JPH0527781Y2 - - Google Patents

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JPH0527781Y2
JPH0527781Y2 JP3806887U JP3806887U JPH0527781Y2 JP H0527781 Y2 JPH0527781 Y2 JP H0527781Y2 JP 3806887 U JP3806887 U JP 3806887U JP 3806887 U JP3806887 U JP 3806887U JP H0527781 Y2 JPH0527781 Y2 JP H0527781Y2
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JP
Japan
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push plate
push button
groove
rear end
wide
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JP3806887U
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JPS63145223U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は共用部品の組み込み方向を変えるこ
とだけで照光式押しボタンスイツチと表示灯に作
り分けられるパネル取付器具に関する。
〔従来の技術〕
この種のパネル取付器具の構造としては一般的
にパネル取り付け関係を含めた外側ケースや端子
などの付属部品のみが共用で、その他はそれぞれ
専用部品で構成され、そのために組立ラインも
各々別になつているのが実情であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このような従来装置ではそれぞれの主要部品が
専用部品となつているため成形型数が多く、成形
型の初期投資および管理に要する費用の製品への
負担額が多くなることや、また前述したようにそ
れぞれに組立ラインが必要であることから大量生
産品は別としてこの種の各種中、小量生産品では
組立ラインの稼動率が悪くてこれらを合わせてコ
ストダウンの大きな障害となる欠点があつた。
この考案の目的は前述に鑑み共用部品のみの構
成で照光式押しボタンスイツチと表示灯の作り分
けのできるパネル取付器具を提供することにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の手段は前述の目的を達成するため
に、押しボタンおよび表示器が枠体の備える押し
ボタンの操作方向と直交する溝に着脱自在に案内
された接点駆動部と当接可能な押板を介して支持
され、照光式押しボタンスイツチまたは表示灯と
なるパネル取付器具であつて、前記押板をその中
間部を挟む先端部が狭幅にして肉厚、後端部が広
幅にして薄肉にそれぞれ形成するとともに先端部
に幅方向に弾性を有し中間部より広幅の係止腕お
よび押しボタンの操作方向に突出する肉厚部を形
成し、前記枠体の溝の前後に前記押板の先端部お
よび後端部のそれぞれが遊嵌する一方および他方
の広溝を形成し、前記他方の広溝に後端部が位置
し一方の広溝に先端部が位置するように押板を挿
入したとき前記他方の広溝内の押板の後端部と係
合する位置に第1の突起を形成し、前記一方の広
溝側の溝内の押板の先端部の肉厚部と係合する位
置に第2の突起を形成し、前記押板を一方の広溝
に後端部が位置し他方の広溝に先端部が位置する
ように装着したとき前記押板がその溝内を押しボ
タンの操作方向の摺動を許容して照光式押しボタ
ンスイツチが形成され、前記押板を反転して装着
したときその後端部が前記第1の突起に、肉厚部
が前記第2の突起に係合して押しボタンの操作方
向への摺動を拘束して表示灯が形成されることを
特徴とする。
〔作用〕
共用部品である押板の装着方向により照光式押
しボタンスイツチと表示灯との作り分けがなされ
る。
〔実施例〕
第1図ないし第6図はこの考案によるパネル取
付器具の一実施例を示す図で、第1図は照光式押
しボタンスイツチとして組み立てた場合の要部縦
断面図、第2図は要部部品の斜視図、第3図は第
1図の−線に沿う拡大断面図、第4図は第3
図の側面図、第5図は表示灯として組み立てた場
合の第1図の−線に沿う断面図、第6図は第
5図の側面図である。まず照光式押しボタンスイ
ツチとして組み立てられた第1図において、押し
ボタン1の内側には表示器2が収納され、押しボ
タン1の脚部1a,1aの下側接点部3,3の駆
動部3a,3aを押圧し動作させる押板4が配備
されている。押しボタン1、表示器2および接点
部3についての詳述は避けるが、それぞれは枠体
5によつて支持されている。表示器2はリード線
6によつて一番下方に設けられたコネクタ7に接
続され、リード線6にはフレキシブルプリント配
線基板が採用されている。押板4は復帰ばね8に
より上方に付勢され、押しボタン1、表示器2お
よび接点部3を含めた押板4が支持された枠体5
は、パネルなどに取り付けられる埋め込み形のケ
ース9内に収納されている。
以上の構成において、まず第1図ないし第4図
により照光式押しボタンスイツチとして組み立て
た場合の押板4および枠体5の関係について詳述
すると、押板4は熱可塑性樹脂で成形され、その
形状が平帯状の中間部4aの長手方向の一側に延
長の中間部4aより狭幅にして厚肉の先端部4b
と、中間部4aの他側に延長の中間部4aより広
幅にして薄肉の後端部4cと、先端部4bに形成
され幅方向に弾性を有し中間部4aより広幅の係
止腕4d,4dと、先端部4bおよび中間部4a
の厚肉部4eの間と後端部4cより下方に向けて
突出し、接点部3,3の駆動部3a,3aと当接
可能な押棒4f,4fとを備えている。一方枠体
5には押しボタン1の操作方向と直交するように
