JPH0527853A - 高圧電源制御装置 - Google Patents

高圧電源制御装置

Info

Publication number
JPH0527853A
JPH0527853A JP3156621A JP15662191A JPH0527853A JP H0527853 A JPH0527853 A JP H0527853A JP 3156621 A JP3156621 A JP 3156621A JP 15662191 A JP15662191 A JP 15662191A JP H0527853 A JPH0527853 A JP H0527853A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
reference value
adder
output
high voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3156621A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2749215B2 (ja
Inventor
Juntaro Oku
淳太郎 奥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Electric Co Ltd
Priority to JP3156621A priority Critical patent/JP2749215B2/ja
Priority to US07/903,515 priority patent/US5255177A/en
Priority to EP92110793A priority patent/EP0520480B1/en
Priority to KR1019920011276A priority patent/KR960007512B1/ko
Priority to DE69215767T priority patent/DE69215767T2/de
Publication of JPH0527853A publication Critical patent/JPH0527853A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2749215B2 publication Critical patent/JP2749215B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M3/00Conversion of dc power input into dc power output
    • H02M3/22Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac
    • H02M3/24Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters
    • H02M3/28Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac
    • H02M3/325Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal
    • H02M3/335Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only
    • H02M3/33507Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of the output voltage or current, e.g. flyback converters
    • H02M3/33515Conversion of dc power input into dc power output with intermediate conversion into ac by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode to produce the intermediate ac using devices of a triode or a transistor type requiring continuous application of a control signal using semiconductor devices only with automatic control of the output voltage or current, e.g. flyback converters with digital control

Abstract

(57)【要約】 【目的】入力側のA/D変換器の精度を出力側の精度近
くまで上げても出力が不安定となることはない。 【構成】A/D変換器からのデジタル値を反転回路51
を介して第1の加算器52に供給する。第1の加算器に
はまた基準値が入力される。第1の加算器からはデジタ
ル値と基準値との差が8ビットデータとしてシフトレジ
スタ53に供給される。シフトレジスタ53は差のデー
タを1右シフトにより1/2にし、アンドゲート58及
びオアゲート59を介して第2の加算器54に供給す
る。第2の加算器にはまたフィードバック値が入力さ
