JPH0527426A - 感光性樹脂組成物およびレジストの製造法 - Google Patents

感光性樹脂組成物およびレジストの製造法

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JPH0527426A
JPH0527426A JP3154601A JP15460191A JPH0527426A JP H0527426 A JPH0527426 A JP H0527426A JP 3154601 A JP3154601 A JP 3154601A JP 15460191 A JP15460191 A JP 15460191A JP H0527426 A JPH0527426 A JP H0527426A
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naphthoquinone
photosensitive resin
resist
resin composition
weight
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JP3154601A
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English (en)
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滋 ▲こい▼渕
Shigeru Koibuchi
Koji Kato
幸治 加藤
Mamoru Sasaki
守 佐々木
Masataka Nunomura
昌隆 布村
Kei Kasuya
圭 粕谷
Michiaki Hashimoto
通晰 橋本
Asao Isobe
麻郎 磯部
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 アルカリ水溶液可溶性ノボラック樹脂(A)
と下記一般式(I)等 【化1】 (ただし、式中のDは、1,2−ナフトキノン−(2)
−ジアジド−5−スルホニル基(または4−スルホニル
基)等を意味し、Dの少なくとも1つは1,2−ナフト
キノン−(2)−ジアジド−5−スルホニル基(または
5−スルホニル基である)で表される感光剤(B)とを
重量比で(A)/(B)=90/10〜75/25の範
囲で含有し、(A)および(B)の100重量部に対し
て下記一般式(II)で表される紫外線吸収剤(C)を
0.1〜10重量部の範囲としてなる感光性樹脂組成
物。 【化2】 (ここでR1はHまたはCn2n+1、R2はHまたはCk
2k+1、R3はHまたはハロゲン原子を表わし、R1とR2
は同一でも異なってもよい) 【効果】 本発明の感光性樹脂組成物は、感度および残
膜率が良好で、かつこれによって現像後に得られるレジ
ストは断面形状が矩形状となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は感光性樹脂組成物および
レジストの製造法に関し、さらに詳しくは、現像後のレ
ジストの断面形状が矩形で、波長365nmに強い吸収
をもつポジ型の感光性樹脂組成物およびレジストの製造
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポジ型の感光性樹脂組成物には、
フェノールノボラック樹脂、クレゾールノボラック樹
脂、ポリヒドロキシスチレン樹脂等の樹脂が使用されて
いる。例えば特開昭58−17112号公報には、オル
ソクレゾール、メタクレゾールおよびパラクレゾールの
混合物と、ホルムアルデヒドとを縮合して得られる軟化
点110〜145℃のノボラック樹脂を用いたポジ型ホ
トレジスト組成物が示されている。
【0003】一方、ポジ型の感光性樹脂組成物の感光剤
としては、1,2−ナフトキノン−(2)−ジアジド−
4または5−スルホニルクロライドと、例えばベンゾフ
ェノン、ナフトール、没食酸エステルなどの水酸基を有
する化合物とを反応させた化合物が用いられている。例
えば特公昭54−20330号公報には、アルキル基が
エチル基以上の没食子酸エステルと、1,2−ナフトキ
ノン−(2)−ジアジド−4または5−スルホニルクロ
ライドとを反応させた感光剤が示されており、また特開
昭60−42753号公報、特開昭60−158440
号公報および特開昭61−86749号公報には、2,
