JPH05273672A - 補償光源を備えたカラー・イメージ再生装置および方法 - Google Patents

補償光源を備えたカラー・イメージ再生装置および方法

Info

Publication number
JPH05273672A
JPH05273672A JP4248342A JP24834292A JPH05273672A JP H05273672 A JPH05273672 A JP H05273672A JP 4248342 A JP4248342 A JP 4248342A JP 24834292 A JP24834292 A JP 24834292A JP H05273672 A JPH05273672 A JP H05273672A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light sources
image
photographic
color
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4248342A
Other languages
English (en)
Inventor
Dennis N Beaulieu
デニス・エヌ・ボールー
Robert L Horton
ロバート・エル・ホートン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eastman Kodak Co filed Critical Eastman Kodak Co
Publication of JPH05273672A publication Critical patent/JPH05273672A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/72Controlling or varying light intensity, spectral composition, or exposure time in photographic printing apparatus
    • G03B27/73Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers
    • G03B27/735Controlling exposure by variation of spectral composition, e.g. multicolor printers in dependence upon automatic analysis of the original

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Fax Reproducing Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー・イメージ再生装置および方法で使用
される各イメージ・レシーバのスペクトル感度応答を補
償する光源を提供する。 【構成】 複数の光源がそれぞれ励起される時生じる各
光源の異なるカラー光はこれに与えられる励起レベルに
より確立される光の強さレベルを有する。光集合装置が
異なるカラー光を組合わせて1次光路に沿って複合カラ
ー光を与える。写真透明画は、複合カラー光がそこを透
過してそのカラー・イメージの射影を生じるように、1
次光路に沿って配置される。電子的イメージ生成装置
は、投射されたカラー・イメージをイメージ化する。感
光媒体は投射されたカラー・イメージにより露出され
る。複数の光源を励起する電源は、第1の複数の予め定
めた励起レベルを複数の光源に与えて、電子的イメージ
生成装置の感度応答を補償する第1の複合カラー光を生
じ、また、第2の複数の予め定めた励起レベルを複数の
光源に与えて感光媒体の感度応答を補償する第2の複合
カラー光を生じる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、拡大写真方式プリンタ
等を含むカラー・イメージ再生装置に関し、特にカラー
・イメージを印画するためのかかるカラー・イメージ再
生装置および方法において使用される加法および減法カ
ラー光源における改善に関する。
【0002】
【従来の技術】「Kodak Create−A−Pr
int Enlarging Minilab」の如き
最高技術水準の拡大写真方式プリンタにおいては、加法
光源が走査および印画の両動作のための「白色」光を提
供する。この加法光源は、それぞれ異なる原色(即ち、
赤、緑および青)の光を提供する3個のランプを含む。
ランプの原色光成分は、白色光を生じるため光集合チャ
ンバにより組合わされる。
【0003】印画のためには、(1)印画されるべきネ
ガチブ写真の透過率特性、および(2)写真方式プリン
タに使用される印画用紙のスペクトル感度応答、を補償
する白色光を均衡させることが必要である。白色光は、
ランプ出力の強さを調整することにより均衡させられ
る。これは、回転自在の多孔金属の減衰ホイールを各ラ
ンプのビーム経路内に置くことにより機械的に行われ
る。
【0004】プリンタの一部を形成する露出量決定シス
テムが、各ランプのビーム経路における適正な減衰量を
生じるように減衰ホイールの正しい角度位置を取得す
る。結果として生じる白色光は、ネガチブ写真と印画用
紙の双方を補償するように適正に均衡させられる。露出
量決定システムは、ソリッドステートの電荷結合デバイ
ス(CCD)タイプのイメージ生成装置、露出量制御コ
ンピュータ、および印画されるイメージを表示するため
のビデオ・モニターを有するビデオ・カメラを含む。
【0005】走査動作中、ビデオ・カメラは、ネガチブ
を透過する白色光により生じる如きネガチブに含まれる
イメージの射影を受取る。このカメラは、受取ったイメ
ージの射影をR、G、Bカラー・ビデオ信号に変換す
る。これらの信号は、次に露出量制御コンピュータにお
ける処理のため準備される。このコンピュータは、カラ
ー信号情報を、記憶した較正データと比較し、この比較
から、ネガチブの透過率特性を決定する。透過率データ
は、分類、主題不全抑制、勾配補正および減衰ホイール
位置の如き露出パラメータを決定するためコンピュータ
により使用される。
【0006】ビデオ・カメラにおけるCCDイメージ生
成装置のスペクトル感度応答により、ネガチブ写真の透
過率特性の決定における誤差が生じる。これらの誤差
は、(CCDイメージ生成装置により確立される如き)
ビデオ・カメラのスペクトル感度応答を補償することに
より取除くことができる。
【0007】ビデオ・カメラの補償の1つの試みは、露
出量決定システムに使用されるある増幅回路における利
得を調整するととである。この試みは、システムに対し
て過大なノイズを生じ、低い信号対ノイズ比による別の
誤差を生じるという実質的な欠点を有する。
【0008】別の試みは、加法光源に減衰ホイールを使
用する白色光のバランスを調整することである。この試
みは、ネガチブの補償のため使用可能な減衰ホイール位
置の範囲に厳しい制限を課す。
【0009】更に他の補償の試みは、投射されたネガチ
ブ・イメージの光路にビーム・スプリッタを介装するこ
とである。このビーム・スプリッタは、カメラにより受
取られる射影の青成分を強調する黄色の一部銀を含む反
射コーティングを含む。この試みは、ビーム・スプリッ
タにおけるコーティングが印画操作中印画用紙に「カラ
ーの縞」のアーチファクト(人為結果)を生じる欠点を
有する。
【0010】更に、ビデオ・カメラおよび印画レンズに
より受取られる投射光の全強さがビーム・スプリッタに
より減少される。その結果、カメラ・レンズの虹彩絞り
が減少された光を補償するために所定の絞り設定範囲を
越えて開かれねばならないため、ビデオ・カメラの被写
界深度が制限される。被写界深度に対する制限は更に、
ビデオ・モニターに表示されるイメージの鮮鋭度に対す
る制限をもたらす結果となる。更に、プリンタが露出過
度のネガチブを走査する能力は、光のレベルの減少によ
り劣化させられる。
【0011】上記の全ての補償法を一緒に用いると、そ
れぞれの試みの欠点を最小限に抑えることができる。し
かし、これらの補償法は、プリンタのシステム全体の性
能を制限することがあり得る。
【0012】更にまた、印画動作中、ネガチブの透過率
および印画用紙のスペクトル感度の双方を補償するため
減衰ホイールが使用される。このような2重補償法の役
割は、減衰ホイールから得られる減衰装置の調整の範囲
