JPH05277713A - 鋳造日程計画作成システム - Google Patents
鋳造日程計画作成システムInfo
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- JPH05277713A JPH05277713A JP4080746A JP8074692A JPH05277713A JP H05277713 A JPH05277713 A JP H05277713A JP 4080746 A JP4080746 A JP 4080746A JP 8074692 A JP8074692 A JP 8074692A JP H05277713 A JPH05277713 A JP H05277713A
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- Multi-Process Working Machines And Systems (AREA)
- General Factory Administration (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 作成した鋳造順序計画について、中子機別に
負荷計算をし、どの品名の中子が不足するのか予測し、
この結果に基づいて鋳造順序計画を修正し、精度の向上
を計る。 【構成】 鋳造順序知識に基づいて品名別の鋳造順序計
画を決める手段と、この鋳造順序計画を実行するために
必要な中子成型負荷工数を中子機別に山積みする手段
と、これら中子機毎に中子負荷の成型を開始する時刻を
入力すると、どの品名の中子が不足するかの警報を出す
手段と、この警報に基いて鋳造順序計画を修正する手段
をもつ鋳造の日程計画を作成するシステム。
負荷計算をし、どの品名の中子が不足するのか予測し、
この結果に基づいて鋳造順序計画を修正し、精度の向上
を計る。 【構成】 鋳造順序知識に基づいて品名別の鋳造順序計
画を決める手段と、この鋳造順序計画を実行するために
必要な中子成型負荷工数を中子機別に山積みする手段
と、これら中子機毎に中子負荷の成型を開始する時刻を
入力すると、どの品名の中子が不足するかの警報を出す
手段と、この警報に基いて鋳造順序計画を修正する手段
をもつ鋳造の日程計画を作成するシステム。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、知識処理を応用した鋳
造日程計画作成システムに関する。
造日程計画作成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】知識処理を応用した鋳造日程計画作成に
関する公知例としては、先に本出願人が出願した特開平
3−114652号公報がある。しかしながら、分割型
模型の組合せ支援のみを行う知識処理までであって、組
合せた結果の鋳造枠数の決定、及び中子能力を考慮した
鋳造日程計画の作成には至ってなく、触れてない。
関する公知例としては、先に本出願人が出願した特開平
3−114652号公報がある。しかしながら、分割型
模型の組合せ支援のみを行う知識処理までであって、組
合せた結果の鋳造枠数の決定、及び中子能力を考慮した
鋳造日程計画の作成には至ってなく、触れてない。
【0003】また、日経AI別冊(1992年冬号、4
0〜41ページ)には、鋳込計画エキスパートシステム
が記載されている。仕掛りを最小にする、段取り替え回
数を所定値以下にする、類似した形状の製品を同一日に
鋳造しないなどの制約条件を知識処理することにより、
鋳込計画を作成する。しかし、現状ではベテランの工程
担当者が手作業か、若しくは市販のデータベースソフト
でパソコンとの対話式が実状である。
0〜41ページ)には、鋳込計画エキスパートシステム
が記載されている。仕掛りを最小にする、段取り替え回
数を所定値以下にする、類似した形状の製品を同一日に
鋳造しないなどの制約条件を知識処理することにより、
鋳込計画を作成する。しかし、現状ではベテランの工程
担当者が手作業か、若しくは市販のデータベースソフト
