JPH05277670A - 単ベルト式連続鋳造装置 - Google Patents
単ベルト式連続鋳造装置Info
- Publication number
- JPH05277670A JPH05277670A JP7190892A JP7190892A JPH05277670A JP H05277670 A JPH05277670 A JP H05277670A JP 7190892 A JP7190892 A JP 7190892A JP 7190892 A JP7190892 A JP 7190892A JP H05277670 A JPH05277670 A JP H05277670A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】鋳片の表面疵(コールドシャット疵)を低減し
防止する事ができる単ベルト式連続鋳造装置を提供す
る。 【構成】水平にあるいは斜め上方に走行する金属ベルト
と、金属ベルト上に配した左右で一対の側面堰と、金属
ベルトおよび側面堰の内壁面とに密接して配した樋と、
樋に連結され溶湯貯溜槽から樋に流出する溶湯の流出速
度を制御する電磁ブレーキとを有する単ベルト式連続鋳
造装置。金属ベルトと樋とは密着させてもよいし、接触
させないでもよい。樋は金属ベルトの走行方向に振動さ
せることもできる。
防止する事ができる単ベルト式連続鋳造装置を提供す
る。 【構成】水平にあるいは斜め上方に走行する金属ベルト
と、金属ベルト上に配した左右で一対の側面堰と、金属
ベルトおよび側面堰の内壁面とに密接して配した樋と、
樋に連結され溶湯貯溜槽から樋に流出する溶湯の流出速
度を制御する電磁ブレーキとを有する単ベルト式連続鋳
造装置。金属ベルトと樋とは密着させてもよいし、接触
させないでもよい。樋は金属ベルトの走行方向に振動さ
せることもできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薄板金属鋳片を製造す
るのに適した、単ベルト式連続鋳造装置に関する。
るのに適した、単ベルト式連続鋳造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は公知の単ベルト式薄板連続鋳造機
の説明図で、(A)は正面の説明図、(B)は平面の説明図
である。金属ベルト1は裏面が水冷装置21によって冷
却されて、矢印12で示した斜め上方に走行する。例え
ば金属ベルト1を無端状に形成し、プーリー11aと1
1bの間に懸け渡し、11a,11bを回動させると金
属ベルト1は矢印12方向に走行する。金属ベルト1上
には鋳片2の幅に相当する間隔を隔てて、金属ベルト1
の走行方向に配した一対の側面堰3a,3bを配する。
7は後面堰で、側面堰3aと3bの間の金属ベルト1上
に、走行させないで定位置に配する。
の説明図で、(A)は正面の説明図、(B)は平面の説明図
である。金属ベルト1は裏面が水冷装置21によって冷
却されて、矢印12で示した斜め上方に走行する。例え
ば金属ベルト1を無端状に形成し、プーリー11aと1
1bの間に懸け渡し、11a,11bを回動させると金
属ベルト1は矢印12方向に走行する。金属ベルト1上
には鋳片2の幅に相当する間隔を隔てて、金属ベルト1
の走行方向に配した一対の側面堰3a,3bを配する。
7は後面堰で、側面堰3aと3bの間の金属ベルト1上
に、走行させないで定位置に配する。
【0003】この連続鋳造装置で、金属ベルト1と側面
堰3a,3bと後面堰7で形成されるスペースに溶湯8
を注入する。注入された溶湯は金属ベルト1によって冷
却され、金属ベルト1上に凝固シェル9を形成するが、
凝固シェル9は金属ベルト1の走行に追従して走行し、
薄板鋳片2として取り出される。
堰3a,3bと後面堰7で形成されるスペースに溶湯8
を注入する。注入された溶湯は金属ベルト1によって冷
却され、金属ベルト1上に凝固シェル9を形成するが、
凝固シェル9は金属ベルト1の走行に追従して走行し、
薄板鋳片2として取り出される。