および解像度を制限する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、機械的減衰器、光学フィルタ、あるいは装置におい
て使用される各イメージ・レシーバのスペクトル感度応
答を補償する電子素子の必要を著しく低減する補償光源
を用いるカラー・イメージ再生装置および方法の提供に
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】この問題は、写真の透明
画の補償専用の減衰ホイールを備え、印画用紙に対する
異なる補償法を用いることにより解決される。本発明の
一実施態様によれば、写真透明画からのカラー・イメー
ジを第1および第2のイメージ・レシーバに対して再生
するための装置が提供され、この装置は下記の構成を有
する。即ち、励起される時各々が各ビーム経路を通る異
なるカラー光を生じる複数の光源、この光源の各々の異
なるカラー光は加えられる励起レベルにより確立される
光の強さレベルを有する。
【0015】前記の複数の光源と光学的に結合され、こ
の複数の光源からの異なるカラーの光を組合わせて1次
光路に沿って複合カラーの光を生じる手段。
【0016】前記第1および第2のイメージ・レシーバ
は、前記写真透明画と光学的に結合されて、この写真透
明画の投射されたカラー・イメージを受取り、前記第1
および第2のイメージ・レシーバはそれぞれ特徴的なス
ペクトル感度応答を有し、前記写真透明画と光学的に結
合されて、この写真透明画の投射されたカラー・イメー
ジを前記第1および第2のイメージ・レシーバへ送る手
段、この第1および第2のイメージ・レシーバはそれぞ
れ特徴的なスペクトル感度応答を有し、前記複数の光源
と結合されて、前記複数の光源を励起する手段、この励
起手段は前記複数の光源に対して第1の複数の予め定め
た励起レベルをそれぞれ与えて、前記第1のイメージ・
レシーバの感度応答を実質的に補償する第1の複合カラ
ー光を生じ、この励起手段は、前記複数の光源に対して
第2の複数の予め定めた励起レベルを与えて、前記第2
のイメージ・レシーバの感度応答を実質的に補償する第
2の複合カラー光をそれぞれ生じる。
【0017】本発明の別の実施態様によれば、感光媒体
に対して写真透明画からのカラー・イメージを印画する
方法が提供され、この方法は下記のステップを含む。即
ち、各々が各ビーム経路を通る異なるカラーの光を生じ
る複数の光源を励起し、前記各光源の異なるカラー光は
加えられる励起レベルにより確立される光の強さレベル
を有し、前記複数の光源からの異なるカラー光を組合わ
せて、1次光路に沿って複合カラーの光を生じ、前記複
合カラー光を前記写真透明画を通るように送り、前記写
真透明画からのカラー・イメージの射影を電子イメージ
生成手段により生じ、この電子イメージ生成手段は特徴
的なスペクトル感度応答を有し、前記感光媒体を投射さ
れたカラー・イメージで露出し、この感光媒体は特徴的
なスペクトル感度応答を有し、前記複数の光源を励起す
る前記ステップは更に、第1の複数の予め定めた励起レ
ベルを前記複数の光源に対してそれぞれ与えて、前記電
子イメージ生成手段の感度応答を実質的に補償する第1
の複合カラー光を生じ、前記複数の光源に対して第2の
複数の予め定めた励起レベルをそれぞれ与えて、前記感
光媒体の感度応答を実質的に補償する第2の複合カラー
光を生じる。
【0018】先に述べた問題を解決することに加えて、
本発明は、走査動作および印画動作のための露出パラメ
ータの決定の精度を増す補償光源を用いるカラー・イメ
ージ再生装置および方法を提供する。
【0019】別の実施態様においては、本発明は、前記
装置および方法で使用される各イメージ・レシーバのス
ペクトル感度応答を自動的に補償する補償光源を用いる
カラー・イメージ再生装置および方法を提供する。
【0020】別の実施態様においては、本発明は、補償
光源において使用される機械的または光学的減衰手段を
特定の写真透明画のスペクトル補償に実質的に専用化す
ることを可能にし、これによりこのようなカラー補償の
ため減衰手段の減衰調整の範囲および解像度を増す補償
光源を用いるカラー・イメージ再生装置および方法を提
供する。
【0021】更に他の実施態様においては、本発明は、
カラー・イメージ再生装置および方法の露出プロセスの
間、印画時間間隔を短縮するように動作を最適化できる
補償光源を用いるカラー・イメージ再生装置および方法
を提供する。
【0022】更に他の実施態様においては、本発明は、
全ての光が走査中CCDイメージ生成手段を、また印画
中印画レンズを通ることを可能にし、これにより、
(1)ビデオ・カメラに対するより大きな被写界深度、
および(2)ビデオ・モニターにおけるより鮮明なイメ
ージの表示、および(3)露出過度のネガチブに対する
改善された走査を可能にする補償光源を用いるカラー・
イメージ再生装置および方法を提供する。
【0023】本発明の更に他の目的については、添付図
面に関して望ましい実施態様の以降の記述を読めば明ら
かになるであろう。
【0024】
【実施例】図面の図1において、本発明により構成され
た加法補償カラー光源12を備えた拡大写真方式プリン
タ10が示される。この光源12は、3個のランプ14
a、14b、14cからなる。望ましい実施態様におい
ては、ランプ14a、14b、14cは、225ワット
の電力入力と、68ボルトの動作電圧で約3,000°
Kのカラー温度とを持つタングステン・ハロゲン・ラン
プである。ランプ14a、14b、14cは、それぞれ
関連する楕円体状の反射器を有する。ランプ14a、1
4b、14cは、例えば、General Elect
ric社製のGE Photo−Lamps(ANSI
コード:EZF−EZJ)である。各ランプの光は、ビ
ーム経路に沿って指向され、ランプから約25.4mm
(1インチ)の点で収束される。この光は、原色フィル
タ16a、16b、16cによりそれぞれフィルタされ
る。例えば、フィルタ16aは緑色フィルタ、16bは
青色フィルタ、16cは赤色フィルタである。ランプ1
4aからの白色光は緑フィルタ16aによりフィルタさ
れ、これにより緑の光源を生じる。緑の光は、黄色フィ
ルタ18の背面に衝突して、図1に示されるようにこれ
を通過する。ランプ14bからの白色光は青色フィルタ
16bによりフィルタされ、これにより青色光源を生じ
る。青色光は、黄色フィルタ18の前面により反射さ
れ、図1に示されるように、緑色光とともに下方へ指向
される。緑および青の両方の光はシアン・フィルタ20
の背面に衝突して、図1に示されるようにこれを通過す
る。ランプ14cから発射された白色光は、赤のフィル
タ16cによりフィルタされて、赤の光源を生じる。赤
の光は、シアン・フィルタ20の前面により反射され、
緑および青の光と同じ方向で下方へ指向される。
【0025】更に図1において、赤、緑および青の光成
分が光集合チャンバ22により受取られる。この集合チ
ャンバ22は折曲げられたアルミニウム板材料から作ら
れている。集合チャンバ22は、前記光成分を反射させ
る研磨された内面を有する。この光成分は、約25.8
cm2(2×2平方インチ)である開口24をへて集合チ
ャンバ22に進入する。光成分は、チャンバ22の内面
で反射され、出力端部26で合成される。
【0026】チャンバ22内の出力端部26には、約2
5.8cm2(2×2平方インチ)であり厚さが約0.3m
m(1/8インチ)である拡散要素28が含まれる。こ
の拡散要素28は、例えば、プラスチックから作られた
半透明のウインドウを含み、Eastman Koda
k社により製造される。組合わされた赤、緑および青の
光成分は拡散要素28を通って混合されて複合カラー光
ビーム30を生じる。ここでは、この複合カラーは無
色、即ち白に近似する。図1に示されるように、光源1
2はまた、4個の多孔質金属の減衰ホイール32a、3
2b、32cおよび32dを含む。減衰ホイール32
a、32b、32cは、図1に示されるように、ランプ
14a、14b、14cのビーム経路にそれぞれ配置さ
れている。減衰ホイール32dは、図1に示されるよう
に、集合チャンバ22に進入する前に赤、緑および青の
光成分と交差するように配置される。減衰ホイール32
a〜cはそれぞれ、約0.007のデンシティー増分で
0乃至約1.25デンシティーの範囲内の減衰値を生じ
る分布したパーフォレーションを含む。減衰ホイール3
2dに含まれるパーフォレーションの分布は、0、0.
