JPH05274348A - ネットワーク型データベース問い合わせ制御システム - Google Patents

ネットワーク型データベース問い合わせ制御システム

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JPH05274348A
JPH05274348A JP4098880A JP9888092A JPH05274348A JP H05274348 A JPH05274348 A JP H05274348A JP 4098880 A JP4098880 A JP 4098880A JP 9888092 A JP9888092 A JP 9888092A JP H05274348 A JPH05274348 A JP H05274348A
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JP
Japan
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record
network
type database
network model
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Application number
JP4098880A
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English (en)
Inventor
Kuninaga Takeda
邦永 竹田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワーク型データベースの生産性および
保守性を向上させる。 【構成】 外部スキーマ情報格納部1はネットワーク型
データベース8のレコード間の関係をセットを用いて定
義する外部スキーマ情報を格納する。内部スキーマ情報
格納部2はネットワーク型データベース8を記憶装置上
に格納する形態を定義する内部スキーマ情報を格納す
る。自動モデル変換部3は外部スキーマ情報と内部スキ
ーマ情報とからネットワークモデル情報を生成し、リレ
ーショナル型データベースディレクトリ部4のネットワ
ークモデル情報格納部5に格納する。問い合わせ実行部
7はデータベース問い合わせ文6とネットワークモデル
情報とからネットワーク型データベース8に対する問い
合わせ制御を決定し、ネットワーク型データベース8に
対して問い合わせを実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はネットワーク型データベース問い
合わせ制御システムに関し、特にネットワーク型データ
ベースシステムにおける問い合わせ制御に関する。
【0002】
【従来技術】従来、ネットワーク型データベースの問い
合わせ制御においては、レコード一件の処理で一つの問
い合わせ制御が行われるようになっており、リレーショ
ナル型データベースの問い合わせ制御とは異なってい
る。すなわち、ネットワーク型データベースの問い合わ
せ制御ではリレーショナル型データベースの代表的な問
い合わせ制御の如くレコードの集合全体を対象とした問
い合わせを実現するために、複数の問い合わせを組み合
わせる必要がある。
【0003】これに対して、ネットワーク型データベー
スのデータそのものをリレーショナル型データベースに
移行し、移行するデータベースに対応したリレーショナ
ル型データベースの定義を行うことによってネットワー
ク型データベースのデータに対するリレーショナル型デ
ータベースの問い合わせ制御を実現する方法もある。
【0004】このような従来のネットワーク型データベ
ースの問い合わせ制御では、リレーショナル型データベ
ースの一つの問い合わせ文と同等の問い合わせをネット
ワーク型データベースの問い合わせ制御で実現するため
に複数の問い合わせを組み合わせる必要があり、場合に
よっては数十文もの問い合わせを組み合わせる必要があ
る。これがリレーショナル型データベースに対してネッ
トワーク型データベースの生産性が低下する要因となっ
ている。
【0005】また、リレーショナル型データベースにネ
ットワーク型データベースのデータを移行する技術にお
いては更新されるネットワーク型データベース上のデー
タとの同期がとれず、リアルタイムな処理を必要とする
ソフトウェアシステムでは利用できないという問題があ
る。
【0006】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、ネットワーク型データ
ベースの生産性および保守性を向上させることができる
ネットワーク型データベース問い合わせ制御システムの
提供を目的とする。
【0007】
【発明の構成】本発明によるネットワーク型データベー
ス問い合わせ制御システムは、ネットワーク型データベ
ースにおけるレコード間の関係をセットを用いて定義す
る外部スキーマ情報を格納する外部スキーマ情報格納手
段と、前記ネットワーク型データベースを記憶装置上に
格納する形態を定義する内部スキーマ情報を格納する内
