JPH05278560A - 乗員保護装置用故障検出装置 - Google Patents
乗員保護装置用故障検出装置Info
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Abstract
して複数スクイブの車両に装着しても、警報手段を作動
させて誤接続を報知できる乗員保護装置用故障検出装置
を得る。 【構成】 接続されるべきでない別の起動手段5に対応
した接続端子52を有するコネクタ42と、コネクタを介し
てGセンサ3、6及び起動手段4に関連した電気的状態
Vdを測定する判定手段41Bと、判定手段が電気的状態
に基づいて乗員保護装置の異常を判定したときに作動さ
れる警報手段8とを備えた。判定手段は、接続端子の電
気的状態が接続端子に別の起動手段が接続されたことを
示すときに警報手段を駆動する。
Description
させるシステム即ち車両のエアバッグやシートベルトプ
リテンショナ等の乗員保護装置の故障検出装置に関し、
特に単一の起動手段を故障検出対象とする故障検出装置
に複数の起動手段を誤接続した場合に警報可能とした乗
員保護装置用故障検出装置に関するものである。
イブと呼ばれる一種のヒータからなる起動手段がGセン
サのスイッチと直列に接続され、Gセンサが急激な衝撃
を検出するとそのスイッチが閉じ、スクイブが通電され
てエアバッグ等の乗員保護手段を動作させるようになっ
ている。
わるため、Gセンサ及びスクイブの回路電圧等をモニタ
して健全性を常にチェックし、異常が発生したときに
は、直ちに警報手段を作動させる必要がある。従って、
車両側の乗員保護装置に対して警報手段作動用の故障検
出装置が接続されるが、両者が適性且つ確実に接続され
ない場合にも、故障検出装置は、異常発生とみなして警
報手段を作動するようになっている。
図面(第9図)に記載された従来の乗員保護装置用故障検
出装置を示す回路図であり、このでは、故障検出対象と
なる乗員保護装置が2つの起動手段を有する場合を示し
ている。図において、1は自動車のバッテリ即ち直流電
源、2は直流電源1の高電位側に接続されたイグニショ
ンスイッチである。
Gセンサであり、比較的抵抗値の高い抵抗器3aと、抵抗
器3aに並列接続されて衝突による急激な衝撃を検出する
と閉成する接点3bとから構成されている。4及び5はヒ
ータからなる起動手段即ちスクイブであり、後述する故
障検出装置を介して、互いに並列接続されると共にGセ
ンサ3及び後述するGセンサに接続され、Gセンサ3内
の接点3b及び後述するGセンサ内の接点の閉成により、
例えば運転席及び助手席に個別に配置された乗員保護手
段をそれぞれ駆動する。
り、互いに並列接続された抵抗器6a及び接点6bを含み、
故障検出装置を介してスクイブ4及び5に接続される。
抵抗器3a及び6aの各抵抗値はRg、スクイブ4及び5の
各抵抗値はRsで表わされ、各抵抗値Rg及びRsの間
にはRg>>Rsの関係がある。
故障検出装置であり、Gセンサ3、6、スクイブ4及び
5をイグニションスイッチ2と直流電源1の負荷との間
に接続すると共に、Gセンサ3及び6並びにスクイブ4
及び5の故障を検出する。8は故障発生時に故障検出装
置によって駆動される警報手段例えば警報ランプであ
る。
成される。10はGセンサ3の一端(低電位側の点A)とス
クイブ5の一端(高電位側)との間に挿入されたダイオー
ド、11はGセンサ3の一端とスクイブ4の一端(高電位
側)との間に挿入されたダイオード、12はスクイブ4及
び5の各他端(低電位側)とGセンサ6の一端(高電位側
の点B)との間に挿入されたダイオードである。
の一端との間に挿入された抵抗器、21及び22はイグニシ
ョンスイッチ2とスクイブ5の他端との間に直列に挿入
された抵抗器、23はGセンサ3とグランドとの間に挿入
された抵抗器、24はイグニションスイッチ2とスクイブ
4の一端との間に挿入された抵抗器、25はスクイブ5の
他端とグランドとの間に挿入された抵抗器、26はイグニ
ションスイッチ2とGセンサ6との間に挿入された抵抗
器である。
器21の抵抗値はR1、抵抗器22の抵抗値はR2で表わさ
れる。V1はイグニションスイッチ2を介した直流電源
1の出力電圧、Vx4はスクイブ4の一端の電位、Vx5は
スクイブ5の一端の電位、V2はスクイブ4及び5の各
他端の電位、VRは抵抗器21及び22の接続点の電位、V
A及びVBは点A及びBの各電位である。
T、31はスクイブ5の一端に接続されたFET、32は抵
抗器21及び22の接続点に接続されたFETであり、各F
