JP2002174651A - 物理量検出装置 - Google Patents
物理量検出装置Info
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Abstract
物理量検出装置を提供する。 【解決手段】 センシング部が含まれた第1のセンサ回
路10を備え、この第1のセンサ回路10の出力を製品
出力Voutとする。さらに、判定上限値V1と判定下
限値V2を形成する第2のセンサ回路20と、判定上限
値V1及び判定下限値V2と製品出力Voutとを比較
するウィンドウコンパレータ30とを備えると共に、ウ
ィンドウコンパレータ30の比較結果をダイアグ制御信
号とし、このダイアグ制御信号に応じた量の電流を流す
電流制御回路40を備える。そして、電流制御回路40
における消費電流の変化によって故障検出信号の通知を
行う。
Description
力を発生させる物理量検出装置に関するもので、特に、
車両搭載用のピエゾ抵抗式の半導体圧力センサや半導体
加速度センサ等に用いて好適である。
及び圧力センサの出力(製品出力)の信号解析を行う電
子制御装置(以下、ECUという)の回路構成例を図
7、図8に示す。これらの図に示すように、圧力センサ
100は、電源電圧Vcc、出力電圧Vout、GND
(接地)の3端子100a〜100cを有しており、こ
れら3端子100a〜100cがコネクタ101、10
2及びワイヤハーネス103a〜103cを介して車載
用のECU104に接続された構成となっている。
うに物理量と出力電圧とが直線的な関係となるように定
義されている。圧力センサ100が車載用に使用される
場合、電源電圧Vccとして5Vが使用されるのが一般
的で、圧力信号を0.5〜4.5Vに対応させ、0〜
0.3V程度と4.7〜5V程度は異常検出に使用され
るダイアグ領域とされる。
ECU104のうち製品出力Voutが入力されるライ
ンとGNDに接続されるラインとの間にプルダウン抵抗
105が配置され、電源電圧Vccや製品出力Vout
が入力される各端子もしくはワイヤハーネス103bが
断線した時には製品出力Voutがゼロとなり、GND
に接続される各端子もしくはワイヤハーネス103cが
断線したときには圧力センサ100の内部抵抗とプルダ
ウン抵抗105との抵抗比の設定によって製品出力Vo
utが4.7V以上となるように構成されている。そし
て、これらの電圧がダイアグ信号(異常検出信号)とな
って、A/D変換器106を介してCPU107などに
送られ、断線検出が成されるようになっている。なお、
図8に示す回路構成については詳述しないが、この回路
構成に備えられたプルアップ抵抗108を用いて、図7
に示す回路構成と同様の手法により、断線検出が成され
る。
例に挙げると、従来は電子式燃料噴射装置等の排気ガス
洗浄のためのシステムやカーエアコン等に圧力センサが
使用されてきたが、近年ではブレーキ液圧制御など安全
性に関わるシステムへの応用も検討されるようになって
きた。そうした動向の中、センサの故障をどのように検
出するのかが最も重要な課題となってきている。
いては、圧力センサとECUとを接続する端子もしくは
ワイヤハーネスの断線検出を行うことが可能である。し
かしながら、圧力センサの故障には様々なモードが存在
し、例えばセンサの信号、すなわち出力電圧Voutが
規定された圧力に対する出力をしなくなったときや、誤
差が既定値を超えたときなどの故障もあり、これらの故
障検出を従来のものによって行うことができない。
故障検出を行うことができる物理量検出装置を提供する
ことを目的とする。
として、圧力センサ2個を同一箇所に取り付けて使用す
る方法が考えられる。この場合、1つのパッケージ(ア
ッセンブリ)内に入れてしまう方が、省スペース化で
き、取付けも一度に済み、低コスト化できる。このよう
な形態では、同じ出力が2系統出力されるため、ECU