れ、第2の加算器はフィードバック値とアンドゲート及
びオアゲートからのデータを加算し、その加算値をセレ
クタ57を介して出力しスイッチングデューティを決定
するデータとしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば複写機やレーザ
プリンタ等において感光体を有する電子写真機構部に使
用される高圧電源制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やレーザプリンタ等に使用される
電子写真機構部は、例えば感光体ドラムを備え、この感
光体ドラムの感光体を帯電部で帯電させた後露光部で露
光して感光体上に靜電潜像を形成し、その靜電潜像に対
して現像部にてトナーを付着させ、そのトナー像を転写
部にて転写用紙に転写させるようになっている。
【0003】このような電子写真機構部においては、帯
電部における帯電チャージャや現像部における現像スリ
ーブや転写部における転写チャージャにそれぞれ高電圧
を印加させるため高圧電源制御装置が設けられている。
【0004】従来、このような高圧電源制御装置として
は、図3に示すものが知られている。これはスイッチン
グトランジスタ1のスイッチング動作により帯電用高圧
トランス2に高電圧を発生させその高電圧を帯電チャー
ジャ3に印加させ、またスイッチングトランジスタ4の
スイッチング動作により転写用高圧トランス5に高電圧
を発生させその高電圧を転写チャージャ6に印加させ、
さらにスイッチングトランジスタ7のスイッチング動作
によりバイアス用高圧トランス8に高電圧を発生させそ
の高電圧を現像スリーブ9に印加させるようにしてい
る。
【0005】前記各スイッチングトランジスタ1,4,
7はそれぞれ帯電用PWM(パルス幅変調)制御部1
0、転写用PWM制御部11、バイアス用PWM制御部
12からのパルス信号によってスイッチング制御される
ようになっている。
【0006】また前記各高圧トランス2,5,8に発生
する高電圧変化をそれぞれモニタ電圧検出回路13,1
4,15でモニタし、そのモニタ出力をそれぞれ帯電用
A/D(アナログ/デジタル)変換器16、転写用A/
D変換器17、バイアス用A/D変換器18でA/D変
換した後前記帯電用PWM制御部10、転写用PWM制
御部11、バイアス用PWM制御部12に供給するよう
になっている。
【0007】前記帯電用PWM制御部10、転写用PW
M制御部11、バイアス用PWM制御部12にはまたマ
イクロプロセッサ19から帯電ON信号と帯電基準値、
転写ON信号と転写基準値、バイアスON信号とバイア
ス基準値がそれぞれ入力されるようになっている。
【0008】前記各PWM制御部10〜12は図4に示
すように演算部31、モニタ電圧基準値設定部32、周
波数基準値設定部33、基準クロック発生器34、この
基準クロック発生器34からの基準クロックをカウント
する基準カウンタ35、前記演算部31の出力をラッチ
するラッチ回路36、コンパレータ37,38、フリッ
プフロップ(F/F)39及びタイミングコントローラ
40を設け、前記演算部31にA/D変換器16〜18
からのモニタ電圧のデジタル値を入力するとともにモニ
タ電圧基準値設定部32のモニタ電圧基準値を入力して
いる。なお、モニタ電圧基準値設定部32に対するモニ
タ電圧基準値(帯電基準値、転写基準値、バイアス基準
値)の設定はマイクロプロセッサ19により行われるよ
うになっている。
【0009】前記演算部31は入力されるデジタル値と
モニタ電圧基準値とを比較演算しその差分の加減算され
た演算出力値をラッチ回路36に供給するようになって
いる。そしてラッチ回路36がラッチした出力値をコン
パレータ38に供給すると共に前記演算部31にフィー
ドバック値として供給している。
【0010】このPWM制御部10〜12は、コンパレ
ータ37にて周波数基準値設定部33からの周波数基準
値と基準カウンタ35のカウント値を比較し、カウント
値が周波数基準値に一致するとコンパレータ37の出力
がアクティブとなってフリップフロップ39をONす
る。また基準カウンタ35はこのときクリアされる。こ
れによりフリップフロップ39からの出力、すなわちP
WM制御部10〜12の出力がハイレベルとなる。
【0011】またコンパレータ38にてラッチ回路36
からの演算出力値と基準カウンタ35のカウント値を比
較し、カウント値が演算出力値に一致するとコンパレー
タ38の出力がアクティブとなってフリップフロップ3
9をOFFする。これによりフリップフロップ39から
の出力、すなわちPWM制御部10〜12の出力がロー
レベルとなる。すなわち演算部31からの演算出力値は
前記スイッチングトランジスタ1,4,7のスイッチン
グデューティ比を決めている。
【0012】なお、タイミング・コントローラ40はマ
イクロプロセッサ19からのON信号を入力してA/D
変換器16〜18の動作タイミング及び演算部31の動
作タイミングを決めている。
【0013】なお、図5は前記スイッチングトランジス
タ1,4,7、高圧トランス2,5,8、モニタ電圧検
出回路13〜15からなる具体的回路の一例で、この回
路は定電流制御方式を使用したものである。
【0014】前記演算部31は図6に示すように、反転
回路41、第1、第2の加算器42,43、「01H」