【0004】この連続鋳造機を用いると、厚さが薄い金
属鋳片2を、高速度で生産することができる。しかし後
面堰7は定位置にあるため、また後面堰近傍は溶湯が深
くかつ淀み易いために、後面堰7の下端部の壁面上には
凝結物10が発生し易い。この凝結物10が発生する
と、凝結物10と凝固シェル9の先端部とが連結し、ま
た凝固シェル9は走行するためにこの連結が破れて、鋳
片2の下面に所謂コールドシャット疵が発生し、鋳片2
の表面性状を劣化させる。
属鋳片2を、高速度で生産することができる。しかし後
面堰7は定位置にあるため、また後面堰近傍は溶湯が深
くかつ淀み易いために、後面堰7の下端部の壁面上には
凝結物10が発生し易い。この凝結物10が発生する
と、凝結物10と凝固シェル9の先端部とが連結し、ま
た凝固シェル9は走行するためにこの連結が破れて、鋳
片2の下面に所謂コールドシャット疵が発生し、鋳片2
の表面性状を劣化させる。
【0005】特開昭62−97750号および特開平1
−22453号には振動する後面堰7が記載されてい
る。本発明者等の知見によると、後面堰7に金属ベルト
1の走行方向の振動を与えると、コールドシャット疵を
低減できる。しかし後面堰7に過大な振動を与えると、
鋳片の表面には振動に起因するオッシレーションマーク
が発生しこのために表面性状が劣化する。従って後面堰
7に強い振動を与える事は好ましくなく、従って凝結物
10の形成を十分に防止する事は難しい。
−22453号には振動する後面堰7が記載されてい
る。本発明者等の知見によると、後面堰7に金属ベルト
1の走行方向の振動を与えると、コールドシャット疵を
低減できる。しかし後面堰7に過大な振動を与えると、
鋳片の表面には振動に起因するオッシレーションマーク
が発生しこのために表面性状が劣化する。従って後面堰
7に強い振動を与える事は好ましくなく、従って凝結物
10の形成を十分に防止する事は難しい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、鋳片のコー
ルドシャット疵の発生を十分に防止することができる、
単ベルト式連続鋳造装置の提供を課題としている。
ルドシャット疵の発生を十分に防止することができる、
単ベルト式連続鋳造装置の提供を課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用】図1は本発明
の装置の説明図で、(A)は正面の説明図、(B)は平面の
説明図である。本発明では裏面が冷却されて水平にある
いは斜め上方に走行する金属ベルト1を用いる。この金
属ベルト1は図2で述べたと同様の方法で形成すること
ができる。
の装置の説明図で、(A)は正面の説明図、(B)は平面の
説明図である。本発明では裏面が冷却されて水平にある
いは斜め上方に走行する金属ベルト1を用いる。この金
属ベルト1は図2で述べたと同様の方法で形成すること
ができる。
【0008】金属ベルト1上には鋳片2の幅に相当する
間隔を隔てて金属ベルト1の走行方向に配した一対の側
面堰3a,3bを配する。この側堰3a,3bは金属ベ
ルト1と同じ速度で同じ方向に走行させる。走行する側
面堰3a,3bは、各々側面堰を多数の側面堰ブロック
を鎖状にかつ無端状に連結し、この無端状物を回動させ
る事によって得られる。
間隔を隔てて金属ベルト1の走行方向に配した一対の側
面堰3a,3bを配する。この側堰3a,3bは金属ベ
ルト1と同じ速度で同じ方向に走行させる。走行する側
面堰3a,3bは、各々側面堰を多数の側面堰ブロック
を鎖状にかつ無端状に連結し、この無端状物を回動させ
る事によって得られる。
【0009】金属ベルト1上の側面堰3a,3bの間に
は樋4を設ける。樋4は溶湯貯溜槽5に連結し、溶湯貯
溜槽5内の溶湯を金属ベルト1と側面堰3a,3bで形
成される湯溜り8に供給する。湯溜り8内の溶湯が隙間
から漏出することがないように、樋4は金属ベルト1お
よび側面堰3a,3bと密接して配する。
は樋4を設ける。樋4は溶湯貯溜槽5に連結し、溶湯貯