3,4−トリヒドロキシベンゾフェノンと1,2−ナフ
トキノン−(2)−ジアジド−4または5−スルホニル
クロライドとを反応させた感光剤が示され、さらに特公
昭37−18015号公報、特開昭61−118744
号公報および特開昭61−185741号公報には、
2,3,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェノンと
1,2−ナフトキノン−(2)−ジアジド−4または5
−スルホニルクロライドとを反応させた感光剤が示され
ている。
【0004】しかしながら、従来のポジ型感光性樹脂組
成物では、露光、現像後の断面形状および残膜率の点に
おいて満足できるレジストは得られていない。また露
光、現像した後のレジスト膜を保護膜として基板をエッ
チングする際には、現像後のレジスト膜の断面形状が矩
形状であることが好ましい。
【0005】感光性樹脂は、半導体製造工程において通
常シリコン酸価膜やシリコン酸化膜上で用いられる工程
が多いがアルミニウム膜などを加工する工程では光反射
率が高い基板のために、反射光のためにレジストが過度
に露光されてパターンの細りが見られる問題がある。こ
の反射光の問題を解決するために、紫外線吸収剤を加え
た感光性樹脂組成部が特開平1−241546号公報に
提案されている。この組成物は、解像度もよく強い吸収
のために反射防止効果もあるが、今後の半導体の微細化
に対応できるほどの高解像度ではない。
【0006】本発明者らは波長365nmの露光(以下
i線という)において高解像度でしかも基板上からの光
反射の少ない感光性樹脂組成を見い出し、本発明を完成
した。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術の問題を解決し、現像後のレジスト膜の断面形状が矩
形状で、しかもi線において基板上からの光反射の少な
い感光性樹脂組成物およびこれを用いたレジストの製造
法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、アルカリ水溶
液可溶性ノボラック樹脂(A)と下記一般式(I)、
(II)もしくは(III)
【化5】
【化6】
【化7】 (ただし、式中のDは、水素原子、1,2−ナフトキノ
ン−(2)−ジアジド−5−スルホニル基または1,2
−ナフトキノン−(2)−ジアジド−4−スルホニル基
を意味し、Dの少なくとも1つは1,2−ナフトキノン
−(2)−ジアジド−5−スルホニル基または1,2−
ナフトキノン−(2)−ジアジド−5−スルホニル基で
ある)で表される感光剤またはこれらの感光剤の混合物
(B)とを重量比で(A)/(B)=90/10〜75
/25の範囲で含有し、(A)および(B)の100重
量部に対して下記一般式(IV)で表される紫外線吸収
剤(C)を0.1〜10重量部の範囲としてなる感光性
樹脂組成物、
【化8】 (ここでR1はHまたはCn2n+1(nは1〜10の整
数)、R2はHまたはCk2k+1(kは1〜10の整
数)、R3はHまたはハロゲン原子を表わし、R1とR2
は同一でも異なってもよい)およびこの組成物を用いた
レジストの製造法に関する。
【0009】本発明に使用するアルカリ水溶液可溶性ノ
ボラック樹脂(A)は、アルカリ水溶液である水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウム、水酸化テトラメチルアンモ
ニウム、コリン等の0.5〜5重量%の水溶液に可溶と
される。ノボラック樹脂は、フェノール、クレゾール、
キシレノールなどのフェノール類とホルムアルデヒドと
の縮合樹脂である。クレゾールノボラック樹脂あるいは
クレゾールと他のフェノールとを縮合した樹脂が好まし
い。ノボラック樹脂は、耐熱性、合成の上から軟化温度
が135〜165℃の範囲であることが好ましい。ノボ
ラック樹脂の軟化温度の調整は公知の方法によって行う
ことができる。なお軟化温度とはJISK2207に基
づく測定による温度である。ノボラック樹脂は、例えば
塩酸、しゅう酸等の触媒の存在下でフェノール類とホル
ムアルデヒドとを60〜120℃の温度で数時間反応さ
せた後、水分および未反応フェノール類を減圧下で加熱
して除去することにより合成することができる。
【0010】本発明に用いられる感光剤(B)は、前記
した一般式(I)、(II)または(III)で表され
