JPH05274058A - 電子機器システム - Google Patents

電子機器システム

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JPH05274058A
JPH05274058A JP4073871A JP7387192A JPH05274058A JP H05274058 A JPH05274058 A JP H05274058A JP 4073871 A JP4073871 A JP 4073871A JP 7387192 A JP7387192 A JP 7387192A JP H05274058 A JPH05274058 A JP H05274058A
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JP
Japan
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unit
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slave
light
master
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JP4073871A
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Masa Tani
雅 谷
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、情報の投影表示を行う際に必要なモ
ジュールを一体化することができ、投影表示や情報の校
正を瞬時に行えるとともに、機器全体を手軽に持ち運ぶ
ことができる電子機器システムの提供を目的とする。 【構成】キーボードユニット12および入力情報を記憶
する記憶部16を有する親機2と、親機に選択的に着脱
可能に接続される複数の子機3a,3bを備えている。
親機は、光源5が内蔵された子機接続部4を備え、この
子機接続部の上面に子機が載置される載置面6が形成さ
れているともに、載置面には光源からの光を照射する透
光用窓部4が形成されている。複数の子機のうちの一つ
は、親機から入力された情報および記憶部に記憶された
情報を表示する透過形ディスプレイ42と、ディスプレ
イを透過した光を集光させて、情報を投影像として写し
出すための反射鏡46および集光レンズ47を有してい
ることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、キーボードやフロッピ
ーディスク駆動装置等を有する親機と、この親機に着脱
可能に接続して使用される複数の子機を備えた電子機器
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータで作成した文章
や図形のような情報を多人数に一度に見せる場合、従来
では、パーソナルコンピュータの画面上に表示された情
報を、オーバーヘッド形のプロジェクタ装置を介してス
クリーン上に写し出すことが行われている。
【0003】具体的には、パーソナルコンピュータをイ
ンターフェイスケーブルを使って専用の透過形液晶ディ
スプレイに接続し、このパーソナルコンピュータで作成
した情報を液晶ディスプレイ上に表示させる。そして、
この液晶ディスプレイをプロジェクタ装置の原稿載置面
上に載せて、この液晶ディスプレイに光を照射し、この
液晶ディスプレイを透過した光を光学的にスクリーン上
に導くことで、情報を投影像として写し出している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の方式によると、文章や図形等の情報を作成するパー
ソナルコンピュータと、この情報を投影する際に必要な
透過形の液晶ディスプレイおよびプロジェクタ装置とが
個々に独立した別のモジュールとなっているため、情報
を投影表示する際には、これら独立した各モジュールを
寄せ集めて電気的に接続しなくてはならない。
【0005】このため、投影表示を行うに際には三種類
のモジュールが必要となり、投影表示に多大な手間を要
するとともに、特にプロジェクタ装置はパーソナルコン
ピュータに比較して非常にかさばるため、手軽に持ち運
ぶことができず、パーソナルコンピュータで作成した情
報を持ち歩いて出先や客先等で自由に見れるようにする
ことは実質的に不可能であった。
【0006】しかも、パーソナルコンピュータで作成し
