JPH05277089A - Mr装置 - Google Patents

Mr装置

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JPH05277089A
JPH05277089A JP4108982A JP10898292A JPH05277089A JP H05277089 A JPH05277089 A JP H05277089A JP 4108982 A JP4108982 A JP 4108982A JP 10898292 A JP10898292 A JP 10898292A JP H05277089 A JPH05277089 A JP H05277089A
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pulse
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signal
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gradient magnetic
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Yoshiaki Miura
嘉章 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 脈拍に正確に同期したMRデータ収集シーケ
ンスを行う。 【構成】 被検体に脈拍センサを取り付けるとともに、
その脈拍センサにRF雑音抑圧素子を接続して、RF雑
音を抑制し、脈拍に対応した低い周波数の信号のみを取
り出し、これに同期してMRデータ収集シーケンスを実
行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、NMR(核磁気共
鳴)現象を利用してイメージングやスペクトロスコピな
どを行うMR装置に関し、とくにその生体の脈拍に同期
してデータ収集するMR装置に関する。
【0002】
【従来の技術】MR装置において、従来より、生体の脈
拍を検出し、その脈拍に同期したトリガ信号を得、この
トリガ信号に同期して撮像シーケンスなどを実行するこ
とが行われている。この脈拍を検出するためのセンサは
被検体に取り付けられ、脈拍検出信号がケーブルなどに
より取り出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は脈拍センサの誤動作などにより脈拍を正確に検出する
ことが困難であり、結果としてMR像などが劣化すると
いう問題がある。
【0004】すなわち、この被検体は、静磁場及び傾斜
磁場が重畳されている検査空間内に置かれ、脈拍センサ
もまたこの空間内に置かれることになる。この空間では
傾斜磁場がパルス状に加えられ、またRFコイルから被
検体に向けてRF波が照射されている。そのため、これ
らの高周波磁界やRF波により、脈拍センサに接続され
るケーブルを構成する導体などに、RF電流が誘導され
ることになり、これが雑音となって脈拍センサ等が誤動
作することが避けられないからである。
【0005】この発明は、上記に鑑み、脈拍検出系がR
F波による雑音によって誤動作しないよう改善し、もっ
て正確に脈拍に同期したデータ取得を可能とし、MR画
像の画質等を向上させることができる、MR装置を提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるMR装置においては、被検体が配置
される空間内に静磁場を印加する手段と、該空間内に傾
斜磁場を印加する手段と、被検体にRF信号を照射する
手段と、被検体からのNMR信号を受信する手段と、被
検体に取り付けられた脈拍検出手段と、該脈拍検出手段
に設けられた高周波信号抑圧手段と、上記脈拍検出手段
により検出された脈拍に同期して上記傾斜磁場及びRF
信号照射を制御する制御手段とを備えることが特徴とな
っており、パルス状に印加される傾斜磁場や被検体に対
して照射されるRF信号などにより誘導されるRF雑音
を抑制して、誤動作を起こすことなく脈拍を検出し、脈
拍に正確に同期したMRデータ収集シーケンスを行うこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。図1において、主マグネッ
ト1は静磁場を発生するためのもので、この静磁場に重
畳するように傾斜磁場コイル2によって傾斜磁場が印加
される。この静磁場及び傾斜磁場が加えられる空間は被
検体3が配置される検査空間となっている。この被検体
3には、励起RFパルスを被検体3に照射するとともに
この被検体3で発生したNMR信号を受信するためのR
Fコイル4が取り付けられている。
【0008】傾斜磁場コイル2には傾斜磁場電源5が接
続され、傾斜磁場発生用電力が供給される。RFコイル
4には切換器6を介して送信パワーアンプ7とプリアン
プ10とが接続されている。この切換器6は励起時には
送信パワーアンプ7側に切り換えられ、受信時にはプリ
アンプ10側に切り換えられる。送信パワーアンプ7に
は信号発生器9からのキャリア信号を送信回路8におい
て所定波形の変調信号で変調したRF信号が送られてく
る。プリアンプ10には受信回路11が接続され、信号
発生器9からの信号を参照信号として受信信号の位相検
波が行なわれる。検波された信号はA/D変換器12に
よりサンプリングされデジタルデータに変換されてコン
ピュータ13に取り込まれる。
【0009】コンピュータ13は、送信回路8における
励起RFパルスの変調信号波形を制御し、信号発生器9
の周波数を定め、A/D変換器12のサンプリングタイ
ミングを定める。また、傾斜磁場電源5を制御して傾斜
磁場パルスのタイミング、波形、強度等を任意にプログ
ラムする。さらに、収集したデジタルデータから画像を
再構成する処理などを行なう。表示装置14は再構成画
像などを表示する。
【0010】一方、被検体3には脈拍センサ21が取り
付けられており、脈拍検出回路22から脈拍に応じたト
リガ信号が発生するようにされている。このトリガ信号
はコンピュータ13に送られて撮像シーケンスの開始タ
イミングなどを定める。
【0011】脈拍センサ21及び脈拍検出回路22は図