でパソコンとの対話式が実状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】鋳造日程計画の作成を
データベースソフトを応用したパソコン、手作業でする
と次の問題がある。 1)日程計画を作成する情報量が多く、人の記憶量には
限界があり、計画作成に長時間かかる。また人はミスを
犯す。 2)ノウハウが計画作成担当者に集中し、他の者は鋳造
日程計画を作成できず技術の伝承ができない。
データベースソフトを応用したパソコン、手作業でする
と次の問題がある。 1)日程計画を作成する情報量が多く、人の記憶量には
限界があり、計画作成に長時間かかる。また人はミスを
犯す。 2)ノウハウが計画作成担当者に集中し、他の者は鋳造
日程計画を作成できず技術の伝承ができない。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は中子製作
負荷を考慮し、かつ知識処理を応用した鋳造順序計画作
成システムを提供することにある。本発明は、鋳造順序
知識に基いて品名別の鋳造順序計画を作成する手段と、
この一日の鋳造順序計画を実行するのに必要な中子負荷
工数を中子機別に山積みする手段と、負荷山積みを行っ
た中子機ごとにこの中子負荷の成型を開始する時刻を入
力すると、鋳造日程計画に対してどの品名の中子が不足
するかの警報を出す手段と、この警報に基いて鋳造順序
計画を修正する手段とをもち、鋳造日程計画を作成する
システムである。
負荷を考慮し、かつ知識処理を応用した鋳造順序計画作
成システムを提供することにある。本発明は、鋳造順序
知識に基いて品名別の鋳造順序計画を作成する手段と、
この一日の鋳造順序計画を実行するのに必要な中子負荷
工数を中子機別に山積みする手段と、負荷山積みを行っ
た中子機ごとにこの中子負荷の成型を開始する時刻を入
力すると、鋳造日程計画に対してどの品名の中子が不足
するかの警報を出す手段と、この警報に基いて鋳造順序
計画を修正する手段とをもち、鋳造日程計画を作成する
システムである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を分割型模型を用いた
鋳造方式を例に説明する。図1は本発明を実施するため
のシステム構成図の一例である。1はホストコンピュー
タで、品名ごとに顧客からの受注を納期別に集計した
後、工程リードタイム、及仕掛量等を基にして、日別に
品名ごとの鋳造手配数(個数または枠数)を求める。2
は知識処理を行うワークステーションで、ホストコンピ
ュータ1に接続している。ワークステーション2は、デ
ータベース部3、知識データベース部4、推論エンジン
5、CRT、キーボードなどの入出力部6a、プリンタ
ー6bから構成する。
鋳造方式を例に説明する。図1は本発明を実施するため
のシステム構成図の一例である。1はホストコンピュー
タで、品名ごとに顧客からの受注を納期別に集計した
後、工程リードタイム、及仕掛量等を基にして、日別に
品名ごとの鋳造手配数(個数または枠数)を求める。2
は知識処理を行うワークステーションで、ホストコンピ
ュータ1に接続している。ワークステーション2は、デ
ータベース部3、知識データベース部4、推論エンジン
5、CRT、キーボードなどの入出力部6a、プリンタ
ー6bから構成する。
【0007】データベース部3には、製品マスターデー
タ3a、鋳造手配数データ3b、鋳造日程計画データ3
c、中子マスターデータ3d等を格納するエリアを設け
る。図2に示すように品名マスタデータ3aは品名ごと
に、鋳造枠数、材質別の溶解重量等を算出するための基
準値データ、及び知識処理をするための基礎データを記
憶している。鋳造手配数データ3bは、ホストコンピュ
ータ1から伝送された鋳造日ごとの品名別の鋳造手配数
(枠数)を記憶している。
タ3a、鋳造手配数データ3b、鋳造日程計画データ3
c、中子マスターデータ3d等を格納するエリアを設け
る。図2に示すように品名マスタデータ3aは品名ごと
に、鋳造枠数、材質別の溶解重量等を算出するための基
準値データ、及び知識処理をするための基礎データを記
憶している。鋳造手配数データ3bは、ホストコンピュ