及び「FEH」のデータ発生回路44、コンパレータ4
5及びセレクタ46で構成され、前記A/D変換器16
〜18からのデジタル値を反転回路41を介して第1の
加算器42に供給している。第1の加算器42にはまた
前記モニタ電圧基準値設定部32からの基準値が入力さ
れるようになっている。第1の加算器42からは8ビッ
トのデータが出力され、その内の7ビットをアンドゲー
ト47に供給し1ビットをオアゲート48に供給してい
る。
【0015】「01H」及び「FEH」のデータ発生回
路44は前記タイミング・コントローラ40に制御さ
れ、A/D変換器16〜18からのデジタル値が基準値
と一致するまでは「01H」データを出力し、デジタル
値が基準値を越えると「FEH」データを出力し、その
データを前記アンドゲート47及びオアゲート48に供
給している。
【0016】アンドゲート47及びオアゲート48の出
力を第2の加算器43に供給している。第2の加算器4
3にはまた前記ラッチ回路36からのフィードバック値
が入力されている。
【0017】第2の加算器43はフィードバック値と前
記アンドゲート47及びオアゲート48からのデータを
加算し、その加算値をセレクタ46及びコンパレータ4
5に供給している。セレクタ46及びコンパレータ45
にはまた前記周波数基準値設定部33からの周波数基準
値が入力されている。
【0018】コンパレータ45は加算値と周波数基準値
を比較し、加算値が周波数基準値になるまではセレクタ
46に加算値を選択させる信号を出力し、また加算値が
周波数基準値以上になるとセレクタ46に周波数基準値
を選択させる信号を出力するようになっている。前記各
加算器42,43は加算結果が負になるとキャリー端子
CAからの信号をローレベルにしセレクタ46のイネーブ
ル状態を解除するようになっている。
【0019】例えば出力ON直後はラッチ回路36から
のフィードバック値及びA/D変換器16〜18からの
デジタル値はゼロで、タイミングコントローラ40はデ
ータ発生回路44の「01H」データを選択する。これ
により第2の加算器43の一方の入力は「01H」とな
る。こうしてフィードバック動作が行われる毎に第2の
加算器43によりフィードバック値が+1され、スイッ
チングトランジスタのデューティ比が+1クロックさ
れ、高圧トランス2,5,8の出力が徐々に増加する。
そしてA/D変換器16〜18からのデジタル値が基準
値を越えると、タイミングコントローラ40はデータ発
生回路44の「FEH」データを選択する。その後はデ
ジタル値と基準値の差分に応じ、デジタル値>基準値の
ときはその差分スイッチングトランジスタのデューティ
比が減少し、デジタル値<基準値のときはその差分スイ
ッチングトランジスタのデューティ比が増加する。
【0020】例えば高圧トランスからの出力変化につい
て示すと図7に示すようになる。この図7はA/D変換
器の1LSBが100V、スイッチングトランジスタの
デューティの1クロック分で出力が100V変動する場
合を示している。
【0021】出力変動に対して1回のフィードバック動
作で5KV±50V(±1/2LSB)に制御される。
このとき基準値は5KV/100V=50、すなわち3
2(H)で6ビットのA/D変換器16〜18が必要と
なり、スイッチング周期25μs(40KHz)で0.2
%(50ns)のデューティ変動で出力が100V変動す
ると、基準カウンタ35は12.5μs/50ns=25
0(最大デューティを50%として半周期ずつカウンタ
を回す。)で8ビットが必要となる。
【0022】すなわち入力側であるA/D変換器16〜
18のビット数に対し、出力側である基準カウンタ35
のビット数が多く、またこのような系においてはフィー
ドバック動作のスピードは要求されず、低速のA/D変
換器で十分なのに対して基準クロック発生器34、基準
カウンタ35は高速のものが必要となる。一方、出力の
変動幅±50Vはチャージ負荷では十分である。
【0023】但し、ユニット間のバラツキをできるだけ
小さくするためには入力側A/D変換器16〜18のビ
ット数は多いほうがよい。汎用のA/D変換器の場合、
±1/2LSBのバラツキがあり、前記の例ではユニッ
ト間で出力電圧の平均値に±50Vの差が生じる。これ
を小さくするためにはA/D変換器のビット数を増や
し、例えば1LSBを50Vにすればユニット間のバラ
ツキは±25Vとなる。このときの高圧トランスからの
出力変化について示すと図8に示すようになる。入力の
分解能に対して出力の分解能が2倍と高いため、フィー
ドバック動作時に出力が10V多く振られただけで出力
はさらに大きく振れてしまう。逆に振られが小さくなる
ためには、フィードバック動作時に出力が50Vも小さ
く振れなければならない。これを避けるためには出力の
分解能も上げる必要があるが、これは困難である。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】このように従来におい
ては、入力精度及び系全体のスピードに対して出力の精
度が高く、スピードが早いため、ユニット間のバラツキ
を小さくしようとした場合、出力が不安定となったり、
それを避けると制御回路が非常に高価となる問題があっ
た。
【0025】そこで本発明は、入力側のA/D変換器の
精度を出力側の精度近くまで上げても出力が不安定とな