して押板4の中間部4aの嵌挿可能な溝5aと、
溝5aを挟む両側に延長され押板4の係止腕4
d,4dおよび後端部4cが遊嵌する広溝5b,
5cと、広溝5bの両側に設けられ後述の表示灯
として組み立てた場合の押し操作に対して後端部
4cと係合して阻止する第1の突起5d,5d
と、溝5aの両側に設けられ前述同様に表示灯と
して組み立てた場合の押し操作に対して厚肉部4
eと係合して阻止する第2の突起5e,5eとを
備えている。このことから押しボタンスイツチと
して要求される押しボタン1の押し操作にともな
う押板4は、広溝5dに設けられた第1の突起5
d,5dおよび溝5aに設けられた第2の突起5
e,5eに邪魔されることなく、下降すなわち押
棒4f,4fが接点部3,3の駆動部3a,3a
を押圧することが可能となり、接点部3,3が動
作して照光式押しボタンスイツチとして機能し、
しかも押しボタン1の押し過ぎを規制するように
なつている。
次に第5図および第6図により表示灯として組
み立てた場合の押板4および枠体5の関係につい
て説明すると、押板4は前述の照光式押しボタン
スイツチの場合に対して逆方向から溝5aに圧入
されている。その結果溝5aの第2の突起5e,
5eは押板4の厚肉部4eと、広溝5bの第1の
突起5d,5dは押板4の後端部4cとそれぞれ
係合して押板4の押し方向の移動が規制されてい
る。したがつて第1図における押しボタン1を押
しても接点部3,3が動作するようなことはな
い。なおこの場合接点部3,3は照光式押しボタ
ンスイツチの専用部品であり、表示灯の場合に組
み込まなくてもよいことはいうまでもない。
このように押板4の挿入方向を選ぶことだけで
照光式押しボタンスイツチと表示灯とが簡単に作
り分けができ、このことは専用部品の成形型が削
減されるとともに一つの組立ラインで処理可能で
あり、部品種類が削減されて多種中、小量生産品
として安価となる。
〔考案の効果〕 この考案によれば枠体に装着され共用部品であ
る押板の挿入方向を選ぶことだけで照光式押しボ
タンスイツチと表示灯とを作り分けできるパネル
取付器具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図はこの考案によるパネル取
付器具の一実施例を示す図で、第1図は照光式押
しボタンスイツチとして組み立てた場合の要部縦
断面図、第2図は要部部品の斜視図、第3図は第
1図の−線に沿う拡大断面図、第4図は第3
図の側面図、第5図は表示灯として組み立てた場
合の第1図の−線に沿う断面図、第6図は第
5図の側面図である。 1……押しボタン、2……表示器、3……接点
部、3a……駆動部、4……押板、4a……中間
部、4b……先端部、4c……後端部、4d……
係止腕、5……枠体、5a……溝、5d,5c…
…広溝、5d……第1の突起、5e……第2の突
起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 押しボタンおよび表示器が、枠体の備える押し
    ボタンの操作方向と直交する溝に着脱自在に案内
    された接点駆動部と当接可能な押板を介して支持
    され、照光式押しボタンスイツチまたは表示灯と
    なるパネル取付器具であつて、前記押板をその中
    間部を挟む先端部が狭幅にして肉厚、後端部が広
    幅にして薄肉にそれぞれ形成するとともに先端部
    に幅方向に弾性を有し中間部より広幅の係止腕お
    よび押しボタンの操作方向に突出する肉厚部を形
    成し、前記枠体の溝の前後に前記押板の先端部お
    よび後端部のそれぞれが遊嵌する一方および他方
    の広溝を形成し、前記他方の広溝に後端部が位置
    し一方の広溝に先端部が位置するように押板を挿
    入したとき前記他方の広溝内の押板の後端部と係
    合する位置に第1の突起を形成し、前記一方の広
    溝側の溝内の押板の先端部の肉厚部と係合する位
    置に第2の突起を形成し、前記押板を一方の広溝
    に後端部が位置し他方の広溝に先端部が位置する
    ように装着したとき前記押板がその溝内を押しボ
    タンの操作方向の摺動を許容して照光式押しボタ
    ンスイツチが形成され、前記押板を反転して装着
    したときその後端部が前記第1の突起に、肉厚部
    が前記第2の突起に係合して押しボタンの操作方
    向への摺動を拘束して表示灯が形成されることを
    特徴とするパネル取付器具。
JP3806887U 1987-03-16 1987-03-16 Expired - Lifetime JPH0527781Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3806887U JPH0527781Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3806887U JPH0527781Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63145223U JPS63145223U (ja) 1988-09-26
JPH0527781Y2 true JPH0527781Y2 (ja) 1993-07-15

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ID=30849967

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JP3806887U Expired - Lifetime JPH0527781Y2 (ja) 1987-03-16 1987-03-16

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JPS63145223U (ja) 1988-09-26

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