溜槽5内の溶湯を金属ベルト1と側面堰3a,3bで形
成される湯溜り8に供給する。湯溜り8内の溶湯が隙間
から漏出することがないように、樋4は金属ベルト1お
よび側面堰3a,3bと密接して配する。
【0010】本発明の装置では、溶湯貯溜槽5と樋4と
の間に電磁ブレーキ6を配し、溶湯貯溜槽5から樋4に
流出する溶湯の流出速度を制御する。例えば溶湯の流路
に磁極6aと6bとを設け、磁極6aと6bとの間に磁
場を形成する。6aと6bの間を通過する溶湯にはこの
磁場によって電流が発生するが、この電流はローレンツ
の法則によって溶湯の通過を妨げるように作用する。コ
字状のソレノイドを溶湯の流路を挾んで配し、これに電
流を通ずると、溶湯流の上方と下方に磁極6aと6bが
形成される。ソレノイドに流れる電流を制御すると、溶
湯の通過を妨げる力が制御されて溶湯貯溜槽5から樋4
に流れる溶湯の流出速度を制御することができる。
の間に電磁ブレーキ6を配し、溶湯貯溜槽5から樋4に
流出する溶湯の流出速度を制御する。例えば溶湯の流路
に磁極6aと6bとを設け、磁極6aと6bとの間に磁
場を形成する。6aと6bの間を通過する溶湯にはこの
磁場によって電流が発生するが、この電流はローレンツ
の法則によって溶湯の通過を妨げるように作用する。コ
字状のソレノイドを溶湯の流路を挾んで配し、これに電
流を通ずると、溶湯流の上方と下方に磁極6aと6bが
形成される。ソレノイドに流れる電流を制御すると、溶
湯の通過を妨げる力が制御されて溶湯貯溜槽5から樋4
に流れる溶湯の流出速度を制御することができる。
【0011】図1で、樋4の出側の端部13には、溶湯
貯溜槽5の高温の溶湯が常に供給されかつ流れに淀みが
ない。このため樋4の出側の端部13には凝結物10が
形成する事はない。樋4から供給された溶湯は金属ベル
ト1上に凝固シェル9を形成するが、樋4の出側の端部
13に凝結物10(図示しない)がないため、凝固シェ
ル9が形成される開始点が安定して、コールドシャット
疵の発生を防止する。
貯溜槽5の高温の溶湯が常に供給されかつ流れに淀みが
ない。このため樋4の出側の端部13には凝結物10が
形成する事はない。樋4から供給された溶湯は金属ベル
ト1上に凝固シェル9を形成するが、樋4の出側の端部
13に凝結物10(図示しない)がないため、凝固シェ
ル9が形成される開始点が安定して、コールドシャット
疵の発生を防止する。
【0012】樋4は端部13を金属ベルト1に密着させ
て配することができる。図2はその例の説明図である。
この例では溶湯貯溜槽5はトラニオン14によって支承
され傾動が可能である。樋4はバネ15によって金属ベ
ルト1に押しつけられている。湯溜り8が深い場合には
溶湯の静圧が大きくなるが、図2の装置では樋4は金属
ベルト1に密着しているために、溶湯が樋4と金属ベル
ト1の隙間から流出することはない。
て配することができる。図2はその例の説明図である。
この例では溶湯貯溜槽5はトラニオン14によって支承
され傾動が可能である。樋4はバネ15によって金属ベ
ルト1に押しつけられている。湯溜り8が深い場合には
溶湯の静圧が大きくなるが、図2の装置では樋4は金属
ベルト1に密着しているために、溶湯が樋4と金属ベル
ト1の隙間から流出することはない。
【0013】金属ベルト1と樋4は、接触させないで配
する事もできる。図3はその例である。例えば溶湯が粘
稠な金属溶湯の場合や、金属ベルト1の矢印12方向へ
の走行速度が大きい場合は、金属ベルト1と樋4とは相
互に接触させないで密接させることができる。例えば塗
装機16を用いて金属ベルト1の表面に塗膜17を形成
すると、鋳片の表面性状を一層改善する事ができ、また
金属ベルト1の損傷を防止することができる。図3の装
置を用いると、この塗膜の形成が可能となるために好ま
しい。
する事もできる。図3はその例である。例えば溶湯が粘
稠な金属溶湯の場合や、金属ベルト1の矢印12方向へ
の走行速度が大きい場合は、金属ベルト1と樋4とは相
互に接触させないで密接させることができる。例えば塗