ることがなく、従って入力側のA/D変換器の精度を上
げることができ、これによりユニット間のバラツキを小
さくできるとともに経済性を向上できる高圧電源制御装
置を提供しようとするものである。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、高圧トランス
を設け、スイッチング手段のスイッチング動作により高
圧トランスに高電圧を発生させ負荷に印加させる高圧電
源制御装置において、高圧トランスに発生する高電圧変
化をモニタするモニタ電圧検出回路と、このモニタ電圧
検出回路からのモニタ電圧をデジタル値に変換するアナ
ログ/デジタル変換器と、このアナログ/デジタル変換
器からのデジタル値と予め設定された基準値との差を算
出する演算手段と、この演算手段からの差を除算する除
算手段と、この除算手段にて除算された差に応じてアナ
ログ/デジタル変換器からのデジタル値が基準値に一致
するようにスイッチング手段をスイッチング動作させる
デューティ比を制御する出力制御手段を設けたものであ
る。
【0027】
【作用】アナログ/デジタル変換器からのデジタル値と
予め設定された基準値との差が演算手段で算出され、そ
の差が除算手段にて除算される。そして除算された差に
応じてアナログ/デジタル変換器からのデジタル値が基
準値に一致するようにスイッチング動作させるデューテ
ィ比が制御される。従ってアナログ/デジタル変換器の
精度を上げても出力側の精度を上げる必要はない。
【0028】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。なお、本実施例において使用される回路は図3
及び図4と同じであり、異なる点は演算部のみである。
従って本実施例では演算部の構成のみについて述べる。
【0029】演算部は、図1に示すように反転回路5
1、演算手段としての第1の加算器52、除算手段とし
てのシフトレジスタ53、第2の加算器54、「01
H」及び「FEH」のデータ発生回路55、コンパレー
タ56及びセレクタ57で構成されている。
【0030】そして図4に示すA/D変換器16〜18
からのデジタル値を前記反転回路51を介して前記第1
の加算器52に供給している。前記第1の加算器52に
はまた図4に示すモニタ電圧基準値設定部32から基準
値が入力されている。
【0031】前記第1の加算器52からは8ビットのデ
ータが出力され前記シフトレジスタ53に供給されてい
る。そして前記シフトレジスタ53から8ビットのデー
タが出力され、その内の7ビットをアンドゲート58に
供給し1ビットをオアゲート59に供給している。
【0032】前記データ発生回路55は図4に示すタイ
ミング・コントローラ40に制御され、A/D変換器1
6〜18からのデジタル値がモニタ電圧基準値設定部3
2からの基準値と一致するまでは「01H」データを出
力し、デジタル値が基準値を越えると「FEH」データ
を出力し、そのデータを前記アンドゲート58及びオア
ゲート59に供給するようになっている。
【0033】前記アンドゲート58及びオアゲート59
の出力を前記第2の加算器54に供給している。前記第
2の加算器54にはまた図4に示すラッチ回路36から
のフィードバック値が入力されるようになっている。
【0034】前記第2の加算器54はフィードバック値
と前記アンドゲート58及びオアゲート59からのデー
タを加算し、その加算値を前記セレクタ57及びコンパ
レータ56に供給している。前記セレクタ57及びコン
パレータ56にはまた図4に示す周波数基準値設定部3
3からの周波数基準値が入力されている。
【0035】前記コンパレータ56は加算値と周波数基
準値を比較し、加算値が周波数基準値になるまでは前記
セレクタ57に加算値を選択させる信号を出力し、また
加算値が周波数基準値以上になると前記セレクタ57に
周波数基準値を選択させる信号を出力するようになって
いる。
【0036】前記各加算器52,54は加算結果が負に
なるとキャリー端子CAからの信号をローレベルにしオア
ゲート60を介して前記セレクタ57のイネーブル状態
を解除するようになっている。これによりセレクタ57
は演算出力値をゼロにするようになっている。
【0037】このような構成の演算部においては、出力
ON直後はフィードバック値及びデジタル値はゼロで、
タイミングコントローラ40はデータ発生回路55の
「01H」データを選択する。これにより第2の加算器
54の一方の入力は「01H」となる。こうしてフィー
ドバック動作が行われる毎に第2の加算器54によりフ
ィードバック値が+1され、スイッチングトランジスタ
のデューティ比が+1クロックされ、高圧トランスの出
力が徐々に増加する。そしてA/D変換器16〜18か
らのデジタル値が基準値を越えると、タイミングコント
ローラ40はデータ発生回路55の「FEH」データを
選択する。その後はデジタル値と基準値の差分に応じ、
デジタル値>基準値のときはその差がシフトレジスタ5
3に入力され、シフトレジスタ53からはその差の1右
シフト分、すなわち差の1/2分、スイッチングトラン
ジスタのデューティ比が減少し、デジタル値<基準値の
ときはその差がシフトレジスタ53に入力され、シフト
レジスタ53からはその差の1右シフト分、すなわち差
の1/2分、スイッチングトランジスタのデューティ比
が増加する。
【0038】このときの高圧トランスからの出力変化に
