JPH0315767A - 故障検出装置 - Google Patents
故障検出装置Info
- Publication number
- JPH0315767A JPH0315767A JP1328362A JP32836289A JPH0315767A JP H0315767 A JPH0315767 A JP H0315767A JP 1328362 A JP1328362 A JP 1328362A JP 32836289 A JP32836289 A JP 32836289A JP H0315767 A JPH0315767 A JP H0315767A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- voltage
- resistor
- monitored
- amplifier
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 22
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 claims 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 abstract description 12
- 230000003321 amplification Effects 0.000 abstract description 9
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 abstract description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000012544 monitoring process Methods 0.000 description 5
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 1
- 239000007858 starting material Substances 0.000 description 1
- 239000004575 stone Substances 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Air Bags (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、自動車用エアバッグ装置等に用いられる起
動用抵抗器の故障検出装置に関し、特に安価で信頼性の
高い故障検出装置に関するものである. [従来の技術] 従来より、自動車用エアバッグ装置においては、衝突時
に瞬時にエアバッグを展開するため、比較的抵抗値の小
さいスクイブと呼ばれる起動用ヒータが用いられている
。このような起動用抵抗器は故障が発生すると人命にか
かわるため、抵抗値に異常があるか否かが常に監視され
ている.第7図は、例えば特公昭61−57219号公
報に記載された、自動車用エアバッグ装置における従来
の故障検出装置を示す回路図である. 図において、(1)は自動車に搭載されたバツテリ即ち
直流電源、(2〉は直流電源〈1)に接続されたエンジ
ン始動用のイグニション〈点火)スイッチである。
動用抵抗器の故障検出装置に関し、特に安価で信頼性の
高い故障検出装置に関するものである. [従来の技術] 従来より、自動車用エアバッグ装置においては、衝突時
に瞬時にエアバッグを展開するため、比較的抵抗値の小
さいスクイブと呼ばれる起動用ヒータが用いられている
。このような起動用抵抗器は故障が発生すると人命にか
かわるため、抵抗値に異常があるか否かが常に監視され
ている.第7図は、例えば特公昭61−57219号公
報に記載された、自動車用エアバッグ装置における従来
の故障検出装置を示す回路図である. 図において、(1)は自動車に搭載されたバツテリ即ち
直流電源、(2〉は直流電源〈1)に接続されたエンジ
ン始動用のイグニション〈点火)スイッチである。
(3)は点火スイッチ(2〉を介して直流電源(1)に
接続された加速度センサ(Gセンサ〉であり、常間接点
〈3l)及び抵抗器(32)の並列回路で構成されてい
る.〈4)は接続点AでGセンサ(3〉に接続されたエ
アバッグ展開用のスクイブ(被監視抵抗器)であり、G
センサ(3)内の抵抗器(32)と共に第1の直列回路
を構成している. (5)は接続点Cで被監視抵抗器(4)に接続された別
のGセンサであり、Gセンサ(3)と同様に常開接点(
51)及び抵抗器(52)の並列回路で楕成され、他端
は接地されている. (6)はGセンサ(3〉及び(5)並びに被監視抵抗器
(4〉の各両端に接続され被監視抵抗器(4)の故障を
検出する故障検出回路であり、接続点A及びCに接続さ
れた直流の差動増幅回路(7)と、この差動増幅回路〈
7〉の出力端子に接続された比較回路(8)とから構戒
されている. 差動増幅回路(7)は増幅度を決定するための抵抗器〈
7l)〜(74)と演算増幅器〈75)とからなり、抵
抗器(71)は接続点Aと演算増幅器(75)の非反転
入力端子との間、抵抗器(72)はグランドと演算増幅
器(75)の非反転入力端子との間、抵抗器(73)は
接続点Cと演算増幅器(75)の反転入力端子との間、
抵抗器(74)は演算増幅器(75)の出力端子と反転
入力端子との間にそれぞれ挿入されている。
接続された加速度センサ(Gセンサ〉であり、常間接点
〈3l)及び抵抗器(32)の並列回路で構成されてい
る.〈4)は接続点AでGセンサ(3〉に接続されたエ
アバッグ展開用のスクイブ(被監視抵抗器)であり、G
センサ(3)内の抵抗器(32)と共に第1の直列回路
を構成している. (5)は接続点Cで被監視抵抗器(4)に接続された別
のGセンサであり、Gセンサ(3)と同様に常開接点(
51)及び抵抗器(52)の並列回路で楕成され、他端
は接地されている. (6)はGセンサ(3〉及び(5)並びに被監視抵抗器
(4〉の各両端に接続され被監視抵抗器(4)の故障を
検出する故障検出回路であり、接続点A及びCに接続さ
れた直流の差動増幅回路(7)と、この差動増幅回路〈
7〉の出力端子に接続された比較回路(8)とから構戒
されている. 差動増幅回路(7)は増幅度を決定するための抵抗器〈
7l)〜(74)と演算増幅器〈75)とからなり、抵
抗器(71)は接続点Aと演算増幅器(75)の非反転
入力端子との間、抵抗器(72)はグランドと演算増幅
器(75)の非反転入力端子との間、抵抗器(73)は
接続点Cと演算増幅器(75)の反転入力端子との間、
抵抗器(74)は演算増幅器(75)の出力端子と反転
入力端子との間にそれぞれ挿入されている。
比較回路(8)は、直流電源(1)を分圧して基準電庄
を決定するための直列抵抗器(81)〜(83)と、抵
抗器(81)及び(82)の接続点が非反転入力端子に
接続され演算増幅器(75)の出力端子が反転出力端子
に接続された演算増幅器(84)と、抵抗器〈82)及
び(83)の接続点が反転入力端子に接続され演算増幅
器(75〉の出力端子が非反転入力端子に接続された演
算増幅器(85)と、演算増幅器(84)及び(85〉
の出力の論理積をとるアンドゲート〈86〉とから構成
されている。
を決定するための直列抵抗器(81)〜(83)と、抵
抗器(81)及び(82)の接続点が非反転入力端子に
接続され演算増幅器(75)の出力端子が反転出力端子
に接続された演算増幅器(84)と、抵抗器〈82)及
び(83)の接続点が反転入力端子に接続され演算増幅
器(75〉の出力端子が非反転入力端子に接続された演
算増幅器(85)と、演算増幅器(84)及び(85〉
の出力の論理積をとるアンドゲート〈86〉とから構成
されている。
〈9〉は比較回路(8)の出力端子即ちアンドゲー}
(86)の出力端子に接続された警報用のランプである
. 次に、第7図に示した従来の故障検出装置の動作につい
て説明する. 自動車の起動により点火スイッチ(2)が閉或されると
、Gセンサ(3).(5L被監視抵抗器(4)及び故障
検出回路(6)は直流電源(1〉により給電され、常開
接点〈31)及び(51)が開放されているため、被監
視抵抗器(4〉の両端には、直流電源(1)電圧■1を
抵抗器(32) ,(52)及び被監視抵抗器(4)で
分圧した電圧が発生する。
(86)の出力端子に接続された警報用のランプである
. 次に、第7図に示した従来の故障検出装置の動作につい
て説明する. 自動車の起動により点火スイッチ(2)が閉或されると
、Gセンサ(3).(5L被監視抵抗器(4)及び故障
検出回路(6)は直流電源(1〉により給電され、常開
接点〈31)及び(51)が開放されているため、被監
視抵抗器(4〉の両端には、直流電源(1)電圧■1を