側では2つの出力の差を計算してECUにて故障判定す
る必要がある。
な請求項1記載の故障判定回路200′を考えた。これ
は故障判定をセンサ内で行おうとするものである。この
圧力センサ200の回路構成について説明する。
構成となるセンシング部が含まれた第1のセンサ回路2
10が備えられているだけでなく、判定上限値V1と判
定下限値V2を形成する第2のセンサ回路230と、判
定上限値V1及び判定下限値V2と第1のセンサ回路2
10が発生する製品出力Voutとを比較するウィンド
ウコンパレータ240とが備えられている。
の比較結果がダイアグ信号として出力される。すなわ
ち、物理量に基づく上限及び下限の判定値を用意し、こ
れらの判定値に従って判定を行い、ダイアグ信号を出力
するものである。
パレータ240の比較結果がダイアグ制御信号として出
力回路220に入力され、圧力センサ200が故障した
際には出力回路220からダイアグ領域の電位が出力さ
れるように構成されている。これによって、ダイアグ制
御信号用端子を製品外部に出す必要がなくなる。
具体的な回路構成例を図12に示す。 第1のセンサ回
路210は、歪ゲージRa〜Rdで構成されたホイート
ストンブリッジ回路を有するセンシング部211、及び
ホイートストンブリッジ回路の出力信号に対して零点調
整及び感度や零点の温度補償機能を有するアンプ212
を含んで構成されている。出力回路220は、第1のセ
ンサ回路210の出力を受けて製品出力Voutを発生
させるように構成されている。
センサ回路210と同様にセンシング部231とアンプ
232とを有すると共に、アンプ232の出力に基づい
て判定上限値V1と判定下限値V2とを形成する抵抗R
1、R2、R3、R4が含まれて構成されている。
30のセンシング部211、231とアンプ212、2
32は同等のもので構成しても別の方式で構成してもよ
い。
接続された抵抗R1〜R4の分圧によって得られ、判定
上限値V1が製品出力よりもΔVだけ高くなり、判定下
限値V2が製品出力よりもΔVだけ低くなるように各抵
抗値が設定されている。
出力回路220が発生する製品出力Voutと判定上限
値V1及び判定下限値V2とを比較し、この比較結果に
基づいてダイアグ制御信号を発生させるようになってい
る。
出力Voutが判定下限値V2から判定上限値V1の範
囲内の電圧となるときには低電位レベルLを出力し、こ
の範囲外の電圧となるときには高電位レベルHを出力す
る。このウィンドウコンパレータ240の出力がダイア
グ制御信号となって出力回路220に送られるようにな
っている。
たように反転増幅回路で構成される。この反転増幅回路
に使われるオペアンプの回路構成例を図13に示す。こ
の図に示されるオペアンプは、一般的なオペアンプの回
路構成に対して、トランジスタ220aを備えている。
カレントミラー回路が構成され、トランジスタ220c
及び抵抗220eによって基準電流値が決定されると、
抵抗220fの抵抗値に応じた電流がトランジスタ22
0dにも流れるようになっている。
入力端子220gからトランジスタ220h、220i
に対して差動入力が成されると、各端子220b、22
0g間の電位差に基づいてトランジスタ220jとトラ
ンジスタ220kのコレクタ電流値が若干変動する。こ
れにより、トランジスタ220mのコレクタ電流値が変
動すると共に、トランジスタ220nのコレクタ電流値
も変動し、トランジスタ220pに流れるコレクタ電流
値が調整され、電源電圧Vccから抵抗220qによる
電位降下分を差し引いた電位が製品出力Voutから出
力されるという通常のオペアンプ動作を行うようになっ
ている。
し、上述したようにウィンドウコンパレータ240から
ダイアグ制御信号が入力される。そして、製品出力Vo
utが上記範囲外であったときには、ウィンドウコンパ
レータ240からダイアグ制御信号として高電位レベル
Hが上述のオペアンプ回路に入力される。