装機16を用いて金属ベルト1の表面に塗膜17を形成
すると、鋳片の表面性状を一層改善する事ができ、また
金属ベルト1の損傷を防止することができる。図3の装
置を用いると、この塗膜の形成が可能となるために好ま
しい。
【0014】本発明の装置では、樋4を金属ベルトの進
行方向に振動させる事ができる。図4はその説明図であ
る。例えば溶湯貯溜槽5を偏心カム機構20を介してモ
ーター19に連結し、モーター19を作動すると、溶湯
貯溜槽5と樋4の全体は矢印18方向に振動する。図4
の装置を用いると樋4の出側の端部13は矢印18方向
に振動するため、樋4の出側の端部に凝結物が形成する
事を更に防止することができる。
行方向に振動させる事ができる。図4はその説明図であ
る。例えば溶湯貯溜槽5を偏心カム機構20を介してモ
ーター19に連結し、モーター19を作動すると、溶湯
貯溜槽5と樋4の全体は矢印18方向に振動する。図4
の装置を用いると樋4の出側の端部13は矢印18方向
に振動するため、樋4の出側の端部に凝結物が形成する
事を更に防止することができる。
【0015】本発明を金属ベルト1が水平に走行する例
について述べたが、金属ベルト1が斜め上方に走行する
場合にも、同様の作用、効果が得られる事は上記の説明
から明らかである。
について述べたが、金属ベルト1が斜め上方に走行する
場合にも、同様の作用、効果が得られる事は上記の説明
から明らかである。
【0016】
【0017】
【実施例1】本発明者等は、図3に示した本発明の装置
を用いて、樋4と金属ベルト1の間に2mmの隙間を設
け、塗装機16から金属ベルト1に塗料を吹き付けて、
金属ベルト1の表面に厚さ50μmの塗膜を形成しなが
ら、C含有量が0.7%の高炭素鋼の溶湯を用いて、厚
さ:20mm,幅:1000mmの鋳片を製造した。尚
金属ベルト1の走行速度は5m/分とした。高炭素鋼は
通常の単ベルト式連続鋳造装置においては、金属ベルト
1による強冷によって鋳片に冷却ワレが発生し易いが、
金属ベルト上に厚さ50μmの塗膜を形成すると高炭素
鋼においても鋳片の冷却ワレが発生しない。本実施例で
製造した鋳片にはコールドシャット疵は全く発生しなに
かった。
を用いて、樋4と金属ベルト1の間に2mmの隙間を設
け、塗装機16から金属ベルト1に塗料を吹き付けて、
金属ベルト1の表面に厚さ50μmの塗膜を形成しなが
ら、C含有量が0.7%の高炭素鋼の溶湯を用いて、厚
さ:20mm,幅:1000mmの鋳片を製造した。尚
金属ベルト1の走行速度は5m/分とした。高炭素鋼は
通常の単ベルト式連続鋳造装置においては、金属ベルト
1による強冷によって鋳片に冷却ワレが発生し易いが、
金属ベルト上に厚さ50μmの塗膜を形成すると高炭素
鋼においても鋳片の冷却ワレが発生しない。本実施例で
製造した鋳片にはコールドシャット疵は全く発生しなに
かった。
【0018】
【実施例2】本発明者等は、図4で示した本発明の装置
を用いて、溶湯を10トン収納した溶湯貯溜槽5と樋4
に振幅:2mm,振動数20Hzの振動を与えて、C:
0.1%,厚さ:20mm、幅:1000mmの低炭素
鋼の薄板鋳片を製造した。尚金属ベルト1の走行速度は
5m/分とした。この実施例で製造した鋳片には、コー
ルドシャット疵は全く発生しなかった。
を用いて、溶湯を10トン収納した溶湯貯溜槽5と樋4
に振幅:2mm,振動数20Hzの振動を与えて、C:
0.1%,厚さ:20mm、幅:1000mmの低炭素
鋼の薄板鋳片を製造した。尚金属ベルト1の走行速度は
5m/分とした。この実施例で製造した鋳片には、コー
ルドシャット疵は全く発生しなかった。
【0019】
【発明の効果】本発明の単ベルト式連続鋳造装置を用い
ると、鋳片のコールドシャット疵の発生を十分に防止す
ることができる。
ると、鋳片のコールドシャット疵の発生を十分に防止す
ることができる。
図1は本発明の装置の例の説明図、図2は本発明の装置
の他の例の説明図、図3は本発明の装置の更に他の例の
説明図、図4は本発明の装置の更に他の例の説明図、図
5は従来の単ベルト式連続鋳造装置の例の説明図、であ