ータ1から伝送された鋳造日ごとの品名別の鋳造手配数
(枠数)を記憶している。
【0008】この鋳造手配数データの一例を図3に示
す。例えば品名コードA02については、鋳造計画日
(当日)の鋳造手配枠数が150枠、何等かの原因(不
良発生など)で鋳造遅れの枠数が48枠、従って、当日
迄のの鋳造予定枠数が198枠であることを示す。さら
に翌日の鋳造手配枠数が105枠、翌々日の鋳造手配枠
数が100枠であることを示す。鋳造日程計画データ3
cは、本発明により作成した鋳造日程計画データを一時
記憶するエリアである。中子マスターデータ3dは鋳造
計画枠数を中子成型必要数及びこの負荷工数を算出する
ための基準データを記憶するエリアである。
す。例えば品名コードA02については、鋳造計画日
(当日)の鋳造手配枠数が150枠、何等かの原因(不
良発生など)で鋳造遅れの枠数が48枠、従って、当日
迄のの鋳造予定枠数が198枠であることを示す。さら
に翌日の鋳造手配枠数が105枠、翌々日の鋳造手配枠
数が100枠であることを示す。鋳造日程計画データ3
cは、本発明により作成した鋳造日程計画データを一時
記憶するエリアである。中子マスターデータ3dは鋳造
計画枠数を中子成型必要数及びこの負荷工数を算出する
ための基準データを記憶するエリアである。
【0009】このデータの一例を図4に示す。知識デー
タベース部4は鋳造日程計画を作成するために必要な知
識を記憶する部分で、分割型模型組合せ知識4a、材質
別溶解順序知識4b、鋳造順序知識4c等から構成され
ている。これらのデータはルール形式、フレーム形式で
表現する。
タベース部4は鋳造日程計画を作成するために必要な知
識を記憶する部分で、分割型模型組合せ知識4a、材質
別溶解順序知識4b、鋳造順序知識4c等から構成され
ている。これらのデータはルール形式、フレーム形式で
表現する。
【0010】分割型模型組合せ知識4aは、分割型模型
を組合せて1枠の鋳型を構成する鋳造方法を採用してい
るとき、例えば、2つの模型(2品名)を組合せて一体
の模型として鋳造するとき、組合せの相性を示すデータ
である。例えば不良対策上の経験、あるいは後工程の混
乱を防止するために、形状が似ている品名の模型は組合
せるべきでない、等を示すデータである。
を組合せて1枠の鋳型を構成する鋳造方法を採用してい
るとき、例えば、2つの模型(2品名)を組合せて一体
の模型として鋳造するとき、組合せの相性を示すデータ
である。例えば不良対策上の経験、あるいは後工程の混
乱を防止するために、形状が似ている品名の模型は組合
せるべきでない、等を示すデータである。
【0011】材質別溶解順序知識4bは、1日に多種類
の材質の製品を鋳造する場合、標準的な材質別の溶解順
序パターンとこの標準パターンに近似させるためのルー
ルから構成する。溶解順序パターンは、溶解時の省エネ
ルギー、あるいは、成分調整のやり易さ等から予め数種
の材質別の溶解順序パターンを登録しておく。
の材質の製品を鋳造する場合、標準的な材質別の溶解順
序パターンとこの標準パターンに近似させるためのルー
ルから構成する。溶解順序パターンは、溶解時の省エネ
ルギー、あるいは、成分調整のやり易さ等から予め数種
の材質別の溶解順序パターンを登録しておく。
【0012】この順序パターンの一例を図5に示す。鋳
造順序知識4cは、同一の材質内において、分割型模型
を組合せた結果、この組み合わせた模型の鋳造順序を決
めるための知識データである。この知識は鋳型造型のや
り易さ、特に鋳型造型機の段取り替え作業、後工程の作
業性、中子成形能力等を考慮したデータで、ルール形式
で表現している。
造順序知識4cは、同一の材質内において、分割型模型
を組合せた結果、この組み合わせた模型の鋳造順序を決
めるための知識データである。この知識は鋳型造型のや
り易さ、特に鋳型造型機の段取り替え作業、後工程の作
業性、中子成形能力等を考慮したデータで、ルール形式
で表現している。
【0013】このルールの一例を次に示す。 (例1) IF 400枠以上鋳造する組合せパターンが
あれば、 THEN この次には、100枠以下の組合せパターン
