JPH05276597A - 音響再生装置 - Google Patents

音響再生装置

Info

Publication number
JPH05276597A
JPH05276597A JP4067688A JP6768892A JPH05276597A JP H05276597 A JPH05276597 A JP H05276597A JP 4067688 A JP4067688 A JP 4067688A JP 6768892 A JP6768892 A JP 6768892A JP H05276597 A JPH05276597 A JP H05276597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
voice
input audio
audio signal
signal processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4067688A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Tagami
亮 田上
Takeshi Norimatsu
武志 則松
Masaharu Matsumoto
正治 松本
Hiroko Numazu
浩子 沼津
Mitsuhiko Serikawa
光彦 芹川
Akihisa Kawamura
明久 川村
Mikio Oda
幹夫 小田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4067688A priority Critical patent/JPH05276597A/ja
Publication of JPH05276597A publication Critical patent/JPH05276597A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Stereophonic System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】入力オーディオ信号が音声信号か非音声信号か
を判定し、完全に非音声信号の場合にかえって音像が広
がるという悪影響を解消し、音声信号の場合に自動的に
受聴位置によらない均一な音声明瞭度を実現する。 【構成】オーディオ信号入力手段1からのLch信号L
とRch信号Rは信号処理部11および音声非音声判定手
段21に入力され、信号処理部11で入力オーディオ信号に
信号処理を施して受聴位置が異なっても均一な音声明瞭
度が実現され、また、音声非音声判定手段21で所定時間
間隔における無音区間の頻度によって入力オーディオ信
号が音声信号であるか非音声信号であるかが判定され、
その判定結果に基づいて加算器22、23で入力オーディオ
信号と信号処理部11からの出力信号との加算割合が制御
され、この加算信号がスピーカ7、10で音響再生され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用オーディオシス
テム、ラジオカセットなどのステレオ対応オーディオシ
ステム、画面中央の上下にセンターチャンネルの信号を
再生するスピーカを持つ映像音響システムなどに用いら
れ、特に画面の左右にスピーカを設置してオーディオ信
号を再生するテレビジョンセットに内蔵されて用いられ
る音響再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、音響再生装置は、左右または上下
の両スピーカを用いてオーディオ信号の音響再生を行う
ものであった。
【0003】近年、テレビジョンセットの大画面化が進
み複数の人が同時にテレビジョンを見る機会が多くなっ
てきた。それにともなって、受聴位置によらない均一な
音響特性を実現する音響再生装置が望まれるようになっ
てきた。
【0004】以下、従来の音響再生装置について図面を
参照しながら説明する。図2は、従来の音響再生装置の
構成を示すブロック図である。図2において、オーディ
オ信号が入力されるオーディオ信号入力手段1は加算器
2に接続され、オーディオ信号入力手段1からのオーデ
ィオ信号は加算器2で信号加算される。この加算器2が
接続される低音域阻止フィルタ3は群遅延器4に接続さ
れ、加算器2で信号加算された加算信号は低音域阻止フ
ィルタ3を通り、さらに群遅延器4で遅延処理される。
この群遅延器4およびオーディオ信号入力手段1が接続
される同相加算器5は増幅器6を介してLch用スピー
カ7に接続され、遅延処理された信号は、入力オーディ
オ信号に同相加算器5で加算され、増幅器6を通じてL
ch用スピーカ7で再生される。また、群遅延器4およ
びオーディオ信号入力手段1が接続される逆相加算器8
は増幅器9を介してRch用スピーカ10に接続され、遅
延処理された信号は、入力オーディオ信号に逆相加算器
8で加算され、増幅器9を通じてRch用スピーカ10で
再生される。以上の加算器2、低音域阻止フィルタ3、
群遅延器4、同相加算器5および逆相加算器8により信
号処理部11が構成される。ここで、この低音域阻止フィ
ルタ3は高域通過フィルタまたは帯域通過フィルタのど
ちらを用いても良い。
【0005】図3は受聴位置がセンター軸から30゜まで
ずれた場合の単音節明瞭度試験の結果を示した図であ
り、aは信号処理部11を用いないで再生した場合、bは
信号処理部11を用いた場合の結果である。モノラル信号
またはステレオ信号のセンターに定位する音声信号を2
chのスピーカで再生する場合に、図3のbに示すよう
に、受聴位置がセンターからずれた位置において発生す
る音声明瞭度の低下が補正され、受聴位置によらない均
一な音声明瞭度を実現することができた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、入力オーディオ信号が完全に非音声信号の
場合にも同様の処理を施すため、音声明瞭度を補正する
という本来の特徴が発揮できず、かえって音像が広がる
という悪影響が知覚される。そしてこのような場合には
マニュアル操作で信号処理の動作を停止させる必要があ
った。
【0007】本発明は上記従来の問題を解決するもの
で、入力オーディオ信号が完全に非音声信号の場合に音
像が広がるという悪影響を無くし、音声信号の場合に自
動的に受聴位置によらず均一な音声明瞭度を実現する音
響再生装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の音響再生装置は、入力されたオーディオ信号
に信号処理を施して受聴位置が異なっても均一な音声明
瞭度を実現する信号処理部と、前記入力オーディオ信号
が音声信号か非音声信号かを判定する判定手段と、前記
判定手段の判定結果に基づいて前記信号処理部の出力信
号と入力オーディオ信号の割合を変えて加算する加算手
段とを備え、前記加算手段からの加算信号を音響再生す
る構成としたものである。
【0009】また、本発明の音響再生装置の判定手段
は、所定時間間隔における無音区間の頻度によって入力
オーディオ信号が音声信号か非音声信号かを判定する構
成としたものである。
【0010】さらに、本発明の音響再生装置の加算手段
は、判定手段から結果が出る度に加算する割合を現在の
値から徐々に増加または減少させるように制御する構成
としたものである。
【0011】
【作用】上記構成により、信号処理部で入力オーディオ
信号に信号処理を施して受聴位置が異なっても均一な音
声明瞭度を実現し、判定手段で入力オーディオ信号が音
声信号か非音声信号かを判定し、この判定結果に基づい
て、信号処理部の出力信号と入力オーディオ信号の割合
を変えて加算手段で加算し、この加算信号を音響再生す
るので、従来のように入力オーディオ信号が完全に非音