ET30〜32の出力端子は接続されている。
非反転入力信号とする演算増幅器であり、電位Vxに対
応した出力電圧Voを生成する。35〜38は演算増幅器34
の利得を調整するための抵抗器であり、抵抗器35はFE
T30〜32の出力端子と演算増幅器34の非反転入力端子と
の間に挿入され、抵抗器36は演算増幅器34の非反転入力
端子に接続され、抵抗器37は抵抗器21及び22の接続点と
演算増幅器34の反転入力端子との間に挿入され、抵抗器
38は演算増幅器34の出力端子と反転入力端子との間に挿
入されている。39は抵抗器36とグランドとの間に挿入さ
れた出力電圧Vrの基準電源である。40は演算増幅器3
4、抵抗器35〜38及び基準電源39により構成された差動
増幅器であり、その増幅率はGである。
イグニションスイッチ2の閉成により直流電源1の出力
電圧V1が印加されて起動し、各FET30〜32を開閉制
御すると共に、各電位VA、VB及びV2並びに演算増
幅器34の出力電圧Voを取り込み、異常発生時に警報ラ
ンプ8を駆動する。42は故障検出装置7を車体側のエア
バッグシステムに電気的に接続するためのコネクタであ
る。
する乗員保護装置のための故障検出装置を示す回路図で
あり、7A及び41Aは故障検出装置7及び判定手段41にそ
れぞれ対応しており、1〜4、6、8、11、12、21〜2
6、30、32、34〜40及び42は前述と同様のものである。
故障検出装置7Aは、スクイブ5に関連する構成要素が省
略されている点を除けば、前述の故障検出装置7と同一
構成である。
概略斜視図であり、両者の仕様の違いとは無関係に、コ
ネクタ42の外観形状は同一である。従って、単一のスク
イブ4を対象とする故障検出装置7Aの場合、実際には接
続されることのない他のスクイブ5に相当する端子部は
ダミーとなっている。
護装置用故障検出装置の動作について説明する。まず、
イグニションスイッチ2を閉成すると、故障検出装置7
に直流電源1の出力電圧V1が印加される。このとき、
前述したように、各抵抗器3a、6a、20、23〜26が同一の
抵抗値Rgに設定されているため、Gセンサ3及び6の
各接点3b及び6bが開放されている間は、ダイオード10〜
12の各両端の電位はほぼ等しく、各ダイオード10〜12に
電流は流れない。
位側の点Aの電位VAとGセンサ6の高電位側の点Bの
電位VBとを測定することにより、特にGセンサ3及び
6の端子間の抵抗値が大きくなる場合でも、ダイオード
10〜12が逆バイアスとなるので、Gセンサ3及び6の断
線故障を個々に且つ確実に検出することができる。
オンしたときの差動増幅器40の出力電圧Voを、それぞ
れ、Vo4、Vo5及びVoRとすれば、
増幅率、Vx4、Vx5及びVRはFET30〜32の各入力電
圧、Vrは基準電源39の出力電圧、Vofsは差動増幅器40
の出力電圧Voのオフセット成分である。FET32の入
力電圧VRは、演算増幅器34の反転入力電圧にもなって
いる。
抵抗値Rgとスクイブ4及び6の抵抗値Rsとの関係
は、Rg>>Rsであり、直列抵抗器21及び22の各抵抗
値R1及びR2の関係は、R1>>R2であり、スクイ
ブ4及び5の各抵抗値の正常値Rscと抵抗値Rgとの関
係並びに抵抗値R2及びR1の関係は、
抗値Rsは、
転入力電圧、V1はGセンサ3の直流電源1(高電位)側
の電圧、V2はスクイブ5の低電位側の電圧である。こ
こで、スクイブ4及び5の抵抗値をそれぞれRs4及びR
s5とすると、〜式より、−及び−を演算し
て式を考慮すれば、
の抵抗値Rs4及びRs5が異常であると判定すれば、警報
ランプ8を点灯させて乗員保護装置の異常を報知する。
又、図7の故障検出装置7を単一のスクイブ4のみを有
する乗員保護装置に誤接続した場合、スクイブ5に対応
する電圧Vx5等が得られないので、同様に警報ランプ8
を点灯して異常を報知する。
を有する乗員保護装置を検出対象とした故障検出装置7A
は、標準化のために、コネクタ42及びケースの外観形状
は図7の故障検出装置7と同一(図9参照)であり、判定
手段41Aの基本的動作も同様である。
検出装置7Aを複数のスクイブ4及び5を有する乗員保護
装置に誤接続した場合、スクイブ5に関連する電圧信号
が判定手段41Aに全く入力されないので、異常を判定す
ることはできない。従って、浮遊状態のスクイブ5を起
動することができないにもかかわらず、警報ランプ8は
点灯しないという危険性がある。
故障検出装置は以上のように、単一スクイブを対象とし
たものを複数スクイブの乗員保護装置に誤接続した場合
