制御装置、詳し
くは、 一つの作業行程終了後においてその行程と交差
する方向に向かう次の作業行程へ機体を自動走行
させるべく、 機体の向きを検出する方位検出手段、 機体の走行距離を検出する走行距離検出手段、 機体が作業行程端部に達したことを検出する行
程端部検出手段、 一つの作業行程終了に伴つて所定距離を前進さ
せる前進パターン、次行程側へ設定一次旋回角度
を旋回させる一次旋回パターン、次に次行程の手
前箇所に向かつて所定距離後進させる後進パター
ン、さらに次行程に沿う方向に設定二次旋回角度
を旋回させるとともに前進させる二次旋回パター
ンを行わせるための情報を記憶するターン制御パ
ターン記憶手段、 前記交差する各作業行程の基準方位を設定する
基準方位設定手段、及び、 前記基準方位の差に基づいて前記一次旋回角度
及び二次旋回角度を自動的に設定する旋回角度設
定手段を夫々設けると共に、 これら各手段の情報に基づいて、機体の走行手
段を制御する走行制御手段を設けた作業車のター
ン制御装置に関する。
上記この種のターン制御装置においては、第6
図に示すように、一つの作業行程の走行終了後、
その行程と交差する方向に向かう次の作業行程へ
機体を自動的に走行させるために、上記前進、一
次旋回、後進、二次旋回、夫々のターン制御パタ
ーンを、予め定形化して記憶させ、行程端部検出
手段にて一つの作業行程の走行終了を検出する
と、方位検出手段や、走行距離検出手段による検
出情報、上記記憶された各ターン制御パターン、
及び、設定された基準方位に対応して設定された
旋回角度等の各種情報に基づいて、次の作業行程
へ機体が自動走行するように制御することとな
る。
図に示すように、一つの作業行程の走行終了後、
その行程と交差する方向に向かう次の作業行程へ
機体を自動的に走行させるために、上記前進、一
次旋回、後進、二次旋回、夫々のターン制御パタ
ーンを、予め定形化して記憶させ、行程端部検出
手段にて一つの作業行程の走行終了を検出する
と、方位検出手段や、走行距離検出手段による検
出情報、上記記憶された各ターン制御パターン、
及び、設定された基準方位に対応して設定された
旋回角度等の各種情報に基づいて、次の作業行程
へ機体が自動走行するように制御することとな
る。
そして、従来では、交差する各作業行程の基準
方位を予め設定すると共に、一次旋回パターンに
おける旋回角度を、上記設定された各作業行程の
基準方位の差に基づいて自動的に設定するように
して、二次旋回が、交差する作業行程端部の所定
位置において開始されるようにしていた。
方位を予め設定すると共に、一次旋回パターンに
おける旋回角度を、上記設定された各作業行程の
基準方位の差に基づいて自動的に設定するように
して、二次旋回が、交差する作業行程端部の所定
位置において開始されるようにしていた。
しかしながら、上記従来手段においては、一次
旋回角度を、交差する各作業行程に対応して設定
された基準方位に基づいて自動設定するようにし
てあるため、例えば、基準方位の設定を誤つた
り、方位検出手段が誤動作したりすると、一次旋
回後の機体向きが、交差する作業行程に対して適
正状態からずれることとなる。その結果、その後
の後進パターンや二次旋回パターンの実行時に、
機体が作業エリア内に突入したり、次の作業行程
に対する機体位置が適正位置からずれる虞れがあ
る。
旋回角度を、交差する各作業行程に対応して設定
された基準方位に基づいて自動設定するようにし
てあるため、例えば、基準方位の設定を誤つた
り、方位検出手段が誤動作したりすると、一次旋
回後の機体向きが、交差する作業行程に対して適
正状態からずれることとなる。その結果、その後
の後進パターンや二次旋回パターンの実行時に、
機体が作業エリア内に突入したり、次の作業行程
に対する機体位置が適正位置からずれる虞れがあ
る。
従つて、このターン制御装置を、例えば、作業
車の一例であるコンバイン等の刈取収穫機に適用
した場合は、作業地としての圃場に植立された茎
稈を、機体にて踏み倒してしまう虞れがある。同
様に、芝刈り作業車等の対地作業車に適用した場
合には、新たな未処理部を発生したり、作業跡の
美観が悪くなる不都合が発生する。
車の一例であるコンバイン等の刈取収穫機に適用
した場合は、作業地としての圃場に植立された茎
稈を、機体にて踏み倒してしまう虞れがある。同
様に、芝刈り作業車等の対地作業車に適用した場
合には、新たな未処理部を発生したり、作業跡の
美観が悪くなる不都合が発生する。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであ
つて、その目的は、自動的に一次旋回角度の設定
を行いながらも、その設定角度を補正できるよう
にすることにある。
つて、その目的は、自動的に一次旋回角度の設定
を行いながらも、その設定角度を補正できるよう
にすることにある。