声信号の場合にかえって音像が広がるという悪影響は解
消し、また、音声信号の場合に受聴位置によらない均一
な音声明瞭度が自動的に実現される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同一の作用効果を有
するものには同一の符合を付してその説明を省略する。
【0013】図1は本発明の一実施例における音響再生
装置の構成を示すブロック図である。図1において、オ
ーディオ信号入力手段1に接続される音声非音声判定手
段21は、所定時間間隔における無音区間の頻度によって
入力オーディオ信号が音声信号か非音声信号かを判定す
る。オーディオ信号入力手段1、このオーディオ信号入
力手段1からの入力オーディオ信号に信号処理を施して
受聴位置が異なっても均一な音声明瞭度を実現する信号
処理部11、および音声非音声判定手段21が接続される加
算手段22は増幅器6を介してLch用スピーカ7に接続
され、音声非音声判定手段21の判定結果に基づいて、信
号処理部11の出力信号と入力オーディオ信号の割合を変
えて加算器22で加算し、この加算信号を増幅した後、L
ch用スピーカ7により音声に再生する。また同様に、
オーディオ信号入力手段1、信号処理部11および音声非
音声判定手段21が接続される加算器23は増幅器9を介し
てRch用スピーカ10に接続され、音声非音声判定手段
21の判定結果に基づいて、信号処理部11の出力信号と入
力オーディオ信号の割合を変えて加算器23で加算し、こ
の加算信号を増幅した後、Rch用スピーカ10により音
声に再生する。
【0014】上記構成により、オーディオ信号入力手段
1からのLch信号LとRch信号Rは、音声非音声判
定手段21と信号処理部11に入力される。入力された信号
は、音声非音声判定手段21によって相関分析され、そこ
で音声信号であるか非音声信号であるかが判定される。
判定はある一定時間内での無音区間の頻度αによって行
われる。この無音区間の頻度αの値が大きければ音声と
判定(音楽などと比べて音声の場合は、音声と音声の間
が途切れて無音区間の頻度が大きくなる。)し、逆に小
さければ非音声と判定する。この判定結果に基づいて加
算器4では、入力オーディオ信号L,Rと信号処理部11
の出力信号L’と出力信号R’の加算する割合は(数
1)を用いて行われる。
【0015】
【数1】 ここで、LL、RRは加算器22、23の出力信号である。
また、(数1)では無音区間の頻度値αを定数として用
いているが0〜1の範囲であれば良い。そして、(数
1)の定数α、(1−α)に関しては、全体の音量が一
定になるように設定しているわけであり、その必要がな
い場合にはこの定数を用いる必要はない。
【0016】また、音声非音声判定手段21による音声非
音声の判定は所定時間間隔ごとに行われる。そして、
(数2)の条件に従って同時に加算器22、23では、入力
オーディオ信号L、Rと信号処理部11の出力信号L’、
R’との加算する割合が増減される。
【0017】
【数2】 ここで、α(T)とは、所定時刻Tにおける無音区間の
頻度値である。yは変化させる割合であり、yαは0〜
1の範囲であれば良い。そして、加算器22、23の出力信
号は増幅器6、9を通じてスピーカ7、10で再生され
る。
【0018】以上のように、入力オーディオ信号が音声
信号か非音声信号かを音声非音声判定手段21で判定する
ことによって、音声信号の場合のみ受聴位置によらない
均一な音声明瞭度を自動的に実現できる。したがって、
従来のように、入力オーディオ信号が完全に非音声信号
の場合にも信号処理を施し、かえって音像が広がるとい
う悪影響は無くなる。そして、判定結果に応じて入力オ
ーディオ信号と信号処理された出力信号との加算する割
合を徐々に変化させることで判定の誤判定を防ぎ、かつ
聴感的にスムーズな切り換えが実現できる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、入力され
たオーディオ信号が音声信号か非音声信号かを判定する
ことによって、従来のように入力オーディオ信号が完全
に非音声信号の場合にかえって音像が広がるという悪影
響を解消することができ、音声信号の場合に受聴位置に
よらず均一な音声明瞭度を自動的に実現することができ
るものである。また、判定結果に応じて入力オーディオ
信号と信号処理された出力信号の加算割合を除々に変化
させるようにすれば、誤判定を防止することができると
ともに、聴感的にスムーズな切り換えを行うことができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における音響再生装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】従来の音響再生装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図3】各受聴位置における単音節明瞭度試験の結果を
示す図である。
【符号の説明】
1 オーディオ信号入力手段 7 Lch用スピーカ 10 Rch用スピーカ 11 信号処理部 21 音声非音声判定手段 22、23 加算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼津 浩子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 芹川 光彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 川村 明久 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小田 幹夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたオーディオ信号に信号処理を施
    して受聴位置が異なっても均一な音声明瞭度を実現する
    信号処理部と、前記入力オーディオ信号が音声信号か非
    音声信号かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定
    結果に基づいて前記信号処理部の出力信号と入力オーデ
    ィオ信号の割合を変えて加算する加算手段とを備え、前
    記加算手段からの加算信号を音響再生する構成とした音
    響再生装置。
  2. 【請求項2】判定手段は、所定時間間隔における無音区
    間の頻度によって入力オーディオ信号が音声信号か非音
    声信号かを判定する構成とした請求項1記載の音響再生
    装置。
  3. 【請求項3】加算手段は、判定手段から結果が出る度に
    加算する割合を現在の値から徐々に増加または減少させ
    るように制御する構成とした請求項1記載の音響再生装
    置。
JP4067688A 1992-03-26 1992-03-26 音響再生装置 Pending JPH05276597A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4067688A JPH05276597A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 音響再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4067688A JPH05276597A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 音響再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05276597A true JPH05276597A (ja) 1993-10-22

