JPH10277004A - Mri撮像方法及びmri装置 - Google Patents

Mri撮像方法及びmri装置

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JPH10277004A
JPH10277004A JP9089174A JP8917497A JPH10277004A JP H10277004 A JPH10277004 A JP H10277004A JP 9089174 A JP9089174 A JP 9089174A JP 8917497 A JP8917497 A JP 8917497A JP H10277004 A JPH10277004 A JP H10277004A
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JP
Japan
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magnetic field
reception data
fluctuation
mri
nmr
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Application number
JP9089174A
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English (en)
Inventor
Yoshifumi Higa
良史 比嘉
Kazuhiko Sato
和彦 佐藤
Kazuya Hoshino
和哉 星野
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GE Healthcare Japan Corp
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GE Yokogawa Medical System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部環境の磁場変動が存在する場合にも断層
イメージの画質劣化を回避することが可能なMRI撮像
方法及びMRI装置を実現する。 【解決手段】 磁場を発生すべき領域の周囲の磁場変動
を検出しつつ、所定の領域にMRI用の磁場を発生し、
この所定の領域から得たNMR受信データを用いて画像
再構成を行ってイメージデータを生成する(S1)際
に、前記磁場変動が所定の値より大きいことが検出され
た(S2)場合には、そのタイミングに得られたNMR
受信データを記憶しておき(S3)、一連のNMR受信
データを得た(S4)後に、磁場変動が所定の値より大
きいときに得られた前記NMR受信データを破棄し、破
棄した部分に相当するNMR受信データを新たに得て
(S5)から画像再構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気共鳴イメージン
グ(MRI(Magnetic Resonance Imaging))用撮像方
法及びMRI装置に関し、特に、外部要因による磁場の
乱れに配慮したMRI撮像方法及びMRI装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】MRI装置は、核磁気共鳴現象を利用し
て被検体中の所望の検査部位における原子核スピンの密
度分布,緩和時間分布等を計測して、その計測データか
ら被検体の断面を画像表示するものである。
【0003】所定の磁場が形成される計測空間に載置さ
れる被検体の原子核スピンは、静磁場の強さによって定
まる周波数(ラーモア周波数)で静磁場の方向を軸とし
て歳差運動を行う。
【0004】そこで、このラーモア周波数に等しい周波
数の高周波パルスを外部より照射すると、スピンが励起
されて高いエネルギー状態に遷移する。これを核磁気共
鳴現象と言う。この高周波パルスの照射を打ち切ると、
スピンはそれぞれの状態に応じた時定数で元の低いエネ
ルギー状態に戻り、この時に外部に電磁波を照射する。
【0005】そして、その周波数に同調した高周波受信
コイル(RFコイル)で検出してNMR受信データを得
て、このNMR受信データを逆フーリエ変換などにより
画像再構成することで2次元断層イメージを生成するこ
とができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】所定の磁場が形成され
るべき計測空間が外部環境の磁場変動の影響を受けるこ
とがあり、これによりゴーストなどが発生して断層イメ
ージの画質劣化が生じていた。