45、0.90および無限大の減衰レベルを生じる。こ
のため、白色光ビーム30は、カラーに対しては1.2
5Log Eにわたり、また白色のデンシティーの場合
は2.15LogEにわたり調整可能であり、ここでE
は減衰させられる光の強さレベルを表わす。減衰ホイー
ル32a〜dは、アルミニウム・ディスクから作られ、
Eastman Kodak社により製造される。減衰
ホイール32a〜dに含まれるパーフォレーションは、
パンチ・プレスにおけるアルミニウム・ディスクに穿孔
することにより作られる。
【0027】図1に示されるように、減衰ホイール32
a〜dはそれぞれ4個のステップ・モータ34a、34
b、34c、34dにより回転させられる。ステップ・
モータ34a〜dは、日本国のOriental Mo
tor社製の商標VEXTAのステップ・モータであ
る。
【0028】更に図1において、ランプ電源36および
モータ駆動回路38が示される。ランプ電源36は、ラ
ンプ14a〜14cを付勢するための電力を提供する。
この電源36については、以下に更に詳細に述べる。モ
ータ駆動回路38は、減衰ホイール32a〜32dをそ
れぞれ位置決めするためのステップ・モータ34a〜3
4dへ必要な制御電圧を提供する。回路38の構成は、
当業者には周知である。
【0029】光電位置センサ(図示せず)は、減衰ホイ
ール32a〜32dの各々と接続されている。この位置
センサは、減衰ホイール32a〜32dの基準(即ち、
「ホーム」)位置を検出してそれについての情報を提供
する。この情報は、減衰ホイール32a〜32dの角度
位置が決定される基準値として使用される。
【0030】図1に示されるように、複合光ビーム30
は1次光路40に沿って集合チャンバ22から放出され
る。カラー・イメージを含む処理されたネガチブ写真4
2は、回転自在のX−Y方向に変位自在の支持テーブル
44上に配置される。ネガチブ写真42は、写真透明
画、例えば135−フォーマットのカラー・ネガチブで
ある。テーブル44に対する望ましい装置については、
本発明の譲受人に譲渡されたBlanding等の米国
特許第4,774,553号「Film Handli
ng Mechanism」に示され記述されている。
【0031】テーブル44は、ネガチブ42をX−Y面
内で回転して位置決めすることを可能にする。このX−
Y面は、1次光路40と略々直角をなす。ネガチブ42
は、複合光ビーム30がネガチブ写真42に対して略々
直角をなすように光路40と交差するように配置され
て、光ビーム30がネガチブ42を直接透過することを
可能にする。複合光ビーム30がネガチブ42を透過す
る時、図1に示されるように、カラー・イメージの射影
46、あるいはネガチブ42に含まれるイメージの選択
された部分が生成されて1次光路40に沿って指向され
る。
【0032】図1に示されるように、枢動ミラー48が
1次光路40に隣接して配置され、偏向位置(実線で示
される)と開放位置(仮想線で示される)との間で枢動
するように構成されている。枢動ミラー48は、光を反
射するための適当なミラーを含む。ミラー48は、図示
しないDCギア・モータおよび標準的な圧縮自在のリン
ク装置により作動される。ミラー48は、その偏向位置
では光路40に対して45°の角度に置かれ、これによ
り投射イメージ46を走査システム50に対して偏向さ
せる。開放位置では、枢動ミラー48は光路40の外側
に置かれて使用されない。この開放位置においては、投
射イメージ46は、図1に示されるように、印画システ
ム52へ直接通過させられる。
【0033】印画システム52は、図1に示されるよう
に、拡大用ズーム・レンズ54と写真印画紙56のロー
ルとを含む。拡大用ズーム・レンズ54は、例えば、閉
鎖状態に閉じる虹彩と、倍率および虹彩の設定を調整す
るステップ・モータとを提供するよう製造者により修正
されたMinolta商標のズーム・レンズを含む。こ
のようなズーム・レンズは、当業者には周知である。例
えば、適当なズーム・レンズについては、本発明の譲受
人に譲渡されたBackus等の米国特許第4,82
1,073号に記載されている。ズーム・レンズ54
は、写真印画紙56をイメージ投射46で露出するため
の手段を提供する。
【0034】ズーム・レンズ54の倍率および虹彩の設
定は、印画紙56の予め定めた露出量を生じるように自
動的に調整されている。写真印画紙56は、例えば、E
astman Kodak社から入手可能なKodak
Ektacolor 2001またはEastman
EktacolorのEdge紙の如き写真媒体であ
る。光源12、ネガチブ42、ズーム・レンズ54およ
び印画紙56は、ズーム・レンズ54および光源12が
ネガチブ42を印画紙56に印画するように配置される
ように、光路40に沿って配置される。更に図1におい
て、走査システム50は、ズーム・レンズ60を含むビ
デオ・カメラ58を含む。カメラ58は、1次光路40
に対して直角をなす2次光路62に沿って配置される。
ビデオ・カメラ58は、ソリッドステートの電荷結合デ
バイス(CCD)タイプのイメージ生成装置64を含
む。カメラ58は、例えば、SonyモデルXC−11
7ビデオ・カメラである。ズーム・レンズ60は、例え
ば、Chinon社から入手可能なモデルLP036K
Dズーム・レンズである。
【0035】偏向位置では枢動ミラー48がカラー・イ
メージ射影46をズーム・レンズ60に対して指向さ
せ、ここでこの射影が拡大される。拡大されたイメージ
は、イメージ生成装置64により電子的にイメージ化さ
れ、カラーの差信号(R−Y)、(B−Y)およびYに
よりカメラ58の出力に表わされる。走査システム50
は更に、図1に示されるように、カメラ58の出力と接
続されたデコーダ回路66を含む。デコーダ66は、カ
ラー差信号(R−Y)、(B−Y)およびYをR、G、
Bビデオ信号に変換する。R、G、Bビデオ信号は、こ
れもまた走査システム50に含まれる対数増幅回路70
により受取られる。この対数増幅回路70は、R、G、
Bビデオ信号を当業者には周知の方法で対数増幅ビデオ
信号に変換する。デコーダ66および対数増幅回路70
は、適当な市販の回路である。
【0036】対数増幅回路70の出力は、A/Dコンバ
ータ回路72によりアナログ・フォーマットからディジ
タル・フォーマットに変換される。A/Dコンバータ回
路72の出力は、R、G、B信号の各々の8ビットのデ
ィジタル表示を含んでいる。回路72により生成される
各セットのディジタル信号は、ネガチブ42内の離散画
素(ピクセル)を表わす。これらのディジタル信号は、
図1に示されるように、露出制御コンピュータ74によ
り受取られる。望ましい実施態様においては、コンピュ
ータ74は、データを縮減するため隣接するピクセルを
平均化する専用の信号処理ハードウエアを含む。このよ
うな信号処理の後、走査されたイメージはネガチブ42
上の80個の点と対応するデータにより表わされる。こ
れらの80個の点上のデータは、ネガチブ42の赤、緑
および青の透過率を決定するため使用される。この透過
率情報は、当業者には周知の方法でネガチブ42に対す
る適当な露出パラメータを計算するため露出制御コンピ
ュータ74により使用される。
【0037】このような1つの露出パラメータは、減衰
ホイール32a〜32cによりランプ14a〜14cの
各々のビーム経路に介挿される減衰量である。このパラ
メータは、ネガチブ42の透過率を補償するように決定
される。望ましい実施態様においては、このパラメータ
もまた、印画紙の相反補正、特定の印画紙に対するスペ
クトル感度補償、および印画紙のプロセス活性の調整を
勘案する。
【0038】従来技術のシステムにおいては、減衰ホイ
ールもまた、印画紙およびビデオ・カメラの如き他のイ
メージ・レシーバのスペクトル感度を補償するための主
な手段であった。対照的に、本発明は、プリンタにおい
て印画紙および他のイメージ・レシーバに対する主な補
償手段としての減衰ホイールの必要を排除した。この目
的は、印画紙およびビデオ・カメラのスペクトル感度を
特に補償するため、ランプ14a〜14cの強さレベル
を電気的に変化させる手段を提供することにより、望ま
しい実施例において達成される。この手段については、
以下において詳細に記述する。
【0039】図1に示されるように、コンピュータ74
はまた、(1)モータ駆動回路38を介して減衰ホイー
ル32a〜32dの角度位置、(2)(以下に詳細に述
べるように)電源36を介してランプ14a〜14cに
与えられる電力設定、(3)テーブル44の位置、
(4)ズーム・レンズ54、60の倍率および虹彩の設
定、および(5)枢動ミラー48の動作位置、を制御す
る。露出制御コンピュータ74の中央処理装置は、例え
ば、Intel社から入手可能なIntelモデル80
186マイクロプロセッサの如き市販のマイクロプロセ
ッサである。
【0040】図1に示されるように、拡大写真方式プリ
ンタ10は更に、オペレータ制御パネル78を含むコン
ソール76を含む。この制御パネル78はコンピュータ
74と接続されて、オペレータがプリンタ10における
種々のシステム・パラメータを(コンピュータ74を介
して)制御することを可能にする。例えば、テーブル4
4およびズーム・レンズ60は、パネル78から制御す
ることができる。また、印画システム52により生成さ
れるプリントの大きさは、パネル78から選択すること
が可能である。
【0041】A/Dコンバータ回路72の出力に生じる