に対し、異常を判定するための対策を何ら施していない
ので、乗員保護装置の故障検出のみならず起動すらでき
なくなるおそれがあり、非常に危険な状態になり得ると
いう問題点があった。
ためになされたもので、単一スクイブ用のものを誤接続
して複数スクイブの車両に装着しても、警報手段を作動
させて誤接続を報知することができる乗員保護装置用故
障検出装置を得ることを目的とする。
る乗員保護装置用故障検出装置は、接続されるべきでな
い別の起動手段に対応した接続端子を有するコネクタ
と、コネクタを介してGセンサ及び起動手段に関連した
電気的状態を測定する判定手段と、判定手段が電気的状
態に基づいて乗員保護装置の異常を判定したときに作動
される警報手段とを備えた乗員保護装置用故障検出装置
において、判定手段は、接続端子の電気的状態が接続端
子に別の起動手段が接続されたことを示すときに警報手
段を駆動するものである。
置用故障検出装置は、コネクタが、所定の電気的状態を
示す信号を受信するための接続端子を有し、判定手段
は、接続端子の電気的状態が所定の電気的状態を示さな
いときに警報手段を駆動するものである。
置用故障検出装置は、乗員保護装置が起動手段の仕様に
関連した仕様信号を送出する信号線を有し、コネクタが
信号線に対応した接続端子を有し、判定手段は、接続端
子の電気的状態が所定の仕様信号の電気的状態を示さな
いときに警報手段を駆動するものである。
きでない起動手段に対応した電気的状態が接続端子を介
して測定されると、別の起動手段が誤接続されたものと
判定して警報手段を作動させる。
の電気的状態を示す信号が接続端子を介して測定されな
いときに、コネクタ部の誤接続状態と判定して警報手段
を作動させる。
線からの所定の電気的状態を示す信号が接続端子を介し
て測定されないときに、別の起動手段が誤接続された状
態、又はコネクタ部が接続し忘れた状態と判定して警報
手段を作動させる。
する。図1はこの発明の実施例1を示す回路図であり、
7B及び41Bは故障検出装置7A及び判定手段41Aにそれぞ
れ対応しており、1〜6、8、11、12、21〜26、30、3
2、34〜40及び42は前述と同様のものである。故障検出
装置7Bはスクイブ4のみを対象とした仕様である。
グランドとの間に挿入された抵抗値R4の抵抗器であ
り、各抵抗器50及び51の接続点の電位Vdは判定手段41
Bに入力される。52は抵抗器50の一端に接続されるよう
にコネクタ42に設けられた接続端子であり、実際には接
続されるべきでないスクイブ5の一端に対応している。
スクイブ5の他端は、ダイオード12のアノード(点C)に
接続され、点Cの電位Vcは判定手段41Bに入力され
る。
圧する分圧抵抗器を構成しており、判定手段41Bは、接
続端子52の電気的状態を表わす電位Vdに応答して警報
ランプ8を駆動するようになっている。
ら、図1に示したこの発明の実施例1の動作について説
明する。まず、判定手段41Bは、例えばADコンバータ
を介して、接続端子52の電気的状態に対応した電位Vd
を測定し(ステップS1)、Vd=0であるか否かを判定す
る(ステップS2)。
両の乗員保護装置が正しく、スクイブ5が存在しなけれ
ば、接続端子52が開放状態であるため、電位Vdは抵抗
器51を介してグランドレベル即ち0となり、Vd=0が
判定されて終了する。一方、対象車両が誤接続であって
スクイブ5が存在した場合、電位Vdは、
び抵抗器50の抵抗値Rs及びR3と、抵抗器51の抵抗値R4
とによって分圧した電圧となる。式において、点Cの
電位Vcは、抵抗器24及びスクイブ4の抵抗値Rg及び
Rsと、抵抗器25の抵抗値Rgとによって分圧した電圧
であり、
3及びR4は抵抗値Rgと比べて十分大きく、ダイオー
ド11及び12は通常カットオフ状態にあるものとする。こ
のように入力電位Vdが式を満たせば、スクイブ5が
誤接続されていると見なし、判定手段41Bは警報ランプ
8を点灯させる(ステップS3)。
に基づいて、スクイブ5が誤接続されたか否かを判別す
ることができる。従って、もし電位Vdが0であれば正
常と見なして警報ランプ8を点灯させず、式の値(又
は、Vd≠0)を示せば異常と判定して警報ランプ8を
点灯させる。
観は図3のようになっており、車体側のスクイブ5に接
続し易いように、延長部を介してコネクタ42から引き出
された中間コネクタ53を有している。この場合も、コネ
クタ42及び中間コネクタ53の構造は、標準化のために、
対象となるスクイブ数とは無関係に、同一の外観形状と
