JPH04354933A - Mri装置 - Google Patents

Mri装置

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Publication number
JPH04354933A
JPH04354933A JP3157638A JP15763891A JPH04354933A JP H04354933 A JPH04354933 A JP H04354933A JP 3157638 A JP3157638 A JP 3157638A JP 15763891 A JP15763891 A JP 15763891A JP H04354933 A JPH04354933 A JP H04354933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waveform
power source
coil
pulse
gradient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3157638A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Kono
理 河野
Kazuhiro Takeo
和浩 武尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimadzu Corp
Original Assignee
Shimadzu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimadzu Corp filed Critical Shimadzu Corp
Priority to JP3157638A priority Critical patent/JPH04354933A/ja
Publication of JPH04354933A publication Critical patent/JPH04354933A/ja
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  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、MRI装置(核磁気
共鳴断層撮影装置)の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】MRI装置では、高周波(RF)信号と
ともに傾斜磁場パルスを加えて所定のスライス面を選択
励起したり、位置情報を周波数や位相にエンコードする
ため周波数エンコード用の傾斜磁場パルスや位相エンコ
ード用の傾斜磁場パルスを加える必要がある。これらの
傾斜磁場パルスは、シーケンサのRAM内にあらかじめ
デジタル波形データを格納しておいて、それをコンピュ
ータで指定されたタイミングにおいて読み出して、傾斜
電源(傾斜磁場発生用コイルに流す電流を得るための電
源)等に出力することによって、発生するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、傾斜磁場パルスを発生する際に、単に波形デー
タを送って傾斜電源等を制御するのみでは、傾斜電源等
の応答遅れ等により、傾斜磁場パルスの実際の発生タイ
ミングがずれるという問題がある。とくに超高速イメー
ジングシーケンスのようなパルスシーケンスでは、傾斜
磁場パルスを高速にスイッチングすることが必要となる
ので、傾斜電源等の応答遅れなどが無視できないものと
なる。その結果、A/Dサンプリングとのタイミングの
ずれが生じると、サンプリングウインドウの中心にエコ
ーの発生中心が位置しないこととなり、再構成画像にア
ーティファクトが発生するという問題を引き起こす。
【0004】この発明は、上記に鑑み、傾斜電源などの
応答遅れ等によって傾斜磁場パルスの発生タイミングが
ずれないように改善したMRI装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるMRI装置においては、傾斜電源の
出力波形を監視する手段と、その監視手段を用いてあら
かじめ求めた応答遅れデータに基づき傾斜電源の動作タ
イミングを補正する手段とが備えられており、実際に傾
斜コイルに与える波形が監視されるので、傾斜磁場パル
スの発生タイミングの実際のずれが測定でき、それに基
づいて発生タイミングを補正することにより、傾斜磁場
パルスの発生タイミングが所望のタイミングからずれな
いように改善することができる。
【0006】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照しながら詳細に説明する。図1において、静磁場マグ
ネット12が発生する静磁場内に被検体(人体)11が
配置され、また、その静磁場空間内に傾斜コイル13と
、RFコイル21とが配置される。傾斜コイル13には
傾斜電源14より所定の波形のパルス電流が流されて、
静磁場に重畳するような傾斜磁場が発生させられる。こ
の傾斜電源14には、コンピュータ31の制御のもとで
シーケンサ32のRAMから読み出された波形データが
送られ、そのデータ通りの波形の電流が所望のタイミン
グで傾斜コイル13に出力される。この出力電流は電流
モニター15によって検出される。傾斜コイル13は直
交3軸方向にそれぞれ設けられており、それらに対応し
て傾斜電源14からは各方向の傾斜磁場用の電流が出力
される。電流モニター15はこれら3つの電流を検出す
る。
【0007】一方、シーケンサ32はRFパルス波形を
変調器23に送り、この変調器23においてそのパルス
波形に応じて高周波発振器24からの高周波信号が振幅
変調され、その変調後の高周波出力がRF増幅器22で
増幅され、RFコイル21に送られる。こうしてRFコ
イル21から被検体11に向けてRF信号が照射される
【0008】被検体11で発生した共鳴信号はRFコイ
ル21により受信される。この受信信号は、プリアンプ
25で増幅された後直交位相検波回路26に送られて、
上記の高周波発振器24からの高周波信号を参照信号と
して直交位相検波される。検波出力はセレクタ33を経
てA/D変換器27に送られ、デジタルデータに変換さ
れ、シーケンサ32を経てコンピュータ31に取り込ま
れ、画像再構成処理されることにより画像化がなされる
【0009】実際の被検体11に対するRF信号照射、
共鳴信号受信・データ収集のパルスシーケンスが行なわ
れる前に、傾斜磁場パルスの発生タイミング遅れを測定
するシーケンスが行なわれる。まず、シーケンサ32か
らセレクタ33に制御信号が出されて測定したい一つの
傾斜磁場の電流の検出出力が選択される。つぎにシーケ
ンサ32から図2の点線で示すタイミングで波形発生開
始トリガとA/D変換開始トリガとが発生し、これらが