ペアンプ回路に備えられたトランジスタ220aがオン
し、トランジスタ220pがオフ状態とされるため、製
品出力Voutが電源電圧Vccと同等、つまりダイア
グ領域の電位となり、ダイアグ信号として出力される。
このようにして、圧力センサの故障検出が行えるように
なっている。
検出においては、突発のノイズや第1、第2のセンサ回
路210、220間での過渡信号の時間差等に基づく誤
作動により、一旦故障検出が成されて製品出力としてダ
イアグ信号が出力されると、ウィンドウコンパレータ2
40が正常状態となる製品出力Voutの範囲外となる
ために、ノイズや過渡状態が解消されたのちにもダイア
グ信号を出力し続けてしまうという不具合が発生しう
る。
ンパレータ入力を出力回路入力側とする図14も考えら
れるが、その場合には出力回路220の故障検出ができ
ないという問題がある。
のセンシング部(11)を有し、物理量に応じた出力を
発生させる第1のセンサ回路(10)と、物理量に応じ
た比較値(V1、V2)を形成する比較値形成手段(2
0)と、第1のセンサ回路の出力と比較値とを比較する
比較手段(30)と、比較手段による比較結果をセンサ
回路に供給される電源を介して出力することを特徴とし
ている。
出力できるため、第1のセンサ回路では故障検出結果に
関係なく物理量に応じた出力を発生させることができ
る。従って、比較手段では、故障検出結果とは関係な
く、第1のセンサ回路が発生させる出力と比較値との比
較が行われ、一旦、突発のノイズ等に基づく誤作動が発
生した後においても、確実に第1のセンサ回路の出力を
発生させることができ、故障検出を正確に行うことがで
きる。
段は、第2のセンシング部(21)が含まれ、物理量に
基づいて判定上限値(V1)と判定下限値(V2)を形
成する第2のセンサ回路(20)で構成され、比較手段
は、第1のセンサ回路の出力が判定上限値と判定下限値
との範囲内にあるか否かを判定することを特徴としてい
る。このように、第1のセンサ回路の出力が判定上限値
と判定下限値との範囲内にあるか否かに基づいて故障検
出信号の通知を行うことができる。
では、比較値形成手段は、物理量に基づいた第2のセン
サ回路の出力に対して、電源電圧を印加する電源端子
(1a)との間の複数の直列抵抗によって分圧されてな
る判定上限値(V1)と、GNDに接続されるグランド
端子(1c)との間に複数の直列抵抗によって分圧され
てなる判定下限値(V2)とを出力するようになってい
る。
下限値を別々の回路構成として設ける必要はなく、容易
に比較値を形成できる。
センサ回路に電源電圧(Vcc)を印加する第1端子
(1a)を備え、比較手段による比較結果に基づいて電
流量を変化させる電流制御手段(40)が第1端子に接
続され、第1端子に流れる電流の変化に基づいて故障検
出信号の通知を行うようになっていることを特徴として
いる。
子を備え、この第1端子に流れる電流の変化に基づいて
故障検出を行うようにすれば、端子数や端子接続用のワ
イヤハーネスを増加させることなく、故障検出を行うこ
とができる。
に、第1端子(1a)と、第1のセンサ回路の出力用の
第2端子(1b)と、GNDに接続される第3端子(1
c)の3端子のみで構成することが可能である。
御手段は、比較手段の比較結果に基づいてオン/オフ駆
動される第1素子(42)と第2素子(43、44)と
を有しており、第1のセンサ回路の出力が判定上限値と
判定下限値との範囲内であるとき、第1素子には電流が
流れ、第2素子には電流が流れないように構成されてい
ると共に、第1のセンサ回路の出力が判定上限値と判定
下限値との範囲外であるとき、第1素子には電流が流れ
ず、第2素子には電流が流れるように構成されており、
第1素子に流れる電流と第2素子に流れる電流の変化に
基づいて故障検出信号の通知を行うようになっているこ
とを特徴としている。
じて電流が流れる素子を決めておくことで、第1素子と