た情報を、一旦別の液晶ディスプレイに転送しているた
めに、情報を校正する場合には、パーソナルコンピュー
タの画面上に情報を呼び出し、この情報を校正してから
再び校正済みの情報を液晶ディスプレイに転送しなくて
はならない。このため、情報の校正にも手間を要し、客
先等に持ち出して手軽に表示を行うことを考慮すると、
いま一歩改善の余地が残されていた。
【0007】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、情報の投影表示を行う際に必要なモジュ
ールを一体化することができ、投影表示や情報の校正を
瞬時に行えるとともに、システム全体を手軽に持ち運ぶ
ことができ、外部での情報の投影表示を行う上で好都合
となる電子機器システムの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係る電
子機器システムは、少なくとも情報を入力する入力手段
およびこの入力された情報を記憶する記憶部を有する親
機と、この親機に選択的に着脱可能に接続される複数の
子機を備えている。そして、親機は、光源が内蔵された
子機接続部を備えており、この子機接続部の上面には、
子機が載置される載置面が形成されているともに、この
載置面には上記光源からの光を上向きに照射するための
透光用窓部が形成されている。また、この親機の載置面
上に載置される複数の子機は、互いに機能が異なってお
り、これら子機のうちの一つは、上記透光用窓部からの
光が透過されるとともに、上記親機の入力手段から入力
された情報および記憶部に記憶された情報を表示するた
めの透過形のディスプレイと、このディスプレイを透過
した光を集光させて、ディスプレイ上に表示された情報
を投影像として写し出すための光学系を有していること
を特徴としている。
【0009】
【作用】このような構成によれば、親機を使用して情報
を入力する際には、少なくともディスプレイ機能を有す
る標準仕様の子機を選択し、この子機を親機の載置面上
に載置することで、これら子機と親機とを電気的に接続
する。この接続により、親機と子機との間で情報の転送
が相互に可能となり、この状態で親機の入力手段を操作
すれば、新たな情報の入力や、記憶部に記憶された情報
の呼び出しおよび校正を行うことができる。そして、こ
の子機がディスプレイ機能の他に入力機能を備えていれ
ば、子機を通じても情報の入力や呼び出しを行えること
になる。
【0010】入力あるいは記憶された情報を、投影像と
して写し出す際には、透過形のディスプレイや光学系を
有するオプション仕様の子機を選択し、この子機を上記
標準仕様の子機と交換して親機の載置面上に載置するこ
とで、これら子機と親機とを電気的に接続する。この接
続により、親機と子機との間で情報の転送が相互に可能
となり、親機の入力手段から入力された情報や、親機の
記憶部に記憶された情報が子機の液晶ディスプレイ上に
表示される。そして、親機の載置面には、光源からの光
が照射される透光用窓部が形成されているので、この透
光用窓部から照射された光は、情報が表示された液晶デ
ィスプレイを透過して子機の光学系に入射される。この
光学系に入射された光は、スクリーンのような情報を表
示すべき場所に導かれるので、上記透過形のディスプレ
イ上に表示された情報が投影像として写し出される。
【0011】したがって、親機と子機との一体化によ
り、従来のプロジェクタ装置と液晶ディスプレイとを合
わせた機能が得られるので、情報を表示するに当って専
用の液晶ディスプレイやプロジェクタ装置を準備する必
要もなく、一つの機器のみで対応できる。しかも、親機
と子機は一体化が可能であるから、独立した三つのモジ
ュールを必要とする従来に比べて手軽に持ち運んで使用
することができる。
【0012】また、子機と親機との間で情報の転送が相
互に可能であるから、投影中の情報を校正する必要が生
じた場合でも、そのまま親機の入力手段を利用して情報
の校正が可能となり、客先や出先でも情報の校正作業を
簡単かつ瞬時に行うことができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の第1実施例を、携帯形のワード
プロセッサに適用した図1ないし図3にもとづいて説明
する。図1および図2において、符号1で示す携帯形の
ワードプロセッサは、親機2と、この親機2に着脱可能
に接続される二種類の子機3a,3bを備えている。