る化合物またはこれらの混合物である。これらの化合物
は、例えばビス(2,4−ジヒドロキシフェニル)プロ
パン、ビス(2,4−ジヒドロキシフェニル)ブタン、
ビス(2,5−ジヒドロキシフェニル)プロパンまたは
これらの混合物と、1,2−ナフトキノン−(2)−ジ
アジド−4または5−スルホニルクロライドとを、ジオ
キサン、テトラヒドロフラン、アセトン、メチルエチル
ケトン、水、セロソルブ等の溶媒に溶かし、反応の促進
のために塩基性触媒を用いて合成される。
【0011】一般式(I)、(II)または(III)
で表される化合物の1分子当たりのD(1,2−ナフト
キノン−(2)−ジアジド−4または5−スルホニル
基)の数は、2〜4個が断面形状の点で好ましい。
【0012】塩基性触媒としては、炭酸ナトリウム、炭
酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等の無
機塩基、トリエチルアミン、トリエタノールアミン、ジ
エチルアミン等の有機塩基が通常用いられる。
【0013】合成温度には特に制限はないが、主生成物
の安定性、反応速度等の点から、0〜40℃が好まし
い。また合成反応は、黄色光下または赤色光下で行うこ
とが好ましい。
【0014】本発明になる感光性樹脂組成物のクレゾー
ルノボラック樹脂(A)と感光剤(B)との混合割合
は、重量比で(A)/(B)=90/10〜75/25
の範囲である。クレゾールノボラック樹脂の割合が90
を超えると現像時において残膜率が悪く、また75未満
では感度が低下する。
【0015】本発明に用いる紫外線吸収剤(C)は、上
記の一般式(IV)で示される化合物が用いられるがそ
の例としては、2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチル
フェニル)−ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロ
キシ3′,5′−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロ
ロベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′
−t−ブチル−5′−メチルフェニル)−5−クロロベ
ンゾトリアゾール、2−(2′−ヒドロキシ−3′,
5′−ジ−t−アミルフェニル)−ベンゾトリアゾー
ル、2−(2′−ヒドロキシ−3′,5′−ジ−t−ブ
チルフェニル)−ベンゾトリアゾール、2−(2′−ヒ
ドロキシ−5′−t−ブチルフェニル)−ベンゾトリア
ゾール、2−(2′−ヒドロキシ−5′−t−オクチル
フェニル)−ベンゾトリアゾールなどがあげられる。こ
れらは、チバ・ガイギー社、シプロ化成(株)などによ
って市場に提供されている。紫外線吸収剤(C)の混合
割合は(A)および(B)の100重量部に対して
(C)を0.1〜10重量部の範囲とする必要がある。
(C)が0.1重量部よりも少ないと紫外線の吸収の効
果が少なく、10重量部よりも多いと、溶媒に対する溶
解性が不足する。(C)は、実用レベルにおいて、1〜
5重量部の範囲がより好ましい。
【0016】また本発明になる感光性樹脂組成物は更に
溶剤を含んでもよい。本発明のポジ型感光性樹脂組成物
は、溶剤に溶解した状態で、シリコン、アルミ、石英、
ガラス等の基板表面に塗布される。この際使用する溶剤
としては、例えばアセトン、メチルエチルケトン、メチ
ルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等のケトン系溶
剤、トルエン、キシレン等の芳香族系溶剤、メチルセロ
ソルブ、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソル
ブアセテート等のセロソルブ系溶剤、酢酸エチル、酢酸
ブチル、酢酸イソアミル等のエステル系溶剤、メタノー
ル、エタノール、プロパノール等のアルコール系溶液等
がある。これらの溶剤は単独でまたは2種以上混合して
用いられる。
【0017】本発明の感光性樹脂組成物においては、感
光剤が光化学的に分解し、分解後アルカリ水溶液に可溶
となる。光化学的な分解は、水銀灯等の照射等の公知の
手段により行われる。上記アルカリ水溶液としては、通
常、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化テトラ