ディジタル信号はまた、ネガチブRGB対ポジチブ・ビ
デオ表示回路80によっても受取られる。この回路80
は、ビデオ・モニター82を駆動するようにディジタル
信号を反転してガンマ補正するための適当な回路を含
む。回路80の多くの構成は、当業者にとって周知であ
る。回路80は、ディジタル信号をポジチブ・イメージ
表示を表わすディジタル出力に変換するための索引テー
ブルを含む。
【0042】回路80のディジタル出力は、D/Aコン
バータ84によりアナログ表示に変換される。D/Aコ
ンバータ84のアナログ出力は、この出力をイメージ射
影46の視覚的表示に変換するビデオ・モニター82に
より受取られる。ビデオ・モニター82は、Magna
vox社から入手可能なモデル8CM515の如き適当
な市販のカラー・モニターである。モニター82は、少
なくともNTSC解像度レベルを提供するものでなけれ
ばならない。
【0043】先に述べたように、本発明の一目的は、プ
リンタで使用される各イメージ・レシーバのスペクトル
感度応答を補償する複合光源を提供することである。望
ましい実施態様においては、プリンタ10は、一方が印
画紙56であり他方がビデオ・カメラ58である2つの
イメージ・レシーバを含む。補償は、印画紙56に対し
て第1のセットの予め定めた励起レベル、およびビデオ
・カメラ58に対して第2のセットの予め定めた励起レ
ベルでランプ14a〜14cを励起する手段を提供する
ことにより達成される。この励起レベルはランプ14a
〜14cの両端に加えられる電圧レベルであることが望
ましい。各セットの電圧レベルは、ランプ14a〜14
cの各々に対する電圧レベルを含む。
【0044】ランプ14a〜14cの強さレベルは、動
作可能な範囲内で、これに加えられる電圧レベルにより
確立される。このため、予め定めたセットの電圧レベル
は、ランプ14a〜14cから予め定めたセットの強さ
レベルを生じることになる。原色光源(即ち、緑ランプ
14aおよびフィルタ16a、青ランプ14bおよびフ
ィルタ16b、および赤ランプ14cおよびフィルタ1
6c)から放出される2セットの強さレベルが、各2セ
ットの電圧により確立される。1セットの強さレベル
は、印画紙56のスペクトル感度を補償し、他のセット
がビデオ・カメラ58のスペクトル感度を補償する。こ
の2セットの電圧レベルは、図6乃至図9に関して以下
に詳細に述べる励起手段により提供される。
【0045】ランプ14a〜14cに対する2セットの
電圧は測定されたデータから決定される。印画紙の1つ
のサンプルのスペクトル感度は、当業者には周知の方法
で感光度計を用いて測定される。一例として、図2はK
odak EKTACOLOR EDGE印画紙に対す
る測定されたスペクトル感度応答90を示す。応答90
は、350〜800ナノメータの波長範囲にわたる対数
感度の単位で表わされる。応答90は、3つのカーブ9
0a、90bおよび90cを含む。カーブ90a、90
b、90cは、印画紙における赤、緑および青の乳液層
の個々の感度を表わす。
【0046】CCDイメージ生成装置のスペクトル感度
は、モノクロメータを用いて、問題のスペクトルにわた
りテスト光源を掃引即ち歩匐させて測定される。一例と
して、図3は、SonyモデルXC−117ビデオ・カ
メラに内蔵されるCCDタイプのイメージ生成装置に対
する測定されたスペクトル感度応答92を示す。このC
CDイメージ生成装置は、ビデオ・カメラの感度応答を
確立する。応答92は正規化されて、350〜800ナ
ノメータの波長範囲にわたるイメージ生成装置の相対的
感度を表わす。応答92は、3つのカーブ92a、92
bおよび92cを含む。カーブ92a、92bおよび9
2cは、CCDイメージ生成装置64における赤、緑お
よび青のセンサの個々の感度を表わす。
【0047】更に、典型的なネガチブ写真のスペクトル
透過率は、(LICOR 1800スペクトル・ラジオ
メータの如き)スペクトル・ラジオメータを用いて測定
される。一例として、図4は、典型的なネガチブ写真の
測定された透過率カーブ94を示す。実際の透過率の値
は図4にプロットされている。全ての測定値は、等しい
強さレベルを持つ赤、緑および青の光成分を含む同じ白
色光源を用いることにより得られる。光源の光出力は、
これもスペクトル・ラジオメータを用いることにより較
正される。
【0048】測定データは、コンピュータ内で収集さ
れ、このコンピュータにおいて2つの複合応答グラフが
生成される。一方の複合応答グラフは、測定された光源
強さ、印画紙の感度応答およびネガチブの透過率の積を
含む。他方のグラフは、測定された光源の強さ、CCD
イメージ生成装置の感度応答およびネガチブの透過率の
積を含む。各複合応答グラフには3つのカーブがある。
各カーブは、イメージ・レシーバ(即ち、印画紙または
CCDイメージ生成装置)における特定の色彩視感度に
依存する。
【0049】複合応答グラフの一例は図5に示される。
この複合応答グラフは、光源、印画紙およびネガチブに
おける測定データの積である。応答グラフは、印画紙の
赤、緑および青の乳液層に依存するカーブ97、98、
99を含む。
【0050】ランプ電圧の計算については、図5に示さ
れる事例に関して記述される。第1に、各カーブ(即
ち、97、98および99)下の面積が計算される。こ
れらの面積は、下記の如くに計算された。即ち、赤の面
積=1.19、緑の面積=2.36、および青の面積=
2.59。これらの面積から、下記の関係を用いてラン
プ電圧を決定することができる。即ち、
【0051】
【数式1】lumens/LUMENS=(volts
/VOLTS)3.4 赤の光源に対するランプ電圧は72ボルトになるように
選定される。このレベルは、使用されるGE 255ワ
ットのタングステン・ハロゲン・ランプにおける典型的
な動作電圧より4ボルト高い。このレベルは、赤の周波
数帯域における印画紙に対する充分な補償を保証するよ
うに選定される。また、赤の光成分の最大化は、プリン
ト時間を短縮するように複合光源を最適化する。
【0052】上記の関係を用いて、緑および青のランプ
電圧を下記の如く計算することができる。即ち、
【0053】
【数式2】緑のランプ電圧=3.4(1.19/2.3
6×72)1/2=58.9v
【0054】
【数式3】青のランプ電圧=3.4(1.19/2.5
9×72)1/2=57.3v これら3つのランプ電圧は、印画紙のスペクトル感度応
答を補償することになる赤、緑および青の光の強さレベ
ルを生じる。
【0055】青のランプ電圧は68ボルトになるように
選定されることを除いて、CCDイメージ生成装置の補
償に対するランプ電圧を決定するため同じ手順に従い、
緑および赤のランプ電圧が然るべく計算される。一例に
おいて、CCDイメージ生成装置の補償に対するランプ
電圧は、赤のランプに対して54ボルト、緑のランプに
対して58ボルト、青のランプに対しては68ボルトに
なるように計算された。これら3つのランプ電圧は、C
CDイメージ生成装置のスペクトル感度応答を補償する
ことになる赤、緑および青の光の強さレベルを生じるこ
とになる。
【0056】図2および図3から、印画紙が青の光に対
する感度が最も大きく赤の光に対しては感度が最も小さ
いこと、およびCCDイメージ生成装置は青の光に対す
る感度が最も小さく赤の光に対しては最も感度が大きい
ことが判る。これらの2つの非常に異なるイメージ・レ
シーバに対する補償が減衰ホイールを用いて行われるな
らば、減衰ホイールの位置における大きな揺れが必要と
なることが明らかである。この試みは、減衰ホイールが
ネガチブ写真の補償のためにも使用されねばならない場
合に特に非効率的となる。本発明は、イメージ・レシー
バの補償のタスクから減衰ホイールを実質的に解放す
る。
【0057】光源12のランプ14a〜14cを励起す
る手段が、図1の電源36に提供される。電源36のブ
ロック図が図6に示される。図6において、AC入力
が、190〜254ボルトの入力範囲にわたり一定の7
8vの出力電圧を提供する強共振変圧器102に供給さ
れる。変圧器102の出力は、ダイオード104、10
6により全波整流され、平滑コンデンサ108によりリ
ップルの小さな(≦1.5V)78ボルトDCにフィル
タされる。この78VDCは、次に調整器1、2、3に
より適当なランプ電圧に降圧される。ランプ14a〜1
4cに対するランプ電圧は、それぞれ出力1、2、3で
提供される。78VDCはまた、電圧調整回路110に
より降圧されて電源回路36内の論理回路および他の回
路に対して+23ボルト、+13ボルトおよび+5ボル
ト電源を提供する。調整回路110は、写真印画システ
ムにおける種々の回路に対してDC調整電圧を提供する
ための当業者には周知の電子回路を含む。
【0058】更に図6において、3個のマルチプレクサ
112、114、116を含む出力電圧選択回路が示さ
れる。マルチプレクサ112、114、116は、図6
に示されるように、制御信号入力のレベルに基いてその
各々の出力AおよびB間に切換わる。このマルチプレク
サは、調整回路110から受取る+5ボルトが供給され
る。+5ボルトはマルチプレクサの有効出力に供給され
る。
【0059】制御信号入力が論理値1である時、マルチ
プレクサのA出力はアクティブとなり、B出力は非アク
ティブとなる。マルチプレクサ112、114、116
のアクティブA出力の電圧レベルは、それぞれポテンシ
ョメータ118、120、122により調整される。ポ
テンショメータ118、120、122はまた、以下に