抵抗器(32) ,(52)及び被監視抵抗器(4)で
分圧した電圧が発生する。
このとき、抵抗器(32〉及び(52〉の抵抗値R,及
びR,がそれぞれ数100Ω以上であるのに対し、被監
視抵抗器(4)の抵抗値R4は数Ωであり、又、電源電
圧V,は約12Vなので、接続点A及びC間の電圧差V
Aeは数10mVとなる。例えば、R y= R s
= 1 kΩ R,=2Ω とすると、被監視抵抗器(4〉の両端電圧VAcは、V
Ac= 12x 2/ (1000+ 1000+2
)ξ12輪V である. ここで、Gセンサ(3)が短絡故障したとすると、V
Ac= 12 X 2/ (1000 + 2)ξ24
鱗■ となり、又、被監視抵抗器(4)が短絡故障したとする
と、 VAC=Ov となる.このように0〜数10−■の範囲で変動する電
圧値に基づいて故障の判定を行なうためには、差動増幅
器〈75)の増幅度が100程度となるように、抵抗器
(71)〜(74)の抵抗値を調整する必要がある。
びR,がそれぞれ数100Ω以上であるのに対し、被監
視抵抗器(4)の抵抗値R4は数Ωであり、又、電源電
圧V,は約12Vなので、接続点A及びC間の電圧差V
Aeは数10mVとなる。例えば、R y= R s
= 1 kΩ R,=2Ω とすると、被監視抵抗器(4〉の両端電圧VAcは、V
Ac= 12x 2/ (1000+ 1000+2
)ξ12輪V である. ここで、Gセンサ(3)が短絡故障したとすると、V
Ac= 12 X 2/ (1000 + 2)ξ24
鱗■ となり、又、被監視抵抗器(4)が短絡故障したとする
と、 VAC=Ov となる.このように0〜数10−■の範囲で変動する電
圧値に基づいて故障の判定を行なうためには、差動増幅
器〈75)の増幅度が100程度となるように、抵抗器
(71)〜(74)の抵抗値を調整する必要がある。
これにより、差動増幅回路(7)の出力電圧■,は、通
常は1.2V .Gセンサ〈3)又は〈5)の短絡故障
時は2.4V.被監視抵抗器(4)の短絡故障時にはO
Vとなる. 従って、比較回路(8)内の抵抗器(81)〜(83)
は、出力電圧V?が正常時(1.2V)に演算増幅器(
84)及び(85〉の出力が共に「H」レベル、Gセン
サ(3〉又は(5)の短絡故障時(2.4V)に演算増
幅器(84)の出力がr(−,レベル、被監視抵抗器(
4)の短絡故障時に演算増幅器(85)の出力が「L」
レベルとなるように調整される. この結果、アンドゲート(86)の出力は、正常時には
rHJレベルとなりランプ(9)を消灯状態にするが、
故障時には「L1レベルとなってランブ(9)を点灯さ
せ、運転手に異常を警報する。
常は1.2V .Gセンサ〈3)又は〈5)の短絡故障
時は2.4V.被監視抵抗器(4)の短絡故障時にはO
Vとなる. 従って、比較回路(8)内の抵抗器(81)〜(83)
は、出力電圧V?が正常時(1.2V)に演算増幅器(
84)及び(85〉の出力が共に「H」レベル、Gセン
サ(3〉又は(5)の短絡故障時(2.4V)に演算増
幅器(84)の出力がr(−,レベル、被監視抵抗器(
4)の短絡故障時に演算増幅器(85)の出力が「L」
レベルとなるように調整される. この結果、アンドゲート(86)の出力は、正常時には
rHJレベルとなりランプ(9)を消灯状態にするが、
故障時には「L1レベルとなってランブ(9)を点灯さ
せ、運転手に異常を警報する。
Gセンサ(3)、(5冫及び被監視抵抗器(4〉が正常
のときに自動車が衝突事故を起こした場合は、常開接点
(31〉及び(5l)が閉成するので、被監視抵抗器(
4)が発熟してエアバッグを展開起動し、運転手を保護
することができる. [発明が解決しようとする課題] 従来の故障検出装置は以上のように、故障による電圧変
動を検出するために、直流の差動増幅回路(7)の増幅
度を100程度に設定する必要があり、このため、増幅
度が大きいことからノイズに弱いという問題点があった
.又、直流差動増幅の場合は、増幅回路の入力オフセッ
ト電圧等の影響で誤差が生じ易いため、高精度の増幅素
子を用いる必要があるうえ、製造段階での微調整が要求
され、信頼性に欠けると共にコストアップを招くという
問題点があった. この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、安価で信頼性の高い故障検出装置を得ること
を目的とする. 「課題を解決するための手段1 この発明に係る故障検出装置は、被監視抵抗器とこの被
監視抵抗器に接続点Aで接続された抵抗器とからなる第
1の直列回路と、接続点Bで互いに接続され第1の直列
回路内の抵抗比と同一の抵抗比を有する一対の抵抗器か
らなり、第1の直列回路に並列接続されてバランスされ
たホイートストンブリッジを構成する第2の直列回路と
、ホイートストンブリッジに給電するための直流電源と
、接続点A及びBに個別に接続されて交互に開閉される
第1及び第2のスイッチ回路と、これらスイッチ回路の
共通出力端子に接続された直流増幅凹路と、第1及び第
2のスイッチ回路のrWtr71に同期して切換えられ
る直流増幅回路の出力電圧の差に基づいて被監視抵抗器
の故障の有無を判定する判定回路とを備えたものである
。
のときに自動車が衝突事故を起こした場合は、常開接点
(31〉及び(5l)が閉成するので、被監視抵抗器(
4)が発熟してエアバッグを展開起動し、運転手を保護
することができる. [発明が解決しようとする課題] 従来の故障検出装置は以上のように、故障による電圧変
動を検出するために、直流の差動増幅回路(7)の増幅
度を100程度に設定する必要があり、このため、増幅
度が大きいことからノイズに弱いという問題点があった
.又、直流差動増幅の場合は、増幅回路の入力オフセッ
ト電圧等の影響で誤差が生じ易いため、高精度の増幅素
子を用いる必要があるうえ、製造段階での微調整が要求
され、信頼性に欠けると共にコストアップを招くという
問題点があった. この発明は上記のような問題点を解決するためになされ
たもので、安価で信頼性の高い故障検出装置を得ること
を目的とする. 「課題を解決するための手段1 この発明に係る故障検出装置は、被監視抵抗器とこの被
監視抵抗器に接続点Aで接続された抵抗器とからなる第
1の直列回路と、接続点Bで互いに接続され第1の直列
回路内の抵抗比と同一の抵抗比を有する一対の抵抗器か
らなり、第1の直列回路に並列接続されてバランスされ
たホイートストンブリッジを構成する第2の直列回路と
、ホイートストンブリッジに給電するための直流電源と
、接続点A及びBに個別に接続されて交互に開閉される
第1及び第2のスイッチ回路と、これらスイッチ回路の
共通出力端子に接続された直流増幅凹路と、第1及び第
2のスイッチ回路のrWtr71に同期して切換えられ
る直流増幅回路の出力電圧の差に基づいて被監視抵抗器
の故障の有無を判定する判定回路とを備えたものである
。
又,この発明の別の発明に係る故障検出装置は、更に、
直流増幅回路にフィードバック接続されて直流増幅回路
の出力電圧を調整するための電圧調整回路と、電圧調整
回路と直流増幅回路との間に挿入され第2のスイッチ回
路と同期して開閉される第3のスイッチ回路とを備えた
ものである。
直流増幅回路にフィードバック接続されて直流増幅回路
の出力電圧を調整するための電圧調整回路と、電圧調整
回路と直流増幅回路との間に挿入され第2のスイッチ回
路と同期して開閉される第3のスイッチ回路とを備えた
ものである。
し作用]
この発明においては、バランスされたホイーl・ストン
ブリッジの接続点A及びDからの電圧を交互に切換えて
1つの直流増@回路に入力し、このW流増幅回路の出力
電圧差を測定することにより、直流増幅回路の入力オフ
セット電圧や測定系の回路定数及び素子のバラツキの影
響をなくし、又、製造段階での微調整も不要として、被
監視抵抗器の抵抗値の遷移を正確に検出する. 又、この発明の別の発明においては、第2のスイッチ回
路の閉成により基準側の接続点Bの電圧が印加されたと
きには第3のスイッチ回路を閉戊し、電圧調整回路を接
続して直流増幅回路の出力電圧を判定回路の入力電圧範
囲の中央値に調整し、第1のスイッチ回路の閉成により
測定側の接続点Aの電圧が印加されたときには第3のス
イッチ回路を開放し、フィードバック電圧を保持したま
ま電圧調整回路を直流増幅回路から切り離す.これによ
り、直流増幅回路の出力電圧が測定系以外の素子等の特
性変動にも影響されなくなり、更に正確な故障検出が可
能となる. [実施例1 以下、この発明の一実施倒を図について説明する.第1
図はこの発明の一実施例を示す回路図であり、(6^)
は故障検出回路(6)に対応しており、?1)〜(4)
及び(9)は前述と同様のものである。
ブリッジの接続点A及びDからの電圧を交互に切換えて