を1〜3個続けて鋳造する。 (例2) IF 200〜400枠鋳造する組合せパターン
があれば、 THEN この次には、100枠以下の組合せパターン
を1〜2個続けて鋳造する。 推論エンジン5は、鋳造手配データ3bを基にして、分
割型模型組合せ知識4a,材質別溶解順序知識4b,鋳
造順序知識4cを用いて推論し、鋳造計画を作成する。
その結果を鋳造日程計画3cに出力する。
あれば、 THEN この次には、100枠以下の組合せパターン
を1〜3個続けて鋳造する。 (例2) IF 200〜400枠鋳造する組合せパターン
があれば、 THEN この次には、100枠以下の組合せパターン
を1〜2個続けて鋳造する。 推論エンジン5は、鋳造手配データ3bを基にして、分
割型模型組合せ知識4a,材質別溶解順序知識4b,鋳
造順序知識4cを用いて推論し、鋳造計画を作成する。
その結果を鋳造日程計画3cに出力する。
【0014】次に本発明の作用について説明する。本発
明を実施するための処理手順は次のようになる。図6に
処理フローの概要を示す。 1)ホストコンピュータ1からワークステーション2に
品名別鋳造手配データを伝送する。ワークステーション
2は、このデータを鋳造手配数データ3bに記憶する。
明を実施するための処理手順は次のようになる。図6に
処理フローの概要を示す。 1)ホストコンピュータ1からワークステーション2に
品名別鋳造手配データを伝送する。ワークステーション
2は、このデータを鋳造手配数データ3bに記憶する。
【0015】2)ワークステーション2は、鋳造手配数
データ3bから該当する鋳造日の材質別鋳造必要枠数と
溶解重量を算出する。溶解重量は、溶解炉で何トンの溶
湯を溶解する必要があるかを決定するためにする。この
とき、鋳造手配数データが鋳造または溶解能力を越えて
いる場合には、対話式で負荷の調整をする。例えば鋳造
枠数の削減をする。逆に能力に満たない場合には、図3
に示す鋳造手配データの翌日、翌々日の鋳造枠数を参考
にして、対話式で当日の鋳造枠数の追加をすることもで
きるようにする。
データ3bから該当する鋳造日の材質別鋳造必要枠数と
溶解重量を算出する。溶解重量は、溶解炉で何トンの溶
湯を溶解する必要があるかを決定するためにする。この
とき、鋳造手配数データが鋳造または溶解能力を越えて
いる場合には、対話式で負荷の調整をする。例えば鋳造
枠数の削減をする。逆に能力に満たない場合には、図3
に示す鋳造手配データの翌日、翌々日の鋳造枠数を参考
にして、対話式で当日の鋳造枠数の追加をすることもで
きるようにする。
【0016】3)材質別の溶解順序を決める。これは、
図示していないが、溶解順序決定ルールに基いて、図5
に示す溶解順序パターンのいずれか、あるいは、これに
近似させる。
図示していないが、溶解順序決定ルールに基いて、図5
に示す溶解順序パターンのいずれか、あるいは、これに
近似させる。
【0017】4)上記1)、2)の処理結果に基いて、
材質ごとに、分割型模型の組合せ、及びこの組合せた後
の鋳造枠数を決定する。この手順は次のようになる (a)図3に示すように、まず当日迄の鋳造予定枠数が
予め設定したW1枠(例えば100枠)の品名コードに
ついて、第1の分割型模型の組合せを行う。このとき、
W1枠以上の品名コードの選択は、図3の先頭から調べ
る。この場合、まず品名コードA02(198枠)が組
合せ未決として選択される。この模型と組合せるべき模
型を決定するために、当日迄の鋳造予定枠数がW1以上
の品名コードについて、前記分割型模型組合せ知識4a
を満足する相手を探す。例えば、組合せ候補として、A
10(180枠)とB17(187枠)が選択されたな
らば、A02との鋳造予定枠数の差が少ないB17をA
02の組合せ模型とする。以下同様にして鋳造予定がW
1枠以上の品名の模型同士の組合せを決定する。W1の
値としては、鋳造手配枠数を大、中、小ロットと分類し
たとき、中ロットの枠数位にするのが妥当である。ま
た、組合せた結果の鋳造枠数は、鋳造予定枠数の差が少
ない相手を選択するので、先行して余分に鋳造すること