述べるように、ランプ14a〜14cに与えられる電圧
レベルを決定する。この制御信号入力が論理値0である
時、マルチプレクサのA出力は非アクティブとなり、B
出力はアクティブとなる。B出力の電圧レベル、従って
ランプ電圧はポテンショメータ124、126、128
により調整される。
【0060】ポテンショメータ118、120、122
は、(A出力において)走査動作のためのランプ電圧を
調整する。ポテンショメータ124、126、128
は、(B出力において)印画動作のためのランプ電圧を
調整する。制御信号入力が無くなると、マルチプレクサ
はデフォールト状態となり、走査ランプ電圧がランプ1
4a〜14cに与えられるようにA出力を可能状態にす
る。出力電圧選択回路の詳細図が図7に示される。この
制御信号入力は、露出制御コンピュータ74から生成さ
れる。図7に示されるように、この信号は、光結合器C
NY17−3を含む光結合回路を介して出力電圧選択回
路と結合される。この光結合器から、制御信号入力は集
積回路(IC)132および1対の駆動回路134、1
36へ送られる。駆動回路134、136は、発光ダイ
オード(LED)指示灯138、140をそれぞれ駆動
する。指示灯138は、光結合器(CNY17−3)の
LEDに電流が流れない時付勢されて、走査電圧がラン
プ14a〜14cに与えられることを表示する。指示灯
140は、光結合器(CNY17−3)のLEDに電流
が流れる時付勢されて、印画電圧がランプ14a〜14
cに与えられることを表示する。
【0061】マルチプレクサ回路は、集積回路132に
より構成される。この集積回路132は、Motoro
la MC54/74HC4053デバイスの如きトリ
プル単極2位置のスイッチ・デバイスである。マルチプ
レクサに対する+5ボルトの給電は、ピン14、15、
4で集積回路132に対してそれぞれ行われる。制御信
号入力は、ピン11、10、9を介してそれぞれ各マル
チプレクサに与えられる。各マルチプレクサのAおよび
B出力は、その各々のポテンショメータと共に図7に示
される如くである。ポテンショメータの出力における電
圧レベルは、分圧回路142、144、146の各々に
より分割される。これらの分圧器の出力は、電圧選択回
路自体の出力を構成する。これら出力は、図示の如く、
調整器1、2、3と接続される。
【0062】図8において、ランプ調整回路150のブ
ロック図が示される。この回路150は、図6の調整器
1で示したブロックにより示される。調整器1、2、3
は同じものである。従って、調整器1を説明すれば、調
整器1、2、3の理解のために充分である。図8におい
て、変圧器102(図6)から生じる78VDCは、ラ
ンプ調整回路150の+V入力に与えられる。回路15
0の−V入力は、図6および図8に示されるように接地
される。ランプ調整回路150は、ランプに交互に与え
られる走査および印画の両電圧を調整する。回路150
の説明目的のため、所定のランプ電圧は72Vとする。
【0063】図8に示されるように、ランプ電圧VOUT
は差動増幅器152により降圧されて監視される。差動
増幅器152の出力における約13ボルトが、(図8に
負荷として示される)ランプ両端の72ボルトになる。
増幅器152の出力は、図8に示されるように、エラー
増幅器154の正の入力と接続される。電圧基準信号V
REFは増幅器154の反転入力に与えられる。各ランプ
調整器毎に、VREFが走査のための1つの電圧レベル
に、また印画のための別の電圧レベルに予めセットされ
る。ここで、VREFは+13Vにセットされる。図9に
関して以下に述べるように、VREFは出力電圧選択回路
(図7)から決定される。
【0064】ランプ電圧が72ボルトより低くなると、
エラー増幅器154に対する正の入力は+13ボルトよ
り低くなる。これに応答して、論理値0が増幅器154
の出力に生じる。図8に示されるように、エラー増幅器
154の出力は、逸失パルス検出器160およびインバ
ータ162の入力に接続される。増幅器154の論理値
0出力は、その出力に論理値1を生じるようにインバー
タ162により反転される。インバータ162の出力
は、ANDゲート164の1つの入力と、ANDゲート
166の1つの入力とに接続される。増幅器154の論
理値0出力もまた、逸失パルス検出器160の入力に与
えられ、これに応答してこの検出器が論理値1をその出
力に維持する。逸失パルス検出器160の出力は、図8
に示されるように、ANDゲート166の入力に接続さ
れる。
【0065】図8に示されるように、別のエラー増幅器
156はその非反転入力が第2の電圧基準信号Iref
に接続されている。Irefは、図9に関して以下に述
べるように、回路150の内部に確立される。増幅器1
56は、ランプ、誘導子L、コンデンサCおよびFET
158を含む回路分岐に流れる電流量を制限するよう動
作する。増幅器156の電流制限機能については、以下
に更に詳細に説明する。これは、増幅器156に対する
反転入力がIrefレベルを越えない瞬間に対して仮定
される。従って、増幅器156の出力は論理値1に止ま
る。
【0066】エラー増幅器156の出力は、図8に示さ
れるように、ANDゲート164の他の入力およびAN
Dゲート166の入力と接続されている。ANDゲート
164に対する論理値1の入力の結果として、その出力
もまた論理値1となる。ANDゲート164の出力は、
パルス制御回路168に接続される。このパルス制御回
路は、その入力が論理値0への遷移によりトリガーされ
るまで、論理値1に維持される出力を有する。図8に示
されるように、パルス制御回路168の出力もまたAN
Dゲート166の入力に接続される。このため、AND
ゲート166に対する全ての入力は論理値1となり、論
理値1出力を結果として生じる。
【0067】図8に示されるように、ANDゲート16
6の出力はFET158と接続されている。ANDゲー
ト166の論理値1出力は、FET158をオンにさせ
る。誘導子L、コンデンサCおよびランプに流れる電流
は、ランプ両端の電圧を72ボルトに達するまで上昇さ
せることになる。この時、増幅器152の出力はVRE F
を僅かに越え、エラー増幅器154の出力は論理値1ま
で下落することになる。この場合、インバータ162の
出力は、ANDゲート164の出力と同様に論理値0と
なる。ANDゲート164の出力が低くなると、パルス
制御回路168がトリガーされる。
【0068】回路168がトリガーされると、その出力
は約25マイクロ秒間論理値0に下落する。回路168
の論理値0出力は、ANDゲート166の出力を論理値
0に強制し、これによりFET158をオフにさせる。
FET158がオフになると、ランプ両端の出力は減少
し始め、増幅器152の出力をVREFより低く減少す
る。この時、エラー増幅器154の出力は論理値0に変
化して、インバータ162の出力を論理値1に変化させ
る。このため、ANDゲート164は論理値1の出力を
生じる。この間、逸失パルス検出器160は論理値1出
力を維持し続ける。ANDゲート164の論理値1出力
は、パルス制御回路168により検出される。その結
果、パルス制御回路168の出力は、その25μ秒の論
理値0期間(ANDゲート164の前の論理値0出力に
よりトリガーされる)の後論理値1へ戻る。パルス制御
回路168の論理値0の期間は、FET158が最低2
5μ秒間オフ状態を維持することを保証する。
【0069】先に述べたように、エラー増幅器156
は、FET158、ランプ、誘導子Lおよびコンデンサ
Cに流れる電流量を制限するよう働く。電流は、抵抗1
70に跨る電圧降下を検出してこれを基準電圧Iref
と比較することにより測定される。抵抗170における
電圧がIrefを越える時、エラー増幅器156の出力
は論理値0まで降下してANDゲート164の出力を論
理値0に強制する。この出力は、パルス制御回路168
をトリガーして、回路168の出力を論理値0に降下さ
せる。回路168の論理値0出力は、ANDゲート16
6の出力を25マイクロ秒の期間論理値0に降下するよ
う強制する。この期間中、FET158はオフとなる。
25マイクロ秒の期間後、パルス制御回路168の出力
は論理値1に戻り、FET158は再びオンに切換わ
る。パルス制御回路168は、抵抗170の両端の電圧
がIrefより低く下落するか、あるいは1秒の期間が
満了するかのいずれかが先に生じるまで、論理値0入力
で繰返しトリガーされる。
【0070】電流制限プロセスの間、ランプ調整回路1
50の制御はエラー増幅器154から外されるが、これ
は差動増幅器152の出力が決してVREFのレベルにな
らないためである。逸失パルス検出器160は、増幅器
154の出力を監視し、増幅器154の出力にパルスが
存在しない1秒の期間の後、逸失パルス検出器160の
出力が論理値0に下落してFET158をオフにする。
FET158は、システムがリセット回路(図示せず)
によりリセットされるまでオフの状態を維持する。
【0071】図9において、図8のランプ調整回路の詳
細図が示される。図8における構成要素と対応する図9
の構成要素は、100を加えた同じ参照番号で示した。
図9に示されるように、ランプ調整回路250は、双対
演算増幅器251の非反転入力において電圧選択回路
(図7)の調整器1出力(VOLTAGE REF.I
N.)を受取る。増幅器251は、例えば、Motor
ola LM358双対演算増幅器である。増幅器25
1に対する電圧入力レベルは、係数3.55だけ増幅さ