1つの直流増@回路に入力し、このW流増幅回路の出力
電圧差を測定することにより、直流増幅回路の入力オフ
セット電圧や測定系の回路定数及び素子のバラツキの影
響をなくし、又、製造段階での微調整も不要として、被
監視抵抗器の抵抗値の遷移を正確に検出する. 又、この発明の別の発明においては、第2のスイッチ回
路の閉成により基準側の接続点Bの電圧が印加されたと
きには第3のスイッチ回路を閉戊し、電圧調整回路を接
続して直流増幅回路の出力電圧を判定回路の入力電圧範
囲の中央値に調整し、第1のスイッチ回路の閉成により
測定側の接続点Aの電圧が印加されたときには第3のス
イッチ回路を開放し、フィードバック電圧を保持したま
ま電圧調整回路を直流増幅回路から切り離す.これによ
り、直流増幅回路の出力電圧が測定系以外の素子等の特
性変動にも影響されなくなり、更に正確な故障検出が可
能となる. [実施例1 以下、この発明の一実施倒を図について説明する.第1
図はこの発明の一実施例を示す回路図であり、(6^)
は故障検出回路(6)に対応しており、?1)〜(4)
及び(9)は前述と同様のものである。
又、故障検出回路(6^)は、以下のく10〉〜(18
〉から構成されている. (10)及び(II)は接続点Bを介して接続された一
対の抵抗器からなる第2の直列回路であり、各抵抗器(
10)及び〈11〉の抵抗値R,。及びR.は抵抗器(
32〉及び被監視抵抗器(4〉からなる第1の直列回路
の抵抗比と同一の抵抗比を有するようにF!整されてお
り、第1の直列回路に並列接続されてバランスされたホ
イートストンブリッジを構成している、 (IZ)及び(13)は接続点A及びBに個別に接続さ
れて交互に開閉される第1及び第2のスイッチ回路であ
り、この場合、それぞれFET”C楕戊されている,
(14)は基準電圧■.を発生する基準電源である. (15)は各スイッチ回路(l2)及び(13)の共通
出力端子Dに接続された直流増幅回路であり、共通出力
端子Dの電圧V0と基準電#(14)からの基準電圧■
■とを加算する加算器(16)と、加算器(16〉から
の入力電圧Eiを増幅する増幅器(l7)とから横成さ
れている. (18)は増幅器(l7)の出力電圧EOに基づいて故
障の有無を判定する判定inであり、飼えばマイクロコ
ンピュータで楕成されており、各スイッチ回路(12)
及び(l3)に対しゲート開閉用の制御信号F,及びF
,を出力すると共に、故障を判定した場合にはランブ(
9〉を点灯するための駆動信号Hを出力するようになっ
ている. 次に、第1図に示したこの発明の一実施例の動作につい
て説明する, まず、電源電圧をV1とし、ホイートストンブリッジ内
の抵抗器(3)、(4). (10). (11)の抵
抗値をそれぞれR,、R4、R1。、R.とすると、点
火スイッチ(2)を閉戒したときの各接続点A及びBの
電圧vA及びV.は、 VA=VIR4/(Rl+R4) ・・・(1〉
Va=V+Rz/(R+o+Rz) −(2)で与
えられる.ここで、Tll.監視抵抗器(4)の正常時
の抵抗値をR4”、抵抗値偏差をΔR,とすると、正常
値R.xから抵抗値層差ΔR,だけ変化したときの抵抗
値R4は、 R < ”” R 4 ”+ΔR. −(
3)で表わされる.又、ホイートストンブリッジのバラ
ンス条件として、被監視抵抗器〈4)が正常なときに各
直列回路の抵抗比が等しくなるように抵抗器(10)及
び(1l)の抵抗値R1。及びR11が設定されている
ので、 R 4” / R 3 = R + + / R +−
一α ・・・(4〉但し、α:抵抗比 となる.(1)〜〈4》式より、各接続点A及びBの電
圧■6及び■.は、 VA=[αVl/(1+α}](1+ΔR ./R .
g)・・・(5〉V.=αVl/(1+α)
・・・(6)で与えられる.〈5》、(6
)式から明らかなように、R.=R.”、即ち、ΔR
4 = Oであれば、V.=V.である. いま、第1のスイッチ回路(12)が閉成〈オン)され
、第2のスイッチ回路(13)が開放(オフ)されたと
すると、 ? a = V A となり、直流増幅回路(15)には接続点Aの電圧VA
が入力される.従って、このときの増幅器(17)の入
力電圧及び出力電圧を、それぞれEi1及びEOとする
と、 E + + = V A 十V■ E 01 = G (V a 十V *i)
・・・(7)但し、G:増幅器(17)の増幅度 となる. 逆に、第1のスイッチ回路(12)が開放され第2のス
イッチ回路(l3)が閉成された場合は、V.=V. となって、接続点Bの電圧V.が直流増幅回路(15)
に入力される.従って、このときの増幅器(17)の入
力電圧及び出力電圧を、それぞれEi2及びEo2とす
ると、 Eit=Vm+Vs* E Q2= G (V .十V ..)
−<8)となる. 判定回路(18)は、各スイッチ回路(12)及び(1
3)の開閉により切換えられた出力電圧E o +及び
EO2を、開閉切換タイミングに同期して取り込み、両
者の差電圧ΔEOを演算する.この差電圧ΔEOは、(
5)〜(8)式より、 ΔEo= Eo,− Eo2 一αGV,ΔR./<1+α)R4K ・・・(9)で
与えられ、抵抗値偏差ΔR4に比例した値となる。
〉から構成されている. (10)及び(II)は接続点Bを介して接続された一
対の抵抗器からなる第2の直列回路であり、各抵抗器(
10)及び〈11〉の抵抗値R,。及びR.は抵抗器(
32〉及び被監視抵抗器(4〉からなる第1の直列回路
の抵抗比と同一の抵抗比を有するようにF!整されてお
り、第1の直列回路に並列接続されてバランスされたホ
イートストンブリッジを構成している、 (IZ)及び(13)は接続点A及びBに個別に接続さ
れて交互に開閉される第1及び第2のスイッチ回路であ
り、この場合、それぞれFET”C楕戊されている,
(14)は基準電圧■.を発生する基準電源である. (15)は各スイッチ回路(l2)及び(13)の共通
出力端子Dに接続された直流増幅回路であり、共通出力
端子Dの電圧V0と基準電#(14)からの基準電圧■
■とを加算する加算器(16)と、加算器(16〉から
の入力電圧Eiを増幅する増幅器(l7)とから横成さ
れている. (18)は増幅器(l7)の出力電圧EOに基づいて故
障の有無を判定する判定inであり、飼えばマイクロコ
ンピュータで楕成されており、各スイッチ回路(12)
及び(l3)に対しゲート開閉用の制御信号F,及びF
,を出力すると共に、故障を判定した場合にはランブ(
9〉を点灯するための駆動信号Hを出力するようになっ
ている. 次に、第1図に示したこの発明の一実施例の動作につい
て説明する, まず、電源電圧をV1とし、ホイートストンブリッジ内
の抵抗器(3)、(4). (10). (11)の抵
抗値をそれぞれR,、R4、R1。、R.とすると、点
火スイッチ(2)を閉戒したときの各接続点A及びBの
電圧vA及びV.は、 VA=VIR4/(Rl+R4) ・・・(1〉
Va=V+Rz/(R+o+Rz) −(2)で与
えられる.ここで、Tll.監視抵抗器(4)の正常時
の抵抗値をR4”、抵抗値偏差をΔR,とすると、正常
値R.xから抵抗値層差ΔR,だけ変化したときの抵抗
値R4は、 R < ”” R 4 ”+ΔR. −(
3)で表わされる.又、ホイートストンブリッジのバラ
ンス条件として、被監視抵抗器〈4)が正常なときに各
直列回路の抵抗比が等しくなるように抵抗器(10)及
び(1l)の抵抗値R1。及びR11が設定されている
ので、 R 4” / R 3 = R + + / R +−
一α ・・・(4〉但し、α:抵抗比 となる.(1)〜〈4》式より、各接続点A及びBの電
圧■6及び■.は、 VA=[αVl/(1+α}](1+ΔR ./R .
g)・・・(5〉V.=αVl/(1+α)
・・・(6)で与えられる.〈5》、(6
)式から明らかなように、R.=R.”、即ち、ΔR
4 = Oであれば、V.=V.である. いま、第1のスイッチ回路(12)が閉成〈オン)され
、第2のスイッチ回路(13)が開放(オフ)されたと
すると、 ? a = V A となり、直流増幅回路(15)には接続点Aの電圧VA
が入力される.従って、このときの増幅器(17)の入
力電圧及び出力電圧を、それぞれEi1及びEOとする
と、 E + + = V A 十V■ E 01 = G (V a 十V *i)
・・・(7)但し、G:増幅器(17)の増幅度 となる. 逆に、第1のスイッチ回路(12)が開放され第2のス
イッチ回路(l3)が閉成された場合は、V.=V. となって、接続点Bの電圧V.が直流増幅回路(15)
に入力される.従って、このときの増幅器(17)の入
力電圧及び出力電圧を、それぞれEi2及びEo2とす
ると、 Eit=Vm+Vs* E Q2= G (V .十V ..)