第1図に示すように、本発明による作業車のタ
ーン制御装置の特徴構成は、 前記旋回角度設定手段102にて設定された一
次旋回角度θ1を手動補正する旋回角度補正手段1
04を設けてある点にあり、その作用並びに効果
は以下の通りである。
ーン制御装置の特徴構成は、 前記旋回角度設定手段102にて設定された一
次旋回角度θ1を手動補正する旋回角度補正手段1
04を設けてある点にあり、その作用並びに効果
は以下の通りである。
すなわち、基準方位設定手段100により設定
された基準方位α,βの差に基づいて自動的に設
定された一次旋回角度θ1を、旋回角度補正手段1
04にて容易に手動補正できる。尚、ターン制御
が開始されると、ターン制御パターン記憶手段1
01に記憶された旋回パターン、及び、交差する
各作業行程の基準方位に基づいて設定されると共
に旋回角度補正手段104にて補正された一次旋
回角度θ1の情報に基づいて、一次旋回を行うこと
となる。
された基準方位α,βの差に基づいて自動的に設
定された一次旋回角度θ1を、旋回角度補正手段1
04にて容易に手動補正できる。尚、ターン制御
が開始されると、ターン制御パターン記憶手段1
01に記憶された旋回パターン、及び、交差する
各作業行程の基準方位に基づいて設定されると共
に旋回角度補正手段104にて補正された一次旋
回角度θ1の情報に基づいて、一次旋回を行うこと
となる。
従つて、自動的に設定される一次旋回角度を手
動で補正する手段を設けてあるので、設定された
基準方位に誤りが有つたり、方位検出手段が誤動
作して一次旋回が適正通り実行されなかつた場合
には、容易にその旋回角度を補正できる。もつ
て、ターン制御パターンが定形化されたものであ
るにも拘らず、機体旋回および後進における機体
向きや位置を的確に制御できるのであり、ターン
後の次の行程に対する機体向きおよび機体横幅方
向での位置が適正状態となるように効率良く走行
制御できるに至つた。
動で補正する手段を設けてあるので、設定された
基準方位に誤りが有つたり、方位検出手段が誤動
作して一次旋回が適正通り実行されなかつた場合
には、容易にその旋回角度を補正できる。もつ
て、ターン制御パターンが定形化されたものであ
るにも拘らず、機体旋回および後進における機体
向きや位置を的確に制御できるのであり、ターン
後の次の行程に対する機体向きおよび機体横幅方
向での位置が適正状態となるように効率良く走行
制御できるに至つた。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第7図に示すように、圃場の稲、麦等の植立茎
稈を引き起こして刈り取るとともに、刈取茎稈を
搬送しながら横倒れ姿勢に姿勢変更して、フイー
ドチエーン1に受け渡す刈取部2と、前記フイー
ドチエーン1で挟持搬送される茎稈を脱穀して穀
粒を選別回収する脱穀装置3とを、左右一対のク
ローラ走行装置4L,4Rを装備した機体Aに搭
載して、作業車としての自走式コンバインを構成
してある。
稈を引き起こして刈り取るとともに、刈取茎稈を
搬送しながら横倒れ姿勢に姿勢変更して、フイー
ドチエーン1に受け渡す刈取部2と、前記フイー
ドチエーン1で挟持搬送される茎稈を脱穀して穀
粒を選別回収する脱穀装置3とを、左右一対のク
ローラ走行装置4L,4Rを装備した機体Aに搭
載して、作業車としての自走式コンバインを構成
してある。
又、機体Aの上部に、地磁気変化を感知するこ
とにより絶対方位を検出する地磁気センサとその
検出信号を処理する信号処理部とを一体的にユニ
ツト化した方位センサ8を設け、もつて、方位検
出手段を構成してある。
とにより絶対方位を検出する地磁気センサとその
検出信号を処理する信号処理部とを一体的にユニ
ツト化した方位センサ8を設け、もつて、方位検
出手段を構成してある。
前記刈取部2は、油圧シリンダ9により、昇降
自在に構成してあり、一つの行程を終了後、次の
作業行程へ移動するターン時等には、大きく上昇
させて、刈取部2が地面に衝突しないようにして
ある。
自在に構成してあり、一つの行程を終了後、次の
作業行程へ移動するターン時等には、大きく上昇
させて、刈取部2が地面に衝突しないようにして
ある。
第2図および第7図に示すように、前記刈取部
2の下方には、前方より刈取部2に導入される茎
稈Hの株元に接当することによつてON/OFF信
号を出力する接触式スイツチにて構成された株元
センサS0を設けてあり、この株元センサS0の検出
情報に基づいて刈取作業中であるか否かを判別す
ることにより、機体Aが行程端部に達したか否か
を検出する行程端部検出手段を構成してある。
2の下方には、前方より刈取部2に導入される茎
稈Hの株元に接当することによつてON/OFF信
号を出力する接触式スイツチにて構成された株元
センサS0を設けてあり、この株元センサS0の検出
情報に基づいて刈取作業中であるか否かを判別す