れて、エラー増幅器254の反転入力にVREFに対する
正しいレベルを生じる。増幅器254は、例えば、Mo
torola LM393双対コンパレータ回路であ
る。増幅器251の出力と増幅器254の反転入力間に
接続された抵抗R1およびコンデンサC1は、VREF
対するノイズ・フィルタとして一体に働く。
【0072】図9に示されるように、ランプ電圧(V
OUT)は分割されて差動増幅器252により受取られ
る。増幅器252は、例えば、Motorola LM
358双対演算増幅器でよい。抵抗R2およびコンデン
サC2は、増幅器252の出力に対するノイズ・フィル
タとして共働する。
【0073】図9に示されるように、集積回路(IC)
259は、その右側に逸失パルス検出器260を構成す
る回路を、またその左側にパルス制御回路268を構成
する回路を含む。IC259の右側は再トリガー可能な
ワンショット回路であり、左側は再トリガー不可能なワ
ンショット回路である。IC259は、例えば、Mot
orola MC54/74HC4538倍精度単安定
マルチバイブレータ(再トリガー可能、再セット可能)
である。
【0074】エラー増幅器254の出力は、IC259
のピン12を介して逸失パルス検出器260により受取
られる。増幅器254の出力はまた、図9に示されるよ
うに、インバータ262によっても受取られる。インバ
ータ262は、例えば、Motorola 74HC0
5オープン・ドレーン・インバータである。エラー増幅
器256は、電圧基準入力Irefにより、FET25
8、ランプ、誘導子LおよびコンデンサCに流れる電流
量を制限するように動作する。増幅器256は、例え
ば、Motorola LM393双対コンパレータで
ある。
【0075】増幅器256の出力は、抵抗270両端の
電圧がIrefを越えないことを前提に、通常論理値1
である。インバータ262の出力と増幅器256の出力
との接合は、ANDゲート264と等価である。パルス
制御回路268の入力は、IC259のピン5に配置さ
れる。増幅器256またはインバータ262のいずれか
の出力が論理値0に下落するならば、パルス制御回路2
68への入力は論理値0に下落する。パルス制御回路2
68の出力は、IC259のピン7に与えられる。逸失
パルス検出器260の出力は、図9に示されるように、
入力がIC259のピン9と接続されたインバータ26
1に対する出力に規定される。インバータ261は、例
えば、Motorola 74HC05オープン・ドレ
ーン・インバータである。
【0076】図9に示されるように、逸失パルス検出器
260、パルス制御回路268、インバータ262およ
びエラー増幅器256の出力は全てブロック266(破
線)に進入し、インバータ267の入力と接続される。
ブロック266は、ANDゲートを構成し、図8のAN
Dゲート166と対応する。高出力インバータ回路26
9が、インバータ267の出力とFET258のゲート
電極との間に接続されている。インバータ回路269
は、Intersil ICL7667高出力インバー
タである。インバータ267の入力と接続された出力の
1つが論理値0に下落すると、FET回路258はオフ
となる。
【0077】回路110(図6)の一部を構成するリセ
ット回路(図示せず)は、パワーアップの間FET25
8がオフに保持されることを保証する。このリセット回
路は、図9に示されるように、インバータ272に対し
てRESET信号を提供する。このRESET信号は、
論理値0である時アクティブ状態である。リセット機能
を開始するためには、論理値0入力がインバータ272
に与えられる。インバータ272の論理値1出力は、イ
ンバータ272およびインバータ276の出力を論理値
0に下落させる。インバータ274の論理値0出力は、
Irefをその公称値の10分の1(例えば、0.31
V対0.03V)まで低減する。実際においては、イン
バータ274の出力飽和電圧の故にこの低減した値は典
型的には0.07Vに近くなる。
【0078】インバータ276の論理値0出力は、FE
T258をオフにする。RESET信号が論理値1まで
上昇すると、Irefは解放されて指数的に上昇し始
め、インバータ276はFET258に対するその強制
オフ状態を解放する。インバータ272の出力が論理値
0に下落するに伴い、負になるパルスが抵抗R3および
コンデンサC3を介してIC259のピン11に接続さ
れる。このパルスは、逸失パルス検出器260により受
取られ、逸失パルス検出器260の出力を論理値0に強
制し、これにより調整回路250を作動させる。
【0079】始動時には、ランプは非常に低い抵抗(実
質的に、短絡回路)を有する。ランプの作動寿命を保持
するために、初期の始動時にランプに流れる電流を制限
することが非常に望ましい。最初に、FET258およ
びランプに流れる電流は約1.5アンペア(ランプの定
格電流の半分より僅かに少ない)に制限され、この電流
制限は0.2乃至0.3秒でその最大値まで上げられ
る。この期間は、ランプが加熱してその抵抗値を増すの
に充分である。
【0080】更に図9において、FET258がオフに
切換えられる時、ダイオード278(例えば、MUR1
530)がFET258を誘導子Lにより生じた過大電
圧から保護する。誘導子LおよびコンデンサCは、エネ
ルギを蓄え、このエネルギをFET258がオフである
時間間隔において負荷へ解放する。フェライト・ビード
280は、68Ωの抵抗282と関連して、FET25
8のオンおよびオフの期間についてある制御を行う。こ
のような制御は、FETのオン期間が早すぎる時に生じ
得るダイオード278に流れる大きな逆電流および抵抗
270にに跨る電圧スパイクを低減する。このような制
御はまた、電磁波の潜在的供給源となるランプ電圧にお
けるスイッチング過渡状態の振幅を低減する。
【0081】本発明の望ましい実施態様について特に本
文に記載し図面に示したが、本発明はこのように限定さ
れるものでないことを理解すべきである。当業者には、
頭書の特許請求の範囲に記載の如き本発明の趣旨および
範囲から逸脱することなく、本発明の変更例、相等例お
よび応用例が明らかであろう。
【0082】別の実施例においては、本発明は下記の実
施例を提供する。即ち、 実施例2:請求項1に記載の如き装置は更に、前記複数
の光源のビーム経路に配置されて、前記第1および第2
の複合カラー光が前記写真透明画に含まれるカラー・イ
メージを補償するよう均衡し得るように前記複数の光源
の各々の強さレベルを独立的に減衰させる手段を含む。
【0083】実施例3:実施例2に記載の如き装置は更
に、前記印刷装置が前記第1の複合カラー光または前記
第2の複合カラー光のいずれか一方を生じるように、前
記第1および前記第2の複数の予め定めた励起レベル間
で切換わる手段を含む。
【0084】実施例4:実施例3に記載の如き装置にお
いて、前記第1のイメージ・レシーバがCCDタイプの
イメージ生成装置を含むビデオ・カメラを含む。
【0085】実施例5:請求項2に記載の装置が更に、
前記複数の光源のビーム経路に配置されて、前記第1お
よび前記第2の複合カラー光が前記写真透明画に含まれ
るカラー・イメージを補償するように均衡し得るよう
に、前記複数の光源の各々の強さレベルを独立的に減衰
させる手段を含む。
【0086】実施例5:請求項2に記載の如き装置が更
に、前記複数の光源のビーム経路に配置されて、前記第
1および前記第2の複合カラー光が前記写真透明画に含
まれるカラー・イメージを補償するように均衡し得るよ
うに、前記複数の光源の各々の強さレベルを独立的に減
衰させる手段を含む。
【0087】実施例6:実施例5に記載の如き装置であ
って、前記励起手段が、前記印刷装置が前記第1の複合
カラー光または前記第2の複合カラー光のいずれか一方
を生じるように、前記第1および前記第2の複数の予め
定めた励起レベル間で切換わる手段を含む。
【0088】実施例7:実施例6に記載の如き装置であ
って、前記第1のイメージ・レシーバがCCDタイプの
イメージ生成装置を含むビデオ・カメラを含む。
【0089】実施例8:実施例7に記載の如き装置であ
って、前記感光媒体が写真印画紙である。
【0090】実施例9:請求項3に記載の如き方法が、
更に前記第1および前記第2の複合カラー光が前記写真
透明画に含まれるカラー・イメージを補償するよう均衡
し得るように、前記複数の光源の各々により提供される
異なるカラー光の強さレベルを独立的に減衰させるステ
ップを含む。
【0091】実施例10:実施例9に記載の如き方法で
あって、前記複数の光源を励起する前記ステップが更
に、前記第1の複合カラー光または前記第2の複合カラ
ー光のいずれか一方が生じるように、前記第1および前
記第2の複数の予め定めた励起レベル間で切換わること
を含む。
【0092】
【発明の効果】本発明は、カラー・イメージ再生装置お
よび方法において用いられる各イメージ・レシーバのス
ペクトル感度応答を補償する補償光源により、機械的な
減衰器、光学フィルタあるいは電子素子の必要を実質的
に排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の教示内容を実施したカラー・イメージ
再生装置を示す概略図である。
【図2】図1に示される装置において使用される写真方
式印刷用紙のスペクトル感度応答を示すグラフである。
【図3】図1に示される装置の一部を構成するビデオ・
カメラに含まれるCCDイメージ生成装置のスペクトル
感度応答を示すグラフである。