−<8)となる. 判定回路(18)は、各スイッチ回路(12)及び(1
3)の開閉により切換えられた出力電圧E o +及び
EO2を、開閉切換タイミングに同期して取り込み、両
者の差電圧ΔEOを演算する.この差電圧ΔEOは、(
5)〜(8)式より、 ΔEo= Eo,− Eo2 一αGV,ΔR./<1+α)R4K ・・・(9)で
与えられ、抵抗値偏差ΔR4に比例した値となる。
ココテ、R,=1kΩ、R,”=30、R ,0= 1
00kQ、R..=3000、V , = IOV、a
= 3/ 1000, G = 100、とし、抵抗
値偏差がΔR,=1Ωであったとすると、(9)式より
、差電圧ΔEOは、 ΔE o= 100(3/1000)/3(1 + 3
/1000)!=i0.997V となる.即ち、波監視抵抗器(4)の抵抗値R4の偏差
ΔR.(=1Ω)に対して差電圧ΔEo(ξIV)が生
じることが分かる.又、(9)式より、ΔR,=0Ωの
ときΔEo=OVであるから、ΔR4=0.1Ωのとき
ΔEoξ0.IVとなり、差電圧ΔEoは通常の電子回
路で十分に余裕をもって扱うことのできるレベルである
. 一方、基準電源(l4)は、基革電圧v*llを加算器
(16)に入力して増幅器(17〉の入力電圧Eiを補
正し、直流増幅回路(15)の出力電圧EOが、判定回
路〈18〉の判定可能な電圧範囲内(例えば、O〜5V
)に入るようにしている.この判定電圧範囲は、使用さ
れる半導体素子等によって異なる. このとき、(7〉式で与えられる測定側の出力電圧Eo
1は、被監視抵抗器(4)の抵抗値R,によって変動す
るが、大きく変動してO〜5■の電圧範囲を越えても異
常値であることは容易に判定できるので特に支障は無い
.しかし、(8)式で与えられる基準側の出力電圧EO
2は、常に0〜5■の電圧範囲内に有ることが必要であ
り、基準電圧V +t gはこの点を考慮している.例
えば、上述と同様の条件下で、G = 100とすると
、(8)式より、出力電圧EO2は、E Ox = 1
00(V − + V *g)であり、(1)式より、 E Q2= 100[V + R + +/ (R s
o + R z) + V Rl]となる.この出力電
圧Eo.は他方の出力電圧Eo+の中間、即ち2,5V
であることが望ましく、変動可能な範囲(公差)は25
±1V程度である。以−ヒのことから、 1 5≦100(0.003V . + V ,.)≦
3.5 ・・・(10)が成り立つ6又、基準電圧V
REを、固定電圧VR。
00kQ、R..=3000、V , = IOV、a
= 3/ 1000, G = 100、とし、抵抗
値偏差がΔR,=1Ωであったとすると、(9)式より
、差電圧ΔEOは、 ΔE o= 100(3/1000)/3(1 + 3
/1000)!=i0.997V となる.即ち、波監視抵抗器(4)の抵抗値R4の偏差
ΔR.(=1Ω)に対して差電圧ΔEo(ξIV)が生
じることが分かる.又、(9)式より、ΔR,=0Ωの
ときΔEo=OVであるから、ΔR4=0.1Ωのとき
ΔEoξ0.IVとなり、差電圧ΔEoは通常の電子回
路で十分に余裕をもって扱うことのできるレベルである
. 一方、基準電源(l4)は、基革電圧v*llを加算器
(16)に入力して増幅器(17〉の入力電圧Eiを補
正し、直流増幅回路(15)の出力電圧EOが、判定回
路〈18〉の判定可能な電圧範囲内(例えば、O〜5V
)に入るようにしている.この判定電圧範囲は、使用さ
れる半導体素子等によって異なる. このとき、(7〉式で与えられる測定側の出力電圧Eo
1は、被監視抵抗器(4)の抵抗値R,によって変動す
るが、大きく変動してO〜5■の電圧範囲を越えても異
常値であることは容易に判定できるので特に支障は無い
.しかし、(8)式で与えられる基準側の出力電圧EO
2は、常に0〜5■の電圧範囲内に有ることが必要であ
り、基準電圧V +t gはこの点を考慮している.例
えば、上述と同様の条件下で、G = 100とすると
、(8)式より、出力電圧EO2は、E Ox = 1
00(V − + V *g)であり、(1)式より、 E Q2= 100[V + R + +/ (R s
o + R z) + V Rl]となる.この出力電
圧Eo.は他方の出力電圧Eo+の中間、即ち2,5V
であることが望ましく、変動可能な範囲(公差)は25
±1V程度である。以−ヒのことから、 1 5≦100(0.003V . + V ,.)≦
3.5 ・・・(10)が成り立つ6又、基準電圧V
REを、固定電圧VR。
と従動電圧(一〇.003V , )とを加算したもの
と考えて、 v,.=v,l0−0.003V+ ・・・
(11〉とすれば、(10)、(11)式より、固定電
圧V ROの満たすべき条件は, 15mV≦V go≦35mV −(12
)となる, (12)式を変形ずれば、 V RO = 25m V + lom Vであり、基
準電圧V。.は回路技術的に十分余裕のある電圧である
ことが分かる. 上記実施例では、1つのGセンサ(3〉のみを用いたが
、第2図のように2つのGセンサ(3)及び〈5)を用
いても同等の効果を奏する.第2図はこの発明の他の実
施例を示す回路図であり、(14^)は入力端子が接続
点Cに接続された増幅度が1の増幅器であり、直流増幅
回路(15B)にバイアス電圧を与えるようになってい
る,(14B>は増幅器(14A)と共に故障検出凹路
(6B)内に設けられた基準電源であり、基準電圧vI
lを発生する基準電源であり、直流増幅回路(15B>
の出力電圧EOに適当なオフセット電圧を与えている.
この場合、直流増幅回路(15B)は、直列接続された
演算増幅器(17^)及び(17B)と、抵抗器(19
A)〜(19H)とから構戒されており、抵抗器(19
A)は共通出力端子Dと演算増幅器(17A>の非反転
入力端子との間、抵抗器(19B)は増幅器(14A)
の出力端子と演算増幅器(17A)の非反転入力端子と
の間、抵抗器(19C)は増幅器(14A)の出力端子
と演算増幅器(17A>の反転入力端子との間、抵抗器
(19D)は演算増幅器(17A)の出力端子と反転入
力端子との間、抵抗器(19E)は演算増幅器(17A
)の出力端子と演算増幅器(17B>の非反転入力端
子との間、抵抗器(19F)は基準電源(14B>と演
算増幅器(17B)の非反転入力端子との間,抵抗器(
19G)は増幅器(14^)の出力端子と演算増幅器(
17B)の反転入力端子との間、抵抗器(19H )は
演算増幅器(17B)の出?端子と反転入力端子との間
にそれぞれ挿入されている. ここで、抵抗器(19A)〜(19H)の抵抗値をそれ
ぞれRA〜R■として、 RA=Rc=R.=R.=R. =−(13)R.
=RI,=R,=R.=R, ・・・(14)とす
ると、各スイッチ回路(12)及び(13)がそれぞれ
閉成されたときの出力電圧Eo+及びEozは、E 0
1 = (V A−V c)(R p/R s)”+V
mV 。F ・− (15)EO2=(V−−V。
と考えて、 v,.=v,l0−0.003V+ ・・・
(11〉とすれば、(10)、(11)式より、固定電
圧V ROの満たすべき条件は, 15mV≦V go≦35mV −(12
)となる, (12)式を変形ずれば、 V RO = 25m V + lom Vであり、基
準電圧V。.は回路技術的に十分余裕のある電圧である
ことが分かる. 上記実施例では、1つのGセンサ(3〉のみを用いたが
、第2図のように2つのGセンサ(3)及び〈5)を用
いても同等の効果を奏する.第2図はこの発明の他の実
施例を示す回路図であり、(14^)は入力端子が接続
点Cに接続された増幅度が1の増幅器であり、直流増幅
回路(15B)にバイアス電圧を与えるようになってい
る,(14B>は増幅器(14A)と共に故障検出凹路
(6B)内に設けられた基準電源であり、基準電圧vI
lを発生する基準電源であり、直流増幅回路(15B>
の出力電圧EOに適当なオフセット電圧を与えている.