メチルアンモニウム、コリン等の5重量%以下、好まし
くは1.5〜2.5重量%の水溶液が用いられる。
【0018】本発明になる感光性樹脂組成物を塗布、乾
燥して得られる感光膜を水銀灯等で露光し、アルカリ水
溶液で現像してレジストが製造される。
【0019】本発明になる感光性樹脂組成物は、目的に
応じて副次的な成分を含有していてもよい。これらの例
としては、例えば貯蔵安定性を図るための熱重合防止
剤、基板からのハレーションを防止するためのハレーシ
ョン防止剤、基板との密着性を向上させるための密着性
向上剤等が挙げられる。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳しく説明す
る。 (1) 感光剤(1)の合成 ビス(2,4−ジヒドロキシフェニル)プロパン9.9
6重量部と、ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−ス
ルホニルクロリド36.0重量部(3.5モル比)をジ
オキサン200重量部中に仕込み、撹拌下にトリエチル
アミン13.7重量部とジオキサン50.0重量部との
混合液を徐々に滴下し、4時間反応させた。反応終了
後、内容物を1重量%塩酸水溶液中に滴下し、生じた沈
殿物を濾別、水洗して、メタノールで洗浄後乾燥して感
光剤(1)を得た。
【0021】(2) 感光剤(2)〜(7)の合成 感光剤(1)の合成において、ビス(2,4−ジヒドロ
キシフェニル)プロパンとナフトキノン−1,2−ジア
ジド−5−スルホニルクロリドを表1に示す化合物およ
び配合に代えた以外は、感光剤(1)の合成と同様にし
て感光剤を合成し、感光剤(2)〜(7)を得た。
【0022】
【表1】
【0023】実施例1 メタクレゾールとパラクレゾールの重量比(メタクレゾ
ール/パラクレゾール)が55/45で、ホルマリンを
全クレゾール1モル当たり0.70モル仕込み、通常の
条件でクレゾールノボラック樹脂(A−1)を合成し
た。この樹脂について、JIS K2207の方法から
軟化温度が150℃の値を得た。90℃で20分間オー
ブンで乾燥し、1μm厚の膜を得た。この樹脂の酢酸2
−エトキシエチル25重量%溶液を作り、シリコン基板
上に塗布し、この膜の2.38重量%のテトラメチルア
ンモニウム水溶液(以下、現像液(I)とする)を用い
た時の溶解時間は40秒であった。このクレゾールノボ
ラック樹脂(A−1)25重量部と、感光剤(1)5重
量部およびチバガイギー社製2−(2′−ヒドロキシ−
5′−メチルフェニル)−ベンゾトリアゾール0.6重
量部を、酢酸−2−エトキシエチル70重量部に溶解
し、0.2μm径のテフロンフィルタで濾過後、感光性
樹脂組成物を得た。得られた組成物を、アルミニウム膜
付きシリコンウエハに3000rpmで30秒間回転塗
布し、90℃で90秒間乾燥して厚さ2μmの感光膜を
得た。次いで上記基板を日立製作所製の露光装置LD−
5010iを用い、線幅0.7μmパターンのフォトマ
スクを介して500〜1000ミリ秒露光し、現像液
(1)で23℃で60秒間現像し、脱イオン水で60秒
間リンスした。現像後のレジストの断面形状を走査型電
子顕微鏡で観察したところ、矩形状であった。また感度
および残膜率も良好であった。
【0024】実施例2〜7 実施例1において、感光剤(1)を感光剤(2)〜
(7)に代えた以外は実施例1と同様にして感光性樹脂
組成物を得、感光膜を作製してその現像を行い、得られ
たレジストの断面形状を観察したが、矩形状の断面であ
り、また感度および残膜率も良好であった。
【0025】実施例8 実施例1において、メタクレゾールとパラクレゾールの
重量比(メタクレゾール/パラクレゾール)が60/4
0であり、軟化温度が155℃で、現像液(1)を用い
たときの1μm厚の溶解時間が30秒であるクレゾール
ノボラック樹脂(A−2)26重量部と、感光剤(1)
4重量部を用いた以外は、実施例1と同様に感光性樹脂
組成物を得、感光膜を作製してその現像を行い、得られ
たレジストの断面形状を観察した。レジストの断面は矩
形状であり、感度および残膜率も良好であった。
【0026】実施例9 実施例1において、メタクレゾールとパラクレゾールの
重量比(メタクレゾール/パラクレゾール)が45/5
5であり、軟化温度が145℃で、現像液(1)を用い