【0014】親機2は、四角形箱状の筐体からなる子機
接続部4を備えている。子機接続部4の内部には、ハロ
ゲン電球のような光源5が収容されている。子機接続部
4の上面は、子機3a,3bが載置される平坦な載置面
6をなしており、この載置面6には、光源5からの光が
上向きに照射される透明な透光用窓部7が形成されてい
る。
【0015】子機接続部4の前面には、ヒンジ9を介し
て長方形状のブラケット10が連結されている。ブラケ
ット10は、子機接続部4の前面から手前側に略水平に
倒れ込む使用位置と、子機接続部4の前面に重ね合わさ
れる格納位置との間に亘って回動し得るようになってお
り、このブラケット10の一側縁部、つまりブラケット
10を使用位置に倒した時に手前側に位置する縁部に
は、他のヒンジ11を介して入力手段としてのキーボー
ドユニット12が連結されている。キーボードユニット
12は、文字や記号等のような情報を入力するためのも
ので、左右方向に細長い長方形状のボード13と、この
ボード13上に配列された多数のキー14を備えてい
る。キーボードユニット12の全長は、ブラケット10
や子機接続部4の全長よりも長く形成されており、この
キーボードユニット12の一端部がブラケット10や子
機接続部4の側方に突出している。
【0016】子機接続部4の一側には、キーボードユニ
ット12から入力された情報を記憶するための記憶部1
6が設けられている。記憶部16は、奥行き寸法が子機
接続部4と同等をなすとともに、高さ寸法が子機接続部
4よりも大きな四角形箱状をなしており、本実施例の場
合、この記憶部16は子機接続部4に対し取り外し可能
に連結されている。この記憶部16と子機接続部4との
連結には、図示しないピン端子形のコネクタが用いられ
ており、このコネクタによって記憶部16と子機接続部
4との電気的な接続が同時になされている。記憶部16
は、フロッピーディスク駆動装置17を内蔵しており、
このフロッピーディスク駆動装置17にフロッピーディ
スクを出し入れするための挿入口18が、記憶部16の
前面に開口されている。
【0017】このような親機2にあっては、ブラケット
10を格納位置に回動させ、かつこのブラケット10に
連なるキーボードユニット12を後方に倒し込むと、図
3に示すように、キーボードユニット12がそのキー1
4を下向きにした姿勢で記憶部16の上面に重ね合わさ
れるようになっている。そして、この場合、子機接続部
4、ブラケット10、記憶部16およびキーボードユニ
ット12は、四角形箱状に折り畳まれ、親機2の全体形
状がアタッシュケース状をなすとともに、子機接続部4
の載置面6とキーボードユニット12との間に、子機3
a,3bを格納するための空間19が形成されるように
なっている。
【0018】なお、キーボードユニット12には、これ
を記憶部16の上面に重ね合わせた際に、記憶部16の
上面のラッチ孔20に係合するラッチ爪21が突設され
ている。また、ブラケット10には運搬用の把手22が
設けられているとともに、子機接続部4の側面には、電
源スイッチ23が設けられている。
【0019】ところで、上記二種類の子機3a,3bの
うち、その一方の子機3aは、それ単体でも文章作成が
可能な標準仕様となっており、他方の子機3bは、親機
2に入力した情報を投影表示する際に用いるオプション
仕様となっている。
【0020】図2に示すように、標準仕様の子機3a
は、親機2の載置面6上に取り外し可能に載置されるベ
ース部31を備えている。ベース部31には、図形や文
字等の情報を瞬時に入力するためのタブレット32が設
けられている。タブレット32は、入力の位置情報を作
り出すためのタブレット板33と、このタブレット板3
3上に位置を指示するための図示しない入力ペンおよび
制御回路部を備えており、そのタブレット板33がベー
ス部31の上面に露出されている。
【0021】また、ベース部31には、ヒンジ35を介
してカバー部36が連結されている。カバー部36は、
タブレット板33を覆う閉じ位置と、タブレット板33
を露出させる開き位置との間に亘って回動可能に枢支さ
れている。このカバー部36を閉じ位置に回動させた状
態では、子機3aが携帯に便利な薄い箱形に形成され、
上記親機2を折り畳んだ時に形成される空間19内に収
まるようになっている。
【0022】カバー部36には、液晶ディスプレイ37
が組み込まれている。液晶ディスプレイ37は、ヒンジ
35の内部を通した図示しないフレキシブルケーブルを