ることにより、機体Aが行程端部に達したか否か
を検出する行程端部検出手段を構成してある。
前記刈取部2先端部に設けられた左右両端の分
草具5L,5Rの取り付けフレーム6,6夫々に
は、機体A前方側に付勢され、前記刈取部2に導
入される茎稈Hの株元に接当して、その接当位置
に対応した角度分を機体A後方側に回動するセン
サバー7と、そのセンサバー7の回動角を検出す
るポテンシヨメータRとからなる倣いセンサS1,
S2を設けてあり、茎稈Hに対する機体A横方向の
偏位量を検出するようにしてあり、その検出偏位
量に基づいて、刈取作業中に、機体Aが茎稈Hに
沿つて自動的に走行するように制御するための制
御パラメータを検出する手段に構成してある。
尚、圃場に植立された茎稈Hが、前記センサバー
7に対して断続的に接当することから、前記ポテ
ンシヨメータRの出力信号は、断続して変化する
こととなる。従つて、前記横方向の偏位置を検出
するためには、前記ポテンシヨメータRの出力信
号を平均化したり、単位時間当たりの最大値を検
出する等の信号処理を行うこととなる。
草具5L,5Rの取り付けフレーム6,6夫々に
は、機体A前方側に付勢され、前記刈取部2に導
入される茎稈Hの株元に接当して、その接当位置
に対応した角度分を機体A後方側に回動するセン
サバー7と、そのセンサバー7の回動角を検出す
るポテンシヨメータRとからなる倣いセンサS1,
S2を設けてあり、茎稈Hに対する機体A横方向の
偏位量を検出するようにしてあり、その検出偏位
量に基づいて、刈取作業中に、機体Aが茎稈Hに
沿つて自動的に走行するように制御するための制
御パラメータを検出する手段に構成してある。
尚、圃場に植立された茎稈Hが、前記センサバー
7に対して断続的に接当することから、前記ポテ
ンシヨメータRの出力信号は、断続して変化する
こととなる。従つて、前記横方向の偏位置を検出
するためには、前記ポテンシヨメータRの出力信
号を平均化したり、単位時間当たりの最大値を検
出する等の信号処理を行うこととなる。
エンジンEからの出力を、油圧式無段変速装置
10を介して走行用ミツシヨン部11に伝達する
ように構成してある。そして、前記ミツシヨン部
11への入力軸11aの回転数を検出することに
より走行速度Vxや走行距離Lxを検出する回転数
センサ12を設けてあり、もつて、車速検出兼用
の走行距離検出手段を構成してある。
10を介して走行用ミツシヨン部11に伝達する
ように構成してある。そして、前記ミツシヨン部
11への入力軸11aの回転数を検出することに
より走行速度Vxや走行距離Lxを検出する回転数
センサ12を設けてあり、もつて、車速検出兼用
の走行距離検出手段を構成してある。
又、前記ミツシヨン部11から左右クローラ走
行装置4L,4Rへの動力伝達を各別に断続する
操向クラツチブレーキ13L,13R、前記操向
クラツチブレーキ13L,13Rを切り操作する
油圧シリンダ14L,14R、及び、この油圧シ
リンダ14L,14Rを各別に作動させる電磁バ
ルブ15を設けてある。もつて、前記クローラ走
行装置4L,4R、変速装置10、及び、操向ク
ラツチブレーキ13L,13Rにて、走行手段4
を構成してある。
行装置4L,4Rへの動力伝達を各別に断続する
操向クラツチブレーキ13L,13R、前記操向
クラツチブレーキ13L,13Rを切り操作する
油圧シリンダ14L,14R、及び、この油圧シ
リンダ14L,14Rを各別に作動させる電磁バ
ルブ15を設けてある。もつて、前記クローラ走
行装置4L,4R、変速装置10、及び、操向ク
ラツチブレーキ13L,13Rにて、走行手段4
を構成してある。
又、後述するターン制御における一次旋回角度
θ1を、人為的に補正するための補正角度を指示す
る手段としての旋回角度補正用ポテンシヨメータ
16を設けてある。尚、第2図中、17は、前記
刈取部2を昇降操作する油圧シリンダ9を作動さ
せるための電磁バルブである。
θ1を、人為的に補正するための補正角度を指示す
る手段としての旋回角度補正用ポテンシヨメータ
16を設けてある。尚、第2図中、17は、前記
刈取部2を昇降操作する油圧シリンダ9を作動さ
せるための電磁バルブである。
以下、前記走行手段4を制御する走行制御手段
103としての制御装置18の動作を説明しなが
ら、各作業行程において機体Aを茎稈Hに沿つて
自動走行させる刈取制御と、一つの作業行程の終
了後においてその行程と交差する方向に向かう次
の作業行程へ機体Aを自動走行させるターン制御
とについて説明する。
103としての制御装置18の動作を説明しなが
ら、各作業行程において機体Aを茎稈Hに沿つて
自動走行させる刈取制御と、一つの作業行程の終
了後においてその行程と交差する方向に向かう次
の作業行程へ機体Aを自動走行させるターン制御
とについて説明する。
すなわち、刈取作業のために自動走行させるこ
とを、前記刈取制御とターン制御とを繰り返し行