第2素子に流れる電流の変化に基づいて故障検出を行う
ことが可能である。なお、第1、第2素子としては例え
ばトランジスタが挙げられ、第2素子をカレントミラー
接続されたトランジスタとしておけば、第1、第2素子
に流れる電流の増加分に基づいて故障検出信号の通知を
行うことが可能である。
項3や請求項9に記載の比較値形成手段において、第2
のセンサ回路の感度の方が第1のセンサ回路の感度より
も高いものとしている。この感度は、圧力などの物理量
の変化に対する出力電圧の変化の割合である。つまり、
圧力に対する出力電圧の傾きが、第1のセンサ回路の出
力よりも第2のセンサ回路の出力の方が大きいというこ
とである。
力特性に対して、判定上限値の特性と判定下限値の特性
とをほぼ平行な値とすることができる。つまり、第1の
センサ回路の感度と判定上限値、判定下限値との感度が
ほぼ同じとすることができ、第1のセンサ回路の出力と
判定上限値と判定下限値との差を物理量の変化範囲にお
いてほぼ一定とすることができ、正確な判定を行うこと
ができる。
サが動作するための電源電圧を供給する機能と、センサ
の出力電圧を監視する機能とを有するセンサ信号処理装
置において、センサに電源電圧を供給する端子より流れ
出す電流に比例する電圧を発生する電流検知手段(5
9、60)と、センサ信号を変換する信号変換手段(6
1)と、信号変換手段からの信号を処理する信号処理手
段(62)とを備え、電流検知手段からの電圧が信号変
換手段によって変換され、信号処理手段に通知された電
圧値にて前記センサの故障を検出するようにしたことを
特徴としている。
る電流を電圧に変換することで、信号処理手段にて容易
に故障の検出を行うことができる。なお、このとき、信
号変換手段を介して信号処理手段へ電圧値を送るように
すれば、電流検知手段から信号処理手段へ信号を伝達す
る手段を別途設ける必要がないので好ましい。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
の一実施形態を適用した圧力センサ1のブロック図を示
す。この図に示すように、本実施形態に示す圧力センサ
1には、従来と同様の構成となるセンシング部が含まれ
た第1のセンサ回路10が備えられており、この第1の
センサ回路10の出力が製品出力Voutとされてい
る。さらに、本実施形態に示す圧力センサ1には、比較
値となる判定上限値V1と判定下限値V2を形成する比
較値形成手段としての第2のセンサ回路20と、判定上
限値V1及び判定下限値V2と製品出力Voutとを比
較する比較手段としてのウィンドウコンパレータ30と
が備えられていると共に、ウィンドウコンパレータ30
の比較結果をダイアグ制御信号とし、このダイアグ制御
信号に応じた量の電流を流す電流制御手段としての電流
制御回路40が備えられている。
的な回路構成例を図2に示す。この図に示されるよう
に、第1のセンサ回路10には、歪ゲージRa〜Rdで
構成されたホイートストンブリッジ回路を有するセンシ
ング部(第1のセンシング部)11、及びホイートスト
ンブリッジ回路の出力信号に対して零点調整及び感度や
零点の温度補償機能を有するアンプ12が備えられてい
る。
センサ回路10と同様に歪ゲージRa’〜Rd’で構成
されたセンシング部(第2のセンシング部)21とアン
プ22とが備えられていると共に、アンプ22の出力に
基づいて判定上限値V1と判定下限値V2とを形成する
抵抗R1、R2、R3、R4が備えられている。
のセンシング部11、21とアンプ12、22は同等の
もので構成しても別の方式で構成してもよい。
接続された抵抗R1〜R4の分圧によって得られ、判定
上限値V1が製品出力VoutよりもΔVだけ高くな
り、判定下限値V2が製品出力VoutよりもΔVだけ
低くなるように各抵抗値が設定されている。なお、ΔV
の設定としては、例えば圧力信号の出力幅4V(=4.