この場合、直流増幅回路(15B)は、直列接続された
演算増幅器(17^)及び(17B)と、抵抗器(19
A)〜(19H)とから構戒されており、抵抗器(19
A)は共通出力端子Dと演算増幅器(17A>の非反転
入力端子との間、抵抗器(19B)は増幅器(14A)
の出力端子と演算増幅器(17A)の非反転入力端子と
の間、抵抗器(19C)は増幅器(14A)の出力端子
と演算増幅器(17A>の反転入力端子との間、抵抗器
(19D)は演算増幅器(17A)の出力端子と反転入
力端子との間、抵抗器(19E)は演算増幅器(17A
)の出力端子と演算増幅器(17B>の非反転入力端
子との間、抵抗器(19F)は基準電源(14B>と演
算増幅器(17B)の非反転入力端子との間,抵抗器(
19G)は増幅器(14^)の出力端子と演算増幅器(
17B)の反転入力端子との間、抵抗器(19H )は
演算増幅器(17B)の出?端子と反転入力端子との間
にそれぞれ挿入されている. ここで、抵抗器(19A)〜(19H)の抵抗値をそれ
ぞれRA〜R■として、 RA=Rc=R.=R.=R. =−(13)R.
=RI,=R,=R.=R, ・・・(14)とす
ると、各スイッチ回路(12)及び(13)がそれぞれ
閉成されたときの出力電圧Eo+及びEozは、E 0
1 = (V A−V c)(R p/R s)”+V
mV 。F ・− (15)EO2=(V−−V。
)(Rp/R−)2+VR+VoF=il6)で与えら
れる.但し、■oは接続点Cの電圧である.又、VOF
は演算増幅器(17A)及び(17B>の入力オフセッ
ト電圧であり、(13)、〈14〉式で与えられる値か
らの各抵抗器(19A)〜(191−1)の偏差によっ
て生じる誤差成分をも含む値である. 又、(15)、(16〉式において、 VAC=VA−■。
れる.但し、■oは接続点Cの電圧である.又、VOF
は演算増幅器(17A)及び(17B>の入力オフセッ
ト電圧であり、(13)、〈14〉式で与えられる値か
らの各抵抗器(19A)〜(191−1)の偏差によっ
て生じる誤差成分をも含む値である. 又、(15)、(16〉式において、 VAC=VA−■。
=(V,−VC)R./(R.+R.) −(17)
V..=V.−Vc =(V+−Vc)R++/(R+o+Rz)・=(18
)であり、これらは、前述の(3〉、(4)式、即ち、
R == R 4”+ΔR4 R,”/R.= R../R..=α を考慮して変形することができる。例えば、低抗値偏差
ΔR,のわずかな変動を問題にする場合、ΔR.#OΩ であるから、(17).(18)式は、近似的に、VA
e−a (V.−V.)(1+ΔR −/R .”)/
(1+α>・−(19)V ,c一a (v 1−V
c)/(1+α) −(20)と表わすこと
ができる. 従って、判定回路(18)で/iil算される差電圧Δ
EOは、(15)、(l6)、(19).(20)式よ
り、ΔE o−U (L−Vc)(R p/ R s)
’ΔR./(1 +a )R ,”・・(21) で表わされる。ここで、前述と同様に,各祇抗値を、R
,= 1 kΩ、R.’=3Ω、R,。=100kΩ、
R , , = 300Ωとし、R,/R.=IOとす
る。又、抵抗器(52)の抵抗値R,を、 R,。> > R s(= R−)> > R ,とす
れば、 V.−V。= V ,/2 = iov となり、(2l)式は、 ΔEo#3ΔR ./ R .” =ΔL となる. 従って、ΔR.=0.1Ωに対して、ΔEo=0.IV
が得られ、前述と同様の感度で故障検出できることが分
かる. こうして、基準側の接続点Bの電圧V.に対応した出力
電圧Eo2と、測定側の接続点Aの電圧V^に対応した
出力電圧Eo.どの差電圧ΔEOから、被監視抵抗器〈
4)の変化分を検出することにより、測定系の特性変動
によって影響されない正確な検出が実現する. しかしながら、測定系以外の電源電圧V1が変動したり
、Gセンサ(5)内の抵抗器〈52)の変動によって接
続点Cの電圧VCが変動したりすると、(10)式で表
わされる基準側の電圧V.e(=V.−V.)が変動し
てしまう.この結果、出力電圧Eotが判定回路(18
)ノ入力電圧範囲(O〜5V)の中心値(2.5V)か
らずれてしまい、検出対象となる接続点A側の出力電圧
Eo.が測定できなくなるおそれがある。
V..=V.−Vc =(V+−Vc)R++/(R+o+Rz)・=(18
)であり、これらは、前述の(3〉、(4)式、即ち、
R == R 4”+ΔR4 R,”/R.= R../R..=α を考慮して変形することができる。例えば、低抗値偏差
ΔR,のわずかな変動を問題にする場合、ΔR.#OΩ であるから、(17).(18)式は、近似的に、VA
e−a (V.−V.)(1+ΔR −/R .”)/
(1+α>・−(19)V ,c一a (v 1−V
c)/(1+α) −(20)と表わすこと
ができる. 従って、判定回路(18)で/iil算される差電圧Δ
EOは、(15)、(l6)、(19).(20)式よ
り、ΔE o−U (L−Vc)(R p/ R s)
’ΔR./(1 +a )R ,”・・(21) で表わされる。ここで、前述と同様に,各祇抗値を、R
,= 1 kΩ、R.’=3Ω、R,。=100kΩ、
R , , = 300Ωとし、R,/R.=IOとす
る。又、抵抗器(52)の抵抗値R,を、 R,。> > R s(= R−)> > R ,とす
れば、 V.−V。= V ,/2 = iov となり、(2l)式は、 ΔEo#3ΔR ./ R .” =ΔL となる. 従って、ΔR.=0.1Ωに対して、ΔEo=0.IV
が得られ、前述と同様の感度で故障検出できることが分
かる. こうして、基準側の接続点Bの電圧V.に対応した出力
電圧Eo2と、測定側の接続点Aの電圧V^に対応した
出力電圧Eo.どの差電圧ΔEOから、被監視抵抗器〈
4)の変化分を検出することにより、測定系の特性変動
によって影響されない正確な検出が実現する. しかしながら、測定系以外の電源電圧V1が変動したり
、Gセンサ(5)内の抵抗器〈52)の変動によって接
続点Cの電圧VCが変動したりすると、(10)式で表
わされる基準側の電圧V.e(=V.−V.)が変動し
てしまう.この結果、出力電圧Eotが判定回路(18
)ノ入力電圧範囲(O〜5V)の中心値(2.5V)か
らずれてしまい、検出対象となる接続点A側の出力電圧
Eo.が測定できなくなるおそれがある。
次に、測定系以外の電源電圧■1又はGセンサの抵抗器
〈52〉等の条件が変動してら、出力電圧Eoを安定に
することができるこの発明の別の発明について説明する
。
〈52〉等の条件が変動してら、出力電圧Eoを安定に
することができるこの発明の別の発明について説明する
。
第3図はこの発明の別の発明の一実施例を示す回路図で
あり、(1)〜(l8〉は第2図と同様のものである。
あり、(1)〜(l8〉は第2図と同様のものである。
但し、この場合、増幅器(14^)の入力端子は、基準
開の接続点Bに接続されている.(20〉は直流増幅回
路(15B)にフィードバック接続されて直流増幅回路
(15B)の出力電圧EOを調整するための電圧調整回
路であり、演算増幅器〈21)と、演算増幅器(21〉
の入出力端子間に挿入されたコンデンサ(22)とから
構成されている6(23)11圧調整回路(20) ト
直流jf’l幅IT’l(15B)との間に挿入された
第3のスイッチ同路であり、判定回路(18)からの制
御信号F,により、第2のスイッチ回路(l3〉と同期
して開閉されるようになつている. 直流増幅回路(15B>の出力電圧Eoは、第3のスイ
ッチ回路(23)を介して演算増幅器(21)の反転入
力端子(−)に印加され、基準電源(14B)の基準電
圧V。は、演算増幅器〈21)の非反転入力端子(+)
に印加されている. 電圧調整回路(20〉内の演算増幅器(2l)から出力
されるフィードバック電圧VFは、コンデンサ(22)
を介して自身の反転入力端子(一〉に印加されると共に
、直流増幅回路(15B>内の抵抗器(19F’)を介
して演算増幅器(17B)の非反転入力端子(+)に印
加されている. 次に、第4図のフローチャート図及び第5図の波形図を
参照しながら、第3図に示したこの発明の別の発明の一
実施例の動作について説明する.直流増幅回路(15B
)に入力される電圧は、接続点Dの電圧Voと、バッフ
ァアンプ即ち増幅器<14^)の出力電圧V .(一V
.)とである.従って、直流増幅回路(15B>から
の出力電圧Eoは、 Eo= In−/(RA+R−)l((R=+Ro)/
R−1(RF/’(R−+R−)1×f(R0+R.)
/fl.)(V.−V.)+{(R,R,−R.R.)