いながら、いわゆる回り刈り作業形態で行わせる
ものであり、そして、かかる自動的な刈取作業を
開始する前に、予め刈取作業範囲の最外周部を人
為的に操縦しながら刈取作業を行つて、自動的な
刈取作業を行うに必要な情報を検出させると共に
記憶させておき、その記憶された情報及び予め設
定記憶させた情報に基づいて、前記制御装置18
の指令により自動走行させるようにしてある。
とを、前記刈取制御とターン制御とを繰り返し行
いながら、いわゆる回り刈り作業形態で行わせる
ものであり、そして、かかる自動的な刈取作業を
開始する前に、予め刈取作業範囲の最外周部を人
為的に操縦しながら刈取作業を行つて、自動的な
刈取作業を行うに必要な情報を検出させると共に
記憶させておき、その記憶された情報及び予め設
定記憶させた情報に基づいて、前記制御装置18
の指令により自動走行させるようにしてある。
つまり、予め刈取作業範囲の最外周部を人為的
に操縦しながら操向して刈取作業を行う際に、前
記株元センサS0がONしてからOFFするまでの間
における前記方位センサ8による検出方位θを繰
り返しサンプリングし、その平均方位を、交差す
る各作業行程の基準方位α,βとして外周テイー
チングし、その値をメモリ101に記憶させるよ
うにしてある。又、そのメモリ101に、後述す
るターン制御の前進パターン、一次旋回パター
ン、後進パターン、二次旋回パターンを行わせる
ための情報や刈取制御を行わせるための情報を記
憶させてある。もつて、前記メモリ101にてタ
ーン制御パターン記憶手段を構成すると共に、前
記基準方位の記憶のための刈取作業により基準方
位設定手段100を構成してあり、この基準方位
の記憶のための刈取作業を、以下において外周テ
イーチングと呼称する。
に操縦しながら操向して刈取作業を行う際に、前
記株元センサS0がONしてからOFFするまでの間
における前記方位センサ8による検出方位θを繰
り返しサンプリングし、その平均方位を、交差す
る各作業行程の基準方位α,βとして外周テイー
チングし、その値をメモリ101に記憶させるよ
うにしてある。又、そのメモリ101に、後述す
るターン制御の前進パターン、一次旋回パター
ン、後進パターン、二次旋回パターンを行わせる
ための情報や刈取制御を行わせるための情報を記
憶させてある。もつて、前記メモリ101にてタ
ーン制御パターン記憶手段を構成すると共に、前
記基準方位の記憶のための刈取作業により基準方
位設定手段100を構成してあり、この基準方位
の記憶のための刈取作業を、以下において外周テ
イーチングと呼称する。
次に、前記制御装置18の動作順序に基づい
て、具体的に説明する。
て、具体的に説明する。
第2図及び第3図に示すように、前記外周テイ
ーチングを行うか、自動走行を行うかを設定する
作業モード選択スイツチSW0の操作状態がチエツ
クされ、このスイツチSW0がON状態であると、
前記外周テイーチングのための処理が実行され
る。作業モード選択スイツチSW0がOFF状態の
時に操向制御スタートスイツチSW1がON操作さ
れると、前記株元センサS0及び左右両倣いセンサ
S1,S2の状態が所定周期(本実施例では約50ms
に設定してある)毎に繰り返しチエツクされる。
ーチングを行うか、自動走行を行うかを設定する
作業モード選択スイツチSW0の操作状態がチエツ
クされ、このスイツチSW0がON状態であると、
前記外周テイーチングのための処理が実行され
る。作業モード選択スイツチSW0がOFF状態の
時に操向制御スタートスイツチSW1がON操作さ
れると、前記株元センサS0及び左右両倣いセンサ
S1,S2の状態が所定周期(本実施例では約50ms
に設定してある)毎に繰り返しチエツクされる。
そして、機体Aを人為的に操作して刈取作業を
開始すると、株元センサS0がON状態となり、刈
取制御が開始される。尚、株元センサS0がOFF
状態の場合は、前記左右両倣いセンサS1,S2の状
態をチエツクし、前記株元センサS0がOFF状態
であつても、左右両倣いセンサS1,S2がON状態
であれば、刈取制御を開始するようにしてある。
開始すると、株元センサS0がON状態となり、刈
取制御が開始される。尚、株元センサS0がOFF
状態の場合は、前記左右両倣いセンサS1,S2の状
態をチエツクし、前記株元センサS0がOFF状態
であつても、左右両倣いセンサS1,S2がON状態
であれば、刈取制御を開始するようにしてある。
刈取制御が開始されると、前記方位センサ8に
よる現在の検出方位θが前記記憶された基準方位
α,βに対して許容差内に維持されるように、か
つ、前記倣いセンサS1,S2による検出機体偏位量
が適正状態に維持されるように操向制御すること
となる。
よる現在の検出方位θが前記記憶された基準方位
α,βに対して許容差内に維持されるように、か
つ、前記倣いセンサS1,S2による検出機体偏位量