を防止できる。また、上記例では、W1枠以上の品名は
図3の先頭から選択したが、図3のデータを材質別に当
日までの鋳造予定枠数の大きい順に並び替えた後、先頭
の品名から順次選択をしてもよい。
材質ごとに、分割型模型の組合せ、及びこの組合せた後
の鋳造枠数を決定する。この手順は次のようになる (a)図3に示すように、まず当日迄の鋳造予定枠数が
予め設定したW1枠(例えば100枠)の品名コードに
ついて、第1の分割型模型の組合せを行う。このとき、
W1枠以上の品名コードの選択は、図3の先頭から調べ
る。この場合、まず品名コードA02(198枠)が組
合せ未決として選択される。この模型と組合せるべき模
型を決定するために、当日迄の鋳造予定枠数がW1以上
の品名コードについて、前記分割型模型組合せ知識4a
を満足する相手を探す。例えば、組合せ候補として、A
10(180枠)とB17(187枠)が選択されたな
らば、A02との鋳造予定枠数の差が少ないB17をA
02の組合せ模型とする。以下同様にして鋳造予定がW
1枠以上の品名の模型同士の組合せを決定する。W1の
値としては、鋳造手配枠数を大、中、小ロットと分類し
たとき、中ロットの枠数位にするのが妥当である。ま
た、組合せた結果の鋳造枠数は、鋳造予定枠数の差が少
ない相手を選択するので、先行して余分に鋳造すること
を防止できる。また、上記例では、W1枠以上の品名は
図3の先頭から選択したが、図3のデータを材質別に当
日までの鋳造予定枠数の大きい順に並び替えた後、先頭
の品名から順次選択をしてもよい。
【0018】(b)前記第1の組合せ処理で組合せ未決
である鋳造予定枠数がW1以上の品名の模型と、鋳造予
定枠数がW1より小さい品名の模型とを前記分割型模型
組合せ知識に基いて、第2の組合せ処理をする。例え
ば、B02(211枠)の組合せ候補として、A21
(77枠)とC03(90枠)が選択されたら、その枠
数差が少ないC03を組合せ相手に決定し、 組合せた
結果の鋳造枠数は鋳造予定枠数の少ない品名CO3の9
0枠にする。 さらに、品名B02とC03の鋳造予定
枠数の差(211枠−90枠=121 枠)は、品名B
02の組合せ未決枠数として、第2の組合せ処理を継続
する。 この結果、鋳造予定枠数がW1以上の品名は、
ロット分割して鋳造することに なる。
である鋳造予定枠数がW1以上の品名の模型と、鋳造予
定枠数がW1より小さい品名の模型とを前記分割型模型
組合せ知識に基いて、第2の組合せ処理をする。例え
ば、B02(211枠)の組合せ候補として、A21
(77枠)とC03(90枠)が選択されたら、その枠
数差が少ないC03を組合せ相手に決定し、 組合せた
結果の鋳造枠数は鋳造予定枠数の少ない品名CO3の9
0枠にする。 さらに、品名B02とC03の鋳造予定
枠数の差(211枠−90枠=121 枠)は、品名B
02の組合せ未決枠数として、第2の組合せ処理を継続
する。 この結果、鋳造予定枠数がW1以上の品名は、
ロット分割して鋳造することに なる。
【0019】(c)上記第1、第2の組合せ処理で、鋳
造予定枠数がW1より小さい組合せ未決の品名が生じた
場合には、前記分割型模型組合せ知識に基いて、この品
名同士を組合せる第3の組合せ処理をする。このとき、
組合せた結果の鋳造枠数は、前記第2の組合せ処理と同
様にしてもよいし、組合せ前の鋳造予定枠数の大きい方
に合わせて残数が出ないようにしてもよい。
造予定枠数がW1より小さい組合せ未決の品名が生じた
場合には、前記分割型模型組合せ知識に基いて、この品
名同士を組合せる第3の組合せ処理をする。このとき、
組合せた結果の鋳造枠数は、前記第2の組合せ処理と同
様にしてもよいし、組合せ前の鋳造予定枠数の大きい方
に合わせて残数が出ないようにしてもよい。
【0020】5)上記4)の処理で決定した分割型模型
の組合せについて、材質毎に鋳造順序を決める。段取り
替え等の現場作業のやり易さ等を考慮した前記鋳造順序
知識4bから鋳造順序計画を決める。このとき、分割型
模型の組合せごとに、鋳造(鋳型造型)開始予定時刻を
算出する。この時刻は1枠造型サイクル時間から算出す
ることができる。
