JPH0527761Y2 - - Google Patents

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JPH0527761Y2
JPH0527761Y2 JP1990022237U JP2223790U JPH0527761Y2 JP H0527761 Y2 JPH0527761 Y2 JP H0527761Y2 JP 1990022237 U JP1990022237 U JP 1990022237U JP 2223790 U JP2223790 U JP 2223790U JP H0527761 Y2 JPH0527761 Y2 JP H0527761Y2
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substrate
substrates
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lamp
light source
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、例えば尾灯、制動灯など車両用信号
灯に関するものであり、詳細にはその光源として
LED発光素子を用いるものに係る。
【従来の技術】
従来のこの種の車両用信号灯具91を示すもの
が第3図であり、ハウジング92とレンズ93と
で形成される容室内に例えば縦横列などに複数個
のLED素子94が載置された一枚の基板95を
取付けたものである。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の構成のものは点
灯によるLED素子94の発熱などにより基板9
5の中心部Cほどに高い温度上昇を生ずるものと
なり、前記LED素子94が周囲温度に反比例す
る輝度特性を有するものであるので、前記中心部
Cに顕著な輝度低下を生じ、これにより車両用信
号灯具91全体の品質感を著しく損なうと云う問
題点を生じ、この点の解決が課題とされるものと
なつていた。
【課題を解決するための手段】
本考案は前記した従来の課題を解決するための
具体的な手段として、ハウジングとレンズとで形
成される容室内に縦横列に複数個のLED素子が
載置された基板が配設されて成るLED光源の車
両用信号灯具において、前記基板は適宜数に分割
され、かつそれぞれの間に間〓が設けられている
ことを特徴とするLED光源の車両用信号灯具を
提供することで、前記した従来の課題を解決する
ものである。
【実施例】
つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。 第1図に符号1で示すものは本考案に係る車両
用信号灯具(以下、灯具1と略称する)であり、
この灯具1はハウジング2とレンズ3とで容室が
形成され、この容室内には複数のLED素子4が
載置された基板5が配設されているものであるこ
とは従来例のものと同様であるが、本考案により
前記基板5は、例えば最外側となる前記LED素
子4の縦横の一列を略ロ字状となるように切離
し、順次これを繰返して行くなどの方法で夫々の
基板5a,5b,5c,5dに同芯状に分割され
るものとなつている。 尚、上記分割のときには前記基板5a〜5dの
夫々の間には間〓Dが在るようにしておくことが
後に説明する作用面からも製造工程からもの好ま
しい。 次いで、上記の構成とした本考案の灯具1の作
用効果について説明する。 先ず、前記基板5a〜5dが分割されたことで
この灯具1を点灯したときに生ずる温度上昇は、
例えば基板5aから基板5bへと分割された間で
は伝導される割合が減ずるものとなり、中心に設
けられる基板5dに周囲の四方向から熱が集中
し、この基板5dが周囲のもの、例えば基板5a
に比較してより高い温度上昇となることを防止す
るものとなり、結果として各基板5a〜5d間の
温度差を少なくし、前記LED素子4に生ずる輝
度差を少なくする。 尚、上記に説明のように基板5a〜5dを同芯
状に分割することは、この基板5a〜5dを形成
するプリント板などの素材面において最外側の基
板5aの内側に次の基板5bが形成でき、更にそ
の内側に基板5cが形成可能であり、このように
することで従来例の一面の基板のものと何等変わ
らぬ素材の量で形成可能なものとなる。 また、以上の説明で明らかなように前記基板5
a〜5dの夫々の間に間〓Dを設けて置くこと
は、断熱作用を一層に効果的にするためにも、前
記形成時の加工面からも有利なものとなる。 第2図に示すものは本考案の別な実施例であ
り、前記基板5a〜5dは側面から観視したとき
に前記灯具1の前後方向に段差を設けて配設され
たものとなつている。 この実施例においても基本的な作用効果は前の
実施例と異なるものでないが、これに加えて前記
基板5a〜5dが段差を設けて配設されたことで
これ等基板5a〜5d間の間〓が更に増し、前記
灯具1の容室内の対流が前の実施例以上に促進さ
れるものとなる。 このことは、即ち前記灯具1の容室内の温度の
均一化の作用が促進されるものとなり、これによ
り前記基板5a〜5dの夫々に配設された前記
LED素子4に生ずる輝度差を一層に少なくする
ものとなる。
【考案の効果】
以上に説明したように本考案により、基板を同
芯状に分割し、かつそれぞれの間に間〓が設けた
ことで、前記基板上を伝導する熱が中心方向に向
かうことを無くし、これにより中心部が高温とな
ることを無くして、中心部のLED素子に輝度低
下を生じないものとし、以て、この種LED光源
の車両用灯具の発光面を均一なものとして観者に
違和感を生じさせないものとし品質感の向上に卓
越した効果を奏するものである。 加えて、分割が行われた夫々の基板を容室内で
前後方向に段差を有するように配設することで、
この容室内の対流を一層に促進するものとし、温
度の均一化を促し、前記の効果を一層に高めるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るLED光源の車両用信号
灯具の一実施例を示す斜視図、第2図は同じく本
考案の別の実施例を示す断面図、第3図は従来例
を示す斜視図である。 1……車両用信号灯具、2……ハウジング、3
……レンズ、4……LED素子、5,5a〜5d
……基板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ハウジングとレンズとで形成される容室内に
    縦横列に複数個のLED素子が載置された基板
    が配設されて成るLED光源の車両用信号灯具
    において、前記基板は適宜数に分割され、かつ
    それぞれの間に間〓が設けられているを特徴と
    するLED光源の車両用信号灯具。 (2) 前記分割が行われた夫々の基板は前記容室内
    で前後方向に段差を有するように配設されてい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載のLED光源の車両用信号灯具。
JP1990022237U 1990-03-06 1990-03-06 Expired - Lifetime JPH0527761Y2 (ja)

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JPH03112818U JPH03112818U (ja) 1991-11-19
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JPH0244603A (ja) * 1988-08-02 1990-02-14 Koito Mfg Co Ltd 車輌用灯具

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