5V−0.5V)に対して5%を見込んだ0.2Vにす
る等が考えられる。
=2・ΔV/Vcc また、このときの第2のセンサ回路20の出力Vou
t’と製品出力Voutとの関係は、次式で表される。
(Vcc/2)/(R2/R1) このため、Vout≠Vout’となる。
図3を用いて説明する。このVout’は判定上限値V
1と判定下限値V2とを生成するための基準電圧とな
る。上限値V1=(Vcc−Vout’)・R1/(R
1+R2)、下限値V2=Vout’・R3/(R3+
R4)となり、Vout’は圧力の増加に伴って増加す
る値であるため、図3に示すように、圧力が低いときは
Vout’と上限値V1とは差が大きく、またVou
t’と下限値V2とは差が小さい。また、圧力が大きい
ときはその逆の状態となる。つまり、製品出力Vout
がVout’と同じである場合、判定するための上限
値、下限値が印加圧力によって変動してしまうことにな
る。
Voutの出力特性とは異なるようにし、判定上限値V
1の特性と判定下限値V2の特性とが製品出力Vout
とほぼ同じ感度になるようにしたものである。また、図
3に示すように、上限判定値V1の特性線と下限判定値
V2の特性線とは、製品出力Voutの特性線に対して
平行となる。実際に上記関係を満たすためには、第2の
センサ回路20の出力Vout’の感度を製品出力Vo
utの感度よりも高いものとする必要がある。
定上限値V1と製品出力Voutとの大小比較を行う第
1のコンパレータ31、判定下限値V2と製品出力Vo
utとの大小比較を行う第2のコンパレータ32、第
1、第2のコンパレータ31、32の比較結果が入力さ
れる第1のAND回路33、第1、第2のコンパレータ
31、32の比較結果を反転させた信号が入力される第
2のAND回路34、第1、第2のAND回路33、3
4の出力が入力されるOR回路35とを有して構成され
ている。これらのうちのOR回路35の出力がダイアグ
制御信号とされる。
力Voutが判定下限値V2から判定上限値V1の範囲
内の電圧となるときには低電位レベルLを出力し、この
範囲外の電圧となるときには高電位レベルHを出力する
ようになっている。なお、ウィンドウコンパレータ30
の入力についている抵抗36とコンデンサ37はフィル
タを形成している。
cが印加される端子とGNDに接続される端子との間に
備えられている。この電流制御回路40は、ダイアグ制
御信号を反転させるNOT回路41、NOT回路41の
出力電流を電圧に変換する分割抵抗R5、R6、分割抵
抗R5、R6の中間電圧に基づいて駆動される第1のト
ランジスタ42、第2のトランジスタ43及びn個のト
ランジスタで構成された第3のトランジスタ44とから
なるカレントミラー回路45、第1、第2のトランジス
タ42、43のコレクタに接続された抵抗R7とを有し
て構成されている。これらのうち第1のトランジスタ4
1が第1素子に相当し、第2のトランジスタ43及び第
3のトランジスタ44が第2素子に相当する。
検出は以下のように行われる。
いる時(以下、正常時という)には、製品出力Vout
が判定下限値V2から判定上限値V1の範囲内の電圧と
なるため、ウィンドウコンパレータ30から低電位レベ
ルLが出力される。このため、ダイアグ制御信号として
低電位レベルLが電流制御回路40に入力される。
NOT回路41によってダイアグ制御信号が反転される
ため、第1のトランジスタ42がオン状態となる。この
ため、第2、第3のトランジスタ43、44がオフ状態
とされ、電流制御回路40内での消費電流はほぼ抵抗R
7に流れる電流I1によるものと言える。このときの電
流I1をI1’と定義すると、I1’は以下のように表
される。
Vcc/R7 これに対し、製品出力Voutが正常に得られていない
時(以下、異常時という)には、製品出力Voutが判
定下限値V2から判定上限値V1の範囲外の電圧となる