が適正状態に維持されるように操向制御すること
となる。
一つの作業行程の終了に伴い、前記株元センサ
S0及び前記左右両倣いセンサS1,S2が共にOFF
状態になつているか否かをチエツクし、株元セン
サS0及び倣いセンサS1,S2全部がOFFし、かつ、
その状態が所定時間(本実施例では約1.5秒に設
定してある)以上経過していると、一つの作業行
程が終了したものと判別し、刈取制御を終了して
次の行程へ機体Aを移動させるためのターン制御
を起動するようにしてある。
S0及び前記左右両倣いセンサS1,S2が共にOFF
状態になつているか否かをチエツクし、株元セン
サS0及び倣いセンサS1,S2全部がOFFし、かつ、
その状態が所定時間(本実施例では約1.5秒に設
定してある)以上経過していると、一つの作業行
程が終了したものと判別し、刈取制御を終了して
次の行程へ機体Aを移動させるためのターン制御
を起動するようにしてある。
尚、一つの作業行程の終了を判別するに、株元
センサS0および倣いセンサS1,S2の両方のセンサ
の状態をチエツクするのは、前記株元センサS0は
導入される茎稈Hに接当してON/OFFする構成
であることから、この株元センサS0のみでは茎稈
Hが一時的に途切れている場合と完全には区別で
きないものであるため、機体A前方より導入され
る茎稈Hに接当する全センサS0,S1,S2が全て
OFF状態となつた場合に、一つの作業行程が終
了したと判別するほうが作業行程終了判別の誤動
作が少なくなるためである。そして、具体的に
は、前記株元センサS0および倣いセンサS1,S2の
両方がOFF状態になると、株元センサS0および
倣いセンサS1,S2の状態を前記所定周期(50m
s)毎に繰り返しチエツクする回数Nが、前記所
定経過時間(1.5秒)に対応する設定回数(30回)
に達したか否かを判別し、設定回数つまり1.5秒
以上全部のセンサS0,S1,S2がOFF状態を継続
している場合にのみ、ターン制御を開始するよう
にしてある。ちなみに、株元センサS0または倣い
センサS1,S2の一方がON状態である場合は、株
元センサS0および倣いセンサS1,S2の状態をチエ
ツクする回数Nを零にリセツトして、株元センサ
S0および倣いセンサS1,S2の全部がOFF状態に
なり、且つ、その状態が所定時間以上継続するま
で、刈取制御を断続させることとなる。
センサS0および倣いセンサS1,S2の両方のセンサ
の状態をチエツクするのは、前記株元センサS0は
導入される茎稈Hに接当してON/OFFする構成
であることから、この株元センサS0のみでは茎稈
Hが一時的に途切れている場合と完全には区別で
きないものであるため、機体A前方より導入され
る茎稈Hに接当する全センサS0,S1,S2が全て
OFF状態となつた場合に、一つの作業行程が終
了したと判別するほうが作業行程終了判別の誤動
作が少なくなるためである。そして、具体的に
は、前記株元センサS0および倣いセンサS1,S2の
両方がOFF状態になると、株元センサS0および
倣いセンサS1,S2の状態を前記所定周期(50m
s)毎に繰り返しチエツクする回数Nが、前記所
定経過時間(1.5秒)に対応する設定回数(30回)
に達したか否かを判別し、設定回数つまり1.5秒
以上全部のセンサS0,S1,S2がOFF状態を継続
している場合にのみ、ターン制御を開始するよう
にしてある。ちなみに、株元センサS0または倣い
センサS1,S2の一方がON状態である場合は、株
元センサS0および倣いセンサS1,S2の状態をチエ
ツクする回数Nを零にリセツトして、株元センサ
S0および倣いセンサS1,S2の全部がOFF状態に
なり、且つ、その状態が所定時間以上継続するま
で、刈取制御を断続させることとなる。
次に、ターン制御について詳述する。
第4図及び第6図に示すように、前述の如く株
元センサS0および倣いセンサS1,S2がOFFして
所定時間以上経過するに伴つて、前記刈取部2を
上昇させて刈取作業を中断し、走行距離Lxのカ
ウントを開始して、走行速度Vxが所定速度Vaと
なるように、前記回転数センサ12による検出車
速Vxに基づいて変速装置10を操作しながら、
走行距離Lxが機体Aの旋回により次の行程端部
の茎稈Hを押し倒すことがないように機体幅に基
づいて予め設定してある所定距離Laに達するま
で前進させる(ステツプ#1〜ステツプ#8)。
元センサS0および倣いセンサS1,S2がOFFして
所定時間以上経過するに伴つて、前記刈取部2を
上昇させて刈取作業を中断し、走行距離Lxのカ
ウントを開始して、走行速度Vxが所定速度Vaと
なるように、前記回転数センサ12による検出車
速Vxに基づいて変速装置10を操作しながら、
走行距離Lxが機体Aの旋回により次の行程端部
の茎稈Hを押し倒すことがないように機体幅に基
づいて予め設定してある所定距離Laに達するま