/ft.(Fl.+R,)}V,+(Rc/(Re+R
.)+((R.+R,)/R.)V,+V。,・・・(
22〉 と表わされる.ここで、各抵゛抗値RA〜R.は、(1
.3>、(l4)式を満たしているので、(22)式は
、Eo=(RP/R−)”(V.−V.)+VsV.,
=423>となる. 一方、判定回路(18)からは、第5図のように制御信
号F1〜F,が出力され、各スイッチ回路(12)、(
13)及び(23〉の動作モードは、N)基準電圧(E
o2)モード 第1のスイッチ回路(12〉がオフ 第2、第3のスイッチ回B (13) .(23)がオ
ン([1)測定電圧(Eo.)モード 第1のスイッチ回路(l2)がオン 第2、第3のスイッチ回路(13)、(23)がオフの
2通りとなる. まず、時M L a 〜t +におイテ、rfiHna
号p.h<オフ、rtiItB信号F2及びF,がオン
になると、第1のスイッチ回路(12)がオフとなって
、第2及び第3のスイッチ回路(l3)及び(23)が
オンとなる(第4図のステップSl+. このとき、動作モードは、基準電圧モード(1)であり
、出力電圧Eoは、基準側の接続点Bに対応した出力電
圧EO2となる(ステップS2).又、第2のスイッチ
回l (13)の導通により、V.=V.=V. となるため、(23〉式より、出力電圧Eo.は、EO
2:VF+vOF ...(24)となる
。更に、第3のスイッチ回路(23)の導通により、出
力電圧Eo,が電圧調整回路(20)に入力され、演算
増幅器(21)は、(24)式において、VF+V。,
=■, となるようにフィードバック電圧■,を調整する.これ
により、出力電圧E o2は、判定回路〈18)の入力
電圧範囲の中心値である基?s!圧■7に正確に調整さ
れる. 次に、時刻L.〜t,において各制御信号F,〜F,が
反転し、第1のスイッチ回路(12)がオン、第2及び
第3のスイッチ回路(13)及び(23)がオフになる
と(ステップS3).動作モードは測定電正モード(『
)となり、出力電圧Eoは、測定側の接続点Aに対応し
た出力電圧Eo1となる(ステップs4〉.又、第1の
スイッチ回路(12〉の導通により、V.=VA V.=V. となるため、(23)式より、出力電圧Eo.は、Eo
I=(RP/R−)2(V.−V.)+V,+V.,−
・−(25)となる. このとき、第3のスイッチ回路(23)がオフとなり、
演算増幅器(21)の入力が得られなくなるが、コンデ
ンサ(22)により基準動作モードH)時のフィードバ
ック電圧VFが保持されているため、(24)式より、 VF=Eo2−Vo, =V.−V。2 ・・・(26)となる.
従って、出力電圧Eo,は、(25)、(26)式より
、 EOl=(RP/R.)”(VA Va)+ V*
=127)となる. (27)式から明らかなように、測定電圧モード時の出
力電圧Eo,は、常に基準電I}EV.を中心として、
ホイートストンブリッジの接続点A及びHの電圧差(V
A−V.)を増幅した値分だけ変動した値となる.従っ
て、基準電圧V,を判定回路(l8)の入力電圧範囲の
中心値に設定しておけば、電源電圧Vlの変動や、Gセ
ンサ〈3〉及び(5)の抵抗比の変動等に影響を受ける
ことなく、電圧差(V.−V.)を測定することができ
、第2図の場合と同様に、被監視抵抗器(4)の抵抗値
変化を検出することができる. 1ロち、差電圧ΔEo(− Eo.−Eo,)が、予め
設定された許容変動幅ΔE以上であるか否かを判定し(
ステップS5). EO,EO2+≧ΔE となったときに、駆動信号Hを出力して、IF報用のラ
ンプ(9)を点灯させる(ステップSS>。
開の接続点Bに接続されている.(20〉は直流増幅回
路(15B)にフィードバック接続されて直流増幅回路
(15B)の出力電圧EOを調整するための電圧調整回
路であり、演算増幅器〈21)と、演算増幅器(21〉
の入出力端子間に挿入されたコンデンサ(22)とから
構成されている6(23)11圧調整回路(20) ト
直流jf’l幅IT’l(15B)との間に挿入された
第3のスイッチ同路であり、判定回路(18)からの制
御信号F,により、第2のスイッチ回路(l3〉と同期
して開閉されるようになつている. 直流増幅回路(15B>の出力電圧Eoは、第3のスイ
ッチ回路(23)を介して演算増幅器(21)の反転入
力端子(−)に印加され、基準電源(14B)の基準電
圧V。は、演算増幅器〈21)の非反転入力端子(+)
に印加されている. 電圧調整回路(20〉内の演算増幅器(2l)から出力
されるフィードバック電圧VFは、コンデンサ(22)
を介して自身の反転入力端子(一〉に印加されると共に
、直流増幅回路(15B>内の抵抗器(19F’)を介
して演算増幅器(17B)の非反転入力端子(+)に印
加されている. 次に、第4図のフローチャート図及び第5図の波形図を
参照しながら、第3図に示したこの発明の別の発明の一
実施例の動作について説明する.直流増幅回路(15B
)に入力される電圧は、接続点Dの電圧Voと、バッフ
ァアンプ即ち増幅器<14^)の出力電圧V .(一V
.)とである.従って、直流増幅回路(15B>から
の出力電圧Eoは、 Eo= In−/(RA+R−)l((R=+Ro)/
R−1(RF/’(R−+R−)1×f(R0+R.)
/fl.)(V.−V.)+{(R,R,−R.R.)
/ft.(Fl.+R,)}V,+(Rc/(Re+R
.)+((R.+R,)/R.)V,+V。,・・・(
22〉 と表わされる.ここで、各抵゛抗値RA〜R.は、(1
.3>、(l4)式を満たしているので、(22)式は
、Eo=(RP/R−)”(V.−V.)+VsV.,
=423>となる. 一方、判定回路(18)からは、第5図のように制御信
号F1〜F,が出力され、各スイッチ回路(12)、(
13)及び(23〉の動作モードは、N)基準電圧(E
o2)モード 第1のスイッチ回路(12〉がオフ 第2、第3のスイッチ回B (13) .(23)がオ
ン([1)測定電圧(Eo.)モード 第1のスイッチ回路(l2)がオン 第2、第3のスイッチ回路(13)、(23)がオフの
2通りとなる. まず、時M L a 〜t +におイテ、rfiHna
号p.h<オフ、rtiItB信号F2及びF,がオン
になると、第1のスイッチ回路(12)がオフとなって
、第2及び第3のスイッチ回路(l3)及び(23)が
オンとなる(第4図のステップSl+. このとき、動作モードは、基準電圧モード(1)であり
、出力電圧Eoは、基準側の接続点Bに対応した出力電
圧EO2となる(ステップS2).又、第2のスイッチ
回l (13)の導通により、V.=V.=V. となるため、(23〉式より、出力電圧Eo.は、EO
2:VF+vOF ...(24)となる
。更に、第3のスイッチ回路(23)の導通により、出
力電圧Eo,が電圧調整回路(20)に入力され、演算
増幅器(21)は、(24)式において、VF+V。,
=■, となるようにフィードバック電圧■,を調整する.これ
により、出力電圧E o2は、判定回路〈18)の入力
電圧範囲の中心値である基?s!圧■7に正確に調整さ
れる. 次に、時刻L.〜t,において各制御信号F,〜F,が
反転し、第1のスイッチ回路(12)がオン、第2及び
第3のスイッチ回路(13)及び(23)がオフになる
と(ステップS3).動作モードは測定電正モード(『
)となり、出力電圧Eoは、測定側の接続点Aに対応し
た出力電圧Eo1となる(ステップs4〉.又、第1の
スイッチ回路(12〉の導通により、V.=VA V.=V. となるため、(23)式より、出力電圧Eo.は、Eo
I=(RP/R−)2(V.−V.)+V,+V.,−
・−(25)となる. このとき、第3のスイッチ回路(23)がオフとなり、
演算増幅器(21)の入力が得られなくなるが、コンデ
ンサ(22)により基準動作モードH)時のフィードバ
ック電圧VFが保持されているため、(24)式より、 VF=Eo2−Vo, =V.−V。2 ・・・(26)となる.