ついて示すと図2に示すようになる。この図2はA/D
変換器の1LSBが50V、スイッチングトランジスタ
のデューティの1クロック分で出力が100V変動する
場合を示している。
【0039】出力変動に対して1回のフィードバック動
作で5KV+75V−25V(+1・1/2−1/2L
SB)に制御される。このとき基準値は5KV/50V
=100、すなわち64(H)で7ビットのA/D変換
器が必要となり、基準クロック発生器34は50ns、
基準カウンタ35は8ビットとなっている。
【0040】出力の変動幅+75V、−25V(幅とし
ては±50Vと同じ)のままで、入力側、すなわちA/
D変換器の精度のみを2倍に上げ、ユニット間のバラツ
キは±25Vと半分になる。
【0041】このようにA/D変換器の精度を出力側の
精度近くまで上げても出力が不安定となることがない。
そしてユニット間のバラツキを小さくでき、また制御回
路として高価なものを使用する必要がなく経済性を向上
できる。
【0042】なお、前記実施例では除算手段としてシフ
トレジスタを使用してデジタル値と基準値との差を1/
2にするものについて述べたが必ずしもこれに限定され
るものではなく、例えばA/D変換器を8ビットとし、
1LSBを25Vにして、デジタル値と基準値との差を
1/4にした値に応じてスイッチングトランジスタのデ
ューティを増減制御してもよい。このようにすれば出力
の変動幅は+87.5V、−12.5Vでユニット間の
バラツキはさらに縮小され±12.5Vとなる。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、入
力側のA/D変換器の精度を出力側の精度近くまで上げ
ても出力が不安定となることがなく、従って入力側のA
/D変換器の精度を上げることができ、これによりユニ
ット間のバラツキを小さくできるとともに経済性を向上
できる高圧電源制御装置を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す演算部のブロック図。
【図2】同実施例における出力変動幅を示すグラフ。
【図3】高圧電源制御装置の全体ブロック図。
【図4】図3におけるPWM制御部の構成を示すブロッ
ク図。
【図5】図3におけるスイッチングトランジスタ、高圧
トランス及びモニタ電圧検出回路の具体回路例を示す回
路図。
【図6】演算部の従来例を示すブロック図。
【図7】同従来例による出力変動を示すグラフ。
【図8】同従来例による出力変動を示すグラフ。
【符号の説明】
1,4,7…スイッチングトランジスタ、2,5,8…
高圧トランス、10〜12…PWM制御部、13〜15
…モニタ電圧検出回路、16〜18…A/D変換器、3
2…モニタ電圧基準値設定部、52…第1の加算器(演
算手段)、53…シフトレジスタ(除算手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 高圧トランスを設け、スイッチング手段
    のスイッチング動作により前記高圧トランスに高電圧を
    発生させ負荷に印加させる高圧電源制御装置において、
    前記高圧トランスに発生する高電圧変化をモニタするモ
    ニタ電圧検出回路と、このモニタ電圧検出回路からのモ
    ニタ電圧をデジタル値に変換するアナログ/デジタル変
    換器と、このアナログ/デジタル変換器からのデジタル
    値と予め設定された基準値との差を算出する演算手段
    と、この演算手段からの差を除算する除算手段と、この
    除算手段にて除算された差に応じて前記アナログ/デジ
    タル変換器からのデジタル値が基準値に一致するように
    前記スイッチング手段をスイッチング動作させるデュー
    ティ比を制御する出力制御手段を設けたことを特徴とす
    る高圧電源制御装置。
JP3156621A 1991-06-27 1991-06-27 高圧電源制御装置 Expired - Lifetime JP2749215B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3156621A JP2749215B2 (ja) 1991-06-27 1991-06-27 高圧電源制御装置
US07/903,515 US5255177A (en) 1991-06-27 1992-06-24 High-voltage power source control device
EP92110793A EP0520480B1 (en) 1991-06-27 1992-06-26 High-voltage power source control device
KR1019920011276A KR960007512B1 (ko) 1991-06-27 1992-06-26 고압전원 제어장치
DE69215767T DE69215767T2 (de) 1991-06-27 1992-06-26 Steuergerät einer Hochspannungsleistungsquelle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3156621A JP2749215B2 (ja) 1991-06-27 1991-06-27 高圧電源制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0527853A true JPH0527853A (ja) 1993-02-05