介してタブレット32の制御回路部に接続されており、
タブレット32に入力された情報を表示するようになっ
ている。
【0023】そして、この子機3aは、ベース部31を
載置面6に載置した際に、このベース部31の底面と載
置面6に設けた光学式あるいは電磁式の非接触形コネク
タ38を介して親機2と電気的に接続されるようになっ
ている。この接続により、親機2と子機3aとの間で情
報の転送が相互に可能となり、親機2のキーボードユニ
ット12から入力された情報も子機3aの液晶ディスプ
レイ37上に表示される。このことから、親機2は標準
仕様の子機3aと接続することで、ワードプロセッサ1
として機能するようになっている。
【0024】一方、オプション仕様の子機3bも、図1
に示すように親機2の載置面6上に取り外し可能に載置
されるベース部41を備えている。このベース部41に
は、記憶部16に記憶された情報や、キーボードユニッ
ト12から入力された情報を表示するための透過形の液
晶ディスプレイ42が組み込まれている。この液晶ディ
スプレイ42は、液晶セルを偏光板42aで上下から挾
み込んだ従来周知のものと同様の構成であり、その上下
の偏光板42aがベース部41の下面と上面に露出され
ている。このため、子機3bのベース部41を載置面6
に載せた状態では、光源5からの光が照射される透光用
窓部7が液晶ディスプレイ42と対向し合い、この透光
用窓部7からの光が液晶ディスプレイ42を透過するよ
うになっている。
【0025】ベース部41には、ヒンジ43を介してカ
バー部44が連結されている。カバー部44は、ベース
部41を覆う閉じ位置と、このベース部41を露出させ
る開き位置との間に亘って回動可能に枢支されている。
そして、このカバー部44を閉じ位置に回動させた状態
では、子機3bが携帯に便利な薄い箱形に形成され、上
記親機2を折り畳んだ時に形成される空間19内に収ま
るようになっている。
【0026】このオプション仕様の子機3bにあって
も、ベース部41を載置面6に載置した際に、このベー
ス部41の底面と載置面6に設けた光学式あるいは電磁
式の非接触形コネクタ38を介して親機2と電気的に接
続される。この接続により、親機2と子機3bとの間で
情報の転送が相互に可能となり、親機2の記憶部16に
記憶された情報や、キーボードユニット12から入力さ
れる情報が、子機3bの液晶ディスプレイ42上に表示
されるようになっている。
【0027】また、この子機3bは、液晶ディスプレイ
42上に表示された情報を、投影像として写し出すため
の光学系を備えている。この光学系は、カバー部44の
ベース部41との対向面に設けられた反射鏡46と、上
記液晶ディスプレイ42を透過した光を、反射鏡46に
集光させる集光レンズ47とで構成されている。集光レ
ンズ47は、カバー部44とベース部41との間に位置
されており、本実施例の場合は、上記ヒンジ43に回動
可能に支持されて、カバー部44を閉じ位置に回動させ
た状態では、反射鏡46と液晶ディスプレイ42との間
に生じた隙間に格納される。
【0028】このような構成のワードプロセッサ1にお
いて、親機2を使用して文字や図形等の情報を作成する
際には、まず標準仕様の子機3aを選択する。そして、
この子機3aのベース部31を親機2の載置面6上に載
置し、コネクタ38を介して親機2と子機3aとを電気
的に接続する。この接続により、親機2と子機3aとの
間での情報の転送が相互に可能となるから、キーボード
ユニット12やタブレット32から入力した情報を液晶
ディスプレイ37上に表示できるとともに、親機2の記
憶部16に記憶された情報を、液晶ディスプレイ37上
に呼び出すことができ、通常のワードプロセッサ1とし
て利用できる。
【0029】そして、標準仕様の子機3aは、タブレッ
ト32と液晶ディスプレイ37を備えており、この子機
3a単体でも文章や図面の作成機能を有しているので、
親機2と切り離しても使用することができる。このた
め、子機3aのみを持ち運べば、出先や客先でも手軽に
文章の作成が可能となり、ハンディタイプのワードプロ
セッサとして有効に活用できる。
【0030】一方、作成した文章や図面等の情報を、投
影像として表示する際には、オプション仕様の子機3b
を選択する。そして、この子機3bを標準仕様の子機3
aと交換して親機2の載置面6上に載置し、コネクタ3
8を介して親機2と子機3bとを電気的に接続する。こ
の接続により、親機2と子機3bとの間での情報の転送