で前進させる(ステツプ#1〜ステツプ#8)。
(上記ステツプ#1〜ステツプ#8の処理が前進
パターンの実行となる) その後、次の行程方向である左方向に向かつて
機体Aが旋回するように、左側クローラ走行装置
4Lをブレーキ作用状態となるまで前記電磁バル
ブ15をON作動させると共に、後述する旋回角
度設定手段102にて一次旋回角度θ1及び二次旋
回角度θ2を自動的に設定するための旋回角度比K
を、前記メモリ101より読み出して、後述する
(i)式に基づいて一次旋回角度θ1を演算する。そし
て、前記方位センサ8による検出方位θの変化
が、現作業行程の基準方位αに前記設定一次旋回
角度θ1を加算した角度(α+θ1)に一致すると前
記電磁バルブ15をOFFして、前記左側クロー
ラ走行装置4Lのブレーキ作用状態を解除する
(ステツプ#9〜ステツプ#13)。
パターンの実行となる) その後、次の行程方向である左方向に向かつて
機体Aが旋回するように、左側クローラ走行装置
4Lをブレーキ作用状態となるまで前記電磁バル
ブ15をON作動させると共に、後述する旋回角
度設定手段102にて一次旋回角度θ1及び二次旋
回角度θ2を自動的に設定するための旋回角度比K
を、前記メモリ101より読み出して、後述する
(i)式に基づいて一次旋回角度θ1を演算する。そし
て、前記方位センサ8による検出方位θの変化
が、現作業行程の基準方位αに前記設定一次旋回
角度θ1を加算した角度(α+θ1)に一致すると前
記電磁バルブ15をOFFして、前記左側クロー
ラ走行装置4Lのブレーキ作用状態を解除する
(ステツプ#9〜ステツプ#13)。
その後、走行速度Vxが零となり機体Aが走行
を停止するまで前記変速装置10を減速操作する
と共に、その間の走行距離Lbをカウントする
(ステツプ#14〜ステツプ#17)。
を停止するまで前記変速装置10を減速操作する
と共に、その間の走行距離Lbをカウントする
(ステツプ#14〜ステツプ#17)。
(上記ステツプ#9〜ステツプ#17の処理が一次
旋回パターンの実行となる) 走行停止後、所定時間(本実施例では約2.0秒)
経過するまで待ち、機体Aが完全停止すると、前
記変速装置10を後退側へ操作して所定速度Vb
に達するまで増速しながら後進を開始して、その
間の走行距離Lxをカウントする(ステツプ#18
〜ステツプ#23)。
旋回パターンの実行となる) 走行停止後、所定時間(本実施例では約2.0秒)
経過するまで待ち、機体Aが完全停止すると、前
記変速装置10を後退側へ操作して所定速度Vb
に達するまで増速しながら後進を開始して、その
間の走行距離Lxをカウントする(ステツプ#18
〜ステツプ#23)。
(上記ステツプ#18〜ステツプ#23の処理が後進
パターンの実行となる) 前記後進による走行距離Lxが、予め設定して
ある所定距離Ldに前記一次旋回時に前進した距
離Lbを加算した距離に相当する所定距離Lcに達
すると、機体Aの向きを次の行程開始地点方向に
向けるために、右側クローラ走行装置4Rをブレ
ーキ作用状態にすべく、前記方位センサ8による
検出方位θに基づいて、その変化が前記二次旋回
角度θ2となるまで、つまり、検出方位θが次行程
の基準方位βに一致するまで前記電磁バルブ15
をON作動させ、走行速度Vxが零となり機体A
が停止するまで減速操作する(ステツプ#24〜ス
テツプ#29)。
パターンの実行となる) 前記後進による走行距離Lxが、予め設定して
ある所定距離Ldに前記一次旋回時に前進した距
離Lbを加算した距離に相当する所定距離Lcに達
すると、機体Aの向きを次の行程開始地点方向に
向けるために、右側クローラ走行装置4Rをブレ
ーキ作用状態にすべく、前記方位センサ8による
検出方位θに基づいて、その変化が前記二次旋回
角度θ2となるまで、つまり、検出方位θが次行程
の基準方位βに一致するまで前記電磁バルブ15
をON作動させ、走行速度Vxが零となり機体A
が停止するまで減速操作する(ステツプ#24〜ス
テツプ#29)。
そして、機体Aが停止すると、刈取部2の下降
を開始すると共に、後述する旋回角度補正手段1
04にて前記一次旋回角度θ1の手動による補正処
理を行つた後、前進を開始して、所定速度Vcと
なるまで増速しながら前記株元センサS0がONす
るまで前進させ、次の作業行程端部に突入させる
のである(ステツプ#30〜ステツプ#36)。
を開始すると共に、後述する旋回角度補正手段1
04にて前記一次旋回角度θ1の手動による補正処
理を行つた後、前進を開始して、所定速度Vcと
なるまで増速しながら前記株元センサS0がONす
るまで前進させ、次の作業行程端部に突入させる
のである(ステツプ#30〜ステツプ#36)。
(上記ステツプ#24〜ステツプ#36の処理が二次
旋回パターンの実行となる) 尚、上記二次旋回パターンの実行において、前
進中に株元センサS0がONすると、以後は前述し