【図4】図1の装置において印刷される典型的なネガチ
ブ写真に対する透過率特性を示すグラフである。
【図5】(a)光源出力、(b)印刷用紙の感度応答お
よび(c)ネガチブ写真の透過率応答の複合応答カーブ
を示すグラフである。
【図6】本発明により構成された補償光源を励起するた
めの電源をブロック図である。
【図7】本発明により構成された図6に示した電源の一
部を構成する出力電圧選択回路を示す詳細図である。
【図8】本発明により構成された補償光源のための1つ
のランプ調整回路を示す概略ブロック図である。
【図9】図8に示されるランプ調整回路を示す詳細図で
ある。
【符号の説明】
10 拡大写真方式プリンタ 12 加法補償光源 14a〜c タングステン・ハロゲン・ランプ 16a〜c 原色フィルタ(16a緑、16b青、16
c赤) 18 黄色フィルタ 20 シアン・フィルタ 22 光集合チャンバ 24 開口 26 出力端部 28 拡散要素 30 複合光ビーム 32a〜d 多孔質金属減衰ホイール 34a〜d ステップ・モータ 36 ランプ電源 38 モータ駆動回路 40 1次光路 42 処理ネガチブ写真 44 変位可能支持テーブル 46 イメージ射影 48 枢動ミラー 50 走査システム 52 印刷システム 54 拡大用ズーム・レンズ 56 写真印画紙 58 ビデオ・カメラ 60 ズーム・レンズ 62 2次光路 64 CCDイメージ生成装置 66 デコーダ回路 70 対数増幅回路 72 A/Dコンバータ回路 74 露出制御コンピュータ 76 コンソール 78 オペレータ制御パネル 80 ネガチブRGB対ポジチブ・ビデオ表示回路 82 ビデオ・モニター 84 D/Aコンバータ 90 スペクトル感度応答(90a〜c 赤、緑および
青の個々の感度) 92 測定スペクトル感度応答 94 測定透過率カーブ 97、98、99 応答グラフ・カーブ 102 強共振変圧器 104、106 ダイオード 108 平滑コンデンサ 110 電圧調整回路 112 マルチプレクサ 114 マルチプレクサ 116 マルチプレクサ 118 ポテンショメータ 120 ポテンショメータ 122 ポテンショメータ 124 ポテンショメータ 126 ポテンショメータ 128 ポテンショメータ 132 集積回路(IC) 134 駆動回路 136 駆動回路 138、140 駆動用発光ダイオード(LED)指示
灯 142 分圧回路 144 分圧回路 146 分圧回路 150 ランプ調整回路(+V入力) 152 差動増幅器 154 エラー増幅器 156 エラー増幅器 158 電界効果トランジスタ(FET) 160 逸失パルス検出器 162 インバータ 164 ANDゲート 166 ANDゲート 168 パルス制御回路 170 抵抗 250 ランプ調整回路 251 双対演算増幅器 252 差動増幅器 254 エラー増幅器 259 集積回路(IC) 260 逸失パルス検出器 268 パルス制御回路 272 インバータ 274 インバータ 276 インバータ 278 ダイオード 280 フェライト・ビード 282 抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のイメージ・レシーバに
    対して写真透明画からのカラー・イメージ再生装置にお
    いて、 励起される時各々が各ビーム経路を介して異なるカラー
    光を提供する複数の光源を設け、該光源の各々の異なる
    カラー光が、これに与えられる励起レベルにより確立さ
    れる光の強さレベルを有し、 前記複数の光源と光学的に結合されて、該複数の光源か
    らの異なるカラー光を組合わせて複合カラー光を1次光
    路に沿って生じる手段を設け、 前記第1および前記第2のイメージ・レシーバが、前記
    第2の写真透明画と光学的に結合されて該写真透明画の
    投射されたカラー・イメージを受取り、前記第1および
    前記第2のイメージ・レシーバがそれぞれ特徴的なスペ
    クトル感度応答を有し、 前記写真透明画と光学的に結合されて、前記第1および
    前記第2のイメージ・レシーバに対して前記写真透明画
    の投射されたカラー・イメージを指向する手段を設け、
    該第1および第2のイメージ・レシーバはそれぞれ特徴
    的なスペクトル感度応答を有し、前記複数の光源と結合
    されて、前記複数の光源を励起する手段を設け、該励起
    手段は前記複数の光源に対して第1の複数の予め定めた
    励起レベルを与えて、前記第1のイメージ・レシーバの
    感度応答を実質的に補償する第1の複合カラー光を生
    じ、前記励起手段が前記複数の光源に対して第2の複数
    の予め定めた励起レベルをそれぞれ与えて、前記第2の
    イメージ・レシーバの感度応答を実質的に補償する第2
    の複合カラー光を生じることを特徴とするカラー・イメ
    ージ再生装置。
  2. 【請求項2】 写真媒体に対して写真透明画からのカラ
    ー・イメージ印画装置において、 励起される時各々が各ビーム経路を介して異なるカラー
    光を提供する複数の光源を設け、該光源の各々の異なる
    カラー光がこれに与えられる励起レベルにより確立され
    る光の強さレベルを有し、 前記複数の光源と光学的に結合されて、前記複数の光源
    からの異なるカラー光を組合わせて1次光路に沿って複
    合カラー光を生じる手段を設け、 前記写真透明画が、前記複合カラー光が前記写真透明画
    を透過して前記写真透明画からのカラー・イメージの射
    影を生じるように前記1次光路に沿って配置され、 前記写真透明画と光学的に結合されて、前記写真透明画
    の投射されたカラー・イメージを電子的にイメージ化す
    る手段を設け、該イメージ化手段は特徴的なスペクトル
    感度応答を有し、 前記写真透明画と光学的に結合されて、投射されたカラ
    ー・イメージにより前記写真媒体を露出する手段を設
    け、該写真媒体は特徴的なスペクトル感度応答を有し、 前記複数の光源と結合されて、該複数の光源を励起する
    手段を設け、該励起手段が、前記複数の光源に対してそ
    れぞれ第1の複数の予め定めた励起レベルを与えて、前
    記電子的イメージ化手段の感度応答を実質的に補償する
    第1の複合カラー光を生じ、前記励起手段が、前記複数
    の光源に対して第2の複数の予め定めた励起レベルを与
    えて、前記写真媒体の感度応答を実質的に補償する第2
    の複合カラー光を生じることを特徴とするカラー・イメ
    ージ印画装置。
  3. 【請求項3】 写真媒体に対して写真透明画からのカラ
    ー・イメージ印画方法において、 複数の光源を励起するステップを含み、該光源の各々が
    各ビーム経路を介して異なるカラー光を生じ、前記各光
    源の異なるカラー光がこれに与えられる励起レベルによ
    り確立される光の強さレベルを有し、 前記複数の光源からの異なるカラー光を組合わせて、1
    次光路に沿って複合カラー光を生じるステップを含み、 前記写真透明画に複合カラー光を透過させて前記写真透
    明画からのカラー・イメージの射影を生じ、投射された
    カラー・イメージを前記写真媒体あるいは電子イメージ
    生成手段に対して選択的に指向させるステップを含み、
    該電子的イメージ生成手段が特徴的なスペクトル感度応
    答を有し、 前記写真媒体を投射されたカラー・イメージで露出させ
    るステップを含み、該写真媒体が特徴的なスペクトル感
    度応答を有し、 前記複数の光源を励起する前記ステップが更に、 前記複数の光源に対してそれぞれ第1の複数の予め定め
    た励起レベルを与えて、前記電子的イメージ生成手段の
    感度応答を実質的に補償する第1の複合カラー光を生
    じ、 前記複数の光源に対してそれぞれ第2の複数の予め定め
    た励起レベルを与えて、前記写真媒体の感度応答を実質
    的に補償する第2の複合カラー光を生じることを含むこ
    とを特徴とするカラー・イメージ印画方法。
JP4248342A 1991-09-17 1992-09-17 補償光源を備えたカラー・イメージ再生装置および方法 Pending JPH05273672A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US761124 1991-09-17
US07/761,124 US5218402A (en) 1991-09-17 1991-09-17 Color image reproduction with compensating light source

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05273672A true JPH05273672A (ja) 1993-10-22

Family

ID=25061225

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4248342A Pending JPH05273672A (ja) 1991-09-17 1992-09-17 補償光源を備えたカラー・イメージ再生装置および方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5218402A (ja)
EP (1) EP0534154B1 (ja)