が相互に可能となり、親機2のキーボドユニット12か
ら入力される情報や記憶部16に記憶された情報が液晶
ディスプレイ42に表示される。
【0031】この状態で子機3bのカバー部44を略4
5°の角度に起立させ、親機2の光源5を点灯させる
と、図1の矢印で示すように、透光用窓部7からの光が
透過形の液晶ディスプレイ42に入射される。この液晶
ディスプレイ42を透過した光は、集光レンズ47を介
して反射鏡46に導かれ、この反射鏡46でスクリーン
に向って反射される。このことにより、液晶ディスプレ
イ42に表示された情報が、スクリーン上に投影像とな
って写し出される。
【0032】このようなワードプロセッサ1によれば、
親機2とオプション仕様の子機3bとを一体化すること
で、従来の液晶ディスプレイとプロジェクタ装置とを合
わせた機能が得られるので、ワードプロセッサ1で作成
した情報を投影表示するに当って、従来の如き別のモジ
ュールからなる液晶ディスプレイやプロジェクタ装置を
準備する必要もなく、一つのワードプロセッサ1のみで
対応できる。このため、作成した情報の投影表示を簡単
に行うことができる。
【0033】しかも、子機3a,3bは、親機2の載置
面6上に載置されて、この親機2と一体化されているか
ら、独立した三つのモジュールを必要とする従来に比べ
て手軽に持ち運んで使用することができる。特に、本実
施例では、親機2をアタッシュケースの如き形状に折り
畳むことができるとともに、この親機2を折り畳んだ際
にキーボードユニット12と子機接続部4との間に生じ
た空間19に子機3a,3bを格納できるので、ワード
プロセッサ1を運搬する際には、その親機2と子機3
a,3bとを携帯に便利な形状に一体化することができ
る。したがって、ワードプロセッサ1を手軽に持ち運ん
で、自由な場所での情報の投影表示が可能となる。
【0034】また、親機2と子機3a,3bとの間での
情報の転送が相互に可能であるから、情報を投影表示し
ている時に、この情報の校正が必要となった場合や、新
たな情報を追加する必要が生じた場合でも、親機2のキ
ーボードユニット12を利用して情報の校正が可能とな
る。このため、情報を瞬時に校正することができ、出先
や客先での校正作業にも容易に対応できるといった利点
がある。なお、本発明は上記第1実施例に特定されるも
のではなく、図4に本発明の第2実施例を示す。この第
2実施例は、主に子機3a,3bの構成が上記第1実施
例と相違している。
【0035】すなわち、第2実施例の子機3a,3b
は、ベース部51とカバー部52とに分割されている。
これらベース部51とカバー部52とは、ヒンジユニッ
ト53を介して回動可能に連結されている。ヒンジユニ
ット53は、互いに嵌合し合う一対のヒンジ片54,5
5を備えている。ヒンジ片54,55は、軸部54a,
55aと、この軸部54a,55aに連なる細長い支持
部54b,55bを備えており、これら軸部54a,5
5aが一本のヒンジ軸56を介して軸回り方向に所定角
度回動可能に結合されている。
【0036】支持部54b,55bは、ベース部51と
カバー部52を着脱可能に受ける接合面57,58を備
えている。これら接合面57,58には、ピン端子形の
第1のコネクタ59,60が設けられており、これら第
1のコネクタ59,60は、図示しないフレキシブルケ
ーブルを介して接続されている。そして、第1のコネク
タ59,60は、接合面57,58にベース部51およ
びカバー部52を突き合わせた際に、これらベース部5
1およびカバー部52に設けられた第2のコネクタ6
1,62と嵌合されるようになっている。この嵌合によ
り、ベース部51とカバー部52がヒンジユニット53
に対し機械的に連結されるとともに、ベース部51とカ
バー部52との電気的な接続がなされている。
【0037】このような構成の第2実施例によれば、ベ
ース部51とカバー部52とがヒンジユニット53を境
として分離可能であるから、ベース部51としてタブレ
ットのような入力手段を備えた標準仕様のものと、透過
形の液晶ディスプレイを備えたオプション仕様のものを
用意するとともに、カバー部52として液晶ディスプレ
イを備えた標準仕様のものと、反射鏡や集光レンズから
なる光学系を備えたオプション仕様のものを用意してお
き、使用目的に応じたベース部51およびカバー部52
を選択してヒンジユニット53に接続すれば、文章作成
が可能な標準仕様の子機3aと、情報の投影表示に用い
るオプション仕様の子機3bを得ることができる。この