傾斜電源14及びA/D変換器27に同時に送られる。 そこで、図2のAに示すような傾斜磁場の波形が傾斜電
源14に入力され、同時にA/D変換器27に図2のB
に示すようなサンプリングパルスが与えられる。このサ
ンプリングパルスによりA/D変換器27がサンプリン
グ及びA/D変換を行ない、傾斜電源14の電流モニタ
ー15によって検出されセレクタ33によって選択され
た一つの傾斜磁場用電流波形がデジタルデータに変換さ
れる。
【0010】このとき、傾斜電源14の入力波形が図2
のAに示すようであったとすると、その実際の出力波形
は図2のCで示すように入力波形と同じものになるが、
傾斜電源14の応答遅れ等により波形発生開始タイミン
グよりδtだけ遅れて発生することになる。この遅れて
発生する電流波形を電流モニター15で検出したものが
図2のCの黒丸(・)で示すようにサンプリングされ、
A/D変換される。
【0011】A/D変換開始トリガよりi番目のサンプ
リングパルスで得たデータをωi(iは0、1、2、3
、…)とすると、ωi+1 とωiとがコンピュータ3
1において比較され、その差が一定値ε以上となったこ
とが検出される。すなわち、 |ωi+1 −ωi|≧ε を満たす最小のiを求め、そのときのiをNとする。こ
こでεは傾斜磁場用電流波形の立ち上がりの時点を検出
するために最適な閾値である。
【0012】こうしてNが求められると、コンピュータ
31によって遅れ時間δtが、 δt=Δt×N    (Δtはサンプリング間隔)の
計算によって算出される。この求められたδtに応じて
コンピュータ31がシーケンサ32を制御し、波形発生
開始トリガのタイミングが、A/D変換開始トリガより
もδtだけ早くなるように設定する。このような操作が
セレクタ33を切り替えながら3軸方向の傾斜磁場用電
流波形のそれぞれについて行なわれる。
【0013】こうして傾斜磁場用電流波形の遅れが補正
された後、セレクタ33が直交位相検波器26の出力の
側に切り替えられて実際の被検体11に対する撮像用の
パルスシーケンスが行なわれる。そのため、超高速イメ
ージングのパルスシーケンスでも、実際の傾斜磁場を所
望のタイミングで発生させることができ、良好な画像が
得られる。
【0014】
【発明の効果】以上、実施例について説明したように、
この発明のMRI装置によれば、傾斜磁場パルスの発生
タイミングの実際の遅れをあらかじめ測定し、それに応
じて発生タイミングを補正することにより、傾斜磁場パ
ルスの発生タイミングが所望のタイミングからずれない
ようにできるので、超高速イメージングの場合でも設計
値通りにパルスシーケンスを行なうことができて、アー
ティファクトのない画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のブロック図。
【図2】波形を示すタイムチャート。
【符号の説明】 11          被検体 12          静磁場マグネット13   
       傾斜コイル 14          傾斜電源 15          電流モニター21     
     RFコイル 22          RF増幅器 23          変調器 24          高周波発振器25     
     プリアンプ 26          直交位相検波器27    
      A/D変換器31          コ
ンピュータ32          シーケンサ 33          セレクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  傾斜電源を制御して所定のタイミング
    で所定の波形の出力を発生させて傾斜コイルに送ること
    により傾斜磁場を発生する手段と、高周波信号を照射す
    る手段と、核磁気共鳴信号を受信する手段と、受信した
    信号から得たデータを用いて画像再構成処理を行なう手
    段と、傾斜電源の出力波形を監視する手段と、その監視
    手段を用いてあらかじめ求めた応答遅れデータに基づき
    傾斜電源の動作タイミングを補正する手段を備えること
    を特徴とするMRI装置。
JP3157638A 1991-05-31 1991-05-31 Mri装置 Pending JPH04354933A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3157638A JPH04354933A (ja) 1991-05-31 1991-05-31 Mri装置

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JP3157638A JPH04354933A (ja) 1991-05-31 1991-05-31 Mri装置

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JPH04354933A true JPH04354933A (ja) 1992-12-09

Family

ID=15654101

Family Applications (1)

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JP3157638A Pending JPH04354933A (ja) 1991-05-31 1991-05-31 Mri装置

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JP (1) JPH04354933A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014112235A1 (ja) * 2013-01-16 2014-07-24 株式会社日立製作所 磁気共鳴イメージング装置及びそのタイミングずれ検出方法
JP5661473B2 (ja) * 2008-12-26 2015-01-28 株式会社日立メディコ 磁気共鳴イメージング装置及び読み出し傾斜磁場誤差補正方法

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WO2014112235A1 (ja) * 2013-01-16 2014-07-24 株式会社日立製作所 磁気共鳴イメージング装置及びそのタイミングずれ検出方法
JP5974391B2 (ja) * 2013-01-16 2016-08-23 株式会社日立製作所 磁気共鳴イメージング装置及びそのタイミングずれ検出方法
JPWO2014112235A1 (ja) * 2013-01-16 2017-01-19 株式会社日立製作所 磁気共鳴イメージング装置及びそのタイミングずれ検出方法

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