なっている。
いて、中間コネクタ53の接続ミス等により故障検出装置
7Bの接続端子52が図4のように開放状態となった場合、
電位Vdは0となって警報ランプ8は点灯されない。こ
のため、実際には誤接続であって他のスクイブ5に通電
することができない状態となっているにもかかわらず、
警報ランプ8は正常状態を示してしまう。
間コネクタ53を介して故障検出装置が接続されるコネク
タ構造の場合でも、製造時において異常状態を報知可能
にしたこの発明の実施例2について説明する。図5はこ
の発明の実施例2を示す回路図であり、7C及び41Cは故
障検出装置7B及び判定手段41Bにそれぞれ対応してい
る。故障検出装置7Cは、判定手段41Cの異常判定基準が
異なる点を除けば、前述の故障検出装置7Bと同一構成で
ある。
との間に設けられた信号線であり、単一のスクイブ4の
みを有する仕様に関連した仕様信号を送出する。54は信
号線Lに挿入された抵抗値R5の抵抗器であり、出力電
圧V1を接続端子52に印加するための負荷を構成してい
る。信号線L及び抵抗器54は、スクイブ5を有していな
い車種にスクイブ5の代わりに設けられる。又、図5に
は示されていないが、中間コネクタ53を有する場合に
は、抵抗器54はイグニションスイッチ2と中間コネクタ
53との間に挿入される。
イブ5を含まいない車種は、車両製造時の設備試験にお
いて、イグニションスイッチ2から抵抗器54を介して接
続端子52に出力電圧V1を印加するための信号線Lを設
けられる。従って、判定手段41Cに入力される電位Vd
が仕様信号に対応した所定電圧を示すか否かにより、故
障検出装置7Cが接続される車種が適性で且つ中間コネク
タ53が確実に接続されたか否かを判定することができ
る。
ャートを参照しながら、図5に示したこの発明の実施例
2の動作について説明する。尚、図6において、S1及び
S3は前述と同様のステップである。まず、現在が製造時
であるか否かを判定し(ステップS0)、製造時でなければ
直ちにリターンし、製造時であれば、信号線Lを介して
接続端子52から得られる仕様信号に対応した電位Vdを
測定する(ステップS1)。尚、製造時であるか否かの判定
方法としては種々の既知技術があるが、ここでは説明を
省略する。
みの適性車種に接続され且つ中間コネクタ53(図4参照)
も確実に接続されていれば、判定手段41Cに入力される
電位Vdは、出力電圧V1を抵抗器54及び50と抵抗器51
とで分圧した電圧となり、
れてスクイブ5の一端が接続端子52に接続された場合に
は、電位Vdは前述の式に従う電圧値となる。又、図
4のように中間コネクタ53が開放された場合には、電位
Vdは0となる。従って、判定手段41Cは、入力された
電位Vdが式に従う電圧値であるか否かにより正常か
異常かを判定し(ステップS20)、式に従う電圧値であ
れば正常とみなして終了し、電位Vdが式に従う電圧
値であっても0であっても異常と見なして警報ランプ8
を点灯させる(ステップS3)。
性であることが確認されると、実際の車両製品として出
荷される。このとき、車種が適性であることを既に判定
した後なので、車両側の構成は、図1内のものと同様に
信号線L及び抵抗器54が取り除かれていても問題はな
い。
時とは別に信号線L及び抵抗器54が除去された車種の場
合、判定手段41Cは、電位Vdがグランドレベルのとき
にコネクタ42の接続状態が正常と判定すべきである。従
って、製品完成時に、外部から制御可能な端子(図示せ
ず)を介して、判定手段41Cの判定機能が判定手段41B
と同様となるように切換えてもよい。
時のみ特別な試験設備によって信号線L及び抵抗器54を
接続し、車両完成後には信号線L及び抵抗器54を除去し
たが、信号線L及び抵抗器54を車両内に常設し、常に仕
様信号を生成するようにしてもよい。この場合、車両製
造時であるか否かにかかわらず、接続端子52の電気的状
態、即ち仕様信号に基づく電位Vdが判定手段41Cによ
り常にチェックされるので、図6内のステップS0は不要
となる。又、製造時に特別な設備を必要としない。
ば、接続されるべきでない別の起動手段に対応した接続
端子を有するコネクタと、コネクタを介してGセンサ及
び起動手段に関連した電気的状態を測定する判定手段
と、判定手段が電気的状態に基づいて乗員保護装置の異
常を判定したときに作動される警報手段とを備えた乗員
保護装置用故障検出装置において、判定手段は、接続端
子の電気的状態が接続端子に別の起動手段が接続された
ことを示すときに警報手段を駆動するようにしたので、