ため、子機3a,3bの機能を自由に選択できるのは勿
論のこと、子機3a,3bを分解して運搬することがで
き、携帯性をより高めることができる。
【0038】なお、上記実施例では、記憶部としてフロ
ッピーディスク駆動装置を用いたが、このフロッピーデ
ィスク駆動装置に代えてハードディスク駆動装置を用い
ても良いし、この記憶部に演算処理機能を付加しても良
い。
【0039】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、親機と子
機とを一体化することで、従来の液晶ディスプレイとプ
ロジェクタ装置とを合わせた機能が得られるので、作成
した情報を投影表示するに当って、従来の如き別のモジ
ュールからなる液晶ディスプレイやプロジェクタ装置を
準備する必要もなく、一つの機器のみで対応できる。こ
のため、情報の投影表示を簡単に行うことができる。
【0040】しかも、親機と子機は一体化が可能である
から、独立した三つのモジュールを必要とする従来に比
べて手軽に持ち運んで使用することができ、自由な場所
での情報の投影表示が可能となる。
【0041】また、子機と親機との間で情報の転送が相
互に可能であるから、情報を投影表示している時に、こ
の情報の校正が必要となった場合や、新たな情報を追加
する必要が生じた場合でも、親機の入力手段を利用して
情報の校正が可能となる。このため、情報を瞬時に校正
することができ、出先や客先での校正作業にも容易に対
応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例におけるワードプロセッサ
において、親機にオプション仕様の子機を接続する状態
を示す斜視図。
【図2】親機に標準仕様の子機を接続した状態を示す斜
視図。
【図3】親機と子機を折り畳んだ状態を示す斜視図。
【図4】本発明の第2実施例の子機を分解して示す斜視
図。
【符号の説明】
1…電子機器システム(ワードプロセッサ)、2…親
機、3a,3b…子機、4…子機接続部、5…光源、6
…載置面、7…投光用窓部、12…入力手段(キーボー
ドユニット)、16…記憶部、42…ディスプレイ(液
晶ディスプレイ)、46,47…光学系(反射鏡、集光
レンズ)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも情報を入力する入力手段およ
    びこの入力された情報を記憶する記憶部を有する親機
    と、 この親機に選択的に着脱可能に接続される複数の子機を
    備えている電子機器システムであって、 上記親機は、光源が内蔵された子機接続部を備え、 この子機接続部の上面に、上記子機が載置される載置面
    を形成するとともに、この載置面には、上記光源からの
    光を上向きに照射するための透光用窓部を形成し、 また、この親機の載置面上に載置される複数の子機は、
    互いに機能が異なっており、 これら子機のうちの一つは、上記透光用窓部からの光が
    透過されるとともに、上記親機の入力手段から入力され
    た情報および記憶部に記憶された情報を表示するための
    透過形のディスプレイと、このディスプレイを透過した
    光を集光させて、ディスプレイ上に表示された情報を投
    影像として写し出すための光学系を有していることを特
    徴とする電子機器システム。
JP4073871A 1992-03-30 1992-03-30 電子機器システム Pending JPH05274058A (ja)

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JP4073871A JPH05274058A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 電子機器システム

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JP (1) JPH05274058A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6560100B1 (en) 1996-10-24 2003-05-06 Fujitsu Limited Portable computer equipped with add-on battery

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