ため、ウィンドウコンパレータ30から高電位レベルH
が出力され、ダイアグ制御信号として高電位レベルHが
電流制御回路40に入力される。
制御信号が反転され、第1のトランジスタ42がオフ状
態になり、逆に、第2、第3のトランジスタ43、44
がオン状態になる。このとき、電流I1は以下のように
表される。
−0.7)/R7 また、第3のトランジスタ44に流れる電流I2がカレ
ントミラー回路45のカレントミラー比によって決定さ
れ、電流I2=nI1となることから、電流制御回路4
0内での消費電流はI1+I2=(n+1)I1とな
る。
の大きさを比較すると、異常時にはI1+I2−I1’
(=(n+1)I1−I1’)分、消費電流が増えるこ
とになる。この様子を図4に示す。なお、この場合、他
の回路部分での消費電流の変化も発生し得るが、無視で
きる程度である。
費電流の変化を検出することで、圧力センサ1の故障検
出を行うことが可能となる。図5に、圧力センサ1が接
続されるECU50の回路構成例を示す。
れる端子1a、製品出力Voutを出力する端子1b、
GNDに接続される端子1cの3端子が備えられてお
り、これら3つの端子1a〜1cがコネクタ51、52
及びワイヤハーネス53を介してECU50に接続され
る。
ている電源回路54が備えられている。この電源回路5
4には、所定電圧を発生させる定電圧回路55と、電源
回路54の出力(すなわち電源電圧Vccとなる部位)
と定電圧回路55が発生させる所定電圧とがそれぞれ反
転入力端子と非反転入力端子とに入力されるオペアンプ
56、オペアンプ56の出力に接続された第4のトラン
ジスタ57とn個のトランジスタからなる第5のトラン
ジスタ58とからなるカレントミラー回路59、第4の
トランジスタ57に直列接続された電流モニタ用抵抗6
0が備えられている。この電流モニタ用抵抗60には、
抵抗温度係数(TCR)がほぼ零のものを用いること
で、広い温度範囲で正確な電流モニタが可能となる。ま
た、抵抗69とコンデンサ70はVccラインからのノ
イズ除去フィルタを形成している。抵抗71とコンデン
サ72も同様である。
費電流の変化によって第5のトランジスタ58に流れる
電流量が変化すると、この変化量に応じて第4のトラン
ジスタ57及び電流モニタ用抵抗60に流れる電流量も
変化し、第4のトランジスタ57と電流モニタ用抵抗6
0との間の電位Vsが変化するようになっている。
備えられていると共に、A/D変換器61からの情報を
受け取るCPU62が備えられている。A/D変換器6
1には複数のチャンネル(CH0〜CHn)が備えられ
ており、そのうちの1つのチャンネルCHmには抵抗6
3及びコンデンサ64からなるフィルタ回路を介して製
品出力Voutが入力され、もう1つのチャンネルCH
m+1には抵抗65及びコンデンサ66からなるフィル
タ回路を介して電位Vsが入力されるようになってい
る。つまり、圧力センサ1の故障は、A/D変換器61
のうち圧力センサ1が発生させた製品出力Voutと対
応するチャンネルとは異なるチャンネルでの電圧変化と
してCPU62側に通知されるようになっている。
が入力されるラインとGNDに接続されるラインとの間
を連結するようにプルダウン抵抗67が備えられている
が、このプルダウン抵抗67は従来と同様の役割を果た
すものである。
内の電流制御回路40での消費電流がA/D変換器61
を介してCPU62に送られるため、CPU62では消
費電流の変化が大きく変化するとき、すなわちA/D変
換器61から送られてくる電圧が大きく変化するときを
例えば所定のしきい値電圧との比較によって検出するこ
とで、圧力センサ1の故障検出を行うことができる。
動作状態や温度によっても変化するし、個々の製品ごと
にもばらつくので、それらを考慮して正常時と異常時の
消費電流差を設定しておく必要がある。