部スキーマ情報格納手段と、リレーショナル型データベ
ースにおいてカラム情報で示される表定義情報によって
定義される表を構成する前記ネットワーク型データベー
スのレコードのカラム情報およびセット情報からなるネ
ットワークモデル情報を前記外部スキーマ情報および前
記内部スキーマ情報にしたがって生成する生成手段と、
前記生成手段で生成された前記ネットワークモデル情報
を前記表定義情報に対応して格納するネットワークモデ
ル情報格納手段と、入力された前記リレーショナル型デ
ータベースに対する問い合わせ文と前記ネットワークモ
デル情報格納手段の内容とにしたがって前記ネットワー
ク型データベースに対する問い合わせ制御を決定して前
記ネットワーク型データベースに対する問い合わせを実
行する実行手段とを有することを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、外部スキーマ情報格納部1
にはネットワーク型データベース8において階層構造や
木構造、あるいは網目構造でレコードとレコードとの間
の関係をセットを用いて定義する外部スキーマ情報が格
納されている。内部スキーマ情報格納部2にはネットワ
ーク型データベース8を記憶装置(図示せず)上に格納
する形態を定義する内部スキーマ情報が格納されてい
る。
【0010】自動モデル変換部3は外部スキーマ情報格
納部1の外部スキーマ情報と、内部スキーマ情報格納部
2の内部スキーマ情報とからリレーショナル型データベ
ースに対する問い合わせ制御をネットワーク型データベ
ース8に対する問い合わせ制御に変換する際の変換規則
を示すネットワークモデル情報を生成する。自動モデル
変換部3は生成したネットワークモデル情報をリレーシ
ョナル型データベースディレクトリ部4のネットワーク
モデル情報格納部5に格納する。
【0011】問い合わせ実行部7はリレーショナル型デ
ータベースの問い合わせ制御を示すデータベース問い合
わせ文6とネットワークモデル情報格納部5のネットワ
ークモデル情報とからネットワーク型データベース8に
対する問い合わせ制御を決定し、ネットワーク型データ
ベース8に対して問い合わせを実行する。
【0012】図2は図1の外部スキーマ情報格納部1に
格納された外部スキーマ情報の一例を示す図である。図
においては、レコードAとその上位のレコードBとの間
の関係がB−Aセットを用いて定義され、レコードBと
その上位のレコードCとの間の関係がC−Bセットを用
いて定義され、レコードAとその上位のレコードDとの
間の関係がD−Aセットを用いて定義されている。
【0013】図3は図1のリレーショナル型データベー
スディレクトリ部4およびネットワークモデル情報格納
部5の詳細な構成を示す図である。図において、リレー
ショナル型データベースディレクトリ部4にはカラム情
報で図示せぬリレーショナル型データベースの表を定義
する表定義情報40が格納され、ネットワークモデル情
報を格納するネットワークモデル情報格納部5が設けら
れている。
【0014】ネットワークモデル情報格納部5にはネッ
トワークモデル情報として、表構成情報50とセットル
ート情報51とセットノード情報52と付加カラム情報
53とが格納されている。これら表構成情報50とセッ
トルート情報51とセットノード情報52と付加カラム
情報53とは夫々表定義情報40に1対1で対応してい
る。
【0015】ここで、表構成情報50は表定義情報40
に定義された表を構成するネットワーク型データベース
8のレコードのカラム情報を示している。また、セット
ルート情報51はその表を構成する基本レコードとその
上位のレコード(以下付加レコードとする)との間のア
クセス経路(以下セットルートとする)を示しており、
セットノード情報52はそのセットルート上におけるセ
ットに関する情報(以下セット情報とする)を示してい
る。さらに、付加カラム情報53は付加レコードとセッ
トルート情報51およびセットノード情報52とを対応
付ける情報である。
【0016】例えば、表定義情報40で定義された表が
図2に示すレコードAを基本レコードとし、レコードD
を付加レコードとしている場合、表構成情報50にはレ
コードAのカラム情報とレコードDのカラム情報とが示
されている。セットルート情報51にはレコードAのセ
ットルートとしてC−BセットとB−Aセットとからな
るセットルートと、D−Aセットからなるセットルート
との2本のセットルートがあることが示されている。但
し、セットルート情報51にC−Bセット、B−Aセッ
ト、D−Aセットの各セット情報は示されず、これらの
セット情報はセットノード情報52に示されている。付
加カラム情報53にはレコードDのカラム情報とセット
ルート情報51およびセットノード情報52とを対応付
ける情報が示されている。
【0017】図4および図5は図1の自動モデル変換部
3の動作を示すフローチャートである。これら図1〜図
5を用いて本発明の一実施例の動作について説明する。
【0018】リレーショナル型データベースの問い合わ
せ制御を示すデータベース問い合わせ文6をネットワー
ク型データベース8に対して実行する場合、まず作成済