単一スクイブ用のものを誤接続して複数スクイブの車両
に装着しても、警報手段を作動させて誤接続を報知可能
な乗員保護装置用故障検出装置が得られる効果がある。
タは所定の電気的状態を示す信号を受信するための接続
端子を有し、判定手段は接続端子の電気的状態が所定の
電気的状態を示さないときに警報手段を駆動するように
したので、単一スクイブ用のものを誤接続して複数スク
イブの車両に装着しても、製造時にコネクタを接続し忘
れても、警報手段を作動させて誤接続を報知可能な乗員
保護装置用故障検出装置が得られる効果がある。
護装置が、起動手段の仕様に関連した仕様信号を送出す
る信号線を有し、コネクタは信号線に対応した接続端子
を有し、判定手段は接続端子の電気的状態が所定の仕様
信号の電気的状態を示さないときに警報手段を駆動する
ようにしたので、単一スクイブ用のものを誤接続して複
数スクイブの車両に装着しても、コネクタを接続し忘れ
ても警報手段を作動させて誤接続を報知可能な乗員保護
装置用故障検出装置が得られる効果がある。
トである。
造を示す外観図である。
回路図である。
である。
トである。
用故障検出装置を示す回路図である。
用故障検出装置を示す回路図である。
タ部を示す斜視図である。
出装置の問題点を説明するための回路図である。
図面(第9図)に記載された従来の乗員保護装置用故障検
出装置を示す回路図であり、ここでは、故障検出対象と
なる乗員保護装置が2つの起動手段を有する場合を示し
ている。図において、1は自動車のバッテリ即ち直流電
源、2は直流電源1の高電位側に接続されたイグニショ
ンスイッチである。
グランドとの間に挿入された抵抗値R4の抵抗器であ
り、各抵抗器50及び51の接続点の電位Vdは判定手段41
Bに入力される。52は抵抗器50の一端に接続されるよう
にコネクタ42に設けられた接続端子であり、実際には接
続されるべきでないスクイブ5の一端に対応している。
スクイブ5の他端は、ダイオード12のアノード(点C)に
接続され、点Cの電位Vcはスクイブ5を通して判定手
段41Bに入力される。
イブ5を含まない車種は、車両製造時の設備試験におい
て、イグニションスイッチ2から抵抗器54を介して接続
端子52に出力電圧V1を印加するための信号線Lを設け
られる。従って、判定手段41Cに入力される電位Vdが
仕様信号に対応した所定電圧を示すか否かにより、故障
検出装置7Cが接続される車種が適性で且つ中間コネクタ
53が確実に接続されたか否かを判定することができる。
護装置が、起動手段の仕様に関連した仕様信号を送出す
る信号線を有し、コネクタは信号線に対応した接続端子
を有し、判定手段は接続端子の電気的状態が所定の仕様
信号の電気的状態を示さないときに警報手段を駆動する
ようにしたので、単一スクイブ用のものを誤接続して複
数スクイブの車両に装着しても、コネクタを接続し忘れ
ても特別な製造設備無しで警報手段を作動させて誤接続
を報知可能な乗員保護装置用故障検出装置が得られる効
果がある。
Claims (3)
- 【請求項1】 所定以上の衝撃を検出すると閉成される
接点を含むGセンサと、前記Gセンサ内の接点の閉成に
より通電されて乗員保護手段を作動させる起動手段とを
有する乗員保護装置の故障を検出するために、 接続されるべきでない別の起動手段に対応した接続端子
を有すると共に前記乗員保護装置に接続されるコネクタ
と、 前記コネクタを介して前記Gセンサ及び前記起動手段に
関連した電気的状態を測定する判定手段と、 前記判定手段が前記電気的状態に基づいて前記乗員保護
装置の異常を判定したときに作動される警報手段と、 を備えた乗員保護装置用故障検出装置において、 前記判定手段は、前記接続端子の電気的状態が前記接続
端子に前記別の起動手段が接続されたことを示すときに
前記警報手段を駆動することを特徴とする乗員保護装置
用故障検出装置。 - 【請求項2】 所定以上の衝撃を検出すると閉成される
接点を含むGセンサと、前記Gセンサ内の接点の閉成に
より通電されて乗員保護手段を作動させる起動手段とを
有する乗員保護装置の故障を検出するために、 前記乗員保護装置に接続されるコネクタと、 前記コネクタを介して前記Gセンサ及び前記起動手段に
関連した電気的状態を測定する判定手段と、 前記判定手段が前記電気的状態に基づいて前記乗員保護
装置の異常を判定したときに作動される警報手段と、 を備えた乗員保護装置用故障検出装置において、 前記コネクタは、所定の電気的状態を示す信号を受信す
るための接続端子を有し、 前記判定手段は、前記接続端子の電気的状態が所定の電