従って、出力電圧Eo,は、(25)、(26)式より
、 EOl=(RP/R.)”(VA Va)+ V*
=127)となる. (27)式から明らかなように、測定電圧モード時の出
力電圧Eo,は、常に基準電I}EV.を中心として、
ホイートストンブリッジの接続点A及びHの電圧差(V
A−V.)を増幅した値分だけ変動した値となる.従っ
て、基準電圧V,を判定回路(l8)の入力電圧範囲の
中心値に設定しておけば、電源電圧Vlの変動や、Gセ
ンサ〈3〉及び(5)の抵抗比の変動等に影響を受ける
ことなく、電圧差(V.−V.)を測定することができ
、第2図の場合と同様に、被監視抵抗器(4)の抵抗値
変化を検出することができる. 1ロち、差電圧ΔEo(− Eo.−Eo,)が、予め
設定された許容変動幅ΔE以上であるか否かを判定し(
ステップS5). EO,EO2+≧ΔE となったときに、駆動信号Hを出力して、IF報用のラ
ンプ(9)を点灯させる(ステップSS>。
一方、ステップS5において、差電圧ΔEoが許容変動
幅ΔEの範囲内であると判定された場合は、ステップS
1に戻り、同様の動作を繰り返す。
幅ΔEの範囲内であると判定された場合は、ステップS
1に戻り、同様の動作を繰り返す。
第5図は、時刻t,〜t,の区間において出力電圧Eo
Iが許容変動幅ΔEを越えたことが検出され、処理動作
の遅れ時間後の時刻t4において駆動信号Hがオンとな
った場合を示す. 上記実施例では、1つのエアバッグシステムの被監視抵
抗器(4)の抵抗値変動を検出する場合を示したが、複
数の被監視抵抗器の抵抗値変動を同時に検出することも
できる. 第6図はこの発明の別の発明の他の実施例の回路図であ
り、2つのエアバッグシステムの故障検出に適用した例
を示す. この場合,Gセンサ(3′)、(5′〉及び被監視代抗
器(4′)からなる第2のエアバッグシステムが、(3
〉〜〈5〉からなる第1のエアバッグシステムと並列に
設けられている. 又、故障検出回路(6D)内には、Gセンサ(3′)内
の抵抗器及び被監視抵抗器〈4′〉と共に第2のホイー
トストンブリッジを構戒するための抵抗器(10′)及
び(11′)と、第2のホイートストンブリッジに対応
する第1及び第2のスイッチ回路(12′)及び<13
′)と、第1及び第2のホイートストンブリッジの接続
点B及びB′を選択的に増幅器(14^)に接続するた
めの第4のスイッチ回路(24)及び(24”)とが更
に設けられている. 従って、判定凹路(18)は、各スイッチ回路に対応し
た制御信号F,〜F4、Fl′、F2′及びF4′によ
り、各ホイートストンブリッジに対して、交互に、それ
ぞれ2通りの動作モードに切換える.即ち、被監視抵抗
器(4)を監視する場合には、第1の・ホイートストン
ブリッジを選択するため、第4のスイッチ回路(24)
を駆動するための制御信号F.がオンとなり、制御信号
Fl’、F2’及びF,は全でオフとなる.このとき、
制御信号F.〜F,は、第4図のように動作モードを(
N及び(II)に切換える. 又、被監視抵抗器(4′)を監視する場合には、第2の
ホイートストンブリッジを選択するため、第4のスイッ
チ回路(24′)を駆動するための制御信号F,′がオ
ンとなり、制御信号F.、F2及びF,は全てオフとな
る.このとき、制御信号F,′、F,及びF3は、第4
UJAのF1〜F3と同様に動作し、2通りの動作モー
ド(I′〉及び(■′)に切換える。
Iが許容変動幅ΔEを越えたことが検出され、処理動作
の遅れ時間後の時刻t4において駆動信号Hがオンとな
った場合を示す. 上記実施例では、1つのエアバッグシステムの被監視抵
抗器(4)の抵抗値変動を検出する場合を示したが、複
数の被監視抵抗器の抵抗値変動を同時に検出することも
できる. 第6図はこの発明の別の発明の他の実施例の回路図であ
り、2つのエアバッグシステムの故障検出に適用した例
を示す. この場合,Gセンサ(3′)、(5′〉及び被監視代抗
器(4′)からなる第2のエアバッグシステムが、(3
〉〜〈5〉からなる第1のエアバッグシステムと並列に
設けられている. 又、故障検出回路(6D)内には、Gセンサ(3′)内
の抵抗器及び被監視抵抗器〈4′〉と共に第2のホイー
トストンブリッジを構戒するための抵抗器(10′)及
び(11′)と、第2のホイートストンブリッジに対応
する第1及び第2のスイッチ回路(12′)及び<13
′)と、第1及び第2のホイートストンブリッジの接続
点B及びB′を選択的に増幅器(14^)に接続するた
めの第4のスイッチ回路(24)及び(24”)とが更
に設けられている. 従って、判定凹路(18)は、各スイッチ回路に対応し
た制御信号F,〜F4、Fl′、F2′及びF4′によ
り、各ホイートストンブリッジに対して、交互に、それ
ぞれ2通りの動作モードに切換える.即ち、被監視抵抗
器(4)を監視する場合には、第1の・ホイートストン
ブリッジを選択するため、第4のスイッチ回路(24)
を駆動するための制御信号F.がオンとなり、制御信号
Fl’、F2’及びF,は全でオフとなる.このとき、
制御信号F.〜F,は、第4図のように動作モードを(
N及び(II)に切換える. 又、被監視抵抗器(4′)を監視する場合には、第2の
ホイートストンブリッジを選択するため、第4のスイッ
チ回路(24′)を駆動するための制御信号F,′がオ
ンとなり、制御信号F.、F2及びF,は全てオフとな
る.このとき、制御信号F,′、F,及びF3は、第4
UJAのF1〜F3と同様に動作し、2通りの動作モー
ド(I′〉及び(■′)に切換える。
いずれの場合も、基準電圧モードN)又は(1′)にお
いては、接続点B又はB′に対応した出力電圧Eo2が
得られ、測定電圧モード(11〉又は(ff′)におい
ては、接続点A又はA′に対応した出力電圧Eoが得ら
れる. このとき、第2のホイートストンブリッジにおける抵抗
器〈3′)及び被監視抵抗器(4′〉と、低抗器(10
’)及び(11”)との抵抗比の相違により、接続点A
′及びB′の電圧■.′及びVs′が■1及びVIlと
異なったとしても、出力電圧Eo1は基準電圧V,lを
中心として変動するので何ら支障は生じない。
いては、接続点B又はB′に対応した出力電圧Eo2が
得られ、測定電圧モード(11〉又は(ff′)におい
ては、接続点A又はA′に対応した出力電圧Eoが得ら
れる. このとき、第2のホイートストンブリッジにおける抵抗
器〈3′)及び被監視抵抗器(4′〉と、低抗器(10
’)及び(11”)との抵抗比の相違により、接続点A
′及びB′の電圧■.′及びVs′が■1及びVIlと
異なったとしても、出力電圧Eo1は基準電圧V,lを
中心として変動するので何ら支障は生じない。
尚、上記各実施例では、各スイッチ凹路を切換駆動する
制御信号を判定回路(18)により生成したが、別のタ
イミング回路(図示せず)により生成してもよい. 又、被監視抵抗器(4〉が自動車用エアバッグ装置の起
動用ヒータの場合を示したが、同様に比較的低抵抗値の
ものであれば他の抵抗器に適用しても同等の効果を奏す
ることは言うまでもない6F発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、被監視抵抗器とこの被
監視抵抗器に接続点Aで接続された抵抗器とからなる第
1の直列回路と、接続点Bで互いに接続され第1の直列
回路内の抵抗比と同一の抵抗比を有する一対の抵抗器か
らなり、第1の直列回路に並列接続されてバランスされ
たホイートストンブリッジを横或する第2の直列回路と
、ホイートストンブリッジに給電するための直流電源と
、接続点A及びBに個別に接続されて交互に開閉される
第1及び第2のスイッチ回路と、これらスイッチ回路の
共通出力端子に接続された直流増幅回路と、各スイッチ
回路の開閉に同期して切換えられる直流増幅回路の出力
電圧の差に基づいて被監視抵抗器の故障の有無を判定す
る判定回路とを設けたので、直流増幅回路の入力オフセ
ット電圧や計測系の回路定数及び素子のバラツキの影響
がなくなると共に、製造段階での微調整も不要となり、
安価で信頼性の高い故障検出装置が得られる効果がある
. 又、この発明の別の発明によれば、更に、直流増幅回路
にフィードバック接続されて直流増幅回路の出力電圧を
調整するための電圧11整回路と、電圧調整回路と直流
増幅回路との間に挿入され第2のスイッチ回路と同期し
て開閉される第3のスイッチ回路とを設け、第2のスイ
ッチ回路が閉成されているときには電圧調整回路のフィ
ードバックにより直流増幅回路の出力電圧を判定回路の
入力電圧範囲の中央値に調整し、第1のスイッチ回路が
閉成されたときにはフィードバック電圧を保持したまま
電圧調整回路を直流増幅回路から切り離すようにしたの
で、直流増幅回路の出力電圧が測定系以外の素子等の特
性変動にも影響されことがなく、更に正確で信頼性の高
い故障検出装置が得られる効果がある。
制御信号を判定回路(18)により生成したが、別のタ
イミング回路(図示せず)により生成してもよい. 又、被監視抵抗器(4〉が自動車用エアバッグ装置の起
動用ヒータの場合を示したが、同様に比較的低抵抗値の
ものであれば他の抵抗器に適用しても同等の効果を奏す
ることは言うまでもない6F発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、被監視抵抗器とこの被
監視抵抗器に接続点Aで接続された抵抗器とからなる第
1の直列回路と、接続点Bで互いに接続され第1の直列
回路内の抵抗比と同一の抵抗比を有する一対の抵抗器か
らなり、第1の直列回路に並列接続されてバランスされ
たホイートストンブリッジを横或する第2の直列回路と
、ホイートストンブリッジに給電するための直流電源と
、接続点A及びBに個別に接続されて交互に開閉される
第1及び第2のスイッチ回路と、これらスイッチ回路の
共通出力端子に接続された直流増幅回路と、各スイッチ
回路の開閉に同期して切換えられる直流増幅回路の出力
電圧の差に基づいて被監視抵抗器の故障の有無を判定す
る判定回路とを設けたので、直流増幅回路の入力オフセ