みの外部スキーマ情報および内部スキーマ情報を外部ス
キーマ情報格納部1および内部スキーマ情報格納部2か
ら夫々自動モデル変換部3に入力してネットワークモデ
ル情報を生成する必要がある。自動モデル変換部3で生
成されたネットワークモデル情報はリレーショナル型デ
ータベースディレクトリ部4のネットワークモデル情報
格納部5に格納する。
【0019】上記のネットワークモデル情報が生成され
ると、外部スキーマ情報格納部1および内部スキーマ情
報格納部2から夫々自動モデル変換部3に入力された外
部スキーマ情報および内部スキーマ情報に対してはこれ
以後自動モデル変換部3でネットワークモデル情報を生
成する必要はない。
【0020】自動モデル変換部3は作成済みの外部スキ
ーマ情報および内部スキーマ情報を入力とし、リレーシ
ョナル型データベースディレクトリ部4に図3に示すよ
うな表定義情報40および該表定義情報40に対応する
ネットワークモデル情報を出力する。
【0021】すなわち、自動モデル変換部3では基本レ
コードとして未処理のレコードが存在するかを検査する
(図4ステップ10)。未処理のレコードが存在すれ
ば、自動モデル変換部3はリレーショナル型データベー
スの表に対応する基本レコードの決定と基本カラムの生
成とを行う(図4ステップ11)。未処理のレコードが
存在しなければ、自動モデル変換部3はネットワークモ
デル情報の生成処理を終了する。
【0022】ここで、図2に示すレコードAが選択され
た場合、基本レコードはレコードAであり、基本カラム
は外部スキーマ情報格納部1の内容で定義されているレ
コードAに含まれるフィールドである。
【0023】この後に、自動モデル変換部3は一時的な
セットルート情報を初期化し(図4ステップ12)、基
本レコード(レコードA)を操作レコードとして付加カ
ラム処理を実行する(図4ステップ13,14)。この
付加カラム処理からは外部スキーマ情報格納部1の内容
が自動的にモデルを変換できる範囲のものであったかど
うかの情報が返却されるので、自動モデル変換部3はそ
の情報を基にモデル範囲内かどうかを検査する(図4ス
テップ15)。
【0024】モデル範囲内であれば、自動モデル変換部
3は表定義情報を生成してリレーショナル型データベー
スディレクトリ部4に格納し、この表定義情報に1対1
で対応する表構成情報を生成してネットワークモデル情
報格納部5に格納する(図4ステップ16)。モデル範
囲内でなければ、自動モデル変換部3はネットワークモ
デル情報の生成処理を終了する。上述した処理は外部ス
キーマ情報格納部1の内容で定義されているすべてのレ
コードについて繰返し行われる。
【0025】上述した付加カラム処理ではまず外部スキ
ーマ情報格納部1に格納された操作レコードの上位のオ
ーナレコードのうち、付加レコードとして未処理のレコ
ードがあるかどうかを検査する(図5ステップ20)。
未処理のレコードがあれば、該レコードと操作レコード
との関係を定義している外部スキーマ情報中のセット情
報がセットノード情報52としてネットワークモデル情
報格納部5に出力される(図5ステップ21)。未処理
のレコードがなければ、付加カラム処理が終了する。
【0026】ここではレコードAが操作レコードとなっ
ており、レコードAの上位のオーナレコードであるレコ
ードB,Dが共に未処理なので、まずレコードBが付加
レコードとして選択される。このレコードBとレコード
Aとの関係を定義しているB−Aセットに関する情報が
セットノード情報52としてネットワークモデル情報格
納部5に出力される。
【0027】次に、セットノード情報52として出力さ
れたセット情報が、それまでに生成されたレコードAを
基本レコードとするセットルート上に存在しないかどう
かを検査する(図5ステップ22)。セット情報がセッ
トルート上に存在する場合には一つの付加カラムに対し
て複数のセットルートが存在することとなるので、モデ
ル変換の対象外となってモデル範囲外の処理が行われ
(図5ステップ23)、その後に付加カラム処理から脱
出する。このモデル範囲外の処理においては自動モデル
変換部3によるネットワークモデル情報の生成が不可能
であることを通知するとともに、該複数のセットルート
に対応する外部スキーマ情報を細分化するよう指示が出
力される。
【0028】セット情報がセットルート上に存在しない
場合には、付加レコードとして選択されたレコードのカ
ラム情報が付加カラム情報53としてネットワークモデ
ル情報格納部5に出力される(図5ステップ24)。こ
こではレコードBのカラム情報が付加カラム情報53と
してネットワークモデル情報格納部5に出力される。
【0029】付加カラム情報53がネットワークモデル
情報格納部5に出力されると、付加レコードとして選択
されたレコードを操作レコードとして付加カラム処理を
再帰的に実行する(図5ステップ25,26)。この付
加カラム処理ではステップ20の検査でさらに上位のオ
ーナレコードが存在しなくなった場合に、基本レコード
を操作レコードとする付加カラム処理に復帰する。
【0030】ここではレコードBが操作レコードとして
付加カラム処理が行われ、レコードCが付加レコードと