【0007】例えば、自動車などの金属の塊が移動する
ことにより静磁場マグネットの周囲の磁力線の分布に変
化や乱れが生じ、計測空間内でも静磁場強度が変動する
ことがあった。また、鉄道などのように電流によって自
ら磁場を発生しつつ移動するものによっても、計測空間
内の静磁場強度は影響を受けて変動することがあった。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、外部環境の磁場変動が存在する場合に
も断層イメージの画質劣化を回避することが可能なMR
I撮像方法及びMRI装置を実現することである。
【0009】
【課題を解決するための発明】すなわち、課題を解決す
る手段としての本発明は以下に説明するようなものであ
る。
【0010】(1)第1の発明は、磁場を発生すべき領
域の周囲の磁場変動を検出しつつ、所定の領域にMRI
用の磁場を発生し、この所定の領域から得たNMR受信
データを用いて画像再構成を行ってイメージデータを生
成する際に、前記磁場変動が所定の値より大きいことが
検出された場合には、磁場変動が所定の値より大きいと
きに得られた前記NMR受信データを破棄し、破棄した
部分に相当するNMR受信データを新たに得ることを特
徴とするMRI撮像方法である。
【0011】このMRI撮像方法の発明では、磁場を発
生すべき領域の周囲の磁場変動を検出しつつ、所定の領
域にMRI用の磁場を発生するようにし、この所定の領
域から得たNMR受信データを用いて画像再構成を行っ
てイメージデータを生成する際に、前記磁場変動が所定
の値より大きいことが検出された場合には、磁場変動が
所定の値より大きいときに得られた前記NMR受信デー
タを破棄し、破棄した部分に相当するNMR受信データ
を新たに得るようにして、周囲の磁場変動の影響のない
状態のNMR受信データから断層イメージを生成する。
【0012】この結果、外部環境の磁場変動が存在する
場合にも断層イメージの画質劣化を回避することが可能
になる。 (2)第2の発明は、励起すべき所定の領域にMRI用
の磁場を発生する磁場発生手段と、この磁場発生手段の
外部に配置され、磁場の変動を検出する磁場変動検出手
段と、この磁場変動検出手段が所定の値より大きい磁場
変動を検出した場合には、磁場変動が所定の値より大き
いときに得られた前記NMR受信データを破棄し、破棄
した部分に相当するNMR受信データを新たに得るよう
に制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするMR
I装置である。
【0013】このMRI装置の発明では、磁場を発生す
べき領域の周囲の磁場変動を検出しつつ、所定の領域に
MRI用の磁場を発生するようにし、この所定の領域か
ら得たNMR受信データを用いて画像再構成を行ってイ
メージデータを生成する際に、前記磁場変動が所定の値
より大きいことが検出された場合には、磁場変動が所定
の値より大きいときに得られた前記NMR受信データを
破棄し、破棄した部分に相当するNMR受信データを新
たに得るようにして、周囲の磁場変動の影響のない状態
のNMR受信データから断層イメージを生成する。
【0014】この結果、外部環境の磁場変動が存在する
場合にも断層イメージの画質劣化を回避することが可能
になる。 (3)第3の発明は、励起すべき所定の領域にMRI用
の磁場を発生する磁場発生手段と、この磁場発生手段の
外部に配置され、磁場の変動を検出する磁場変動検出手
段と、この磁場変動検出手段が所定の値より大きい磁場
変動を検出した場合には、一連のNMR受信データを得
た後に、磁場変動が所定の値より大きいときに得られた
前記NMR受信データを破棄し、破棄した部分に相当す
るNMR受信データを新たに得るように制御する制御手
段と、を備えたことを特徴とするMRI装置である。
【0015】このMRI装置の発明では、磁場を発生す
べき領域の周囲の磁場変動を検出しつつ、所定の領域に
MRI用の磁場を発生するようにし、この所定の領域か
ら得たNMR受信データを用いて画像再構成を行ってイ
メージデータを生成する際に、前記磁場変動が所定の値
より大きいことが検出された場合には、一連のNMR受
信データを得た後に、磁場変動が所定の値より大きいと
きに得られた前記NMR受信データを破棄し、破棄した
部分に相当するNMR受信データを新たに得るようにし
て、周囲の磁場変動の影響のない状態のNMR受信デー
タから断層イメージを生成する。
【0016】尚、このMRI装置では、一連のNMR受
信データを得た後に、破棄した部分に相当するNMR受
信データを新たに得るようにしているため、所定のパル
スシーケンスに基づいた磁場の発生や読み出しを途中で