2に示すようにケーブル23を介して接続されている。
脈拍センサ21は、この実施例では発光ダイオード31
とフォトトランジスタ32とからなる。ケーブル23を
通じて発光ダイオード31に電流が流され、この発光ダ
イオード31が発光する。この発光ダイオード31から
の光が被検体3の毛細血管に当てられ、その反射光がフ
ォトトランジスタ32に入射するようにされる。毛細血
管中の血流により反射光の波長が偏位し、フォトトラン
ジスタ32がこの偏位した波長の反射光に応答する。こ
のフォトトランジスタ32の出力電流がケーブル23を
通じて脈拍検出回路22に送られる。脈拍検出回路22
はバッファ回路33と増幅回路34とトリガ発生回路3
5を備えている。
【0012】この脈拍検出回路22は、傾斜磁場などが
加えられる検査空間の外に配置される。他方、脈拍セン
サ21は被検体3に取り付けられ、傾斜磁場などが加え
られる検査空間内に配置される。そのため、この脈拍セ
ンサ21及びそれに接続されたケーブル23にRF雑音
が混入することが避けられない。そこで、この実施例で
は脈拍センサ21側に3つのインダクタ41、42、4
3を、脈拍検出回路22側に3つのインダクタ44、4
5、46を、それぞれ接続するとともに、フォトトラン
ジスタ32に並列にコンデンサ47を接続している。
【0013】このようなインダクタ41〜46は、高周
波信号に対してインピーダンスが高くなり、高周波信号
が脈拍センサ21から出力されたり、ケーブル23に誘
導されたRF電流が脈拍センサ21や脈拍検出回路22
に入力されたりするのを阻止する。
【0014】また、フォトトランジスタ32に並列にコ
ンデンサ47を接続し、RF電流がこのコンデンサ47
に流れるようにしたため、フォトトランジスタ32に誘
導されるRF電流がそれ自身に流れないようにして、動
作が不安定にならないようにしている。
【0015】その結果、ケーブル23に混入したRF雑
音が発光ダイオード31に流れないようにされて発光ダ
イオード31の動作が安定化されるとともに、フォトト
ランジスタ32の動作が上記のように安定化されるた
め、脈拍検出について誤動作することがなくなる。ま
た、上記のように、高周波信号は脈拍検出回路22の入
力側で抑圧される。すなわち、バッファ回路33、増幅
回路34を含めてトリガ発生回路35が高周波信号によ
って誤動作しない程度に高周波信号を抑圧することがで
きる。そのため、脈拍センサ21からの脈拍に対応した
低い周波数の信号のみによりトリガ発生回路35が動作
することになり、脈拍に正確に対応したトリガ信号をト
リガ発生回路35から発生することができる。
【0016】なお、上記の実施例では高周波雑音を抑制
するためインダクタとコンデンサとを接続したが、これ
らに限らず、LCフィルタなど、高周波雑音に対して抑
圧効果を有する素子を使用することが可能である。ま
た、脈拍センサ21及び脈拍検出回路22の構成も図示
のものに限定されない。
【0017】
【発明の効果】この発明のMR装置によれば、ケーブル
の導体などに誘導することが避けられないRF雑音を抑
制し、脈拍検出の誤動作を防ぐことができ、脈拍に正確
に同期したMRデータの収集を行うことができ、良好な
MR像などを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のMR装置のブロック図。
【図2】同実施例の脈拍センサ及び脈拍検出回路の部分
のみを詳しく示す回路図。
【符号の説明】
1 主マグネット 2 傾斜磁場コイル 3 被検体 4 RFコイル 5 傾斜磁場電源 6 切換器 7 送信パワーアンプ 8 送信回路 9 信号発生器 10 プリアンプ 11 受信回路 12 A/D変換器 13 コンピュータ 14 表示装置 21 脈拍センサ 22 脈拍検出回路 23 ケーブル 31 発光ダイオード 32 フォトトランジスタ 33 バッファ回路 34 増幅回路 35 トリガ発生回路 41〜46 インダクタ 47 コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検体が配置される空間内に静磁場を印
    加する手段と、該空間内に傾斜磁場を印加する手段と、
    被検体にRF信号を照射する手段と、被検体からのNM
    R信号を受信する手段と、被検体に取り付けられた脈拍
    検出手段と、該脈拍検出手段に設けられた高周波信号抑
    圧手段と、上記脈拍検出手段により検出された脈拍に同
    期して上記傾斜磁場及びRF信号照射を制御する制御手
    段とを備えることを特徴とするMR装置。
JP4108982A 1992-03-31 1992-03-31 Mr装置 Expired - Lifetime JP2591400B2 (ja)

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JP4108982A JP2591400B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 Mr装置

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JP4108982A JP2591400B2 (ja) 1992-03-31 1992-03-31 Mr装置

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JPH05277089A true JPH05277089A (ja) 1993-10-26
JP2591400B2 JP2591400B2 (ja) 1997-03-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03173534A (ja) * 1989-11-21 1991-07-26 Picker Internatl Inc 非侵襲性検査装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03173534A (ja) * 1989-11-21 1991-07-26 Picker Internatl Inc 非侵襲性検査装置

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