して選択される。この付加カラム処理ではレコードCと
レコードBとの関係を定義しているC−Bセットに関す
る情報がセットノード情報52として、またレコードC
のカラム情報が付加カラム情報53としてネットワーク
モデル情報格納部5に出力される。この後に、レコード
Cが操作レコードとされて付加カラム処理が行われる
が、レコードCには上位のオーナレコードが存在しない
ので、基本レコードであるレコードAを操作レコードと
する付加カラム処理に復帰する。
【0031】付加レコードを操作レコードとする付加カ
ラム処理から復帰すると、これら付加カラム処理の結果
が自動的なモデル変換の範囲内であるかが検査され(図
5ステップ27)、モデル変換の範囲外であれば付加カ
ラム処理を脱出する。モデル変換の範囲内であれば、上
述の処理で確定したセットルート情報51をネットワー
クモデル情報格納部5に出力する。ここではC−Bセッ
トとB−Aセットとからなるセットルートがセットルー
ト情報としてネットワークモデル情報格納部5に出力さ
れる。
【0032】上述した処理は操作レコードのオーナレコ
ードすべてについて繰返し実行される。すなわち、レコ
ードAのオーナレコードB,Dに対して付加カラム処理
が実行され、ネットワークモデル情報格納部5にはセッ
トルート情報51としてC−BセットおよびB−Aセッ
トからなるセットルートとD−Aセットからなるセット
ルートとがあることを示す情報(2本のセットルート)
が格納され、セットノード情報52としてC−Bセッ
ト,B−Aセット,D−Aセット各々に関する情報が格
納され、付加カラム情報53としてレコードB,C,D
のカラム情報が格納される。
【0033】自動モデル変換部3は外部スキーマ情報格
納部1の外部スキーマ情報中のすべてのレコードについ
て上記の処理を実行した後に終了し、一つのネットワー
クモデル情報が完成されてネットワークモデル情報格納
部5に格納される。
【0034】データベース問い合わせ文6が問い合わせ
実行部7に通知されると、問い合わせ実行部7はネット
ワークモデル情報格納部5に格納されたネットワークモ
デル情報とデータベース問い合わせ文6とからネットワ
ーク型データベース8の問い合わせ制御を決定し、ネッ
トワーク型データベース8に対して問い合わせを実行す
る。
【0035】例えば、レコードAを基本レコードとする
表に対してレコードDから付加された付加カラムに条件
が指定されたSQL(structured query language )文
がデータベース問い合わせ文6として問い合わせ実行部
7に通知された場合、問い合わせ実行部7は以下のよう
に問い合わせ制御を決定する。
【0036】ネットワークモデル情報格納部5に格納さ
れた表構成情報50には表を構成するカラムが基本カラ
ムか付加カラムかを判別する情報が含まれているので、
問い合わせ実行部7はその情報を基にSQL文で条件が
指定されたカラムが基本カラムか付加カラムかを判別す
る。
【0037】問い合わせ実行部7は条件が指定されたカ
ラムが付加カラムであると判別すると、指定された条件
がレコードDをアクセスするための条件であることを付
加カラム情報53によって抽出することができる。ま
た、問い合わせ実行部7は付加カラム情報53を経由し
てセットルート情報51とセットノード情報52とを参
照し、レコードDとレコードAとの間のアクセス方法で
あるD−AセットによるレコードAの検索を決定する。
【0038】よって、問い合わせ実行部7はまず指定さ
れた条件によってレコードDを検索した後に、決定した
アクセス方法であるD−Aセットを用いてレコードAを
検索する。問い合わせ実行部7はこれらの検索結果を指
定されたSQL文の実行結果とする。
【0039】このように、外部スキーマ情報と内部スキ
ーマ情報とにしたがって、表定義情報40によって定義
される表を構成するネットワーク型データベース8のレ
コードのカラム情報およびセット情報からなるネットワ
ークモデル情報を自動モデル変換部3で生成し、このネ
ットワークモデル情報を表定義情報40に対応してネッ
トワークモデル情報格納部5に格納しておき、データベ
ース問い合わせ文6とネットワークモデル情報格納部5
の内容とにしたがって問い合わせ実行部7でネットワー
ク型データベース8に対する問い合わせ制御を決定して
ネットワーク型データベース8に対する問い合わせを実
行することによって、既に構築済みのネットワーク型デ
ータベース8を操作するソフトウェアシステム(図示せ
ず)に何等変更を加えることなく、リレーショナル型デ
ータベースに対する問い合わせ制御と同等の制御を行う
ソフトウェアシステムを構築することができる。
【0040】また、その新しいソフトウェアシステムと
既存のソフトウェアシステムとを同時に実行できるの
で、情報の一元化とリアルタイムな操作とを実現するこ
とができる。よって、ネットワーク型データベース8の
生産性および保守性を向上させることができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ネ
ットワーク型データベースにおけるレコード間の関係を