力に応じた製品出力Voutを発生させる第1のセンサ
回路10に加えて、第1のセンサ回路10の出力の比較
電圧(判定上限値V1、判定下限値V2)を形成する第
2のセンサ回路20や第1のセンサ回路10の出力が正
常であるか否かを判定するウィンドウコンパレータ30
を備え、さらに、ウィンドウコンパレータ30の判定結
果を電流制御回路40の消費電流の変化によって故障検
出を行うようにしている。
化を、電源電圧Vccに接続される端子1aに流れる電
流に基づいて検出している。このため、製品出力Vou
tに用いられる端子1bとは異なる端子を用いて故障検
出を行うことが可能となり、故障検出が成された時にも
製品出力Voutを出力することができる。
は、故障検出結果とは関係なく、第1のセンサ回路10
が発生させる製品出力Voutと第2のセンサ回路20
が形成する比較電圧との比較が行われ、一旦、突発のノ
イズや第1、第2のセンサ回路10、20間での過渡信
号の時間差等に基づく誤作動が発生した後においても、
確実に正常状態に復帰することができる。これにより、
圧力センサ1の故障検出を正確に行うことができる。
0における消費電流の変化を、圧力センサ1に電源電圧
Vccを印加する端子1aに流れる電流に基づいて検出
していることから、消費電流変化検出用に新たな端子を
設ける必要がない。このため、従来と同様に圧力センサ
1とECU50との接続を3端子によって行うことがで
きる。
や配線スペース等の問題、さらには接続箇所増加に伴う
信頼性低下等の問題があり、ワイヤハーネスの数は今後
減らされるべき方向にある。このため、上記のように圧
力センサ1とECU50との接続箇所を増加させずに圧
力センサ1の故障検出を行えれば、これらの問題に対し
ても有効である。
ンサ1を例に回路構成を示したが、その他の物理量検出
装置、例えば加速度センサに適用することもできる。ま
た、第1のセンサ回路と第2のセンサ回路で同一のセン
シング素子を共用する図6のような構成も考えられる。
この場合、センシング素子211の故障検出はできず、
AMP212の故障検出のみ可能となる。
構成を示すブロック図である。
を示す図である。
outおよびVout’の関係を説明するための図であ
る。
図である。
を示す図である。
センシング素子を共用する場合を示した図である。
図である。
図である。
関係を示した図である。
示すブロック図である。
示すブロック図である。
例を示す図である。
な回路構成を示す図である。
側とする場合を示した図である。
のセンサ回路、30…ウィンドウコンパレータ、40…
電流制御回路、50…ECU。
Claims (11)
- 【請求項1】 第1のセンシング部(11)を有し、物
理量に応じた出力を発生させる第1のセンサ回路(1
0)と、 前記物理量に応じた比較値(V1、V2)を形成する比
較値形成手段(20)と、 前記第1のセンサ回路の出力と前記比較値とを比較する
比較手段(30)と、 前記比較手段による比較結果に基づいて故障検出信号の
通知を行うようになっていることを特徴とする物理量検
出装置。 - 【請求項2】 前記比較値形成手段は、第2のセンシン
グ部(21)が含まれ、前記物理量に基づいて判定上限
値(V1)と判定下限値(V2)を形成する第2のセン
サ回路(20)であり、 前記比較手段は、前記第1のセンサ回路の出力が前記判
定上限値と前記判定下限値との範囲内にあるか否かを判
定するようになっていることを特徴とする請求項1に記
載の物理量検出装置。 - 【請求項3】 前記比較値形成手段は、前記物理量に基
づいた第2のセンサ回路の出力に対して、電源電圧を印
加する電源端子(1a)との間の複数の直列抵抗によっ
て分圧されてなる判定上限値(V1)と、GNDに接続
されるグランド端子(1c)との間に複数の直列抵抗に