中断する必要がなく、各部の制御を容易に行える。
【0017】この結果、外部環境の磁場変動が存在する
場合にも断層イメージの画質劣化を回避することが可能
になる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態例を詳細に説明する。図1は本実施の形態例の
動作を示すフローチャートであり、図2に本発明の実施
の形態例としてのMRI装置の概略構成をブロック図で
示す。
【0019】まず、図2を参照して本実施の形態例のM
RI装置の概略構成を説明する。尚、この図2に示すM
RI装置においては、静磁場を垂直方向に発生する垂直
磁場方式のものを例示しているが、水平磁場方式などの
他の方式のものであってもよい。また、ここでは、永久
磁石方式のものを例示しているが、コイルを用いたもの
であってもよい。
【0020】図2に示すように、角筒状の磁場発生部M
の内部には対向するように上下に永久磁石のマグネット
M1とM2とが配置されている。尚、ここでは磁場発生
部Mがヨークの働きをしている。
【0021】そして、この磁場発生部Mの内側には、概
ね円筒形を成す勾配コイル部GC、更にこの勾配コイル
部GCの内側にボディコイルBCが中心軸を共有して配
置されている。尚、ここでは、勾配コイルGCとボディ
コイルBCとは、図2の紙面垂直方向に中心軸を有する
円筒形に構成されているが、他の形状や形式のコイルで
あってもよい。
【0022】また、これら磁場発生部M、ボデイコイル
部BCおよび勾配コイル部GCの内部に形成される概ね
円柱状の空間(計測空間)に、図示されていない被検体
が搬入されて断層撮影が実行される。
【0023】ボデイコイル部BCには送信部TXが接続
されている。送信部TXはスキャンコントローラCNT
の指示のもとでボデイコイル部BCに駆動信号を与えて
RF磁場を発生させ、それによって、被検体の体内のス
ピンを励起するようになっている。
【0024】勾配コイル部GCには勾配駆動部GRが接
続されている。勾配駆動部GRはスキャンコントローラ
CNTの指示のもとで勾配コイル部GCに駆動信号を与
えて勾配磁場を発生させるようになっている。
【0025】また、ボディコイル部BCには受信部RX
が接続されている。受信部RXはスキャンコントローラ
CNTの指示のもとでボディコイル部BCからMR信号
を受信するようになっている。
【0026】受信部RXにはアナログ・ディジタル(ana
log-to-digital) 変換部ADCが接続されている。アナ
ログ・ディジタル変換部ADCは受信部RXの出力信号
をディジタル信号に変換するようになっている。
【0027】また、磁場発生部Mの外部であって計測空
間に近い位置(計測空間の中心の真上など)に磁場変動
を検出する磁気センサMSが配置されており、この磁気
センサMSの検出信号は磁場変動検出部MDに供給され
ている。そして、磁場変動検出部MDの検出出力はスキ
ャンコントローラCNTに供給されている。尚、これら
磁気センサMSと磁場変動検出部MDとが、磁場変動検
出手段を構成している。
【0028】尚、この磁気センサMSは磁場発生部Mの
近傍に配置されるため、高磁場の環境のもとで、微小な
磁場変動を検出できるものであることが好ましい。ま
た、ここでは磁気センサMSは磁場発生部Mの外部に配
置したが、磁場発生部Mの内部の磁場の分布を乱さず、
かつ更に高磁場の環境のもとで外部からの微小な磁場変
動を検出可能なものであれば、磁場発生部Mの内部に配
置することも可能である。
【0029】アナログ・ディジタル変換部ADCはコン
ピュータCOMに接続されている。コンピュータCOM
はアナログ・ディジタル変換部ADCからディジタルデ
ータとしてのNMR受信データを受け、このNMR受信
データについて所定のデータ処理(逆フーリエ変換など
の各種画像再構成処理)を行い、被検体についての断層
イメージを生成するようになっている。
【0030】コンピュータCOMには表示部DISと操
作部OPが接続されている。表示部DISはコンピュー
タCOMから出力される各種の情報を表示するようにな
っている。操作部OPは操作者によって操作され、各種
の指令や情報等をコンピュータCOMに入力するように
なっている。
【0031】コンピュータCOMには、また、スキャン
コントローラCNTが接続されている。スキャンコント
ローラCNTには送信部TX、勾配駆動部GR、受信部
RXおよびアナログ・ディジタル変換部ADCが接続さ
れている。
【0032】スキャンコントローラCNTはコンピュー
タCOMから指令が与えられ、それに基づいて送信部T
X、勾配駆動部GR、受信部RXおよびアナログ・ディ