たときの1μm厚の溶解時間が55秒であるクレゾール
ノボラック樹脂(A−3)を用いた以外は、実施例1と
同様に感光性樹脂組成物を得、感光膜を作製してその現
像を行い、得られたレジストの断面形状を観察した。レ
ジストの断面は矩形状あり、感度および残膜率も良好で
あった。
【0027】比較例1 実施例1において、感光剤(1)を2,3,4,4′−
テトラヒドロキシベンゾフェノン1モルと1,2−ナフ
トキノン−(2)−ジアジド−5−スルホニルクロライ
ド3.5モルを反応させて得た感光剤に代え、実施例1
と同様に感光性樹脂組成物を得、レジスト像を製造し
た。結果は、0.5μm幅のパターンに形状の丸まりが
見られた。
【0028】比較例2 実施例1において2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチ
ルフェニル)−ベンゾトリアゾールを除いた感光性樹脂
組成物を調整し、レジスト像を製造した。レジスト像を
観察した所、基板からの反射光のためやや線に細りがあ
った。
【0029】実施例9〜10 実施例1において、紫外線吸収剤をそれぞれ2−(2′
−ヒドロキシ−5′−t−ブチルフェニル)−ベンゾト
リアゾールおよび日本サイアナミッド(株)製2−
(2′−ヒドロキシ−5′−t−オクチルフェニル)−
ベンゾトリアゾールに変更して、以下同様にしてレジス
ト像を製造したところ良好な断面形状が得られた。
【0030】実施例11 ノボラック樹脂をメタクレゾールとパラクレゾールと
3.5−ジメチルフェノールの重量比が45/35/2
0でホルマリンを全フェノール類1モル当たり0.70
モル仕込み、通常の条件で合成した。これを実施例1に
おけるクレゾールノボラック樹脂に変えて使用し、以下
同様にしてレジスト像を製造したところ良好な断面形状
が得られた。
【0031】
【発明の効果】本発明になる感光性樹脂組成物は、感度
および残膜率が良好で、かつこれによって現像後に得ら
れるレジストは断面形状が矩形状となり、i線露光にお
いて基板からの光反射が少ないため、基板のエッチング
工程を有する写真工業、印刷工業、電子工業等の分野に
広く使用することが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 布村 昌隆 茨城県日立市東町四丁目13番1号 日立化 成工業株式会社山崎工場内 (72)発明者 粕谷 圭 茨城県日立市東町四丁目13番1号 日立化 成工業株式会社山崎工場内 (72)発明者 橋本 通晰 茨城県日立市東町四丁目13番1号 日立化 成工業株式会社山崎工場内 (72)発明者 磯部 麻郎 茨城県日立市東町四丁目13番1号 日立化 成工業株式会社山崎工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルカリ水溶液可溶性ノボラック樹脂
    (A)と下記一般式(I)、(II)もしくは(II
    I) 【化1】 【化2】 【化3】 (ただし、式中のDは、水素原子、1,2−ナフトキノ
    ン−(2)−ジアジド−5−スルホニル基または1,2
    −ナフトキノン−(2)−ジアジド−4−スルホニル基
    を意味し、Dの少なくとも1つは1,2−ナフトキノン
    −(2)−ジアジド−5−スルホニル基または1,2−
    ナフトキノン−(2)−ジアジド−5−スルホニル基で
    ある)で表される感光剤またはこれらの感光剤の混合物
    (B)とを重量比で(A)/(B)=90/10〜75
    /25の範囲で含有し、(A)および(B)の100重
    量部に対して下記一般式(IV)で表される紫外線吸収
    剤(C)を0.1〜10重量部の範囲としてなる感光性
    樹脂組成物。 【化4】 (ここでR1はHまたはCn2n+1(nは1〜10の整
    数)、R2はHまたはCk2k+1(kは1〜10の整
    数)、R3はHまたはハロゲン原子を表わし、R1とR2
    は同一でも異なってもよい)
  2. 【請求項2】 請求項1記載の感光性樹脂組成物を塗
    布、乾燥し露光、現像するレジストの製造法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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