よって分圧されてなる判定下限値(V2)とを出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の物理量検出装置。 - 【請求項4】 前記第1のセンサ回路に電源電圧(Vc
c)を印加する第1端子(1a)を備え、 前記比較手段による比較結果に基づいて電流量を変化さ
せる電流制御手段(40)が前記第1端子に接続され、
前記第1端子に流れる電流の変化に基づいて前記故障検
出信号の通知を行うようになっていることを特徴とする
請求項1乃至3のいずれか1つに記載の物理量検出装
置。 - 【請求項5】 前記第1端子(1a)と、前記第1のセ
ンサ回路の出力用の第2端子(1b)と、GNDに接続
される第3端子(1c)の3端子のみが備えられている
ことを特徴とする請求項4に記載の物理量検出装置。 - 【請求項6】 前記電流制御手段は、前記比較手段の比
較結果に基づいてオン/オフ駆動される第1素子(4
2)と第2素子(43、44)とを有しており、 前記第1のセンサ回路の出力が前記判定上限値と前記判
定下限値との範囲内であるとき、前記第1素子には電流
が流れ、前記第2素子には電流が流れないように構成さ
れていると共に、 前記第1のセンサ回路の出力が前記判定上限値と前記判
定下限値との範囲外であるとき、前記第1素子には電流
が流れず、前記第2素子には電流が流れるように構成さ
れており、 前記第1素子に流れる電流と前記第2素子に流れる電流
の変化に基づいて前記故障検出信号の通知を行うように
なっていることを特徴とする請求項4又は5に記載の物
理量検出装置。 - 【請求項7】 第1のセンシング部(11)を有し、物
理量に応じた出力を発生させる第1のセンサ回路(1
0)と、 前記物理量に応じた比較値(V1、V2)を形成する比
較値形成手段(20)と、 前記第1のセンサ回路の出力と前記比較値とを比較する
比較手段(30)と、 前記比較手段による比較結果を、前記センサ回路に供給
される電源を介して出力することを特徴とする物理量検
出装置。 - 【請求項8】 前記第1のセンサ回路に電源電圧(Vc
c)を印加する第1端子(1a)を備え、 前記比較手段による比較結果に基づいて電流量を変化さ
せる電流制御手段(40)が前記第1端子に接続され、
前記第1端子に流れる電流の変化に基づいて前記故障検
出信号の通知を行うようになっていることを特徴とする
請求項7に記載の物理量検出装置。 - 【請求項9】 前記比較値形成手段は、第2のセンシン
グ部(21)が含まれ、前記物理量に基づいて判定上限
値(V1)と判定下限値(V2)を形成する第2のセン
サ回路(20)であり、 前記比較値形成手段は、前記物理量に基づいた第2のセ
ンサ回路の出力に対して、電源電圧を印加する電源端子
(1a)との間の複数の直列抵抗によって分圧されてな
る判定上限値(V1)と、GNDに接続されるグランド
端子(1c)との間に複数の直列抵抗によって分圧され
てなる判定下限値(V2)とを出力することを特徴とす
る請求項7又は8に記載の物理量検出装置。 - 【請求項10】 前記第2のセンサ回路の感度の方が前
記第1のセンサ回路の感度よりも高いものであることを
特徴とする請求項3又は9に記載の物理量検出装置。 - 【請求項11】 センサが動作するための電源電圧を供
給する機能と、前記センサの出力電圧を監視する機能と
を有するセンサ信号処理装置において、 前記センサに電源電圧を供給する端子より流れ出す電流
に比例する電圧を発生する電流検知手段(59、60)
と、 センサ信号を変換する信号変換手段(61)と、 前記信号変換手段からの信号を処理する信号処理手段
(62)とを備え、 前記電流検知手段からの電圧が前記信号変換手段によっ
て変換され、前記信号処理手段に通知された前記電圧値
にて前記センサの故障を検出するようにしたセンサ信号
処理装置。
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