た刈取制御により次の作業行程を茎稈Hに沿つて
機体Aが自動走行しながら刈取作業を行うように
刈取制御を開始させることとなる。
旋回パターンの実行となる) 尚、上記二次旋回パターンの実行において、前
進中に株元センサS0がONすると、以後は前述し
た刈取制御により次の作業行程を茎稈Hに沿つて
機体Aが自動走行しながら刈取作業を行うように
刈取制御を開始させることとなる。
前記旋回角度設定手段102(前記ステツプ
#10、ステツプ#11の処理)について説明する
と、下記(i)、(ii)式に示すように、一次旋回、二次
旋回夫々の旋回角度θ1,θ2を、交差した二つの行
程の基準方位α,βに基づいて、自動的に設定す
るようにしてある。
#10、ステツプ#11の処理)について説明する
と、下記(i)、(ii)式に示すように、一次旋回、二次
旋回夫々の旋回角度θ1,θ2を、交差した二つの行
程の基準方位α,βに基づいて、自動的に設定す
るようにしてある。
θ1=K・(β−α) ……(i)
θ2=(1−K)・(β−α)=β−θ1 ……(ii)
(但し、Kの初期値は2/3に設定してある)
つまり、一次旋回においては検出方位θがその
行程の基準方位αに対して一次旋回角度θ1を加算
した角度(α+θ1)に一致するまで旋回させるこ
ととなり、二次旋回においては検出方位θが次の
行程の基準方位βに一致するまで旋回させること
となるのであり、もつて、各行程の交差角度がど
のようになつていても、ターン中の機体移動経路
が作業エリア外となるように、且つ、ターン後の
機体向きが次の行程の向きに一致するようにター
ンできるのである。
行程の基準方位αに対して一次旋回角度θ1を加算
した角度(α+θ1)に一致するまで旋回させるこ
ととなり、二次旋回においては検出方位θが次の
行程の基準方位βに一致するまで旋回させること
となるのであり、もつて、各行程の交差角度がど
のようになつていても、ターン中の機体移動経路
が作業エリア外となるように、且つ、ターン後の
機体向きが次の行程の向きに一致するようにター
ンできるのである。
次に、前記旋回角度設定手段102にて設定さ
れた一次旋回角度θ1及び二次旋回角度θ2を、手動
補正する旋回角度補正手段104について詳述す
る。
れた一次旋回角度θ1及び二次旋回角度θ2を、手動
補正する旋回角度補正手段104について詳述す
る。
すなわち、第5図に示すように、前記旋回角度
補正用ポテンシヨメータ16の出力値を、前記二
次旋回パターンの実行処理毎に繰り返しサンプリ
ングして、前回のサンプリング値V1と今回のサ
ンプリング値V2の差を演算し、下記(iii)式に基づ
いて前記旋回角度比Kを演算更新して、前記メモ
リ101に再記憶することにより旋回角度補正処
理を行うようにしてある。
補正用ポテンシヨメータ16の出力値を、前記二
次旋回パターンの実行処理毎に繰り返しサンプリ
ングして、前回のサンプリング値V1と今回のサ
ンプリング値V2の差を演算し、下記(iii)式に基づ
いて前記旋回角度比Kを演算更新して、前記メモ
リ101に再記憶することにより旋回角度補正処
理を行うようにしてある。
K=K+γ・Vs ……(iii)
(但し、γは比例定数である)
尚、前記旋回角度補正用ポテンシヨメータ16
が操作されなつた場合は、この旋回角度補正処理
は行わないこととなる。
が操作されなつた場合は、この旋回角度補正処理
は行わないこととなる。
上記実施例においては、一次旋回角度θ1を決定
する旋回角度比Kの初期値を、現行程の基準方位
αと次行程の基準方位βの差(β−α)の2/3に
設定する例を示したが、機体Aの大きさや、旋回
性能に応じて各種変更できる。
する旋回角度比Kの初期値を、現行程の基準方位
αと次行程の基準方位βの差(β−α)の2/3に
設定する例を示したが、機体Aの大きさや、旋回
性能に応じて各種変更できる。
又、上記実施例においては、基準方位を外周テ
イーチングにより自動設定する例を示したが、予
め人為的に設定してもよい。
イーチングにより自動設定する例を示したが、予
め人為的に設定してもよい。
又、上記実施例においては、旋回角度補正手段
104を構成するに、旋回角度補正用ポテンシヨ
メータ16を設けると共に、その出力値の変化に
基づいて前記一次旋回角度θ1及び二次旋回角度θ2
を決定するための旋回角度比Kを変更する例を示
したが、一次旋回角度θ1を直接変更するようにし
てもよい。
104を構成するに、旋回角度補正用ポテンシヨ
メータ16を設けると共に、その出力値の変化に
基づいて前記一次旋回角度θ1及び二次旋回角度θ2
を決定するための旋回角度比Kを変更する例を示
したが、一次旋回角度θ1を直接変更するようにし
てもよい。
第1図は本発明の構成を示す機能ブロツク図で
ある。第2図以降は本発明の実施例を示し、第2
図は制御システムの構成を示すブロツク図、第3
図は制御装置の全体的な動作を示すフローチヤー