気的状態を示さないときに前記警報手段を駆動すること
を特徴とする乗員保護装置用故障検出装置。 - 【請求項3】 所定以上の衝撃を検出すると閉成される
接点を含むGセンサと、前記Gセンサ内の接点の閉成に
より通電されて乗員保護手段を作動させる起動手段とを
有する乗員保護装置の故障を検出するために、 前記乗員保護装置に接続されるコネクタと、 前記コネクタを介して前記Gセンサ及び前記起動手段に
関連した電気的状態を測定する判定手段と、 前記判定手段が前記電気的状態に基づいて前記乗員保護
装置の異常を判定したときに作動される警報手段と、 を備えた乗員保護装置用故障検出装置において、 前記乗員保護装置は前記起動手段の仕様に関連した仕様
信号を送出する信号線を有し、 前記コネクタは前記信号線に対応した接続端子を有し、 前記判定手段は、前記接続端子の電気的状態が所定の仕
様信号の電気的状態を示さないときに前記警報手段を駆
動することを特徴とする乗員保護装置用故障検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4077493A JP2812603B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 乗員保護装置用故障検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4077493A JP2812603B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 乗員保護装置用故障検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05278560A true JPH05278560A (ja) | 1993-10-26 |
JP2812603B2 JP2812603B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=13635516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4077493A Expired - Lifetime JP2812603B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 乗員保護装置用故障検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2812603B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5916290A (en) * | 1994-05-26 | 1999-06-29 | Nippondenso Co., Ltd. | Airbag device having combined fault diagnosis and type signaling indicator |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0274778U (ja) * | 1988-11-25 | 1990-06-07 | ||
JPH0315767A (ja) * | 1989-03-20 | 1991-01-24 | Mitsubishi Electric Corp | 故障検出装置 |
JPH0456656A (ja) * | 1990-06-26 | 1992-02-24 | Mitsubishi Electric Corp | 故障検出装置 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4077493A patent/JP2812603B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5916290A (en) * | 1994-05-26 | 1999-06-29 | Nippondenso Co., Ltd. | Airbag device having combined fault diagnosis and type signaling indicator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2812603B2 (ja) | 1998-10-22 |
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