ット電圧や計測系の回路定数及び素子のバラツキの影響
がなくなると共に、製造段階での微調整も不要となり、
安価で信頼性の高い故障検出装置が得られる効果がある
. 又、この発明の別の発明によれば、更に、直流増幅回路
にフィードバック接続されて直流増幅回路の出力電圧を
調整するための電圧11整回路と、電圧調整回路と直流
増幅回路との間に挿入され第2のスイッチ回路と同期し
て開閉される第3のスイッチ回路とを設け、第2のスイ
ッチ回路が閉成されているときには電圧調整回路のフィ
ードバックにより直流増幅回路の出力電圧を判定回路の
入力電圧範囲の中央値に調整し、第1のスイッチ回路が
閉成されたときにはフィードバック電圧を保持したまま
電圧調整回路を直流増幅回路から切り離すようにしたの
で、直流増幅回路の出力電圧が測定系以外の素子等の特
性変動にも影響されことがなく、更に正確で信頼性の高
い故障検出装置が得られる効果がある。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はこの発明の他の実施例を示すブロック図、第3図はこ
の発明の別の発明の一実施例を示す回路図、第4図は第
3図内の判定回路の動作を示すフローチャート図,第5
図は第3図の動作を説明するための波形図、第6図はこ
の発明の別の発明の他の実施例を示す回路図、第7図は
従来の故障検出装置を示す回路図である. (1)・・・直流電源 (4)・・・被監視抵抗
器(6^).(6B).(6C).(6D)・・・故障
検出回路(10).(11).(32)・・・抵抗器(
l2)・・・第1のスイッチ回路 (13)・・・第2のスイッチ回路 (23)・・・第3のスイッチ回路 (15) .(15B)・・・直流増幅回路(l8)・
・・判定回路 (20〉・・・電圧調整回路A.
B・・・接続点 D・・・共通出力端子Eo・・
・出力電圧 VA・・・接続点Aの電圧■1・・
接続点Bの電圧
はこの発明の他の実施例を示すブロック図、第3図はこ
の発明の別の発明の一実施例を示す回路図、第4図は第
3図内の判定回路の動作を示すフローチャート図,第5
図は第3図の動作を説明するための波形図、第6図はこ
の発明の別の発明の他の実施例を示す回路図、第7図は
従来の故障検出装置を示す回路図である. (1)・・・直流電源 (4)・・・被監視抵抗
器(6^).(6B).(6C).(6D)・・・故障
検出回路(10).(11).(32)・・・抵抗器(
l2)・・・第1のスイッチ回路 (13)・・・第2のスイッチ回路 (23)・・・第3のスイッチ回路 (15) .(15B)・・・直流増幅回路(l8)・
・・判定回路 (20〉・・・電圧調整回路A.
B・・・接続点 D・・・共通出力端子Eo・・
・出力電圧 VA・・・接続点Aの電圧■1・・
接続点Bの電圧
Claims (2)
- (1)被監視抵抗器とこの被監視抵抗器に接続点Aで接
続された抵抗器とからなる第1の直列回路と、 接続点Bで互いに接続され前記第1の直列回路内の抵抗
比と同一の抵抗比を有する一対の抵抗器からなり、前記
第1の直列回路に並列接続されてバランスされたホイー
トストンブリッジを構成する第2の直列回路と、 前記ホイートストンブリッジに給電するための直流電源
と、 前記接続点A及びBに個別に接続されて交互に開閉され
る第1及び第2のスイッチ回路と、これらスイッチ回路
の共通出力端子に接続された直流増幅回路と、 前記第1及び第2のスイッチ回路の開閉に同期して切換
えられる前記直流増幅回路の出力電圧の差に基づいて前
記被監視抵抗器の故障の有無を判定する判定回路と、 を備えた故障検出装置。 - (2)直流増幅回路にフィードバック接続されて前記直
流増幅回路の出力電圧を調整するための電圧調整回路と
、 この電圧調整回路と前記直流増幅回路との間に挿入され
第2のスイッチ回路と同期して開閉される第3のスイッ
チ回路と、 を備えた特許請求の範囲第1項記載の故障検出装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1328362A JPH0743407B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-12-20 | 故障検出装置 |
KR1019900011430A KR930011422B1 (ko) | 1989-12-20 | 1990-07-27 | 고장 검출장치 |
US07/584,961 US5081442A (en) | 1989-12-20 | 1990-09-19 | Fault detector for an air bag system |
DE4029703A DE4029703A1 (de) | 1989-12-20 | 1990-09-19 | Fehler-spuergeraet fuer ein airbag-system |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1-66071 | 1989-03-20 | ||
JP6607189 | 1989-03-20 | ||
JP1328362A JPH0743407B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-12-20 | 故障検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0315767A true JPH0315767A (ja) | 1991-01-24 |
JPH0743407B2 JPH0743407B2 (ja) | 1995-05-15 |
Family
ID=26407249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1328362A Expired - Lifetime JPH0743407B2 (ja) | 1989-03-20 | 1989-12-20 | 故障検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0743407B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05278560A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-26 | Mitsubishi Electric Corp | 乗員保護装置用故障検出装置 |
-
1989
- 1989-12-20 JP JP1328362A patent/JPH0743407B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05278560A (ja) * | 1992-03-31 | 1993-10-26 | Mitsubishi Electric Corp | 乗員保護装置用故障検出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0743407B2 (ja) | 1995-05-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR930011422B1 (ko) | 고장 검출장치 | |
KR950002904B1 (ko) | 승무원 보호장치의 고장 검출장치 | |
US6343498B1 (en) | Physical quantity sensor having fault detection function | |
US9322871B2 (en) | Current measurement circuit and method of diagnosing faults in same | |
US6427540B1 (en) | Pressure sensor system and method of excitation for a pressure sensor | |
JP4008044B2 (ja) | センサブリッジの機能監視方法および機能監視用回路装置 | |
KR930002446B1 (ko) | 고장 검출장치 | |
KR100673665B1 (ko) | 자동차용 승객 보호 시스템의 적어도 하나의 점화 캡의 저항 및 누설 전류를 측정하기 위한진단회로 및 이에 대응하는 승객 보호 시스템 | |
JP2002174559A (ja) | 物理量検出装置 | |
JPH0315767A (ja) | 故障検出装置 | |
JP2538185Y2 (ja) | 半導体加速度センサの診断回路 | |
JP2610640B2 (ja) | 自動車の少なくとも2つの電気的負荷を検査する装置 | |
JP3183565B2 (ja) | センサの故障検出装置 | |
JP4142196B2 (ja) | 乗員検知方法及びそのシステム | |
JPH0753499B2 (ja) | エアバッグ装置の故障検出装置 | |
JP4487416B2 (ja) | 物理量検出装置 | |
US11897445B2 (en) | Apparatus and method for determining a rotational speed of at least one wheel of a vehicle | |
DE10133525B4 (de) | Sensor mit Selbst-Test-Funktion | |
US20050126270A1 (en) | Throttle position sensor | |
JP2973444B2 (ja) | ポテンシヨメータ式センサの短絡検出装置 | |
JPH0456656A (ja) | 故障検出装置 | |
JP2001194256A (ja) | センサ装置 | |
EP0846955A1 (en) | Sensor test arrangement and method | |
JP2560811Y2 (ja) | 半導体センサの故障検出装置 | |
JP2001201413A (ja) | 圧力センサ |