ジタル変換部ADCにそれぞれ制御信号を与える制御手
段であり、所定のパルスシーケンスに基づいて動作を制
御するようになっている。
【0033】また、以上のような構成のMRI装置にお
いて、磁気センサMSで検出された検出信号とNMR受
信データから得たkスペース上のデータの関係を概念的
に図3に示す。
【0034】ここで、図1のフローチャートと上述した
図2及び図3とを参照して本実施の形態例の動作につい
て説明する。まず、磁気センサMSにより磁場発生部M
近辺の磁場変動を検出しつつ、スキャンコントローラC
NTの指示により、各スライス毎に所定のビュー数のN
MR受信データを得てkスペースをうめていくようにす
る(図1S1)。尚、kスペースはコンピュータCOM
のメモリ上に生成される。
【0035】この際に、磁場変動検出部MDは磁気セン
サMSの検出信号(図3(a))を監視しており、所定
のしきい値と比較している(図1S2)。この場合のし
きい値は、外部環境の磁場変動が断層イメージの画質劣
化を引き起こすと認められるレベルを予め定めておくよ
うにする。
【0036】磁気センサMSの検出信号が所定のしきい
値以上であるときには、磁場変動検出部MDはその旨を
スキャンコントローラCNTに伝える。このように磁気
センサMSによって検出された磁場変動が所定のしきい
値以上であったときにスキャンコントローラCNTは、
そのタイミングに得られたNMR受信データのkスペー
ス上の位置を記憶しておく(図1S3)。
【0037】そして、以上の動作(図1S1〜S3)
を、所定のビュー数分のNMR受信データを得てkスペ
ースがうまるまで繰り返すように、スキャンコントロー
ラCNTは各部の動作を制御する(図1S4)。
【0038】そして、コンピュータCOMのメモリ上に
所定のkスペースが生成された後、スキャンコントロー
ラCNTは磁場変動が所定のしきい値以上であったタイ
ミングで得られたkスペース上のデータを破棄するよう
にコンピュータCOMに指示を与える。
【0039】更に、スキャンコントローラCNTは、破
棄データと同じ条件により該当するデータ(該当するデ
ータ部分、若しくは、該当するデータ部分を含むビュー
データ)を得るためのスキャンを再度実行して、破棄し
た部分に相当するNMR受信データを新たに得てkスペ
ースをうめるようにする(図1S5)。
【0040】尚、この場合にも磁気センサMSによって
磁場変動の検出を行って、所定のしきい値以上の磁場変
動があったら該当箇所のスキャンをやり直すようにす
る。このようにして、所定のしきい値以上の磁場変動の
影響のないkスペースを生成しておき、このkスペース
から逆フーリエ変換などにより画像再構成して断層イメ
ージを生成する(図1S6)。
【0041】従って、この実施の形態例では、ある一定
レベル以上の磁場変動があったタイミングで得たkスペ
ース上のデータを破棄し、この破棄したデータを新たに
得るようにしているため、外部環境の磁場変動が存在す
る場合にも断層イメージの画質劣化を回避することが可
能になる。
【0042】また、この実施の形態例では、一連のNM
R受信データを得てkスペースをうめた後に、ある一定
レベル以上の磁場変動があったデータを破棄し、この破
棄したデータを新たに得るようにしているため、所定の
パルスシーケンスに基づいた磁場の発生や読み出しを途
中で中断する必要がなく、各部の制御を容易に行え、外
部環境の磁場変動が存在する場合にも断層イメージの画
質劣化を回避することが可能になる。
【0043】また、以上の実施の形態例では、外部の磁
場変動があった場合の対策であったが、受信コイル(ア
ンテナ)が外部からのスパイク状のノイズを受信した場
合にも応用することができる。
【0044】すなわち、受信コイルからの信号を分岐し
てスパイクノイズ検出回路に導き、このスパイクノイズ
検出回路の検出結果を前述したスキャンコントローラC
NTに供給して、図1で説明したと同様な動作を行わせ
ることができる。
【0045】尚、この場合、スパイクノイズ検出回路
は、データのレベルが前後のデータと比較して極端に変
化している部分をスパイク状のノイズの影響を受けた部
分と判断すればよい。また、受信コイルからの信号をそ
のまま用いるかわりに受信アンプなどの出力を分岐する
ほうが、受信信号のSN比を良好に保てる点で好まし
い。
【0046】この場合には、ある一定レベル以上のノイ
ズの混入があったタイミングで得たkスペース上のデー
タを破棄し、この破棄したデータを新たに得るようにす
ることで、外部環境からのノイズ混入があった場合にも
断層イメージの画質劣化を回避することが可能になる。
【0047】
【発明の効果】以上実施の形態例と共に詳細に説明した