の組合せについて、材質毎に鋳造順序を決める。段取り
替え等の現場作業のやり易さ等を考慮した前記鋳造順序
知識4bから鋳造順序計画を決める。このとき、分割型
模型の組合せごとに、鋳造(鋳型造型)開始予定時刻を
算出する。この時刻は1枠造型サイクル時間から算出す
ることができる。
【0021】6)上記手順で決定した鋳造順序計画につ
いて、この鋳造順序計画を達成するために必要な中子負
荷を中子機別に算出する。そして、鋳造する品名ごとに
鋳造開始予定時刻に対して、中子の準備が間に合いそう
にないと予測された場合には、CRT6aに警告をだす
ようにする。
いて、この鋳造順序計画を達成するために必要な中子負
荷を中子機別に算出する。そして、鋳造する品名ごとに
鋳造開始予定時刻に対して、中子の準備が間に合いそう
にないと予測された場合には、CRT6aに警告をだす
ようにする。
【0022】この手順を次に示す。 鋳造順序計画の最初の品名から順次、中子マスタデ
ータを参照しながら中子必要数を算出する。 この中子必要数を中子機別に展開し、中子機別に負
荷工数を山積みする。 この状態をCRT6aに
表示する。 中子機別に、この山積みした中子負荷の成型を開始
する時刻をキーボード6aから入力する。これにより、
鋳造する品名ごとに必要とする中子が全て準備できる時
刻を予測することができる。また、このように、時刻を
入力する理由は、中子の成型は鋳造に対して1〜2日前
に開始するのが通常であるが、中子機の稼働率、及び負
荷状態の差などにより、計画した鋳造日に対する中子の
成型開始時刻は中子機により異なってくるからである。 品名別鋳造開始時刻に対して、この品名の中子すべ
てを成型完了する時刻が予め設定した時間(例えば、1
時間)以内になった場合には、CRT6aに警報を出す
ようにする。 上記手順で警告がでた場合には、CRT6aに鋳
造順序計画を表示し、 対話方式により鋳造予定
枠数の修正、あるいはロット分割を行う。この
修正操作は、その手順をルール化することにより知識処
理も可能である。 警告がでない場合には図6に
示すような鋳造計画表をプリンタ6bから 出力
する。これが現場への作業指示になる。
ータを参照しながら中子必要数を算出する。 この中子必要数を中子機別に展開し、中子機別に負
荷工数を山積みする。 この状態をCRT6aに
表示する。 中子機別に、この山積みした中子負荷の成型を開始
する時刻をキーボード6aから入力する。これにより、
鋳造する品名ごとに必要とする中子が全て準備できる時
刻を予測することができる。また、このように、時刻を
入力する理由は、中子の成型は鋳造に対して1〜2日前
に開始するのが通常であるが、中子機の稼働率、及び負
荷状態の差などにより、計画した鋳造日に対する中子の
成型開始時刻は中子機により異なってくるからである。 品名別鋳造開始時刻に対して、この品名の中子すべ
てを成型完了する時刻が予め設定した時間(例えば、1
時間)以内になった場合には、CRT6aに警報を出す
ようにする。 上記手順で警告がでた場合には、CRT6aに鋳
造順序計画を表示し、 対話方式により鋳造予定
枠数の修正、あるいはロット分割を行う。この
修正操作は、その手順をルール化することにより知識処
理も可能である。 警告がでない場合には図6に
示すような鋳造計画表をプリンタ6bから 出力
する。これが現場への作業指示になる。
【0023】7)鋳造順序計画の修正が完了したら、上
記手順6)に戻る。以上に説明した実施例では、分割型
模型を用いた鋳造方式について説明したが、単独型の模
型を用いた鋳造方式でも本発明を適用することができ
る。
記手順6)に戻る。以上に説明した実施例では、分割型
模型を用いた鋳造方式について説明したが、単独型の模
型を用いた鋳造方式でも本発明を適用することができ
る。
【発明の効果】以上に説明した本発明には次の効果があ
る。 1)中子負荷を考慮した鋳造日程計画を作成することが
できるので、精度の高い鋳造日程計画を作成することが
できる。 2)鋳造順序計画を基にして、中子成型負荷のシミュレ
ーションを行ってこの鋳造順序計画を検証するので、よ
り鋳造日程計画の精度を向上させることができるのみな