る。
の他の例の説明図、図3は本発明の装置の更に他の例の
説明図、図4は本発明の装置の更に他の例の説明図、図
5は従来の単ベルト式連続鋳造装置の例の説明図、であ
る。
1:金属ベルト、 2:鋳片、 3a(3b):側面堰、
4:樋、 5:溶湯貯溜槽、 6(6a,6b):電磁
ブレーキ、 7:後面堰、 8:溶湯(湯溜り)、 9:
凝固シェル、 10:凝結物、 11(11a,11
b):プーリー、12:金属ベルト、側面堰、、鋳片の
走行方向、 13:樋の端部、 14:トラニオン、
15:バネ、 16:塗装機、 17:塗膜、 18:
振動方向、19:モーター、 20:偏心カム機構、
21:冷却装置。
4:樋、 5:溶湯貯溜槽、 6(6a,6b):電磁
ブレーキ、 7:後面堰、 8:溶湯(湯溜り)、 9:
凝固シェル、 10:凝結物、 11(11a,11
b):プーリー、12:金属ベルト、側面堰、、鋳片の
走行方向、 13:樋の端部、 14:トラニオン、
15:バネ、 16:塗装機、 17:塗膜、 18:
振動方向、19:モーター、 20:偏心カム機構、
21:冷却装置。
Claims (4)
- 【請求項1】裏面が冷却されて水平にあるいは斜め上方
に走行する金属ベルト(1)と、金属ベルト(1)上に鋳片
(2)の幅に相当する間隔を隔てて金属ベルト(1)の走行
方向に配した一対の側面堰(3a),(3b)と、金属ベル
ト(1)と側面堰(3a),(3b)の内壁面とに密接して配
され金属ベルト(1)の走行方向に溶湯を流出させる樋
(4)と、樋(4)に連結された溶湯貯溜槽(5)から樋(4)
に流出する溶湯の流出速度を制御する電磁ブレーキ(6)
とを有する事を特徴とする、単ベルト式連続鋳造装置。 - 【請求項2】金属ベルト(1)と樋(4)との密接が、金属
ベルト(1)上に樋(4)を密着させる密接である事を特徴
とする、請求項1に記載の単ベルト式連続鋳造装置。 - 【請求項3】金属ベルト(1)と樋(4)との密接が、金属
ベルト(1)に樋(4)を接触させない密接である事を特徴
とする、請求項1に記載の単ベルト式連続鋳造装置。 - 【請求項4】樋(4)が、金属ベルトの走行方向に振動す
る事を特徴とする、請求項1または請求項2または請求
項3に記載の単ベルト式連続鋳造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7190892A JPH05277670A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 単ベルト式連続鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7190892A JPH05277670A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 単ベルト式連続鋳造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05277670A true JPH05277670A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13474115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7190892A Withdrawn JPH05277670A (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | 単ベルト式連続鋳造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05277670A (ja) |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP7190892A patent/JPH05277670A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990608 |