JP2749215B2 JP2749215B2 (ja) 1998-05-13

Family

ID=15631717

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3156621A Expired - Lifetime JP2749215B2 (ja) 1991-06-27 1991-06-27 高圧電源制御装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5255177A (ja)
EP (1) EP0520480B1 (ja)
JP (1) JP2749215B2 (ja)
KR (1) KR960007512B1 (ja)
DE (1) DE69215767T2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997050165A1 (fr) 1996-06-24 1997-12-31 Tdk Corporation Unite de commutation de puissance

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3970919A (en) * 1975-06-19 1976-07-20 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Regulating digital power supply
US4595976A (en) * 1984-12-27 1986-06-17 Sundstrand Corporation Inverter control
US4686340A (en) * 1985-04-17 1987-08-11 Sanyo Electric Co., Ltd. Induction heating apparatus with unsuitable load detecting circuit
US4825028A (en) * 1987-12-28 1989-04-25 General Electric Company Magnetron with microprocessor power control
JP2707465B2 (ja) * 1989-06-29 1998-01-28 スタンレー電気株式会社 インバータ装置
US5047910A (en) * 1990-07-09 1991-09-10 Teledyne Inet Ideal sinusoidal voltage waveform synthesis control system
JP2610362B2 (ja) * 1990-07-27 1997-05-14 株式会社テック 高圧電源制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP0520480A3 (en) 1993-02-24
EP0520480A2 (en) 1992-12-30
KR960007512B1 (ko) 1996-06-05
EP0520480B1 (en) 1996-12-11
JP2749215B2 (ja) 1998-05-13
US5255177A (en) 1993-10-19
DE69215767D1 (de) 1997-01-23
DE69215767T2 (de) 1997-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2610362B2 (ja) 高圧電源制御装置
EP0531168B1 (en) Self calibrating PWM
JP2009038892A (ja) 圧電トランス方式高圧電源装置および画像形成装置
JP2749215B2 (ja) 高圧電源制御装置
JP2690409B2 (ja) 高圧電源制御装置
JP3563816B2 (ja) スイッチング電源装置
JP2003330251A (ja) 高圧電源装置の保護装置
JP2008193786A (ja) Pwm型電源装置及び画像形成装置
JPH0527855A (ja) 高圧電源制御装置
JPS63200918A (ja) 放電加工装置
JP2020141458A (ja) 電源装置及び画像形成装置
JPH103199A (ja) 画像形成装置
JP2951993B2 (ja) 画像形成装置
JP2002064944A (ja) コンデンサ充電方法及び充電装置
JP2004056854A (ja) 電源装置
JPH0993921A (ja) 電源装置
JP2006211843A (ja) A/d変換方法及び複数スイッチング電源の制御方法
JPH01157264A (ja) 電源装置
JP2006259076A (ja) 画像形成装置
JP2003324965A (ja) 電源装置
JP2006295703A (ja) A/d変換方法及び複数スイッチング電源の制御方法
JP2001057799A (ja) モータ駆動制御装置
JP2003256051A (ja) 電源出力制御装置
JPH09258619A (ja) プリンタ装置の電源回路
JPH06332353A (ja) 高圧電源装置