らず、中子在庫を削減させることができる。
る。 1)中子負荷を考慮した鋳造日程計画を作成することが
できるので、精度の高い鋳造日程計画を作成することが
できる。 2)鋳造順序計画を基にして、中子成型負荷のシミュレ
ーションを行ってこの鋳造順序計画を検証するので、よ
り鋳造日程計画の精度を向上させることができるのみな
らず、中子在庫を削減させることができる。
【図1】本発明を実施するためのシステム構成図
【図2】品名マスタデータの構成を示す図
【図3】鋳造手配数データの構成を示す図
【図4】中子マスターデータの構成を示す図
【図5】材質別の溶解順序パターンの一例を示す図
【図6】本発明の処理フローを示す図
【図7】本発明で作成した鋳造日程計画表の出力例を示
す図
す図
1 ホストコンピュター 2 ワークステーション 3 データベース部 3a 製品マスタデータ 3b 鋳造手配数データ 3c 鋳造日程計画データ 3d 中子マスターデータ 4 知識データベース部 4a 分割型模型組合せ知識 4b 材質別溶解順序知識 4c 鋳造順序知識
Claims (1)
- 【請求項1】 鋳造順序知識に基づいて品名別の鋳造順
序計画を決める手段と、鋳造順序計画を実行するために
必要な中子成型負荷の工数を中子機毎に山積みする手段
と、中子機毎に中子負荷の成型を開始する時刻を入力す
ると、鋳造順序計画に対してどの品名の中子が不足にな
るかの警報を出す手段と、この警報に基づいて鋳造順序
計画を修正する手段から成り、鋳造の日程計画を自動的
に作成することが可能なることを特徴とする鋳造日程計
画作成システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4080746A JPH05277713A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 鋳造日程計画作成システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4080746A JPH05277713A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 鋳造日程計画作成システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05277713A true JPH05277713A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13726974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4080746A Pending JPH05277713A (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 鋳造日程計画作成システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05277713A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021140442A (ja) * | 2020-03-05 | 2021-09-16 | 株式会社神戸製鋼所 | シミュレーション装置、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラム |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP4080746A patent/JPH05277713A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021140442A (ja) * | 2020-03-05 | 2021-09-16 | 株式会社神戸製鋼所 | シミュレーション装置、シミュレーション方法およびシミュレーションプログラム |
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