ト、第4図はターン制御における制御装置の動作
を示すフローチヤート、第5図は旋回角度補正処
理における制御装置の動作を示すフローチヤー
ト、第6図はターン時の機体の動きを示す説明
図、第7図はコンバインの概略側面図である。 A……機体、4……走行手段、8……方位検出
手段、11……走行距離検出手段、S0……行程端
部検出手段、θ1……一次旋回角度、θ2……二次旋
回角度、θ……検出方位、α,β……基準方位、
Lx……走行距離、La,Lc……所定距離、100
……基準方位設定手段、101……ターン制御パ
ターン記憶手段、102……旋回角度設定手段、
103……走行制御手段、104……旋回角度補
正手段。
ある。第2図以降は本発明の実施例を示し、第2
図は制御システムの構成を示すブロツク図、第3
図は制御装置の全体的な動作を示すフローチヤー
ト、第4図はターン制御における制御装置の動作
を示すフローチヤート、第5図は旋回角度補正処
理における制御装置の動作を示すフローチヤー
ト、第6図はターン時の機体の動きを示す説明
図、第7図はコンバインの概略側面図である。 A……機体、4……走行手段、8……方位検出
手段、11……走行距離検出手段、S0……行程端
部検出手段、θ1……一次旋回角度、θ2……二次旋
回角度、θ……検出方位、α,β……基準方位、
Lx……走行距離、La,Lc……所定距離、100
……基準方位設定手段、101……ターン制御パ
ターン記憶手段、102……旋回角度設定手段、
103……走行制御手段、104……旋回角度補
正手段。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一つの作業行程終了後においてその行程と交
差する方向に向かう次の作業行程へ機体Aを自動
走行させるべく、 機体Aの向きを検出する方位検出手段8、機体
Aの走行距離Lxを検出する走行距離検出手段1
1、 機体Aが作業行程端部に達したことを検出する
行程端部検出手段S0、 一つの作業行程終了に伴つて所定距離Laを前
進させる前進パターン、次行程側へ設定一次旋回
角度θ1を旋回させる一次旋回パターン、次に次行
程の手前箇所に向かつて所定距離Lcを後進させ
る後進パターン、さらに次行程に沿う方向に設定
二次旋回角度θ2を旋回させるとともに前進させる
二次旋回パターンを行わせるための情報を記憶す
るターン制御パターン記憶手段101、 前記交差する各作業行程の基準方位α,βを設
定する基準方位設定手段100、及び、 前記基準方位α,βの差に基づいて前記一次旋
回角度θ1及び二次旋回角度θ2を自動的に設定する
旋回角度設定手段102を夫々設けると共に、 これら各手段8,11,S0,100,101,
102の情報に基づいて、機体Aの走行手段4を
制御する走行制御手段103を設けた作業車のタ
ーン制御装置であつて、 前記旋回角度設定手段102にて設定された一
次旋回角度θ1を手動補正する旋回角度補正手段1
04を設けてある作業車のターン制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61005488A JPS62163117A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 作業車のタ−ン制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61005488A JPS62163117A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 作業車のタ−ン制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62163117A JPS62163117A (ja) | 1987-07-18 |
JPH0527881B2 true JPH0527881B2 (ja) | 1993-04-22 |
Family
ID=11612626
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61005488A Granted JPS62163117A (ja) | 1986-01-14 | 1986-01-14 | 作業車のタ−ン制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62163117A (ja) |
-
1986
- 1986-01-14 JP JP61005488A patent/JPS62163117A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62163117A (ja) | 1987-07-18 |
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