Family

ID=13352181

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4067688A Pending JPH05276597A (ja) 1992-03-26 1992-03-26 音響再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05276597A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1610588B1 (en) Audio signal processing
US4408095A (en) Acoustic apparatus
KR830000937B1 (ko) 스테레오 음향 합성기(Synthesizer)
JPH03236691A (ja) テレビジョン受信機用音声回路
US4567607A (en) Stereo image recovery
JP2512038B2 (ja) 音場再生装置
JP2013255049A (ja) チャンネルデバイダおよびこれを含む音声再生システム
EP1208724B1 (en) Audio signal processing device
JP2007006432A (ja) バイノーラル再生装置
JPH05276597A (ja) 音響再生装置
JPH06335093A (ja) 音場拡大装置
JPH09116362A (ja) 自動音量制御装置
US3050583A (en) Controllable stereophonic electroacoustic network
JPH05276598A (ja) 音響再生装置
JPH0764582A (ja) 車載用音場補正装置
JPH09252500A (ja) 音響機器におけるステレオ再生方式
JPH04171497A (ja) 音場再生装置
JPH03285500A (ja) 音響装置
EP0323830B1 (en) Surround-sound system
JPH03163997A (ja) 多チャンネル音声信号再生装置
JP3534572B2 (ja) 音場制御装置
JPH0523700U (ja) 周波数帯域分割型3スピーカ再生装置
JPH0865800A (ja) 音響再生装置
JPS63107300A (ja) ヘツドホン受聴システム
JPH03254163A (ja) 車両用音響装置