ように、この明細書記載の各発明によれば以下のような
効果が得られる。
【0048】(1)第1のMRI撮像方法の発明では、
磁場を発生すべき領域の周囲の磁場変動を検出しつつ、
所定の領域にMRI用の磁場を発生するようにし、この
所定の領域から得たNMR受信データを用いて画像再構
成を行ってイメージデータを生成する際に、前記磁場変
動が所定の値より大きいことが検出された場合には、磁
場変動が所定の値より大きいときに得られた前記NMR
受信データを破棄し、破棄した部分に相当するNMR受
信データを新たに得るようにして、周囲の磁場変動の影
響のない状態のNMR受信データから断層イメージを生
成する。
【0049】この結果、外部環境の磁場変動が存在する
場合にも断層イメージの画質劣化を回避することが可能
になる。 (2)第2のMRI装置の発明では、磁場を発生すべき
領域の周囲の磁場変動を検出しつつ、所定の領域にMR
I用の磁場を発生するようにし、この所定の領域から得
たNMR受信データを用いて画像再構成を行ってイメー
ジデータを生成する際に、前記磁場変動が所定の値より
大きいことが検出された場合には、磁場変動が所定の値
より大きいときに得られた前記NMR受信データを破棄
し、破棄した部分に相当するNMR受信データを新たに
得るようにして、周囲の磁場変動の影響のない状態のN
MR受信データから断層イメージを生成する。
【0050】この結果、外部環境の磁場変動が存在する
場合にも断層イメージの画質劣化を回避することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例のMRI装置の動作状
態並びにMRI撮像方法の一例を示すフローチャートで
ある。
【図2】本発明の一実施の形態例のMRI装置の全体構
成を示す構成図である。
【図3】本発明の一実施の形態例における磁場変動の検
出信号とkスペース上のデータの様子を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
M 磁場発生部 MS 磁気センサ BC ボデイコイル部 GC 勾配コイル部 TX 送信部 GR 勾配駆動部 RX 受信部 MD 磁場変動検出部 ADC アナログ・ディジタル変換部 CNT スキャンコントローラ COM コンピュータ DIS 表示部 OP 操作部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星野 和哉 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁場を発生すべき領域の周囲の磁場変動
    を検出しつつ、所定の領域にMRI用の磁場を発生し、 この所定の領域から得たNMR受信データを用いて画像
    再構成を行ってイメージデータを生成する際に、前記磁
    場変動が所定の値より大きいことが検出された場合に
    は、磁場変動が所定の値より大きいときに得られた前記
    NMR受信データを破棄し、破棄した部分に相当するN
    MR受信データを新たに得ることを特徴とするMRI撮
    像方法。
  2. 【請求項2】 励起すべき所定の領域にMRI用の磁場
    を発生する磁場発生手段と、 この磁場発生手段の外部に配置され、磁場の変動を検出
    する磁場変動検出手段と、 この磁場変動検出手段が所定の値より大きい磁場変動を
    検出した場合には、磁場変動が所定の値より大きいとき
    に得られた前記NMR受信データを破棄し、破棄した部
    分に相当するNMR受信データを新たに得るように制御
    する制御手段と、 を備えたことを特徴とするMRI装置。
JP9089174A 1997-04-08 1997-04-08 Mri撮像方法及びmri装置 Pending JPH10277004A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1345040A2 (en) * 2002-03-06 2003-09-17 GE Medical Systems Global Technology Company LLC Magnetic resonance signal acquiring apparatus and magnetic resonance imaging apparatus
JP2008122378A (ja) * 2006-11-11 2008-05-29 Mettler-Toledo Ag 力計の状態の監視及び/又は計測を行うための方法及び力計

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