JP (1) JPH05273672A (ja)
DE (1) DE69214396T2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4308864C2 (de) * 1992-06-25 1996-05-09 Agfa Gevaert Ag Vorrichtung zum Kopieren von transparenten Bildvorlagen
US6201559B1 (en) * 1996-12-19 2001-03-13 Minolta Co., Ltd. Method for measuring the quantity of light emergent from an optical tip array and image forming apparatus provided with an optical tip array
DE10322552A1 (de) * 2003-05-20 2004-12-30 Gerd Reime Verfahren und Vorrichtung zum Messen eines modulierten Lichtsignals

Family Cites Families (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT311792B (de) * 1970-09-18 1973-10-15 Durst Ag Einrichtung zur bestimmung der farblichtmengen beim photographischen kopieren von transparenten farbnegativen
US3765758A (en) * 1972-05-05 1973-10-16 Addressograph Multigraph Micro-image viewer-printer machine optical assembly
US3825335A (en) * 1973-01-04 1974-07-23 Polaroid Corp Variable color photographic lighting system
DE2535034B2 (de) * 1975-08-06 1978-01-26 Agfa-Gevaert Ag, 5090 Leverkusen Fotografisches farbkopiergeraet mit einer fotoelektrisch gesteuerten belichtungssteuervorrichtung
US4124292A (en) * 1977-10-06 1978-11-07 Henri Van Wandelen Light source for photographic color printers
US4299451A (en) * 1980-04-15 1981-11-10 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Minimum resolvable contrast measurement device
US4519703A (en) * 1983-07-15 1985-05-28 Xerox Corporation Document reproduction device utilizing a selective color illuminator
US4583186A (en) * 1984-03-26 1986-04-15 Bremson Data Systems Computerized video imaging system
US4610538A (en) * 1984-05-01 1986-09-09 Fuji Photo Film Co., Ltd. Color compensation method in photographic printer
US4565441A (en) * 1985-01-25 1986-01-21 Viva-Tech, Inc. Light source for photographic color printers
JPS61189064A (ja) * 1985-02-18 1986-08-22 Fuji Photo Film Co Ltd 蓄積型イメ−ジセンサ−
US4676628A (en) * 1986-02-18 1987-06-30 Asbury Iii Louis H Method and apparatus for analyzing and printing color photographs
US4812879A (en) * 1986-07-29 1989-03-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. Automatic photographic printing apparatus with simulator and method of adjusting simulator of automatic photographic printing apparatus
JPS63166355A (ja) * 1986-12-27 1988-07-09 Sharp Corp 読取り装置
JPH0660991B2 (ja) * 1987-06-05 1994-08-10 富士写真フイルム株式会社 写真焼付システム
US4809064A (en) * 1987-11-19 1989-02-28 Eastman Kodak Company Enlarging photographic printer
US4821073A (en) * 1987-11-19 1989-04-11 Eastman Kodak Company Method and apparatus for measuring characteristics of photographic negatives
US5032866A (en) * 1990-03-12 1991-07-16 Photo Control Corporation Additive color lamphouse

Also Published As

Publication number Publication date
EP0534154A3 (en) 1993-12-08
DE69214396D1 (de) 1996-11-14
EP0534154B1 (en) 1996-10-09
DE69214396T2 (de) 1997-02-20
US5218402A (en) 1993-06-08
EP0534154A2 (en) 1993-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4394089A (en) Color photoprinting with a scanning memory mask
US5122831A (en) Photographic printer
US4244653A (en) Color detecting device for color printer
US6900825B2 (en) Printer and projector equipped with micromirror device
US4344699A (en) Exposure and contrast determination by prescanning in electronic photoprinting systems
US4244654A (en) Color detecting device for color printer
JPH0616152B2 (ja) カラーネガ原板からカラープリントを作成するための方法
GB2178528A (en) Spectrographically measuring density and like film values for a photographic negative colour film
US6628848B1 (en) Image reading apparatus
US6757083B1 (en) Image input apparatus
JP2542179B2 (ja) カラ―画像複製方法
JPH05273672A (ja) 補償光源を備えたカラー・イメージ再生装置および方法
US4965592A (en) Image processing apparatus for reproducing images on projector screen and photosensitive medium
JPS59195639A (ja) カラ−アナライザ
JP2614937B2 (ja) 写真プリンタ
US4878111A (en) Process and apparatus for the preparation of photographic images from transparent masters
US2985086A (en) Photographic printing
JP2788180B2 (ja) 画像出力装置
JP2554754B2 (ja) 写真プリント方法
JP2915265B2 (ja) 光学装置
JPS5910943A (ja) カラ−写真焼付装置
JPH04143745A (ja) 画像読取装置
JPH07281283A (ja) 写真処理システム
JPH0468861A (ja) 画像読取装置
JP2613306B2 (ja) 写真プリント方法