セットを用いて定義する外部スキーマ情報と、ネットワ
ーク型データベースを記憶装置上に格納する形態を定義
する内部スキーマ情報とにしたがって、リレーショナル
型データベースにおいてカラム情報で示される表定義情
報によって定義される表を構成するネットワーク型デー
タベースのレコードのカラム情報およびセット情報から
なるネットワークモデル情報を生成し、このネットワー
クモデル情報とリレーショナル型データベースに対する
問い合わせ文とからネットワーク型データベースに対す
る問い合わせ制御を決定してネットワーク型データベー
スに対する問い合わせを実行することによって、ネット
ワーク型データベースの生産性および保守性を向上させ
ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の外部スキーマ情報格納部に格納された外
部スキーマ情報の一例を示す図である。
【図3】図1のリレーショナル型データベースディレク
トリ部およびネットワークモデル情報格納部の詳細な構
成を示す図である。
【図4】図1の自動モデル変換部の動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】図1の自動モデル変換部の動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 外部スキーマ情報格納部 2 内部スキーマ情報格納部 3 自動モデル変換部 4 リレーショナル型データベースディレクトリ部 5 ネットワーク情報格納部 7 問い合わせ実行部 8 ネットワーク型データベース 40 表定義情報 50 表構成情報 51 セットルート情報 52 セットノード情報 53 付加カラム情報

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク型データベースにおけるレ
    コード間の関係をセットを用いて定義する外部スキーマ
    情報を格納する外部スキーマ情報格納手段と、前記ネッ
    トワーク型データベースを記憶装置上に格納する形態を
    定義する内部スキーマ情報を格納する内部スキーマ情報
    格納手段と、リレーショナル型データベースにおいてカ
    ラム情報で示される表定義情報によって定義される表を
    構成する前記ネットワーク型データベースのレコードの
    カラム情報およびセット情報からなるネットワークモデ
    ル情報を前記外部スキーマ情報および前記内部スキーマ
    情報にしたがって生成する生成手段と、前記生成手段で
    生成された前記ネットワークモデル情報を前記表定義情
    報に対応して格納するネットワークモデル情報格納手段
    と、入力された前記リレーショナル型データベースに対
    する問い合わせ文と前記ネットワークモデル情報格納手
    段の内容とにしたがって前記ネットワーク型データベー
    スに対する問い合わせ制御を決定して前記ネットワーク
    型データベースに対する問い合わせを実行する実行手段
    とを有することを特徴とするネッワーク型データベース
    問い合わせ制御システム。
  2. 【請求項2】 起点とするレコードのカラム情報と前記
    セット情報によって該レコードの上位とされる上位レコ
    ードのカラム情報とを合わせて一つの表とする定義を前
    記生成手段で生成し、該定義を前記ネットワークモデル
    情報として前記ネットワークモデル情報格納手段に格納
    するようにしたことを特徴とする請求項1記載のネッワ
    ーク型データベース問い合わせ制御システム。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークモデル情報を、前記起
    点とするレコードのカラム情報と前記セット情報によっ
    て該レコードの上位とされる上位レコードのカラム情報
    とからなる表構成情報と、前記起点とするレコードと前
    記上位レコードとの間のアクセス経路を示すセットルー
    ト情報と、前記アクセス経路上の各レコード間の関係を
    示すセットノード情報と、前記上位レコードのカラム情
    報と前記セットルート情報および前記セットノード情報
    とを対応付ける付加カラム情報とから構成することを特
    徴とする請求項1または請求項2記載のネッワーク型デ
    ータベース問い合わせ制御システム。
  4. 【請求項4】 前記起点とするレコードと前記上位レコ
    ードとの間に複数のセットルートが存在する場合に前記
    生成手段による前記ネットワークモデル情報の生成が不
    可能であることを通知し、該複数のセットルートに対応
    する前記外部スキーマ情報を細分化するようにしたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2あるいは請求項3
    記載のネッワーク型データベース問い合わせ制御システ
    ム。
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